JP3428358B2 - タイムコード信号読み取り装置 - Google Patents

タイムコード信号読み取り装置

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JP3428358B2
JP3428358B2 JP09259297A JP9259297A JP3428358B2 JP 3428358 B2 JP3428358 B2 JP 3428358B2 JP 09259297 A JP09259297 A JP 09259297A JP 9259297 A JP9259297 A JP 9259297A JP 3428358 B2 JP3428358 B2 JP 3428358B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタイムコード信号読
み取り装置に係り、特にテープ状記録媒体の長手方向に
沿うトラックに記録されたLTC(Longitudinal Time
Code)信号を再生して読み取る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘリカルスキャン方式のVTRでは、回
転ドラムの回転面に取り付け固定された回転ヘッドによ
り、回転ドラムに所定角度範囲にわたって斜めに巻回さ
れたテープ状記録媒体である磁気テープを一定方向に走
行しつつテープ長手方向に対して傾斜したトラックを形
成して映像信号などの情報信号を記録し、再生すると共
に、固定のコントロールヘッドにより一定周期のコント
ロールパルスをテープ長手方向に沿うトラックを形成し
て記録し再生する。更に、特に業務用VTRでは、別の
固定ヘッドによりテープ長手方向に沿う専用トラックを
形成してテープ絶対位置を示すタイムコード信号とし
て、例えばLTC信号が記録され、再生される。
【0003】 上記のLTC信号は、上記傾斜トラック
の映像信号のフレームに同期して、例えば図11に示す
如き、ビット番号(BIT No)0番地から79番地までの
80ビットのフォーマットで1フレーム単位で記録、再
生される。なお、図11中の上段のフォーマットは上記
の傾斜トラックの記録映像信号がNTSC方式カラー映
像信号である場合、下段のフォーマットはPAL方式カ
ラー映像信号である場合のLTC信号フォーマットであ
り、いずれもビット番号64番地から79番地までに同
一値の16ビット固定パターンの同期ワード(SYNC WOR
D)が配置される。
【0004】また、このLTC信号は、各ビット周期毎
に、その開始点で信号遷移が起こり、ビット値”1”の
ときはビット周期の中央で信号遷移が起こり、ビット
値”0”のときはビット周期の中央での信号遷移が生じ
ない、バイフェーズマーク変調されて記録される。再生
時には、LTC信号の80ビットすべてのビット値判別
をパルス幅測定により行い、任意のタイミングで判別し
たすべてのビット値を時間データ(時、分、秒、フレー
ム)に変換処理して、テープ絶対位置を検出し、種々の
編集ポイントを検出して編集作業を行う。
【0005】図12は上記の編集システムの一例の構成
図を示す。同図において、再生側VTR31により記録
済み磁気テープから再生された映像信号及び音声信号
は、記録側VTR32に供給されて、その磁気テープに
記録される。このとき、再生側VTR31及び記録側V
TR32内のタイムコード信号読み取り装置により読み
取られたタイムコードデータ(ここではLTCデータ)
が編集リモコン33に供給されるVTR制御信号の中に
含まれており、編集リモコン33はこれらのタイムコー
ドデータに基づいてそれぞれの磁気テープの時間位置を
知り、磁気テープを所望の編集点に到るようにするプリ
ロール制御などを行うと共に、記録側VTR32により
記録編集する磁気テープの時間位置を得るため、また、
記録される磁気テープにLTC信号が不連続に記録され
ないように、記録側VTR32内のタイムコード信号発
生装置により前の編集時間に同期を取りながら磁気テー
プに記録し、でき上がった編集テープのLTC信号が連
続するようにしている。
【0006】ここで、上記のLTC信号を読み取るため
の従来のタイムコード信号読み取り装置は、専用の大規
模半導体集積回路(LSI)を汎用マイクロコンピュー
タで制御するか、ハードロジックにより構成されてお
り、記録済み磁気テープから再生されたLTC信号が入
力され、80ビットすべてのビット値判別をパルス幅測
定により行い、任意のタイミングで判別したすべてのビ
ット値を時間データ(時:分:秒:フレーム)に変換処
理する。これにより、高精度な編集精度±0フレームが
要求される編集分野で実力を発揮する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、再生される
LTC信号は再生時間軸変動(ジッター)を有してお
り、更に磁気テープの速度変化に応じてパルス幅が変化
しているため、再生LTC信号は図13に示すような、
ビット値”1”、”0”が、定められたパルス幅のきれ
いなパルス波形として再生されない。このため、1フレ
ーム単位80ビット構成の再生LTC信号の読み取り値
には、読み取りミスが含まれる可能性が大きい。そこ
で、従来のタイムコード信号読み取り装置では、フレー
ム毎の時間データに連続性がない場合にのみ、LTC信
号の読み取りミスが発生したと判断して、エラー訂正を
行うようにしている。
【0008】ところが、再生LTC信号の読み取りミス
は、上記のフレーム毎の時間データに連続性がない場合
だけでなく、再生LTC信号の各ビット値判断時に異常
パルスが発生した場合や、同期ワードが本来のパターン
で読み取れない場合もあり、これらについて読み取りミ
スの判断をしていない従来装置では、データの信頼性が
乏しいという問題がある。また、従来は専用のLSIを
用いるために高価であるという問題もある。
【0009】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
時間データに連続性がない場合だけでなく、各ビット値
判断時の異常パルス発生や本来のパターン以外の同期ワ
ード再生時も読み取りミスと判断することにより、読み
取ったタイムコード信号の時間データの信頼性をより一
層向上し得るタイムコード信号読み取り装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】また、本発明の他の目的は、再生タイムコ
ード信号を従来よりも安価な構成で、しかも広範囲の再
生速度で読み取り性能を向上し得るタイムコード信号読
み取り装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、再生タイムコード信号の立ち上がり及び立
ち下がりの両エッジを検出するエッジ検出手段と、エッ
ジ検出手段よりのエッジ検出信号に基づき、再生タイム
コード信号のパルス幅を測定する測定手段と、測定手段
により測定されたパルス幅とスレッショルド値とを比較
することにより、タイムコード信号のビット値を判別す
るビット値判別手段と、ビット値判別手段により判別さ
れたビット値が1であるか0であるかに応じて、互いに
異なる所定の計算式でスレッショルド値を計算し直して
スレッショルド値を更新するスレッショルド値更新手段
と、測定手段により測定されたパルス幅が本来存在しな
い順序で測定されたときにエラーフラグを立てるエラー
検出手段と、ビット値判別手段により判別されたビット
値から固定パターンの同期ワードが再生されているかを
検出する同期ワード再生期間検出手段と、同期ワード再
生期間検出手段により同期ワード再生期間と検出されて
いるときに、同期ワードが定められたパターンで読み取
られているかをチェックするパターン検出手段と、ビッ
ト値判別手段により判別された、タイムコード信号を構
成する複数ビット分のビット値に基づいて時間データを
再生するデータ再生手段と、パターン検出手段の検出結
果とエラーフラグとデータ再生手段からの時間データと
に基づいて、データ訂正した時間データを出力する出力
手段とを有する構成としたものである。
【0012】この発明では、時間データに連続性がない
場合だけでなく、測定パルス幅が本来存在しない順序で
測定されたときや同期ワードが定められたパターンで読
み取られていないときにも、データ訂正した時間データ
を出力することができる。
【0013】また、本発明は出力手段を、エラーフラグ
が立っているか、パターン検出手段により同期ワードが
定められたパターンで再生されていないと検出されたと
きは、データ再生手段により再生された時間データに所
定値を加算又は減算した値を連続性比較用値とし、か
つ、前回の出力値に所定値を加算又は減算した値を今回
の出力値として出力する第1の演算手段と、エラーフラ
グがリセットされており、かつ、パターン検出手段によ
り同期ワードが定められたパターンで再生されていると
検出されたときは、データ再生手段により再生された時
間データと前回の連続性比較用値とを比較して、両者が
不一致のときは第1の演算手段により出力値と今回の連
続性比較用値とを算出させる比較手段と、比較手段によ
り一致結果が得られたときは、データ再生手段により再
生された時間データに所定値を加算又は減算した値を今
回の連続性比較用値として更新し、かつ、更新後の連続
性比較用値を今回の出力値として出力する第2の演算手
段とからなる。
【0014】この発明では、時間データの連続性のチェ
ックができると共に、時間データに連続性がないときや
同期ワードの異常読み取りやビット値の異常読み取りの
ときはデータに信頼性がないと判断し、第1の演算手段
により、時間データに所定値を加算又は減算した値を連
続性比較用値とし、かつ、前回の出力値に所定値を加算
又は減算した値を今回の出力値として出力することで、
データ訂正された出力値を得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明装置の一実施の形
態の要部の構成図を示す。この実施の形態は、従来にな
い超高速処理を実現する汎用の縮小命令セット・コンピ
ュータ(RISC:Reduced Instruction Set Computer)を
用いてソフトウェアにより実現できる。従って、従来の
専用LSIを用いてLTC信号を読み取る場合に比し、
安価な構成にできる。
【0016】タイムコード信号読み取り装置10は、中
央処理装置(CPU)11、タイマ12、キャプチャレ
ジスタ13、エッジ検出部14、メモリ15及び16か
らなり、これらはバス17を介して互いに接続されてお
り、CPU11を用いてソフトウェアによりタイムコー
ド信号(ここではLTC信号)を読み取る。メモリ15
は、リード・オンリ・メモリ(ROM)により構成され
ており、LTC信号読み取りのためのプログラム等が予
め記憶されている。メモリ16はランダム・アクセス・
メモリ(RAM)により構成されており、CPU11に
よりデータが書き込まれ、また読み出される作業領域と
して用いられる。
【0017】メモリ16は、図2に示すように、1フレ
ーム当り80ビットのLTC信号を、各8ビットの10
個のアドレス(ADDRESS)0〜9に記憶する。各
ADDRESS0〜9の8ビットは、BIT0〜7と記
すものとする。これにより、ADDRESS8と9の1
6ビットには、LTC信号のビット64番地からビット
79番地までの16ビットの同期ワード(SYNCWO
RD)が記憶される。なお、ADDRESS0〜9はL
TCアドレスポインタと呼び、BIT0〜7をLTCビ
ットポインタと呼ぶものとする。
【0018】次に、この実施の形態の動作について説明
する。磁気テープから再生された、あるいは外部機器に
より生成されて入力されたLTC信号は、図1において
図示しない波形整形回路により2値のパルス波形に整形
された後、エッジ検出部14に入力され、ここでその立
ち上がりエッジと立ち下がりエッジとがそれぞれ検出さ
れる。エッジ検出部14は立ち上がりエッジ及び立ち下
がりエッジを検出する毎に、割り込み信号をCPU11
に供給して、後述する読み取り動作をさせる一方、キャ
プチャレジスタ13にラッチパルスを供給する。
【0019】一方、タイマ12は外部のクロック発生器
により生成された所定周波数のクロックを計数してお
り、その計数出力(タイマ値)をキャプチャレジスタ1
3に供給している。キャプチャレジスタ13は、エッジ
検出部14から上記ラッチパルスが入力されると、その
時点のタイマ12からのタイマ値を一時保持し、これを
CPU11の制御のもとにメモリ16に記憶させる。
【0020】CPU11は上記のエッジ検出による割り
込み信号の入力により、図3及び図4のフローチャート
に従って、入力LTC信号のビット値を判別する。図3
において、まず、CPU11はパルス幅が前回確定した
かどうかを判定し(ステップ101)、未確定のときは
現在のパルス幅を測定した後、そのパルス幅がスレッシ
ョルド値より短いかどうか比較する(ステップ102、
103)。パルス幅が前回確定している場合も、現在の
パルス幅を測定した後、そのパルス幅がスレッショルド
値より短いかどうか比較する(ステップ104、10
5)。
【0021】ここで、上記のパルス幅の測定は、LTC
信号の立ち下がりエッジ検出時のタイマ値と、その直後
のLTC信号の立ち上がりエッジ検出時のタイマ値との
差の値により求められる。また、上記のスレッショルド
値は、前回のパルス幅の3/4(すなわち、0.75)
倍の値とする。
【0022】ステップ103あるいは105において、
今回測定されたパルス幅が、スレッショルド値よりも短
いときには、ビット値が”1”と判断し、”1”と確定
し(ステップ106)、又は”1”の未確定と判断する
(ステップ107)。すなわち、図5に示すLTC信号
波形において、ビット値”0”のときのパルス幅をTと
すると、その次のパルス幅が0.75Tよりも短いとき
には、ビット値は”1”と判断する。
【0023】また、図3のステップ106では、更に同
期ワードチェックカウントを開始し、前回の”1”の幅
と今回の”1”の幅の1/2を足して0.75倍の値を
スレッショルド値としてメモリ16に記憶する。ステッ
プ107では、そのときのパルス幅の値をメモリ16に
記憶しておく。
【0024】一方、ステップ103、105において、
今回のパルス幅がスレッショルド値よりも長いと判定さ
れたときには、ビット値が”0”と確定され、今回のパ
ルス幅の0.75倍の値がスレッショルド値としてメモ
リ16に更新記憶され、かつ、同期ワードチェックカウ
ンタをリセットする(ステップ108、109)。更
に、ステップ108では、”1”未確定後の”0”確定
は1ビット読み取りミスをしているので、ビットエラー
フラグを立てそれをメモリ16に記憶する。なお、メモ
リ16の上記のビット値の記憶位置は図2に説明したよ
うにLTCビットポインタ及びLTCビットアドレスに
より特定される。
【0025】ここで、ステップ101〜109による処
理動作について、図6と共に更に詳細に説明する。入力
LTC信号が図6に示すパルス列であり、パルス幅T1
でビット値が”0”で確定しているものとし、パルス幅
TをT1とする。続くパルス幅が図6に示すようにT2
であり、このパルス幅T2が前回のパルス幅T(=T
1)の0.75倍のスレッショルド値よりも短いかどう
か判定され(ステップ105)、短いときにはT2がビ
ット値”1”における中間変化点である可能性が高い。
そこで、ステップ107においてビット値が仮に”1”
であるとしておく(この状態が”1”の未確定状態であ
る)。
【0026】続いて、パルス幅は前回未確定であるか
ら、次のLTC信号のパルス幅が図6に示すようにT3
であるとステップ102で測定されると、このパルス幅
T3がスレッショルド値(2回前のパルス幅T(=T
1)の0.75倍)よりも短いかどうか判定され(ステ
ップ103)、ここでは短いので”1”と確定される
(ステップ106)。すなわち、2回連続でビット値”
1”のパルス幅であると判定されたときビット値”1”
が確定することになる。
【0027】そして、”1”が確定したので、前回の”
1”のときのパルス幅T2と、今回の”1”のときのパ
ルス幅T3の1/2倍の値との加算値をスレッショルド
値として次のパルス幅判定時に使用すると共に、同期ワ
ードチェックカウンタを1だけ歩進する(ステップ10
6)。
【0028】次にステップ101でパルス幅が確定と判
断され、現在のLTC信号のパルス幅がステップ104
でT4と測定されると、続くステップ105でスレッシ
ョルド値とパルス幅T4とが比較される。ここでは、パ
ルス幅T4は図6からわかるように、スレッショルド値
よりも長いので、ビット値が”0”であると確定する
(ステップ109)。更に、このステップ109では、
今回のパルス幅T4の0.75倍の値を次回のパルス幅
判定に用いるスレッショルド値に更新され、また同期ワ
ードチェックカウンタをリセットする。
【0029】ここで、パルス幅T2でビット値”1”の
未確定状態となった後、本来なら必ず次のパルス幅T3
はスレッショルド値よりも短い”1”のパルス幅である
が、パルス幅の変動などの原因により、パルス幅T3が
ステップ103でスレッショルド値よりも長いと判定さ
れた場合、ステップ108により”0”と確定される。
しかし、これは明らかに読み取りミスをしているので、
ステップ108ではビットエラーフラグを立てる。
【0030】続いて、ステップ106〜109のうちい
ずれかの処理が終了すると、パルス幅が前回確定してい
るかどうか判定する(ステップ110)。未確定の場合
は次のエッジ検出による割り込みトリガを待機する。確
定の場合は、テープ走行方向が記録時と同じ順方向(F
WD)であるか逆方向(REV)であるか判定する(図
4のステップ111)。
【0031】テープ走行方向がFWD方向であるかRE
V方向であるかは、LTC信号の同期ワードのビット6
4、65、78及び79番地の値の再生順により識別さ
れる。ただし、初期状態時には同期ワードはまだ識別さ
れていないので、FWD方向に設定されている。テープ
走行方向がFWD方向であるときには、ビット値”1”
が12回連続しているかどうか検出される(ステップ1
12)。これはビット64番地からビット79番地まで
の同期ワードのうちのビット66番地からビット77番
地までの12ビットがオール”1”であり、これに基づ
いて同期ワードを検出するためである。
【0032】”1”が12回連続して入力されないとき
にはLTCビットポインタを読み込み(ステップ11
4)、それが0であるかどうか判定する(ステップ11
5)。”1”が12回連続して入力されたときには同期
ワードのビット77番地であると確定し、LTCビット
ポインタを5、LTCアドレスポインタを9に代入した
後(ステップ113)、LTCビットポインタを読み込
む(ステップ114)。
【0033】LTCビットポインタが0であり、LTC
アドレスポインタが8であるときには同期ワードの開始
点と判定し(ステップ116)、後述する図7及び図8
のフローチャートのLTCデータチェックのための処理
の開始フラグを立ててから(ステップ117)、LTC
アドレスに”1”か”0”の検出ビット値を格納する
(ステップ118)。
【0034】LTCビットポインタが1〜6のいずれか
のときには、LTCアドレスに”1”か”0”の検出ビ
ット値を格納する(ステップ119、118)。LTC
ビットポインタが7のときには、LTCアドレスに”
1”か”0”の検出ビット値を格納した後(ステップ1
20、121)、LTCアドレスポインタが9かどうか
判定し、9であれば、同期ワードの最終点と判断してス
テップ117で立てた処理開始フラグをリセットし処理
を終了する(ステップ123)。
【0035】ステップ111でテープ走行方向がREV
方向であると判定されたときにも、上記のFWD方向と
同様の処理が行なわれる(ステップ124〜135)。
ただし、このときには、メモリ16に記憶されるビット
値はFWD方向と逆方向に記憶される。つまり、”1”
が連続して12回検出された時点で、LTC信号のビッ
ト66番地と確定され、LTCビットポインタが2で、
かつ、LTCアドレスポインタが8であると代入される
(ステップ125、126)。
【0036】そして、LTCビットポインタが7で、か
つ、LTCアドレスポインタが9である最後の位置から
LTCアドレスポインタ0方向に向かって、判別された
ビット値(データ)が順次に記憶されていく。このよう
にして、判定したビットデータはメモリ16の用意した
80ビットの各番地にメモリされていく。
【0037】また、同期ワードを検出するようにしてい
るため、同期ワードに基づいてLTC信号の何ビット目
であるかも識別できる。ソフトウェアで80ビット周期
のカウンタを設け、”1”が12回連続した時点で80
ビット周期のカウンタに走行方向検出により適当な値を
入れる。もし、”1”が12回連続したパターンを検出
できなくとも、1ビット読み取る度にカウンタを歩進し
ていく事で疑似的に同期ワードの位置を知ることができ
る。
【0038】続いて、この実施の形態では、上記のよう
に判別したデータが読み取りミスを含んでいる可能性が
あるため、1フレーム80ビット分読み取られた段階
で、LTC信号の規則性、歩進性を利用してデータの訂
正を行う(これをエラーバイパスというものとする)。
このエラーバイパスは同期ワード再生期間中に、図7及
び図8のフローチャートに従いCPU11により行うよ
うにする。CPU11は、この図7及び図8のフローチ
ャートに従う動作を常時行っている。
【0039】原理的には、時間データの連続性をもとに
エラー判定を行うことになる。しかし、ユーザーズビッ
トデータにミスが存在しても検出はされないため、ユー
ザーズビットデータの出力は信頼性に欠けることにな
る。ユーザーズビットデータは一般的には固定の値を入
れておくが、時間データのような変化する値を入れる場
合もある。
【0040】そこで、この実施の形態のエラーバイパス
では、時間データに連続性がない、”1”未確定後
の”0”確定が存在した、同期ワードが規格通りのパ
ターンで読み取れなかった、の計3つの条件のいずれか
一つを満たす場合にエラーであると判定するようにし、
これらの条件の何れかに該当した場合、読み取り値を無
効とするようにし、時間データと共にユーザーズビット
データの読み取り性能を向上させている。
【0041】図7及び図8と共にこのエラーバイパスの
動作について説明するに、CPU11は、同期ワード期
間中であるかどうかを前記処理開始フラグが立っている
かどうかにより判定し(ステップ201)、同期ワード
期間中でないときはこの処理を行わず、同期ワード期間
中であるときのみ、エラーバイパス処理のためにまず、
前述した図3及び図4のデータ読み取りフローチャート
に従ってメモリ16のメモリバンク(図2)から1フレ
ーム80ビット分のビット値を読み出して、時、分、秒
及びフレームを示す時間データ(これを以下、読み取り
値ともいう)に変換処理する。なお、この変換処理のス
テップは図7では、便宜上図示を省略してある。
【0042】その後、テープ走行方向がFWD方向であ
るかどうか検出する(ステップ202)。テープ走行方
向がFWD方向であるときには、同期ワードが正転読み
取りであるかどうか判定される(ステップ203)。こ
こで、「正転」とは、前回と同じ方向であることを示
す。正転読み取りであるときには、テープ走行方向と同
期ワードの読み取り方向とが同一であるので、FWD方
向の同期ワードが正常に読めたと判断する(ステップ2
04)。
【0043】一方、正転読み取りではないと判定された
ときには、同期ワードが反転読み取りされているかどう
かを判定し(ステップ205)、反転読み取りであれ
ば、同期ワードがREV方向で読み取られていると検出
するが、テープ走行方向と逆方向であるので同期ワード
が正常に読めないと判定する(ステップ206)。ステ
ップ205で同期ワードの反転読み取りでないと判定さ
れたときには、同期ワードが正常に読めないと判断する
(ステップ207)。
【0044】一方、CPU11はステップ202でテー
プ走行方向がREV方向であると判定したときは、FW
D方向判定時と同様に、まず同期ワードが正転読み取り
かどうか判定し(ステップ208)、正転読み取りであ
るときには、テープ走行方向と同期ワードの読み取り方
向とが一致しているので、同期ワードが正常に読めたと
判断する(ステップ209)。
【0045】これに対し、ステップ208で同期ワード
が正転読み取りでないと判定したときには、同期ワード
が反転読み取りかどうか判定し(ステップ210)、反
転読み取りであるときは、FWD方向に同期ワードが再
生されていると検出するが、テープ走行方向と不一致で
あるので同期ワードが規格パターンで正常に読めないと
判断する(ステップ211)。また、ステップ210で
同期ワードが反転読み取りでないと判定されたときは、
同期ワードが規格パターンで正常に読めないと判断する
(ステップ212)。
【0046】続いて、CPU11は図8のステップ21
3に進んで、同期ワードが正常に読み取れているかどう
か前述のステップ204、206、207、209、2
11及び212のいずれかの判断結果に基づいて判定
し、正常読み取りのときはビット判別時に読み取りビッ
トエラーがあったかどうかをメモリ16の所定アドレス
の記憶値に基づいて判定する(ステップ214)。この
記憶値は図3のステップ108において”1”未確定後
の”0”確定が判定された場合のエラーフラグであり、
エラーフラグが立っていないときは、ビットエラーなし
と判断して、読み取り値と連続性比較用値が等しいかど
うか判定する(ステップ215)。
【0047】読み取り値と連続性比較用値とが等しいと
判定したときは、読み取り値は信頼性有りとし(ステッ
プ216)、連続性比較用値を読み取り値に1を加算又
は減算する(ステップ217)。加算はFWD方向再生
時であり、減算はREV方向再生時である(後述のステ
ップ220、221も同様)。そして、得られた連続性
比較用値を出力値とする(ステップ218)。
【0048】一方、CPU11はステップ213で同期
ワードの読み取りに異常があると判断したとき、あるい
はステップ214でエラーフラグが立っている(すなわ
ち、ビットエラーが有る)と判定したとき、あるいはス
テップ215で読み取り値と連続性比較用値とが等しく
ないと判定したときには、読み取り値は信頼性なしと判
断し(ステップ219)、現在の連続性比較用値を読み
取り値に1を加算又は減算した値に更新し(ステップ2
20)、更に、前回の出力値に1を加算又は減算した値
を今回の出力値として更新する(ステップ221)。こ
れにより、時間データに連続性がないときにエラー訂正
した出力値を出力できる。
【0049】次に、図8のステップ215〜ステップ2
21の時間データに連続性がないときのデータチェック
のための動作について、更に詳細に図9のフローチャー
ト及び図10の模式図と共に説明する。図9において、
まず連続性比較用値cと読み取り値iとが比較される
(ステップ301:図8のステップ215に相当)。両
者が等しい場合は連続性比較用値cが読み取り値iに1
を加算又は減算された後(ステップ302:図8のステ
ップ217に相当)、更新された連続性比較用値cが出
力値oとされる(ステップ303:図8のステップ21
8に相当)。
【0050】一方、c≠iのときは連続性比較用値cが
読み取り値iに1を加算又は減算した値にされ(ステッ
プ304:図8のステップ220に相当)、出力値が前
回の出力値oに1を加算又は減算した値に更新される
(ステップ305:図8のステップ221に相当)。
【0051】ここで、図10(A)に示すように、読み
取り値iが「3」→「4」→「5」→「6」→「6」→
「6」→「9」→「10」というようにホールドデータ
「6」を含んで変化し(このときFWD方向であるもの
とする)、かつ、読み取り値iが「3」のときに連続性
比較用値cが「4」とされた場合、次の読み取り値
「4」が前回得られた連続性比較用値「4」と比較され
るので、ステップ301でc=iと判定され、よって連
続性比較用値cはステップ302において1を加算され
て「5」とされ、出力値oはステップ303でo=cで
あるので「5」とされる。
【0052】以下、同様にして、読み取り値iが「5」
→「6」と変化すると、連続性比較用値c及び出力値o
はそれぞれ「6」→「7」と変化していく。そして、読
み取り値iが「6」が2回連続した時点で、ステップ3
01でc≠iと判定されるので、連続性比較用値cはス
テップ304により「7」(=6+1)とされ、出力値
oはステップ305により前回の出力値「7」に1を加
算した値「8」とされる。次の読み取り値iが再び
「6」であると、連続性比較用値cはステップ304に
より「7」(=6+1)とされ、出力値oはステップ3
05により前回の出力値「8」に1を加算した値「9」
とされる。
【0053】従って、読み取り値iが「6」で3回連続
する期間Iでは、図10(A)にIIで示すように、読み
取り値iがホールド状態にあっても、出力値oはエラー
訂正されて「7」→「8」→「9」というように正常に
1ずつ変化していく。そして、読み取り値iが正常な
「9」になると、c≠iであるので連続性比較用値cが
ステップ302により「10」とされ、よって、出力値
oがステップ303により「10」とされる。従って、
出力値oは連続する。
【0054】また、図10(B)に示すように、読み取
り値iが「2」→「3」→「4」→「5」→「12」→
「13」→「14」→「15」というように不連続変化
部分を含んで変化し(このときFWD方向であるものと
する)、かつ、読み取り値iが「2」のときに連続性比
較用値cが「3」の場合、次の読み取り値「3」が前回
得られた連続性比較用値「3」と比較されたときに、ス
テップ301でc=iと判定され、よって連続性比較用
値cはステップ302において1を加算されて「4」と
され、出力値oはステップ303でo=cであるので
「4」とされる。
【0055】以下、同様にして、読み取り値iが「4」
→「5」と変化すると、連続性比較用値c及び出力値o
はそれぞれ「5」→「6」と変化していく。そして、読
み取り値iが「5」から「12」へと不連続的に変化す
ると、ステップ301でc≠iと判定されるので、連続
性比較用値cはステップ304により「13」(=12
+1)とされ、出力値oはステップ305により前回の
出力値「6」に1を加算した値「7」とされる。
【0056】次の読み取り値iが「13」であると、ス
テップ301でc=iと判定され、よって連続性比較用
値cはステップ302において1を加算されて「14」
とされ、出力値oはステップ303でo=cであるので
「14」とされる。以下、同様にして、読み取り値iが
「14」→「15」と変化すると、連続性比較用値c及
び出力値oはそれぞれ「15」→「16」と変化してい
く。
【0057】従って、図10(B)に示すように、読み
取り値iが「5」から「12」、「13」と変化する期
間IIIでは、出力値oはIVで示すように、「6」→
「7」→「14」というように一部不連続部分はあるも
のの、その前後では正常に変化していく。このように、
この実施の形態のエラーバイパス処理によって、出力値
oは極力正常に出力されるため、従来に比べてデータの
信頼性を向上し得る。
【0058】なお、上記の実施の形態の読み取り動作
を、専用LSIを用いた場合よりも高速の汎用RISC
で行った場合、広範囲のテープ速度でタイムコード信号
が読み取れる。因みに、本発明者の実験結果によれば、
専用LSIを用いた場合はテープ走行速度が11倍速程
度しかタイムコード信号を読み取れないが、この発明で
は17倍速程度でもタイムコード信号を読み取ることが
できた。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
時間データに連続性がない場合だけでなく、測定パルス
幅が本来存在しない順序で測定されたときや同期ワード
が定められたパターンで読み取られていないときにも、
データに信頼性がないと判断してデータ訂正した時間デ
ータを出力するようにしたため、従来に比べてより一層
タイムコード信号の読み取りを高精度で行うことがで
き、タイムコード信号の読み取りの信頼性を向上でき
る。
【0060】また、本発明によれば、上記の読み取りを
専用LSIでなく、汎用のRISCで行うことにより、
従来に比べて安価で、しかも広範囲の再生速度で再生さ
れたタイムコード信号を読み取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】本発明装置のメモリのメモリバンク説明図であ
る。
【図3】本発明によるLTCビットを判別動作説明用フ
ローチャート(その1)である。
【図4】本発明によるLTCビットを判別動作説明用フ
ローチャート(その2)である。
【図5】図3及び図4のビット判別時のスレッショルド
を説明する波形図である。
【図6】図3及び図4のビット判別の動作を具体的に説
明する図である。
【図7】本発明によるエラーバイパス処理説明用フロー
チャート(その1)である。
【図8】本発明によるエラーバイパス処理説明用フロー
チャート(その2)である。
【図9】図8中の要部のデータチェック説明用フローチ
ャートである。
【図10】図9の動作を具体的に説明する各値の模式図
である。
【図11】本発明により読み取られるタイムコード信号
の一例のフォーマットを示す図である。
【図12】本発明が適用されるシステムの一例のブロッ
ク図である。
【図13】タイムコード信号の一例の波形図である。
【符号の説明】
10 タイムコード信号読み取り装置 11 中央処理装置(CPU)(測定手段、ビット値判
別手段、同期ワード再生期間検出手段、パターン検出手
段、データ再生手段、出力手段) 12 タイマ(測定手段) 13 キャプチャレジスタ(測定手段) 14 エッジ検出部(エッジ検出手段) 15 メモリ(ROM) 16 メモリ(RAM)(データ再生手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 5/78 510 H04N 5/78 510B (56)参考文献 特開 平1−271987(JP,A) 特開 昭60−172825(JP,A) 特開 昭61−260723(JP,A) 特開 平7−147543(JP,A) 特開 平6−350653(JP,A) 特開 平9−8793(JP,A) 特開 平8−249822(JP,A) 特開 平6−302126(JP,A) 特開 平6−162669(JP,A) 特開 平4−129067(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 G11B 20/18 G11B 27/28 H04N 5/78 H03M 5/12 H04L 25/49

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号等の情報信号が回転ヘッドによ
    りテープ状記録媒体の長手方向に対して傾斜したトラッ
    クを形成して記録され、かつ、時間データと固定パター
    ンの同期ワードとが多重されたタイムコード信号が固定
    ヘッドにより前記テープ状記録媒体の長手方向に沿うト
    ラックを形成して記録された記録済みテープ状記録媒体
    から再生した前記タイムコード信号のビット値を読み取
    るタイムコード信号読み取り装置において、 前記再生タイムコード信号の立ち上がり及び立ち下がり
    の両エッジを検出するエッジ検出手段と、 前記エッジ検出手段よりのエッジ検出信号に基づき、前
    記再生タイムコード信号のパルス幅を測定する測定手段
    と、 前記測定手段により測定されたパルス幅とスレッショル
    ド値とを比較することにより、前記タイムコード信号の
    ビット値を判別するビット値判別手段と、 前記ビット値判別手段により判別されたビット値が1で
    あるか0であるかに応じて、互いに異なる所定の計算式
    で前記スレッショルド値を計算し直して前記スレッショ
    ルド値を更新するスレッショルド値更新手段と、 前記測定手段により 測定されたパルス幅が本来存在しな
    い順序で測定されたときにエラーフラグを立てるエラー
    検出手段と、 前記ビット値判別手段により判別されたビット値から前
    記固定パターンの同期ワードが再生されているかを検出
    する同期ワード再生期間検出手段と、 前記同期ワード再生期間検出手段により同期ワード再生
    期間と検出されているときに、前記同期ワードが定めら
    れたパターンで読み取られているかをチェックするパタ
    ーン検出手段と、 前記ビット値判別手段により判別された、前記タイムコ
    ード信号を構成する複数ビット分のビット値に基づいて
    時間データを再生するデータ再生手段と、 前記パターン検出手段の検出結果と前記エラーフラグと
    前記データ再生手段からの時間データとに基づいて、デ
    ータ訂正した時間データを出力する出力手段とを有する
    ことを特徴とするタイムコード信号読み取り装置。
  2. 【請求項2】 映像信号等の情報信号が回転ヘッドによ
    りテープ状記録媒体 の長手方向に対して傾斜したトラッ
    クを形成して記録され、かつ、時間データと固定パター
    ンの同期ワードとが多重されたタイムコード信号が固定
    ヘッドにより前記テープ状記録媒体の長手方向に沿うト
    ラックを形成して記録された記録済みテープ状記録媒体
    から再生した前記タイムコード信号のビット値を読み取
    るタイムコード信号読み取り装置において、 前記再生タイムコード信号の立ち上がり及び立ち下がり
    の両エッジを検出するエッジ検出手段と、 前記エッジ検出手段よりのエッジ検出信号に基づき、前
    記再生タイムコード信号のパルス幅を測定する測定手段
    と、 前記測定手段により測定されたパルス幅からビット値を
    判別すると共に、測定されたパルス幅が本来存在しない
    順序で測定されたときにエラーフラグを立てるビット値
    判別手段と、 前記ビット値判別手段により判別されたビット値から前
    記固定パターンの同期ワードが再生されているかを検出
    する同期ワード再生期間検出手段と、 前記同期ワード再生期間検出手段により同期ワード再生
    期間と検出されているときに、前記同期ワードが定めら
    れたパターンで読み取られているかをチェックするパタ
    ーン検出手段と、 前記ビット値判別手段により判別された、前記タイムコ
    ード信号を構成する複数ビット分のビット値に基づいて
    時間データを再生するデータ再生手段と、 前記パターン検出手段の検出結果と前記エラーフラグと
    前記データ再生手段からの時間データとに基づいて、デ
    ータ訂正した時間データを出力する出力手段とを備え、
    前記出力手段は、 前記エラーフラグが立っているか、前記パターン検出手
    段により前記同期ワードが定められたパターンで再生さ
    れていないと検出されたときは、前記データ再生手段に
    より再生された時間データに所定値を加算又は減算した
    値を連続性比較用値とし、かつ、前回の出力値に所定値
    を加算又は減算した値を今回の出力値として出力する第
    1の演算手段と、 前記エラーフラグがリセットされており、かつ、前記パ
    ターン検出手段により前記同期ワードが定められたパタ
    ーンで再生されていると検出されたときは、前記データ
    再生手段により再生された時間データと前回の連続性比
    較用値とを比較して、両者が不一致のときは前記第1の
    演算手段により前記出力値と今回の連続性比較用値とを
    算出させる比較手段と、 前記比較手段により一致結果が得られたときは、前記デ
    ータ再生手段により再生された時間データに所定値を加
    算又は減算した値を今回の連続性比較用値として更新
    し、かつ、更新後の連続性比較用値を今回の前記出力値
    として出力する第2の演算手段とを有することを特徴と
    するタイムコード信号読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記同期ワード再生期間検出手段により
    同期ワード再生期間と検出されているときに、再生され
    たデータ中の同期ワードに基づいて前記テープ状記録媒
    体の走行方向を検出する走行方向検出手段を有し、前記
    第1及び第2の演算手段は、前記走行方向検出手段によ
    り記録時と同じ順方向走行の検出時は前記所定値との加
    算動作を行い、逆方向走行検出時は前記所定値との減算
    動作を行うことを特徴とする請求項2記載のタイムコー
    ド信号読み取り装置。
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