JP2550948B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2550948B2
JP2550948B2 JP61141139A JP14113986A JP2550948B2 JP 2550948 B2 JP2550948 B2 JP 2550948B2 JP 61141139 A JP61141139 A JP 61141139A JP 14113986 A JP14113986 A JP 14113986A JP 2550948 B2 JP2550948 B2 JP 2550948B2
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序でこの発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段(第1図) F 作用 G 実施例 G1全体回路の構成(第1図) G2要部の構成(第2図) G3データの構成(第3図、第4図) G4動作の説明(第5図〜第9図) H 発明の効果 A 産業上の利用分野 この発明は記録再生装置に関し、特にリハーサル機能
において無信号部(無音部)があっても確実に例えばプ
ログラムの開始を示すプログラムスタート信号のような
制御信号を記録媒体に記録等することができる記録再生
装置に関する。
B 発明の概要 この発明は、例えば回転ヘッド型の記録再生装置にお
いて、リハーサル機能の動作中におけるプログラム開始
アドレスの記録媒体への記録に際し、無信号部(無音
部)があった場合に、プログラム開始アドレスの記録位
置をシフトできるようにして、無信号部があった場合の
リハーサル機能動作の続行不能を回避できるようにした
ものである。
C 従来の技術 回転ヘッド型の記録再生装置として、例えば回転ヘッ
ド型のディジタルオーディオテープレコーダが考えられ
る。このディジタルオーディオテープレコーダにおい
て、オーディオ信号又は他の情報を記録する場合は、PC
M化されたオーディオ信号が記録されると共に、プログ
ラム番号、タイムコード等の位置情報及びその他必要な
補助データを含むサブコードが記録される。このサブコ
ードに基づいて再生時にテープの位置を知ることがで
き、またサーチモードによるテープの頭出し等を行なう
ことができる。
このようなサブコードは時間的に変化するデータを含
むため、1つのプログラムについて連続的に且つ全域に
わたって記録するようにしている。例えばプログラムが
音楽である場合は、1曲を1つのプログラムとして、1
曲の始めから終わりまで全域にわたってタイムコード、
プログラム番号等が記録される。その場合、同一テープ
に1回の記録で複数のプログラムを記録する場合は、記
録順序に従って各プログラムに「1」,「2」,「3」
‥‥とプログラム番号が自動的に記録されるように成さ
れている。
ところで、一般のユーザがテープレコーダで記録を行
う場合は、1本の生テープにテープトップからテープエ
ンドまで複数のプログラムを1回の記録で記録すること
は少ない。通常は例えば1回の記録で幾つかのプログラ
ムを記録し、後日、他の幾つかのプログラムを前のプロ
グラムの後につなげて記録するつなぎ録りや、或いは前
に記録されたプログラムに重ねてほかのプログラムを記
録する重ね録りを行う場合が多い。
このため1回目の記録でn個のプログラムを記録して
「1」〜「n」のプログラム番号が付された後、2回目
の記録でm個のプログラムが記録されると、それらのm
個のプログラムに対して「1」〜「m」のプログラム番
号が付されることになる。従って、1本のテープに同じ
プログラム番号が複数個記録されることになり、プログ
ラム番号に必要な連番性及び単一性が全く失われてしま
い、このためそのテープの頭出しが不可能となる。
この問題を解決するために、1本のテープの記録が完
了した後、プログラム番号の打ち出しを行うことが考え
られるが、前述したようにプログラム番号はプログラム
全域にわたって記録されているので、全プログラムの記
録時間と同じ時間をかけて番号の打ち直しを行う必要が
ある。例えば、全部のプログラムを180分かけて記録し
たテープの場合は、そのテープを記録時と同じ速度で走
行させながら、180分かけてプログラム番号の打ち直し
を行わなければならない。またプログラム番号はサブコ
ードデータの領域に記録されるので、打ち直しのタイミ
ングを制御することが非常に困難となる。
そこで、本出願人は先に特願昭59−272545号におい
て、次のような記録方法を提案した。すなわち、サブコ
ードをプログラムの冒頭部分のみに記録するように成
し、1回目の記録の際は、プログラム番号を各プログラ
ムのサブコード領域の所定の位置に順次に記録し、2回
目以後の記録の際は、上記所定位置にプログラム番号に
代えてプログラム信号をサーチの際の検出に必要な時
間、例えば10秒間記録するようにしている。そして、全
てのプログラムの記録が終了したテープにプログラム番
号を記録する場合は、上記プログラムスタート信号を順
次に検出して、その部分に上記1回目の記録時に記録さ
れたプログラム番号に続くプログラム番号を順次に記録
して行くようにしている。
ところで、上述の如き記録方法において、プログラム
スタート信号を記録する場合には、プログラムスタート
信号を記録したい場所が来たら、対応する特定のボタン
を押して記録するわけであるが、その際に人間の応答時
間の遅れ等により、自分の思った場所と少し違う場所か
らプログラムスタート信号が記録されることが生じ、サ
ーチ等の時プログラムの先頭部が切れてしまうこと等が
生じるおそれがある。
そこで本出願人は、プログラムスタート信号の如き制
御信号を常に所望の位置より正確に記録することができ
る記録再生装置を先に提案した(特願昭60−98969
号)。
D 発明が解決しようとする問題点 ところで、特願昭60−98969号におけるようにリピー
ト再生を正確に行う為には、テープの位置情報を知る必
要があったが、特願昭60−98969号ではなされていなか
った。
また、このテープの位置情報を知るのにリール台に
周波数発電機(FG)を取付けてその回転情報より位置情
報を知る方法、PCM−IDのオプショナル部にタイムコ
ードを記録しておく方法、サブコード領域のデータ部
分に識別(ID)信号を記録する方法等が考えられるが、
の方法の場合分解能が不足で不正確であり、の方法
の場合フォーマット違反で特殊なテープしか動作でき
ず、の方法の場合消し残りの可能性がある等の欠点が
あった。
この発明は斯る点に鑑みてなされたもので、プログラ
ム開始アドレスを所望の位置に確実に記録することがで
き、しかも、リハーサル機能の動作中でのプログラム開
始アドレスの記録媒体への記録に際し、無信号部(無音
部)があった場合に、プログラム開始アドレスの記録位
置をシフトできるようにして、無信号部があった場合の
リハーサル機能動作の続行不能を回避することができる
記録再生装置を提供するものである。
E 問題点を解決するための手段 記録媒体に記録されたプログラムの開始位置を示す信
号を上記記録媒体上に記録するように指示するプログラ
ム開始アドレス指示手段と、上記プログラム開始アドレ
ス指示手段の操作に応じて仮のプログラム開始アドレス
を記憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶されている
仮のプログラム開始アドレスを所定オフセットしたリハ
ーサルアドレスを発生させるリハーサルアドレス発生手
段と、上記記憶手段からの仮のプログラム開始アドレス
と上記リハーサルアドレス発生手段からのリハーサルア
ドレスに基づいた区間を再生する再生手段と、上記再生
手段から再生される区間の再生信号が無信号か否かを判
別する判別手段と、上記区間の再生中に真のアドレスを
上記記録媒体に記録する記録手段とを具備し、上記判別
手段にて無信号と判別された場合に、上記リハーサルア
ドレス発生手段にてリハーサルアドレスを強制的に変更
するように構成する。
F 作用 記録媒体に記録されたプログラムの開始位置を示す信
号を上記記録媒体上に記録するように指示するプログラ
ム開始アドレス指示手段による操作に基づき、記憶手段
にて仮のプログラム開始アドレスが記憶される。
そして、再生手段によって、上記記憶手段からの仮の
プログラム開始アドレスと上記リハーサルアドレス発生
手段からのリハーサルアドレスに基づいた区間が再生さ
れる。このとき、上記再生手段にて再生される区間の再
生信号が無信号か否かが判別手段にて判別される。
判別手段での判別結果が、無信号でないことを示す場
合は、リハーサルアドレスの強制的な変更は行なわれず
に、上記再生されている区間の真のプログラム開始アド
レスが記録手段を通じて記録媒体に記録されることにな
る。
一方、判別手段での判別結果が、無信号であることを
示す場合は、リハーサルアドレス発生手段にてリハーサ
ルアドレスの強制的な変更が行なわれ、真のプログラム
開始アドレスの記録位置がシフトされて上記記録媒体に
記録されることになる。
このように、本発明に係る記録再生装置においては、
プログラム開始アドレスを所望の位置に確実に記録する
ことができ、しかも、リハーサル機能の動作中でのプロ
グラム開始アドレスの記録媒体への記録に際し、無信号
部(無音部)があった場合に、プログラム開始アドレス
の記録位置をシフトできるため、無信号部があった場合
のリハーサル機能動作の続行不能を回避することができ
る。
G 実施例 以下、この発明の一実施例を第1図〜第9図に基づい
て詳しく説明する。
G1全体回路の構成 第1図は本実施例の回路構成を示すもので、同図にお
いて、入力端子(1)からのアナログ信号はローパスフ
ィルタ(2)を通してアナログ−ディジタル変換器
(3)に供給され、ここでアナログ信号よりディジタル
信号に変換された後スイッチ回路(4)の接点a側を介
して記録信号発生回路(5)に供給される。またスイッ
チ回路(4)を接点b側に切り換えることにより端子
(6)よりディジタル信号を記録信号発生回路(5)へ
直接供給することも可能である。
そして、この記録信号発生回路(5)では、タイミン
グ発生回路(7)からのタイミング信号に基づいてデー
タの誤り訂正符号の付加たインターリーブ或いは変調を
行う等の信号処理を行った後、スイッチ回路(8)に供
給する。このスイッチ回路(8)は回転磁気ヘッド(11
A),(11B)を切り換えるためのものであって、タイミ
ング信号発生回路(7)からの切り換え信号によって、
ヘッド(11A)のテープ当接期間を含む半回転期間とヘ
ッド(11B)のテープ当接期間を含む半回転期間とで交
互に切り換えられる。このタイミング発生回路(7)は
図示せずもパルス発生器からの回転ヘッド(11A),(1
1B)の回転駆動用モータの回転に同期して得られる回転
ヘッド(11A),(11B)の回転移送を示す30Hzのパルス
が供給されている。タイミング発生回路(7)からの切
り換え信号により切り換えられたスイッチ回路(8)か
らの信号はアンプ(9A),(9B)で増幅された後、夫々
スイッチ回路(10A),(10B)の接点R側を介して回転
ヘッド(11A),(11B)に供給され、リール(12),
(13)間に巻回された磁気テープ(14)に記録される。
スイッチ回路(10A)及び(10B)は記録時は接点R側に
接続され、再生時には接点P側に切り換えられる。
また、(15A),(15B)は再生時スイッチ回路(10
A),(10B)が接点P側に切り換えたとき対応する回転
ヘッド(11A),(11B)からの再生出力が供給されるア
ンプであって、これらのアンプ(15A),(15B)の各出
力はスイッチ回路(16)に供給される。スイッチ回路
(16)はタイミング信号発生回路(7)からの30Hzの切
り換え信号により記録時と同様にヘッド(11A)のテー
プ当接期間を含む半回転期間と、ヘッド(11B)のテー
プ当接期間を含む半回転期間とで交互に切り換えられ
る。
そして、スイッチ回路(16)で切り換えられた出力信
号は電磁変換系を構成しているイコライザ(17)、比較
器(18)及びPLL回路(19)を通して誤り訂正回路(2
0)に供給され、ここで必要に応じて誤り訂正がなされ
る。そして更にディジタル−アナログ変換器(21)に供
給され、ここでディジタル信号よりアナログ信号に変換
された後ローパスフィルタ(22)を通して出力端子(2
3)に元のアナログ信号として取り出される。
また、ディジタルデータを直接取り出したい場合には
誤り訂正回路(20)の出力側の端子(24)より導出する
ことができる。
また、誤り訂正回路(20)の出力側にインターフェー
スとして働くサブコードマイクロコンピュータ(25)が
設けられ、ここで、プログラム番号やタイムコード等を
含むサブコード等が抜き取られてマイクロコンピュータ
を用いたシステムコントローラ(26)に供給される。シ
ステムコントローラ(26)によって全体のシステムが制
御されるようになされている。
システムコントローラ(26)に対して操作に必要な複
数個のボタンが設けられ、ここでは代表的にプログラム
スタート信号記録用ボタン(27)、早送り用ボタン(2
8)、巻き戻し用ボタン(29)のみを示す。早送り用ボ
タン(28)、巻き戻し用ボタン(29)は本実施例では後
述されるようにプログラムスタート信号を記録する際の
位置ずれを補正するための補正用ボタンとしても使用さ
れる。なお、ボタン(27)〜(29)はプログラムスター
ト信号の記録の際には、注意を喚起するために、フラッ
シングできるようになされている。
(30)はシステムコントローラ(26)により制御され
るドラムサーボ回路であって、このドラムサーボ回路
(30)によって、回転ヘッド(11A),(11B)が取付け
られているドラム(図示せず)を回転しているドラムモ
ータ(31)を制御するようにする。リール(12),(1
3)に対してリール駆動回路(32)が設けられ、このリ
ール駆動回路(32)からの駆動信号がリールモータ(3
3),(34)を介してリール(12),(13)に夫々供給
される。リール駆動回路(32)はシステムコントローラ
(26)からのモード切換信号に応じてリールモータ(3
3),(34)に印加する駆動信号のレベルを変えてや
る。
(35)はシステムコントローラ(26)により制御され
るキャプスタンサーボ回路であって、このキャプスタン
サーボ回路(35)によりキャプスタン(36)を回転駆動
するキャプスタンモータ(37)が制御される。また、キ
ャプスタン(36)に対して図示せずもピンチローラと、
これを弾性力に抗して制御するプランジャ回路が設けら
れる。
(38)はスイッチ回路(16)の出力側に設けられたRF
信号のエンベロープを検出するためのRFエンベロープ検
波回路であって、このエンベロープ検波回路(38)の出
力がシステムコントローラ(26)に供給される。
G1要部の構成 第2図はシステムコントローラ(26)の内部で本実施
例に関連する部分を代表的に示すもので、同図におい
て、(40)は再生されたフレームアドレスを記憶する再
生フレームアドレスレジスタ(以下、PFAと称する)、
(41)は初期設定時のフレームアドレスを記憶するメモ
リアドレスレジスタ(以下、MFAと称する)、(42)は
アフレコスタート時のフレームアドレスを記憶するスタ
ートフレームアドレスレジスタ(以下SFAと称する)、
(43)はリハーサル中に使用されるリハーサルカウンタ
(以下、RCNと称する)、(44)はアフレコスタート時
に使用されるスタートリハーサルカウンタ(以下、SRCN
と称する)である。後述されるようにフレームアドレス
は0〔0000〕〜F〔1111〕迄の値をとり、PFA(40)に
おいてF〔1111〕から0〔0000〕の変化点でRCN(43)
のカウント値が+1だけインクリメントされ、0〔000
0〕からF〔1111〕の変化点でRCN(43)のカウント値が
−1だけデクリメントされる。なお、この変化点はC〜
Fから0〜4までの変化点でRCN(43)のカウント値が
+1だけインクリメントされ、4〜0からF〜Cの変換
点でRCN(43)のカウント値が−1だけデクリメントさ
れるように、変化点に或る幅をもたせてもよい。
G3データの構成 一本のトラックに記録されるデータの全体が1セグメ
ントと称される記録データの単位量を1ブロックとする
時に、1セグメントには、196ブロック(7500μsec)の
データが含まれる。トラックの端部に相当する1セグメ
ントの両端の夫々にマージン(11ブロック)が設けられ
る。このマージンの夫々に隣接してサブコード1及びサ
ブコード2が記録される。この2つのサブコードは、同
一のデータであって、二重記録がなされている。サブコ
ードは、プログラムナンバー、タイムコードである。サ
ブコードの8ブロックの記録領域の両側にPLLのラン・
イン区間(2ブロック)及びボスト・アンブル区間(1
ブロック)が配されている。
また、データの記録がなされないインター・ブロック
・ギャンプが設けられ、3ブロックのインター・ブロッ
ク・ギャップに挟まれ、ATF用のパイロット信号が5ブ
ロックにわたって記録されている。1セグメントの中央
部の130ブロックの長さの領域内で、2ブロックのPLLの
ラン・イン区間を除く128ブロックの長さの領域に記録
処理がなされたPCM信号が記録される。このPCM信号は、
回転ヘッドが1/2回転する時間のオーディオ信号と対応
するデータである。
第3図は、PCM信号の1ブロックのデータ構成を示
す。1ブロックの先頭に8ビット(1シンボル)のブロ
ック同期信号が付加され、次に8ビットのPCM−IDが付
加される。PCM−IDの次に、ブロックアドレスが付加さ
れる。このPCM−ID及びブロックアドレスの2シンボル
(W1及びW2)に関して、単純パリティのエラー訂正符号
化の処理が行われ、8ビットのパリティがブロックアド
レスの次に付加される。ブロックアドレスは、第4図に
示すように、最上位ビット(MSB)を除く7ビットによ
り構成され、この最上位ビットが“0"とされることによ
り、PCMブロックであることが示される。
7ビットのブロックアドレスは(00)〜(7F)(16進
表示)と順次変化する。ブロックアドレスの下位3ビッ
トが(000)(010)(100)(110)の各ブロックに記録
されるPCM−IDが定められている。ブロックアドレスの
下位3ビットが(001)(011)(101)(111)の各ブロ
ックアドレスは、PCM−IDのオプショナルコードが記録
可能とされている。PCM−ID中には、夫々2ビットのID1
〜ID8と4ビットのフレームアドレスが含まれる。ID1〜
ID7は、夫々識別情報が定義されている。32個のID8によ
り、パックが構成される。例えば、ID1は、フォーマッ
トIDであり、オーディオ用か他の用途かがIDにより識別
され、ID2により、プリエンファシスのオン/オフとプ
リエンファシスの特性が識別され、ID3により、サンプ
リング周波数が識別される。上述のID1〜ID7とフレーム
アドレスは、インターリーブペアのセグメントで同一の
データとされる。
G4動作の説明 次に第5図〜第9図を参照してこの発明の動作を説明
する。第5図において、ステップ(イ)でプログラムス
タート信号記録用ボタン(27)が押され、ステップ
(ロ)で再生中か否かがシステムコントローラ(26)に
おいて判断され、再生中であるとステップ(ハ)に進
み、ボタン(27)が押されたのは1回目か否かがシスタ
ムコントローラ(26)において判断され、1回目である
とステップ(ニ)で第6図のリハーサルルーチンの起動
に入り、ステップ(ホ)でリターンする。
ステップ(ロ)で再生中でなければステップ(ヘ)で
リターンし、ステップ(ハ)で1回目でなければステッ
プ(ト)でボタン(27)が押されたのは2回目か否かが
システムコントローラ(26)において判断され、2回目
であるとステップ(チ)で2回目であるフラッグをセッ
トし、ステップ(リ)でリターンする。またステップ
(ト)で2回目でなければステップ(ヘ)でリターンす
る。このルーチンは例えば1msec毎にサーチされる。
第6図において、ステップ(イ)でリハーサルルーチ
ンに入り、ステップ(ロ)でシステムコントローラ(2
6)内のRCN(43)に7を設定し、MFA(41)にPFA(40)
の内容より“A"すなわち10だけ差し引いたフレームアド
レスの値を記憶する。このときボローが出たらこのボロ
ーをRCN(43)に入れてその内容を1だけインクリメン
トする。すなわちRCN(43)の値を8とする。これでア
フレコモードの初期設定がなされる。そして、フレーム
アドレスを読みながらRCN(43)の値をインクリメント
し、再生を連続させる。
ステップ(ハ)でRCN(43)の値が“E"すなわち14に
なったか否かシステムコントローラ(26)において判断
し、14に達してなければ達するまで続行し、達したらス
テップ(ニ)でシステムコントローラ(26)により誤り
訂正回路(20)に対してミュートをかける。そして、ス
テップ(ホ)でシステムコントローラ(26)においてリ
バースモードとなし、3倍速で逆転し、PFA(40)でフ
レームアドレスを読み、RCN(43)をカウントし乍ら戻
る。ステップ(ヘ)でRCN(43)の値が5になったか否
かをシステムコントローラ(26)で判断し、5に達して
なければ達するまで続行し、5に達したらステップ
(ト)に進み、システムコントローラ(26)においてフ
ォワードモードとする。
ステップ(チ)で2回目のフラッグであるか否かをシ
ステムコントローラ(26)で判断し、2回目のフラッグ
でなければステップ(リ)でRCN(43)の値が7である
か否かをシステムコントローラ(26)で判断し、7に達
しなければ達するまで続行し、7に達したらステップ
(ヌ)に進む。ステップ(ヌ)でPFA(40)のフレーム
アドレスの値と先に記憶したMFA(41)の値が同じであ
るか否かをシステムコントローラ(26)で判断し、同じ
でなければ同じになるまで続行し、同じになったらステ
ップ(ル)に進んで、ここでシステムコントローラ(2
6)により誤り訂正回路(20)に対するミュートを解除
し、ステップ(ハ)に戻る。このようにしてリハーサル
動作が行われる。
ステップ(チ)で2回目のフラッグであればステップ
(ヲ)に進んで、ここで2回目のフラッグをリセットす
る。そしてステップ(ワ)でSFA(42)にMFA(41)の内
容より3だけ差し引いたフレームアドレスの値を設定
し、このときボローが出たらこのボローをRCN(43)の
値と共にSRCN(44)に設定する。これにより3フレーム
前アフレコモードに入る準備ができる。ステップ(カ)
でSRCN(44)とRCN(43)の値が等しいか否か、またSFA
(42)とPFA(40)の内容が等しいか否かをシステムコ
ントローラ(26)で判断し、等しくなければ等しくなま
るで続行し、等しければステップ(ヨ)に進んでアフレ
コモードに入る。
ステップ(ヨ)でプリアンブルをアフレコ(アフタレ
コーディング)する。例えばプログラムスタート信号
“0"を記録する。ステップ(タ)で3フレーム(1フレ
ームは30msec)たったか否かつまりプリアンブルが3フ
レーム記録されたか否かをシステムコントローラ(26)
で判断し、3フレームたってなければ3フレームになる
まで続行し、3フレームたったらステップ(レ)に進
む。
ステップ(レ)でプログラムスタート信号“1"をアフ
レコする。ステップ(ソ)で300フレームたったか否か
つまりプログラムスタート信号が300フレーム記録され
たか否かをシステムコントローラ(26)で判断し、300
フレームたってなければ300フレームになるまで続行
し、300フレームたったらステップ(ツ)に進む。
ステップ(ツ)でポストアンブルをアフレコする。例
えばプログラムスタート信号“0"を記録する。ステップ
(ネ)で30フレームたったか否かつまりポストアンブル
が30フレーム記録されたか否かをシステムコントローラ
(26)で判断し、30フレームたってなければ30フレーム
になるまで続行し、30フレームたったらステップ(ナ)
に進んでリターンする。
早送り用ボタン(28)及び巻き戻し用ボタン(29)に
よって第6図のステップ(ロ)で設定した基準を変更す
る場合には最初に記憶したフレームアドレスの値を増減
することによって行う。このときキャリ/ボローが出た
らRCN(43)の値も増減する。すなわち、例えば第7図
において、ステップ(イ)で早送り用ボタン(28)が押
されるとステップ(ロ)でシステムコントローラ(26)
においてリハーサル中か否かを判断し、リハーサル中で
あればステップ(ハ)に進み、ここでMFA(41)の内容
に“A"を加えてMFA(41)に最初に記憶されていたフレ
ームアドレスの値を変更する。このときキャリがでれば
RCN(43)の値よりキャリを差し引いてRCN(43)の値を
変更する。つまり、第6図のステップ(ロ)で設定した
基準点から0.3秒だけ前にずらす修正を行う。そしてス
テップ(ニ)でリターンする。
ステップ(ロ)でリハーサル中でなければステップ
(ホ)でシステムコントローラ(26)により早送り(F
F)し、ステップ(ヘ)でリターンする。
また、第8図において、ステップ(イ)で巻き戻し用
ボタン(29)が押されるとステップ(ロ)でシステムコ
ントローラ(26)においてリハーサル中か否かを判断
し、リハーサル中であればステップ(ハ)に進み、ここ
でMFA(41)の内容より“A"を差し引いてMFA(41)に最
初に記憶されていたフレームアドレスの値を変更する。
このときボローがでればRCN(43)の値にボローを加え
てRCN(43)の値を変更する。つまり、第6図のステッ
プ(ロ)で設定した基準点から0.3秒だけ後にずらす修
正を行う。そしてステップ(ニ)でリターンする。
ステップ(ロ)でリハーサル中でなければステップ
(ホ)でシステムコントローラ(26)により巻き戻し
(REW)し、ステップ(ヘ)でリターンする。
また、リハーサル動作中上述の如くフレームアドレス
を読んでいるが、信号が記録されていない部分ではこれ
が読めず動作が続行できない。そこで本実施例では、無
信号部に入った場合RCN(43)の値を強制的に変更する
ことにより無信号部での動作を可能にする。すなわち第
9図のステップ(イ)でシステムコントローラ(26)に
エンベロープ検波回路(38)から供給されているRF信号
がなくなると、ステップ(ロ)でリハーサル中か否かを
システムコントローラ(26)で判断し、リハーサル中で
あればステップ(ハ)に進んでRCN(43)の値を強制的
に5に設定し、ステップ(ニ)でリターンして第6図の
ステップ(ト)からの動作を続行させる。ステップ
(ロ)でリハーサル中でなければステップ(ホ)でリタ
ーンする。
H 発明の効果 上述の如くこの発明によれば、プログラム開始アドレ
スを所望の位置に確実に記録することができ、しかも、
リハーサル機能の動作中でのプログラム開始アドレスの
記録媒体への記録に際し、無信号部(無音部)があった
場合に、プログラム開始アドレスの記録位置をシフトで
きるため、無信号部があった場合のリハーサル機能動作
の続行不能を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す回路構成図、第2図
はこの発明の要部を示す回路構成図、第3図及び第4図
はこの発明で使用されるデータ構成を示す線図、第5図
〜第9図はこの発明の動作説明に供するためのフローチ
ャートである。 (5)は記録信号発生回路、(11A),(11B)は回転ヘ
ッド、(12),(13)はリール、(14)は磁気テープ、
(20)は誤り訂正回路、(25)はサブコードマイクロコ
ンピュータ、(26)はシステムコントローラ、(27)は
プログラムスタート信号記録用ボタン、(28)は早送り
用ボタン、(29)は巻き戻し用ボタン、(30)はドラム
サーボ回路、(31)はドラムモータ、(32)はリール駆
動回路、(33),(34)はリールモータ、(35)はキャ
プスタンサーボ回路、(37)はキャプスタンモータ、
(38)はエンベロープ検波回路である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に記録されたプログラムの開始位
    置を示す信号を上記記録媒体上に記録するように指示す
    るプログラム開始アドレス指示手段と、 上記プログラム開始アドレス指示手段の操作に応じて仮
    のプログラム開始アドレスを記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶されている仮のプログラム開始アド
    レスを所定オフセットしたリハーサルアドレスを発生さ
    せるリハーサルアドレス発生手段と、 上記記憶手段からの仮のプログラム開始アドレスと上記
    リハーサルアドレス発生手段からのリハーサルアドレス
    に基づいた区間を再生する再生手段と、 上記再生手段から再生される区間の再生信号が無信号か
    否かを判別する判別手段と、 上記区間の再生中に真のアドレスを上記記録媒体に記録
    する記録手段とを備え、 上記判別手段にて無信号と判別された場合、上記リハー
    サルアドレス発生手段にてリハーサルアドレスを強制的
    に変更することを特徴とする記録再生装置。
JP61141139A 1986-06-17 1986-06-17 記録再生装置 Expired - Lifetime JP2550948B2 (ja)

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GB8714015A GB2191885B (en) 1986-06-17 1987-06-16 Apparatus for recording and/or reproducing a control signal
FR8708457A FR2600196B1 (fr) 1986-06-17 1987-06-17 Appareil d'enregistrement et de reproduction d'un signal de commande
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JPS6134751A (ja) * 1984-07-25 1986-02-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd テ−プレコ−ダ
JPS6134752A (ja) * 1984-07-25 1986-02-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd テ−プレコ−ダ

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