JPH099598A - 電動機及び電動機の駆動制御装置 - Google Patents

電動機及び電動機の駆動制御装置

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Publication number
JPH099598A
JPH099598A JP7147211A JP14721195A JPH099598A JP H099598 A JPH099598 A JP H099598A JP 7147211 A JP7147211 A JP 7147211A JP 14721195 A JP14721195 A JP 14721195A JP H099598 A JPH099598 A JP H099598A
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JP
Japan
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magnet
electric motor
rotational position
detection signal
motor
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Pending
Application number
JP7147211A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohiko Owaki
洋彦 大脇
Yuji Terajima
祐二 寺島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH099598A publication Critical patent/JPH099598A/ja
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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホール素子の厚さに影響されることなくより
薄型化が可能な電動機及びその駆動制御装置を提供す
る。 【構成】 電動機100は、円周方向に交互に極性が異
なるn個(n=2m;mは自然数)の着磁領域を有し、
回転軸6の中心軸に垂直な仮想平面上に配置した磁石2
と、仮想平面に平行な平面上に配置され磁石に回転駆動
力を与えるための複数のコイルを有するコイル部3と、
を備えた電動機であって、磁石2の回転半径外の位置で
あって磁石の回転時に極性の変化を検知可能な位置に配
置され、回転位置検出信号Sを出力する回転位置検出手
段7を備える。また、駆動制御装置は、回転位置検出信
号Sが入力され、回転位置検出信号Sに基づいて、コイ
ル部3に供給すべき電流方向を制御する電流制御手段1
0を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機及び電動機の駆
動制御装置に係り、特に家庭用電化製品や情報およびO
A機器たとえばCD(Compact Disk)プレーヤ、DAT
(Digital Audio Tape)プレーヤ、ラジオカセットプレ
ーヤ、CD−ROM(Compct Disk-Read Only Memory)
プレーヤ、FDD(Flexible Disk Drive)装置、カメ
ラ等に使われるDCブラシレスモータ及びその駆動制御
装置に関する。
【0002】電動機(以下、モータという。)は、様々
な分野において使用されており、各分野において望まれ
る機能に基づき、巻線及びマグネットの種類並びに駆動
方式が選択されている。
【0003】モータの種類としては、例えば、扇風機や
水道ポンプや洗濯機などには交流モータ(ほとんどが誘
導モータである。)が使用され、FDD装置、CD−R
OMプレーヤ、VTR(Video Tape Recorder)あるい
はファクシミリなどにはDCモータ(ほとんどがブラシ
レスDCモータである。)が使用され、アンテナ駆動や
ワイパーの駆動などにはステッピングモータが使用され
ている。
【0004】ところで、最近のOA(Office Automatio
n)機器などには、DCモータが使用されている。
【0005】使用される主な理由としては、 1.広い回転速度範囲で、動作が安定している。
【0006】2.応答が高速である。 3.小型で高出力である。
【0007】4.マイコンによる制御を行う場合の信頼
性が高い。が挙げられる。
【0008】特にDCモータは、オーディオ用CDプレ
ーヤをはじめとする、LD(Laservision Disk)プレー
ヤ、CD−ROMプレーヤ、追記型光ディスクドライブ
装置、書換え可能な光磁気ディスクドライブ装置などの
光ディスクプレーヤ/レコーダに多く使用されている。
【0009】より具体的には、光ディスクを回転させる
ためのスピンドルモータ、光ピックピップを移動させる
フィードモータ、光ディスクの取り出しに使われるロー
ディングモータなどとして使用されている。
【0010】さらに、他の分野においても、様々な方面
への応用と高性能化への開発が活発に行われている。
【0011】
【従来の技術】最近では、ポータブルタイプのヘッドホ
ンステレオプレーヤ、CDディスクプレーヤ、CD−R
OMプレーヤなどが多く製品化されており、使用される
機構部品に要求されるのは、薄型、小型であり、かつ、
低消費電力であることである。
【0012】そのため、各機構部品に搭載されるDCモ
ータに対しても同様に薄型・小型・低消費電力がもとめ
られている。
【0013】ここで、DCモータについて詳細に説明す
る。DCモータは、大別すると、DCブラシ付モータと
DCブラシレスモータとがある。
【0014】さらに、DCブラシレスモータは、マグネ
ットとコイルの配置によって2種類に分けられている。
【0015】第1のDCブラシレスモータは、回転軸に
対してマグネットとコイルがわずかな隙間をもって同心
円方向(ラジアル方向)に配置しているラジアルギャッ
プモータである。
【0016】第2のDCブラシレスモータは、回転軸と
垂直にマグネットが取り付けられており、当該マグネッ
トの回転軸に垂直な面に平行にコイルがわずかな隙間を
もって配置されている面対向モータ(あるいはスラスト
ギャップモータ)と呼ばれるものである。
【0017】製品として考えると、モータの厚みが約7
mm以上のものであると上記の2種類のモータどちらで
も構成可能である。
【0018】しかしながら、そのモータの厚みが約7m
m以下の超薄型のモータ構成が必要となった場合は、ラ
ジアルギャップモータはコアのL長がある程度必要とい
うことにより、面対向モータしか構成出来ない。
【0019】ここで、薄型のヘッドホーンステレオプレ
ーヤで代表的に使われている従来の超薄型DCブラシレ
ス面対向モータの構成について図5を参照して説明す
る。
【0020】DCブラシレスモータ300は、磁束を一
定方向に集中して発生させるための金属板で形成され回
転ヨーク11と、4極若しくは8極等のように偶数極設
けられ、円周方向に沿って交互に極性(N/S)が反転
するように着磁されたマグネット12と、基板(厚さ約
1mm)に数十ミクロンの幅の銅泊を精密にプリントし
たハイブリッドタイプ(HPコイルとかFPコイルと呼
ばれる)のコイル基板13と、金属板で形成され、回転
ヨーク1と対向する固定ヨーク14と、コイル基板3及
び固定ヨーク4を固定するためのベース部材5と、ステ
ンレス鋼などの材質で形成され、回転ヨーク11および
マグネット12に圧入あるいは接着されることにより固
定された回転軸16と、マグネット12に起因する磁場
を検知することによりホール効果より電流が発生するこ
とにより回転位置検出信号を出力するホール素子17
と、光ディスクを載置するためのターンテーブル18、
とを備えて構成されている。
【0021】この場合において、コイル基板3を用いた
理由は、一般的な巻線を用いたコイルでは厚みが普通3
〜6mm程度となるので、モータの厚みを薄く構成させ
るためである。
【0022】ここで、上記従来のDCブラシレスモータ
の動作について説明する。ホール素子17がマグネット
12の極性(N/S)の切替わりに基づいて回転検位置
検出信号を図示しない外部の駆動制御回路に出力する。
【0023】この場合において、ホール素子17は、整
流子として機能し、コイル基板13上に形成されたプリ
ントコイルに次々に電流を流す。
【0024】これにより、コイル基板13に発生した磁
場は、回転ヨーク11、マグネット12及び固定ヨーク
14に回転力に変換され、回転軸16及びターンテーブ
ル18は回転することとなる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来のDCブラシレスモータでは、コイル基板13上にホ
ール素子7が配置されており、このホール素子17の厚
さは薄いタイプのものでも0.6mm程度あるため、モ
ータの薄型化の妨げとなってしまうという問題点があっ
た。
【0026】そこで、本発明の目的は、ホール素子の厚
さに影響されることなくより薄型化が可能な電動機及び
その駆動制御装置を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、円周方向に交互に極性が異
なるn個(n=2m;mは自然数)の着磁領域を有し、
回転軸の中心軸に垂直な仮想平面上に配置した磁石と、
前記仮想平面に平行な平面上に配置され前記磁石に回転
駆動力を与えるための複数のコイルを有するコイル部
と、を備えた電動機であって、前記磁石の回転半径外の
位置であって前記磁石の回転時に前記極性の変化を検知
可能な位置に配置され、回転位置検出信号を出力する回
転位置検出手段を備えて構成する。
【0028】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記回転位置検出手段の少なくとも前記磁
石の外周部側の外形形状は、磁石の外周部の回転軌跡に
沿った円弧形状を有しているように構成する。
【0029】請求項3記載の発明は、円周方向に交互に
極性が異なるn個(n=2m;mは自然数)の着磁領域
を有し、回転軸の中心軸に垂直な仮想平面上に配置した
磁石と、前記仮想平面に平行な平面上に配置され前記磁
石に回転駆動力を与えるための複数のコイルを有するコ
イル部と、を備えた電動機であって、前記磁石は、略ド
ーナツ形状を有し、外周部分の厚さが内周部分の厚さよ
り薄くなっており、前記外周部分の厚さと前記内周部分
の厚さとが等しいと仮定した場合の前記磁石の形状と、
前記磁石の実際の形状と、の差に起因する空隙に前記磁
石の回転時における前記極性の変化を検知して回転位置
検出信号を出力する回転位置検出手段を備えて構成す
る。
【0030】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3の電動機を駆動する電動機の駆動制御装置におい
て、前記回転位置検出信号が入力され、前記回転位置検
出信号に基づいて、前記コイル部に供給すべき電流方向
を制御する電流制御手段を備えて構成する。
【0031】
【作用】請求項1記載の発明によれば、回転位置検出手
段は、磁石の回転半径外の位置に配置され、磁石の回転
時に極性の変化を検知して回転位置検出信号を出力する
ように構成されているので、電動機の厚さを増加させる
ことなく回転位置検出信号を出力することができる。
【0032】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の作用に加えて、回転位置検出手段の少なくと
も磁石の外周部側の外形形状は、磁石の外周部の回転軌
跡に沿った円弧形状を有しているので、回転位置検出手
段を磁石に近接して配置することができ、検出感度を向
上させることができる。
【0033】請求項3記載の発明によれば、磁石は、略
ドーナツ形状を有し、外周部分の厚さが内周部分の厚さ
より薄くなっており、外周部分の厚さと内周部分の厚さ
とが等しいと仮定した場合の磁石の形状と、磁石の実際
の形状と、の差に起因する空隙に回転位置検出手段を備
えているので、電動機の厚さを増加させることなく回転
位置検出信号を出力することができる。
【0034】請求項4記載の発明によれば、電流制御手
段は、回転位置検出信号が入力され、回転位置検出信号
に基づいて、コイル部に供給すべき電流方向を制御する
ので、確実に回転制御を行うことができる。
【0035】
【実施例】次に図面を参照して本発明の好適な実施例を
説明する。
【0036】(第1実施例)図1に第1実施例のDCブ
ラシレスモータの断面図を示す。
【0037】DCブラシレスモータ100は、金属板で
形成され、磁束を一定方向に集中して発生させるための
回転ヨーク1と、4極若しくは8極等のように偶数極設
けられ、円周方向に沿って交互に極性(N/S)が反転
するように着磁されたマグネット2と、基板(厚さ約1
mm)に数十ミクロンの幅の銅泊を精密にプリントした
ハイブリッドタイプのコイル基板3と、金属板で形成さ
れ、回転ヨーク1と対向する固定ヨーク4と、コイル基
板3及び固定ヨーク4を固定するためのベース部材5
と、ステンレス鋼などの材質で形成され、回転ヨーク1
およびマグネット2に圧入あるいは接着されることによ
り固定された回転軸6と、マグネット2の回転半径外の
位置に設けられ、マグネット2に起因する磁場の変化を
検知しホール効果により回転位置検出信号Sを出力する
ホール素子7と、光ディスクを載置するためのターンテ
ーブル8、とを備えて構成されている。
【0038】ここで、DCブラシレスモータの動作につ
いて説明する。ホール素子7がマグネット2の極性(N
/S)の切替わりに基づいて回転検位置検出信号Sを駆
動制御回路10に出力する。
【0039】この場合において、ホール素子7は、整流
子として機能し、駆動制御回路10は、コイル基板3上
に形成されたプリントコイルに次々に電流を流す。
【0040】これにより、コイル基板3に発生した磁場
は、回転ヨーク1、マグネット2及び固定ヨーク4に回
転力に変換され、回転軸6及びターンテーブル8は回転
することとなる。
【0041】本第1実施例によれば、DCブラシレスモ
ータの厚さ方向のサイズがホール素子7をマグネット2
の回転半径外のマグネット2の近傍に配置しているの
で、DCブラシレスモータの厚さにホール素子7の厚さ
が影響することはなくなり、その分DCブラシレスモー
タの厚さを低減することができる。
【0042】より具体的には、約0.6mmの薄型化を
達成することができる。さらに、回転側ヨーク1と固定
側ヨーク4との距離(ギャップ長L)を短くすることが
でき、そのギャップ間磁束密度はギャップ長Lの2乗で
比例して増加するので約30%程度トルクが増大し、低
消費電力化が図れることとなる。
【0043】ところで、ホール素子7は磁気の極性(N
/S)を検知するチップ電子部品であり、実際はモール
ド成形品としてパッケージ化されている。
【0044】ホール素子7は、マグネットの磁気力に比
例して起電圧を発生するので、例えば、図2(一つのホ
ール素子内蔵)若しくは図3(3個のホール素子内蔵)
に示すようにマグネットと近接しているパッケージの少
なくとも一部をR形状(円弧形状)にすることよりマグ
ネット2と接近でき、より検出感度を向上させることが
できる。
【0045】(第2実施例)次に本発明の第2実施例に
ついて図面を参照して説明する。
【0046】図4に第2実施例におけるDCブラシレス
モータの断面図を示す。図2において、図1の第1実施
例と同一若しくは同様の部分には同一の符号を付し、そ
の詳細な説明を省略する。
【0047】ここでは、本第2実施例におけるDCブラ
シレスモータ200のマグネット2Aとホール素子7A
の配置について説明する。
【0048】本第2実施例おいて、マグネット2Aは、
ほぼドーナツ形状を有するとともに、外周部分の厚さT
Oが内周部分の厚さTIより薄くなっており(外周部分と
内周部分で段差がある)外周部分の厚さTOと内周部分
の厚さTIとが等しいと仮定した場合のマグネット2A
の形状と、マグネット2Aの実際の形状と、の差に起因
する空隙、すなわち、マグネット2Aの段差の部分に対
応するコイル基板3上にホール素子7Aを配置してい
る。
【0049】この結果、DCブラシレスモータの厚さ方
向のサイズが従来のDCブラシレスモータの厚さ方向の
サイズより約0.8mm薄くなっている。
【0050】さらに、回転側ヨーク1と固定側ヨーク4
との距離(ギャップ長L)を短くすることができ、その
ギャップ間磁束密度はギャップ長Lの2乗で比例して増
加するので約30%程度トルクが増大し、低消費電力化
が図れることとなる。
【0051】従って、トルクを低下させることなく、モ
ータの薄型化を達成することが可能となる。
【0052】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、回転位置
検出手段は、磁石の回転半径外の位置に配置され、磁石
の回転時に極性の変化を検知して回転位置検出信号を出
力するように構成されているので、電動機の厚さを増加
させることなく回転位置検出信号を出力することがで
き、電動機の薄型化を図ることができる。さらに実際の
DCブラシレスモータにおいては、回転位置検出手段の
物理的な大きさに起因する回転ヨーク及び固定ヨークの
ギャップ長の増加が原理的に発生せず、より高トルク、
低消費電力のDCブラシレスモータを構成することが可
能となる。
【0053】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の作用に加えて、回転位置検出手段の少なくと
も磁石の外周部側の外形形状は、磁石の外周部の回転軌
跡に沿った円弧形状を有しているので、回転位置検出手
段を磁石に近接して配置することができ、検出感度を向
上させることができ、高精度の制御を行える。
【0054】請求項3記載の発明によれば、磁石は、略
ドーナツ形状を有し、外周部分の厚さが内周部分の厚さ
より薄くなっており、外周部分の厚さと内周部分の厚さ
とが等しいと仮定した場合の磁石の形状と、磁石の実際
の形状と、の差に起因する空隙に回転位置検出手段を備
えているので、電動機の厚さを増加させることなく回転
位置検出信号を出力することができるので、電動機の厚
さを増加させることなく回転位置検出信号を出力するこ
とができ、電動機の薄型化を図ることができる。さらに
実際のDCブラシレスモータにおいては、回転位置検出
手段の物理的な大きさに起因する回転ヨーク及び固定ヨ
ークのギャップ長の増加が原理的に発生せず、より高ト
ルク、低消費電力のDCブラシレスモータを構成するこ
とが可能となる。
【0055】請求項4記載の発明によれば、電流制御手
段は、回転位置検出信号が入力され、回転位置検出信号
に基づいて、コイル部に供給すべき電流方向を制御する
ので、確実に回転制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のDCブラシレスモータ(断面)と
駆動制御回路の接続説明図
【図2】ホール素子のパッケージ外観図
【図3】ホール素子のパッケージ外観図
【図4】第2実施例のDCブラシレスモータの断面図
【図5】従来のDCブラシレスモータの断面図
【符号の説明】
1 回転ヨーク 2 マグネット 3 コイル基板 4 固定ヨーク 5 ベース部材 6 回転軸 7 ホール素子 8 ターンテーブル 100、200 DCブラシレスモータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円周方向に交互に極性が異なるn個(n=
    2m;mは自然数)の着磁領域を有し、回転軸の中心軸
    に垂直な仮想平面上に配置した磁石と、前記仮想平面に
    平行な平面上に配置され前記磁石に回転駆動力を与える
    ための複数のコイルを有するコイル部と、を備えた電動
    機であって、前記磁石の回転半径外の位置であって前記
    磁石の回転時に前記極性の変化を検知可能な位置に配置
    され、回転位置検出信号を出力する回転位置検出手段を
    備えたことを特徴とする電動機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電動機において、前記回転
    位置検出手段の少なくとも前記磁石の外周部側の外形形
    状は、前記磁石の外周部の回転軌跡に沿った円弧形状を
    有していることを特徴とする電動機。
  3. 【請求項3】円周方向に交互に極性が異なるn個(n=
    2m;mは自然数)の着磁領域を有し、回転軸の中心軸
    に垂直な仮想平面上に配置した磁石と、前記仮想平面に
    平行な平面上に配置され前記磁石に回転駆動力を与える
    ための複数のコイルを有するコイル部と、を備えた電動
    機であって、前記磁石は、略ドーナツ形状を有し、外周
    部分の厚さが内周部分の厚さより薄くなっており、前記
    外周部分の厚さと前記内周部分の厚さとが等しいと仮定
    した場合の前記磁石の形状と、前記磁石の実際の形状
    と、の差に起因する空隙に前記磁石の回転時における前
    記極性の変化を検知して回転位置検出信号を出力する回
    転位置検出手段を備えたことを特徴とする電動機。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    電動機を駆動する電動機の駆動制御装置において、前記
    回転位置検出信号が入力され、前記回転位置検出信号に
    基づいて、前記コイル部に供給すべき電流方向を制御す
    る電流制御手段を備えたことを特徴とする電動機の駆動
    制御装置。
JP7147211A 1995-06-14 1995-06-14 電動機及び電動機の駆動制御装置 Pending JPH099598A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002112516A (ja) * 2000-09-28 2002-04-12 Mitsubishi Electric Corp ブラシレスモータ
JP2005221603A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 像ブレ補正装置

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