JP3277411B2 - タイミング信号発生装置 - Google Patents

タイミング信号発生装置

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JP3277411B2 JP19177293A JP19177293A JP3277411B2 JP 3277411 B2 JP3277411 B2 JP 3277411B2 JP 19177293 A JP19177293 A JP 19177293A JP 19177293 A JP19177293 A JP 19177293A JP 3277411 B2 JP3277411 B2 JP 3277411B2
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弘之 平出
豊 三浦
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばディジタルビ
デオ信号を磁気テープに記録する時の記録処理、および
再生処理で必要な種々のタイミング信号を生成するのに
適用可能なタイミング信号発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルビデオ信号に対して高能率符
号化、フレーム化等の記録処理を施して記録ビデオデー
タを形成し、この記録ビデオデータを回転ヘッドによっ
て磁気テープに記録するディジタルVTRが知られてい
る。磁気テープ上には、斜めのトラックが形成され、こ
こにビデオデータ、オーディオデータ、制御用のサブデ
ータ等が記録される。1トラックを分割することで形成
された複数の記録領域に対して、ビデオデータ、オーデ
ィオデータ、サブデータが分離して記録されるトラック
フォーマットが提案されている。
【0003】このようなディジタルVTRでは、各記録
領域を規定するために、トラック上の回転ヘッドのトレ
ース位置と正確に対応するタイミング信号が記録時およ
び再生時に必要とされる。さらに、複数の回転ヘッドの
ヘッド切替え位置を規定するタイミング信号、擬似的垂
直同期信号の生成のためのタイミング信号等も必要であ
る。この種のタイミング基準として、回転ヘッドが取り
付けられた回転ドラムの回転位相を磁気的、光学的に検
出することで得た検出信号が使用される。
【0004】図3は、ディジタルVTRに設けられるタ
イミング信号発生装置の一例の構成を示す。これは、例
えばメカニズム制御用マイクロコンピュータ内に組み込
まれている。図3において、1が安定なシステムクロッ
クを分周することによって基準時計を発生する基準時計
回路であり、2が基準時刻発生部である。この基準時刻
発生部2に対して、ドラムPG信号DPGおよびドラム
FG信号DFGが供給される。ドラムPG信号DPG
は、ドラムの回転と同期し、その1回転毎に発生するパ
ルス信号であり、ドラムFG信号DFGは、ドラムの回
転と同期し、より高い周波数の信号である。
【0005】基準時計および基準時刻がタイミング信号
発生部3に供給され、これより複数のタイミング信号
(出力1、出力2、・・・、出力n)が出力される。図
4に示すように、ドラムPG信号DPGを基準として、
例えば2個の出力がタイミング信号発生部3から現れ
る。一方の出力1は、相対時刻0から立ち上がり、T´
3で立ち下がるパルスであり、他方の出力2は、相対時
刻T´1で立ち上がり、T´2て立ち下がり、さらにT
´4で立ち上がり、T´5で立ち下がるパルスである。
【0006】図4には、基準時刻発生部2で形成された
基準時刻T1、T2、・・・と、基準時計回路1で形成
された基準時計の変化が示されている。ドラムの回転と
同期した基準時刻がタイミング発生の基準とされる。基
準時計が基準時刻T1に一致する時を相対時刻0とし、
次に、基準時計がT2、T3、・・・と一致する時をそ
れぞれ相対時刻0とし、各々の期間(1周期)の中で相
対時刻が基準時計でもって規定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】タイミング信号発生部
3が上述の出力1および出力2を形成する時には、従来
では、記憶されている時刻情報に基づいたタイミング信
号発生時刻と基準時計とを比較していた。この処理のた
めに、タイミング信号発生時刻を基準時計の時刻へ換算
するための加算を行ない、記憶装置の内容を加算により
得られる時刻に書き換える必要があった。また、図4に
示すように、基準時計上の異なる時刻T1、T2、T
3、・・・を基準として同一パターンのタイミング信号
を発生させる場合でも、異なる時刻情報、すなわち、基
準時計上のタイミング信号発生時刻を記憶させる必要が
あった。さらに、基準となる時刻情報を記憶させる時に
おいて、すでに記憶されている出力時刻との連続性を考
慮しなければならなかった。さらに、最終出力状態をホ
ールドしたい場合には、同一の出力を定期的に行う必要
があった。
【0008】従って、この発明の目的は、タイミング信
号発生時刻を相対時刻で規定することによって、記憶さ
れている時刻を基準時計の時刻に換算する必要がないタ
イミング信号発生装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、タイミング
信号発生の基準となる基準時刻を規定するための手段
と、基準時刻でクリアされる出力時刻検出用信号を発生
するための手段と、所望のタイミング信号の複数の変化
点に関して、相対時刻と出力状態とからなるデータをそ
れぞれ記憶するための記憶手段と、基準時刻から記憶手
段の読出しを開始して、相対時刻および出力状態からな
るデータを順次読出すための制御手段とからなるタイミ
ング信号発生装置である。
【0010】
【作用】タイミング信号発生時刻と対応する相対時刻と
その時の出力状態とからなるデータが所定のアドレスを
先頭として、記憶装置に順番に記憶されている。基準時
計が基準時刻と一致する時に、先頭アドレスから読出し
を開始するとともに、出力時刻検出用信号をカウンタか
ら発生させる。そして、読出された相対時刻と出力時刻
検出用信号とが一致する毎に、次のデータを読出すこと
によって、記憶装置の時刻を基準時計上のものに書き換
える必要をなくすことができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、この発明の特徴とするタイミ
ング信号発生部の構成を示す。図3との関係では、図3
中のタイミング信号発生部3の部分を図1が示す。上述
のように、クロックから基準時計回路1で形成された基
準時計と、ドラムPG信号DPGおよびドラムFG信号
DFGから基準時刻発生部2で形成された基準時刻とが
比較器4に供給される。比較器4は、基準時計の時間が
DPGによる基準時刻T1、T2、T3、・・・と一致
する時に、一致信号を発生する。
【0012】この一致信号がアドレス発生部5およびカ
ウンタ6に供給される。アドレス発生部5には、先頭ア
ドレス発生回路7から先頭アドレスが供給されており、
一致信号によって、この先頭アドレスがアドレス発生部
5にロードされる。アドレス発生部5は、先頭アドレス
からインクリメントするアドレスを発生する。このアド
レスがRAMの構成の時刻・状態記憶装置8に対して、
そのアドレスとして供給される。
【0013】時刻・状態記憶装置8は、複数のパターン
のタイミング信号を記憶する。タイミング信号のパター
ンの選択は、先頭アドレスによってなされる。各パター
ンは、タイミング信号の時系列の順序で記憶された変化
点のデータからなる。各データは、タイミング信号の変
化点(立ち上がりまたは立ち下がり)を相対時刻で表す
出力時刻データtiと出力状態Oiとの対からなる。例
えば図2の例では、T´1,T´2,・・・を出力時刻
として記憶し、それぞれにおける出力1および出力2の
値(ローレベルあるいはハイレベル)を出力状態として
記憶する。時刻・状態記憶装置8から読出されたデータ
が出力制御回路9に供給される。
【0014】出力制御回路9から出力状態Oiが出力バ
ッファ10へ出力され、出力時刻データtiが出力時刻
レジスタ11へ出力される。出力バッファ10から複数
のタイミング信号(出力1〜出力n)が発生する。この
タイミング信号がVTRの複数の回転ヘッドのヘッド切
替えタイミングの規定、トラック内の記録領域の規定等
に使用される。時刻・状態記憶装置8から読出され、出
力時刻レジスタ11に取り込まれた出力時刻が比較器1
2に供給される。比較器12の他方の入力として、カウ
ンタ6の計数値、すなわち、出力時刻検出用信号が供給
される。
【0015】カウンタ6は、比較器4からの一致信号で
クリアされ、クロックを計数する。カウンタ6の計数値
が出力時刻レジスタ11からの出力時刻と一致すると、
一致信号が発生する。この一致信号がゲート回路13に
供給される。ゲート回路13は、カウンタ6からのオー
バーフロー信号で制御されるもので、カウンタ6のオー
バーフローが検出されると、ゲート回路13がオフし、
それによって、一致信号の通過が阻止される。
【0016】比較器12から発生し、ゲート回路13を
通過した一致信号がアドレス発生部5、出力制御回路9
および出力バッファ10に供給される。アドレス発生部
5からのアドレスは、この一致信号によってインクリメ
ントされる。出力制御回路9は、一致信号に応答して記
憶装置8から読出されたデータ中の出力状態を出力バッ
ファ10に対して出力する。出力バッファ10がこのデ
ータ値を一致信号に応答して取り込む。
【0017】図2に示すタイミングチャートを参照し
て、図1の構成の動作を説明する。比較器4により基準
時刻と基準時計の一致が検出されると、一致信号によっ
て先頭アドレスがアドレス発生部5にロードされ、ま
た、カウンタ6がクリアされる。この一致信号は、設定
された基準時刻毎に発生する。基準時刻としては、図4
に示すようなドラムの1回転毎に変化するものに限ら
ず、この1回転内を分割した期間で変化するものでも良
い。この場合には、ドラムFG信号DFGか基準時刻の
設定のために使用される。
【0018】時刻・状態記憶装置8は、先頭アドレスの
データを出力制御回路9に供給する。先頭アドレスのデ
ータは、出力時刻t0 および状態O0 である。これらが
図2に示すように、出力時刻レジスタ11および出力バ
ッファ10に取り込まれる。カウンタ6の計数値(すな
わち、タイミング信号発生時刻検出用信号)がt0 にな
ると、比較器12から一致信号が発生する。この一致信
号によって、アドレス発生部5がインクリメントし、時
刻・状態記憶装置8から次の変化点のデータ(t1 ,O
1 )が読出され、出力時刻レジスタ11および出力バッ
ファ10へそれぞれ取り込まれる。
【0019】上述の動作が繰り返され、相対時刻t0
N のそれぞれで、出力状態O0 〜ON が出力される。
最終的出力時刻tN の後のデータとして、(tN+1 ,O
N+1)が時刻・状態記憶装置8に記憶されている。tN
>tN+1 の関係である。そして、このデータが時刻・状
態記憶装置8から読出され、出力時刻レジスタ11に格
納されると、比較器12から一致出力が発生する前に、
カウンタ6がオーバフローする。
【0020】このオーバフローの発生によって、ゲート
回路13がオフとされ、比較器12の出力がゲート回路
13を通過することが禁止される。その結果、比較器4
から一致信号が発生するまで、出力状態がホールドされ
る。比較器4から再び一致信号が発生すると、その時刻
T2から出力状態O0 〜ON が順次出力される。この次
の時刻T2において、先頭アドレスを変更することによ
って、他のパターンをタイミング信号を時刻T2から得
るようにしても良い。
【0021】なお、この発明は、ディジタルVTR以外
の機器のタイミング信号の生成に対しても適用できる。
例えば回転ヘッド型のディジタルオーディオテープレコ
ーダに対しても、適用できる。
【0022】
【発明の効果】この発明は、周期的にパターン化された
タイミング信号を発生する場合に、1周期のタイミング
信号の変化点の相対時刻情報および出力情報を記憶させ
ておくことによって、その1周期の最初の基準時刻の設
定のみが必要で、タイミング信号発生時刻の基準時計の
時刻への換算処理、換算された時刻を記憶する処理を不
要とできる。
【0023】上述の一実施例では、周期内の出力パター
ンを複数個記憶させることによって、周期毎に出力パタ
ーンを決定できる利点がある。さらに、最終出力時刻の
後にそれより大きなダミー出力時刻を設定することによ
って、最終時刻の出力状態をホールドすることができ、
最終時刻の出力を繰り返し形成する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図である。
【図2】この発明の一実施例のタイミングチャートであ
る。
【図3】この発明を適用できるタイミング信号発生装置
の一例のブロック図である。
【図4】図3のタイミング信号発生装置の説明のための
タイミングチャートである。
【符号の説明】
4,12 比較器 5 アドレス発生部 6 カウンタ 8 時刻・状態記憶装置 11 出力時刻レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−48711(JP,A) 特開 昭54−40536(JP,A) 特開 昭64−46118(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 351 G06F 1/04 312 H03L 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイミング信号発生の基準となる基準時
    刻を規定するための手段と、 上記基準時刻でクリアされる出力時刻検出用信号を発生
    するための手段と、 所望のタイミング信号の複数の変化点に関して、相対時
    刻と出力状態とからなるデータをそれぞれ記憶するため
    の記憶手段と、 上記基準時刻から上記記憶手段の読出しを開始して、上
    記相対時刻および出力状態からなるデータを順次読出す
    ための制御手段とからなるタイミング信号発生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のタイミング信号発生装
    置において、 記憶手段には、特定のアドレスから開始して所定のアド
    レスまで、一連のデータが記憶されており、制御手段
    は、上記特定のアドレスを先頭アドレスとして設定する
    ことを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のタイミング信号発生装
    置において、 基準時刻が周期的であることを特徴とする装置。
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