JP2669002B2 - タイムコード信号発生装置 - Google Patents

タイムコード信号発生装置

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【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術(第2図) D発明が解決しようとする問題点 E問題点を解決するための手段(第1図) F作用(第1図) G実施例(第1図) H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明はタイムコード信号発生装置に関し、例えばオ
ーデイオテープレコーダ(ATR)に適用して好適なもの
である。
B発明の概要 本発明は、タイムコード信号発生装置において、記録
媒体の走行データに基づいて、タイムデータを補間し、
補間されたタイムデータでタイムコード信号を生成する
ことにより、早送り及び巻き戻しモードの場合において
も確実にタイムコード信号を得ることができる。
C従来の技術 従来、この種のオーデイオテープレコーダにおいて
は、磁気テープの走行位置を検出し得るように、タイム
コード信号及びタツクパルス信号を出力するようになさ
れている。
すなわち第2図に示すように、オーデイオテープレコ
ーダにおいては、80ビツトで1フレームを構成するよう
になされたシリアルデータ(以下この80ビツト単位のデ
ータをタイムデータと呼ぶ)を、順次繰り返してバイフ
エーズマーク変調して記録することにより、ビデオテー
プレコーダと同様の例えばSMPTEのタイムコード信号が
記録されるようになされている。
当該タイムコード信号の1フレームは、ビデオ信号の
フレーム周期に同期するようになされ、「時、分、秒、
フレーム」で表現されるタイムコードデータを記録し得
るようになされている。
従つて、タイムコード信号を復調してタイムコードデ
ータを検出することにより、磁気テープの走行位置を1
フレーム周期で検出し得、これに対してタイムコード信
号がタイムコードデータの何ビツト目かを検出すること
により、1フレーム周期を80分周してなる周期で、さら
に細かく磁気テープの走行位置を検出し得るようになさ
れている。
すなわち、タイムデータは、先頭から16ビツトのデー
タが同期ワードのデータに割当られ、残りの64ビツトの
データがタイムコードデータ及びユーザビツトのデータ
に割当られるようになされている。
このうち同期ワードのデータは、先頭から順次「1011
111111111100」のデータが割当られ、これにより、記録
媒体でなる磁気テープをノーマル再生した場合には(す
なわち矢印Fで示す方向に再生する場合でなる)、順次
「1011111111111100」のデータが得られるのに対し、磁
気テープを逆転再生した場合には(すなわち矢印Rで示
す方向に再生する場合でなる)、これとは逆に「001111
1111111101」のデータが得られるようになされている。
従つて、当該データの先頭から2ビツトのデータ又は
末尾2ビツトのデータを検出することにより、磁気テー
プの走行方向を検出し得るようになされている。
これに対して、タイムデータの残りの64ビツトのデー
タは、順次8ビツトごとに分割され、この8ビツトのデ
ータがさらに4ビツトごとに分割される。
タイムコードデータは、この8ビツトのデータの先頭
から4ビツトの領域が、「フレーム」、「秒」、
「分」、「時」を表す1桁及び10桁の数に、順次割当ら
れるようになされている。
これに対して、分割された8ビツトのデータの内、残
りの4ビツトのデータは、編集等の際にユーザの所望す
るデータを記録し得るようにユーザビツトのデータに割
り当てられ、これにより当該ユーザビツトを用いて、編
集効率等を向上し得るようになされている。
かくして、ノーマル再生及び逆転再生時においては、
オーデイオテープレコーダから出力されるタイムコード
信号を検出することにより、ビデオ信号の場合と同様の
操作で、編集操作し得るようになされている。
これに対して、早送り及び巻き戻しモードで磁気テー
プを高速度で走行させる場合、磁気テープ及び磁気ヘツ
ドの摩耗を有効に回避するために、磁気ヘツドが磁気テ
ープに接触しないようにしてタイムコード信号の再生を
停止する。
従つて、この場合タツクパルス信号に基づいて、磁気
テープの走行位置情報を得るようになされている。
すなわち、タツクパルス信号は、キヤプスタンの回転
に同期して信号レベルが立ち上がるようになされ、この
場合キヤプスタンの回転速度に比例して磁気テープの走
行速度が変化することから、当該キヤプスタンの回転数
を検出して磁気テープの走行位置を検出し得るようにな
されている。
D発明が解決しようとする問題点 ところで、実際上早送り及び巻き戻しモードで磁気テ
ープを高速度で走行させた際に、タツクパルス信号を基
準にして磁気テープを停止制御すると、高い精度で磁気
テープを停止制御することが困難だつた。
このため、早送り及び巻き戻しの際に、予め必要とす
る磁気テープの走行量を検出し、当該走行量に応じて磁
気テープの走行速度及びタイムコード信号の再生動作を
制御する方法が提案されている(特開昭60−93656号公
報)。
ところが、この手法を用いても、早送り及び巻き戻し
モードにおいてはタイムコード信号を出力することが困
難な問題がある。
実際上早送り及び巻き戻しモードにおいても、タイム
コード信号を得ることができれば、当該タイムコード信
号を用いて磁気テープの走行位置を常時確認することが
でき、その分オーデイオテープレコーダの使い勝手を向
上し得る。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、早送り
及び巻き戻しモードにおいてもタイムコード信号を出力
することができるタイムコード信号発生装置を提案しよ
うとするものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、記録
媒体から再生された所定フオーマツトのタイムコード信
号を復調して時間情報であるタイムコードデータ及びユ
ーザデータを生成する復調手段と、記録媒体の走行デー
タに基づいて、タイムコードデータを補間すると共に、
記録媒体の走行データに含まれる走行方向情報に基づい
た順序で補間されたタイムコードデータ及びユーザデー
タを出力する補間手段と、補間手段から出力されたタイ
ムコードデータ及びユーザデータに同期ワードを付加す
る付加手段と、補間されたタイムコードデータ、ユーザ
データ及び同期ワードを変調して所定フオーマツトのタ
イムコード信号を生成して出力する変調手段とを備える
ようにする。
F作用 記録媒体の走行データに基づいて、タイムコードデー
タを補間すると共に、走行データに含まれる走行方向情
報に基づいた順序で補間されたタイムコードデータ及び
ユーザデータを並び換えて所定フオーマツトのタイムコ
ード信号を生成して出力するようにしたことにより、早
送り及び巻き戻しモードにおいても、タイムコード信号
を得ることができる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
第1図において、1は全体としてタイムコード信号発
生装置を示し、デジタルオーデイオ信号を記録再生し得
るようになされたオーデイオテープレコーダに内蔵され
ようになされている。
すなわち、タイムコード信号発生装置1は、タイムコ
ード信号STCを再生し得るノーマル再生モード、逆転再
生モード及び可変速再生モードにおいて、再生されたタ
イムコード信号STCを選択回路2及び3に与える。
選択回路2は、ノーマル再生モード、逆転再生モード
及び可変速再生モードで、タイムコード信号STCをタイ
ムコード読み取り回路4に与え、早送り及び巻き戻しモ
ードになると接点を切り換えるようになされている。
これに対して選択回路3は、ノーマル再生モード、逆
転再生モード及び可変速再生モードで、タイムコード信
号STCを、外部に接続された周辺機器に出力し、早送り
及び巻き戻しモードになると接点を切り換えるようにな
されている。
かくして、ノーマル再生モード、逆転再生モード及び
可変速再生モードにおいては、磁気テープから再生され
たタイムコード信号STCが選択回路3を介して直接出力
されると共にタイムコード読み取り回路4に入力される
ようになされている。
タイムコード読み取り回路4は、タイムコード信号S
TCを復調回路5に与え、その結果得られるタイムデータ
DTを、キヤプスタンの回転方向(すなわち磁気テープの
走行方向と一致する)に応じて信号レベルが切り換わる
走行方向指示信号SDIRと共に演算処理回路6に与える。
かくして、演算処理回路6においては、磁気テープの
走行方向に応じて走行方向指示信号SDIRの信号レベルが
切り換わることから、当該走行方向指示信号SDIRの信号
レベルに応じて、配列の順番が逆転したタイムデータDT
が得られる。
演算処理回路6は、タイムデータDTのうちタイムコー
ドデータ及びユーザビツトを格納するようになされたレ
ジスタ回路を有し、当該レジスタ回路に格納されたタイ
ムコードデータ及びユーザビツトを順次入力されるタイ
ムデータDTで更新するようになされている。
このとき、当該レジスタ回路の更新の順序を、走行方
向指示信号SDIRの信号レベルに応じて切り換えることに
より、所定のレジスタ回路にタイムコードデータ及びユ
ーザビツトを格納する。
かくして、レジスタ回路においては、磁気テープの現
在の走行位置を表すタイムコードデータがユーザビツト
と共に格納される。
さらに演算処理回路6においては、復調回路5からタ
イムデータDTが入力されなくなると(すなわち早送り及
び巻き戻しモードでなる)、当該タイムデータDTによる
タイムコードデータ及びユーザビツトの更新動作を停止
し、これに代えレジスタ回路のタイムコードデータを、
補完されたタイムコードデータで順次更新する。
すなわち、タイムコード信号発生装置1においては、
基準信号発生回路10にタツクパルス信号STACH、基準フ
オーマツト信号SFOR及びサンプリング周波数データDSF
を与えて基準クロツク信号SCKを生成することにより、
磁気テープが1フレーム分走行する周期で信号レベルが
立ち上がる制御信号SCTLを、カウンタ回路11からデータ
発生回路7に与える。
ここで、基準フオーマツト信号SFORは、磁気テープに
記録されたタイムコード信号STCのフオーマツトに応じ
て、当該タイムコード信号STCのフレーム周波数と一致
する周波数30.0〔Hz〕、29.97〔Hz〕、25.0〔Hz〕又は2
4.0〔Hz〕の基準信号でなる。
これに対してサンプリング周波数データDSFは、デジ
タルオーデイオ信号の信号処理回路から出力される当該
磁気テープに記録されたデジタルオーデイオ信号のサン
プリング周波数を表す2ビツトのデータでなり、この場
合サンプリング周波数が、周波数44.056〔kHz〕、44.1
〔kHz〕又は48.0〔kHz〕のうちの何れであるかを表す。
すなわち、タツクパルス信号STACHの周波数が、磁気
テープの走行速度に比例して変化することから、当該タ
ツクパルス信号STACHの繰り返し周期で単位時間当たり
の磁気テープの走行量を検出することができる。
さらに、基準フオーマツト信号SFORの繰り返し周期
が、磁気テープ上に記録されたタイムコード信号STC
繰り返し周期と一致してなることから、当該基準フオー
マツト信号SFORの繰り返し周期に基づいて、磁気テープ
上に単位時間当たりに記録されたフレーム数を検出する
ことができる。
これに対して、この種のオーデイオテープレコーダに
おいては、記録時デジタルオーデイオ信号のサンプリン
グ周波数に応じて磁気テープの走行速度を切り換えるよ
うになされていることから、サンプリング周波数に基づ
いて、記録時における磁気テープの走行速度を検出する
こができる。
従つて、基準フオーマツト信号SFORの繰り返し周期、
タツクパルス信号STACHの周波数及びサンプリング周波
数データDSFに基づいて、早送り及び巻き戻しモードに
おいて、単位時間当たりに走行した磁気テープの走行量
を、タイムコード信号のフレーム数で検出することがで
きる。
かかる検出原理に基づいて、基準信号発生回路10にお
いては、当該基準フオーマツト信号SFOR及びタツクパル
ス信号STACHをアドレスデータ発生回路15に与え、基準
フオーマツト信号SFORの周期でタツクパルス信号STACH
をカウントすることにより、基準フオーマツト信号SFOR
の繰り返し周期及びタツクパルス信号STACHの周波数に
応じて値が変化するアドレスデータDADRを生成する。
メモリ回路16は、ROM(read only memory)回路で構
成され、アドレスデータDADR及びサンプリング周波数デ
ータDSFでアドレスされたデータを加算回路17に出力す
る。
かくして、メモリ回路16を介して、単位時間当たりに
走行した磁気テープの走行量を、タイムコード信号のフ
レーム数で検出し得るようになされ、当該メモリ回路16
においては当該フレーム数に応じたデータが出力される
ようになされている。
加算回路17は、繰り返し周波数の高い加算回路でな
り、当該加算回路17から出力されるデータをフイードバ
ツクして、メモリ回路16から出力されるデータと加算す
るようになされている。
これにより加算回路17を介して、早送り又は巻き戻し
を開始した後の磁気テープの走行量を、タイムコード信
号のフレーム数で検出し得るようになされている。
分周回路18は、加算回路17から出力される出力データ
を分周し、その最上位ビツトを基準クロツク信号SCK
して出力する。
因に、加算回路17の繰り返し周波数、分周回路18の分
周比及びメモリ回路16のデータは、ノーマル再生モー
ド、逆転再生モード及び可変速再生モードにおいて、当
該基準クロツク信号SCKの周波数が、再生されたタイム
コード信号STCのクロツク周波数と一致するように選定
されている。
従つて、基準クロツク信号SCKの周波数は、早送り及
び巻き戻しモードになると、磁気テープの走行速度に応
じて変化し、当該走行速度においてタイムコード信号を
再生したと仮定したとき、そのタイムコード信号のクロ
ツク周波数と実用上十分な範囲で一致するようになされ
ている。
カウンタ回路11は、基準クロツク信号SCKを160分周
し、その分周信号を制御信号SCTLとして出力する。
さらにカウンタ回路11は、基準クロツク信号SCKを16
分周及び2分周し、その分周信号S16及びS2を出力す
る。
かくして、データ発生回路7においては、磁気テープ
が1フレーム走行すると信号レベルが立ち上がる制御信
号SCTLが得られ、演算処理回路6のレジスタ回路に格納
されたタイムコードデータを、当該制御信号SCTLに応じ
て更新することにより、磁気テープの走行位置をタイム
コードデータで検出することができる。
すなわち演算処理回路6は、制御信号SCTLに基づいて
データ発生回路7から所定周期で演算データDEが出力さ
れると、走行方向指示信号SDIRの信号レベルに応じて、
レジスタ回路に格納されたタイムコードデータを当該演
算データDEで加算処理又は減算処理する。
これにより、当該タイムコードデータを補完し、補完
されたタイムコードデータでレジスタ回路の内容を更新
する。
かくして、磁気テープの走行情報でなる走行方向指示
信号SDIR、タツクパルス信号STACH、基準フオーマツト
信号SFOR及びサンプリング周波数データDSFに基づい
て、タイムコードデータを補間することにより、磁気テ
ープからタイムコード信号STCが得られない場合でも、
磁気テープの走行位置を表すタイムコードデータを得る
ことができる。
続いて演算処理回路6は、走行方向指示信号SDIRの信
号レベルに応じた配列で、レジスタ回路に格納されたタ
イムコードデータ及びユーザビツトのデータを、順次4
ビツトずつメモリ回路22に出力する。
すなわち、磁気テープを早送りしている場合は、ノー
マル再生時と同様に8番目のバイナリグループ、10桁の
「時」を表すタイムコードデータ、7番目のバイナリグ
ループ、……、1番目のバイナリグループ、1桁の「フ
レーム」を表すタイムコードデータの順にタイムコード
データ及びユーザビツトのデータを出力し、磁気テープ
を巻き戻している場合は、これとは逆に1桁の「フレー
ム」を表すタイムコードデータ、1番目のバイナリグル
ープ、……、7番目のバイナリグループ、10桁の「時」
を表すタイムコードデータ、8番目のバイナリグループ
の順に出力する。
メモリ回路22は、1フレーム分のタイムコードデータ
及びユーザビツトのデータを格納し得るようになされた
RAM(random access memory)回路で構成され、演算処
理回路6から出力されたタイムコードデータ及びユーザ
ビツトのデータを順次格納すると共に、8ビツトにまと
めて入力の順に順次出力する。
すなわちアドレスデータ発生回路24は、リングカウン
タ回路で構成され、分周信号S16を順次カウントするこ
とにより、値0から値9の間で循環するアドレスデータ
DRを生成する。
メモリ回路22は、当該アドレスデータDRが値0から値
7の間で、タイムコードデータ及びユーザビツトのデー
タを、順次選択回路26を介してパラレルシリアル変換回
路28に出力する。
因に、データ発生回路7から出力される制御信号SE
バツフア回路30及びアドレスデータ発生回路24に与える
と共に、演算処理回路6から出力されアドレスデータを
当該バツフア回路30を介してメモリ回路22に与えること
により、メモリ回路22において、書き込み及び読み出し
のタイミングが一致しないようになされている。
これに対して選択回路26は、アドレスデータDRが値8
及び値9のとき接点を切り換え、同期ワードのデータD
SYNCをパラレルシリアル変換回路28に出力する。
因に同期ワードのデータDSYNCは、8回路のスイツチ
回路の接点を当該同期ワードのデータに応じて設定する
ことにより、生成される。
かくして、パラレルシリアル変換回路28においては、
ユーザビツトのデータ及び補完されたタイムコードデー
タに加えて同期ワードのデータが順次得られ、かくして
磁気テープの現在の走行位置を表すパラレルデータに変
換されたタイムデータが得られる。
パラレルシリアル変換回路28は、入力された8ビツト
のデータを、分周信号S2のタイミングで順次シリアルデ
ータに変換して出力する。
このとき、当該シリアルデータに変換する順序を、走
行方向指示信号SDIRの信号レベルに応じて逆方向に切り
換えるようになされ、かくして当該パラレルシリアル変
換回路28を介して補完されたタイムデータDTHを得るこ
とができる。
これに対して変調回路32は、基準クロツク信号SCK
用いて、補完されたタイムデータDTHをバイフエーズマ
ーク変調してタイムコード信号STCOを生成、当該タイム
コード信号STCOを選択回路3を介して周辺機器に出力す
る。
かくして、磁気テープの走行情報でなる走行方向指示
信号SDIR、タツクパルス信号STACH、基準フオーマツト
信号SFOR及びサンプリング周波数データDSFに基づいて
タイムデータDTHを補間することにより、磁気テープか
らタイムコード信号STCが得られない場合でも、磁気テ
ープの走行位置を表すタイムコード信号STCOを生成する
ことができる。
さらに補間されたタイムデータDTHを変調してタイム
コード信号STCOを出力することにより、タイムデータを
直接出力する場合、さらにはタイムコードデータ、ユー
ザビツト及び同期ワードのデータを直接出力する場合に
比して、当該オーデイオテープレコーダの構成及び周辺
機器との接続を簡略化するこができる。
さらにタツクパルス信号を出力しなくてもよいことか
ら、その分全体の構成を簡略化することができる。
なおこの実施例においては、ノーマル再生モード、逆
転再生モード及び可変速再生モードにおいて、ドロツプ
アウト等によりタイムコード信号STCが得られない場
合、早送り及び巻き戻しモードの場合と同様にタイムコ
ードデータを補完すると共に、選択回路3の接点を切り
換え、これによりタイムコード信号が欠落しないように
なされている。
かくして、演算処理回路6、データ発生回路7、基準
信号発生回路10、カウンタ回路11、メモリ回路22、アド
レスデータ発生回路24、選択回路26、パラレルシリアル
変換回路28及びバツフア回路30は、磁気テープの走行情
報でなる走行方向指示信号SDIR、タツクパルス信号S
TACH、基準フオーマツト信号SFOR及びサンプリング周波
数データDSFに基づいて、タイムコード信号STCを復調し
て得られるタイムデータDTを補間する補間回路を構成す
る。
以上の構成において、ノーマル再生モード、逆転再生
モード及び可変速再生モードにおいては、磁気テープか
ら再生されたタイムコード信号STCが、選択回路3を介
して、直接外部に接続された周辺機器に出力される。
同時にタイムコード信号STCは、復調回路5でタイム
データDTに復調され、演算処理回路6のレジスタ回路に
格納される。
これに対して、タツクパルス信号STACH、基準フオー
マツト信号SFOR及びサンプリング周波数データDSFは、
基準信号発生回路10に入力され、これにより磁気テープ
が1フーム分走行すると信号レベルが立ち上がる制御信
号SCTLが生成される。
早送り及び巻き戻しモードにおいて、レジスタ回路に
格納されたタイムデータDTは、当該制御信号SCTLに基づ
いて、タイムコードデータが順次更新される。
更新されたタイムコードデータは、ユーザビツトのデ
ータと共にメモリ回路22を介して選択回路26に出力さ
れ、当該選択回路26で同期ワードのデータが付加されて
シリアルデータでなるタイムデータDTHに変換される。
かくして、補完されたタイムデータDTHが得られ、当
該タイムデータDTHは、変調回路32でタイムコード信号S
TCOに変調されて出力される。
以上の構成によれば、磁気テープの走行情報でなる走
行方向指示信号SDIR、タツクパルス信号STACH、基準フ
オーマツト信号SFOR及びサンプリング周波数データDSF
に基づいて、タイムデータDTを補間することにより、早
送り及び巻き戻しモードにおいて、磁気テープからタイ
ムコード信号STCが得られない場合でも、タイムコード
信号STCOを出力することができる。
なお上述の実施例においては、本発明によるタイムコ
ード信号発生装置をオーデイオテープレコーダに内蔵し
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、オー
デイオテープレコーダの外部に設けるようにしてもよ
い。
さらに上述の実施例においては、本発明をオーデイオ
テープレコーダに適用した場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、タイムコード信号を基準にして所定
の記録媒体に情報を記録再生するようになされた記録再
生装置に広く適用することができる。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、記録媒体の走行データ
に基づいて、タイムコードデータを補間すると共に、走
行データに含まれる走行方向情報に基づいた順序で補間
されたタイムコードデータ及びユーザビツトを並び換え
て所定フオーマツトのタイムコード信号を生成して出力
するようにしたことにより、早送り及び巻き戻しモード
においても、タイムコード信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるタイムコード信号発生
装置を示すブロツク図、第2図はタイムコード信号の説
明に供する略線図である。 1……タイムコード信号発生装置、5……復調回路、6
……演算処理回路、7……データ発生回路、10……基準
信号発生回路、16、22……メモリ回路、24……アドレス
データ発生回路、32……変調回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体から再生された所定フオーマツト
    のタイムコード信号を復調して、時間情報であるタイム
    コードデータ及びユーザデータを生成する復調手段と、 上記記録媒体の走行データに基づいて、上記タイムコー
    ドデータを補間すると共に、上記記録媒体の走行データ
    に含まれる走行方向情報に基づいた順序で上記補間され
    たタイムコードデータ及びユーザデータを出力する補間
    手段と、 上記補間手段から出力された上記タイムコードデータ及
    び上記ユーザデータに同期ワードを付加する付加手段
    と、 上記タイムコードデータ、上記ユーザデータ及び上記同
    期ワードを変調して上記所定フオーマツトのタイムコー
    ド信号を生成して出力する変調手段と を具えることを特徴とするタイムコード信号発生装置。
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