JP3096798B2 - ディジタル信号再生装置 - Google Patents

ディジタル信号再生装置

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JP3096798B2 JP05254282A JP25428293A JP3096798B2 JP 3096798 B2 JP3096798 B2 JP 3096798B2 JP 05254282 A JP05254282 A JP 05254282A JP 25428293 A JP25428293 A JP 25428293A JP 3096798 B2 JP3096798 B2 JP 3096798B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体からの再生信
号のジッタを吸収するメモリ(ジッタ吸収用メモリ)を
備えたディジタル信号再生装置に係り、特に、該ジッタ
吸収用メモリの書込み、読出しを監視し、ジッタの変化
範囲が該ジッタ吸収用メモリの許容範囲内に安定したか
否かを検出するようにしたディジタル信号再生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ジッタ吸収用メモリを用いたディジタル
信号再生装置の一従来例が特開昭58−56206号公
報に記載されている。これを、以下、説明する。
【0003】図5はかかる従来のディジタル信号再生装
置を示すブロック図であって、1はデータ取込み装置、
2はD/A変換器、3はジッタ吸収用メモリ、4はマル
チプレクサ、5はデコーダ、6は読出し専用行アドレス
カウンタ、7は読出し専用列アドレスカウンタ、8は書
込み専用列アドレスカウンタ、9は書込み専用行アドレ
スカウンタ、10はアドレス監視回路、11〜14は入
力端子、15はオア回路、16は数値検出回路、17は
RSフリップフロップ回路、18は出力端子、19は入
力端子、20はアドレスバス、21はデータバスであ
る。
【0004】同図において、図示しない記録媒体からの
再生ディジタル信号はデータ取込み装置1によって取り
込まれ、データバス21を介してジッタ吸収用メモリ3
に供給される。このジッタ吸収用メモリ3では、書込み
専用列アドレスカウンタ8と書込み専用行アドレスカウ
ンタ9とからマルチプレクサ4とアドレスバス20を介
して供給される書込み専用アドレスによってこの再生デ
ィジタル信号が書き込まれ、読出し専用行アドレスカウ
ンタ6と読出し専用列アドレスカウンタ7とからマルチ
プレクサ4とアドレスバス20を介して供給される読出
し専用アドレスによってこの再生ディジタル信号が読み
出される。
【0005】ここで、書込み専用列アドレスカウンタ8
は上記再生ディジタル信号から抽出されて入力端子13
から入力される再生同期信号(図6(e))をカウント
して書込み専用列アドレスを生成し、書込み専用行アド
レスカウンタ9はこの再生同期信号から始まり、再生デ
ィジタル信号の各データに同期した入力端子14から入
力される再生パルス(図6(f))をカウントして書込
み専用行アドレスを生成する。従って、再生ディジタル
信号にジッタがあると、このジッタに応じて書込み専用
列アドレス及び書込み専用行アドレスのタイミングにず
れが生ずる。また、読出し専用列アドレスカウンタ7は
図示しない水晶発振器から出力されて入力端子12から
入力される規定の一定周期の基準同期信号(図6
(b))をカウントして読出し専用列アドレスを生成
し、読出し専用行アドレスカウンタ6は入力端子11か
ら入力され、この基準同期信号の整数分の1の周期で基
準同期信号に位相が同期した基準パルス(図6(c))
をカウントして読出し専用列アドレスを生成する。
【0006】ディジタル信号を記録する記録媒体として
はディスクやテープ等があるが、ともに回転速度を制御
することにより、再生ディジタル信号のデータを読み取
る速度をコントロールしている。ここで、例えばディス
ク状記録媒体が回転するものとすると、再生ディジタル
信号には必ずディスク状記録媒体の回転むらによるジッ
タが含まれている。
【0007】そこで、ジッタを含むかかる再生ディジタ
ル信号は上記の書込み専用アドレスによってジッタ吸収
用メモリ3に書き込まれ、上記の読出し専用アドレスに
よってジッタ吸収用メモリ3から読み出されるのである
が、この書込み専用アドレスには再生ディジタル信号と
同じジッタが含まれ、読出し専用アドレスの周期は一定
であるから、ジッタ吸収用メモリ3から読み出される再
生ディジタル信号はジッタが除かれている。ジッタが除
かれたこの再生ディジタル信号はD/A変換器2に供給
され、アナログ信号に変換されて出力される。
【0008】図6(a)は上記の書込み専用アドレスと
読出し専用アドレスによるジッタ吸収用メモリ3での書
込み,読出し動作を示すものである。ここでは、図6
(e)に示す再生同期信号間を1ブロックとし、1ブロ
ックに6個のデータw0〜w5があるものとしている。図
6(a)でのWはかかるデータの書込みタイミングを、
Rは読出しタイミングを夫々示している。これらタイミ
ングは夫々図6(f)に示す再生パルス、図6(c)に
示す基準パルスで決まる。
【0009】ディジタル信号を記録媒体に記録する場
合、バースト状の誤りを訂正可能とするために、このデ
ィジタル信号にインターリーブが施されるのが一般的で
ある。デコーダ5は上記の読出し専用アドレスを変換
し、ジッタ吸収用メモリ3でこのインターリーブを解く
ようにするためのものである。
【0010】なお、上記のデータw0〜w5間に4ブロッ
ク間隔のインターリーブが施されているとすると、ジッ
タ吸収用メモリ3が30ブロック記憶可能な6行30列
のメモリとして、デコーダ5は読出し専用列アドレスカ
ウンタ7からの読出し専用列アドレスに読出し専用行ア
ドレスカウンタ6の値(0〜5)に応じた次の値を加算
する。
【0011】 (読出し専用行アドレス (読出し専用列アドレス カウンタ6の値) への加算値) 0 25 1 21 2 17 3 13 4 9 5 5 従って、図6(a)において、いま、列アドレス0に1
ブロックのデータw0〜w5がジッタ吸収用メモリ3に書
き込まれるとすると、読出し専用列アドレスカウンタ7
からの読出し専用列アドレスも書込み専用列アドレスカ
ウンタ8からの書込み専用列アドレスと等しく0の場
合、このジッタ吸収用メモリ3では、列アドレス25の
データW0,列アドレス21のデータW1,列アドレス1
7のデータW2,列アドレス13のデータW3,列アドレ
ス9のデータW4,列アドレス5のデータW5 が読み出
されることになる。
【0012】そこで、読出し専用列アドレスカウンタ7
からの読出し専用列アドレスと書込み専用列アドレスカ
ウンタ8からの書込み専用列アドレスとのずれは±4ま
で許容されることになり、これがジッタ吸収用メモリ3
で吸収可能なジッタの限界となる。以下、この限界で決
まる範囲をジッタ吸収用メモリ3のマージンということ
にするが、ディスク状記録媒体の回転速度が速くなって
書込み専用列アドレスと読出し専用列アドレスとのずれ
がこのマージンを越えるような大きなジッタが発生した
ときには、ジッタ吸収用メモリ3にデータを書き込む速
度が読み出す速度に比べて速くなり、これから読み出さ
れるべきデータが新たに書き込まれるデータによって書
き換えられてしまう。また、ディスク状記録媒体の回転
速度が遅くなって書込み専用列アドレスと読出し専用列
アドレスとのずれがこのマージンに達しないようなジッ
タが発生したときには、ジッタ吸収用メモリ3からデー
タを読み出す速度がデータを書き込む速度に比べて速く
なり、一度読み出されたデータが再度読み出されること
になる。
【0013】アドレス監視回路10は読出し専用列アド
レスカウンタ7からの読出し専用列アドレスと書込み専
用列アドレスカウンタ8からの書込み専用列アドレスと
のずれを監視しており、ジッタ吸収用メモリ3のマージ
ンからはずれると、その検出信号を出力する。この検出
信号はオア回路15を介して読出し専用列アドレスカウ
ンタ7と書込み専用列アドレスカウンタ8とに供給さ
れ、これらを初期値にリセットするとともに、RSフリ
ップフロップ回路17にも供給され、これをセットす
る。これにより、RSフリップフロップ回路17からミ
ュート信号が出力され、出力端子18から図示しないミ
ュート回路に供給されてD/A変換器2から出力される
アナログ信号をミュートする。
【0014】なお、電源がオンされると、入力端子19
からオア回路15を介してRSフリップフロップ回路1
7にミュート制御信号が供給され、これによってもRS
フリップフロップ回路17はセットされてミュート信号
を出力する。ディスク状記録媒体が回転してディジタル
信号が再生されるが、ディスク状記録媒体の回転速度が
目標とする値に安定化するまでは読出し専用列アドレス
カウンタ7からの読出し専用列アドレスと書込み専用列
アドレスカウンタ8からの書込み専用列アドレスとのず
れが大きく、読出し専用列アドレスカウンタ7と書込み
専用列アドレスカウンタ8は上記のようにリセットされ
る。
【0015】ディスク状記録媒体の回転速度が目標とす
る値に安定化し、読出し専用列アドレスカウンタ7と書
込み専用列アドレスカウンタ8がリセットされなくなる
と、読出し専用列アドレスカウンタ7のカウント値が大
きくなっていき、数値検出回路16によってこのカウン
ト値からジッタ吸収用メモリ3にインターリーブを解く
のに充分なデータが書き込まれたことが検出されると、
この数値検出回路16の検出信号によってRSフリップ
フロップ回路17がリセットされ、上記のミュートが解
除される。
【0016】以上のようにして、記録媒体からの再生デ
ィジタル信号のジッタを取り除くことができ、また、再
生開始からディスク状記録媒体の回転速度が安定化する
までの期間ミュートをかけることができるし、また、こ
の期間読出し専用列アドレスカウンタ7と書込み専用列
アドレスカウンタ8とをリセットすることにより、ディ
スク状記録媒体の回転速度が安定化したときには、これ
ら読出し専用列アドレスカウンタ7と書込み専用列アド
レスカウンタ8とを初期値から動作させることができ、
ジッタを有効に除去できる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、記録媒体の回転速度が安定化していき、読出し
専用列アドレスカウンタ7と書込み専用列アドレスカウ
ンタ8との列アドレスのずれがジッタ吸収用メモリ3の
マージン内に入り、かつ数値検出回路16から検出信号
が出力されると、RSフリップフロップ回路17がリセ
ットされ、ミュートが解除される。
【0018】しかしながら、記録媒体は、その速度が安
定化するようにサーボがかけられているが、いま、記録
媒体をディスク状記録媒体とすると、その起動時の速度
特性は図7に示すようになる。即ち、目標値を回転制御
によって達成されるべき回転速度とし、この目標値を含
む破線で示す範囲をジッタ吸収用メモリ3のマージンに
対応する回転速度範囲(以下、マージン範囲という)と
すると、回転を開始してからのディスク状記録媒体の回
転速度の変化は実線で示すようになる。これによると、
ディスク状記録媒体の回転速度はその回転開始とともに
目標値に向かって上昇し、マージン範囲に入って目標値
に達するが、ここで上昇が止まらずに回転速度がさらに
上昇し、マージン範囲を越えてしまう。しかる後、回転
速度は低下し始め、再びマージン範囲に入るが、マージ
ン範囲よりも低下して後再び上昇する。このような動作
が繰り返されて回転速度は目標値に安定していく。
【0019】ディスク状記録媒体の起動時、その回転速
度がこのように変化すると、読出し専用列アドレスカウ
ンタ7や書込み専用列アドレスレジスタ8はリセットと
リセット解除とが繰り返されるばかりでなく、RSフリ
ップフロップ回路17にはディスク状記録媒体の回転速
度がマージン範囲からはずれる毎にセット信号が供給さ
れる。このため、ディスク状記録媒体の回転速度がマー
ジン範囲に入って数値検出回路16から検出信号が出力
され、これによってRSフリップフロップ回路17がリ
セットされた後、再びアドレス監視回路10から検出信
号が出力されてRSフリップフロップ回路17がセット
されることもあり、一旦ミュートが解除されて再びミュ
ートがかかるといったような不具合が生ずる。
【0020】これを防止するためには、ディスク状記録
媒体の回転速度を実測し、その測定結果に基づいてこの
回転速度が安定したことを判定する方法があるが、この
測定で安定化したと判定するためのディスク状記録媒体
の回転速度範囲とジッタ吸収用メモリ3のマージンとを
精度良く対応させることは非常に困難である。
【0021】本発明の目的は、かかる問題を解消し、記
録媒体の起動後の動作状態が安定化したことを高精度
に、かつ確実に検出し、ミュートの誤動作を防止するこ
とができるようにしたディジタル信号再生装置を提供す
ることにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ジッタ吸収用メモリの書込み,読出しア
ドレスから、もしくは、記録媒体または該記録媒体から
のデータ読取装置を制御する制御手段の検出出力から再
生ディジタル信号のジッタの揺れ幅を検出し、該ジッタ
の揺れ幅がジッタ吸収用メモリが吸収可能なジッタの変
動範囲内になったとき、該再生ディジタル信号を外部に
出力できるようにする。
【0023】
【作用】記録媒体からのディジタル信号の再生開始時で
は、記録媒体またはデータ読取装置の状態は目標とする
状態から大きくずれているために、検出される再生ディ
ジタル信号のジッタの揺れ幅はジッタ吸収用メモリの上
記ジッタの変動範囲からずれており、このため、この再
生信号は外部に出力されない。また、記録媒体またはデ
ータ読取装置の状態は目標とする状態に近づいても、こ
の状態が目標とする状態に対して大きく揺らぐと、ジッ
タの揺れ幅は上記ジッタの変動範囲内とはならない。従
って、この場合でも、再生ディジタル信号は外部に出力
されない。そして、記録媒体またはデータ読取装置の状
態の目標とする状態に対する揺れが小さくなり、この記
録媒体またはデータ読取装置の状態が安定化すると、ジ
ッタの揺れ幅は上記ジッタの変動範囲内となり、ここ
で、再生ディジタル信号が外部に出力され始める。この
ようにして、起動後では、最適なタイミングで再生ディ
ジタル信号の外部への出力が開始されることになる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は本発明によるディジタル信号再生装置の第1
の実施例を示すブロック図であって、22はジッタ揺れ
幅検出回路、23はアンドゲート、24は入力端子であ
り、図5に対応する部分には同一符号を付けて重複する
説明を省略する。
【0025】図1において、アドレス監視回路10は、
図5に示した従来技術と同様、書込み専用列アドレスカ
ウンタ8からの書込み専用列アドレスと読出し専用列ア
ドレスカウンタ7からの読出し専用列アドレスとのずれ
がジッタ吸収用メモリ3のマージンからはずれると、信
号Aを出力し、これら書込み専用列アドレスカウンタ8
と読出し専用列アドレスカウンタ7を初期状態にリセッ
トし、RSフリップフロップ回路17をセットしてミュ
ート信号を発生させるが、ディスク状記録媒体の起動時
には、その速度が目標値に近づいて、ジッタの揺れ幅が
ジッタ吸収用メモリ3のマージン内に入って安定した状
態になるまでは、アドレス監視回路10は信号Aを出力
せず、従って、書込み専用列アドレスカウンタ8と読出
し専用列アドレスカウンタ7はリセットされない。但
し、このときには、入力端子19からオア回路15を介
してミュート制御信号が入力され、これによってRSフ
リップフロップ回路17がセットされ、ミュート信号が
発生している。また、ディスク状媒体の起動開始と共
に、図示しない手段によって各アドレスカウンタ6〜9
は一旦初期状態にリセットされてからカウント動作を始
める。
【0026】数値検出回路16は、再生ディジタル信号
のインターリーブを解くために必要なデータがジッタ吸
収用メモリ3に書き込まれたことを、読出し専用列アド
レスカウンタ7のカウント値が或る一定値になったこと
により検出し、これを検出すると、“H”の検出信号を
出力し続ける。
【0027】ジッタ揺れ幅検出回路22は、アドレス監
視回路10から供給される後述の信号Cにより、ディス
ク状記録媒体の回転数が目標値に近づき、ジッタの揺れ
幅がジッタ吸収用メモリ3のマージン内に入って安定し
た状態になったか否かを検出し、これを検出すると、
“H”の信号を出力する。つまり、ジッタ揺れ幅検出回
路22は、図7において、ディスク状記録媒体の回転数
が変動しても、図示するマージン範囲内に常にある状態
を検出するものである。
【0028】数値検出回路16とジッタ揺れ幅検出回路
22が同時に“H”の信号を出力すると、アンドゲート
23がRSフリップフロップ回路17をリセットし、ミ
ュートを解除する。
【0029】このようにして、ディスク状記録媒体の起
動時においては、書込み専用列アドレスカウンタ8と読
出し専用列アドレスカウンタ7がアドレス監視回路10
によってリセットされないため、アドレス監視回路10
は書込み専用列アドレスカウンタ8と読出し専用列アド
レスカウンタ7との列アドレスのずれを検出することが
できて、ジッタ揺れ幅検出回路22によって再生ディジ
タル信号のジッタがジッタ吸収用メモリ3のマージン内
に安定に入った状態を確実に検出することができ、従っ
て、起動時でのミュートとミュート解除とが交互に繰り
返すような動作を防止することができる。
【0030】図2は図1でのジッタ揺れ幅検出回路22
の一具体例を示すブロック図であって、30,31はメ
モリ、32は比較回路、33,34はメモリ、35は差
検出回路、36は比較回路、37は中心値検出回路、3
8はアンドゲート、39は出力端子であり、図1に対応
する部分には同一符号を付けている。
【0031】同図において、アドレス監視回路10から
は、読出し専用列アドレスカウンタ7(図1)からの読
出し専用列アドレスに対する書込み専用列アドレスカウ
ンタ8(図1)からの書込み専用列アドレスのずれ量を
示し、かつ読出し専用列アドレスに対する書込み専用列
アドレスの大小関係を±の符号で示すデータ(以下、ず
れ量データという)が供給され、まず、メモリ30に格
納される。そして、アドレス監視回路10からずれ量デ
ータが供給される毎に、メモリ30に格納されているず
れ量データがメモリ31に移され、新たなずれ量データ
がメモリ30に格納される。
【0032】また、メモリ30に新たなずれ量データが
格納される毎に、比較回路32でメモリ30,31に格
納されたずれ量データが比較され、 メモリ30のずれ量データ>メモリ31のずれ量データ が続いた後、 メモリ30のずれ量データ<メモリ31のずれ量データ となったときのメモリ31のずれ量データがメモリ33
に格納され、また、 メモリ30のずれ量データ<メモリ31のずれ量データ が続いた後、 メモリ30のずれ量データ>メモリ31のずれ量データ のとき、メモリ31のずれ量データがメモリ34に格納
される。従って、メモリ33には、図7における回転数
の極大点に対するずれ量データが得られることになり、
メモリ34には、図7における回転数の極小点に対する
ずれ量データが得られることになる。
【0033】差検出回路35では、メモリ33,34の
ずれ量データの差値が検出される。この差値は、図7で
の回転数の隣合う極大値,極小値でのジッタの大きさの
差、即ち、ジッタの揺れ幅を表わしている。この差値は
比較回路36に供給され、入力端子24から供給される
ジッタ吸収用メモリ3(図1)のマージンを表わす数値
と比較される。そして、比較回路36は、差検出回路3
5からの差値がマージンを表わす数値よりも大きいとき
“L”の信号を、マージンを表わす数値がこの差値以上
のとき“H”の信号を夫々出力する。
【0034】一方、中心値検出回路39は、アドレス監
視回路10からのずれ量データが0もしくはこれに極め
て近い値になったとき、これを検出して“H”の信号を
出力する。
【0035】そこで、比較回路36と中心値検出回路3
7とから同時に“H”の信号が出力されると、ジッタの
揺れ幅がジッタ吸収用メモリ3のマージンの大きさより
も小さく、かつジッタが0となるから、ジッタの揺れ幅
がジッタ吸収用メモリ3のマージン内に間違いなく入っ
ていることになる。そして、アンドゲート38からこの
ことを示す“H”の信号が出力され、出力端子39から
図1のアンドゲート23に供給される。
【0036】なお、この実施例では、ジッタ揺れ幅検出
回路22がアドレス監視回路10からのずれ量データを
用いてジッタの揺れ幅を検出するものであったが、ジッ
タ揺れ幅検出回路22は、書込み専用列アドレスカウン
タ8からの書込み専用列アドレスと読出し専用列アドレ
スカウンタ7からの読出し専用列アドレスとからずれ量
データを形成し、同様にしてジッタの揺れ幅を検出する
ようにしてもよい。
【0037】次に、本発明によるディジタル信号再生装
置の第2の実施例を説明するが、その前に、図3によ
り、この実施例の原理を説明する。
【0038】先に図7で説明したように、停止状態にあ
るディスク状記録媒体が目標値の回転数の安定した状態
に移行するまでの回転数の変化は、図3(a)に示すよ
うになる。そして、このようにディスク状記録媒体を回
転制御するための制御電圧は図3(b)に示すようにな
る。この場合、ディスク状記録媒体を停止状態から回転
をし始める初期状態に移行させるために、一定時間最大
電圧を駆動モータに与える。これによってディスク状記
録媒体の回転数がある程度まで上昇すると、再生信号を
用いた回転数制御に切り替える。
【0039】ここで、この再生信号による回転数制御を
2段階に分けると、例えば、大まかにデータを引き込む
ための目標回転数に近づける起動制御と、回転数がほぼ
目標値に近づいたときに正確に回転速度を制御する定常
制御との2種類がある。かかる2段階の回転数制御によ
り、ディスク状記録媒体の回転数は正確に目標値に制御
されていく。
【0040】かかる回転数制御はディスク状記録媒体の
回転速度と回転位相とを検出して行なわれる。それらの
変化の様子を図3(c),(d)に示す。図3(c)は
ディスク状記録媒体の回転変動の速度成分を示すもので
あって、線速度一定の場合、特定パターンの再生信号の
幅、例えば再生される同期信号の幅から回転速度のずれ
を検出することによって得られる。図3(d)はディス
ク状記録媒体の回転変動の位相成分を示すものであっ
て、特定パターンの再生信号の水晶発振器からの基準ク
ロックに対するタイミングずれ幅(位相差)を検出する
ことによって得られる。ここで、位相成分が正とは、デ
ィスク状記録媒体の回転位相が基準クロックよりも進
み、位相成分が負とは、ディスク状記録媒体の回転位相
が基準クロックよりも遅れているものとする。これらの
速度成分と位相成分にある定数を掛けて加えることによ
り、回転数制御のための制御電圧が得られる。
【0041】ここで、上記の位相成分の変動幅が上記第
1の実施例で示したジッタの揺れ幅に相当する。このた
め、この位相成分の変化を測定することにより、上記第
1の実施例と同様に、ジッタ吸収用メモリ3のマージン
内にジッタの揺れ幅が入ったか否かを判定することがで
き、この結果、ディスク状記録媒体の起動時、ミュート
解除の後に再びミュートするようなことが生じないよう
にして、最適なタイミングでミュートを解除させること
ができる。
【0042】以上の原理に基づく本発明によるディジタ
ル信号再生装置の第2の実施例は、図1とほぼ同様の構
成をなしているが、図2で説明したジッタ揺れ幅検出回
路22の代りに図4に示すジッタ揺れ幅検出回路を用い
ている点が上記第1の実施例と異なる。なお、図4にお
いて、40,41はメモリ、42は比較回路、43,4
4はメモリ、45は差検出回路、46は比較回路、47
は入力端子、48は零値検出回路、49はアンドゲー
ト、50は入力端子、51は出力端子である。
【0043】このジッタ揺れ幅検出回路は、上記のよう
に、ディスク状記録媒体の回転変動の位相成分の変化を
測定し、これからジッタ吸収用メモリのマージン内にジ
ッタの揺れ幅が入ったことを検出するものである。以
下、その動作を説明する。
【0044】図示しない手段により、上記のようにし
て、ディスク状記録媒体の回転変動の位相成分(これ
は、上記のように、正負の符号を持つ)が順次検出さ
れ、ディスク状記録媒体の回転制御に使用されるととも
に、入力端子50から入力される。この位相成分は、ま
ず、メモリ40に格納され、次に入力端子50から新た
な位相成分が入力されると、メモリ40に格納されてい
る位相成分がメモリ41に移され、新たな位相成分がメ
モリ40に格納される。そして、このようにメモリ4
0,41に位相成分が格納される毎に、メモリ40,4
1に格納された位相成分の大小が比較回路42で比較さ
れる。
【0045】比較回路42は、 メモリ40の位相成分>メモリ41の位相成分 が続いた後、 メモリ40の位相成分<メモリ41の位相成分 となったときのメモリ41の位相成分がメモリ43に格
納され、また、 メモリ40の位相成分<メモリ41の位相成分 が続いた後、 メモリ40の位相成分>メモリ41の位相成分 のとき、メモリ41の位相成分がメモリ44に格納され
る。従って、メモリ43には、図3(d)における極大
点の位相成分が得られることになり、メモリ44には、
同じく極小点の位相成分が得られることになる。
【0046】差検出回路45では、メモリ43,44の
位相成分の差値が検出される。この差値は、図3(d)
での位相成分の隣合う極大値,極小値の差を表わしてお
り、これがジッタの揺れ幅に対応している。この差値は
比較回路46に供給され、入力端子47から供給される
ジッタ吸収用メモリ3(図1)のマージンの大きさに対
応する位相成分の揺れ幅を表わす数値と比較される。比
較回路36は、この比較の結果、差検出回路45からの
差値が入力端子47からの数値よりも大きいとき“L”
の信号を、入力端子47からの数値がこの差値以上のと
き“H”の信号を夫々出力する。
【0047】一方、零値検出回路48は、入力端子50
から入力された位相成分が0もしくはこれに極めて近い
値になったとき、即ち、図3(d)での位相成分の曲線
が0線を切るとき、これを検出して“H”の信号を出力
する。
【0048】そこで、比較回路46と中心値検出回路4
8とから同時に“H”の信号が出力されると、ジッタの
揺れ幅がジッタ吸収用メモリ3のマージン内に安定に入
っていることになる。従って、このときには、アンドゲ
ート49から“H”の信号が出力され、出力端子51か
ら図1のアンドゲート23に供給される。
【0049】このようにして、この実施例においても、
ジッタの揺れ幅がジッタ吸収用メモリマージン内に入っ
たことを確実に検出してからミュート解除が行なわれる
ことになる。従って、最適なタイミングでミュートを解
除することができる。
【0050】なお、この第2の実施例では、ディスク状
記録媒体が起動開始してから目標の回転数の状態になる
までの期間、必ずしもアドレスカウンタ6〜9(図1)
をリセット解除状態に保持しておく必要はない。
【0051】また、以上の各実施例では記録媒体をディ
スク状記録媒体としたが、本発明はこれに限るものでは
なく、磁気テープなど他の記録媒体を使用したものであ
ってもよい。磁気テープの場合、起動時では、その走行
速度ばかりではなく、データ読取装置としての再生ヘッ
ドの回転数などの安定化も考慮される。
【0052】さらに、第2の実施例では、ディスク状記
録媒体での回転数制御としては、ジッタを除くための再
生ヘッドの位置制御も含むものである。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ジッタの揺れ幅がジッタ吸収用メモリのジッタ吸収可能
なマージン内にあることを検出してミュートを解除する
ものであるから、記録媒体の起動後のミュート解除動作
を該記録媒体が安定した動作状態になったときに行なわ
せることができ、ミュートの誤動作を確実に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディジタル再生装置の第1の実施
例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるジッタ揺れ幅検出回路の一具体例
を示すブロック図である。
【図3】本発明によるディジタル再生装置の第1の実施
例の原理を示す図である。
【図4】本発明によるディジタル再生装置の第2の実施
例でのジッタ揺れ幅検出回路の一具体例を示すブロック
図である。
【図5】従来のディジタル信号再生装置の一例を示すブ
ロック図である。
【図6】図5に示した従来例の動作を示す図である。
【図7】ディスク状記録媒体の起動時での回転数の変化
とジッタ吸収用メモリのジッタ吸収可能範囲に対応する
マージン範囲とを示す図である。
【符号の説明】
1 データ取込み装置 2 D/A変換器 3 ジッタ吸収用メモリ 4 マルチプレクサ 5 デコーダ 6 読出し専用行アドレスカウンタ 7 読出し専用列アドレスカウンタ 8 書込み専用列アドレスカウンタ 9 書込み専用行アドレスカウンタ 10 アドレス監視回路 15 オア回路 16 数値検出回路 17 RSフリップフロップ回路 21 データバス 22 ジッタ揺れ幅検出回路 23 アンドゲート 30,31 メモリ 32 比較手段 33,34 メモリ 35 差検出回路 36 比較回路 37 中心値検出回路 38 アンドゲート 40,41 メモリ 42 比較回路 43,44 メモリ 45 差検出回路 46 比較回路 48 零値検出回路 49 アンドゲート
フロントページの続き (72)発明者 永井 裕 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 映像メディア研 究所内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 321

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体からの再生ディジタル信号を記
    憶する記憶手段と、該記憶手段への書込みアドレスと該
    記憶手段からの読出しアドレスとから該再生ディジタル
    信号のジッタの揺れ幅を検出する手段と を有し、 該再生ディジタル信号のジッタの揺れ幅が所定の範囲内
    になった場合に、該再生ディジタル信号を外部に出力す
    ことを特徴とするディジタル信号再生装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体からの再生ディジタル信号を該
    再生ディジタル信号に同期したタイミングの書込みアド
    レスによって記憶手段に書き込み、一定周期の読出しア
    ドレスによって読み出すことにより、該再生ディジタル
    信号のジッタを除去するようにしたディジタル信号再生
    装置において、 該書込みアドレスと該読出しアドレスカウンタとから該
    再生ディジタル信号のジッタの揺れ幅を検出し、ジッタ
    が変動しても該記憶手段が除去できるジッタ変動範囲内
    に該ジッタの揺れ幅がなったとき、検出信号を発生する
    第1の手段と、 該第1の検出信号によって該再生ディジ
    タル信号の外部への出力を開始する第2の手段と を設け
    ことを特徴とするディジタル信号再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項において、前記第1の手段は、前記ジッタの揺れ幅が前記ジッタ変
    動範囲内になり、かつ前記書込みアドレスと前記読出し
    アドレスカウンタとから記録媒体の速度がその目標値に
    一致したときに前記検出信号を発生する ことを特徴とす
    るディジタル信号再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、 前記ジッタの揺れ幅が前記ジッタ変動範囲内になるまで
    の期間、前記書込みアドレスを生成するアドレスカウン
    タと前記読出しアドレスを発生するアドレスカウンタと
    をリセット解除状態に保持する手段を 設けたことを特徴
    とするディジタル信号再生装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体の動作状態もしくは該記録媒体
    からディジタル信号を再生する再生手段の状態を制御す
    る制御手段を備え、該記録媒体からの再生デ ィジタル信
    号を該再生ディジタル信号に同期したタイミングの書込
    みアドレスによって記憶手段に書き込み、一定周期の読
    出しアドレスによって読み出すことにより、該再生ディ
    ジタル信号のジッタを除去するようにしたディジタル信
    号再生装置において、 該制御手段が検出する該記録媒体もしくは該読取手段の
    状態の変化から、該再生ディジタル信号のジッタの変化
    幅を検出し、ジッタが変動しても該記憶手段が除去でき
    るジッタ変動範囲内に該ジッタの揺れ幅がなったとき、
    検出信号を発生する第1の手段と、 該第1の検出信号によって該再生ディジタル信号の外部
    への出力を開始する第2の手段と を設けた ことを特徴と
    するディジタル信号再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記第1の手段は、前記ジッタの揺れ幅が前記ジッタ変
    動範囲内になり、かつ前記記録媒体もしくは前記読取手
    段の状態が目標とする状態となったときに前記検出信号
    を発生することを特徴とするディジタル信号再生装置。
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