JPH04323981A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH04323981A
JPH04323981A JP3092162A JP9216291A JPH04323981A JP H04323981 A JPH04323981 A JP H04323981A JP 3092162 A JP3092162 A JP 3092162A JP 9216291 A JP9216291 A JP 9216291A JP H04323981 A JPH04323981 A JP H04323981A
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JP
Japan
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recording
signal
video signal
image
recorded
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Application number
JP3092162A
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Inventor
Hidenori Minoda
英徳 蓑田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数系列の信号を複合
記録し、その記録信号を系列別に再生できるようにした
デジタルオーディオテープレコーダ(Digital 
Audio Tape recorder;以下、DA
Tと略称する)などの記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の記録再生装置の1つとして、音声
信号をデジタル信号に変換して磁気テープに記録し、ま
た磁気テープに記録されたデジタル信号を音声信号に変
換して再生するようにしたDATが周知である。
【0003】このDATの場合、音声信号をデジタル信
号に変換して磁気テープに記録する際に、パリティなど
の誤り訂正のための情報を副情報として同時に記録する
ことができるので、記録情報の一部に欠落が生じてもそ
の修復が可能であり、したがって原音を忠実に再生でき
るばかりでなく、きわめて雑音の少ない音声の再生が可
能である。
【0004】ところで、上述した従来のDATの中には
、その動作態様として2種類の音声信号を個別に記録す
る2チャネルを磁気テープに設定するようにした2チャ
ネルモードと、4種類の音声信号を個別に記録する4チ
ャネルを磁気テープに設定するようにした4チャネルモ
ードとを選択できるようにしたものがある。
【0005】そのうち、2チャネルモードでは、聴取者
に対して前方左側および前方右側に配置される2つのス
ピーカに対応する2種類の音声信号が磁気テープに記録
され、4チャネルモードでは、聴取者に対して前方左側
、前方右側、後方左側および後方右側に配置される4つ
のスピーカに対応する4種類の音声信号が記録される。
【0006】また、上記4チャネルモードの場合に、そ
のうちの2チャネルに音声信号を、残りの2チャネルに
は静止画映像信号をそれぞれ記録して、1つの磁気テー
プから音声信号と映像信号とを同時に再生するようにし
た方式のものも従来から知られている。
【0007】ところが、このように映像信号と音声信号
とを同時記録する方式では、たとえば映像信号の一部だ
けを記録し直したり、音声信号の一部だけを記録し直す
といったアフタレコード(以下、アフレコとも呼ぶ)が
行えない。
【0008】そこで、これに代わるものとして、磁気テ
ープに2チャネル分の記録領域を設定し、1画面分の静
止画映像信号と、これに対応するたとえばナレーション
などの音声信号とを磁気テープの1区画に前後して記録
し、再生時にはこれらの静止画映像信号と音声信号とが
対になって再生されるようにしたアフレコの可能な方式
のDATが提案されている。
【0009】図6は、その方式のDATの構成を概略的
に示すブロック図である。このDATでは、静止画像映
像信号の記録と音声信号の記録とは、別々の時間系列で
行われる。すなわち、たとえば複数の静止画に対応する
各音声信号の記録がまず行われ、その後で静止画映像信
号の記録が行われる。
【0010】音声信号の記録時には、静止画に対応する
ナレーションなどの音声信号が入力端子TR,TLに入
力され、これらの音声信号は対応するアナログ−デジタ
ル(以下A/Dと呼ぶ)変換回路21,22によってそ
れぞれデジタル信号D1,D2に変換され、ライン23
,24および切換スイッチ25を経て記録信号処理回路
31に入力される。
【0011】この記録信号処理回路31で変調や誤り訂
正符号の付加などの処理を受けた後、デジタル音声信号
は回転ヘッドなどによって磁気テープ32に記録される
。このとき、デジタル音声信号の記録領域の前に、この
音声信号に対応する1画面分の静止画映像信号を記録す
る記録領域が確保される。後の画像記録時に、上記静止
画記録領域の先頭位置を検索できるように、音声信号の
記録に並行して、静止画記録領域に対応するサブコード
記録領域には、静止画記録領域を指標する検索用副情報
が記録される。
【0012】このような音声信号の記録動作を繰返すこ
とによって、磁気テープ32には複数の静止画に対応す
る音声信号が順次的に不連続に記録される。
【0013】音声信号の記録が終了すると、記録済みの
各音声信号に対応する静止画映像信号の記録が行われる
【0014】この画像記録時に、入力端子TVから入力
される映像信号はA/D変換回路26によってデジタル
信号D3に変換され、磁気テープ32に記録される前に
データバス27を経て、一旦、2つの画像メモリ28a
,28bの1つ、たとえば画像メモリ28aに順次的に
書込まれる。
【0015】入力される映像信号はたとえば動画の映像
信号であり、ユーザが図示しない画像取込みスイッチを
オン操作することによって画像メモリ28aへの書込み
動作が停止して、この時点で画像メモリ28aに書込ま
れている内容が記録すべき1画面分の静止画映像信号と
して確保される。
【0016】また、入力される動画の映像信号に対して
、一定時間ごとに上記画像取込みスイッチのオン操作と
同様の書込み停止動作を自動的に行わせるようにしたD
ATも有り、この場合には一定時間ごとに1画面分の静
止画映像信号が順次、自動的に取込まれ、記憶される。
【0017】記憶された1画面分の静止画映像信号は、
書込み時よりも十分長い一定時間をかけて上記画像メモ
リ28aから読出され、データバス27を経てパラレル
−シリアル(以下、P/Sと呼ぶ)変換回路29で並列
信号から直列信号に変換され、さらに切換スイッチ25
を経て記録信号処理回路31で変調や誤り訂正符号の付
加などの処理を受けた後、回転ヘッドによって磁気テー
プ32の画像記録領域に記録される。その画像記録領域
の検索は音声記録時にサブコード記録領域に記録済みの
検索用副情報を指標として行われる。
【0018】これによって、磁気テープ32には、1画
面分の静止画映像信号と、これに対応するたとえばナレ
ーションなどの音声信号とが対となって、1区画内に前
後して記録される。すなわち、その1区画の前半の記録
領域には静止画映像信号が記録され、後半の記録領域に
は音声信号が記録される。
【0019】一方、再生時に、磁気テープ32から回転
ヘッドによって読取られる1画面分の映像信号は、再生
信号処理回路33で復調や誤り訂正などの処理を受けた
後、切換スイッチ35、シリアル−パラレル(以下、S
/Pと呼ぶ)変換回路38、データバス27を経て、一
旦、上記画像メモリ28a,28bの1つに第2の時間
をかけて順次的に書込まれ、書込み完了後、その画像メ
モリから第1の時間をかけて1画面分の映像信号が読出
され、データバス27を経てデジタル−アナログ(以下
、D/Aと呼ぶ)変換回路39によってアナログ信号に
変換され出力端子TV1に導出される。
【0020】このとき、映像信号についで磁気テープ3
2から読取られる音声信号は、再生信号処理回路33で
復調や誤り訂正などの処理を受け、切換スイッチ35を
経て第2の時間をかけてD/A変換回路36,37でア
ナログ信号に変換され出力端子TR1,TR2に導出さ
れる。
【0021】これによって、1画面分の静止画映像信号
と、これに対応する音声信号とが同時に再生される。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のDATでは、画像記録時に、たとえばユーザによる
画像取込みスイッチのオン操作によって画像メモリ28
aへの書込み動作を停止させて、その停止時点で画像メ
モリ28aに書込まれている内容を記録すべき1画面分
の静止画映像信号として確保し、その映像信号を磁気テ
ープ32に記録するようにしているが、画像メモリ28
aに確保した静止画映像信号がユーザの意図した画像で
あるかどうかを記録動作の際に知ることができず、その
確認は記録動作の終了後、磁気テープ32を巻戻し、再
生して行わなければならないという問題点がある。
【0023】したがって、本発明の目的は、画像記録時
に、記録される画像を同時に再生できる記録再生装置を
提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録時には、
単位時間の映像信号をそれぞれ記憶する複数の記憶手段
のうちの少なくとも1つに単位時間の映像信号を第1の
時間をかけて順次的に書込み、この記憶手段の記憶内容
を第2の時間をかけて読出して磁気テープに記録し、再
生時には、磁気テープから読取られる単位時間の映像信
号を前記複数の記憶手段に第2の時間をかけて順次的に
書込み、単位時間の映像信号の書込みが完了した記憶手
段ごとに第1の時間をかけて映像信号を読出して再生す
る記録再生機能を有する記録再生装置において、記録時
に、前記複数の記憶手段のうち、単位時間の映像信号が
記録用信号として書込まれない残余の記憶手段の少なく
とも1つに、同じ単位時間の映像信号を再生用信号とし
て書込む再生信号書込み手段と、記録用信号として単位
時間の映像信号が書込まれている記憶手段から記憶内容
が読出されて磁気テープに記録されるときに、再生用信
号として同じ単位時間の映像信号が書込まれている記憶
手段から記憶内容を第1の時間をかけて読出して再生す
る記録時再生手段とを備えたことを特徴とする記録再生
装置である。
【0025】
【作用】本発明に従えば、画像記録時に、単位時間の映
像信号が記録用信号として記憶手段に書込まれるとき、
これと並行して同じ映像信号が残余の記憶手段に再生用
信号として書込まれる。次に、記録用信号として書込ま
れた映像信号が記憶手段から第2の時間をかけて読出さ
れて磁気テープに記録されるとき、これと並行して再生
用として書込まれた同じ映像信号が別の記録手段から第
1の時間をかけて読出されて再生される。その結果、ユ
ーザは単位時間の映像信号が磁気テープに記録されると
き、これに並行して再生される画像から、どのような画
像が記録されているのかを確認することができる。
【0026】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である記録再生装
置の概略的な構成を示すブロック図である。この記録再
生装置は、動作状態として2チャネルモードを設定でき
るDATであって、その2チャネルは後述するように2
種類の音声信号の記録再生用として使用する場合と、静
止画映像信号の記録再生用として使用する場合とに切換
えられる。
【0027】入力端子R0は、1種類の音声信号を入力
するための端子であり、この場合の音声信号とは、たと
えば聴取者に対して前方右側に配置されるスピーカから
出力させるべき音声信号である。別の入力端子L0は、
他の1種類の音声信号を入力するための端子であり、こ
の場合の音声信号とは、たとえば聴取者に対して前方左
側に配置されるスピーカから出力させるべき音声信号で
ある。
【0028】さらに別の入力端子V0は、映像信号を入
力するための端子である。これらの入力端子R0,L0
,V0は、それぞれ対応するA/D変換回路1,2,4
に接続されている。
【0029】A/D変換回路1,2は、それぞれ対応す
る入力端子R0,L0から入力された音声信号を、たと
えば16ビットのデジタル音声信号d1,d2に変換し
、直列信号として出力する機能を持つ。この実施例では
、A/D変換回路1,2のサンプリング周波数は48K
Hzとされる。
【0030】A/D変換回路1,2の各出力端子は、切
換スイッチ7の入力端子71,72にそれぞれ接続され
ている。
【0031】A/D変換回路4は、対応する入力端子V
0から入力された映像信号を、たとえば8ビットのデジ
タル映像信号d3に変換し、並列信号としてデータバス
3に導出する機能を持つ。この実施例では、A/D変換
回路4のサンプリング周波数は14.3MHzとされる
【0032】上記データバス3には2つの画像メモリ5
a,5bが接続されている。これらの画像メモリ5a,
5bは記録動作時にA/D変換回路4から出力されるデ
ジタル映像信号d3をデータバス3を介してそれぞれ取
込み、記憶するためのメモリであり、それぞれ1画面分
の映像信号を記憶できる容量を持つ。
【0033】また、上記画像メモリ5a,5bには、そ
のメモリへの映像信号の取込み動作を停止させる機能を
持つメモリ制御回路18が接続されている。なお実際の
DATの構成においては、DAT全体の動作を制御する
マイクロコンピュータの機能の中に、上記メモリ制御回
路18の機能が含まれる。
【0034】上記メモリ制御回路18には、画像取込み
スイッチ19が接続されている。この画像取込みスイッ
チ19は、ユーザによるオン操作によってメモリ制御回
路18に画像取込み動作の停止指令を入力するためのス
イッチであり、このスイッチ19がオンとなった時点で
、画像メモリ5a,5bに取込まれている1画面分の映
像信号が記憶内容として確定する。
【0035】これらの記憶内容のうち、画像メモリ5a
の記憶内容は磁気テープ10に記録する1画面分の静止
画映像信号として用いられ、また画像メモリ5bの記憶
内容は画像記録動作に並行して記録画像と同じ画像を再
生する時の静止画映像信号として用いられる。
【0036】上記データバス3には、別にP/S変換回
路6が接続されている。このP/S変換回路6は、上記
画像メモリ5aから読出される8ビットのデジタル映像
信号をデータバス3を介して取込み、これを並列信号か
ら直列信号に変換して出力する機能を持つ。このP/S
変換回路6の出力端子は、切換スイッチ7の入力端子7
3に接続されている。
【0037】上記切換スイッチ7は、各入力端子71〜
73に導出されるデジタル信号を出力端子74に選択的
に与える機能を持ち、その出力端子74はライン8を介
して次段の記録信号処理回路9に接続されている。
【0038】この実施例では、記録動作は音声信号を記
録する音声記録動作と、映像信号を記録する画像記録動
作とに分けられ、音声記録動作では上記切換スイッチ7
の出力端子74は入力端子71,72の間で切換え接続
される。すなわち音声記録時には、A/D変換回路1か
ら出力されるデジタル音声信号d1と、A/D変換回路
2から出力されるデジタル音声信号とが2チャネルの各
チャネルに割当てられる信号として記録信号処理回路9
に取込まれる。
【0039】これに対して、画像記録動作では、上記切
換スイッチ7の出力端子74は入力端子73に接続され
た状態に保たれる。すなわち、画像記録時には、画像メ
モリ5aから読出されるデジタル映像信号が2チャネル
分の信号として記録信号処理回路9に取込まれる。
【0040】記録信号処理回路9は、入力されるデジタ
ル信号に変調を施す変調機能や、入力されるデジタル信
号に対して誤り訂正用の情報、その他の副情報を付加す
る副情報付加機能などを持ち、この記録信号処理回路9
で処理された信号は図示しない回転ヘッドによって磁気
テープ10に記録される。この場合の副情報には、後述
する区画検索用サブコードbが含まれる。このサブコー
ドbは、上記画像記録動作および音声記録動作のうち、
いずれか先に行われる記録動作において、これと並行し
て磁気テープ10のサブコード記録領域に記録される。
【0041】再生信号処理回路11は、磁気テープ10
から読取られた信号を復調する復調機能や、読出された
副情報から誤り訂正などの処理を行う処理機能などを持
ち、その出力端子はライン12を介して切換スイッチ1
3の入力端子134に接続されている。
【0042】上記切換スイッチ13は、出力端子131
,132,133を有し、再生信号処理回路11からラ
イン12を介して入力端子134に導出されるデジタル
信号を、各出力端子131〜133に選択的に与える機
能を持つ。そのうち、出力端子131,132は、それ
ぞれ対応するD/A変換回路14,15に接続されてい
る。
【0043】D/A変換回路14,15は、切換スイッ
チ13の出力端子131,132に導出されたデジタル
信号をアナログ信号に変換する機能を持つ。D/A変換
回路14,15の各出力端子は、それぞれ対応する出力
端子R1,L1に接続されている。
【0044】切換スイッチ13の他の1つの出力端子1
33は、S/P変換回路16に接続されている。このS
/P変換回路16は、切換スイッチ13の出力端子13
3に導出されたデジタル信号を並列信号に変換して出力
する機能を持つ。このS/P変換回路16の出力端子は
、データバス3に接続されている。
【0045】上記データバス3に接続されている2つの
画像メモリ5a,5bは、再生時にはS/P変換回路1
6から出力されるデジタル信号を記憶する働きをする。
【0046】また、上記データバス3には、別のD/A
変換回路17が接続されている。このD/A変換回路1
7は、再生時に画像メモリ5a,5bから読出されるデ
ジタル信号をアナログ信号に変換する機能を持つ。この
D/A変換回路17の出力端子は、出力端子V1に接続
されている。
【0047】図2は上記DATによる記録動作の一例(
以下、Bモードの記録動作と呼ぶ)の音声記録時を示す
フローチャートであり、図3はその記録動作における画
像記録時を示すフローチャートであり、図4はその記録
動作による磁気テープ12への信号の記録フォーマット
を示す模式図であり、図5はそのDATによる再生動作
を示すフローチャートである。図2〜図5を参照して、
音声記録を先に、画像記録を後に行うBモードの記録動
作を採用した場合の上記DATにおける記録および再生
の各動作を以下に説明する。
【0048】記録 この記録動作では、図2のフローチャートにしたがって
、まず音声信号が磁気テープ12に記録される。すなわ
ち、ステップs1による記録動作の開始についで、ステ
ップs2では入力端子R0に聴取者に対して前方右側の
スピーカに対応する音声信号が、また入力端子L0に前
方左側のスピーカに対応する音声信号がそれぞれ入力さ
れる。映像信号はこのとき入力されない。
【0049】入力端子R0,L0から入力された音声信
号は、ステップs3においてサンプリング周波数48K
Hzでサンプリング動作するA/D変換回路1,2によ
ってそれぞれ、たとえば16ビットのデジタル音声信号
d1,d2に変換されて切換スイッチ7の入力端子71
,72にそれぞれ与えられる。
【0050】切換スイッチ7の出力端子74には、入力
端子71,72に導出されるデジタル音声信号が選択的
に与えられ、そのデジタル音声信号はライン8から記録
信号処理回路9に与えられる。すなわち、切換スイッチ
7における切換動作は、A/D変換回路1,2における
サンプリング周期に同期して行われる。
【0051】この場合に、A/D変換回路1,2でA/
D変換されて得られるデジタル音声信号d1,d2のデ
ータ量Daは、1sec当たり、
【0052】
【数1】 Da=48(KHz)×16(ビット)×2(ch)=
1536(Kビット/sec) である。
【0053】次のステップs4において記録信号処理回
路9では、入力されるデジタル音声信号に対して誤り訂
正のための副情報やその他の副情報の付加、および変調
などの信号処理が施される。
【0054】信号処理を終えたデジタル音声信号は、次
のステップs5において磁気テープ10に設定されてい
る2チャネルに順次記録される。
【0055】このとき、副情報の1つとして、図4(a
)に示すように先述した区画検索用サブコードbも、ス
テップs6において磁気テープ10のサブコード記録領
域に記録される。すなわち、この区画検索用サブコード
bは、1画面分の静止画映像信号とこれに対応する音声
信号とを対にして記録する1区画R1,R2,…のうち
の静止画映像信号の記録領域に対応付けて記録される。
【0056】ここでは、たとえばその1区画R1の前半
の領域V1が静止画映像信号v1の記録領域として割当
てられ、後半の領域A1が音声信号a1の記録領域とし
て割当てられる。1画面分の静止画映像信号は常に一定
のデータ量を持つので、上記静止画映像信号v1の記録
領域V1も一定に決められる。この記録動作では、音声
信号のみが記録されるので、静止画映像信号v1の記録
領域V1は未記録のまま残されることになる。
【0057】次のステップs7では、記録動作を終了す
べきかどうかが確認され、記録動作を続ける場合はステ
ップs2まで戻って、上記動作が繰返される。
【0058】ステップs7において、記録動作を終了す
ることが確認されれば、次のステップs8に移行して、
ここで音声の記録動作は完了する。
【0059】このようにして、磁気テープ10には図4
(a)に示すように各区画R1,R2,…ごとの音声信
号の記録領域A1,A2,…に静止画のそれぞれに対応
する音声信号a1,a2,…たとえばナレーションが不
連続に記録される。なお、各音声信号のデータ量には制
限がなく、データ量に応じて音声信号の記録領域A1,
A2,…の大きさはそれぞれ任意に確保することができ
る。
【0060】音声信号の記録が終了すると、次に、図3
のフローチャートにしたがって、静止画映像信号が磁気
テープ10に記録される。すなわち、ステップn1によ
る記録動作の開始についで、ステップn2では記録しよ
うとする静止画映像信号の磁気テープ10における記録
位置を検索する動作が行われる。
【0061】この動作は、後述する再生動作によって記
録済みの音声信号つまりナレーションを再生し、記録し
ようとする静止画に対応するナレーションが再生される
時点で、ユーザがたとえば図示しない検索スタートスイ
ッチをオンに設定することによって自動的に行われる。 この検索動作では、先の音声信号の記録時に並行してサ
ブコード記録領域に記録されている区画検索用サブコー
ドbを指標として、目的とする区画たとえば区画R1の
先頭位置が検索される。
【0062】次のステップn3では入力端子V0に、た
とえば動画の映像信号が順次入力される。このとき、そ
の映像信号は別にCRTなどのモニタ用表示装置によっ
て同時に再生される。
【0063】入力された映像信号は、次のステップn4
においてA/D変換回路4によってサンプリング周波数
14.3MHzでサンプリングされ、8ビットのデジタ
ル映像信号d3に変換されてデータバス3に並列信号と
して与えら、さらに画像メモリ5a,5bに書込まれる
【0064】モニタ用表示装置に再生される動画を見な
がら、ユーザが静止画として記録したい画面が表示され
た時点、すなわちステップn5で画像取込みスイッチ1
9をオン操作すると、これに応答してメモリ制御回路1
8が画像メモリ5a,5bへの映像信号の書込み動作を
停止させる。その結果、ステップn6において画像メモ
リ5a,5bには、画像取込みスイッチ19をオン操作
した時点の画像を表す1画面分の映像信号が記憶される
【0065】画像メモリ5a,5bに記憶される、静止
画1画面分のデジタル映像信号d3のデータ量Dvは、
第1の時間となる1フィールドの期間、すなわち1/6
0secの期間のA/D変換回路4の出力であるから、
【0066】
【数2】     Dv=14.3(MHz)×8(ビット)×1
/60(sec)        ≒1.91(Mビッ
ト)となる。
【0067】画像メモリ5a,5bへの1画面分のデジ
タル映像信号d3の取込みが完了すると、画像メモリ5
aに記憶されたデジタル映像信号はステップn7におい
て第1の時間よりも十分長い第2の時間をかけて読出さ
れ、読出されたデジタル映像信号はデータバス3を経て
P/S変換回路6に与えられ、ステップn9によってP
/S変換され、切換スイッチ7の入力端子73に直列信
号として導出される。
【0068】したがって1画面分のデジタル映像信号が
記録信号処理回路9に取り込まれるために要する時間T
v は、数1と数2とから、
【0069】
【数3】     Tv=1.91(Mビット)/1536(Kビ
ット/sec)        ≒1.24(sec)
となる。
【0070】これと並行して、画像メモリ5bに記憶さ
れたデジタル映像信号はステップn8において第1の時
間をかけて読出され、読出されたデジタル映像信号はデ
ータバス3を経てD/A変換回路17に与えられ、ステ
ップn10においてD/A変換されて出力端子V1に導
出される。したがって、出力端子V1に導出される映像
信号をCRTなどの表示装置で再生すると、磁気テープ
10に記録中の静止画が画面に表示されることになり、
ユーザはその画面から記録されている静止画がどのよう
なものかを確認することができる。
【0071】記録信号処理回路9に入力されるデジタル
映像信号は、ステップn11において誤り訂正のための
副情報やその他の副情報の付加、および変調などの信号
処理を受ける。
【0072】信号処理を終えたデジタル映像信号は、次
のステップn12において磁気テープ10に設定されて
いる2チャネルに順次記録される。
【0073】これによって、たとえば記録済みの音声信
号a1であるナレーションに対応する静止画のデジタル
映像信号v1が、図4(b)に示すように1区画R1の
前半の未記録領域V1に記録される。すなわち、静止画
の映像信号v1とこれに対応するナレーションの音声信
号a1とは区画R1の記録領域を2分割して前後に対を
なして記録される。
【0074】次のステップn13では、記録動作を終了
すべきかどうかが確認され、記録動作を続ける場合はス
テップn7,n8まで戻って、上記動作が繰返される。
【0075】ステップn13において、記録動作を終了
することが確認されれば、次のステップn14に移行し
て、ここで画像の記録動作は完了する。
【0076】再生 図5のフローチャートにおいて、ステップt1による再
生動作の開始についで、ステップt2では、磁気テープ
10から記録信号が図示しない回転ヘッドによって読取
られ、読取られた信号は再生信号処理回路11に入力さ
れる。
【0077】次のステップt3において、再生信号処理
回路11では復調、再生副情報に基づく誤り訂正処理な
どが行われ、そのような信号処理が施されたデジタル信
号はライン12から切換スイッチ13の入力端子134
に与えられる。
【0078】切換スイッチ13の出力端子133には画
像メモリ5aから読出された映像信号に対応するデジタ
ル信号が導出され、導出されるデジタル信号はステップ
t4において、S/P変換回路16に与えられて8ビッ
トずつの並列信号としてデータバス3に与えられる。こ
のデジタル信号はステップt5において、データバス3
に接続される画像メモリ5a,5bのいずれか一方に書
込まれる。
【0079】次のステップt6において、画像メモリ5
a,5bのうちいずれか1画面分のデジタル映像信号の
書込みが完了している画像メモリから読出しが行われ、
読出されたデジタル映像信号はデータバス3を介してD
/A変換回路17に与えられる。このデジタル映像信号
はステップt7において、D/A変換回路17でアナロ
グ信号に変換され、出力端子V1に導出される。
【0080】一方、切換スイッチ13の出力端子131
,132には入力端子R0,L0から入力された音声信
号に対応するデジタル信号が導出され、導出されたデジ
タル信号はステップt8において、それぞれD/A変換
回路14,15によってアナログ信号に変換され出力端
子R1,L1に導出される。
【0081】画像メモリ5a、5bに対するデジタル映
像信号の書込みはいずれか一方の画像メモリに対して行
われ、このときいずれか他方の画像メモリに書込まれて
いるデジタル映像信号がD/A変換回路17に与えられ
ている。
【0082】前記一方の画像メモリに対するデジタル信
号の書込み動作が完了すると、すなわち1画面分のデジ
タル映像信号の書込みが完了すると、D/A変換回路1
7には前記一方の画像メモリの出力が与えられるように
なる。
【0083】このとき前記他方の画像メモリには、S/
P変換回路16からのデジタル映像信号の書込みが開始
される。このようにしてD/A変換回路17には、画像
メモリ5a,5bの出力が交互に与えられ、そのように
して一定時間毎に変化する静止画の表示が、CRTなど
の表示装置によって行われる。これと並行して、各静止
画に対応するナレーションなどの音声信号が順次再生さ
れる。
【0084】次のステップt9においては、再生動作を
終了すべきかどうかが確認され、再生動作を継続するこ
が確認されればステップt2に戻って、上記動作が繰返
される。ステップt9において再生動作を終了すること
が確認されれば次のステップt10に移行し、ここで再
生動作は完了する。
【0085】このように、このDATでは、画像記録時
に記録される映像信号の静止画を同時に再生できるので
、記録された静止画がユーザの所望した画像であるかど
うかを即時に確認できる。所望しない静止画が記録され
た場合には、その部分の映像信号だけを画像記録動作に
よって所望の静止画の映像信号に記録し直せばよい。
【0086】以上では、音声記録を先に、画像記録を後
に行うBモードの記録動作を採用した場合の記録再生に
ついて説明したが、逆に画像記録を先に、音声信号を後
に行う記録動作(以下、Cモードの記録動作と呼ぶ)に
ついても、ほぼ同様にして行うことができる。
【0087】ただし、Cモードの記録動作では、画像記
録時に、これと並行して区画検索用サブコードbが磁気
テープ10のサブコード記録領域に記録される。
【0088】なお、上記実施例では、ユーザが画像取込
みスイッチ19をオン操作する時点で画像メモリ5a,
5bへの映像信号の書込み動作が停止して、その記憶内
容が確定する場合を例に挙げて示したが、一定時間ごと
に画像メモリ5a,5bへの映像信号の書込み動作を停
止して、記憶内容を自動的に確定する方式のDATにも
同様に適用できる。
【0089】また、この実施例では画像記録と音声記録
とを異なる時間系列で行う方式のDATの場合について
説明したが、少なくとも静止画を部分的にアフレコでき
る機能を持つDATであれば、画像と音声とを同時記録
する方式のDATにも同様に適用することができる。
【0090】
【発明の効果】以上のように、本発明の記録再生装置に
よれば、画像記録時に、単位時間の映像信号が記録用信
号として記憶手段に書込むとき、これと並行して同じ映
像信号を残余の記憶手段に再生用信号として書込み、記
録用信号として書込んだ映像信号を記憶手段から第2の
時間をかけて読出して磁気テープに記録するとき、これ
と並行して再生用として書込んだ同じ映像信号を別の記
憶手段から第1の時間をかけて読出して再生するように
しているので、画像記録時に並行して再生される画像か
ら、どのような画像が記録されているのかを即時に確認
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である記録再生装置の概略的
な構成を示すブロック図である。
【図2】実施例の記録再生装置によるBモードの記録動
作のうちの音声記録を示すフローチャートである。
【図3】実施例の記録再生装置によるBモードの記録動
作のうちの画像記録を示すフローチャートである。
【図4】Bモードの記録動作による磁気テープ上での記
録フォーマットを示す模式図である。
【図5】実施例の記録再生装置による再生動作を示すフ
ローチャートである。
【図6】従来の記録再生装置の概略的な構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1,2,4  A/D変換回路 5a,5b  画像メモリ 6  P/S変換回路 7,13  切換スイッチ 9  記録信号処理回路 10  磁気テープ 11  再生信号処理回路 14,15,17  D/A変換回路 16  S/P変換回路 18  メモリ制御回路 19  画像取込みスイッチ R0,L0,V0  入力端子 R1,L1,V1  出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記録時には、単位時間の映像信号をそ
    れぞれ記憶する複数の記憶手段のうちの少なくとも1つ
    に単位時間の映像信号を第1の時間をかけて順次的に書
    込み、この記憶手段の記憶内容を第2の時間をかけて読
    出して磁気テープに記録し、再生時には、磁気テープか
    ら読取られる単位時間の映像信号を前記複数の記憶手段
    に第2の時間をかけて順次的に書込み、単位時間の映像
    信号の書込みが完了した記憶手段ごとに第1の時間をか
    けて映像信号を読出して再生する記録再生機能を有する
    記録再生装置において、記録時に、前記複数の記憶手段
    のうち、単位時間の映像信号が記録用信号として書込ま
    れない残余の記憶手段の少なくとも1つに、同じ単位時
    間の映像信号を再生用信号として書込む再生信号書込み
    手段と、記録用信号として単位時間の映像信号が書込ま
    れている記憶手段から記憶内容が読出されて磁気テープ
    に記録されるときに、再生用信号として同じ単位時間の
    映像信号が書込まれている記憶手段から記憶内容を第1
    の時間をかけて読出して再生する記録時再生手段とを備
    えたことを特徴とする記録再生装置。
JP3092162A 1991-04-23 1991-04-23 記録再生装置 Pending JPH04323981A (ja)

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