JP2801428B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2801428B2
JP2801428B2 JP3142128A JP14212891A JP2801428B2 JP 2801428 B2 JP2801428 B2 JP 2801428B2 JP 3142128 A JP3142128 A JP 3142128A JP 14212891 A JP14212891 A JP 14212891A JP 2801428 B2 JP2801428 B2 JP 2801428B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数系列の信号を複合
記録し、その記録信号を系列別に再生できるようにした
デジタルオーディオテープレコーダ(Digital Audio Ta
pe recorder;以下、DATと略称する)などの記録再
生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の記録再生装置の1つとして、音声
信号をデジタル信号に変換して磁気テープに記録し、ま
た磁気テープに記録されたデジタル信号を音声信号に変
換して再生するようにしたDATが周知である。
【0003】このDATの場合、音声信号をデジタル信
号に変換して磁気テープに記録する際に、誤り訂正のた
めの情報を副情報として同時に記録することができるの
で、記録情報の一部に欠落が生じてもその修復が可能で
あり、したがって原音を忠実に再生できるばかりでな
く、きわめて雑音の少ない音声の再生が可能である。
【0004】ところで、上述した従来のDATの中に
は、その動作態様として2種類の音声信号を個別に記録
する2チャネルを磁気テープに設定するようにした2チ
ャネルモードと、4種類の音声信号を個別に記録する4
チャネルを磁気テープに設定するようにした4チャネル
モードとを選択できるようにしたものがある。
【0005】そのうち、2チャネルモードでは、聴取者
に対して前方左側および前方右側に配置される2つのス
ピーカに対応する2種類の音声信号が磁気テープに記録
され、4チャネルモードでは、聴取者に対して前方左
側、前方右側、後方左側および後方右側に配置される4
つのスピーカに対応する4種類の音声信号が記録され
る。
【0006】また、上記4チャネルモードの場合に、そ
のうちの2チャネルに音声信号を、残りの2チャネルに
は静止画映像信号をそれぞれ記録して、1つの磁気テー
プから音声信号と映像信号とを同時に再生するようにし
た方式のものも従来から知られている。
【0007】この方式の場合、1画面分の静止画映像信
号をそれぞれ記憶するたとえば2つの画像メモリが用意
され、記録時には、1画面分の映像信号は磁気テープに
記録される前に、アナログ−デジタル(以下、A/Dと
呼ぶ)変換回路でデジタル信号に変換され、一旦、2つ
の画像メモリのうちの1つに一定時間(以下、第1の時
間と呼ぶ)をかけて順次的に書込まれ、ついで第1の時
間よりも十分長い一定時間(以下、第2の時間と呼ぶ)
をかけて上記画像メモリから1画面分のデジタル映像信
号が読出され、磁気テープの2チャネル分に記録され
る。
【0008】このとき、映像信号と並行して入力される
音声信号も別のA/D変換回路でデジタル信号に変換さ
れ、磁気テープの残る2チャネル分に記録される。した
がって、磁気テープには1画面分の映像信号と、この画
面に対応するたとえばナレーションなどの音声信号とが
同時に並行して記録される。
【0009】図7は、その場合の磁気テープにおける映
像信号と音声信号の記録フォーマットを示す図である。
【0010】一方、再生時には、磁気テープから読取ら
れる1画面分のデジタル映像信号は、一旦、第2の時間
をかけて上記画像メモリの1つに順次的に書込まれ、書
込み完了後、その画像メモリから第1の時間をかけて1
画面分の映像信号が読出され、読出された映像信号はデ
ジタル−アナログ(以下、D/Aと呼ぶ)変換回路で元
のアナログ映像信号に変換されて再生される。
【0011】このとき、デジタル映像信号と並行して磁
気テープから読出されるデジタル音声信号もD/A変換
回路でアナログ音声信号に変換されて再生される。これ
によって、1画面分の静止画映像信号が再生されると
き、その静止画に対応するナレーションなどの音声信号
が並行して再生されることになる。
【0012】この場合の記録フォーマットでは、図7の
ように音声信号が連続的に記録されるのに対して、映像
信号は1画面分つまり1つの静止画に相当する第1フィ
ールドおよび第2フィールドの信号のみが必要時のみ断
続的に記録されるので、たとえば音声再生時に静止画を
BGV(Back Ground Video)として再生するのに有効で
ある。
【0013】これとは別に、同じ構成のDATにおい
て、2チャネルモードを選択し、磁気テープに設定され
る2チャネルの領域に音声信号と静止画映像信号とを図
8に示すように交互に記録するフォーマットも提案され
ている。この場合、再生時には、音声と静止画が交互に
再生されるので、カタログ紹介などのいわゆるプレゼン
テーション用として有効である。以下の説明では、前者
の記録フォーマットをBGV方式、後者の記録フォーマ
ットをプレゼンテーション方式と呼ぶものとする。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のDATでは、1つの磁気テープにはBGV方式
およびプレゼンテーション方式のいずれか1つの記録フ
ォーマットで統一して記録しないと、適正に再生できな
いという問題点がある。すなわち、1つの磁気テープに
BGV方式とプレゼンテーション方式とを混用して記録
を行っても、それぞれの記録フォーマットによる記録信
号を適正に再生する機能が設けられていない。
【0015】したがって、本発明の目的は、1つの磁気
テープに異なる記録フォーマットを混用して記録して
も、それぞれの記録フォーマットによる記録信号を適正
に再生することのできる記録再生装置を提供することで
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、静止画情報と
これに対応する音声情報とを磁気テープの主情報記録領
域に磁気テープの幅方向に2分されて並行記録する並行
記録フォーマットによる記録機能と、静止画情報とこれ
に対応する音声情報とを磁気テープの主情報記録領域に
磁気テープのテープ走行方向の前後に2分して記録する
分離記録フォーマットによる記録機能とを有する主情報
記録手段と、前記主情報記録手段の両記録機能を択一的
に能動化する記録フォーマット切換手段と、主情報記録
手段による記録に並行して、主情報記録領域への記録フ
ォーマットを識別するフォーマット識別情報を、その主
情報記録領域に対応する磁気テープの副情報記録領域に
記録するフォーマット情報記録手段と、前記記録フォー
マット切換手段による記録フォーマットの切換えが行わ
れてから次の切換えが行われるまでの間、そのときの記
録フォーマットで統一される磁気テープの主情報記録領
域を1区画として他の主情報記録領域と識別する区画識
別情報を、その主情報記録領域に対応する副情報記録領
域に記録する区画情報記録手段と、並行記録フォーマッ
トによる記録主情報を再生する機能と、分離記録フォー
マットによる記録主情報を再生する機能とを有し、磁気
テープの副情報記録領域に記録されたフォーマット識別
情報を読取ることによって記録フォーマットに応じた動
作で静止画情報と音声情報とを磁気テープから再生する
再生手段とを備えたことを特徴とする記録再生装置であ
る。
【0017】
【作用】本発明に従えば、記録フォーマット切換手段に
よって切換え選択された記録フォーマットに従って主情
報記録手段が磁気テープの主情報記録領域に静止画情報
および音声情報を記録するのに並行して、磁気テープの
その主情報記録領域に対応する副情報記録領域に、フォ
ーマット記録手段によってそのときの記録フォーマット
を識別するフォーマット識別情報が記録される。また、
記録フォーマットが切換えられるまで、磁気テープの副
情報記録領域には、区画情報記録手段によって同一の区
画識別情報が記録される。
【0018】再生時には、磁気テープの副情報記録領域
に記録されているフォーマット識別情報に基づき、再生
手段はその記録フォーマットに対応した再生動作を行っ
て、磁気テープの主情報記録領域に記録されている静止
画情報と音声情報とを再生する。
【0019】また、磁気テープの副情報記録領域に記録
された区画情報は、任意の記録フォーマットで統一され
ている磁気テープにおけるそれぞれの主情報記録領域を
別々の区画として識別する検索標識として利用される。
【0020】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である記録再生装
置の概略的な構成を示すブロック図である。この記録再
生装置は、動作状態として2チャネルモードと4チャネ
ルモードとを選択できるようにしたDATであって、2
チャネルモードはプレゼンテーション方式の記録フォー
マットでの記録時に、4チャネルモードはBGV方式の
記録フォーマットでの記録時にそれぞれ選択される。
【0021】プレゼンテーション方式の記録フォーマッ
トによる記録において選択される2チャネルモードで
は、磁気テープの主情報記録領域に2チャネルが設定さ
れ、その2チャネルは後述するように2種類の音声信号
の記録再生用として使用する場合と、静止画映像信号の
記録再生用として使用する場合とに切換えられる。
【0022】また、BGV方式の記録フォーマットによ
る記録において選択される4チャネルモードでは、磁気
テープの主情報記録領域に4チャネルが設定され、後述
するようにそのうちの2チャネル分は2種類の音声信号
の記録再生に用いられ、残りの2チャネル分は静止画映
像信号の記録再生用に用いられる。
【0023】図1において、入力端子TRは、1種類の
音声信号を入力するための端子であり、この場合の音声
信号とは、たとえば聴取者に対して前方右側に配置され
るスピーカから出力させるべき音声信号である。別の入
力端子TLは、他の1種類の音声信号を入力するための
端子であり、この場合の音声信号とは、たとえば聴取者
に対して前方左側に配置されるスピーカから出力させる
べき音声信号である。
【0024】さらに別の入力端子TVは、静止画映像信
号を入力するための端子である。これらの入力端子T
R,TL,TVは、それぞれ対応するA/D変換回路
1,2,6に接続されている。
【0025】A/D変換回路1,2は、それぞれ対応す
る入力端子TR,TLから入力された音声信号を、たと
えば16ビットのデジタル音声信号D1,D2に変換
し、直列信号として出力する機能を持つ。A/D変換回
路1,2のサンプリング周波数は、たとえば48KHz
とされる。A/D変換回路1,2の各出力端子は、ライ
ン3,4を介して切換スイッチ5の入力端子51,52
にそれぞれ接続されている。
【0026】A/D変換回路6は、対応する入力端子T
Vから入力された映像信号を、たとえば8ビットのデジ
タル映像信号D3に変換し、並列信号としてデータバス
7に導出する機能を持つ。A/D変換回路6のサンプリ
ング周波数は、たとえば14.3MHzとされる。
【0027】上記データバス7には、画像メモリ8aが
接続されている。この画像メモリ8aは、A/D変換回
路6から出力される1画面分のデジタル映像信号D3を
データバス7を介して取込み、これを記憶するためのメ
モリである。
【0028】上記データバス7には、別にパラレル−シ
リアル(以下、P/Sと呼ぶ)変換回路9が接続されて
いる。このP/S変換回路9は、上記画像メモリ8aか
ら読出される8ビットのデジタル映像信号をデータバス
7を介して取込み、これを並列信号から直列信号に変換
して出力する機能を持つ。このP/S変換回路9の出力
端子は、切換スイッチ5の入力端子53に接続されてい
る。
【0029】上記切換スイッチ5は、各入力端子51〜
53に導出されるデジタル信号を出力端子54に選択的
に与える機能を持ち、その出力端子54はライン10を
介して次段の記録信号処理部11に接続されている。切
換スイッチ5の切換えは、記録信号処理部11からの制
御信号A/V,LR,LR1に基づいて制御される。
【0030】この実施例では、記録動作は上述したBG
V方式の記録フォーマットによるものと、プレゼンテー
ション方式の記録フォーマットによるものとに分けられ
る。BGV方式による記録動作において、上記切換スイ
ッチ5の出力端子54は、各入力端子51〜53の間で
切換え接続される。すなわちA/D変換回路1から出力
されるデジタル音声信号D1と、A/D変換回路2から
出力されるデジタル音声信号D2とが2チャネルに割当
てられる記録信号として、A/D変換回路6から出力さ
れるデジタル映像信号D3が残りの2チャネルに割当て
られる記録信号としてそれぞれ記録信号処理部11に取
込まれる。
【0031】これに対して、プレゼンテーション方式に
よる記録動作では、音声信号を2チャネルに割当てる時
間区分と映像信号を2チャネルに割当てる時間区分とが
交互に繰返され、音声信号割当ての時間区分では上記切
換スイッチ5の出力端子54は入力端子51,52の間
で切換え接続され、映像信号割当ての時間区分では切換
スイッチ5の出力端子54は入力端子53に接続された
状態に保たれる。すなわち、音声信号割当ての時間区分
ではデジタル音声信号D1,D2が2チャネル分の記録
信号として、映像信号割当ての時間区分ではデジタル映
像信号D3が2チャネル分の信号としてそれぞれ記録信
号処理部11に取込まれる。
【0032】記録信号処理部11は、入力されるデジタ
ル信号に変調を施す変調機能や、入力されるデジタル信
号に対して誤り訂正用の情報、その他の副情報を付加す
る副情報付加機能などを持ち、この記録信号処理部11
で処理された信号は図示しない回転磁気ヘッドなどによ
って磁気テープ12に記録される。この場合の副情報に
は、後述するフォーマット識別用サブコードFと区画識
別用サブコードChapとが含まれる。
【0033】上記フォーマット識別用サブコードFは、
上記記録信号処理部11から出力されるデジタル信号を
磁気テープ12の主情報記録エリアに記録するときの記
録フォーマットがBGV方式かプレゼンテーション方式
かを識別するための副情報である。また、上記区画識別
用サブコードChapは、磁気テープ12において同一
記録フォーマットで統一される連続する主情報記録エリ
アを1区画として他の区画と識別するための副情報であ
る。これらのサブコードは、デジタル音声信号やデジタ
ル映像信号が主情報記録エリアに記録されるのに並行し
て、磁気テープ12の副情報記録エリアに記録される。
【0034】再生信号処理部13は、磁気テープ12か
ら読出された信号を復調する復調機能や、読出された副
情報から誤り訂正などの処理を行う処理機能などを持
ち、その出力端子はライン14を介して切換スイッチ1
5の入力端子154に接続されている。
【0035】上記切換スイッチ15は、出力端子15
1,152,153を有し、再生信号処理部13からラ
イン14を介して入力端子154に導出されるデジタル
信号を、切換え動作によって各出力端子151〜153
に選択的に与える機能を持つ。切換スイッチ15の切換
えは、再生信号処理部13からの制御信号A/V,L
R,LR1に基づいて制御される。
【0036】再生信号処理部13では、磁気テープ12
のサブコード記録領域から読取られたフォーマット識別
信号Fに基づき、磁気テープ12のメインデータ記録領
域から読取られる信号がいずれの記録フォーマットによ
るものかを判別して、そのフォーマットに応じた制御信
号A/V,LR,LR1を切換スイッチ15に与える。
【0037】BGV方式の記録フォーマットによる信号
が読取られるとき、上記切換スイッチ15の入力端子1
54は、各出力端子151〜153の間で切換え接続さ
れる。これに対して、プレゼンテーション方式の記録フ
ォーマットによる信号が読取られるとき、音声信号の再
生時間区分と映像信号の再生時間区分とが交互に繰返さ
れ、音声信号の再生時間区分では上記切換スイッチ15
の入力端子154は入力端子151,152の間で切換
え接続され、映像信号の再生時間区分では切換スイッチ
15の入力端子154は入力端子153に接続された状
態に保たれる。
【0038】上記切換スイッチ15の出力端子151,
152は、それぞれ対応するD/A変換回路16,17
に接続されている。
【0039】D/A変換回路16,17は、切換スイッ
チ15の出力端子151,152に導出されたデジタル
信号をアナログ信号に変換する機能を持つ。D/A変換
回路16,17の各出力端子は、それぞれ対応する出力
端子TR1,TR2に接続されている。
【0040】切換スイッチ15の他の1つの出力端子1
53は、シリアル−パラレル(以下、S/Pと呼ぶ)変
換回路18に接続されている。このS/P変換回路18
は、切換スイッチ15の出力端子153に導出されたデ
ジタル信号を8ビットの並列信号に変換して出力する機
能を持つ。このS/P変換回路18の出力端子は、デー
タバス7に接続されている。
【0041】上記データバス7には、先述した画像メモ
リ8aとは別の画像メモリ8bが接続されている。これ
らの2つの画像メモリ8a,8bは、再生時にS/P変
換回路18から出力されるデジタル信号を記憶する働き
を持つ。
【0042】また、上記データバス7には、別のD/A
変換回路19が接続されている。このD/A変換回路1
9は、再生時に画像メモリ8a,8bから読出されるデ
ジタル信号をアナログ信号に変換する機能を持つ。この
D/A変換回路19の出力端子は、出力端子TV1に接
続されている。
【0043】記録フォーマット切換回路21は、記録信
号処理部11に備わるBGV方式の記録フォーマットに
よる記録機能、およびプレゼンテーション方式の記録フ
ォーマットによる記録機能を択一的に能動化するための
回路であり、この回路には上記両記録フォーマットのい
ずれを選択するかを指定するためのフォーマット切換ス
イッチ20が接続されている。
【0044】図2は、上記DATにおいてBGV方式の
記録フォーマットが選択されたときの記録再生動作を示
すタイミングチャートであり、図3はプレゼンテーショ
ン方式の記録フォーマットが選択されたときの記録再生
動作を示すタイミングチャートであり、図4は上記DA
Tの記録動作による磁気テープ12への信号記録の一例
を模式的に示す図である。図2〜図4を参照して、上記
DATの記録および再生の各動作を以下に説明する。
【0045】記録 たとえば、切換スイッチ20がBGV側に設定されてい
るとき、記録フォーマット切換回路21は、記録信号処
理部11の記録機能のうちBGV方式の記録フォーマッ
トによる記録機能を能動化させる。その結果、記録信号
処理部11から切換スイッチ5に対しては、切換え制御
信号として図2に示す制御信号A/V,LR,LR1が
与えられる。
【0046】このとき、入力端子TRには聴取者に対し
て前方右側のスピーカに対応する音声信号が、また入力
端子TLには前方左側のスピーカに対応する音声信号が
それぞれ入力される。さらに、入力端子TVにはたとえ
ば音声信号の入力開始にタイミングをあわせて、あるい
は任意のタイミングで上記音声信号に対応付けられる1
画面分の静止画映像信号が入力される。
【0047】入力端子TR,TLから入力された音声信
号は、サンプリング周波数48KHzでサンプリング動
作するA/D変換回路1,2によってそれぞれ、たとえ
ば16ビットのデジタル音声信号D1,D2に変換さ
れ、ライン3,4に直列信号として導出される。ライン
3,4に導出されたデジタル音声信号D1,D2は、切
換スイッチ5の入力端子51,52にそれぞれ与えられ
る。
【0048】一方、入力端子TVに入力された映像信号
は、サンプリング周波数14.3MHzでサンプリング
動作するA/D変換回路6によって8ビットのデジタル
映像信号D3に変換され、データバス7に並列信号とし
て与えられる。このデジタル映像信号D3は、データバ
ス7を経て画像メモリ8aに書込まれる。
【0049】切換スイッチ5の出力端子54には、入力
端子51,52に導出されるデジタル音声信号および入
力端子53に導出されるデジタル映像信号が選択的に与
えられ、そのデジタル音声信号はライン10から記録信
号処理部11に与えられる。すなわち、切換スイッチ5
における切換動作は、A/D変換回路1,2におけるサ
ンプリング周期に同期して行われる。
【0050】記録信号処理部11では、入力されるデジ
タル音声信号およびデジタル映像信号に対する誤り訂正
のための副情報やその他の副情報が、各デジタル信号に
付加され、さらに変調などの信号処理が施される。この
場合の副情報として、フォーマット識別用サブコードF
(=0)と区画識別用サブコードChap(=1)とが
付加される。
【0051】信号処理を終えたデジタル音声信号は、磁
気テープ12に設定されている2チャネル分のメインデ
ータ記録領域に、またデジタル映像信号は残りの2チャ
ネル分のメインデータ記録領域に、図4の区画1に示す
ように磁気テープ12の幅方向(図4の上下方向)に2
分されて並行して順次記録される。
【0052】このとき、これらのメインデータ記録領域
に対応するサブコード記録領域には、上述したフォーマ
ット識別用サブコードF(=0)と、区画識別用サブコ
ードChap(=1)とが記録される。
【0053】次に、たとえばフォーマット切換スイッチ
20がプレゼンテーション側に切換え設定されると、こ
れに応じて記録フォーマット切換回路21は、記録信号
処理部11の記録機能のうちプレゼンテーション方式の
記録フォーマットによる記録機能を能動化させる。その
結果、記録信号処理部11から切換スイッチ5に対して
は、切換え制御信号として図3に示す制御信号A/V,
LR,LR1が与えられる。
【0054】すなわち、この設定状態では、図3に示す
ように映像信号割当ての時間区分と音声信号割当ての時
間区分とが交互に繰返され、映像信号割当て時間区分で
は、切換スイッチ5の出力端子54は入力端子53に接
続され、また音声信号音声割当ての時間区分では、切換
スイッチ5は入力端子51,52の間で交互に切換えら
れる。
【0055】そこで、映像信号割当ての時間区分におい
て、入力端子TVから入力される1画面分の映像信号
は、A/D変換回路6でデジタル映像信号D3に変換さ
れ、データバス7を経て一旦画像メモリ8aに書込まれ
たあと、P/S変換回路9で並列信号から直列信号に変
換され、2チャネル分の記録信号として記録信号処理部
11に取込まれる。
【0056】記録信号処理部11では取込んだデジタル
映像信号に対して誤り訂正のための副情報やその他の副
情報が付加され、さらに変調などの信号処理が施され
る。この場合の副情報として、フォーマット識別用サブ
コードF(=1)と区画識別用サブコードChap(=
2)とが付加される。この場合のフォーマット識別用サ
ブコードF(=1)は、このときの記録フォーマットが
プレゼンテーション方式であることを表している。ま
た、この場合の、区画識別用サブコードChap(=
2)の値が先の記録時より「1」だけ加算されており、
このときの主情報記録エリアが先の主情報記録エリアと
は別の区画であることを表している。
【0057】また、音声信号割当ての時間区分におい
て、入力端子TR,TLから入力されるそれぞれの音声
信号は、対応するA/D変換回路1,2でデジタル音声
信号D1,D2に変換され、切換スイッチ5の入力端子
51,52、出力端子53を経て2チャネル分の記録信
号として記録信号処理部11に取込まれる。先のデジタ
ル映像信号の場合と同様に、記録信号処理部11では取
込んだデジタル音声信号に対して誤り訂正のための副情
報や、フォーマット識別用サブコードF(=1)、区画
識別用サブコードChap(=2)、記録誤り訂正符号
などの副情報が付加される。
【0058】映像信号割当ての時間区分において信号処
理を終えた1画面分のデジタル映像信号は磁気テープ1
2の主情報記録エリアに記録され、ついで音声信号割当
ての時間区分において信号処理を終えた上記1画面分の
静止画に対応するデジタル音声信号が主情報記録エリア
に、図4の区画2に示すように磁気テープ12のテープ
走行方向の前後に2分して交互に順次記録される。
【0059】以下、切換スイッチ20で切換え設定され
る方式に応じて、図4に区画3、区画4で示すように記
録フォーマットが切換えられ、副情報記録エリアにはそ
の記録フォーマットを指標するフォーマット識別用サブ
コードF(=0),F(=1)が記録される。また、フ
ォーマット切換スイッチ20が切換えられるたびに、つ
まり記録フォーマットが切換わるたびに、副情報記録エ
リアに記録される区画識別用サブコードChapの値は
インクリメントされ、その値によって、記録フォーマッ
トが統一されている磁気テープ12における各々の区画
が識別される。再生磁気テープ12から記録信号が図示
しない回転磁気ヘッドなどによって読取られ、読取られ
た信号は再生信号処理部13に入力される。
【0060】再生信号処理部13では復調と、再生副情
報に基づく誤り訂正処理などが行われ、そのような信号
処理が施されたデジタル信号はライン14から切換スイ
ッチ15の入力端子154に与えられる。同時に、再生
信号処理部13では、再生副情報であるフォーマット識
別用サブコードFに基づき、磁気テープ12から読取ら
れる記録信号がBGV方式の記録フォーマットによって
記録されたものか、プレゼンテーション方式の記録フォ
ーマットによって記録されたものかを判定し、その方式
に応じた制御信号A/V,LR,LR1を切換スッチ1
5に与える。
【0061】いま、図4に示す記録状態の磁気テープ1
2がテープ始端BOTから再生されるものとすると、こ
のとき読取られるフォーマット識別用サブコードはF
(=0)であるから、再生信号処理部13から切換スイ
ッチ15に対して、図2に示す制御信号A/V,LR,
LR1が与えられる。すなわち、この場合には、切換ス
イッチ15の入力端子154は、各出力端子151〜1
53に交互に切換えられる。
【0062】その結果、出力端子153には入力端子T
Vから入力された映像信号に対応するデジタル映像信号
が導出され、その信号はS/P変換回路18に与えられ
8ビットずつの並列信号としてデータバス7に与えられ
る。このデジタル映像信号は、データバス7を経て画像
メモリ8a,8bのいずれか一方に書込まれる。
【0063】画像メモリ8a,8bのうちいずれか1画
面分のデジタル映像信号の書込みが完了している画像メ
モリから読出しが行われ、読出されたデジタル映像信号
はデータバス7を介してD/A変換回路19に与えられ
る。このデジタル映像信号は、D/A変換回路19でア
ナログ信号に変換され、出力端子TV1に導出される。
【0064】一方、切換スイッチ15の出力端子15
1,152には入力端子TR,TLから入力された音声
信号に対応するデジタル音声信号が導出され、それらの
信号はそれぞれD/A変換回路16,17によってアナ
ログ信号に変換され出力端子TR1,TL1に導出され
る。
【0065】画像メモリ8a、8bに対するデジタル映
像信号の書込みはいずれか一方の画像メモリに対して行
われ、このときいずれか他方の画像メモリに書込まれて
いるデジタル映像信号がD/A変換回路19に与えられ
ている。
【0066】前記一方の画像メモリに対するデジタル信
号の書込み動作が完了すると、すなわち1画面分のデジ
タル映像信号の書込みが完了すると、D/A変換回路1
9には前記一方の画像メモリの出力が与えられるように
なる。
【0067】このとき前記他方の画像メモリには、S/
P変換回路18からのデジタル映像信号の書込みが開始
される。このようにしてD/A変換回路19には、画像
メモリ8a,8bの出力が交互に与えられ、そのように
して一定時間毎に変化する静止画の表示が、たとえばC
RT(陰極線管)などの表示装置によって行われる。こ
れと並行して、各静止画に対応するナレーションなどの
音声信号が順次再生される。
【0068】磁気テープ12の再生位置が区画1から区
画2に移ると、読取られるフォーマット識別用サブコー
ドはF(=1)となる。そこで、再生信号処理部13か
ら切換スイッチ15に与えられる制御信号は図2の制御
信号から図3の制御信号に切換えられる。
【0069】その結果、磁気テープ12の主情報記録エ
リアからデジタル映像信号が読取られる時間区分では、
切換スイッチ15の入力端子154は出力端子153に
接続された状態を保ち、デジタル音声信号が読取られる
時間区分では、切換スイッチ15の入力端子154は出
力端子151,152の間で交互に切換えられる。
【0070】したがって、デジタル映像信号はS/P変
換回路18、画像メモリ8a,8b、データバス7、D
/A変換回路19を経て再生され、出力端子TV1に導
出される。また、対応するデジタル音声信号は、それぞ
れD/A変換回路16、17を経て再生され出力端子T
R1,TL1に導出される。
【0071】以下、同様にして、読取られるフォーマッ
ト識別用サブコードFに応じて、切換スイッチ15の切
換制御が変更され、記録フォーマットに応じた再生動作
が行われる。
【0072】なお、区画識別用サブコードChapは、
記録フォーマットが統一されている磁気テープ12の各
々の区画のうちから、所望の区画を検索するときの指標
として利用される。
【0073】上記実施例では、1つの磁気テープ12に
対して記録フォーマットを途中で何度も変更して記録す
る場合について説明したが、BGV方式の記録フォーマ
ットだけで記録する場合には、磁気テープ12における
記録内容は図5に示すようになり、また、プレゼンテー
ション方式の記録フォーマットだけで記録する場合に
は、磁気テープ12における記録内容は図6に示すよう
になる。
【0074】
【発明の効果】以上のように、本発明の記録再生装置に
よれば、記録フォーマット切換え手段によって切換え選
択される記録フォーマットに応じて主情報記録手段が磁
気テープの主情報記録領域に静止画情報および音声情報
を記録するのに並行して、磁気テープのその主情報記録
領域に対応する副情報記録領域に、フォーマット記録手
段によってそのときの記録フォーマットを識別するフォ
ーマット識別情報が記録すると共に、記録フォーマット
が切換えられるまで磁気テープの副情報記録領域に区画
情報記録手段によって同一の区画識別情報を記録し、再
生時には、磁気テープの副情報記録領域に記録されてい
るフォーマット識別情報に基づき、再生手段でその記録
フォーマットに対応した再生動作を行うことによって、
磁気テープの主情報記録領域に記録されている静止画情
報と音声情報とを再生するようにしているので、1つの
磁気テープに異なる記録フォーマット、たとえばBGV
方式とプレゼンテーション方式とを混用して記録して
も、それぞれの記録フォーマットによる記録信号を適正
に再生することができる。
【0075】また、磁気テープの副情報記録領域に記録
される区画情報は、任意の記録フォーマットで統一され
ている磁気テープにおけるそれぞれの主情報記録領域を
別々の区画として識別する検索標識として利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である記録再生装置の概略的
な構成を示すブロック図である。
【図2】実施例の記録再生装置におけるBGV方式の記
録フォーマットに対応する記録再生動作を示すタイミン
グチャートである。
【図3】実施例の記録再生装置におけるプレゼンテーシ
ョン方式の記録フォーマットに対応する記録再生動作を
示すタイミングチャートである。
【図4】実施例の記録再生装置による磁気テープへの信
号記録の一例を模式的に示す図である。
【図5】実施例の記録再生装置による磁気テープへの信
号記録の他の一例を模式的に示す図である。
【図6】実施例の記録再生装置による磁気テープへの信
号記録のさらに他の一例を模式的に示す図である。
【図7】従来の記録再生装置による磁気テープへの信号
記録の一例を模式的に示す図である。
【図8】従来の記録再生装置による磁気テープへの信号
記録の他の一例を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1,2,6 A/D変換回路 5,15 切換スイッチ 8a,8b 画像メモリ 9 P/S変換回路 11 記録信号処理部 12 磁気テープ 13 再生信号処理部 16,17,19 D/A変換回路 18 S/P変換回路 TR,TL,TV 入力端子 TR1,TL1,TV1 出力端子 20 フォーマット切換スイッチ 21 記録フォーマット切換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−332966(JP,A) 特開 平4−276361(JP,A) 特開 平4−207879(JP,A) 特開 平1−70965(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 20/12 - 20/12 103

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止画情報とこれに対応する音声情報と
    を磁気テープの主情報記録領域に磁気テープの幅方向に
    2分されて並行記録する並行記録フォーマットによる記
    録機能と、静止画情報とこれに対応する音声情報とを磁
    気テープの主情報記録領域に磁気テープのテープ走行方
    向の前後に2分して記録する分離記録フォーマットによ
    る記録機能とを有する主情報記録手段と、 前記主情報記録手段の両記録機能を択一的に能動化する
    記録フォーマット切換手段と、 主情報記録手段による記録に並行して、主情報記録領域
    への記録フォーマットを識別するフォーマット識別情報
    を、その主情報記録領域に対応する磁気テープの副情報
    記録領域に記録するフォーマット情報記録手段と、 前記記録フォーマット切換手段による記録フォーマット
    の切換えが行われてから次の切換えが行われるまでの
    間、そのときの記録フォーマットで統一される磁気テー
    プの主情報記録領域を1区画として他の主情報記録領域
    と識別する区画識別情報を、その主情報記録領域に対応
    する副情報記録領域に記録する区画情報記録手段と、 並行記録フォーマットによる記録主情報を再生する機能
    と、分離記録フォーマットによる記録主情報を再生する
    機能とを有し、磁気テープの副情報記録領域に記録され
    たフォーマット識別情報を読取ることによって記録フォ
    ーマットに応じた動作で静止画情報と音声情報とを磁気
    テープから再生する再生手段とを備えたことを特徴とす
    る記録再生装置。
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