JP2567602B2 - 回転ヘッド式テープレコーダーの高速サーチ方法 - Google Patents

回転ヘッド式テープレコーダーの高速サーチ方法

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JP2567602B2
JP2567602B2 JP62078148A JP7814887A JP2567602B2 JP 2567602 B2 JP2567602 B2 JP 2567602B2 JP 62078148 A JP62078148 A JP 62078148A JP 7814887 A JP7814887 A JP 7814887A JP 2567602 B2 JP2567602 B2 JP 2567602B2
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tape
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登代広 橋本
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Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、テープ上に記録されたサーチ信号を用いて
高速サーチを行なう回転ヘッド式テープレコーダーの高
速サーチ方式に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来、回転ヘッド式デイジタルオーデイオテープレー
コーダー(R−DAT)では回転ヘッドにてヘリカルスキ
ヤンされるテープの各トラックのトレース中央部にデイ
ジタル信号に変換された音声等の情報信号を記録する情
報の記録領域を形成すると共に、この情報の記録領域の
両側に即ち各トラックのトレース始端部とトレース終端
部とに夫々トラッキング領域と共にサブコード領域を形
成している。そして、このトラッキング領域にはトラッ
キング制御のためのサーボ信号を記録し、サーブコード
領域には曲番や時間情報等と共に高速サーチのためのサ
ーチ信号(S−ID)を記録していた。具体的に、斯るR
−DATの高速サーチはテープを再生時の200倍以上の速度
で走らせながら、回転ヘッドにて、曲の頭部から何秒間
か記録されたサーチ信号としてのS−IDをサブコード領
域から読み取ることで行なわれる。そして、斯る高速サ
ーチはそのサーチ時間の短縮のため、高速アクセスから
低速アクセスへの切換えを行なつたり、アクセス方向の
切換え(例えば、REW方向アクセスからFF方向アクセ
ス)を繰り返し若しくは順次行なつて目的とする曲の頭
部を示すS−IDをサーチするようになつている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 ところが、斯る高速サーチ時に高速アクセスから低速
アクセスへの切換え或いはそのアクセス方向の切換えが
行なわれると、この切換時点でテープ弛みが生じ、特に
回転ヘッド式の場合そのテープパス上でテープが弛み回
転ヘッドに接触しなくなつていた。そのため、切換後の
テープ走行当初は回転ヘッドによるS−IDの読み取りが
行なえず、その間無意味にテープ走行が行なわれてサー
チ時間のロスが生じると謂う問題があつた。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は上記した問題点を解決するために、テープ上
に音声等の情報信号と共に、トラッキング制御のための
サーボ信号と高速サーチのためのサーチ信号を記録し、
このサーチ信号にて高速サーチを行なわせる回転ヘッド
式テープレコーダーにおいて、この高速サーチ時に、高
速アクセスから低速アクセスへの切換え或いはそのアク
セス方向の切換えを行なう際、一旦そのテープ走行を停
止させ、その停止状態でテープ弛みを吸収させるように
したものである。
(ホ)作用 上記した本発明の高速サーチ方式に依れば、高速サー
チでのアクセス速度や方向の切換時に時間的ロスが生じ
ず、サーチ時間の短縮が計れる。
(ヘ)実 施 例 以下、本発明の一実施例について図面と共に説明す
る。
即ち、第1図は本発明に用いるR−DATの具体的なシ
ステム構成例を示し、(1)はアナログの音声信号が入
力される入力端子、(2)はこの音声信号をインターリ
ブや時間圧縮等を施したデイジタル信号に変換するデイ
ジタル信号処理回路、(3)はトラッキング制御のため
のサーボ信号(即ち、パイロット信号やシンク信号等)
を生成するサーボ信号生成回路、(4)は、曲番や時間
情報、そして、高速サーチのためのサーチ信号(S−I
D)等のサブコード信号を生成するサブコード生成回
路、(5)は、テープの各トラックに夫々形成される情
報の記録領域、トラッキング領域、サブコード領域にデ
イジタル変換された音声信号、サーボ信号、サブコード
信号を記録するために所定のタイミングで選択切換され
るスイッチ回路、(6)は、記録アンプ、(7)は、記
録アンプ(6)からの出力を2個の録再用回転ヘッド
(8)に供給する回転ヘッドシリンダーのロータリート
ランス、(9)は、再生アンプ、(10)は、再生アンプ
(9)からの出力をPLL等によりデータからクロックを
作りこれによりデイジタル信号に変換した後アナログ信
号に変換するデイジタル信号処理回路、(11)は、元の
アナログの音声信号が出力される出力端子である。(1
2)は、再生アンプ(9)の出力からトラッキング制御
のためのサーボ信号を抽出してトラッキングエラー信号
を生成するサーボ回路、(13)は、再生アンプ(9)の
出力からサブコード信号を抽出してS−IDの検出を行な
うサブコード処理回路である。そして、(14)は巻取リ
ール軸を直接駆動する巻取リールモータ、(15)は供給
リール軸を直接駆動する供給リールモータ、(16)はそ
のモータ駆動回路、(17)(18)はシリンダーモータと
そのモータ駆動回路、(19)(20)はキヤプスタンモー
タとそのモータ駆動回路である。そして、(21)は各種
操作キー入力やサブコード処理回路(13)からの出力に
より各モータ(14)(15)(17)(19)の駆動/停止、
回転速度や回転方向等を制御する制御回路である。
従つて、先ず記録時には入力端子(1)に入力された
音声信号がデイジタル信号処理回路(2)でデイジタル
信号に変換された後、サーボ信号生成回路(3)からの
サーボ信号(パイロット信号やシンク信号等)とサブコ
ード生成回路(4)で生成されるサブコード信号(曲
番、時間情報、S−ID)と共に記録アンプ(6)へ送出
される。そして、この記録アンプ(6)の出力は回転ヘ
ッドシリンダーのロータリートランス(7)へ送出せら
れて、録再用回転ヘッド(8)によりテープ(22)上に
記録されることになる。
次に、再生時にはテープ(22)に記録された各種信号
が録再用回転ヘッド(8)により読み取られて、回転ヘ
ッドシリンダーのロータリートランス(7)より再生ア
ンプ(9)へ送出せられる。そして、この再生アンプ
(9)の出力はデイジタル信号処理回路(10)でPLL等
によりデータからクロックを作りこれによりデイジタル
信号に変換された後アナログ信号に変換され、元の音声
信号となつて出力端子(11)より出力されることにな
る。更に、この再生アンプ(9)の出力はサーボ回路
(12)に送出せられ、ここでトラッキング制御のための
サーボ信号を抽出してトラッキングエラー信号を生成
し、これをモータ駆動回路(20)に送出してキヤプスタ
ンモータ(19)を制御している。また、再生アンプ
(9)の出力はサブコード処理回路(13)へも送出せら
れる。
従つて、高速サーチ時にはこのサブコード処理回路
(13)にて再生アンプ(9)の出力からサブコード信号
を抽出してS−IDの検出を行ない、その検出結果に基づ
いて制御回路(21)によりシンリンダーモータ(17)の
回転速度や、供給・巻取リールモータ(14)(15)とキ
ヤプスタンモータ(19)の回転速度や回転方向等の制御
を行なつている。具体的に、高速サーチは再生状態から
のサーチ操作によりピンチローラをキヤプスタンより離
間しそのリールモータ(14)(15)を高速回転させて、
テープをシリンダーに摺接させながら再生時の200倍以
上の速度で走行させることで行なわれ、この時シリンダ
ーモータ(17)はその線速度を合わせるために通常の再
生状態での回転数(2000rpm)に比べて早く回転したり
遅く回転したりしている。例えば、今第2図に示す如く
高速アクセス状態で目的とする曲の頭部を示すS−IDが
検出されると(A点)、高速のため少しオーバーランし
てFF方向への高速アクセス状態(200倍速)からREW方向
への低速アクセス状態(10倍速)に切換えられ、この切
換時(B点)にリールブレーキを掛けて一旦テープ走行
を停止させ、シリンダーモータの回転数が低速アクセス
に応じた回転数(この場合は、200rpm)になるまでの間
に両方或いは片方のリールモータに均一のトルクを与え
て両側より同じ力で或いは片方より引つ張つてテープ弛
みの吸収を行なう。そして、シリンダーサーボがOKとな
つた後に、即ちシリンダーモータが所定の回転数になつ
た後にリールブレーキを外して低速アクセスでのS−ID
の検出を行ない。この時のテープ走行はピンチローラを
キヤプスタンに圧着させることでキヤプスタンモータに
より行なわれる。そして、再びS−IDが検出されると、
直ちにFF方向への再生状態に切換えられ目的とする曲の
頭部から再生されることになる。尚、第3図は上記高速
サーチのフローチヤートである。
(ト)発明の効果 上述した如く本発明に依れば、高速サーチ時に高速ア
クセスから低速アクセスへの切換え或いはそのアクセス
方向の切換えを行なう際、一旦そのテープ走行を停止さ
せ、その停止状態でテープ弛み吸収させるようにしたの
で、アクセス速度や方向の切換後に直ちに回転ヘッドに
よる読み取りが行なえ、サーチ時間の短縮を計ることが
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いるR−DATのシステム構成図、第
2図は高速サーチを説明するための図、第3図はそのフ
ローチヤートである。 (13)……サブコード処理回路、(14)(15)……リー
ルモータ、(17)……シリンダーモータ、(21)……制
御回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ上に音声などの情報信号とともに、
    トラッキング制御のためのサーボ信号と高速サーチのた
    めのサーチ信号を記録し、このサーチ信号にて高速サー
    チを行わせる回転ヘッド式テープレコーダのサーチ方法
    において、 この高速サーチ時に、ヘッドとテープの線速度を制御す
    るために通常の再生状態とは異なった回転数でシリンダ
    モータを回転させ、 サーチすべき前記サーチ信号が存在する方向にテープを
    高速で走行させる高速アクセスを行い、 該サーチ信号を検出した時点でテープの走行を一旦停止
    させ、 シリンダの回転数を前記高速アクセス時よりも低速の回
    転数に制御すると共に、少なくとも一方のリールモータ
    を均一のトルクで回転させることによりテープの弛みを
    吸収させた後、 テープの走行方向を反転させ、前記高速アクセスよりも
    低速のテープ走行速度にて低速アクセスを行うことを特
    徴とする回転ヘッド式テープレコーダーの高速サーチ方
    法。
JP62078148A 1987-03-31 1987-03-31 回転ヘッド式テープレコーダーの高速サーチ方法 Expired - Lifetime JP2567602B2 (ja)

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