JP2522976B2 - 回転ヘッド式テ―プレコ―ダ―の再生方法 - Google Patents

回転ヘッド式テ―プレコ―ダ―の再生方法

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JP2522976B2 JP62294929A JP29492987A JP2522976B2 JP 2522976 B2 JP2522976 B2 JP 2522976B2 JP 62294929 A JP62294929 A JP 62294929A JP 29492987 A JP29492987 A JP 29492987A JP 2522976 B2 JP2522976 B2 JP 2522976B2
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【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、回転ヘッド式ディジタルオーディオテープ
レコーダー(R−DAT)の記録・再生モードの1つであ
るテープ走行速度4.075mm/sec、シリンダー回転数1000r
pmで記録されたテープを良好に再生するための再生方式
に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、R−DATにはテープ走行速度8.15mm/sec、シリ
ンダー回転数2000rpmでディジタル信号の記録再生を行
なう標準の記録再生モードとは別に、そのテープ走行速
度、シリンダー回転数を半分に落した、即ちテープ走行
速度4.075mm/sec、シリンダー回転数1000rpmで記録再生
を行なうオプションの記録再生モード(ロングプレイ・
モード)があり、このオプションモードで記録すればそ
の記録時間を2倍にすることが出来る。
また、斯るR−DATでは回転ヘッドにてヘリカルスキ
ャンされるテープの各トラックに各信号がエリア分割に
て記録されるようになっており、具体的には各トラック
のトレース中央部にディジタル信号に変換された音楽等
の情報信号を記録する情報の記録領域を形成すると共
に、この情報の記録領域の両側に即ち各トラックのトレ
ース始端部とトレース終端部とに夫々トラッキング領域
と共にサブコード領域を形成している。そして、このト
ラッキング領域にはトラッキング制御のためのサーボ信
号を記録し、サブコード領域には曲番や時間情報等と共
に曲の頭部を示すスタートID等のサブコード信号を記録
している。
そして、従来では斯るオプションモードにて記録され
たテープの再生を第4図に示す如く行なっていた。即
ち、キースキャン部(1)でオプションモードでの再生
を指定すると、コントロール回路(マイコン)(2)が
ディジタル信号処理回路(3)、録再アンプ(4)、シ
リンダーサーボ回路(5)、キャプスタンサーボ回路
(6)、リールサーボ回路(7)を制御する。即ち、デ
ィジタル信号処理回路(3)はコントロール線路(8)
によるコントロール回路(2)からの制御により、録再
アンプ(4)で一旦増幅しイコライザー(9)で波形等
化された回転シリンダー(10)からの再生情報信号にエ
ラー訂正、デイインターリーブを施してD/A変換回路(1
1)に出力し、D/A変換回路(11)はこの出力をサンプリ
ング周波数32kHzでアナログ変換する。尚、録再アンプ
(4)はコントロール線路(12)によるコントロール回
路(2)からの制御により再生用に切換えられている。
また、シリンダーサーボ回路(5)、キャプスタンサー
ボ回路(6)及びリールサーボ回路(7)は夫々コント
ロール線路(13)(14)(16)によるコントロール回路
(2)からの制御によりそのテープ走行速度が4.075mm/
sec、シリンダー回転数1000rpmでシステム動作するよう
シリンダーモータ(16)、キャプスタンモータ(17)、
リールモータ(18)(19)の回転速度を制御している。
尚、再生サーボ信号はディジタル信号処理回路(3)か
らトラッキングエラー信号生成回路(20)に送出せら
れ、キャプスタンモータ(17)の回転速度制御に用いら
れる。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 この様に、従来ではオプションモードにて記録された
テープを再生する際も、そのテープ走行速度、シリンダ
ー回転数を標準モードの場合の半分に落して、即ちオプ
ションモードにて行なっていたので、回転ヘッドにて再
生される信号周波数が低く(即ち、標準モードの半分の
信号周波数に)なり、ヘッドやロータリートランス等の
電磁変換系、PCM信号のイコライザー、ATFのパイロット
信号やシンク信号の抜き出し等の特性に影響を与えてい
た。そのため、斯るオプションモードでの再生の場合に
は、電磁変換系やイコライザー等の特性を標準モードの
場合とは別に設定する必要があった。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は上記した問題点を解決するために、テープ上
の各トラックに音楽等の情報信号が記録される情報の記
録領域と共にサブコード領域を形成し、このサブコード
領域に曲番や曲の演奏時間等を記録するとともに、テー
プ走行速度及びシリンダー回転速度を標準の記録再生モ
ードの2分の1に設定されるオプションの長時間記録再
生モードで記録されたテープを再生する回転ヘッド式テ
ープレコーダーの再生方法において、シリンダー回転数
を標準の記録再生モードに設定すると共に、標準のテー
プ走行速度にてn秒間駆動した後、n秒間停止するよう
テープを間欠駆動して再生するようにしたものである。
(ホ) 作用 上記した本発明の再生方式では、オプションモードで
記録されたテープの再生を、例えば2倍のテープ走行速
度、シリンダー回転数で行なった場合、その再生信号周
波数が標準モードの場合と同一になるので、その電磁変
換系やイコライザー等の再生系の特性を標準モードの場
合と同じにすることが出来、即ち標準モードのものをそ
のまま用いることが出来、再生系に対する負担を軽減す
ることが出来る。
(ヘ) 実施例 以下、本発明の一実施例について第1図のシステム構
成例を用いて説明する。尚、従来と同一構成要素につい
ては同一符号を付すと共にその説明を省略する。
即ち、本発明再生方式に依れば、オプションモードに
て記録されたテープを再生する際、そのテープ走行速度
及びシリンダー回転数をオプションモードのn倍(但
し、nは正の整数)に変更し、且つテープを1/n駆動、
(1−1/n)停止で間欠駆動して再生するようにしたも
のであり、そのためコントロール回路(2)によるシリ
ンダーサーボ回路(5)、キャプスタンサーボ回路
(6)、リールサーボ回路(7)の制御を別のコントロ
ール線路(21)(22)(23)にて夫々行ない、シリンダ
ーモータ(16)をオプションモードのn倍の速度で回転
させ、キャプスタンモータ(17)とリールモータ(18)
(19)を1/n駆動後(1−1/n)停止するよう間欠駆動
し、1/n駆動中はオプションモードのn倍の速度でテー
プ走行とテープ巻き取りをするよう回転させるものであ
る。
具体的に、オプションモードにて記録されたテープの
再生を2倍のテープ走行速度及びシリンダー回転数で行
なう場合について説明する。即ち、キースキャン部
(1)で本発明方式による再生を指定すると、コントロ
ール回路(2)がディジタル信号処理回路(3)、録再
アンプ(4)、シリンダーサーボ回路(5)、キャプス
タンサーボ回路(6)、リールサーボ回路(7)を制御
する。即ち、シリンダーサーボ回路(5)、キャプスタ
ンサーボ回路(6)及びリールサーボ回路(7)は夫々
コントロール線路(21)(22)(23)によるコントロー
ル回路(2)からの制御によりそのテープ走行速度が2
倍の8.15mm/sec、シリンダー回転数が2倍の2000rpm、
その間欠駆動率1/2でシステム動作するようシリンダー
モータ(16)、キャプスタンモータ(17)、リールモー
タ(18)(19)の回転を制御する。即ち、シリンダーモ
ータ(16)を2000rpmで回転させ、キャプスタンモータ
(17)とリールモータ(18)(19)を例えばテープ走行
速度8.15mm/secで30msec駆動後30msec停止するよう間欠
駆動させる。そして、この30msecの駆動中に再生される
情報の記録領域からの情報信号は回転シリンダー(10)
を経て録再アンプ(4)で一旦増幅されイコライザー
(9)で波形等化された後ディジタル信号処理回路
(3)に送出せられ、その情報信号はこのディジタル信
号処理回路(3)でエラー訂正、デイインターリーブさ
れた後D/A変換回路(11)に送出せられ、元のアナログ
情報信号となって出力せられる。ここで、RAM(24)は
再生された情報信号の一時保管に使われており、7.5mse
cで読み込んだ信号を15msecで読み出すようになってい
るため、信号処理系の処理速度を上げたりD/A変換回路
の変換時間を短縮したりすることなく、通常のオプショ
ンモードで再生したのと同じ再生音にすることが出来
る。
尚、第2図(d)は本発明のn=2の場合の再生エン
ベロープ波形を示し、同図(a)はシリンダー回転数20
00rpmのヘッド切換信号、同図(b)は標準モードの再
生エンベロープ波形、同図(c)は通常のオプションモ
ードの再生エンベロープ波形である。また、本実施例で
は30msec間駆動し、30msec間停止する場合について述べ
たが、RAM(24)の容量を大きくすることでテープ間欠
駆動の1回の駆動時間と停止時間とを長くすることが出
来、長くするとテープ駆動の安定性が高まる。例えば、
第3図(c)は駆動、停止の繰り返えし時間を実施例の
5倍(150msec駆動、150msec停止)にした時の再生エン
ベロープ波形を示し、同図(a)はシリンダー回転数20
00rpm時のヘッド切換信号、同図(b)は30msec駆動30m
sec停止の再生エンベロープ波形である。
(ト) 発明の効果 上述した如く本発明に依れば、オプションモードで記
録されたテープの再生を、例えば2倍のテープ走行速
度、シリンダー回転数で行なった場合、その再生信号周
波数が標準モードの場合と同一になり、その電磁変換系
やイコライザー、ATF等の再生系を標準モードと同じ特
性で動作させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いるR−DATのシステム構成図、第
2図はその信号波形図、第3図はその他の実施例の信号
波形図、第4図は従来のR−DATのシステム構成図であ
る。 (3)……ディジタル信号処理回路、(5)……シリン
ダーサーボ回路、(6)……キャプスタンサーボ回路、
(7)……リールサーボ回路、(21)(22)(23)……
コントロール線路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ上の各トラツクに音楽等の情報信号
    が記録される情報の記録領域と共にサブコード領域を形
    成し、このサブコード領域に曲番や曲の演奏時間等を記
    録するとともに、テープ走行速度及びシリンダー回転速
    度を標準の記録再生モードの2分の1に設定されるオプ
    ションの長時間記録再生モードで記録されたテープを再
    生する回転ヘッド式テープレコーダーの再生方法におい
    て、 シリンダー回転数を標準の記録再生モードに設定すると
    共に、標準のテープ走行速度にてn秒間駆動した後、n
    秒間停止するようテープを間欠駆動して再生するように
    した事を特徴とする回転ヘッド式テープレコーダーの再
    生方法。
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