JPS6224865B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6224865B2 JPS6224865B2 JP55079682A JP7968280A JPS6224865B2 JP S6224865 B2 JPS6224865 B2 JP S6224865B2 JP 55079682 A JP55079682 A JP 55079682A JP 7968280 A JP7968280 A JP 7968280A JP S6224865 B2 JPS6224865 B2 JP S6224865B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse
- tape
- repetition frequency
- frequency
- tension control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 9
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/43—Control or regulation of mechanical tension of record carrier, e.g. tape tension
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は記録再生装置のテープテンシヨン制御
方法に係り、オーデイオテープレコーダ、VTR
等の記録再生装置においてテープ走行起動時や定
常走行時などの各走行状態において最適なテープ
テンシヨンを付与しうるテープテンシヨン制御方
法を提供することを目的とする。
方法に係り、オーデイオテープレコーダ、VTR
等の記録再生装置においてテープ走行起動時や定
常走行時などの各走行状態において最適なテープ
テンシヨンを付与しうるテープテンシヨン制御方
法を提供することを目的とする。
従来の記録再生装置のテープテンシヨン制御方
法として、供給側リールの回転に同期したパルス
とその時のテープ走行速度とより供給側リールの
テープ巻厚径を検出し、この検出信号に対応して
例えばリールモータへの逆駆動電圧を制御してテ
ープのバツクテンシヨンを制御する方法があつ
た。この従来方法はテープ走行速度を任意の速度
に変化させて記録、再生を行ないうる記録再生装
置に適用する場合は、テープ巻厚径が同一であつ
てもテープのバツクテンシヨンがテープ走行速度
に応じて異なつてしまうため、このような弊害を
除去するためにテープ走行速度に応じてパルス信
号検出系を切換えていた(例えば2倍速再生時に
はパルスを1個おきにカウントするか、あるいは
フリツプフロツプ等で1/2にカウントダウンした
パルスを用いる)。
法として、供給側リールの回転に同期したパルス
とその時のテープ走行速度とより供給側リールの
テープ巻厚径を検出し、この検出信号に対応して
例えばリールモータへの逆駆動電圧を制御してテ
ープのバツクテンシヨンを制御する方法があつ
た。この従来方法はテープ走行速度を任意の速度
に変化させて記録、再生を行ないうる記録再生装
置に適用する場合は、テープ巻厚径が同一であつ
てもテープのバツクテンシヨンがテープ走行速度
に応じて異なつてしまうため、このような弊害を
除去するためにテープ走行速度に応じてパルス信
号検出系を切換えていた(例えば2倍速再生時に
はパルスを1個おきにカウントするか、あるいは
フリツプフロツプ等で1/2にカウントダウンした
パルスを用いる)。
しかるに、この従来のテープテンシヨン制御方
法では上記切換装置が複雑な構成であるから高価
であり、またテープ走行起動時やテープ定常走行
時などの各種走行状態時に応じて最適なテープテ
ンシヨン制御を行なつてはいなかつたため、例え
ば走行起動時にリール回転角速度の検出に時間を
要し、起動時の立上りが不安定であるなどの欠点
があつた。
法では上記切換装置が複雑な構成であるから高価
であり、またテープ走行起動時やテープ定常走行
時などの各種走行状態時に応じて最適なテープテ
ンシヨン制御を行なつてはいなかつたため、例え
ば走行起動時にリール回転角速度の検出に時間を
要し、起動時の立上りが不安定であるなどの欠点
があつた。
本発明は上記欠点を除去したものであり、以下
図面と共にその一実施例について説明する。
図面と共にその一実施例について説明する。
第1図は本発明になる記録再生装置のテープテ
ンシヨン制御方法の一実施例のブロツク系統図を
示す。同図中、1は磁気テープ、2はキヤプスタ
ン、3は供給側リール、4は巻取り側リールで
夫々テープレコーダ等のテープ走行系を構成して
いる。磁気テープ1は供給側リール3より引出さ
れキヤプスタン2とピンチローラ(図示せず)に
より狭持駆動され巻取り側リール4に巻取られる
が、このとき例えばダイレクトドライブモータ5
のシヤフトと一体的に構成されたキヤプスタン
2、ダイレクトドライブモータ6のシヤフトと一
体的に回転せしめられる供給側リール3及びダイ
レクトドライブモータ7のシヤフトと一体的に回
転せしめられる巻取り側リール4は、夫々ダイレ
クトドライブモータ5,6及び7の所定方向への
回転により回転せしめられる。
ンシヨン制御方法の一実施例のブロツク系統図を
示す。同図中、1は磁気テープ、2はキヤプスタ
ン、3は供給側リール、4は巻取り側リールで
夫々テープレコーダ等のテープ走行系を構成して
いる。磁気テープ1は供給側リール3より引出さ
れキヤプスタン2とピンチローラ(図示せず)に
より狭持駆動され巻取り側リール4に巻取られる
が、このとき例えばダイレクトドライブモータ5
のシヤフトと一体的に構成されたキヤプスタン
2、ダイレクトドライブモータ6のシヤフトと一
体的に回転せしめられる供給側リール3及びダイ
レクトドライブモータ7のシヤフトと一体的に回
転せしめられる巻取り側リール4は、夫々ダイレ
クトドライブモータ5,6及び7の所定方向への
回転により回転せしめられる。
ダイレクトドライブモータ5のシヤフトの一端
には円盤8の中心部が取付固定されており、この
円盤8の周側面にはマグネツト9が所定間隔毎に
取付けられている。このマグネツト9に対向離間
する位置にピツクアツプヘツド10のギヤツプ面
が配設されている。一方、ダイレクトドライブモ
ータ6のシヤフトの一部には周側面にマグネツト
12が所定間隔毎に取付られた円盤11の中心部
が貫通固定されており、また円盤11の周側面と
対向離間する位置にギヤツプ面を有するピツクア
ツプヘツド13が設けられている。
には円盤8の中心部が取付固定されており、この
円盤8の周側面にはマグネツト9が所定間隔毎に
取付けられている。このマグネツト9に対向離間
する位置にピツクアツプヘツド10のギヤツプ面
が配設されている。一方、ダイレクトドライブモ
ータ6のシヤフトの一部には周側面にマグネツト
12が所定間隔毎に取付られた円盤11の中心部
が貫通固定されており、また円盤11の周側面と
対向離間する位置にギヤツプ面を有するピツクア
ツプヘツド13が設けられている。
上記実施例において、磁気テープ1の走行時に
は、キヤプスタン2と一体的に回転する円盤8の
複数個のマグネツト9がピツクアツプヘツド10
を周期的に横切るため、ピツクアツプヘツド10
より波形整形器14へキヤプスタンの回転角速度
に比例した繰り返し周波数のトリガーパルスが印
加される。またこれと同時に、ピツクアツプヘツ
ド13より供給側リール3の回転角速度に比例し
た繰り返し周波数のトリガーパルスが波形整形器
15に供給される。
は、キヤプスタン2と一体的に回転する円盤8の
複数個のマグネツト9がピツクアツプヘツド10
を周期的に横切るため、ピツクアツプヘツド10
より波形整形器14へキヤプスタンの回転角速度
に比例した繰り返し周波数のトリガーパルスが印
加される。またこれと同時に、ピツクアツプヘツ
ド13より供給側リール3の回転角速度に比例し
た繰り返し周波数のトリガーパルスが波形整形器
15に供給される。
これにより、波形整形器14よりマグネツト9
の数に対応した数(1個とする)のパルスがキヤ
プスタン2の1回転周期毎に取り出されることに
なり、その出力パルスの繰り返し周波数1
(Hz)は次式で表わされる。
の数に対応した数(1個とする)のパルスがキヤ
プスタン2の1回転周期毎に取り出されることに
なり、その出力パルスの繰り返し周波数1
(Hz)は次式で表わされる。
1=VT/π×φ1×i (1)
ただし、(1)式中φ1はキヤプスタン2の直径、
VTはテープ走行速度である。
VTはテープ走行速度である。
一方、波形整形器15からもマグネツト12の
数に対応した数(j個とする)のパルスが供給側
リール3の1回転周期毎に取り出されることにな
り、その出力パルスの繰り返し周波数2(Hz)
は上記繰り返し周波数1に比し十分低い値とな
るように選定されるが、次式で表わされる。
数に対応した数(j個とする)のパルスが供給側
リール3の1回転周期毎に取り出されることにな
り、その出力パルスの繰り返し周波数2(Hz)
は上記繰り返し周波数1に比し十分低い値とな
るように選定されるが、次式で表わされる。
2=VT/π×φ2×j (2)
ただし、(2)式中φ2は供給側リール3のテープ巻
厚径、VTはテープ走行速度である。
厚径、VTはテープ走行速度である。
波形整形器15の繰り返し周波数2の出力パ
ルスは分周器16へ供給され、ここでその周波数
が例えば1倍(すなわち分周されることなくその
まま取り出される)、1/n1倍及び1/n2倍の計3
種の周 波数にされた後、切換スイツチ17の固定端子1
7b,17c及び17dの各端子に夫々印加さ
れ、ここでいずれか一のパルスのみが可動端子1
7aより選択出力される。この切換スイツチ17
の可動端子17aより取出された繰り返し周波数
2/n(ただしnは本実施例では1,n1,n2のいず れか)のパルスはアンド回路18の一方の入力端
子に印加される一方、カウンタ19のリセツト端
子へ印加される。
ルスは分周器16へ供給され、ここでその周波数
が例えば1倍(すなわち分周されることなくその
まま取り出される)、1/n1倍及び1/n2倍の計3
種の周 波数にされた後、切換スイツチ17の固定端子1
7b,17c及び17dの各端子に夫々印加さ
れ、ここでいずれか一のパルスのみが可動端子1
7aより選択出力される。この切換スイツチ17
の可動端子17aより取出された繰り返し周波数
2/n(ただしnは本実施例では1,n1,n2のいず れか)のパルスはアンド回路18の一方の入力端
子に印加される一方、カウンタ19のリセツト端
子へ印加される。
アンド回路18は他方の入力端子に波形整形器
14よりのキヤプスタン2の回転角速度に同期し
た繰り返し周波数1の第2図Bに示す如きパル
スが印加され、また一方の入力端子に上記切換ス
イツチ17の可動端子17aより供給側リール3
の回転角速度に同期した繰り返し周波数2/nの第 2図Aに示す如きパルスが印加されるから、アン
ド回路18の出力波形は第2図Cに示す如く同図
Aに示すパルスのハイレベルでサンプリングされ
たパルス列となる。このアンド回路18の出力パ
ルス列はカウンタ19に印加され計数される。
14よりのキヤプスタン2の回転角速度に同期し
た繰り返し周波数1の第2図Bに示す如きパル
スが印加され、また一方の入力端子に上記切換ス
イツチ17の可動端子17aより供給側リール3
の回転角速度に同期した繰り返し周波数2/nの第 2図Aに示す如きパルスが印加されるから、アン
ド回路18の出力波形は第2図Cに示す如く同図
Aに示すパルスのハイレベルでサンプリングされ
たパルス列となる。このアンド回路18の出力パ
ルス列はカウンタ19に印加され計数される。
カウンタ19は第2図Aに示すパルスの立下り
部でリセツトされるから、同図Aに示すパルスの
一周期毎にアンド回路18の出力パルス列の計
数、リセツトを繰り返し、計数が終了した時のカ
ウンタ19の計数値を中央演算処理装置(以下
CPUという)20に一時記憶せしめる。
部でリセツトされるから、同図Aに示すパルスの
一周期毎にアンド回路18の出力パルス列の計
数、リセツトを繰り返し、計数が終了した時のカ
ウンタ19の計数値を中央演算処理装置(以下
CPUという)20に一時記憶せしめる。
CPU20はカウンタ19よりの上記計数値と
予めメモリ21に記憶されているデータとを夫々
比較し、この比較結果に応じたデータをD/A変
換器22へ出力する。このメモリ21の比較デー
タとCPU20の出力データとの関係は一例とし
て第3図に示す如くになり、例えば上記計数値が
比較データ0〜N1の範囲内にあるときは、M1な
る数値を表わすデータがCPU20より出力さ
れ、またN1〜N2の範囲内にあるときは、M2なる
数値を表わすデータがCPU20より出力され
る。なお第3図中、N1<N2<N3<…,M1<M2<
M3<…なる関係にある。またCPU20の出力デ
ータは一定の期間出力が一定に保持される所定の
デイジタル信号である。データとしてはどのよう
なものを用いてもよく、例えば上記計数値に対応
する所定のデイジタル信号であつてもよい。ただ
し、本実施例では特に精度が要求されていないこ
と及び低コスト化の観点から第3図に示す如くあ
る範囲内では出力データは変化しないようなデー
タを用いている。
予めメモリ21に記憶されているデータとを夫々
比較し、この比較結果に応じたデータをD/A変
換器22へ出力する。このメモリ21の比較デー
タとCPU20の出力データとの関係は一例とし
て第3図に示す如くになり、例えば上記計数値が
比較データ0〜N1の範囲内にあるときは、M1な
る数値を表わすデータがCPU20より出力さ
れ、またN1〜N2の範囲内にあるときは、M2なる
数値を表わすデータがCPU20より出力され
る。なお第3図中、N1<N2<N3<…,M1<M2<
M3<…なる関係にある。またCPU20の出力デ
ータは一定の期間出力が一定に保持される所定の
デイジタル信号である。データとしてはどのよう
なものを用いてもよく、例えば上記計数値に対応
する所定のデイジタル信号であつてもよい。ただ
し、本実施例では特に精度が要求されていないこ
と及び低コスト化の観点から第3図に示す如くあ
る範囲内では出力データは変化しないようなデー
タを用いている。
本実施例において、カウンタ19,CPU2
0、メモリ21等を用いるのは、キヤプスタン2
の回転角速度に対応した供給側リール3の回転角
速度(1/2で表わせる)を検出するためである。
0、メモリ21等を用いるのは、キヤプスタン2
の回転角速度に対応した供給側リール3の回転角
速度(1/2で表わせる)を検出するためである。
CPU20に一時記憶される前記計数値は、第2
図Aに示す繰り返し周波数2/nの供給側リール3 の回転角速度に対応したパルスの一周期毎にクリ
アされ、新たな計数値となる。従つて、CPU2
0の出力であるデイジタル信号(そのアナログ換
算レベルが前記M1,M2,M3,…などを示す)も
これに対応して第2図Aに示すパルスの一周期毎
に新たなデイジタル信号となる。
図Aに示す繰り返し周波数2/nの供給側リール3 の回転角速度に対応したパルスの一周期毎にクリ
アされ、新たな計数値となる。従つて、CPU2
0の出力であるデイジタル信号(そのアナログ換
算レベルが前記M1,M2,M3,…などを示す)も
これに対応して第2図Aに示すパルスの一周期毎
に新たなデイジタル信号となる。
ここで、第2図Aに示すパルスの一周期に、同
図Bに示すキヤプスタン2の回転角速度に対応し
たパルスがm個アンド回路18より取り出された
ものとすると、供給側リール3のテープ巻厚径φ
2は前記(1)式、(2)式を用いて次式で表わされる。
図Bに示すキヤプスタン2の回転角速度に対応し
たパルスがm個アンド回路18より取り出された
ものとすると、供給側リール3のテープ巻厚径φ
2は前記(1)式、(2)式を用いて次式で表わされる。
φ2=1/2・j/i・φ1=m/n・j/i・
φ1(3) (3)式よりわかるように、供給側リール3のテー
プ巻厚径φ2はテープ走行速度VTには関係しな
い。すなわち、(3)式においてφ1,i,jはいず
れもテープ走行速度VTには無関係で常に一定の
値(既知)であり、かつ、m/n(=1/2)に対
応す るカウンタ19の計数値がCPU20で一時記憶
されることになるから、テープ走行速度VTに対
応して切換える機構を何ら有することなく、如何
なるテープ走行速度であつても常にCPU20の
出力デイジタル信号に基づいて最適のバツクテン
シヨンを磁気テープ1に与えることができるので
ある。
φ1(3) (3)式よりわかるように、供給側リール3のテー
プ巻厚径φ2はテープ走行速度VTには関係しな
い。すなわち、(3)式においてφ1,i,jはいず
れもテープ走行速度VTには無関係で常に一定の
値(既知)であり、かつ、m/n(=1/2)に対
応す るカウンタ19の計数値がCPU20で一時記憶
されることになるから、テープ走行速度VTに対
応して切換える機構を何ら有することなく、如何
なるテープ走行速度であつても常にCPU20の
出力デイジタル信号に基づいて最適のバツクテン
シヨンを磁気テープ1に与えることができるので
ある。
CPU20の出力デイジタル信号はD/A変換
器22によりデイジタル―アナログ変換された
後、モータ・ドライブ・アンプ(MDA)23に
供給されここで適宜増幅されて供給側リール3の
駆動用ダイレクトドライブモータ6にモータ逆駆
動電圧として印加され、磁気テープ1に所定のバ
ツクテンシヨンを与える。
器22によりデイジタル―アナログ変換された
後、モータ・ドライブ・アンプ(MDA)23に
供給されここで適宜増幅されて供給側リール3の
駆動用ダイレクトドライブモータ6にモータ逆駆
動電圧として印加され、磁気テープ1に所定のバ
ツクテンシヨンを与える。
ところで、本実施例はテープ走行起動時、定常
走行時に応じて検出時間、テープテンシヨン制御
精度を変化させるものであり、以下これにつき詳
細に説明する。一例として、上記(3)式において、
n=16(=n1),i=15,j=30,φ1=4
(mm)とすると、これらを(3)式に代入して φ2=m/2 (4) となる。この(4)式は供給側リール3の半回転で1
回のテープ巻厚径の検出ができること、すなわち
前記第2図Aに示すパルスの一周期での計数が供
給側リール3の半回転でなされることを意味す
る。同様に上記i,j,φ1については上記と同
一の条件とし、かつ、n=1としたときには供給
側リール3の1/15回転で、n=256(=n2)とした
ときには供給側リール3の8.5回転で検出するこ
とができる。このことからnの値が小さければ検
出時間(すなわち応答時間)が短く、nの値が大
きければ検出時間は長くなることがわかる。
走行時に応じて検出時間、テープテンシヨン制御
精度を変化させるものであり、以下これにつき詳
細に説明する。一例として、上記(3)式において、
n=16(=n1),i=15,j=30,φ1=4
(mm)とすると、これらを(3)式に代入して φ2=m/2 (4) となる。この(4)式は供給側リール3の半回転で1
回のテープ巻厚径の検出ができること、すなわち
前記第2図Aに示すパルスの一周期での計数が供
給側リール3の半回転でなされることを意味す
る。同様に上記i,j,φ1については上記と同
一の条件とし、かつ、n=1としたときには供給
側リール3の1/15回転で、n=256(=n2)とした
ときには供給側リール3の8.5回転で検出するこ
とができる。このことからnの値が小さければ検
出時間(すなわち応答時間)が短く、nの値が大
きければ検出時間は長くなることがわかる。
一方、精度は第2図Aに示すパルスの一周期で
のカウンタ19の計数値が大きいほど高いから、
上記nの値が小さければ精度は低く、nの値が大
きければ精度が高いことが上記のことよりわか
る。
のカウンタ19の計数値が大きいほど高いから、
上記nの値が小さければ精度は低く、nの値が大
きければ精度が高いことが上記のことよりわか
る。
しかして、テープ走行起動時はテープ走行速度
が定常時よりも遅いので、テープテンシヨン制御
系の応答速度を早くすることが望ましく、一方、
テープ定常走行時にはテープ走行速度は略一定で
あるから、テープテンシヨン制御系の精度が高い
ことが望ましい。
が定常時よりも遅いので、テープテンシヨン制御
系の応答速度を早くすることが望ましく、一方、
テープ定常走行時にはテープ走行速度は略一定で
あるから、テープテンシヨン制御系の精度が高い
ことが望ましい。
そこで、本実施例では、分周器16のn1を16,
n2を256とし、テープ走行起動時には分周器16
よりn=1の分周比のパルスが得られるように切
換スイツチ17は固定端子17bに接続され、そ
してカウンタ19において最初の計数が終了した
なら分周器16よりnが16又は256の分周比のパ
ルスが得られるように切換えスイツチ17は固定
端子17c又は17dに接続されるよう切換スイ
ツチ17の切換動作制御をする。ここで、切換ス
イツチ17は例えば半導体等により構成される無
接点スイツチを用いることができ、CPU20及
びメモリ21により切換制御可能に構成されてい
る。
n2を256とし、テープ走行起動時には分周器16
よりn=1の分周比のパルスが得られるように切
換スイツチ17は固定端子17bに接続され、そ
してカウンタ19において最初の計数が終了した
なら分周器16よりnが16又は256の分周比のパ
ルスが得られるように切換えスイツチ17は固定
端子17c又は17dに接続されるよう切換スイ
ツチ17の切換動作制御をする。ここで、切換ス
イツチ17は例えば半導体等により構成される無
接点スイツチを用いることができ、CPU20及
びメモリ21により切換制御可能に構成されてい
る。
なお、分周器16のうち1/n1の分周出力を得る部
分と、1/n2の分周出力を得る部分とは、夫々使用さ
れる装置等により使用分けが可能である。しか
し、本発明はこのような分周器の数量及び分周さ
れる程度は問題としてはいない。
し、本発明はこのような分周器の数量及び分周さ
れる程度は問題としてはいない。
またテープ走行起動時には予め適当な電圧がダ
イレクトドライブモータ6に印加されるように構
成される。このような構成として、例えばメモリ
21中に、起動時から最初の検出できるパルスが
得られるまで所定電圧が印加されるようなプログ
ラムデータを設ける。なお、この場合、前記テー
プ定常走行時に必要な検出パルスが得られるまで
印加するように構成することも可能である(この
場合は分周器16の分周比1の部分の出力選択を
省略することになる)。
イレクトドライブモータ6に印加されるように構
成される。このような構成として、例えばメモリ
21中に、起動時から最初の検出できるパルスが
得られるまで所定電圧が印加されるようなプログ
ラムデータを設ける。なお、この場合、前記テー
プ定常走行時に必要な検出パルスが得られるまで
印加するように構成することも可能である(この
場合は分周器16の分周比1の部分の出力選択を
省略することになる)。
なお、上記実施例では1/2に対応する信号を電
圧に変換せしめ、テープのバツクテンシヨン制御
に用いているが、この信号をテープカウンタ、残
量表示、時間表示等の種々の用途に併せ用いるこ
ともできる。また巻取り側リール4のテープテン
シヨンを一定とするように、巻取り側リール4の
回転角速度に対応する繰り返し周波数のパルスを
前記パルス2に代えて使用してもよい。
に用いているが、この信号をテープカウンタ、残
量表示、時間表示等の種々の用途に併せ用いるこ
ともできる。また巻取り側リール4のテープテン
シヨンを一定とするように、巻取り側リール4の
回転角速度に対応する繰り返し周波数のパルスを
前記パルス2に代えて使用してもよい。
上述の如く、本発明になる記録再生装置のテー
プテンシヨン制御方法は、テープ状記録媒体を走
行せしめるキヤプスタンの回転角速度に対応した
繰り返し周波数1の第1のパルスと、リール回
転角速度に対応した繰り返し周波数2の第2の
パルスとより1/2に比例する電圧を発生
し、これを上記リールを回転するモータの逆駆動
電圧として印加してテープテンシヨンを制御する
方法において、テープ状記録媒体の起動時には前
記第2のパルスの繰り返し周波数を予め設定した
第1の分周比で分周して繰り返し周波数が2又
は2付近の高い繰り返し周波数の第3のパルス
を選択出力し、第1及び第3のパルスから前記
1/2に比例する電圧を前記逆駆動電圧として
発生し、起動時の第3のパルスを用いたテープテ
ンシヨン制御動作以降のテープ状記録媒体の定常
走行時には第2のパルスの繰り返し周波数を第1
の分周比より大なる第2の分周比で分周して繰り
返し周波数が第3のパルスのそれよりも低い第4
のパルスを選択出力し、第1及び第4のパルスか
ら前記1/2に比例する電圧を前記逆駆動電
圧として発生してテープテンシヨン制御を行なう
ようにしたため、テープ状記録媒体の走行態様に
応じて所要の検出時間、精度のテープテンシヨン
制御ができ、テープ状記録媒体の走行起動時には
応答時間を速くでき、よつて走行起動時にリール
回転角速度の検出に時間を要し、起動時の立上り
が不安定になることを防止でき、またテープ状記
録媒体の定常速度走行時には高精度でもつてテー
プテンシヨンを制御でき、また更にテープ走行速
度に対応してテープテンシヨンを切換えるための
切換装置を設けることなく、簡単で低コストの構
成により任意のテープ走行速度において常に最適
のテープテンシヨンを付与できる等の数々の特長
を有するものである。
プテンシヨン制御方法は、テープ状記録媒体を走
行せしめるキヤプスタンの回転角速度に対応した
繰り返し周波数1の第1のパルスと、リール回
転角速度に対応した繰り返し周波数2の第2の
パルスとより1/2に比例する電圧を発生
し、これを上記リールを回転するモータの逆駆動
電圧として印加してテープテンシヨンを制御する
方法において、テープ状記録媒体の起動時には前
記第2のパルスの繰り返し周波数を予め設定した
第1の分周比で分周して繰り返し周波数が2又
は2付近の高い繰り返し周波数の第3のパルス
を選択出力し、第1及び第3のパルスから前記
1/2に比例する電圧を前記逆駆動電圧として
発生し、起動時の第3のパルスを用いたテープテ
ンシヨン制御動作以降のテープ状記録媒体の定常
走行時には第2のパルスの繰り返し周波数を第1
の分周比より大なる第2の分周比で分周して繰り
返し周波数が第3のパルスのそれよりも低い第4
のパルスを選択出力し、第1及び第4のパルスか
ら前記1/2に比例する電圧を前記逆駆動電
圧として発生してテープテンシヨン制御を行なう
ようにしたため、テープ状記録媒体の走行態様に
応じて所要の検出時間、精度のテープテンシヨン
制御ができ、テープ状記録媒体の走行起動時には
応答時間を速くでき、よつて走行起動時にリール
回転角速度の検出に時間を要し、起動時の立上り
が不安定になることを防止でき、またテープ状記
録媒体の定常速度走行時には高精度でもつてテー
プテンシヨンを制御でき、また更にテープ走行速
度に対応してテープテンシヨンを切換えるための
切換装置を設けることなく、簡単で低コストの構
成により任意のテープ走行速度において常に最適
のテープテンシヨンを付与できる等の数々の特長
を有するものである。
第1図は本発明方法の一実施例を示すブロツク
系統図、第2図A〜Cは夫々第1図の動作説明用
信号波形図、第3図は第1図の一要部の動作説明
用のデータの関係を示す図である。 1…磁気テープ、2…キヤプスタン、3…供給
側リール、4…巻取り側リール、5,6,7…ダ
イレクトドライブモータ、9,12…マグネツ
ト、10,13…ピツクアツプヘツド、16…分
周器、17…切換スイツチ、19…カウンタ、2
0…中央演算処理装置(CPU)、22…D/A変
換器。
系統図、第2図A〜Cは夫々第1図の動作説明用
信号波形図、第3図は第1図の一要部の動作説明
用のデータの関係を示す図である。 1…磁気テープ、2…キヤプスタン、3…供給
側リール、4…巻取り側リール、5,6,7…ダ
イレクトドライブモータ、9,12…マグネツ
ト、10,13…ピツクアツプヘツド、16…分
周器、17…切換スイツチ、19…カウンタ、2
0…中央演算処理装置(CPU)、22…D/A変
換器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 テープ状記録媒体を走行せしめるキヤプスタ
ンの回転角速度に対応した繰り返し周波数1の
第1のパルスと、リール回転角速度に対応した繰
り返し周波数2の第2のパルスとより1/
2に比例する電圧を発生し、これを上記リールを
回転するモータの逆駆動電圧として印加してテー
プテンシヨンを制御する記録再生装置のテープテ
ンシヨン制御方法において、テープ状記録媒体の
起動時には前記第2のパルスの繰り返し周波数を
予め設定した第1の分周比で分周して繰り返し周
波数が2又は2付近の高い繰り返し周波数の
第3のパルスを選択出力し、該第1及び第3のパ
ルスから前記1/2に比例する電圧を前記逆
駆動電圧として発生し、該起動時の該第3のパル
スを用いたテープテンシヨン制御動作以降の該テ
ープ状記録媒体の定常走行時には該第2のパルス
の繰り返し周波数を該第1の分周比より大なる第
2の分周比で分周して繰り返し周波数が該第3の
パルスのそれよりも低い第4のパルスを選択出力
し、該第1及び第4のパルスから前記1/2
に比例する電圧を前記逆駆動電圧として発生して
テープテンシヨン制御を行なうことを特徴とする
記録再生装置のテープテンシヨン制御方法。 2 該第2の分周比は複数あり、該複数の分周比
のうち小なる値の分周比から大なる値の分周比へ
と漸次切換えられ、漸次繰り返し周波数が低くな
るパルスを該第4のパルスとして発生出力するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の記録
再生装置のテープテンシヨン制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7968280A JPS576457A (en) | 1980-06-13 | 1980-06-13 | Tape tension control system of recording and reproducing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7968280A JPS576457A (en) | 1980-06-13 | 1980-06-13 | Tape tension control system of recording and reproducing device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS576457A JPS576457A (en) | 1982-01-13 |
JPS6224865B2 true JPS6224865B2 (ja) | 1987-05-30 |
Family
ID=13696964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7968280A Granted JPS576457A (en) | 1980-06-13 | 1980-06-13 | Tape tension control system of recording and reproducing device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS576457A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0736240B2 (ja) * | 1985-05-30 | 1995-04-19 | キヤノン株式会社 | リ−ル駆動装置 |
JPH0814909B2 (ja) * | 1985-12-25 | 1996-02-14 | キヤノン株式会社 | リ−ル駆動装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5262004A (en) * | 1975-11-14 | 1977-05-23 | Ibm | Controller for feeding long material from reel to reel |
JPS5548857A (en) * | 1978-10-03 | 1980-04-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Magnetic recording and reproducing unit |
-
1980
- 1980-06-13 JP JP7968280A patent/JPS576457A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5262004A (en) * | 1975-11-14 | 1977-05-23 | Ibm | Controller for feeding long material from reel to reel |
JPS5548857A (en) * | 1978-10-03 | 1980-04-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Magnetic recording and reproducing unit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS576457A (en) | 1982-01-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6224865B2 (ja) | ||
GB2079490A (en) | Tape fast-forwarding and rewinding apparatus | |
JPS6223382B2 (ja) | ||
US4993660A (en) | Reel drive device | |
JPS634255B2 (ja) | ||
JP3007123B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
US3792335A (en) | Stepping motor controlled in response to data from a tape | |
JPH0736240B2 (ja) | リ−ル駆動装置 | |
JP2701253B2 (ja) | テープ状記録媒体再生装置 | |
JPS62154354A (ja) | リ−ル駆動装置 | |
JPH0668900B2 (ja) | コンパクトデイスクプレ−ヤ付テ−プレコ−ダ | |
JPH0614307Y2 (ja) | リール駆動装置 | |
JP2810212B2 (ja) | テープ速度制御装置 | |
JP2674414B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPS61278073A (ja) | リ−ル駆動装置 | |
JP2674407B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JP2810136B2 (ja) | テープ速度制御装置 | |
JP2746034B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPS5932377A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPS61276157A (ja) | 記録再生装置 | |
JPS6045961A (ja) | Vtrのテ−プエンド検出器 | |
JPS63168867A (ja) | リ−ル制御装置 | |
JPS62154355A (ja) | リ−ル駆動装置 | |
JPS60106053A (ja) | テ−プ駆動制御装置 | |
JPS623501B2 (ja) |