JPH02278547A - 磁気信号発生装置および磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業−にの利用分野〕 本発明は、音声テープレコーダやビデオテープレコーダ
等の磁気記録再生装置に装填された磁気テープにおける
記録および再生に費やした回数を検出する磁気信号の発
生装置、および前記記録回数、再生回数の表示並びに累
計記録が可能な磁気記録ｒｒｆ生装置に関するものであ
る。

〔従来の技術〕

従来、例えば磁気記録再生装置としてのビデオテープレ
コーダに装填された磁気テープに磁気記録される信号お
よび磁気テープから（１生される信号は映像信号、音声
４ｒ’ｒ号および制御信号のみである。また、前記ビデ
オテープレコーダも、前記磁気テープに記録された映像
信号、音声信号および制御信号の再生機能と、これら映
像信号、音声信号および制御信号を磁気テープに磁気記
録する機能のみを有するものであった。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記のように磁気記録・再生可能な映像
信号や音声信号を用いた磁気記録再生装置の場合、制御
信号によって磁気テープ上の時間的な位置検出を行える
に留まるものであって、装填された磁気テープの記録累
計回数および再生累、＋＋回数は全く検知できない。

このため、音質や映像の劣化と深い関係がある磁気テー
プの寿命を認識することが不可能であり、記録したい重
要な内容を劣化の進んだ磁気テープに記録してしまった
り、あるいは長期保存を必要とする磁気テープを繰り返
し再生して劣化を甲、めたりすることを効果的に防止し
得ないという問題点があった。

本発明は、このような従来の問題点を解消するためにな
されたもので、磁気テープ自体の記録および再生された
回数を明確に表示できるようにして、その磁気テープの
寿命を記録または再生時に即座に認識できるようにする
ことを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

上記のような目的を達成するために本発明は、磁気記録
再生装置に組込まれて、前記磁気記録再生装置に装填さ
れた磁気テープの記録時に、前記磁気テープにおける累
計記録回数を表わす累計記録回数表示磁気信号を発生す
ると共に、前記磁気テープの再生時に、その磁気テープ
における累計再生回数を表わす累計再生回数表示磁気信
号を発生することを特徴とする磁気信号発生装置を提供
するものである。

また、本発明は、装填した磁気テープにおける音声信号
トラックのチャネル２側に記録された前記磁気テープの
累計記録回数を表わす累計記録回数表示磁気信号および
累計再生回数を表わす累８１再生回数表示磁気信号を、
前記磁気テープの記録および再生時に再生する信号再生
手段と、記録モーｌ’状態において前記累計記録回数表
示磁気信号の数値に１を加算した数値を表示すると共に
再生モード状態において前記累計１４生回数表示磁気信
号の数値に１を加算した数値を表示する数値表示手段と
、前記磁気テープにおける音声信号トラックのチャネル
２側に記録された前記両磁気信号を前記数値表示手段の
数値信号に書き換える信号記録手段とを具備することを
特徴とする磁気記録再生装置を提供するものである。

〔作　　　用〕

本発明の磁気信号発生装置は、磁気テープの記録時に前
記累計記録回数表示磁気信号を発生し、また、磁気テー
プの１４生時に前記累計再生回数表示磁気信号を発生す
るから、これらの磁気信号を確認することで、磁気テー
プの記録に使用した回数および再生に使用した回数を即
座に認識することができる。

また、本発明の磁気記録ｒ＋Ｔ生装置は、記録時に累計
記録回数表示磁気信号に１を加算した数値が、また、再
生時に累計再生回数表示磁気信号に１を加算した数値が
それぞれ数値表示手段により表示されるので、装填した
磁気テープが今回で何回目の記録・再生使用に当たるか
を一目で確認できる。

また、これらの数値は磁気テープにおける音声信リドラ
ックのチャネル２側に直ちに記録されるので、次回の使
用時には、正しく累計された使用回数が表示されるもの
である。更に、テープパターンの音声トラックのチャネ
ル２側、すなわちタイムコード信号の記録・再生される
部分に信号を記録・再生することにより、他の映像、音
声および制御信号に影響を５．えることなく処理するこ
とができる。

〔実　施　例〕

以ド、本発明の実施例を図面を参照しながら詳細に説明
する。この実施例に係る磁気信号発生装置は、ビデオテ
ープレコーダのような磁気記録再生装置に組込まれるも
のである。

第１図は磁気記録再生装置に装填される−・膜内な磁気
テープ（１）を、Ｊ＜シており、斜線部分はこの磁気テ
ープ（１）に記録された複数の信号のトラックパターン
を示している。これらトラックパターンのうち、（２）
は制御信号トラック、（３）は映像信号（音声テープレ
コーダでは音声信号）トラック、（４ａ）は音声イハ号
トラックのチャネル１側であって、専ら音声化けが記録
される。（４ｂ）は音声４ＦＩ号トラックのチャネル２
側であって、このチャネル２側（４ｂ）に、次に述へる
累計記録回数表示磁気信号（ａ）および累計１η生回数
表示磁気信号（ｂ）が記録される。

すなわち、累計記録回数表示磁気信号（ａ）は磁気記録
再生装置に装填された磁気テープ（１）の記録時に発生
して、前記音声信号トラックのチャネル２側（４ｂ）に
記録されるものであり、また、累計再生回数表示磁気信
号（ｂ）は前記磁気テープ（１）の再生時に発生して、
同じく音声信号トラックのチャネル２側（４ｂ）に記録
されるものである。この累ｉ’ｌ’　ｒ’Ｌ生回数回数
表示磁気４ｍ号）は累計記録回数表示磁気（ｒ＋シづ゛
（ａ）と交υ：に連続して記録され、かつ、記録回数表
示信号と区別するために、この信号（ｂ）の直後にブラ
ンク信号（ｃ）が挿入されている。

このように両信号（ａ）（ｂ）は交互に連続して記録さ
れるので、磁気テープ（１）の各部分における記録回数
および再生回数が、磁気テープ（１）の走行時にリアル
タイムで表示することが可能であり、同じ磁気テープ（
１）のカセットを用いても、記録または再生回数の異な
る部分を−・目で確認できる上、記録・再生に適する部
分を容易に検索できるものである。

第２図は本発明に係る磁気記録再生装置の実施例の構成
を示している。この図において、（５）はヘッドを搭載
した回転シリンダ、（Ｇ）（７）は回転シリンダ（５）
へ磁気テープ（＋）を案内するポストである。

（８）は信号再生手段としての信号再生ヘッドであって
、前記磁気テープ（＋）における音声化Ｑ　トラックの
チャネル２側（４ｂ）に記録された今回の記録または再
生時までの累計記録回数表示磁気信号（ａ）および累計
再生回数表示磁気信号（ｂ）を磁気テープ（１）が記録
および再生状態になったときに再生するものである。（
９）はＡ／Ｄ変換器であって、信号再生ヘット（８）で
再生された記録・再生の両磁気信号（ａ）（ｂ）をディ
ジタル変換するものである。（１０）はシステムコント
ロール回路であって、磁気記録再生装置が記録モードか
、１１１生モードかの情Ｗを出力するもので、このシス
テムコントロール回路（１０）の信号出力により記録・
再生切換スイッチ（１１）が切換えられる。

（１２）は数値表示手段であって、記録・再生切換スイ
ッチ（ＩＩ）の記録モード側接点（ｐ）に接続されて、
累計記録回数表示磁気信号（ａ）の数値に１を加算する
記録側加算器（１３）と、記録・再生切換スイッチ（１
１）の再生モード側接点（ｑ）に接続されて、累計再生
回数表示磁気信号（ｂ）の数値に１を加算する再生側加
算器（１４）と、これら加算ｉ（＋３）（ｍのディジタ
ル出力を数値データに変換するデータ変換器（１５）お
よびこのデータ変換５（１５）の数値データ出力を表示
する数値表示ｆｆ１（１６）とにより構成されている。

（１７）はＤ／Ａ変換器であって、前記数値表示手段（
１２）のデータ変換器（１５）からのディジタル出力を
アナログ出力に変換するものである。（＋８）は信号記
録手段としての信号記録ヘッドであって、前記Ｄ／Ａ変
換器（１７）のアナログ出力を入力して、磁気テープ（
１）における音声化１　）ラックのチャネル２側（４ｂ
）の数値データを書き換えるものである。

このような構成により、この実施例の磁気記録再生装置
では、記録と再生が行われた回数の情報を信号として明
確に入出力が可能であり、また、他の映像、音声および
制御信号に影響を与えることがない。

次に、上記構成の動作を説明すると、まず、装置が記録
または再生状態になったとき、磁気テープ（１）に記録
された今回の記録または再生時までの累計記録回数表示
磁気信号（ａ）および累計再生回数表示磁気信号（ｂ）
を信号再生ヘッド（８）で再生する。次いで、この再生
信号をＡ　／　Ｉ）変換器（９）によりディジタル信号
に変換すると共に、システムコントロール回路（１０）
から記録モードか、［１生モードかの情報を記録・再生
切換スイッチ（１１）に出力され、これによって記録・
再生切換スイッチ（１１）が切換えられる。

前記再生信号は記録・再生切換スイッチ（１１）を経て
、記録側加算器（＋３）または再生側加算器（１４）に
より、信号中の数値データに１を加算され、更に、デー
タ変換器（＋５）で数値データ信号に変換されて、加算
された数値が数値表示器（＋６）に表示される一方、前
記数値データ信号はＤ／Ａ変換器（＋７）でアナログ信
号に変換されて、信号記録ヘッド（１８）により再び磁
気テープ（＋）の音声信号トラックのチャネル２側（４
ｂ）に書き換え記録されるものである。

例えば、今回の記録または再生時までの記録回数が３回
、再生回数が５回の磁気テープ（１）に記録した場合、
表示される記録回数の数値は今回分を含めるので１が加
算され、記録回数が４、再生回数が５となり、この数値
の累３１記録回数表示磁気信弓（ａ）および累３１再生
回数表示磁気信号（ｂ）が信号記録ヘッド（１８）によ
り磁気テープ（＋）に記録される。また、前記磁気テー
プ（１）を１４生した場合、同様に、表示される数値は
記録回数が３、再生回数が６となり、両磁気信号（ａ）
（ｂ）は同様に磁気テープ（１）に記録される。

以上のようにこの実施例の磁気記録再生装置によるとき
は、磁気テープ（１）自体の記録および再生が行われた
累計記録回数表示磁気信号（ａ）および累計再生回数表
示磁気信号（ｂ）の記録・再生を行い、その回数の表示
機能を設けることにより、磁気テープ（１）の記録およ
び再生の回数を明確化することが可能になる。

また、前記両磁気信号（ａ）（ｂ）をＡ／Ｄ変換器（９
）を通じてディジタル信号に変換することにより、数値
データへの変換とディジタル処理が可能となり、更に、
Ｄ／Ａ変換器（１７）を通じてアナログ信号に再変換す
ることにより、磁気記録が可能となるものである。

〔発明の効果〕

以１−説明したように本発明の磁気イハ弓発生装置は、
磁気テープの音声信号トランクのチャネル２側からの出
力信号を用いることにより、他の映像、音声、制御信号
に影響を与えることなく磁気テープ自体の記録およびＩ
Ｔｆ生が行われた回数を情報として伝達するものことが
でき、を用件に優れたものとなった。

また、請求項■記載の磁気記録再生装置は、累計記録回
数表示磁気信号および累計再生回数表示磁気信号を用い
て磁気テープの記録および再生が行われた回数を再生、
表示、記録する機能を何するものであるから、磁気テー
プの寿命を明確に認識することができ、過度な再生や記
録による磁気テープの劣化や、記録ミスを招くことを確
実に防止できるなど、実用上、優れた効果を奏するもの
となった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る磁気信号発生装置の実施例におけ
る累計記録回数表示磁気信号および累計再生回数表示磁
気信号の記録領域を示す磁気テープの姿部拡人甲面図、
第２図は本発明に係る磁気記録＋Ｍ生装置の実施例の構
成を示すブロック図である。 （１）・・・磁気テープ、（４ｂ）・・・音声信号トラ
ックのチャネル２側、（８）・・・信号再生手段、（＋
２）・・・数値表示手段、（１８）・・・信号記録手段
、（ａ）・・・累計記録回数表示磁気信号、（ｂ）・・
・累計再生回数表示磁気信号。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）磁気記録再生装置に組込まれて、前記磁気記録再
   生装置に装填された磁気テープの記録時に、前記磁気テ
   ープにおける累計記録回数を表わす累計記録回数表示磁
   気信号を発生すると共に、前記磁気テープの再生時に、
   その磁気テープにおける累計再生回数を表わす累計再生
   回数表示磁気信号を発生することを特徴とする磁気信号
   発生装置。
2. （２）装填した磁気テープにおける音声信号トラックの
   チャネル２側に記録された前記磁気テープの累計記録回
   数を表わす累計記録回数表示磁気信号および累計再生回
   数を表わす累計再生回数表示磁気信号を、前記磁気テー
   プの記録および再生時に再生する信号再生手段と、記録
   モード状態において前記累計記録回数表示磁気信号の数
   値に１を加算した数値を表示すると共に再生モード状態
   において前記累計再生回数表示磁気信号の数値に１を加
   算した数値を表示する数値表示手段と、前記磁気テープ
   における音声信号トラックのチャネル２側に記録された
   前記両磁気信号を前記数値表示手段の数値信号に書き換
   える信号記録手段とを具備することを特徴とする磁気記
   録再生装置。