JP2674409B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2674409B2
JP2674409B2 JP4022279A JP2227992A JP2674409B2 JP 2674409 B2 JP2674409 B2 JP 2674409B2 JP 4022279 A JP4022279 A JP 4022279A JP 2227992 A JP2227992 A JP 2227992A JP 2674409 B2 JP2674409 B2 JP 2674409B2
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capstan motor
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智彦 酒谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位相の整定時間を短縮
するヘリカルスキャン型磁気記録再生装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気記録再生装置のキャプスタン
モータ起動時の位相制御について簡単に説明する。
【0003】図3は従来の磁気記録再生装置のブロック
図である。図3において、1は磁気テープ、2はキャプ
スタンモータ、3はキャプスタンモータ2のキャプスタ
ン軸に圧着して磁気テープ1を走行させるピンチロー
ラ、4は磁気テープ1に信号の記録再生を行う回転ヘッ
ドである。また、5は磁気テープ1の駆動走行を制御す
るモータ制御回路で、その制御出力はキャプスタンモー
タ2に入力される。さらに、9はキャプスタンモータ2
の停止と起動を操作する操作スイッチ、11はキャプス
タンモータ2の停止制御を行う停止制御回路、12はキ
ャプスタンモータ2の起動制御を行う起動制御回路であ
る。操作スイッチ9は停止制御回路11と起動制御回路
12とに接続されていて、停止制御回路11より出力さ
れる停止制御信号と起動制御回路12より出力される起
動制御信号とは、ともにモータ制御回路5に供給され
る。
【0004】以上のように構成された従来の磁気記録再
生装置について説明する。磁気記録再生装置が再生状態
の場合、操作スイッチ9によって停止操作が行われる
と、停止制御回路11からモータ制御回路5へ停止指令
が送出される。これによりモータ制御回路5は、キャプ
スタンモータ2への駆動電流の供給を停止し、その結果
キャプスタンモータ2は停止する。
【0005】次に、操作スイッチ9によって起動操作が
行われると、起動制御回路12からモータ制御回路5へ
起動命令が送出される。これによりモータ制御回路5は
キャプスタンモータ2を起動させ、速度が整定した後に
位相引き込みを行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
成では、キャプスタンモータが起動して速度が整定した
直後の位相状態は一定でないため、位相引き込みに時間
がかかる場合があり、迅速に再生やつなぎ撮り録画が開
始できないという問題点を有していた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、簡単な構成で位相引き込み時間を短縮すると同時に
一定にする磁気記録再生装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の磁気記録再生装置は、磁気テープを駆動走行
させるキャプスタンモータと、前記キャプスタンモータ
の回転速度に比例した周波数のパルス信号を出力する第
1の信号出力手段と、前記第1の信号出力手段から出力
されるパルス信号をカウントするカウンタと、前記磁気
テープに対し信号の記録再生を行う回転ヘッドと、前記
回転ヘッドの回転位置に応じたパルス信号を出力する第
2の信号出力手段と、前記第2の信号出力手段より出力
されるパルス信号から、前記回転ヘッドの第1および第
2の回転位置データを検出する検出手段と、前記検出手
段によって検出された前記第1の回転位置データを記憶
するメモリ手段と、前記キャプスタンモータの停止と前
記カウンタのカウント動作の開始と前記メモリ手段の記
憶動作との制御を行う停止制御手段と、前記カウンタの
カウントデータと前記メモリ手段に格納された第1の回
転位置データと、前記検出手段より検出された第2の回
転位置データとに基づき遅延時間を算出する演算手段
と、前記遅延時間だけ遅らせたタイミングで前記キャプ
スタンモータを起動する起動制御手段とを備えている。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、停止操作時は回
転ヘッドの第1の回転位置データを記憶し、同時にキャ
プスタンモータに停止指令を送出する。そして停止指令
の送出から実際にキャプスタンモータが停止するまでの
間の、キャプスタンモータの回転速度に比例した周波数
のパルス信号のパルス数をカウントして記憶する。さら
に起動操作時は、回転ヘッドの第2の回転位置データを
検出し、前記カウントデータと、記憶した第1の回転位
置データと、検出した第2の回転位置データとから算出
した遅延時間だけ遅らせたタイミングでキャプスタンモ
ータを起動することにより、速度整定後の位相引き込み
時間を短縮し、同時に一定にする。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0011】図1は本実施例の磁気記録再生装置のブロ
ック図である。図1において、1は磁気テープ、2はキ
ャプスタンモータ、3はキャプスタンモータ2のキャプ
スタン軸に圧着して磁気テープ1を走行させるピンチロ
ーラ、13はキャプスタンモータ2の回転速度に比例し
た周波数のパルス信号(以下、FG信号と記述する)を
出力するFG信号出力器、4は磁気テープ1に信号の記
録再生を行う回転ヘッド、14は回転ヘッド4の回転位
置に応じたパルス信号(以下、ヘッドスイッチング信号
と記述する)を出力するヘッドスイッチング信号出力器
である。
【0012】5は磁気テープ1の駆動走行を制御するモ
ータ制御回路であり、その制御出力はキャプスタンモー
タ2に入力される。また、9はキャプスタンモータ2の
停止と起動を操作する操作スイッチ、7はキャプスタン
モータ2の停止制御を行う停止制御回路、8はキャプス
タンモータ2の起動制御を行う起動制御回路であり、1
5はヘッドスイッチング信号から回転ヘッド4の回転位
置を検出する回転位置検出回路、16は回転位置検出回
路15によって検出された回転ヘッド4の回転位置デー
タを記憶する記憶回路、6はFG信号のパルス数をカウ
ントするカウンタである。また、10はキャプスタンモ
ータ2の起動タイミングを遅延時間として算出する遅延
時間作成回路である。
【0013】ヘッドスイッチング信号出力器14から出
力されるヘッドスイッチング信号は回転位置検出回路1
5に供給されており、回転位置検出回路15によって検
出された回転位置データは、遅延時間作成回路10と記
憶回路16とに供給されている。また、操作スイッチ9
は停止制御回路7と起動制御回路8とに接続されてお
り、停止制御回路7の停止制御信号はモータ制御回路5
と記憶回路16とカウンタ6とに供給され、起動制御回
路8の起動制御信号はモータ制御回路5と遅延時間作成
回路10とに供給されている。FG信号出力器13より
出力されたFG信号はカウンタ6に供給され、カウンタ
6のカウントデータと回転位置検出回路15で検出され
た回転位置データと記憶装置16に格納された回転位置
データとが遅延時間作成回路10に供給されていて、遅
延時間作成回路10から出力される遅延時間データは起
動制御回路8へ供給されている。
【0014】また、図2は本実施例の磁気記録再生装置
の停止動作と起動動作の説明図である。図2において、
(a)は磁気記録再生装置の停止動作と起動動作におけ
る磁気テープ移動量を面積で表したものであり、(b)
は回転ヘッド4のヘッドスイッチング信号を(a)と同
じ時間軸で表したものである。
【0015】図2(a)において、t2は操作スイッチ
9によって停止操作が行われた時刻、t1は時刻t2以
前で最後にヘッドスイッチング信号のリーディングエッ
ジが到来した時刻、t4は操作スイッチ9によって起動
操作が行われた時刻、t3は時刻t4以前で最後にヘッ
ドスイッチング信号のリーディングエッジが到来した時
刻、t5はキャプスタンモータ2が実際に起動する時
刻、t6はキャプスタンモータ2の速度が整定する時
刻、t7はキャプスタンモータ2が起動して速度が整定
してから最初にヘッドスイッチング信号のリーディング
エッジが到来する時刻である。また、Vは定常状態での
磁気テープ移動速度、Lはキャプスタンモータ2が起動
してから速度がVに整定するまでの磁気テープ移動量、
S1は操作スイッチ9による停止操作が行われてから実
際にキャプスタンモータ2が停止するまでの間の磁気テ
ープ移動量と、時刻t1から時刻t2までの間に移動し
た磁気テープ移動量とを合計した磁気テープ移動量、S
2はキャプスタンモータ2の速度がVに整定してから最
初のヘッドスイッチング信号のリーディングエッジが到
来するまでの間の磁気テープ移動量をそれぞれ表してお
り、時刻t1以前と時刻t7以降は位相が整定している
とする。
【0016】また、図2(b)において、Xは遅延時間
作成回路10で算出する遅延時間、Tはヘッドスイッチ
ング信号の周期、Zはキャプスタンモータ2が起動して
から速度がVに整定するまでの所要時間、P′は時刻t
2における回転ヘッド4の回転位置データPから算出す
る時間データ、R′は時刻t4における回転ヘッド4の
回転位置データRから算出する時間データである。
【0017】以上のように構成された本実施例の磁気記
録再生装置について説明する。磁気記録再生装置が再生
状態の場合、操作スイッチ9によって時刻t2において
停止操作が行われると、停止制御回路7はモータ制御回
路5へ停止指令を送出するとともにカウンタ6のカウン
ト動作を開始させる。同時に、回転位置検出回路15に
よって検出された、時刻t2における回転ヘッド4の回
転位置データPを記憶回路16に格納させる。
【0018】停止指令の送出によりキャプスタンモータ
2は停止しようとするが、慣性力等の影響で瞬時に停止
することはできず、実際は停止指令が送出されてから若
干進んだ位置で停止する。すなわち、停止指令送出時の
磁気テープ位置と実際にキャプスタンモータ2が停止し
た時の磁気テープ停止位置とにずれ(以下、停止誤差量
と記述する)が生じる。カウンタ6は、時刻t2からキ
ャプスタンモータ2が停止するまでのFGパルス数をカ
ウントするため、カウンタ6のカウントデータから停止
誤差量を算出することができる。また、この時ピンチロ
ーラ3はキャプスタンモータ2のキャプスタン軸に圧着
したままなので、実際の磁気テープ停止位置と算出した
停止誤差量とは保持されている。
【0019】次に、操作スイッチ9によって起動操作が
行われると、起動制御回路8は遅延時間作成回路10へ
遅延時間作成指令を出力する。これにより遅延時間作成
回路10は、まず起動操作が行われた時刻t4における
回転ヘッド4の回転位置データRを回転位置検出回路1
5より取り込む。そして、回転位置データRと記憶回路
16に格納された回転位置データPと、カウンタ6のカ
ウントデータとから遅延時間データXを演算する。そし
て、起動操作を行った時刻t4から遅延時間Xの経過後
の時刻t5でモータ制御回路5へ起動指令を送出し、キ
ャプスタンモータ2を起動する。ここで、遅延時間Xは
(数2)に示す関係式より算出する。
【0020】
【数2】
【0021】ただし、Xは遅延時間(s)、nは任意の
自然数、Tは第2の信号出力手段のパルス信号の周期
(s)、Yはカウンタのカウントデータから算出する磁
気テープ移動量(m)、Vは定常状態での磁気テープ移
動速度(m/s)、Lはキャプスタンモータが起動して
から速度がV(m/s)に整定するまでの磁気テープ移
動量(m)、Zはキャプスタンモータが起動してから速
度がV(m/s)に整定するまでの所用時間(s)、P
は第1の回転位置データ(rad)、Rは第2の回転位
置データ(rad)である。
【0022】以下に(数2)に示す関係式について説明
する。図2において、時刻t1と時刻t7の間の磁気テ
ープ移動量の合計が、ヘッドスイッチング信号1周期あ
たりの定常状態での磁気テープ移動量の整数倍になって
いれば、時刻t7での位相状態は時刻t1の位相状態と
等しくなる。これは、時刻t7において位相が整定して
いることと同値であり、位相引き込み時間が常に0に収
束することを意味する。この結果、従来は時間のかかっ
ていた位相引き込み時間を短縮するとともに一定にする
ことができる。このような条件を関係式にまとめると、
【0023】
【数3】
【0024】となる。ただし、n1は任意の自然数であ
る。ここで、図2のS1は(数2)における算出磁気テ
ープ移動量Yと、時刻t1から時刻t2までの磁気テー
プ移動量との合計にほぼ等しいので
【0025】
【数4】
【0026】が成り立ち、さらにS2は
【0027】
【数5】
【0028】のように書き換えが可能である。ただし、
2は任意の自然数である。また、回転位置データPは
ヘッドスイッチング信号の位相を表すから、時間データ
P′は
【0029】
【数6】
【0030】のように表すことができ、同様に時間デー
タR′は
【0031】
【数7】
【0032】のように表すことができる。(数3)のn
1と(数5)のn2とは任意の自然数であることに注意
し、(数4),(数5),(数6),(数7)を(数
3)式に代入して整理すると、(数2)に示す関係式を
導くことができる。
【0033】(数2)式において、キャプスタンモータ
2が起動してから速度がVに整定するまでの磁気テープ
移動量Lとその所要時間Zとは一定値と考えることがで
き、磁気テープ移動量Yはカウント6のカウントデータ
より算出できるので、遅延時間Xは、カウンタ6のカウ
ントデータと回転位置データPおよびRとから容易に算
出することができる。また自然数nは、遅延時間Xが負
にならないという条件の下で、最も遅延時間Xが短くな
るように設定すればよい。
【0034】この結果、速度整定後の位相引き込み時間
が短縮されるとともに引き込み時間をほぼ一定にするこ
とができる。また、温度変化等による停止誤差量のばら
つきが生じても、個々の停止誤差量に応じた遅延時間を
算出するため、常に同等の動作精度を維持することがで
きる。
【0035】以上のように本実施例によれば、磁気テー
プを駆動走行させるキャプスタンモータ(キャプスタン
モータ2)と、前記キャプスタンモータの回転速度に比
例した周波数のパルス信号を出力する第1の信号出力手
段(FG信号検出器13)と、前記第1の信号出力手段
から出力されるパルス信号をカウントするカウンタ(カ
ウンタ6)と、前記磁気テープに対し信号の記録再生を
行う回転ヘッド(回転ヘッド4)と、前記回転ヘッドの
回転位置に応じたパルス信号を出力する第2の信号出力
手段(ヘッドスイッチング信号出力器14)と、前記第
2の信号出力手段より出力されるパルス信号から、前記
回転ヘッドの第1および第2の回転位置データを検出す
る検出手段(回転位置検出回路15)と、前記検出手段
によって検出された前記第1の回転位置データを記憶す
るメモリ手段(記憶回路16)と、前記キャプスタンモ
ータの停止と前記カウンタのカウント動作の開始と前記
メモリ手段の記憶動作との制御を行う停止制御手段(停
止制御回路7)と、前記カウンタのカウントデータと前
記メモリ手段に格納された第1の回転位置データと、前
記検出手段より検出された第2の回転位置データとに基
づき遅延時間を算出する演算手段(遅延時間作成回路1
0)と、前記遅延時間だけおくらせたタイミングで前記
キャプスタンモータを起動する起動制御手段(起動制御
回路8)とを備えることより、簡単な構成で位相引き込
み時間を短縮し、同時に一定にすることができる。
【0036】なお、本実施例において遅延時間の算出は
(数2)に基づいてあらかじめ複数の遅延時間を算出し
てテーブル化しておき、前記カウントデータと前記第1
および第2の回転位置データとに応じて最適な遅延時間
を選択する方法でも同等の結果を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明は、キャプスタンモ
ータの回転速度に比例した周波数のパルス信号のパルス
数を記憶するカウンタと、回転ヘッドの回転位置データ
を検出する検出手段と、回転ヘッドの回転位置データを
記憶するメモリ手段と、前記カウンタのカウントデータ
と検出された前記回転位置データと格納された前記回転
位置データとから遅延時間を算出する演算手段とを設け
ることにより、簡単な構成で位相の引き込み時間を短縮
するとともに一定することができる。また、温度などの
外部環境に変化が生じても動作精度を維持することがで
き、その実用効果はきわめて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における磁気記録再生装置の構
成を示すブロック図
【図2】同実施例における磁気記録再生装置の停止動作
と起動動作を示す説明図
【図3】従来例における磁気記録再生装置の構成を示す
ブロック図
【符号の説明】
1 磁気テープ 2 キャプスタンモータ 3 ピンチローラ 4 回転ヘッド 6 カウンタ 7 停止制御回路 8 起動制御回路 10 遅延時間作成回路 13 FG信号出力器 14 ヘッドスイッチング信号出力器 15 回転位置検出回路 16 記憶回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを駆動走行させるキャプスタ
    ンモータと、 前記キャプスタンモータの回転速度に比例した周波数の
    パルス信号を出力する第1の信号出力手段と、 前記第1の信号出力手段から出力されるパルス信号をカ
    ウントするカウンタと、 前記磁気テープに対し信号の記録再生を行う回転ヘッド
    と、 前記回転ヘッドの回転位置に応じたパルス信号を出力す
    る第2の信号出力手段と、 前記第2の信号出力手段より出力されるパルス信号か
    ら、前記回転ヘッドの第1および第2の回転位置データ
    を検出する検出手段と、 前記検出手段によって検出された前記第1の回転位置デ
    ータを記憶するメモリ手段と、 前記キャプスタンモータの停止と前記カウンタのカウン
    ト動作の開始と前記メモリ手段の記憶動作との制御を行
    う停止制御手段と、 前記カウンタのカウントデータと前記メモリ手段に格納
    された第1の回転位置データと、前記検出手段より検出
    された第2の回転位置データとに基づき遅延時間を算出
    する演算手段と、 前記遅延時間だけおくらせたタイミングで前記キャプス
    タンモータを起動する磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 演算手段は、遅延時間を以下の数式によ
    り算出することを特徴とする請求項1記載の磁気記録再
    生装置。 【数1】 ただし、Xは遅延時間(s)、nは任意の自然数、Tは
    第2の信号出力手段のパルス信号の周期(s)、Yはカ
    ウンタのカウントデータから算出する磁気テープ移動量
    (m)、Vは定常状態での磁気テープ移動速度(m/
    s)、Lはキャプスタンモータが起動してから速度がV
    (m/s)に整定するまでの磁気テープ移動量(m)、
    Zはキャプスタンモータが起動してから速度がV(m/
    s)に整定するまでの所用時間(s)、Pは第1の回転
    位置データ(rad)、Rは第2の回転位置データ(r
    ad)である。
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