JP2780442B2 - ヘッド用のステッピングモータ駆動装置 - Google Patents

ヘッド用のステッピングモータ駆動装置

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JP2780442B2
JP2780442B2 JP2141894A JP14189490A JP2780442B2 JP 2780442 B2 JP2780442 B2 JP 2780442B2 JP 2141894 A JP2141894 A JP 2141894A JP 14189490 A JP14189490 A JP 14189490A JP 2780442 B2 JP2780442 B2 JP 2780442B2
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、フレキシブルデイスク駆動装置(以下、
FDD装置という)等におけるヘッド用のステッピングモ
ータ駆動装置に関するものである。
[従来の技術] 第4図は、従来のFFD装置のステッピングモーター
(以下、モーターという)駆動装置を示すブロック線
図、第5図は第4図に示す装置のタイミングチャートで
あり記録媒体であるフレキシブルデスク(以下、FDとい
う)の最内周トラック位置にある磁気ヘッドを最外周ト
ラック位置、即ち、トラックゼロ位置へ移動させるとき
のタイミングチャートである。以下に、図に基ずいてそ
の構成を説明する、(1)はFDD装置を駆動するリター
ン信号出力手段としてのシステムFDDコントローラ(以
下、システムという)であり、(2)はシステム(1)
に設けられたステップパルス信号出力端子、(3)はモ
ーターの回転方向を切換えるシステム(1)に設けられ
たデイレクション切換信号出力端子、(4)は磁気ヘッ
ドがFDのトラックゼロ位置にあるときにFDD装置より送
られる信号をうけるシステム(1)に設けられたトラッ
クゼロ信号入力端子、(5)はステップパルス信号出力
端子(2)から出力されるステップパルス信号、(6)
はディレクション切換信号出力端子(3)から出力され
るディレクション切換信号、(7)はステップパルス信
号(5)及びディレクション切換信号(6)を受けてデ
ィレクション切換時にディレクション切換リセット信号
(8)を出力するディレクション切換信号検出回路であ
り、リセット時にはLレベルのディレクション切換リセ
ット信号(8)を出力する。(9)はステップパルス信
号間隔検出回路としてのステップパルス間隔検出回路で
あり、ステップパルス信号(5)とディレクション切換
リセット信号(8)とを受けステップパルス信号(5)
のパルス間隔を検出し、このパルス間隔が或る所定範囲
Tsを超えた時にはその出力であるステップパルス間隔検
出信号(10)をHレベルに切換え、パルス間隔が所定範
囲Ts内に戻ったときにはLレベルに戻す。またデイレク
ション切換の指令に基づきディレクション切換リセット
信号(8)がLレベルのパルスとなったときには優先的
にステップパルス間隔検出信号(10)のレベルをLレベ
ルにする。(11)はセカンドパルス発生タイミング変更
回路としてのセカンドパルス切換回路でありステップパ
ルス信号(5)とステップパルス間隔検出信号(10)と
を受けて、その論理に応じ、ステップパルス信号(5)
からある一定時間遅れたセカンドステップパルス信号
(12)を出力する、(13)はパルス列生成回路であり、
ステップパルス信号(5)とセカンドステップパルス信
号(12)とを受けて、その2つのパルス信号を合成した
内部ステップパルス信号(14)を作るとともに、この内
部ステップパルス信号(14)のパルスに従ってA相、B
相、C相、D相からなるモーター相出力(15)を出力す
る。(16)はモーター駆動回路であり、モーター相出力
(15)を受けてその指示に従ってモーター(17)を駆動
する。例えばモーター相出力(18)がA、B、C、D、
A相の順に出力された場合には、FDの外周から内周へ磁
気ヘッドが移動するようにモーター(17)を駆動し、そ
の逆にD、C、B、A、D相の順に出力された場合に
は、FDの内周から外周へ磁気ヘッドが移動するようにモ
ーター(17)を駆動するもので、この切換わりはディレ
クション切換信号(6)の指示にもとずいておこなわれ
るものである。(18)はトラックゼロ検出回路であり、
磁気ヘッドがFDの最外周トラック、即ちトラックゼロ位
置にあるときに、その出力であるトラックゼロ信号(1
9)をHレベルからLレベルに切換えるとともに、シス
テム(1)のトラックゼロ信号入力端子(4)に出力す
る。
以下、第5図のタイミングチャートに基ずいてその動
作を説明する。ところで、情報がこのFDに円状に記録さ
れ、この記録された同心円1本1本をトラックと一般に
呼び、本従来例においては、このトラックを80本有する
3・5インチのFDを使ったものであり最内周トラックを
トラック79、最外周トラックをトラック0と呼ぶことに
する。また、システム(1)に内蔵されたFDD装置を駆
動する集積回路(以下、FDCという)は、FDの大きさの
種類、即ち8;5.25;3.5インチのなかで従来8及び5.25イ
ンチFDD装置用のFDCとして作られたため3.5インチ用のF
DCとして使用するには、インターフェイスの論理を反転
させたり出力タイミングを変えたりするなどの変更が必
要であった。即ち、第5図のタイミングチャートに示す
ように磁気ヘッドがトラック79にあるときにその磁気ヘ
ッドをトラック0に移動させるリターン信号としてのRT
Z命令(リターン ツー ゼロ命令)を行なう場合トラ
ックの数が8及び5.25インチのFDでは77トラックであ
り、3.5インチのFDでは80トラックを有し互いに異な
り、このRTZ命令時に必要な最大ステップパルス数は前
者では76個、後者では79個となる。このため8及び5.25
インチFD用に作られたFDCは1回のRTZ命令でステップパ
ルスを予備を含めて77個しか出力しないものがあり、こ
のようなFDCを80トラックを有する3.5インチのFDを使用
した本従来例では、磁気ヘッドがトラック79にあるとき
のRTZ命令で77個目のT77のステップパルス信号(5)を
受けても、磁気ヘッドがトラック2にしか戻らず、トラ
ックゼロ検出回路(18)はHレベルを維持しているので
繰り返しRTZ命令を行なう必要がある。この77個目のス
テップパルスT77と次のステップパルスT78との時間間隔
TWは、トラック0の検出や、RTZ再命令等のため、RTZ命
令時の連続した77個のステップパルスのパルス間隔TR
り長くなるのが一般的である。(TR<TW)ここでパルス
間隔TRが設定時間TSより短く、かつTWがTSより長いと、
パルス間隔がTRのときは、セカンドパルスはT1時間後
に、T77のステップパルスから、TW時間後のステップパ
ルスT78のセカンドパルスはT2時間後、T79のセカンドパ
ルスは、T1時間後となる。このようにセカンドパルスの
時間はTW後だけがT2となり、T2から次のステップパルス
T79までの時間TS 78が極端に短くなり、そのときのモー
ター相出力(15)のB相の出力にモーター(17)が追随
できないうちに、次の相Aが出力されるので、モーター
(17)の応答はさらに遅れ、トラックゼロ検出回路(1
8)から出力されるトラックゼロ信号(19)がLレベル
を出力するのが、次のステップパルスT80の入力よりも
遅れて、T80のステップパルスに対するモーター相出力
(15)が発生し磁気ヘッドは決められた最外周のトラッ
ク0より、更に外側へ移動してしまうことになる。この
ような、磁気ヘッドの移動不良を無くすためには、セカ
ンドパルスの発生時間を、ステップパルス信号(5)の
最小パルス間隔の半分の時間に出力するように固定する
とよいことが一般に知られているが、このように、セカ
ンドパルス発生時間を固定すると、長い間隔のステップ
パルスが入力されたとき、各モーター相出力(15)の時
間が一定とならないためモーターの挙動が不安定とな
り、騒音が発生する。また磁気ヘッドがトラック0にあ
ることを検出するトラックゼロセンサーの調整によって
も、防止することはできるが、調整範囲が狭くなるため
量産性が悪化する問題点がある。
[発明が解決しようとする課題] 従来のFDD装置のモーター駆動装置は、以上のように
構成されているので、ステップパルス間隔が所定の範囲
を超えたときに発生する短時間のモーター相出力に、モ
ーターの動作が追随できず、命令したトラックへの移動
不良など誤動作が発生したり、例えば、8及び5.25イン
チのFD用のFDCを3.5インチFDに用いる場合等のようにRT
Z命令を2回行う必要がある場合には、先のRTZ命令の最
後のパルスと後のRTZ命令の最初のパルスとが一連のパ
ルスと認識されないように、先と後のRTZ命令の間隔を
長くすることが、システム側に要求されたり、また、従
来の対策では、騒音、量産性に弊害を生じ信頼性が低
く、高速性の劣る製品になり、更にシステム側に制限が
設けられるなどの問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するために為
されたもので、リターン信号を2回出力してヘッドを最
外周トラックの位置に移動するFDD装置等におけるヘッ
ド用のステッピングモータ駆動装置において、ヘッドを
最外周トラックの位置に正確に移動すると共に、リター
ン信号の出力間隔を長くすることなく、高速かつ、信頼
性の高い、汎用性のあるヘッド用のステッピングモータ
駆動装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明にかかるヘッド用のステッピングモータ駆動
装置は、ステップパルス信号間隔検出回路の出力に基づ
いて先発のリターン信号中の最後のステップパルス信号
と再度のリターン信号中の最初のステップパルス信号と
の信号間隔が所定間隔より長くなった場合にパルス列生
成回路へのそれ以降のステップパルス信号の出力を停止
しステップパルス信号の出力を停止してから所定時間経
過後にステップパルス信号の出力を再開するステップパ
ルス信号出力制限回路を備えたものである。
[作用] ステップパルス信号間隔検出回路の出力に基づいて先
発のリターン信号中の最後のステップパルス信号と再度
のリターン信号中の最初のステップパルス信号との信号
間隔が所定間隔より長くなった場合にパルス列生成回路
へのそれ以降のステップパルス信号の出力を停止しステ
ップパルス信号の出力を停止してから所定時間経過後に
ステップパルス信号の出力を再開するステップパルス信
号出力制限回路を備えたので、ヘッドを正確に最外周ト
ラックの位置に移動する。また、リターン信号出力手段
からの先発のリターン信号と再度のリターン信号との出
力間隔を、先発のリターン信号の最後のステップパルス
信号と再度のリターン信号の最初のステップパルス信号
とが一連のステップパルス信号と認識されないように長
くせずに済み、ヘッドを比較的高速に最外周トラックの
位置に移動できると共に、信頼性の高い、汎用性のある
ヘッド用のステッピングモータ駆動装置を得る。
さらに、ステップパルス信号出力制限回路は、パルス
列生成回路へのステップパルス信号の出力を停止してい
る場合に、ヘッドを最外周トラックの位置に移動させる
ための新たなパルス列を内部で生成してパルス列生成回
路に出力するので、ヘッドをより正確かつ高速に最外周
トラックの位置に移動する。
[実施例] 以下に本発明の第1の実施例を第1図、第2図に基ず
いて説明する。第1図はFDD装置のモーター駆動装置を
示すブロック線図、第2図は磁気ヘッドが記録媒体の最
内周のトラック79にあるときRTZ命令を受けて、最外周
のトラック0へ移動するときのタイミングチャートであ
り、従来例と同じFDCを搭載している。
以下に、この構成を第1図に基ずいて説明する。尚、
従来例と同一符号は、同一、または相当部分を示した。
(101)は入力パルス制限回路であり、ステップパル
ス信号(5)とステップパルス間隔検出信号(10)とを
受けて、その論理に基ずき内部処理を行ないその結果と
して、ステップパルス信号(5)の入力をそのまま内部
ファーストステップパルス信号(103)としてセカンド
パルス切換回路(11)及びパルス列生成回路(13)へ出
力し、また、ステップパルス信号(5)の入力を一定時
間受け付けずに内部ファーストステップパルス信号(10
3)の出力を停止するものである、以下に、その詳細を
説明する。尚、図中の点線で示す信号の流れは、次に説
明する第2の実施例のものである。
FDD装置を駆動するシステム(1)に設けられたステ
ップパルス信号出力端子(2)から出力されたステップ
パルス信号(5)はディレクション切換検出回路
(7)、ステップパルス間隔検出回路(9)及び入力パ
ルス制限回路(101)に入力される、また、システム
(1)に設けられたディレクション切換信号出力端子
(3)から出力されるディレクション切換信号(6)は
ディレクション切換検出回路(7)及びパルス列生成回
路(13)に入力される。これらの信号を受けたディレク
ション切換検出回路(7)ではディレクション切換信号
(6)のHレベルからLレベル、もしくは、Lレベルか
らHレベルへの変化を検出しLレベルのパルス信号であ
るディレクション切換リセット信号(8)をステップパ
ルス間隔検出回路(9)へ出力する。ステップパルス間
隔検出回路(9)ではステップパルス信号(5)のパル
ス間隔を検出し、その間隔が所定の範囲内にあるときに
はLレベルの信号をつぎのパルス間隔が検出されるまで
ステップパルス間隔検出信号(10)としてセカンドパル
ス切換回路(11)及び入力パルス制限回路(101)へ出
力する。しかしステップパルス間隔検出回路(9)がL
レベルのディレクション切換リセット信号(8)をうけ
た時には優先的にステップパルス間隔検出信号(10)を
Lレベルにする。入力パルス制限回路(101)はステッ
プパルス間隔検出信号(10)に基ずきその内部でHレベ
ル又はLレベルの入力パルス制限信号(102)を生成す
る。この信号(102)がLレベルの時、即ちLレベルの
ステップパルス間隔検出信号(10)の入力を受た場合に
は、ステップパルス信号(5)を内部ファーストステッ
プパルス信号(103)として、セカンドパルス切換回路
(11)及びパルス列生成回路(13)へ出力する。又、入
力パルス制限信号(102)がHレベルの時、即ちHレベ
ルのステップパルス間隔検出信号(10)の入力を受た場
合には、入力パルス制限信号(102)を所定の時間Hレ
ベルに保持し、この間はステップパルス信号(5)の入
力を受け付けずセカンドパルス切換回路(11)及びパル
ス列生成回路(13)へ出力される内部ファーストステッ
プパルス信号(103)をHレベルに維持し、Lレベルの
パルスを出力しない。ステップパルス間隔検出信号(1
0)と内部ファーストステップパルス信号(103)とが入
力されるとセカンドパルス切換回路(11)ではステップ
パルス間隔検出信号(10)がLレベルの時には内部ファ
ーストステップパルス信号(103)のLレベルのパルス
を受けてから所定の時間T1だけ遅らせてLレベルのセカ
ンドステップパルス信号(12)を出力する。また、ステ
ップパルス間隔検出信号(10)がHレベルに切換わった
ときには内部ファーストステップパルス信号(103)の
Lレベルのパルスを受けてからT1より長い所定の時間T2
だけ遅らせてLレベルのセカンドステップパルス信号
(12)を出力する。デイレクション切換信号(6)と、
セカンドステップパルス信号(12)と、内部ファースト
ステップパルス信号(103)とを入力するパルス列生成
回路(13)では、セカンドステップパルス信号(12)
と、内部ファーストステップパルス信号(103)とを合
成した内部ステップパルス信号(14)を生成し、この生
成した内部ステップパルス信号(14)をA、B、C、D
相からなるモーター相出力(15)に変換してモーター駆
動回路(16)へ磁気ヘッドが内から外へ向かうように
D、C、B、A、D相順に出力する。この間にディレク
ション切換信号(6)が切換わるとその時点で相の順序
を逆回りに切換える。即ちD相で切換われば磁気ヘッド
が外から内へ向かうようにD、A、B、C、D相の順に
なる。モーター駆動回路(16)では、モーター相出力
(15)を増幅してモーター(17)を駆動する。モーター
駆動回路(16)及びモーター(17)からの出力信号をう
けてトラック0位置を検出するトラックゼロ検出回路
(18)ではトラック0位置を検出したときにその出力信
号であるトラックゼロ検出信号(19)をHレベルからL
レベルに切換える。このトラックゼロ検出信号(19)は
システム(1)のトラックゼロ信号入力端子(4)に伝
達される。
次に、第2図に基ずいて磁気ヘッドがFDの最内周位
置、即ちトラック79位置にあるときに、RTZ命令を受け
て、最外周のトラック0位置に移動する動作を説明す
る。
RTZ命令に基ずきシステム(1)のFDCより出力された
1個のステップパルスを受けて2個のステップパルスを
生成し、モーターを2ステップ駆動することにより磁気
ヘッドを1トラックづつ移動し続けてきたFDD装置が77
個目のステップパルスT77を受けて磁気ヘッドをトラッ
ク2に移動させている。この時点ではトラックゼロ検出
回路(18)はゼロ位置を検出していないのでゼロ位置検
出信号を出力することができないので、FDCは再度RTZ命
令を実行しステップパルス信号(5)を出力する。この
再度のRTZ命令により出力された最初のステップパルス
信号をT78とすると、このT78とT77とのパルス間隔は再
命令等の手間取りからT77以前のパルス間隔及びT78以後
のパルス間隔TRよりも長い間隔TWとなる。このTWなるパ
ルス間隔が所定の時間TSより長いことを検出したステッ
プパルス間隔検出回路(9)は、その出力であるステッ
プパルス間隔検出信号(10)をパルスT78が入力された
時点でLレベルからHレベルにに切換え、所定の時間TS
より短いTR時間間隔の次のステップパルスを受けてLレ
ベルに戻る。この時、入力パルス制限回路(101)はス
テップパルス間隔検出信号(10)のHレベル信号を受け
て入力パルス制限信号(102)をLレベルからHレベル
に切換えるとともにステップパルス間隔検出信号(10)
がLレベルに戻った時点から更にTSET時間の間このHレ
ベルを維持した後Lレベルに戻る。そして、ステップパ
ルス信号T78を内部ファーストステップパルス信号(10
3)として出力し以後TSET時間が終るまでの間はステッ
プパルス信号(5)のパルスを受け付けずTSET時間が過
ぎたあとの最初のステップパルスをT79として受け付け
る。ステップパルス信号T77に対応する内部ファースト
ステップパルス信号(103)を受けたセカンドパルス切
換回路(11)では、パルスT77に対応するセカンドステ
ップパルス信号(12)即ちステップパルス信号(5)の
パルス間隔TRが所定時間内であることを検出したことを
意味しているところのLレベルの信号に基ずき内部ファ
ーストステップパルス信号(103)よりT1時間だけ遅ら
せて、セカンドステップパルス信号(12)を出力する。
また、セカンドパルス切換回路(11)がステップパルス
信号T78に対応する内部ファーストステップパルス信号
(103)を受けたときには、パルス間隔TWが所定の時間
より長いことを検出したときにステップパルス間隔検出
回路(9)から出力されるHレベルのステップパルス間
隔検出信号(10)を受けてステップパルス信号T78よりT
2時間遅らせてセカンドステップパルス信号(12)を出
力する。この後TSET時間が終るまで入力パルス制限回路
(101)はステップパルス信号(5)の受付を停止す
る。そしてTSET時間が終り再び入力パルス制限信号(10
2)がLレベルに戻りステップパルス信号T79以後のステ
ップパルス信号(5)の受け付けを始める。そして、セ
カンドパルス切換回路(11)がこのステップパルス信号
T79に対応する内部ファーストステップパルス信号(10
3)を受けT1時間遅らせてLレベルのセカンドステップ
パルス信号(12)を出力する。セカンドパルス切換回路
(11)は、磁気ヘッドがトラック0位置に戻る最後のパ
ルスであるステップパルス信号T79対応のセカンドステ
ップパルス信号(12)及び、ステップパルス間隔検出信
号(10)のLレベル信号を受けてステップパルス信号T
79よりT1時間遅らせて、対応するセカンドステップパル
ス信号(12)を出力する。内部ファーストステップパル
ス信号(103)及び、セカンドステップパルス信号(1
2)を受けたパルス列生成回路(13)ではこれらのパル
スをもとにして内部ステップパルス信号(14)を生成す
るとともに、これらをA、B、C、D相からなるモータ
ー相出力(15)に変換してモーター駆動回路(16)へ
D、C、B、A、D相順に出力する。このモーター駆動
回路(16)では受けたモーター相出力(15)を増幅して
モーター(17)に印加し、モーター(17)を駆動する。
ステップパルス信号(5)の1個のパルスで2個のモー
ター相出力(15)が作られ磁気ヘッドを1トラック分移
動させる機構と連結しているこのモーター(17)が磁気
ヘッドをトラック0位置に移動させる最後の指令を受け
て磁気ヘッドをトラック0位置に移動させるとトラック
ゼロ検出回路(18)はこれを検出してトラックゼロ検出
信号(19)をHレベルからLレベルに切り換へてシステ
ム(1)のトラックゼロ信号入力端子(4)に送信しFD
Cに作業完了を伝達する。これを受けたFDCはシステム
(1)からのステップパルス信号の出力を停止させて作
業を終了する。
本例におけるTSET時間は1個のステップパルスが入力
されモーターが駆動されてから磁気ヘッドの移動後、移
動したトラックに静止するまでの時間を採用している。
通常このTSET時間はステップパルス間隔TRの数倍に相当
している。以上により、本実施例におけるモーター相出
力は全てモーターの動作が追随できるだけの幅を所持し
たものとなっている。
次に第2の実施例の構成を第1図に基ずいて説明す
る。図において第1の実施例と共通な部分は省略し第2
の実施例の特徴とする部分を中心にして説明する。本実
施例における入力パルス制限回路(101)はステップパ
ルス信号(5)ステップパルス間隔検出信号(10)、及
び点線で示したトラックゼロ信号(19)をうけて、その
内部の論理に基ずきステップパルス信号(5)の入力を
内部ファーストステップパルス信号(103)とし出力し
たりステップパルス信号(5)の入力を受け付けず内部
で新たなステップパルス信号を作りこれを内部ファース
トステップパルス信号(103)として出力したり、この
内部で作成するパルスを停止させるなどの機能を有して
いるものであり、以下にその構成の詳細について説明す
る。
ステップパルス信号(5)のパルス間隔が所定の間隔
TSより短い間隔から長い間隔に変化するとこの間隔を検
出しているステップパルス間隔検出回路(9)はその出
力信号であるステップパルス間隔検出信号(10)をLレ
ベルからHレベルに切換える、そして次に検出した間隔
がTS内に戻るとステップパルス間隔検出信号(10)をH
レベルからLレベルに切換える。このステップパルス間
隔検出信号(10)がHレベルからLレベルへの切換わり
のときに入力パルス制限回路(101)はその内部で入力
パルス制限信号(102)をLレベルからHレベルに切換
えてこの状態を所定のTSET時間継続した後Lレベルに戻
る。入力パルス制限回路(101)は、入力パルス制限信
号(102)がLレベルににあるときには、受けたステッ
プパルス信号(5)を内部ファーストステップパルス信
号(103)としてそのままセカンドパルス切換回路(1
1)及びパルス列生成回路(13)へ出力するが、入力パ
ルス制限信号(102)がHレベルのときには、ステップ
パルス信号(5)を受付ず、内部にて新たな所定のパル
ス間隔を有するステップパルス信号を生成し内部ファー
ストステップパルス信号(103)として出力する。ま
た、この入力パルス制限信号(102)がHレベルにあり
新たなステップパルスを生成しているときに磁気ヘッド
がトラック0位置に移動し、トラックゼロ検出回路(1
8)がモーター駆動回路(16)及びモーター(17)から
の情報を得その出力であるトラックゼロ信号(19)をL
レベルからHレベルに切換えて、このLレベルからHレ
ベルに切換ったトラックゼロ信号(19)を入力パルス制
限回路(101)へ出力すると、これを受けた入力パルス
制限回路(101)ではあらたなステップパルス信号の生
成を停止する構成になっている。
第3図は、本実施例のタイミングチャートであり磁気
ヘッドがトラック79位置にあるときにRTZ命令を受けた
場合の例である。以下にその動作を第3図に基ずいて説
明する。第1の実施例と同じように77個のステップパル
ス信号(5)をうけて磁気ヘッドがトラック2位置まで
進み再びRTZ命令を受けて、今トラックゼロ信号(19)
にステップパルス信号(5)のパルスがT77−T78−T79
へと順次入力されている。第1の実施例と同じくパルス
T77とT78とのパルス間隔はTW、T78とT79とのパルス間隔
はTR、但し、TW>TS≧TRとなりそのパルス間隔に応じ
て、ステップパルス間隔検出信号(10)は、T78入力時
にHレベル、T79入力時にLレベルに切換わる。このス
テップパルス間隔検出信号(10)のL−H−Lレベルの
変化を入力パルス制限回路(101)が受けパルスT79入力
時には入力パルス制限信号(102)をLレベルからHレ
ベルに変化させかつこのHレベル期間をTSET時間維持す
る。この入力パルス制限信号(102)がHレベルにある
ときに入力パルス制限回路(101)はステップパルス信
号(5)の入力をそのTSET時間制限する。即ちステップ
パルスT79に対応する入力パルス制限回路(101)からの
出力は中断され、代って内部ファーストステップパルス
信号(103)のパルス(104)が入力パルス制限回路(10
1)で作られて、ステップパルスT79に代ってセカンドパ
ルス切換回路(11)及びパルス列生成回路(13)に出力
される。磁気ヘッドがトラック0位置に戻る最後の、こ
の内部ファーストステップパルス信号(104)を受けた
セカンドパルス切換回路(11)ではセカンドステップパ
ルス信号(12)を生成しパルス列生成回路(13)へ出力
する。そしてパルス列生成回路(13)では、この最後の
セカンドステップパルスをD相なるモーター相出力(1
5)に変換しモーター駆動回路(16)に出力する。モー
ター駆動回路(16)ではこの最後のD相なるモーター相
出力(15)を増幅してモーター(17)を駆動する。この
結果モーター(17)に連結されている磁気ヘッド駆動機
構は磁気ヘッドをトラック0位置に移動させる。トラッ
クゼロ検出回路(18)では、トラック0位置に磁気ヘッ
ドが移動したことをモーター駆動回路(16)及びモータ
ー(17)からの情報として受て検出しトラックゼロ信号
(19)をHレベルからLレベルに切換えてシステム
(1)のトラックゼロ信号出力端子(4)及び入力パル
ス制限回路(101)へ出力する。これを受けたシステム
(1)はステップパルス信号の出力を停止させる。ま
た、入力パルス制限回路(101)では内部ファーストス
テップパルス信号(103)の生成を停止し作業を完了す
る。以上の処置により、ステップパルスT78、T79対応
の、内部ファーストステップパルス信号と、そのセカン
ドステップパルス信号のそれぞれのパルス間隔は、モー
ター(17)の動作が追随できる実験的に求められた最小
の時間よりも大きく設定された時間である。また本例に
おけるTSET時間は上記の実験的に求めた最小の時間に矛
盾しないように設定した時間であり、第1の実施例にお
けるTSET時間とは異なるものである。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、ステップパルス信号
間隔検出回路の出力に基づいて先発のリターン信号中の
最後のステップパルス信号と再度のリターン信号中の最
初のステップパルス信号との信号間隔が所定間隔より長
くなった場合にパルス列生成回路へのそれ以降のステッ
プパルス信号の出力を停止しステップパルス信号の出力
を停止してから所定時間経過後にステップパルス信号の
出力を再開するステップパルス信号出力制限回路を備え
たので、ヘッドを正確に最外周トラックの位置に移動す
る。また、リターン信号出力手段からの先発のリターン
信号と再度のリターン信号との出力間隔を、先発のリタ
ーン信号の最後のステップパルス信号と再度のリターン
信号の最初のステップパルス信号とが一連のステップパ
ルス信号と認識されないように長くせずに済み、ヘッド
を比較的高速に最外周トラックの位置に移動できると共
に、信頼性の高い、汎用性のあるヘッド用のステッピン
グモータ駆動装置を得ることができる、 さらに、ステップパルス信号出力制限回路は、パルス
列生成回路へのステップパルス信号の出力を停止してい
る場合に、ヘッドを最外周トラックの位置に移動させる
ための新たなパルス列を内部で生成してパルス列生成回
路に出力するので、ヘッドをより正確かつ高速に最外周
トラックの位置に移動することができる、効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1、第2の実施例によるFDD装置の
モーター駆動装置のブロック線図、第2図及び、第3図
は第1図に示す第1、第2の実施例のタイミングチャー
ト、第4図は従来のFDD装置のモーター駆動装置を示す
ブロック線図、第5図は第4図のタイミングチャートで
ある。 図において、(5)……ステップパルス信号、(9)…
…ステップパルス間隔検出回路、(10)……ステップパ
ルス間隔検出信号、(11)……セカンドパルス切換回
路、(13)……パルス列生成回路、(16)……モーター
駆動回路、(101)……入力パルス制限回路、(103)…
…内部ファーストステップパルス信号である。 なお、図中同一部分または相当部分は同一符号により示
す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドをディスク状記録媒体の最内周トラ
    ックから最外周トラックに移動するステッピングモータ
    と、所定数のステップパルス信号を含むリターン信号を
    出力し、前記ヘッドの位置を検出する位置検出手段が前
    記リターン信号の出力後に前記最外周トラックの位置に
    前記ヘッドを未検出の場合に前記リターン信号を再度出
    力するリターン信号出力手段と、前記リターン信号中の
    1つのステップパルス信号で、2ステップ送り分のパル
    ス列を生成して前記ステッピングモータの駆動回路に印
    加するパルス列生成回路と、前記ステップパルス信号の
    信号間隔を検出するステップパルス信号間隔検出回路
    と、該ステップパルス信号間隔検出回路の出力に基づい
    て前記パルス列生成回路の2ステップ目のパルスの発生
    タイミングを変更するセカンドパルス発生タイミング変
    更回路とを備えたヘッド用のステッピングモータ駆動装
    置において、前記ステップパルス信号間隔検出回路の出
    力に基づいて先発の前記リターン信号中の最後のステッ
    プパルス信号と再度の前記リターン信号中の最初のステ
    ップパルス信号との信号間隔が所定間隔より長くなった
    場合に前記パルス列生成回路へのそれ以降のステップパ
    ルス信号の出力を停止し前記ステップパルス信号の出力
    を停止してから所定時間経過後に前記ステップパルス信
    号の出力を再開するステップパルス信号出力制限回路を
    備えたことを特徴とするヘッド用のステッピングモータ
    駆動装置。
  2. 【請求項2】ステップパルス信号出力制限回路は、パル
    ス列生成回路へのステップパルス信号の出力を停止して
    いる場合に、ヘッドを最外周トラックの位置に移動させ
    るための新たなパルス列を内部で生成して前記パルス列
    生成回路に出力することを特徴とする請求項1に記載の
    ヘッド用のステッピングモータ駆動装置。
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