JP2792944B2 - 回転ヘッド式デジタルオーディオテープレコーダの継ぎ録り方法 - Google Patents

回転ヘッド式デジタルオーディオテープレコーダの継ぎ録り方法

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JP2792944B2 JP1264441A JP26444189A JP2792944B2 JP 2792944 B2 JP2792944 B2 JP 2792944B2 JP 1264441 A JP1264441 A JP 1264441A JP 26444189 A JP26444189 A JP 26444189A JP 2792944 B2 JP2792944 B2 JP 2792944B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は回転ヘッドを用いて磁気テープ上に記録再生
を行なうデジタルオーディオテープレコーダ(以下、R
−DATと称す)に関し、特に長時間モード(以下、LPモ
ードと称す)の継ぎ録りに関する。
(ロ) 従来の技術 一般にR−DATにおける記録モードは大きく2つに分
けることができる。まず、第1に標準モード(以下、SP
モードと称す)と呼ばれるもので、テープ速度8.150mm/
s、シリンダ回転数2000rpmで記録するもの、第2にLPモ
ードと呼ばれるもので、テープ速度4.075mm/s、シリン
ダ回転数1000rpmで記録するものがある。
また、再生モードとしては標準モードと呼ばれるテー
プ速度8.150mm/s、シリンダ回転数2000rpmで再生するも
のと、ダブルスキャンモードと呼ばれるテープ速度4.07
5mm/s、シリンダ回転数2000rpmで同一トラックを2回再
生するモードがある。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 上記LPモードまたはSPモードで記録された磁気テープ
の記録部分に続けてLPモードで記録する際、継ぎ録りを
行なうため、キャプスタン、シリンダ等で構成されるシ
ステムが立上がる時間を考慮して録音ポーズ状態の位置
を記憶して、キャプスタン等のFGカウンタ等に従って一
旦巻戻しを行なわせ、次に再生状態とし、FGカウンタに
従って録音ポーズ状態の位置と思われるところで再生状
態から録音状態に切換えるようにしているが、FGカウン
タを使用して継ぎ録りを行なうためにどうしても数十フ
レームの誤差が生じてしまうといった問題が生じる。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するためのものであって、回
転ヘッドを用いて磁気テープの同一トラック上に音声信
号をデジタル記録し、同時に磁気テープ始端からの絶対
時間情報等のサブコード情報を記録し、SPモード、LPモ
ードの記録を可能としたデジタルオーディオテープレコ
ーダに於いて、 SPモード又はLPモードで記録された磁気テープにLPモ
ードでの継ぎ録りを行う際、 LPモードの記録開始位置の絶対時間情報(T0)を読み
取って磁気テープを時間(t1)だけ巻き戻した後、その
巻き戻し位置より絶対時間情報をSPモードで再生するこ
とにより、前記記録開始位置の絶対時間情報(T0)か
ら、SPモードからLPモードへの切換え移行に要する時間
(TA)を減算して移行開始の絶対時間(TB)を計算し、
該絶対時間(TB)の位置から仮想カウンタに切換えると
共に、時間(TA)内でLPモードに移行し、該仮想カウン
タにしたがって記録開始位置からLPモードで記録を開始
するようにしたことを特徴とする回転ヘッド式デジタル
オーディオテープレコーダの継ぎ録り方法を提案する。
(ホ) 作用 上記手段によると、LPモードで継ぎ録りを行なう場
合、記録状態になる前に記録開始位置から僅かテープを
巻戻し、その後SPモードでサブコード領域の絶対時間情
報を再生し、記録開始位置の絶対時間情報とSPモードで
読み出した時間情報を基に、SPモードからLPモードへ切
換え移行するので、LPモードへ切換った時点をほヾ記録
開始位置することが出来る。
(ヘ) 実施例 以下に、本発明の継ぎ録り方法を実現するためのR−
DATのシステム構成を第3図に示す説明する。同図に於
いて、アナログの音声信号が入力される入力端子、
(2)はこの音声信号をインターリーブや時間圧縮等を
施したディジタル信号に変換(PCM変調)するディジタ
ル信号処理回路、(3)はトラッキング制御のためのサ
ーボ信号(即ち、パイロット信号やシンク信号等)を生
成するサーボ信号生成回路、(4)は高速サーチのため
のスタートIDと共に曲番や磁気テープ始端からの絶対時
間情報等のサブコート信号を生成するサブコード信号生
成回路、(5)はテープの各トラックに夫々形成される
情報の記録領域、トラッキング領域、サブコート領域に
ディジタル変換された音声信号、サーボ信号、サブコー
ト信号を記録するために所定のタイミングで選択切換さ
れるスイッチ回路、(6)は記録アンプ、(7)は記録
アンプ(6)からの出力を180゜離れた2個の録再用回
転ヘッド(8)に供給する回転ヘッドシリンダーのロー
タリートランス、(9)は再生アンプ、(10)は再生ア
ンプ(9)からの出力をPLL等によりデータからクロッ
クを作りこれによりディジタル信号に変換した後アナロ
グ信号に変換(PCM復調)するディジタル信号処理回
路、(11)は元のアナログの音声信号が出力される出力
端子である。(12)は再生アンプ(9)の出力からトラ
ッキング制御のためサーボ信号を抽出してトラッキング
エラー信号を生成するサーボ回路、(13)は再生アンプ
(9)の出力からサブコード信号を抽出してスタートID
の検出や絶対時間情報等の読み取りを行なうサブコード
処理回路である。そして、(14)は巻取りリール軸を直
接駆動する巻取りリールモータ、(16)はそのモータ駆
動回路、(17)(18)はシリンダーモータとそのモータ
駆動回路で、(19a)はキャプスタン、(19b)はキャプ
スタンモータ(19)の回転を検出するFGセンサである。
そして、(21)は各種操作キー入力やサブコード処理回
路(13)からの出力により各モータ(14)(15)(17)
(19)の駆動/停止、回転速度や回転方向等を制御する
制御回路でマイクロコンピュータによって構成され、検
出スイッチ入力によりSPモードとLPモードが選択され、
操作キー入力により記録・再生等が指定される。(22)
は回転ヘッドシリンダーに90゜巻き付けられるテープで
ある。
従って、先ず記録時には入力端子(1)に入力された
音声信号がディジタル信号処理回路(2)でディジタル
信号に変換された後、サーボ信号生成回路(3)からの
サーボ信号(パイロット信号やシンク信号等)とサブコ
ード生成回路(4)で生成されるサブコード信号(スタ
ートID、曲番、絶対時間情報)と共に時分割で記録アン
プ(6)へ送出される。そして、この記録アンプ(6)
の出力は回転ヘッドシリンダーのロータリートランス
(7)へ送出されて、録再用回転ヘッド(8)によりテ
ープ上に記録されることになる。この時、テープ上には
第4図に示すようなトラックパターンが形成され、各ト
ラックの中央部に情報の記録領域(D)が、そしてその
両側にトラッキング領域(Ts)(Te)とサブコード領域
(Ss)(Se)がそれぞれ形成されることになる。
次に、再生時にはテープ(22)に記録された各種信号
が録再用回転ヘッド(8)により読み取られて、回転ヘ
ッドシリンダーのロータリートランス(7)より再生ア
ンプ(9)へ送出される。そして、この再生アンプ
(9)の出力はディジタル信号処理回路(10)でPLL等
によりデータからクロックを作りこれによりディジタル
信号に変換された後アナログ信号に変換され、元の音声
信号となって出力端子(11)より出力されることにな
る。更に、この再生アンプ(9)の出力はサーボ回路
(12)に送出され、ここでトラッキング制御のためのサ
ーボ信号を抽出してトラッキングエラー信号を生成し、
これをモータ駆動回路(20)に送出してキャプスタンモ
ータ(19)を制御している。また、再生アンプ(9)の
出力はサブコード処理回路(13)へも送出され、ここで
サブコード信号を抽出して曲番や時間情報を読み取り、
制御回路(21)を通じて表示部に送出し、曲番や時間を
表示している。
次に上記構成のR−DAT装置に於ける継ぎ録りの際の
動作について第1図のフローチャート及び第2図の動作
説明図を参照して説明する。まず、ステップ1で録音状
態(録音釦が押圧された状態)と判断されると、ステッ
プ2でその位置の絶対時間(T0)を記憶すると同時にス
テップ3のレビュー動作に入る。ステップ4でSPモード
かLPモードであるかどうかを判断し、LPモードであれば
ステップ5でレビュー時間t1(約2秒)が設定され、t1
時間のレビュー動作が終了するとステップ6の録音ポー
ズ状態となる。ステップ7でポーズ状態が解除されると
(再生釦が押圧されると)、ステップ8で再生(SPモー
ド)状態に入り、絶対時間(Ti)を読み取り(ステップ
9)、ステップ10で絶対時間(Ti)が、記録開始位置の
絶対時間(T0)から、シリンダ及びキャプスタン等をSP
モードからLPモードに切換えるに要する時間(TA)を
減算(TO−TA)して求めた絶対時間(TB)となる
と、ステップ11のキャプスタンFGカウントを行ない、時
間(TA)内でシリンダの回転数及びテープ速度をLPモー
ドに切換え、トラッキングを取って(ステップ12)、ス
テップ13でFGカウントに従って記録を開始しようとした
時点(絶対時間t0地点)を計算してステップ14で記録を
開始する。
前記フローチャートに基づく動作状態を第2図に[LP
モード]で示す。
また、ステップ4でSPモードであると判断されると、
ステップ15でレビュー時間t2(約1秒)が設定され、t2
時間のレビュー動作が終了すると、ステップ16で録音ポ
ーズ状態となる。ステップ17でポーズ状態が解除される
と、ステップ18で再生(SPモード)状態に入り、絶対時
間(Ti)を読み取り(ステップ19)、ステップ20でその
再生された絶対時間(Ti)が記録開始地点の絶対時間
(T0)と一致したと判断すると直ちに録音を開始する。
前記フローチャートに基づく動作状態を第2図に[SP
モード]で示す。
(ト) 発明の効果 本発明の継ぎ録り方法によると、LPモードでの記録の
前に磁気テープを巻戻し、SPモードで絶対時間を再生し
てから仮想カウンタを動作させるので、仮想カウンタを
使用する時間を短くすることができ、そしてLPモードの
継ぎ録りのタイミングを正確に求めることができるの
で、回転ヘッド式デジタルオーディオテープレコーダに
用いて極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明継ぎ録り方法を説明するため
のもので、第1図はフローチャート、第2図は動作説明
図、第3図はR−DAT装置のブロック図、第4図はR−D
AT装置のトラックフォーマットを示す図である。 (19b)……FGセンサ、 (21)……制御回路(マイコン)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ヘッドを用いて磁気テープの同一トラ
    ック上に音声信号をデジタル記録し、同時に磁気テープ
    始端からの絶対時間情報等のサブコード情報を記録し、
    標準モード(以下、SPモードと称す)と長時間モード
    (以下、LPモードと称す)の記録を可能としたデジタル
    オーディオテープレコーダに於いて、 SPモード又はLPモードで記録された磁気テープにLPモー
    ドでの継ぎ録りを行う際、 記録開始位置の絶対時間情報(TO)を読み取り、 当該絶対時間情報(TO)から所定時間(TA)を減算し
    て移行開始絶対時間(TB)を求め、 磁気テープを所定時間(t1)巻き戻した後、 SPモードで再生を行い連続的に磁気テープに記録された
    絶対時間情報を読込み、逐次上記移行開始絶対時間(T
    B)と比較を行い、 当該絶対時間情報が上記移行開始絶対時間(TB)と一
    致するとLPモードに切換えるとともに、キャプスタンの
    回転により発生するFGパルスのカウントを開始し、 当該FGパルスのカウント値が所定値になると記録を開始
    することを特徴とする回転ヘッド式デジタルオーディオ
    テープレコーダの継ぎ録り方法。
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