JP2562667B2 - 回転ヘッド式ディジタルオーデイオテープレコーダのサブコードの消去方法 - Google Patents
回転ヘッド式ディジタルオーデイオテープレコーダのサブコードの消去方法Info
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- JP2562667B2 JP2562667B2 JP63174620A JP17462088A JP2562667B2 JP 2562667 B2 JP2562667 B2 JP 2562667B2 JP 63174620 A JP63174620 A JP 63174620A JP 17462088 A JP17462088 A JP 17462088A JP 2562667 B2 JP2562667 B2 JP 2562667B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は回転ヘッド式ディジタルオーディオテープレ
コーダ(以下、R−DATと称す)のサブコード消去方法
に関し、特に、スタート識別情報(以下、スタートIDと
称す)の消去方法に関する。
コーダ(以下、R−DATと称す)のサブコード消去方法
に関し、特に、スタート識別情報(以下、スタートIDと
称す)の消去方法に関する。
(ロ)従来の技術 一般のR−DATのシステム構成を第4図に示し説明す
る。同図において、(1)はアナログの音声信号が入力
される入力端子、(2)はこの音声信号をインターリー
ブや時間圧縮等に施したディジタル信号に変換(PCM変
調)するディジタル信号処理回路、(3)はトラッキン
グ制御のためのサーボ信号(即ち、パイロット信号やシ
ンク信号等)を生成するサーボ信号生成回路、(4)は
高速サーチのためのスタートIDと共に曲番や演奏時間情
報(以下、Pタイムと称す)等のサブコード信号を生成
するサブコード信号生成回路、(5)はテープの各トラ
ックに夫々形成される情報の記録領域、トラッキング領
域、サブコード領域にディジタル変換された音声信号、
サブコード信号、サブコード信号を記録するために所定
のタイミングで選択切換されるスイッチ回路、(6)は
記録アンプ、(7)は記録アンプ(6)からの出力を18
0゜離れた2個の録再用回転ヘッド(8)に供給する回
転ヘッドシリンダーのロータリートランス、(9)は再
生アンプ、(10)は再生アンプ(9)からの出力をPLL
等によりデータからクロックを作りこれによりディジタ
ル信号に変換した後アナログ信号に変換(PCM復調)す
るディジタル信号処理回路、(11)は元のアナログの音
声信号が出力される出力端子である。(12)は再生アン
プ(9)の出力からトラッキング制御のためサーボ信号
を抽出してトラッキングエラー信号を生成するサーボ回
路、(13)は再生アンプ(9)の出力するサブコード信
号を抽出してスタートIDの検出やPタイム等の読み取り
を行なうサブコード処理回路である。そして、(14)は
巻取リール軸を直接駆動する巻取リールモータ、(15)
は供給リール軸を直接駆動する供給リールモータ、(1
6)はそのモータ駆動回路、(17)(18)はシリンダー
モータとそのモータ駆動回路、(19)(20)はキャプス
タンモータとそのモータ駆動回路である。そして、(2
1)は各種操作キー入力やサブコード処理回路(13)か
らの出力により各モータ(14)(15)(17)(19)の駆
動/停止、回転速度や回転方向等を制御する制御回路で
マイクロコンピュータによって構成される。(22)は回
転ヘットシリンダーに90゜巻き付けられるテープであ
る。
る。同図において、(1)はアナログの音声信号が入力
される入力端子、(2)はこの音声信号をインターリー
ブや時間圧縮等に施したディジタル信号に変換(PCM変
調)するディジタル信号処理回路、(3)はトラッキン
グ制御のためのサーボ信号(即ち、パイロット信号やシ
ンク信号等)を生成するサーボ信号生成回路、(4)は
高速サーチのためのスタートIDと共に曲番や演奏時間情
報(以下、Pタイムと称す)等のサブコード信号を生成
するサブコード信号生成回路、(5)はテープの各トラ
ックに夫々形成される情報の記録領域、トラッキング領
域、サブコード領域にディジタル変換された音声信号、
サブコード信号、サブコード信号を記録するために所定
のタイミングで選択切換されるスイッチ回路、(6)は
記録アンプ、(7)は記録アンプ(6)からの出力を18
0゜離れた2個の録再用回転ヘッド(8)に供給する回
転ヘッドシリンダーのロータリートランス、(9)は再
生アンプ、(10)は再生アンプ(9)からの出力をPLL
等によりデータからクロックを作りこれによりディジタ
ル信号に変換した後アナログ信号に変換(PCM復調)す
るディジタル信号処理回路、(11)は元のアナログの音
声信号が出力される出力端子である。(12)は再生アン
プ(9)の出力からトラッキング制御のためサーボ信号
を抽出してトラッキングエラー信号を生成するサーボ回
路、(13)は再生アンプ(9)の出力するサブコード信
号を抽出してスタートIDの検出やPタイム等の読み取り
を行なうサブコード処理回路である。そして、(14)は
巻取リール軸を直接駆動する巻取リールモータ、(15)
は供給リール軸を直接駆動する供給リールモータ、(1
6)はそのモータ駆動回路、(17)(18)はシリンダー
モータとそのモータ駆動回路、(19)(20)はキャプス
タンモータとそのモータ駆動回路である。そして、(2
1)は各種操作キー入力やサブコード処理回路(13)か
らの出力により各モータ(14)(15)(17)(19)の駆
動/停止、回転速度や回転方向等を制御する制御回路で
マイクロコンピュータによって構成される。(22)は回
転ヘットシリンダーに90゜巻き付けられるテープであ
る。
従って、先ず記録時には入力端子(1)に入力された
音声信号がディジタル信号処理回路(2)でディジタル
信号に変換された後、サーボ信号生成回路(3)からサ
ーボ信号(パイロット信号やシンク信号等)とサブコー
ド生成回路(4)で生成されるサブコード信号(スター
トID、曲番、Pタイム)と共に時分割で記録アンプ
(6)へ送出される。そして、この記録アンプ(6)の
出力は回転ヘッドシリンダーのロータリートランス
(7)へ送出されて、録再用回転ヘッド(8)によりテ
ープ(22)上に記録されることになる。この時、テープ
(22)上には第5図に示すようなトラックパターンが形
成され、各トラックの中央部に情報の記録領域(D)
が、そしてその両側にトラッキング領域(Ts)(Te)と
サブコード領域(Ss)(Se)が夫々形成されることにな
る。
音声信号がディジタル信号処理回路(2)でディジタル
信号に変換された後、サーボ信号生成回路(3)からサ
ーボ信号(パイロット信号やシンク信号等)とサブコー
ド生成回路(4)で生成されるサブコード信号(スター
トID、曲番、Pタイム)と共に時分割で記録アンプ
(6)へ送出される。そして、この記録アンプ(6)の
出力は回転ヘッドシリンダーのロータリートランス
(7)へ送出されて、録再用回転ヘッド(8)によりテ
ープ(22)上に記録されることになる。この時、テープ
(22)上には第5図に示すようなトラックパターンが形
成され、各トラックの中央部に情報の記録領域(D)
が、そしてその両側にトラッキング領域(Ts)(Te)と
サブコード領域(Ss)(Se)が夫々形成されることにな
る。
次に、再生時にはテープ(22)に記録された各種信号
が録再用回転ヘッド(8)により読み取られて、回転ヘ
ッドシリンダーのロータリートランス(7)より再生ア
ンプ(9)へ送出される。そして、この再生アンプ
(9)の出力はディジタル信号処理回路(10)でPLL等
によりデータからクロックを作り、これによりディジタ
ル信号に変換された後アナログ信号に変換され、元の音
声信号となって出力端子(11)より出力されることにな
る。更に、この再生アンプ(9)の出力はサーボ回路
(12)に送出され、ここでトラッキング制御のためのサ
ーボ信号を抽出してトラッキングエラー信号を生成し、
これをモータ駆動回路(20)に送出してキャプスタンモ
ータ(19)を制御している。また、再生アンプ(9)の
出力はサブコード処理回路(13)へも送出され、ここで
サブコード信号を抽出して曲番や時間情報等を読み取
り、制御回路(21)を通じて表示部に送出し、曲番や時
間を表示している。
が録再用回転ヘッド(8)により読み取られて、回転ヘ
ッドシリンダーのロータリートランス(7)より再生ア
ンプ(9)へ送出される。そして、この再生アンプ
(9)の出力はディジタル信号処理回路(10)でPLL等
によりデータからクロックを作り、これによりディジタ
ル信号に変換された後アナログ信号に変換され、元の音
声信号となって出力端子(11)より出力されることにな
る。更に、この再生アンプ(9)の出力はサーボ回路
(12)に送出され、ここでトラッキング制御のためのサ
ーボ信号を抽出してトラッキングエラー信号を生成し、
これをモータ駆動回路(20)に送出してキャプスタンモ
ータ(19)を制御している。また、再生アンプ(9)の
出力はサブコード処理回路(13)へも送出され、ここで
サブコード信号を抽出して曲番や時間情報等を読み取
り、制御回路(21)を通じて表示部に送出し、曲番や時
間を表示している。
上記構成のR−DATにおいてスタートIDを使用した高
速サーチに関してはサンヨーテクニカルレビューVol.19
No.2(1987年8月発行)に記載されており、その記載内
容を高速サーボアルゴリズムを示す第6図(a)(b)
(c)(d)を参照しつつ説明すると、PCM領域に記録
されたプログラム(n),(n+1),(n+2),…
…の先頭位置に対応してサブコード領域に約9秒間だけ
スタートIDが記録されている(第6図(a)(b)参
照)。
速サーチに関してはサンヨーテクニカルレビューVol.19
No.2(1987年8月発行)に記載されており、その記載内
容を高速サーボアルゴリズムを示す第6図(a)(b)
(c)(d)を参照しつつ説明すると、PCM領域に記録
されたプログラム(n),(n+1),(n+2),…
…の先頭位置に対応してサブコード領域に約9秒間だけ
スタートIDが記録されている(第6図(a)(b)参
照)。
早送り方向のサーチ動作では、第一段階としてスター
トIDの立ち上がりが検出されると、テープ走行を停止
し、第二段階として第7図の様にピンチローラ(31)を
キャプスタン(19a)に圧着させ、今度はスタートIDの
立ち下がりが検出されるまで、キャプスタンモータによ
り通常再生時の8倍のテープ速度でテープ(22)を逆方
向に走行させる。そして、スタートIDの立ち下がりが検
出されると、ピンチローラ(31)をキャプスタン(19
a)に圧着させたままテープ走行を通常再生状態に切り
換え、頭出し操作を終了する。
トIDの立ち上がりが検出されると、テープ走行を停止
し、第二段階として第7図の様にピンチローラ(31)を
キャプスタン(19a)に圧着させ、今度はスタートIDの
立ち下がりが検出されるまで、キャプスタンモータによ
り通常再生時の8倍のテープ速度でテープ(22)を逆方
向に走行させる。そして、スタートIDの立ち下がりが検
出されると、ピンチローラ(31)をキャプスタン(19
a)に圧着させたままテープ走行を通常再生状態に切り
換え、頭出し操作を終了する。
次に巻戻し方向のサーチ動作であるが、第一段階とし
て、スタートIDの立ち下がりを検出するまで、シリンダ
サーボ系をサーチモードとし、テープ(22)は約200倍
の速度で逆方向に走行するようにリールモータにより駆
動される。スタートIDの立ち下がりが検出されると、キ
ャプスタンモータによる正方向8倍速テープ走行に切り
換え、次にスタートIDの立ち上がりが検出されると、逆
方向8倍速テープ走行とする。以降の動作は、早送り方
向サーチ動作と同じである。
て、スタートIDの立ち下がりを検出するまで、シリンダ
サーボ系をサーチモードとし、テープ(22)は約200倍
の速度で逆方向に走行するようにリールモータにより駆
動される。スタートIDの立ち下がりが検出されると、キ
ャプスタンモータによる正方向8倍速テープ走行に切り
換え、次にスタートIDの立ち上がりが検出されると、逆
方向8倍速テープ走行とする。以降の動作は、早送り方
向サーチ動作と同じである。
以上のようなアルゴリズムにより、高速サーチによる
任意のプログラムの頭出しが可能である。
任意のプログラムの頭出しが可能である。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記構成のR−DAT装置に於ては、例
えばプログラムナンバーn曲目と(n+1)曲目が記録
された第3図(a)(b)の如き磁気テープのn曲目に
継いで(n+1)曲目の部分に新しいプログラムを重ね
て記録しょうとする際に、第3図(c)(d)に示す如
く既記録プログラム(n+1)曲目の先頭位置に対応し
たプログラムナンバー、プログラムタイムと共にサブコ
ート領域の約300フレームに記録されているスタートID
が完全に消去されずにその先頭部分が残ってしまうこと
がある。
えばプログラムナンバーn曲目と(n+1)曲目が記録
された第3図(a)(b)の如き磁気テープのn曲目に
継いで(n+1)曲目の部分に新しいプログラムを重ね
て記録しょうとする際に、第3図(c)(d)に示す如
く既記録プログラム(n+1)曲目の先頭位置に対応し
たプログラムナンバー、プログラムタイムと共にサブコ
ート領域の約300フレームに記録されているスタートID
が完全に消去されずにその先頭部分が残ってしまうこと
がある。
上記の如きスタートIDの消残り部の存在する磁気テー
プでスタートIDの高速サーチを実行すると、スタートID
の消残り部を誤って検知して瞬時に再生モードに切換わ
ってしまうために正確な頭出し動作が行われずに、スタ
ートIDの高速サーチの信頼性が失われるという欠点があ
った。
プでスタートIDの高速サーチを実行すると、スタートID
の消残り部を誤って検知して瞬時に再生モードに切換わ
ってしまうために正確な頭出し動作が行われずに、スタ
ートIDの高速サーチの信頼性が失われるという欠点があ
った。
(ニ)課題を解決するための手段 磁気テープの記録済み部分の途中から重ね記録を行な
う際に、一瞬再生モードでサブコード領域に記録された
スタートID記録期間内のプログラムタイムをラッチした
場合にスタートID記録期間内の先頭位置であるかどうか
を判断し、先頭位置でない場合には重ね記録が終了した
後、その重ね記録先端まで逆方向の高速サーチを行な
い、その重ね記録直前の後端の欠落したスタートIDの先
頭位置をサーチし、その先頭位置より前記欠落したスタ
ートIDを消去することを特徴とする回転ヘッド式ディジ
タルオーディオテープレコーダのサブコード消去方法を
提案する。
う際に、一瞬再生モードでサブコード領域に記録された
スタートID記録期間内のプログラムタイムをラッチした
場合にスタートID記録期間内の先頭位置であるかどうか
を判断し、先頭位置でない場合には重ね記録が終了した
後、その重ね記録先端まで逆方向の高速サーチを行な
い、その重ね記録直前の後端の欠落したスタートIDの先
頭位置をサーチし、その先頭位置より前記欠落したスタ
ートIDを消去することを特徴とする回転ヘッド式ディジ
タルオーディオテープレコーダのサブコード消去方法を
提案する。
(ホ)作用 磁気テープ上に形成されるサブコード領域に記録され
ている既記録プログラムのスタートIDの消残りが継ぎ録
りや重ね等の記録の際に生じると、その継ぎ録り等の記
録を終えると同時に既記録プログラムのスタートIDの消
残りを完全に消去することができる。
ている既記録プログラムのスタートIDの消残りが継ぎ録
りや重ね等の記録の際に生じると、その継ぎ録り等の記
録を終えると同時に既記録プログラムのスタートIDの消
残りを完全に消去することができる。
(ヘ)実施例 本発明の一実施例について図面の第1図及び第3図を
参照しつつ説明するが、システム構成は従来のものと同
一であるのでその説明は省略する。
参照しつつ説明するが、システム構成は従来のものと同
一であるのでその説明は省略する。
第3図(a)及び(b)は磁気テープ上のPCM領域に
記録されたプログラム(n),(n+1),(n+
2),……の先頭位置に対応してサブコード領域に約30
0フレームだけPタイム、Pナンバー及びスタートIDが
記録されている状態を示している。
記録されたプログラム(n),(n+1),(n+
2),……の先頭位置に対応してサブコード領域に約30
0フレームだけPタイム、Pナンバー及びスタートIDが
記録されている状態を示している。
次に第3図(a)及び(b)の如きテープでプログラ
ムn曲目に次いで既記録プログラム(n+1)曲目の部
分に重ねて継ぎ録りを行った場合(第3図(c)及び
(d)参照)の動作について、第1図のフローチャート
及び第2図のタイムチャートに従って説明する。
ムn曲目に次いで既記録プログラム(n+1)曲目の部
分に重ねて継ぎ録りを行った場合(第3図(c)及び
(d)参照)の動作について、第1図のフローチャート
及び第2図のタイムチャートに従って説明する。
まず、操作キーで記録モードを指定すると(ステップ
1)、第1段階として一瞬、再生モード(ステップ)に
入り、サブコードを再生した後に第2段階として記録モ
ード(ステップ3)に切換わり、音楽等のプログラムの
記録が行なわれ、その記録が終了すると停止モード(ス
テップ4)となる。
1)、第1段階として一瞬、再生モード(ステップ)に
入り、サブコードを再生した後に第2段階として記録モ
ード(ステップ3)に切換わり、音楽等のプログラムの
記録が行なわれ、その記録が終了すると停止モード(ス
テップ4)となる。
上記ステップ2ではサブコードとしてPタイムをラッ
チしており、そのPタイムが零でない場合には200倍速
の高速サーチモード(ステップ5)に入り、記録開始位
置(A点)を検知するとリールモータを停止させ、停止
モード(ステップ6)になる。次にリールモータの慣性
によるオーバーラン分を吸収させるため8倍速の低速サ
ーチ(ステップ7)で記録開始位置(A点)を検知する
と、キャプスタンモータを停止させ、停止モード(スイ
ッチ8)となり、テープは記録開始位置で止まる。
チしており、そのPタイムが零でない場合には200倍速
の高速サーチモード(ステップ5)に入り、記録開始位
置(A点)を検知するとリールモータを停止させ、停止
モード(ステップ6)になる。次にリールモータの慣性
によるオーバーラン分を吸収させるため8倍速の低速サ
ーチ(ステップ7)で記録開始位置(A点)を検知する
と、キャプスタンモータを停止させ、停止モード(スイ
ッチ8)となり、テープは記録開始位置で止まる。
そして、8倍速の低速サーチ(ステップ9)で後端の
欠落したスタートIDの先頭位置(立下り)を検知してキ
ャプスタンモータを停止させ、停止モード(ステップ1
0)になり、そして通常再生(ステップ11)で、前記ス
タートIDの先頭位置(立上り)を検知して停止する(ス
テップ12)。
欠落したスタートIDの先頭位置(立下り)を検知してキ
ャプスタンモータを停止させ、停止モード(ステップ1
0)になり、そして通常再生(ステップ11)で、前記ス
タートIDの先頭位置(立上り)を検知して停止する(ス
テップ12)。
以上の動作によって正確に前記スタートIDの先頭位置
(B点)で停止することができる。
(B点)で停止することができる。
最後に、欠落したスタートIDの先頭位置(B点)から
記録開始位置(A点)まで、即ち欠落したスタートID記
録期間のサブコード情報を消去する(ステップ11)。
記録開始位置(A点)まで、即ち欠落したスタートID記
録期間のサブコード情報を消去する(ステップ11)。
尚、ステップ2の再生モードでラッチしたPタイムが
零のとき、即ちスタートID先頭位置にきれいに重ねて記
録が行なわれていた場合、またPタイムがラッチされな
いとき、即ちスタートID記録期間外より重ね記録が行な
われた場合には、ステップ4の停止モードの後に終了と
なる。
零のとき、即ちスタートID先頭位置にきれいに重ねて記
録が行なわれていた場合、またPタイムがラッチされな
いとき、即ちスタートID記録期間外より重ね記録が行な
われた場合には、ステップ4の停止モードの後に終了と
なる。
(ト)考案の効果 本発明によると、磁気テープの記録部分の途中から重
ね記録を行った際にスタートIDが欠落した場合に磁気テ
ープがそのスタートID記録期間先端まで戻り、そのスタ
ートID記録期間を完全に消去することができるので、ス
タートIDの高速サーチをする際の信頼性を向上させるこ
とが出来るものである。
ね記録を行った際にスタートIDが欠落した場合に磁気テ
ープがそのスタートID記録期間先端まで戻り、そのスタ
ートID記録期間を完全に消去することができるので、ス
タートIDの高速サーチをする際の信頼性を向上させるこ
とが出来るものである。
第1図及び第2図は本発明の消去方法を示すフローチャ
ート及びタイムチャート、第3図は磁気テープの記録状
況を示す模式図、第4図は回転ヘッド式ディジタルオー
ディオテープレコーダの構成を示す図、第5図は回転ヘ
ッド式ディジタルオーディオテープレコーダのトラック
フォマットを示す図、第6図はスタート識別情報の高速
サーチ方法を示すタイムチャート、第7図は回転ヘッド
式ディジタルオーディオテープレコーダのテープ走行系
を示す模式図である。 (22)……テープ、(D)……PCM領域、(Ts)(Te)
……トラッキング領域、(Ss)(Se)……サブコード領
域。
ート及びタイムチャート、第3図は磁気テープの記録状
況を示す模式図、第4図は回転ヘッド式ディジタルオー
ディオテープレコーダの構成を示す図、第5図は回転ヘ
ッド式ディジタルオーディオテープレコーダのトラック
フォマットを示す図、第6図はスタート識別情報の高速
サーチ方法を示すタイムチャート、第7図は回転ヘッド
式ディジタルオーディオテープレコーダのテープ走行系
を示す模式図である。 (22)……テープ、(D)……PCM領域、(Ts)(Te)
……トラッキング領域、(Ss)(Se)……サブコード領
域。
Claims (1)
- 【請求項1】回転ヘッドにてヘリカルスキャンされるテ
ープの各トラックにPCM領域と共にトラッキング領域、
サブコード領域を形成し、記録時に、前記PCM領域にデ
ィジタル変換された主信号を記録すると共に、トラッキ
ング領域にトラッキング制御信号を、またサブコード領
域に少なくともPCM領域に記録されるプログラムの先頭
位置を示すスタート識別情報(以下、ストートIDと称
す)を記録する回転ヘッド式ディジタルオーディオテー
プレコータであって、 磁気テープの記録済み部分の途中から重ね記録を行なう
際に、一瞬再生モードでサブコード領域に記録されたス
タートID記録期間内のプログラム演奏時間を示すプログ
ラムタイムをラッチした場合にスタートID記録期間内の
先頭位置であるかどうかを判断し、先頭位置でない場合
には、重ね記録が終了した後、その重ね記録先頭まで逆
方向の高速サーチを行ないその重ね記録先端直前の後端
の欠落したスタートIDの先頭位置をサーチし、その先頭
位置より前記欠落したスタートIDを消去することを特徴
とする回転ヘッド式ディジタルオーディオテープレコー
ダのサブコード消去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63174620A JP2562667B2 (ja) | 1988-07-13 | 1988-07-13 | 回転ヘッド式ディジタルオーデイオテープレコーダのサブコードの消去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63174620A JP2562667B2 (ja) | 1988-07-13 | 1988-07-13 | 回転ヘッド式ディジタルオーデイオテープレコーダのサブコードの消去方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0224859A JPH0224859A (ja) | 1990-01-26 |
JP2562667B2 true JP2562667B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=15981777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63174620A Expired - Lifetime JP2562667B2 (ja) | 1988-07-13 | 1988-07-13 | 回転ヘッド式ディジタルオーデイオテープレコーダのサブコードの消去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2562667B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100219629B1 (ko) | 1997-02-17 | 1999-09-01 | 윤종용 | 디지털 캠코더에서의 포토 정보 서치방법 |
-
1988
- 1988-07-13 JP JP63174620A patent/JP2562667B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0224859A (ja) | 1990-01-26 |
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