JPS62247777A - キヤプスタンモ−タの停止方法 - Google Patents

キヤプスタンモ−タの停止方法

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JPS62247777A
JPS62247777A JP61090809A JP9080986A JPS62247777A JP S62247777 A JPS62247777 A JP S62247777A JP 61090809 A JP61090809 A JP 61090809A JP 9080986 A JP9080986 A JP 9080986A JP S62247777 A JPS62247777 A JP S62247777A
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JP
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motor
time
signal
current
supply
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Application number
JP61090809A
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English (en)
Inventor
Junichiro Tabuchi
田渕 潤一郎
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 夕の回転を停止させるキャプスタンモータの停止方法に
関する。
〔従来の技術〕
従来、たとえばビデオテープレコーダの間欠スロー再生
、駒送り再生を行なう際は、キャプスタンモータの回転
と制動停止とをくり返し、テープの標準走行と走行停止
とをくり返す必要がある。
そして、前述の制動停止は、通常、つぎの2種類の方法
によって行なわれている。
(1)  ブレーキ電圧または電流の供給開始から停止
までの時間を、たとえばモノマルチの時定数によって予
め設定し、その時間だけブレーキ電圧または電流を供給
して制動停止を行なう方法。
(2ン  キャプスタンモータの近傍に、速度サーボを
行なうための回転検出器、すなわち回転速度に比例して
周波数が変化する周波数発電器(以下FGと称する)と
、停止タイミングを検出するためのFGとを所定角度だ
け離して設け、位相差を有する2種のFG倍信号得ると
ともに、両FG信号の位相関係の変化を検出してブレー
キ電圧捷たは電流の供給にもとづくキャプスタンモータ
の逆転開始タイミングを検出し、該検出によってブレー
キ電圧または電流の供給時間を設定して制動停止を行な
う方法(2FG方式の方法)。
また、特開昭57−184879号公報には、FG倍信
号周波数/電圧変換するとともに、再生コントロール信
号の周期で前記変換によって形成された電圧信号をザン
プルホールドし、かつ該ホールドによって得られたホー
ルド電圧にもとづき、ブレーキ電圧または電流の供給用
のモノマルチの時定数を可変し、キャプスタンモータを
制動停止することが記載されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、間欠スロー再生、駒送り再生などを行なう際
は、ビデオテープの走行を停止するときに、キャプスタ
ンモータの逆転によるテープの逆走行を防止して迅速か
つ正確にキャプスタンモータの回転を停止し、テープの
走行を停止する・必要があり、停止が不正確になれば、
ノイズバーが再生画面上に発生するなどの不都合が生じ
る。
そして、前述(1)の停止方法の場合は、ブレーキ電圧
寸たは電流の供給時間が予め設定されているため、キャ
プスタンモータのトルク、負荷の変動によって停止が不
正確になる。
また、(1)の停止方法において、モノマルチによって
前記供給時間を設定する場合および、前記公報の停止方
法の場合は、経時変化、温度変化などにもとづく回路定
数の変動によって停止が不正確になる。
さらに、前述の(2)の停止方法の場合は、2種のFG
倍信号用いることにより、ブレーキ電圧丑たは電流の供
給にもとづくキャプスタンモータの回転状態に応じてブ
レーキ電圧または電流の供給時間が可変され、いわゆる
閉ループ制御によって前記供給時間が定寸るだめ、前述
のトルク、負荷の変動および回路定数の変動が生じても
正確に停止することはできるが、FGおよびFG倍信号
増幅用のFGアンプを2個設ける必要があるとともに、
両FG信号の位相関係の変化からキャプスタンモータの
逆転開始タイミングを検出する回路などを設ける必要が
あり、部品点数が多くなって構成が複雑化する。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、前記の諸点に留意してなされたものであり
、キャプスタンモータの回転速度に比例した周波数の検
出信号を出力する1個の回転検出器と、タイマカウンタ
を内蔵し、前記モータへのブレーキ電圧または電流の供
給を制御するマイクロコンピュータとを備え、前記コン
ピュータにより、前記検出信号を用いた前記カウンタの
計時動作にもとづき、前記ブレーキ電圧または電流の供
給開始から前記モータの回転速度が前記供給開始の速度
から1/m (mは定数)ずつ低下する時間の計測を1
回(nは定数)くり返し、かつ前記1回の計測結果にも
とづき前記供給開始から前記モータが完全に停止するま
での全時間を予測するとともに、前記全時間の経過時に
前記ブレーキ電圧または電流の供給を停止し、前記モー
タを停止することを特徴とするキャプスタンモータの停
止方法である。
〔作 用〕
したがって、1個の回転検出器、すなわち1個のFGと
、マイクロコンピュータとを用いた部品点数の少ない構
成によってキャプスタンモータが制動停止され、このと
きブレーキ電圧まだは電流の供給にもとづくキャプスタ
ンモータの回転状態が、タイマカウンタの計時動作によ
って実測され、かつ実測結果からキャプスタンモータが
完全に停止するまでの全時間が予測されるとともに、予
測された全時間の終了までブレーキ電圧が供給されるた
め、いわゆる閉ループ制御によってブレーキ電圧または
電流の供給時間が設定され、キャプスタンモータが正確
に停止される。
〔実施例〕
つぎに、この発明を、その1実施例を示した第1図ない
し第7図とともに詳細に説明する。
(構 成) 第1図はVH8またはβ方式のビデオテープレコーダの
キャプスタンモータに適用した場合を示し、同図におい
て、(1)はビデオテープを走行させるキャプスタンモ
ータ、(2)はモータ(1)の近傍に設ケラれた1個の
回転検出器であり、周波数発電機すなわちFGからなり
、モータ(1)の回転速度に比例した周波数の検出信号
、すなわちFG倍信号出力する。(3)は検出器(2)
のFG倍信号整形、増幅して出力するアンプ、(4)は
再生中にコントロールヘッド(図示せず)から出力され
たテープの再生コントロール信号(以下コントロール信
号をCTL信号と称する)が入力されるCTL入力端子
であり、記録中には、記録映像信号中の垂直同期信号が
入力される。
(5)はアンプ(3)のFG倍信号よび入力端子(4)
のCTL信号が入力されるメカニズムコンl−ロール用
のマイクロコンピュータであり、後述するように2個の
タイマカウンタを内蔵し、機能的には、FG倍信号もと
づいて動作する速度サーボ手段(A)。
正/逆転切換手段(B)、ブレーキ制御手段(C)。
回転/停止切換手段(D)からなるモータ(1)の速度
制御ブロックと、CTL信号にもとづいて動作する位相
サーボ手段(E)および、位相の基準信号を発生する基
準信号発生手段(F)からなるモータ(1)の位相制御
ブロックとによって形成され、モータ(1)の通常の記
録、再生のサーボおよび、間欠スロー再生、駒送り再生
の制御などを行なう。
(6)はビデオテープレコーダ全体の動作を制御するシ
ステム制御部であり、記録、再生などのモード信号およ
び種4の動作制御信号をコンピュータ(5)に出力し、
コンピュータ(5)の動作を制御する。
(7)はサーボ手段(A)、(E)の速度2位相のサー
ボ信号VS 、 PSおよび制御手段(C)のブレーキ
制御信号BKが入力される加算器、(8)は加算器(7
)の出力信号および制御手段(B)、(D)の正/逆転
1回転/停止の切換信号F/R、0N10Fが入力され
る駆動回路であり、モータ(1)を駆動する。
ところで、コンピュータ(5)を回路的に示すと、はぼ
第2図のようになり、同図において、(5a)は入/出
力インタフェース(以下I10と称する)、(5b)は
中央処理装置(以下CPUと称する) 、(50)。
(5d)はリードオンリーメモリ(以下ROMと称する
)。
ランダムアクセスメモリ(以下RAMと称する)、(5
e)、(5f) ハ内Hの第1.第2のタイマカウンタ
であり、カウンタ(5e)がサーボ手段(A)の一部を
形成し、カウンタ(5f)が制御手段(C)の一部を形
成する。
なお、ROM(5c)にはCPU (5b)の制御プロ
グラムが記憶され、ROM(5c)のプログラムにもと
づき、CP U (5b)が、カラ:/ 夕(5e)、
(5f)の計時制御、 Ilo (5a)。
カウンタ(5e)、(5f)のデータ取込み RAM(
5C)を用いた演算処理、 l10(5a)へのデータ
出力などを行なうことにより、各手段(A)〜(E) 
の機能が達成される。
一方、検出器(2)のFG倍信号、前述したようにモー
タ(1)の回転速度に比例した周波数を有し、たとえば
サーボ信号VS 、 PSによってモータ(1)の回転
がサーボ制御される標準再生時に、その周波数が400
Hzになる。
(動 作) if、コンピュータ(1)の各手段(A)〜(E)の動
作を説明する。
サーボ手段(A)は、FG倍信号よってコンピュータ(
1)に割り込みが入る毎に、カウンタ(5e)の計時デ
ータを読み取るとともに、カウンタ(5e)をリセット
して再起動し、FG倍信号1周期毎に、モータ(1)の
現在の回転速度を測定し、モータ(1)をたとえば標準
再生の一定回転速度に制御するだめのサーボ信号■S、
すなわち測定したFG倍信号周波数と前記一定回転速度
のときのFG倍信号周波数との差に比例したレベルのサ
ーボ信号■Sを形成して出力するとともに、測定した回
転速度のデータを切換手段(B)、(D)および制御手
段(C)に出力する。
また、切換手段(B)、(D)は、FG倍信号回転速度
のデータ、制御信号BKおよび制御部(6)のモード信
号などにもとづき、モータ(1)を正/逆回転に切換え
設定するだめの切換信号F/R,モータ(1)への駆動
電圧の印加/遮断を切換え設定するだめの切換信号0N
10Fそれぞれを形成し、とくに、回転中のモータ(1
)を後述のブレーキ電圧または電流によって制動停止す
る際は、制御信号BKにもとづき、ブレーキ電圧または
電流の供給開始とほぼ同時に、切換手段(B)が逆転の
切換信号F/Rを形成して出力するとともに、ブレーキ
電圧または電流の供給停止とほぼ同時に、切換手段(D
)が停止の切換信号0N10Fを形成して出力する。
さらに、制御手段(C)は、FG倍信号回転速度のデー
タ、制御信号F/R,0N10Fおよび制御部(6)の
モード信号などにもとづき、モータ(1ンを制動停止す
る際に、後述の処理を行なって、ブレーキ電圧の供給制
御用の制御信号BK 、すなわち最大駆動電圧に制御す
る一定レベルの制御信号BKを出力する。
また、サーボ手段(E)は、再生中のCTL信号。
記録中の垂直同期信号および、発生手段(F)の基準信
号、制御部(6)のモード信号などにもとづき、再生中
にCTL信号と基準信号との位相差に比例したレベルの
位相のサーボ信号PSを形成して出力するとともに、記
録中に垂直同期信号と基準信号との位相差に比例したレ
ベルの位相のサーボ信号■Sを形成して出力する。
一方、加算器(7)は、モータ(1)のサーボ駆動中に
、サーボ信号VS 、 PSが入力されて両サーボ信号
■S。
PSの加算信号、すなわちモータ(1)の速度1位相の
変動にしたがってレベルが変化する信号を出力し、間欠
スロー再生、駒送り再生などを行なう際のモータ(1)
の制動停止時に、サーボ信号VS、PSとともに制御信
号BKが入力されて最大レベルの信号を出力する。
また、駆動回路(8)は、加算器(7)の出力信号のレ
ベルに比例してモータ(1)の駆動電圧まだは電流を制
御し、このとき、切換信号F/Rによって駆動電圧捷た
は電流の極性が切換えられるとともに、切換信号0N1
0Fによって駆動電圧または電流の供給/遮断が制御さ
れ、とくに、制御信号BKによって加算器(7)の出力
信号が最大レベルになる間は、逆転方向の最大電圧また
は電流のブレーキ電圧または電流をモータ(1)に供給
する。
つぎに、モータ(1)の制動停止を伴なう間欠スロー再
生、駒送り再生の際のモータ(1)の制御を説明する。
まず、間欠スロー再生または駒送り再生が操作設定され
ると、制御部(6)のモード信号および制御信号により
、コンピュータ(5)が間欠スロー再生または駒送り再
生の制御に設定される。
そして、間欠スロー再生、駒送り再生の場合は、モータ
(1)の回転と制動停止とを交互にくり返し、ビデオテ
ープの標準再生走行と走行停止とを交互にくり返すため
、切換手段(B)の切換信号F/Rは第3図(a)に示
すように、ブレーキ電圧または電流を供給するブレーキ
期間Taにのみ正転を指令するハイレベル(以下IT 
T(1+と称する)から逆転を指令するローレベ/I/
(以下II L”と称する)に反転し、切換手段(D)
の切換信号0N10Fは同図(b)に示すように、期間
Taの後縁からつぎにモータ(1)を起動して正方向の
回転を開始させるまでの停止期間TI)にのみ、供給を
指令するH″から供給停止を指令するII L +1に
反転する。
また、切換信号F/RがH゛′になる期間Thのうち、
切換信号0N10Fが°′H″になる走行期間Tcには
、サーボ手段(A)、(E)のサーボ信号VS 、 P
Sにもとづく駆動電圧まだは電流がモータ(1)に供給
され、残りのブレーキ期間Taには、制御手段(C)の
制御信号BKにもとづき、ブレーキ電圧または電流がモ
 −タ(1)に供給される。
したがって、モータ(1)は第3図(C)に示すように
、走行期間TcにFG倍信号400比になる一定回転速
度Vnにサーボされ、ブレーキ期間Taに速度Vnから
速度0に制動停止され、モータ(1)の回転と制動停止
とが交互にくり返えされる。なお、たとえば+1時にモ
ータ(1)が起動されると、同図(C)に示すようにモ
ータ(1)は少し遅れたtl′時に速度Vnに達する。
ところで、間欠スロー再生、駒送り再生においては、ブ
レーキ期間Ta 、すなわちブレーキ電圧まだは電流の
供給時間を、逆転を防止してモータ(1)を正確に停止
させる期間に設定することが、最も重要であり、かつ最
も困難とされている。
そして、この実施例では、つぎに説明するように、カウ
ンタ(5e)、(5f)の計時動作にもとづくコンピユ
ータ(5)の処理により、ブレーキ期間Ta 、すなわ
ちブレーキ電圧捷たは電流を供給する全時間Taを正確
に設定し、モータ(1)を正確に停止する。
つぎに、全時間Taを設定してモータ(1)を制動停止
する方法を説明する。
ところで、キャプスタンモータの多くのものは、ブレー
キ電圧または電流の供給によって、回転速度が供給開始
時の速度の17m (mは定数)ずつ。
たとえば1/4ずつ低下する時間が、モータ固有の公差
で等差級数的に短くなる特性を備えている。
そして、ブレーキ電圧1だは電流の供給によってモータ
(1)の回転速度が速度Vnから低下して停止するまで
の間において、回転速度が供給開始時の速度Vnの1/
4ずつ低下する時間、すなわちFG倍信号周波数が40
0服から100)!zずつ低下する時間が、第4図に示
すように等差級数的にTI、T2.Ta。
T4になるとすれば、T2−TI == Ta −T2
 = T4−Taの式が成立する。
そこで、たとえばFG倍信号周波数が400田から30
0田に低下する時間T+および、300服から200)
七に低下する時間T2を計測すれば、つぎに2001−
1zから1001−L、に低下する時間T3を、つぎの
式にもとづき、時間TI、T2から正確に予測すること
ができる。
Ta:2T2−TI まだ、FG倍信号100田からO田に低下してモータ(
1)が停止する捷での時間T4も、つぎの式にもとづき
、時間T+ 、T2から正確に予測することができる。
T4=2T8−T2=2(2T2−TI )−T2=3
T2−2TIしたがって、ブレーキ電圧または電流の供
給開始からモータ(1)が完全に停止するまでの全時間
すなわちブレーキ電圧または電流を供給する全時間Ta
(−T++T2+Ta+T4)は、つぎの式にもとづき
、時間T+ 、T2を計測することにより、正確に予測
して設定することができる。
Ta==T++T2+T++T4 =TI+T2+2T2−TI+8T2−2TI= 6T
2−2TI なお、T+=T2であれば、Ta −= 4T+ = 
4T2  になる。
すなわち、]/mずつ低下する各時間をTi(i−1,
2,8,・・・、m)とし、かつ各時間Tiの公差をd
とすれば、各時間TiはT++(i−1)dで示される
そして、少なくとも、最初に]7m低下する時間T1と
、つぎにl/m低下する時間T2とを計測することによ
りT2−TIから公差dが求まり、以降の各時間Ta 
、 T4、−、 Tmは、Ti−(i−1)T2−(i
−2)TIの式から正確に予測でき、ブレーキ電圧また
は電流のる。
そこで、前述したようにサーボ手段(A)は、FG倍信
号用いたカウンタ(5e)の計時動作にもとづき、FG
倍信号各1周期に、FG倍信号周波数からモータ(1)
の現在の回転速度を測定する。
なお、回路上から前述の動作を説明すると、ROM (
5c)に第5図に示す割り込みのプログラムが記憶され
、たとえば第6図(a)のFG倍信号入力されると、F
G倍信号入力される毎、すなわちta。
tl)、 tc 、 td 、・・・に、CPU(5b
)にFG倍信号よる割り込みが入り、このときCPU(
5b)は、第6図(b)に示すカウンタ(5e)の計時
データDa、Da、Db、Dc、 、、。
を取込んでモータ(1)の現在の回転速度を測定する。
まだ、m=4.n=2の場合、ROM(5C)には、第
7図に示す間欠スロー再生、駒送り再生のプロクラムが
記憶され、間欠スロー再生、駒送り再生の制動停止のタ
イミング、たとえば第3図(a)のt2 、 us時に
なると、CPU(5b)の処理にもとづき、切換手段(
B)の切換信号F/Rがtt HnからL゛に反転され
てモータ(1)の印加電圧または電流の極性が反転され
るとともに、制御手段(B)から制御信号BKが出力さ
れてモータ(1)に逆転方向のブレーキ電圧または電流
が供給され始め、かつカウンタ(5f)が起動されて計
時動作を開始する。
そして、前述の割り込みにもとづいて測定されたモータ
(1)の回転速度が、供給開始時の速度Vnから(3/
4)VnにI/4だけ低下すると、カウンタ(5f)の
計時データにもとづき、最初に1/4だけ低下する時間
T+がCPU(5tりのレジスタに保持されるとともに
、カウンタ(5f)が再起動される。
さらに、測定されたモータ(1)の回転速度が、さらに
供給開始時の速度Vnの1/4だけ低下してC2A)V
nに低下すると、カウンタ(5f)の計時データにもと
づき、時間T2の計測データがCPU(5b)のレジス
タに保持されるとともに、カウンタ(5f)が再起動さ
れ、かつCPU(5b)の処理にもとづく制御手段(q
の動作により、保持された時間TI、T2の計測データ
にもとづき、前述の公差d(−T2−T+ )が算出さ
れるとともに、算出された公差dから全時間Ta(= 
6T+ −2T2 )が算出されて予測される。
さらに、CPU(51))の処理により、制御手段(C
)は、予測された全時間Taからすでに経過した時間T
I+T2を減算してモータ(1)が完全に停止するまで
の残り時間を算出するとともに、カウンタ(5f)の計
時データから得られる時間T2から現在までの時間が、
算出した残り時間になり、たとえば第3図のt、8.1
6時になると、切換手段(D)に制御信号を出力し、こ
のとき切換手段(D)の切換信号0N10Fが■”から
11 L +1に反転してモータ(1)へのブレーキ電
圧または電流の供給が停止されるとともに、制御手段(
C)の制御信号BKの出力が停止される。
捷だ、カウンタ(5r)がリセットされるとともに、切
換手段(B)の制御信号F/Rが“L゛′から■″に反
転し、つぎの起動、サーボ処理、すなわち停止しだモー
タ(1)を再び起動してサーボする処理に移行する。
さらに、再び制動停止になると、前述の動作をくり返す
したがって、この実施例の場合は、モータ(1)の制動
停止が、時間Tl、T2を実測して全時間Taを予測し
、予測した全時間Taだけブレーキ電圧または電流を供
給することによって行なわれる。
そして、カランp (5e)、(5f)を用いて時間T
l、T2を実測することにより、ブレーキ電圧または電
流の供給にもとづくモータ(1)の回転状態が、モータ
(1)を停止する毎に実測されるとともに、該実測の結
果にもとづいて全時間Ta 、すなわちモータ(1)を
完全に停止させるためのブレーキ電圧または電流の供給
時間が設定されるため、いわゆる閉ループ制御によって
モータ(1)が停止され、このときカウンタ(5e)、
(5f)の計時動作によって、モータ(1)を制動停止
する毎にモータ(1)の回転状態を検出し、前述の公差
dを求めて全時間Taを設定するだめ、トルク、負荷の
変動および経時変化、温度変化などによって公差dが変
動しても、常に正確に全時間Taを予測して設定するこ
とができ、逆転を防止してモータ(1)を迅速かつ正確
に停止することができる。
また、1個の検出器(2)、アンプ(3)およびコンピ
ュータ(5)を用いてモータ(1)を停止するため、た
とえば2FG方式のように2個のFG、アンプおよび逆
転の検出回路を用いる場合より、部品点数を少なくして
構成を簡単にすることができる。
さらに、この実施例では、コンピュータ(5)によって
、モータ(1)の通常のサーボおよび間欠スロー再生、
駒送り再生の制御を行なうため、第5図。
第7図の間欠スロー再生、駒送り再生のプログラムのみ
を記憶した間欠スロー再生、駒送り再生の専用のマイク
ロコンピュータを新たに備えることなく、モータ(1)
の全制御が行なえ、1個のマイクロコンピュータを用い
たキャプスタン制御によって良好な間欠スロー再生、駒
送り再生が行なえるビデオテープレコーダを提供できる
ソシて、コンピュータ(5)の処理によって全時間Ta
を設定するだめ、キャプスタンモータの通常の記録、再
生のサーボをマイクロコンピュータで行なっているビデ
オテープレコーダに適用する場合は、そのコンピュータ
に、前述の間欠スロー再生。
駒送り再生のプログラムを記憶させることにより、新た
な部品を全く付加することなく、間欠スロー再生、駒送
り再生の機能を付加することができ、壕だ、キャプスタ
ンモータの通常の記録、再生のサーホヲ、マイクロコン
ピュータを用いないで行なっているビデオテープレコー
ダに適用する場合は、前述の間欠スロー再生、駒送り再
生の専用のマイクロコンピュータのみを設けることによ
り、間欠スロー再生、駒送り再生の機能を付加すること
ができる。
なお、前記実施例では、m=4.n=2として供給開始
速度の1/4ずつ低下する時間を2回計測したが、m、
nは、m ) nの条件のもとに任意に設定することが
でき、また、公差dは必らずしも時間Tl、T2から求
める必要がなく、たとえばm−4゜n=3の場合、時間
TI、T2.T3のうち、時間T2.T3から公差dを
求めてもよく、時間TI、T2の差と時間T2.T3の
差との平均から公差dを求めてもよい。
また、全時間Taを予測する場合、たとえば、すでに実
測した時間の和と、公差dから求めた残りの各時間Ti
との和とから求めてもよく、このとき残りの各時間を求
めるための公差dを、最後に実測された時間と、その前
に実測された時間とから求めれば、モータ(1)の特性
によって各時間Tiが正確に等差級数的に短くならなく
ても、正確にモータ(1)の停止が行なえる。
ところで、ブレーキ電圧または電流の供給によって回転
速度が供給開始時の速度の]7mずつ低下する時間は、
キャプスタンモータの特性にもとづき、前記実施例のよ
うに等差級数的に短くなる以外に、たとえば等差級数的
に長くなること、あるいは等比級数的に短くまたは長く
なることもある。
そして、回転速度と17mずつ低下する時間との関係は
、使用するキャプスタンモータによって予め把握するこ
とができるため、その関係にもとづいて全時間Taの予
測のプログラムをコンピュータに記憶すればよく、この
場合、m、nは予測の演算、精度などにもとづいて任意
に設定すればよい。
そして、前記実施例ではCTL信号を用いるVH8また
はβ方式のビデオテープレコーダの間欠スロー再生、駒
送り再生の制動停止に適用したが、種々の再生の制動停
止に適用することができ、また、たとえば8ミリビデオ
テープレコーダ、回転ヘッド式のデジタルオーディオテ
ープレコーダー1.トの種々のテープレコーダのキャプ
スタンモータの制動停止に適用できるのは勿論である。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明のキャプスタンモータの停止方
法によると、キャプスタンモータの回転速度を検出する
1個の回転検出器と、タイマカウンタを内蔵したマイク
ロコンピュータとを用いて、プ1ノーキ電圧まだは電流
の供給からキャプスタンモータの回転速度が供給開始の
速度から17mずつ低下する時間の計測をn回くり返す
とともに、n回の計測結果にもとづいてキャプスタンモ
ータが完全に停止するまでの全時間を予測し、その時間
だけブレーキ電圧または電流を供給してキャプスタンモ
ータを停止したことにより、部品点数の少ない簡単な構
成で、経時変化、温度変化などの影響を受けることなく
、逆転を防止して常に正確にキャプスタンモータを停止
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図はこの発明のキャプスタンモータの
停止方法の1実施例を示し、第1図は全体のブロック図
、第2図はマイクロコンピュータの回路ブロック図、第
3図(a)〜(C)は間欠スロー再生、駒送り再生の制
御説明用のタイミングチャート、第4図はブレーキ電圧
または電流による回転速度の低下説明用の特性図、第5
図、第7図は動作説明用のフローチャート、第6図(a
) 、 (b)は第1のタイマカウンタの動作説明用の
タイミングチャートである。 (1)・・・キャプスタンモータ、(2)・・・回転検
出器、(5)・・・マイクロコンピュータ、(5e)、
(5f)・・・第]、第2のタイマカウンタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キヤプスタンモータの回転速度に比例した周波数
    の検出信号を出力する1個の回転検出器と、タイマカウ
    ンタを内蔵し、前記モータへのブレーキ電圧または電流
    の供給を制御するマイクロコンピユータとを備え、前記
    コンピユータにより、前記検出信号を用いた前記カウン
    タの計時動作にもとづき、前記ブレーキ電圧または電流
    の供給開始から前記モータの回転速度が前記供給開始の
    速度から1/m(mは定数)ずつ低下する時間の計測を
    n回(nは定数)くり返し、かつ前記n回の計測結果に
    もとづき前記供給開始から前記モータが完全に停止する
    までの全時間を予測するとともに、前記全時間の経過時
    に前記ブレーキ電圧または電流の供給を停止し、前記モ
    ータを停止することを特徴とするキヤプスタンモータの
    停止方法。
JP61090809A 1986-04-19 1986-04-19 キヤプスタンモ−タの停止方法 Pending JPS62247777A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001054264A1 (fr) * 2000-01-19 2001-07-26 Toshiba Video Products Japan Co., Ltd. Procede de production du chlore

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001054264A1 (fr) * 2000-01-19 2001-07-26 Toshiba Video Products Japan Co., Ltd. Procede de production du chlore
US7157871B2 (en) 2000-01-19 2007-01-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Intermittent drive control apparatus of motor

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