JP3353911B2 - 時間情報再生装置 - Google Patents

時間情報再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図5) 発明が解決しようとする課題(図5) 課題を解決するための手段(図1及び図5) 作用(図1及び図5) 実施例(図1〜図5) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は時間情報再生装置に関
し、例えばビデオテープレコーダに適用して好適なもの
である。
【0003】
【従来の技術】従来、ビデオテープレコーダにおいて
は、回転ドラム上に載置された記録再生ヘツドで磁気テ
ープをヘリカルスキヤンし、これにより磁気テープ上に
ヘリカル記録トラツクを形成して所望のビデオ信号を記
録するようになされている。また図5に示すように、こ
のとき同時に磁気テープTP上においては、ヘリカル記
録トラツクTRVDの上部に2チヤンネル分の長手オーデ
イオ記録トラツクTRA 及びTRB が形成され、下部に
長手方向のタイムコード(LTC)トラツクTRLTC
びコントロール(CTL)トラツクTRCTL が形成され
る。
【0004】このLTCトラツクTRLTC には、長手タ
イムコード信号LTCとして対応するヘリカル記録トラ
ツクTRVDの例えばフレーム間隔で配置された同期デー
タSYNCW間に、磁気テープTPの先頭からの絶対時
間情報が時分秒及びフレーム番号でなる64ビットのデー
タとして記録される。またCTLトラツクTRCTL 上に
は、コントロール信号CTLとしてヘリカル記録トラツ
クTRの1フレーム周期でなるパルス信号が記録され
る。
【0005】これによりビデオテープレコーダでは、L
TCトラツクTRLTC を再生して得られる長手タイムコ
ード信号LTC中の時間情報を参照することにより、フ
エードイン、フエードアウトや重ね書き録画等種々の編
集用ポイントを検出し、編集作業を実行し得るようにな
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
ビデオテープレコーダにおいては、LTCトラツクTR
LTC に記録された長手タイムコード信号LTCがドロツ
プアウト等の原因で正しく再生できず連続した時間情報
が得られない場合、同時に再生したCTLトラツクTR
CTL 上のコントロール信号CTLに基づくCTLパルス
で、時間情報を歩進するようになされている。
【0007】ところがこの場合、例えば磁気テープTP
の走行方向が逆転すると、正しくCTLパルスで時間情
報を歩進できなくなる場合が発生し、このため実際には
CTLパルスを監視するタイマを別に設け、当該タイマ
の監視結果に応じてソフトウエア的に時間情報を加減算
するようになされている。しかしながらこのようにする
と、その分CPU自体の負荷が増大化すると共に、タイ
マ等の周辺回路が設けたことにより構成が複雑化するこ
とを避け得ない問題があつた。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、ハードウエア構成でテープ状記録媒体の長手方向に
形成された時間情報記録トラツク及び制御情報記録トラ
ツクを再生して時間情報を高い精度で検出し得る時間情
報再生装置を提案しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め第1の発明においては、ヘリカル記録トラツクTRVD
と、そのヘリカル記録トラツクTRVDの位置を表す時間
情報TCが記録された長手方向の時間情報記録トラツク
TRLTC と、ヘリカル記録トラツクTRVDに応じた周期
情報PCTL が記録された長手方向の制御情報記録トラツ
クTRCTL とを有するテープ状記録媒体TPを再生して
時間情報TCを得る時間情報再生装置において、テープ
状記録媒体TPの時間情報記録トラツクTCLTC を再生
中に時間情報TCが欠落したとき、制御情報記録トラツ
クTRLTC を再生して得られる周期情報PCTL に基づい
て時間情報TCを歩進すると共に、テープ状記録媒体T
Pの走行方向FRが逆転して周期情報PCTL が入力され
ないときには、その逆転を制御する制御信号FRに応じ
て時間情報TCを歩進する時間情報読取り手段1を設け
るようにした。
【0010】また第2の発明において、時間情報読取り
手段1は、テープ状記録媒体TPの時間情報記録トラツ
クTCLTC を再生して得られる時間情報TCを格納する
読取りデータ用格納手段2と、直前の時間情報TCを格
納する連続性チエツク用格納手段3と、出力用の時間情
報TCを格納する出力データ用格納手段4と、読取りデ
ータ用格納手段2及び連続性チエツク用格納手段3に格
納された時間情報TC及び直前の時間情報TCを比較し
て、時間情報TC及び直前の時間情報TCが連続してい
るか否かを判定する連続性チエツク手段5と、第1の起
動パルスPA のタイミングで、読取りデータ用格納手段
2の時間情報TCをテープ状記録媒体TPの走行方向F
Rに応じて加減算し、その演算結果を連続性チエツク用
格納手段3に格納すると共に、連続性チエツク手段5の
判定結果によつて時間情報TC及び直前の時間情報TC
が連続しているとき、演算結果を出力データ用格納手段
4に格納し、第2の起動パルスのタイミングPB で、出
力データ用格納手段4の時間情報TCをテープ状記録媒
体TPの走行方向FRに応じて加減算し、その演算結果
を出力データ用格納手段4に格納する演算手段6と、所
定のタイミングで演算手段6を起動する第1及び第2の
起動パルスPA 及びPB を発生し、演算手段6に入力す
る第1及び第2の起動パルス発生手段7及び8を設ける
ようにした。
【0011】さらに第3の発明において、第1の起動パ
ルス発生手段7は、テープ状記録媒体TPの走行方向F
Rに応じて、時間情報記録トラツクTRLTC を再生して
得られる時間情報TCの同期信号SYNCWの立ち上が
り又は立ち下がりのタイミングに応じた第1の起動パル
スPA を発生し、第2の起動パルス発生手段8は、テー
プ状記録媒体TPの走行方向FR、周期情報PCTL 及び
テープ状記録媒体TPの走行方向FRの逆転を制御する
制御信号に基づくタイミングに応じた第2の起動パルス
信号PB を発生するようにした。
【0012】
【作用】テープ状記録媒体TPの時間情報記録トラツク
TRLTC を再生中に時間情報TCが欠落したとき、制御
情報記録トラツクTRCTL を再生して得られる周期情報
CTL に基づいて時間情報TCを歩進すると共に、テー
プ状記録媒体TPの走行方向FRが逆転し、周期情報P
CTL が入力されないときには、その逆転を制御する制御
信号FRに応じて時間情報TCを歩進するようにしたこ
とにより、テープ状記録媒体TPの長手方向に形成され
た時間情報記録トラツクTRLTC 及び制御情報記録トラ
ツクTCCTL を再生して時間情報TCを高い精度で検出
し得る。
【0013】また時間情報読取り手段を読取りデータ用
格納手段2、連続性チエツク用格納手段3、出力データ
用格納手段4、連続性チエツク手段5、演算手段6、第
1及び第2の起動パルス発生手段7、8とでなるハード
ウエアで構成するようにしたことにより、ソフトウエア
で周期情報PCTL をカウントして歩進する従来の構成に
比して、ソフトウエアの負担を格段的に軽減し得ると共
に、容易に1チツプの集積回路化し得る。
【0014】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0015】図1において、1は全体として本発明によ
るビデオテープレコーダのLTC読取り装置を示し、読
取りデータ用レジスタ2、連続性チエツク用レジスタ
3、出力データ用レジスタ4、デイジタル比較器5及び
ALU(Arithmetic logic unit )6と、ALU6を起
動するパルスを発生する第1及び第2の起動パルス発生
部7及び8のハードウエア構成でなる。
【0016】読取りデータレジスタ2には、磁気テープ
TP上のLTCトラツクTRLTC を再生して得られる長
手タイムコード信号LTCをデコードして得られるタイ
ムコードTCが格納され、連続性チエツク用レジスタ3
には前回読み出されたタイムコードTCが磁気テープT
Pの走行方向FRに応じてインクリメント又はデクリメ
ントされて格納される。デイジタル比較器5は、読取り
データ用レジスタ2のタイムコードTCと連続性チエツ
ク用レジスタ3の内容を比較し、この比較結果をALU
6に送出する。なお走行方向FRは磁気テープTPが正
方向に走行しているとき論理「L」レベルを有し、逆方
向に走行しているとき論理「H」レベルを有するように
選定されている。
【0017】ALU6は第1の起動パルスPA のタイミ
ングで、読取りデータ用レジスタ2のタイムコードTC
を磁気テープTPの走行方向FRに応じてインクリメン
ト又はデクリメントして、連続性チエツク用レジスタ3
に格納すると共に、読取りデータ用レジスタ2と連続性
チエツク用レジスタ3のデータD2、D3が等しい場合
は演算後の値を出力データ用レジスタ4に格納する。ま
たこれに加えてALU6は第2の起動パルスPB に応じ
て、連続性チエツク用レジスタ3の内容を磁気テープT
Pの走行方向FRに応じてインクリメント又はデクリメ
ントして、連続性チエツク用レジスタ3に格納する。
【0018】第1の起動パルス発生部7は、立上りエツ
ジ検出回路10、立下りエツジ検出回路11、第1、第
2のアンドゲート12、13、インバータ14及びオア
ゲート15より構成されている。立上りエツジ検出回路
10及び立下りエツジ検出回路11は、磁気テープTP
上のLTCトラツクTRLTC を再生して得られる長手タ
イムコード信号LTCの同期データSYNCWが入力さ
れる。なおこの同期データSYNCWは、論理「H」レ
ベルのタイミングで長手タイムコード信号LTC中で64
ビツトでなるタイムコードTCの1フレーム分の入力が
完了したことを表す。
【0019】これによりこの第1の起動パルス発生部7
は、磁気テープTPの走行方向FRに応じて、磁気テー
プTPが正方向に走行しているときには、立上りエツジ
検出回路10で検出した同期データSYNCWの立上り
エツジのタイミングで立ち上がった直後に立ち下がる第
1の駆動パルスPA を発生する。逆に磁気テープTP
が逆方向に走行しているときには、立下りエツジ検出回
路11で検出した同期データSYNCWの立下りエツジ
のタイミングで立ち上がった直後に立ち下がる第1の駆
動パルスPA を発生する。
【0020】また第2の起動パルス発生部8は、第1、
第2、第3のアンドゲート20、23、26、SRフリ
ツプフロツプ21、第1、第2のオアゲート22、2
4、立上りエツジ検出回路25より構成されている。こ
れにより第2の起動パルス発生部8は、磁気テープTP
の走行方向FPが逆方向のとき、無条件に磁気テープT
PのCTLトラツクTRCTL を再生して得られるコント
ロール信号CTLに応じたコントロールパルスPCTL
第2の起動パルスPB として送出する。
【0021】逆に第2の起動パルス発生部8は、磁気テ
ープTPの走行方向FPが正方向のとき、連続したタイ
ムコードTCが読み出されることなくコントロールパル
スPCTL が入力されたとき、これを第2のパルスP
B として送出する。さらにこの第2の起動パルス発生
部8は、連続したタイムコードTCが入力された後、コ
ントロールパルスPCTL が入力されることなく、磁
気テープTPの走行方向FPが反転した場合、その変化
時に立ち上がった直後に立ち下がる第2の起動パルスP
B を発生する。
【0022】以上の構成において、磁気テープTPが図
2に示すように、正方向に走行しているときには(図2
(A))、第1の起動パルス発生部7の立上りエツジ検
出回路10、インバータ14、第1のアンドゲート12
及びオアゲート15によつて、同期データSYNCW
(図2(B))の立上りエツジのタイミングで立ち上が
った直後に立ち下がる第1の駆動パルスPA (図2
(D))が発生されALU6に供給される。これにより
ALU6は読取りデータ用レジスタ2に格納されたデー
タD2(図2(F))をインクリメントした後、連続性
チエツク用レジスタ3にこの値を格納する。
【0023】なおこのとき、格納する前の連続性チエツ
ク用レジスタ3に格納されていたデータD3(図2
(G)ではデータD3の値を1つデクリメントする)
と、読取りデータ用レジスタ2のデータD2がデイジタ
ル比較器5にて比較され、等しい場合すなわち読取りデ
ータTCが前回の読取りデータに連続しているときに
は、連続性チエツク用レジスタ3に格納するデータを出
力データ用レジスタ4にも同時に格納する。
【0024】そして読取りデータ用レジスタ2に入力さ
れるタイムコードTCが連続している場合には、第2の
駆動パルス発生部8の第1のアンドゲート20によつて
SRフリツプフロツプ21はリセツトされ、第2のアン
ドゲート23によりコントロールパルスPCTL (図2
(C))による第2の起動パルスPB (図2(E))の
発生が禁止される。
【0025】逆に読取りデータ用レジスタ2に入力され
るタイムコードTCが欠落していたり不連続のときに
は、第2の駆動パルス発生部8のSRフリツプフロツプ
21がリセツトされなくなり、次に入力されたコントロ
ールパルスPCTL によつて第2の起動パルスPB が発生
され、これによりALU6は出力データ用レジスタ4に
格納されたデータD4(図2(H))をインクリメント
して出力データ用レジスタ4に格納する。
【0026】このようにしてこのLTC読取り装置1に
おいては、磁気テープTPが正方向に走行しているとき
には、磁気テープTPを再生して得られるタイムコード
TCの連続性をチエツクしながら順次タイムコードTC
の内容を読み取ると共に、タイムコードTCが欠落して
いたり不連続のときには、コントロールパルスPCTL
よつてタイムコードTCを歩進し得るようになされ、こ
れにより精度の高いCTL歩進を実現することができ
る。
【0027】なお出力データ用レジスタ4に格納された
データは、所定のタイミング毎に読み出され、LTC読
取り装置1の出力でなる読取りタイムコードデータDT
TCとして順次外部の編集装置等に送出され、これにより
タイムコードTCを用いた編集作業等を実行し得るよう
になされている。
【0028】次に磁気テープTPが図3に示すように、
逆方向に走行しているときには(図3(A))、第1の
駆動パルス発生部7の立下りエツジ検出回路11、第2
のアンドゲート13及びオアゲート15によつて、同期
データSYNCW(図3(B))の立下りエツジのタイ
ミングで立ち上がった直後に立ち下がる第1の駆動パル
スPA (図3(D))が発生されALU6に供給され
る。これによりALU6は読取りデータ用レジスタ2に
格納されたデータD2(図3(F))をデクリメントし
た後、連続性チエツク用レジスタ3にこの値を格納す
る。
【0029】なおこのとき、上述と同様に格納する前の
連続性チエツク用レジスタ3に格納されていたデータD
3(図3(G)ではデータD3の値を1つインクリメン
トする)と、読取りデータ用レジスタ2のデータD2が
デイジタル比較器5にて比較され、等しい場合すなわち
読取りデータTCが前回の読取りデータD3に連続して
いるときには、連続性チエツク用レジスタ3に格納する
データを出力データ用レジスタ4にも同時に格納する。
【0030】またこの場合には、第2の起動パルス発生
部8の第1及び第2のオアゲート22及び24、第2の
アンドゲート23によつて、入力されたコントロールパ
ルスPCTL (図3(C))毎に第2の起動パルスP
B (図3(E))が発生され、これによりALU6は出
力データ用レジスタ4に格納されたデータD4(図3
(H))をデクリメントして出力データ用レジスタ4に
格納する。
【0031】このようにしてこのLTC読取り装置1に
おいては、磁気テープTPが逆方向に走行しているとき
には、磁気テープTPを再生して得られるタイムコード
TCの連続性をチエツクしながら順次タイムコードTC
の内容を読み取ると共に、タイムコードTCが欠落して
いたり不連続のときには、コントロールパルスPCTL
よつてタイムコードTCを歩進し得るようになされ、こ
れにより精度の高いCTL歩進を実現することができ
る。
【0032】ここでこの実施例のLTC読取り装置1の
場合には、第2の起動パルス発生部8のSRフリツプフ
ロツプ21、立上りエツジ検出回路25及び第3のアン
ドゲート26によつて、磁気テープTPの走行方向FR
が正方向から逆方向に逆転し、コントロールパルスP
CTL の入力が無いときにも、第2の起動パルスPB を発
生するようになされている。
【0033】従つて図4に示すように、磁気テープTP
が正方向に走行して連続したタイムコードTCが読み出
された後、次のコントロールパルスPCTL の立ち上がり
の前に、磁気テープTPの走行方向が逆転し逆方向に走
行するようになつても、上述のタイミングで発生された
第2の起動パルスPB によつて、ALU6は出力データ
用レジスタ4に格納されたデータをデクリメントして出
力データ用レジスタ4に格納する。かくして磁気テープ
TPの走行方向が正方向から逆方向に逆転した場合に
も、精度の高いCTL歩進を実現することができる。
【0034】以上の構成によれば、磁気テープTPの長
手タイムコードトラツクTRLTC を再生中に、タイムコ
ードTCが欠落したとき、コントロールトラツクTR
CTL を再生して得られるコントロールパルスPCTL に基
づいてタイムコードTCを歩進すると共に、磁気テープ
TPの走行方向が逆転し、コントロールパルスPCTL
入力されないときには、逆転を制御する制御信号FRに
応じてタイムコードTCを歩進するようにしたことによ
り、タイムコードTCの欠落時及び走行方向の反転時に
も高い精度でCTL歩進し得るLTC読取り装置1を実
現できる。かくするにつき、高い精度で編集作業を実現
できるビデオテープレコーダを得ることができる。
【0035】さらに上述の構成によれば、読取りデータ
用レジスタ2、連続性チエツク用レジスタ3、出力デー
タ用レジスタ4、デイジタル比較器5、ALU6と、ゲ
ート構成でALU6を起動する第1及び第2の起動パル
スを発生する第1及び第2の起動パルス発生部7、8と
のハードウエアで構成したことにより、ソフトウエアで
コントロールパルスをカウントする従来の構成に比し
て、ソフトウエアの負担を格段的に軽減し得ると共に、
1チツプの集積回路化に最適なLTC読取り装置1を実
現できる。
【0036】なお上述の実施例においては、本発明をビ
デオテープレコーダに適用した場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、ヘリカル記録トラツクの位置を
表す時間情報及び周期情報が、長手記録トラツクに記録
されるようになされた記録媒体から時間情報を高い精度
で再生するものに広く適用し得る。
【0037】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、テープ状
記録媒体の時間情報記録トラツクを再生中に時間情報が
欠落したとき、制御情報記録トラツクを再生して得られ
る周期情報に基づいて時間情報を歩進すると共に、テー
プ状記録媒体の走行方向が逆転し、周期情報が入力され
ないときには、その逆転を制御する制御信号に応じて時
間情報を歩進するようにしたことにより、時間情報読取
り手段を設けるようにしたことにより、テープ状記録媒
体の長手方向に形成された時間情報記録トラツク及び制
御情報記録トラツクを再生して時間情報を高い精度で検
出し得る時間情報再生装置を実現できる。
【0038】また時間情報読取り手段を読取りデータ用
格納手段、連続性チエツク用格納手段、出力データ用格
納手段、連続性チエツク手段と、演算手段、第1及び第
2の起動パルス発生手段とでなるハードウエアで構成す
るようにしたことにより、ソフトウエアで周期情報をカ
ウントして歩進する従来の構成に比して、ソフトウエア
の負担を格段的に軽減し得ると共に、容易に1チツプの
集積回路化し得る時間情報再生装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による時間情報再生装置の一実施例でな
るLTC読取り装置を示すブロツク図である。
【図2】磁気テープが正方向へ走行する際のLCTカウ
ント動作を示すタイミングチヤートである。
【図3】磁気テープが逆方向へ走行する際のLCTカウ
ント動作を示すタイミングチヤートである。
【図4】磁気テープが正方向から逆方向へ逆転した際の
LCTカウント動作を示すタイミングチヤートである。
【図5】磁気テープ上の記録フオーマツトの説明に供す
る略線図である。
【符号の説明】
1……LTC読取り装置、2……読取りデータ用レジス
タ、3……連続性チエツク用レジスタ、4……出力デー
タ用レジスタ、5……デイジタル比較器、6……AL
U、7、8……起動パルス発生部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 27/10 - 27/34

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘリカル記録トラツクと、当該ヘリカル記
    録トラツクの位置を表す時間情報が記録された長手方向
    の時間情報記録トラツクと、上記ヘリカル記録トラツク
    に応じた周期情報が記録された長手方向の制御情報記録
    トラツクとを有するテープ状記録媒体を再生して上記時
    間情報を得る時間情報再生装置において、 上記テープ状記録媒体の上記時間情報記録トラツクを再
    生中に上記時間情報が欠落したとき、上記制御情報記録
    トラツクを再生して得られる上記周期情報に基づいて上
    記時間情報を歩進すると共に、上記テープ状記録媒体の
    走行方向が逆転して上記周期情報が入力されないときに
    は、当該逆転を制御する制御信号に応じて上記時間情報
    を歩進する時間情報読取り手段を具えることを特徴とす
    る時間情報再生装置。
  2. 【請求項2】上記時間情報読取り手段は、 上記テープ状記録媒体の上記時間情報記録トラツクを再
    生して得られる上記時間情報を格納する読取りデータ用
    格納手段と、 直前の上記時間情報を格納する連続性チエツク用格納手
    段と、 出力用の上記時間情報を格納する出力データ用格納手段
    と、 上記読取りデータ用格納手段及び上記連続性チエツク用
    格納手段に格納された上記時間情報及び上記直前の時間
    情報を比較して、上記時間情報及び上記直前の時間情報
    が連続しているか否かを判定する連続性チエツク手段
    と、 第1の起動パルスのタイミングで、上記読取りデータ用
    格納手段の上記時間情報を上記テープ状記録媒体の走行
    方向に応じて加減算し、当該演算結果を上記連続性チエ
    ツク用格納手段に格納すると共に、上記連続性チエツク
    手段の判定結果によつて上記時間情報及び上記直前の時
    間情報が連続しているとき、上記演算結果を上記出力デ
    ータ用格納手段に格納し、第2の起動パルスのタイミン
    グで、上記出力データ用格納手段の上記時間情報を上記
    テープ状記録媒体の走行方向に応じて加減算し、当該演
    算結果を上記出力データ用格納手段に格納する演算手段
    と、 所定のタイミングで上記演算手段を起動する第1及び第
    2の起動パルスを発生し、上記演算手段に入力する第1
    及び第2の起動パルス発生手段とを具えることを特徴と
    する請求項1に記載の時間情報再生装置。
  3. 【請求項3】上記第1の起動パルス発生手段は、上記テ
    ープ状記録媒体の走行方向に応じて、上記時間情報記録
    トラツクを再生して得られる上記時間情報の上記同期信
    号の立ち上がり又は立ち下がりのタイミングに応じた第
    1の起動パルスを発生し、 上記第2の起動パルス発生手段は、上記テープ状記録媒
    体の走行方向、上記周期情報及び上記テープ状記録媒体
    の走行方向の逆転を制御する制御信号に基づくタイミン
    グに応じた第2の起動パルス信号を発生することを特徴
    とする請求項2に記載の時間情報再生装置。
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