JPH0644754A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH0644754A
JPH0644754A JP3257828A JP25782891A JPH0644754A JP H0644754 A JPH0644754 A JP H0644754A JP 3257828 A JP3257828 A JP 3257828A JP 25782891 A JP25782891 A JP 25782891A JP H0644754 A JPH0644754 A JP H0644754A
Authority
JP
Japan
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address data
tape
normal audio
video tape
recorded
Prior art date
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Pending
Application number
JP3257828A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Suzuki
直樹 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
Priority to JP3257828A priority Critical patent/JPH0644754A/ja
Publication of JPH0644754A publication Critical patent/JPH0644754A/ja
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノーマル音声トラックを利用したテープ位置
検索を可能にする。 【構成】 ビデオテープ6のノーマル音声トラックに、
エンコーダ38にて変調した低周波の番地データをノー
マル音声信号に重畳して記録しておき、再生時にビデオ
テープ6のノーマル音声トラックに記録された低周波の
番地データを再生し、CPU12において解読すること
により、ビデオテープ6のノーマル音声トラックを利用
してテープ位置が検索ができるようにし、テープ伸びに
対する番地データの狂いを防止するとともに、通常のダ
ビングによる番地データの複製を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ノーマル音声トラッ
クにテープ位置の検索情報を記録するようにした磁気記
録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープを再生するさいに、見たい
場面を即座に探し出すことのできるCTLコーディング
方式が提案され、インデックスコードを利用したサーチ
システムであるVISSやアドレスコードを利用したサ
ーチシステムであるVASSを搭載したビデオテープレ
コーダが市場に続々と投入されている。CTLコーディ
ング方式は、コントロールトラックに記録するコントロ
ール信号をパルス幅変調し、オン期間の全体に占める割
合すなわちデューティ比を変化させることで、「0」パ
ルス(デューティ比60%)と「1」パルス(デューテ
ィ比27.5%)を区別しており、61個の「1」パル
スの両端に「0」パルスを配した63ビットのインデッ
クスコードと、11ビットのヘッダと10進法で4桁の
数字を示す16ビットの番地データからなるアドレスコ
ードの2種類を、それぞれビデオテープのコントロール
トラックに記録することができる。そして、ビデオテー
プに記録された番地データを再生することで、例えば希
望のアドレスコード(0000〜9999)を記録した
プログラムを直接に呼び出す頭出しサーチ、或は再生中
のプログラムから前後19までのプログラムを呼び出す
ステップ頭出しサーチ、或はインデックスコードが記録
されたプログラムの先頭部分を、数秒間ずつ次々にスピ
ードサーチして飛ばし見するスキップサーチ、さらには
インデックスコードが記録された1区間を繰り返して再
生し続けるインデックスリピートなど、様々なサーチを
行うことができる。
【0003】図4は、CTLコーディング方式を採用す
る従来の磁気記録再生装置1のコントロール信号の記録
再生系を抜粋して示すものである。VASSシステムを
利用する場合、コントロール信号はエンコーダ2におい
て番地データに従ってパルス幅変調され、記録アンプ3
と切り替えスイッチ4を介してコントロールヘッド5に
送り込まれ、ビデオテープ6のコントロールトラックに
記録される。番地データをコントロールトラックに打ち
込んだビデオテープ6を再生すると、コントロールヘッ
ド5が読み取ったコントロール信号が切り替えスイッチ
4を介して再生アンプ8に供給される。再生アンプ8の
出力は、波形整形回路9にて波形整形されたのちサーボ
機構10によるテープ走行制御に供される一方、デコー
ダ11にて番地データを解読されてCPU12に供給さ
れる。従って、仮に希望するアドレスコードを指定して
頭出しサーチを行った場合、デコーダ11により解読さ
れた番地データが頭出し指定した目標となる番地データ
に一致したときに、CPU12がテープ走行停止命令を
発し、サーボ機構10に対しテープ走行の停止を命ず
る。これにより、波形整形回路9を介して供給されるコ
ントロール信号によりテープ走行を制御していたサーボ
機構10が、テープ走行停止命令を受けた時点でテープ
走行を停止し、テープの頭出しが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】CTLコーディング方
式を採用する従来の磁気記録再生装置1は、ビデオテー
プ6にアドレスコードを打ち込む場合、同じ番地データ
を3回程度繰り返し記録することで再生時のドロップア
ウト等に起因する検索ミスを予防する構成としてある
が、例えばビデオテープ6が高温多湿の環境に放置され
たためにテープ伸びを生じたようなときに、テープ伸び
を受けて再生コントロール信号のデューティ比が記録時
の値から変化してしまい、番地データが正確に再生でき
なくなることがあるといった課題を抱えていた。また、
マスタテープをダビングしてデモテープを多数製作する
ような場合に、マスタテープの番地データも一緒にデモ
テープにそっくり複製したいと思っても、従来の磁気記
録再生装置1の場合、再生映像信号と再生音声信号だけ
が複製の対象であり、コントロール信号はマスタテープ
再生側からデモテープ記録側には伝送されないため、番
地データの複製は不可能であった。ただし、コントロー
ル信号自体を入・出力できるインタフェースを備えた磁
気記録再生装置であれば、番地データの複製も可能であ
るが、この種の磁気記録再生装置は、機種的にごく限ら
れた少数であり、またこうしたコントロール信号の伝送
に関する規格も統一されていないため、メーカの枠を超
えて汎用性を獲得するに至っていない等の課題を抱えて
いた。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決したものであり、ビデオテープのノーマル音声トラ
ックに、ノーマル音声信号に重畳させて低周波の番地デ
ータを記録する記録手段と、この記録手段により前記ビ
デオテープのノーマル音声トラックに記録された低周波
の番地データを再生する再生手段とを具備することを特
徴とするものである。
【0006】
【作用】この発明は、ビデオテープのノーマル音声トラ
ックに、ノーマル音声信号に重畳させて低周波の番地デ
ータを記録しておき、この番地データをビデオテープの
再生時にノーマル音声トラックから再生することによ
り、ノーマル音声トラックを利用したテープ位置検索を
可能にする。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図1ない
し図3を参照して説明する。図1は、この発明の磁気記
録再生装置の一実施例の概略構成を示す斜視図、図2
は、図1に示した磁気記録再生装置の要部回路構成図、
図3は、図2に示した回路各部の信号波形図である。
【0008】図1に示す磁気記録再生装置21は、供給
リール22から送り出されたビデオテープ6を、バック
テンションポスト23,インピーダンスローラ24の順
でヘッドドラム25に導き、さらにもう一つのインピー
ダンスローラ26を経由するビデオテープ6をキャプス
タン27とピンチローラ28によって巻き取りリール2
9側に導くようになっている。ビデオテープ6への映像
記録やハイファイ音声記録は、ヘッドドラム25に組み
込まれた回転磁気ヘッド30によって行われ、ノーマル
音声はインピーダンスローラ26とピンチローラ28の
間に設けた音声/コントロールヘッド31によって記録
再生される。また、全幅消去ヘッド32がバックテンシ
ョンポスト23とインピーダンスローラ24の間に、ま
たノーマル音声のための音声消去ヘッド33が音声/コ
ントロールヘッド31に隣接して配設されている。
【0009】音声/コントロールヘッド31は、ノーマ
ル音声ヘッド31aとコントロールヘッド31cを上下
2段に離間させて組み込んだ複合ヘッドであり、ビデオ
テープ6のノーマル音声トラックに対する記録再生は上
段側に設けられたノーマル音声ヘッド31aにより行わ
れる。ノーマル音声ヘッド31aには、図2に示したよ
うに、記録時と再生時とで切り替わる切り替えスイッチ
34を介して記録アンプ35と再生アンプ36が接続し
てある。記録アンプ35は、音声信号の記録電流を増幅
するものであり、記録音声処理回路37とエンコーダ3
8の出力を合成する加算回路39に接続してある。エン
コーダ38は、ここでは10Hz程度のごく低周波のキ
ャリアを、番地データに応じて振幅変調するものであ
る。ここでは、図3(A),(B)に示したように、番
地データのデータビットが「0」であれば、キャリアの
振幅は零であり、また番地データのデータビットが
「1」であれば、キャリアは無変調のまま出力される。
ただし、これらの対応関係は逆も可能であり、番地デー
タのデータビットが「1」のときに、キャリアの振幅を
零とし、番地データのデータビットが「0」のときに、
キャリアを無変調のまま出力するようにしてもよい。
【0010】一般に、人間の可聴帯域は15〜20kH
zであると言われているが、超低域側にも可聴限界が存
在し、15Hz以下の帯域は鼓膜を通して感ずることは
できないと言われている。また、スピーカの再生能力に
もよるが、スーパウーハでさえも16Hz程度が再生限
界であり、従って平均的な家庭用のオーディオシステム
では、10Hzのキャリアが再生音声の品位を汚す恐れ
はないといってよい。従って、こうした低周波の番地デ
ータが重畳した音声信号を仮にそのまま再生したとして
も、実害は殆どないと言える。また、CTLコーディン
グ方式では、インデックスコードのビット数に近い60
ビットのデータが2秒間でコントロールトラックに記録
されるが、2秒間でノーマル音声トラックに記録するこ
とのできる10Hzの番地データは20ビットであるた
め、仮にこの20ビットのうちの4ビットをヘッダに割
いたとしても、残る16ビットを用いて10進法で4桁
の数値を番地データとして記録することができる。
【0011】再生アンプ36には、再生された音声信号
を処理する再生音声処理回路40と再生音声信号から番
地データだけを抽出するための周波数/電圧変換回路4
1とA/Dコンバータ42が接続してある。このため、
早送り再生や巻き戻し再生或は2倍速再生等の各種再生
モードにおいて、ノーマル音声に重畳させて記録された
番地データがディジタルデータとして抽出され、最後に
CPU12によって解読されて様々なサーチに利用され
る。
【0012】このように、上記磁気記録再生装置21に
よれば、低周波の番地データを音声信号に重畳させてノ
ーマル音声トラックに記録する構成としたから、ビデオ
テープ6を例えば劣悪な環境に長期に亙って放置したた
めにテープ伸びを生じた場合でも、テープ伸びが番地デ
ータに与える影響はごく軽微であり、また再生された番
地データの周波数が多少変動したとしても、ビットデー
タの有無に対応して存在する低周波は正確に把握できる
ため、番地データが誤って解読されるといった不都合は
起こらない。従って、コントロール信号のデューティ比
を2通りに切り替えることでビットデータを記録するC
TLコーディング方式のように、テープ伸びがコントロ
ール信号のデューティ比を狂わせてしまい、結果的にテ
ープ位置の検索ミスを招くといったことはない。さらに
また、ノーマル音声トラックに番地データを重畳記録し
たビデオテープ6であれば、ダビング時にマスタテープ
に記録しておいた番地データはすべてノーマル音声とと
もにダビングすることができるため、テープ位置の検索
に必要な情報をそっくりそのまま複製することができ、
CTLコーディング方式のようにダビング時にテープ位
置の検索情報が消失することはない。従って、マスタテ
ープからのダビングにより複数のデモテープを作成する
場合等にきわめて有効である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、ビデ
オテープのノーマル音声トラックに、ノーマル音声信号
に重畳させて低周波の番地データを記録しておき、再生
時にビデオテープのノーマル音声トラックに記録された
低周波の番地データを再生することで、テープ位置が検
索できるよう構成したから、ビデオテープを例えば劣悪
な環境に長期に亙って放置したためにテープ伸びを生じ
た場合でも、テープ伸びが番地データに与える影響はご
く軽微であり、再生された番地データの周波数が多少変
動したとしても、ビットデータの有無に対応して存在す
る低周波は正確に把握できるため、番地データが誤って
解読されるといった不都合は起こらず、従ってコントロ
ール信号のデューティ比を2通りに切り替えることでビ
ットデータを記録するCTLコーディング方式のよう
に、テープ伸びがコントロール信号のデューティ比を狂
わせてしまい、結果的にテープ位置の検索ミスを招くと
いったことはなく、さらにまたノーマル音声トラックに
番地データを重畳記録したビデオテープであれば、ダビ
ングによりビデオテープを複製したときに、マスタテー
プに記録しておいた番地データはすべてノーマル音声と
ともにダビングすることができるため、テープ位置の検
索に必要な情報をそっくりそのまま複製することがで
き、CTLコーディング方式のようにダビング時にテー
プ位置の検索情報が消失することはなく、従ってマスタ
テープからのダビングにより複数のデモテープを作成す
る場合等にきわめて有効である等の優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の磁気記録再生装置の一実施例の概略
構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示した磁気記録再生装置の要部回路構成
図である。
【図3】図2に示した回路各部の信号波形図である。
【図4】従来の磁気記録再生装置の一例を示す要部回路
構成図である。
【符号の説明】
6 ビデオテープ 21 磁気記録再生装置 38 記録手段(エンコーダ) 39 記録手段(加算回路) 41 再生手段(周波数/電圧変換回路) 42 再生手段(A/Dコンバータ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオテープのノーマル音声トラック
    に、ノーマル音声信号に重畳させて低周波の番地データ
    を記録する記録手段と、この記録手段により前記ビデオ
    テープのノーマル音声トラックに記録された低周波の番
    地データを再生する再生手段とを具備することを特徴と
    する磁気記録再生装置。
JP3257828A 1991-10-04 1991-10-04 磁気記録再生装置 Pending JPH0644754A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3257828A JPH0644754A (ja) 1991-10-04 1991-10-04 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3257828A JPH0644754A (ja) 1991-10-04 1991-10-04 磁気記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0644754A true JPH0644754A (ja) 1994-02-18

Family

ID=17311697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3257828A Pending JPH0644754A (ja) 1991-10-04 1991-10-04 磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0644754A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63161743A (ja) * 1986-12-25 1988-07-05 Nec Corp 時刻同期制御方法
EP3321204A1 (en) 2016-11-10 2018-05-16 SIRAP-GEMA S.p.A. Modular packaging made of plastic material for food products ready for consumption comprising a main container and a plurality of secondary containers inserted in the main container

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63161743A (ja) * 1986-12-25 1988-07-05 Nec Corp 時刻同期制御方法
EP3321204A1 (en) 2016-11-10 2018-05-16 SIRAP-GEMA S.p.A. Modular packaging made of plastic material for food products ready for consumption comprising a main container and a plurality of secondary containers inserted in the main container

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