JP3764489B2 - 磁気記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、例えばデータレコーダとして使用して好適な磁気記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
VTRを使用するデータレコーダのフォーマットとして、ID−1フォーマットが提案されている。このID−1フォーマットにおいては、図5Aに示すように、磁気テープ1上に斜めのデータ記録トラック2を順次形成して情報信号を記録するとともに、磁気テープ1の長手方向に沿ったコントロールトラック3に、4本のデータ記録トラックにつき1つの割合で、トラックセットIDと呼ばれる23ビットの識別コードを書き込むようにしている。
【0003】
図5Bは、コントロールトラック3に書き込まれる信号を示し、4本のデータ記録トラック2毎にコントロールパルスCPが記録される。そして、隣り合うコントロールパルスCPの間に23ビットの識別コードIDが書き込まれるものである。
【0004】
この識別コードIDは、テープ1上での絶対アドレスとして用いられ、サーチなどの動作も、この識別コードIDを用いて行なうようにされている。ID−フォーマットでは、この識別コードIDとしては、単調増加するバイナリ−コードを用いることが定められている。しかし、識別コードIDとして、どのようなバイナリーコードを用いるかの従来例は、現在のところ存在しない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、ID−1フォーマットにおいては、識別コードIDは、単なるバイナリコードとして規定されているため、単純には、23ビットの符号なし数(0〜8388607)として用いるものと解釈される。
【0006】
ところが、計測用途などに、この例のデータレコーダを使用する場合、基準位置として「0」の位置を使用できる方が便利である。しかし、VTRの場合、サーボ用などのためにプリロール部分が必要で、実際にデータ記録部分として使用できるのは、識別コードIDを符号なし数で表現したとき、「200」以上の数のアドレス位置からとなってしまう。
【0007】
そこで、識別コードIDを符号付き数(−4194304〜4194303)としても解釈できるようにすれば、「0」のアドレス位置をユーザが使用することが可能になり、便利である。
【0008】
符号付きと解釈する場合に通常用いられる2の補数形式を用いて、ID−1フォーマットに適応させるべく単調増加のバイナリコードにより識別コードIDを生成すると、図6に示すようになる。なお、この図6では、簡単のため、識別コードIDを4ビットとして例示した。
【0009】
この図6から明らかなように、識別コードIDについて、符号付きの解釈を行った場合、正負の符号の変わり目で、「7」から「−8」というように、正の絶対値最大から負の絶対値最大に値がジャンプしてしまう。そして、例えば識別コードIDで示されるアドレス位置「4」の点から、アドレス位置「−2」の位置にまで、テープ上でデータの頭出しを行おうとした場合などのように、現在位置に対して符号が逆のアドレス位置をサーチする場合に、サーチ方向が通常の感覚とは異なることになってしまう欠点がある。
【0011】
この発明は、以上の点にかんがみ、符号付き数として解釈した場合にも、値のジャンプがなく、しかも、テープ1上においては、単調増加のコードであるという条件を満足することができる識別コードIDを得ることができるようにした情報信号記録装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、この発明においては、
磁気テープ上に、その長手方向に斜めに形成された情報信号記録トラックの前記磁気テープ上の位置を識別するための識別信号として、単調変化のバイナリ−コードを前記磁気テープの長手方向に沿って記録するようにする磁気記録装置であって、
最上位ビットで正負の符号を表わすものであって、前記磁気テープの始端側と終端側とでは正、負の符号が異なるようにすると共に、前記情報信号記録トラックの前記磁気テープ上の位置に対応して順次に変化する2の補数表現のコードを発生するコード発生手段と、
前記コード発生手段からの前記2の補数表現のコードの最上位ビットを反転する反転手段と、
前記反転手段からのコードを、前記識別信号として前記磁気テープの長手方向に沿って記録する手段と、
を備えることを特徴とする。
【0013】
【作用】
2の補数表現のコードの最上位ビットを反転させたコードは、単調増加のバイナリコードとなっている。この識別コードを再生し、最上位ビットを反転させると、2の補数表現のコードが得られ、これはジャンプの生じない符号付き数と解釈することができる。したがって、磁気テープ上では単調増加のコードであって、しかも値が連続している符号付きの識別コードを記録できたことになる。
【0014】
【実施例】
図1は、この発明による磁気記録装置の要部の一実施例のブロック図を示すものである。
【0015】
図1において、11は単純バイナリコードS1の発生手段、12は2の補数表現のコードS2の発生手段、13はコントロールパルスCPの発生手段である。発生手段11及び12には、システムコントローラ14からの記録動作のスタート/ストップ信号RECが供給されると共に、コントロールパルス発生手段13からのパルスCPが供給される。
【0016】
そして、スタート/ストップ信号RECが記録スタートを示すものであるとき、これら発生手段11及び12は、それぞれパルスCP毎に順次変化する単純バイナリコードS1及び2の補数表現のコードS2を発生する。また、スタート/ストップ信号RECが記録ストップを示すものであるとき、これら発生手段11及び12は、そのときのコードS1及びS2を記憶し、次にスタート/ストップ信号RECが記録スタートを示す状態なったときに、その記憶したコードから変化を開始する。
【0017】
この場合、テープの始端からの初期的な記録開始時点では、単純バイナリコード発生手段11は、符号なしの数「0」からコードS1を発生するが、2の補数表現のバイナリコードの発生手段12は、初期値レジスタ15に設定された初期値からコードS2の発生を行う。初期値レジスタ15には、例えばキー入力手段などの初期値設定手段16により初期値が設定される。初期値は、コードS2を符号付き数と解釈した場合の、負の数を設定することができる。なお、単純バイナリコードの発生手段15に対しても初期値レジスタを設け、正の数を初期値として設定するようにすることもできる。
【0018】
単純バイナリコードS1の発生手段11からのコードS1はスイッチ回路18の一方の入力端に供給される。また、2の補数表現のバイナリコードS2の発生手段12からのコードS2は、最上位ビット反転手段17に供給されて、その最上位ビットが反転される。この最上位ビット反転手段1からのコードS3は、符号なしの単純バイナリコードとして見た場合、単調増加のコードである。
【0019】
例えば、簡単のため、4ビットのコードで考えると、図2の表に示すようになる。すなわち、符号付き数として単調増加となるように図2の左側に示すように変化させたとき、その数の2の補数表現のコードS2は図2の中央に示すようになる。そして、このコードS2の最上位ビットを反転させたコードS3は、図2の右側に示すように単調増加のバイナリコードになる。
【0020】
この最上位ビット反転手段14からのコードS3はスイッチ回路18の他方の入力端Aに供給される。そして、このスイッチ回路18が符号付き/符号なしID選択手段19からの選択信号SEにより切り換えられる。
【0021】
選択手段19は、例えばキー入力手段で構成され、符号付きIDが選択されたときは、選択信号SEによりスイッチ回路18は入力端A側に切り換えられ、最上位ビット反転手段14からのコードS3が、識別コードIDとしてこのスイッチ回路18から取り出される。また、符号なしIDが選択されたときは、選択信号SEによりスイッチ回路18は入力端B側に切り換えられ、単純バイナリコード発生手段11からのコードS1が、識別コードIDとしてこのスイッチ回路18から取り出される。
【0022】
このスイッチ回路18からの識別コードIDは、記録信号形成手段20に供給される。この記録信号形成手段20には、また、コントロールパルス発生手段13からのパルスCPが供給される。そして、この記録信号形成手段20において、図5Bに示したような記録信号が形成され、これがアンプ21を介して固定の磁気ヘッド22に供給されて、図5Aに示したように磁気テープ1の長手方向に沿ったコントロールトラック3として記録される。
【0023】
なお、コントロールパルスCPは、図示しないが情報信号記録用の回転ヘッドのサーボ系に基準信号として供給され、そのサーボ制御により、コントロールトラック上のパルスCP及び識別コードIDが情報信号記録トラックの4本毎に,1対1に対応して記録されるようになされている。
【0024】
こうして、ID−1の規格を遵守した状態で、符号なしの数(ID)で表現される識別コードIDだけでなく、符号付き数(ID)として解釈することができる識別コードIDを記録することができる。そして、この記録した識別コードIDは、符号付きIDが選択された場合には、再生時、再生コードの最上位ビットを反転させることにより、符号付きとして解釈できる2の補数表現のコードを得ることができる。
【0025】
図3は、コントロールトラックからの再生系の一例のブロック図である。すなわち、磁気ヘッド22によりコントロールトラックから再生された信号は、アンプ23を介してパルス分離手段24に供給される。このパルス分離手段24では、再生信号からコントロールパルスCPと識別コードIDとが分離され、コントロールパルスCPは、再生系のトラッキングサーボなどの基準信号とされる。
【0026】
また、パルス分離手段24からの識別コードIDはスイッチ回路25に供給される。このスイッチ回路25は、符号付き/符号なしID選択手段19からの選択信号SEにより切り換えられる。
【0027】
そして、この場合、符号付きIDが選択されたときには、スイッチ回路25は出力端A側に切り換えられ、識別コードIDは最上位ビット反転手段26に供給されて、識別コードIDの最上位ビットのみが反転される。この最上位ビット反転手段26からは2の補数表現のコードS3が得られることになる。この反転手段26からの2の補数表現のコードS3は、コード−10進数変換手段27に供給されて符号付きの10進数に変換され、表示器28に、その数値が表示される。この場合、簡単のため、前述と同様に4ビットの場合を例にとった場合の、再生信号中の識別コードID、この再生コードIDの最上位ビットを反転させた状態のコード(2の補数表現のコードS3)及び符号付き数(10進数)の例を図4の表に示す。
【0028】
また、符号なしIDが選択されたときには、スイッチ回路25は出力端B側に切り換えられ、再生識別コードIDはコード−10進数変換手段29に供給される。そして、この変換手段29で単純バイナリコードが10進数に変換され、表示器28に、その数値が表示される。
【0029】
なお、以上の例はID−1フォーマットのデータレコーダに、この発明を適用した場合について説明したが、ID−1フォーマットと同様の規格を有する磁気記録装置の場合のすべてに、この発明は適用可能である。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、単調増加という規格上の制約を遵守した状態で、ユーザに見える識別コードの数値表現の値として符号付きの数値を使用することができるようになる。したがって、識別コードを、情報信号トラックの識別用としてユーザの都合に合わせて便利に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の要部の一実施例のブロック図である。
【図2】図1の例により記録する識別コードの例を説明するための図である。
【図3】図1の例により記録した識別コードの再生系の一例のブロック図である。
【図4】図3の例により再生する識別コードの例を説明するための図である。
【図5】この発明の対象の一例であるID−1フォーマットのテープパターンを説明するための図である。
【図6】ID−1フォーマットにおける識別コードの説明のための図である。
【符号の説明】
11 単純バイナリコードの発生手段
12 2の補数表現の識別コードの発生手段
17 最上位ビット反転手段
18 スイッチ回路
19 符号付き/符号なしID選択手段
22 固定の磁気ヘッド

Claims (1)

  1. 磁気テープ上に、前記磁気テープの長手方向に斜めに形成された情報信号記録トラックの前記磁気テープ上の位置を識別するための識別信号として、単調変化のバイナリ−コードを前記磁気テープの長手方向に沿って記録するようにする磁気記録装置であって、
    最上位ビットで正負の符号を表わすものであって、前記磁気テープの始端側と終端側とでは正、負の符号が異なるようにすると共に、前記情報信号記録トラックの前記磁気テープ上の位置に対応して順次に変化する2の補数表現のコードを発生するコード発生手段と、
    前記コード発生手段からの前記2の補数表現のコードの最上位ビットを反転する反転手段と、
    前記反転手段からのコードを、前記識別信号として前記磁気テープの長手方向に沿って記録する手段と、
    を備える磁気記録装置。
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