JP2004364354A - ディスクのインデックス信号生成方法及びディスクドライブ装置 - Google Patents

ディスクのインデックス信号生成方法及びディスクドライブ装置 Download PDF

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晶 柴田
Yoshito Otomo
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  • Power Engineering (AREA)
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Abstract

【課題】装置の部品の削減と小型化、かつ高いインダクタンスを確保して検知感度をあげ、動作の安定化を図ることができる。
【解決手段】ステータ40では、15個のうちの一ポールに巻装される検知用コイル43が、他の着磁部14と磁力の相違するインデックス検知用磁石15を検出する。残る全てのポールに駆動用コイル44を巻装してもよいが、三相直流供給のバランスを図るため検知用コイル43の両側に、120度の間隔を置いて二つの三相直流を供給しないポール45を設けることがよい。図示されるポール45にコイルの巻装がないが、重量バランスのため検知用コイル43と同等の巻線があるとよい。更に、製造の便宜のため検知用コイル43を含む三つは駆動用コイル44と同一の構造であり、その接続先のみを変更するものにできる。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フロッピー(登録商標)ディスクなどのディスクタイプの記録媒体を回転させ、所定位置にデータを書き込む一方、書き込まれたデータを読み出す際に要求されるインデックス信号の生成方法及び生成されるインデックス信号によりデータを読み書きするディスクドライブ装置に関し、特に、部品の削減を図って装置の小型化を可能とするインデックス信号生成方法及びディスクドライブ装置に関する。
【0002】
この種のディスクドライブ装置は、基本的に、ステータとロータとを備える。ステータは、中心軸に対して放射状かつ先端外周部分を環状にかつ等間隔に形成される複数のポールを有しかつこのポールに卷装されるコイルを有する。また、ロータは、このステータの先端外周面に所定間隔を有して対面しその合計数が所定数でありかつ交互に等間隔に配置されるN極及びS極を有し前記ステータのコイルに位相を変えた電流を順次通電した際に前記ステータの周囲で生じて回転する磁界に対応して前記中心軸を回転軸として回転するものである。
【0003】
【従来の技術】
従来、この種のディスクドライブ装置では、例えば、図1に示されるモータ1がある。モータ1がディスク3を回転駆動させる。モータ1を構成するロータ10の外周側面13には、インデックス検知用磁石15が取り付けらている。モータ1の駆動制御を行うための制御回路を搭載した回路基板31は、モータ1の回転軸と直交する方向に延在している。この回路基板に取り付けられたサブ回路基板は、ロータ10の外周側面13と近接する位置で、モータ1の回転軸と平行な方向へ延在している。このサブ回路基板に、ロータ10の外周側面13と対向するように配置された磁界検知面を持つインデックス検知用のホール素子32が取り付けられているものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
図2に示されるステータ20は、モータフレーム2に固定されるロータ10の回転軸11を中心軸とする軸受け部21と軸受け部21に固定されるコア部22とで構成される。コア部22は放射状に15個のポールを有し、各ポールには駆動用コイル23が巻かれている。この駆動用コイル23には、図1でロータ10を回転させるスピンドルモータにより隣接するポールの駆動用コイル23それぞれに順次、U相、V相、およびW相の三相直流が供給される。したがって、ポール数は三の倍数である。
【0005】
スピンドルモータにおいてU相、V相、およびW相の三つのコイルは、図3に示されるように、中性点Pを持ち、Y結線と呼ばれる星型に結線されている。図3に示す例においては、W相コイルに電流Iが流れ込み、V相コイルから電流Iが流れ出ている。電流Iが流れ込むコイルの状態を「H」で表し、電流Iが流れ出すコイルの状態を「L」で表す。そして、「H」状態のコイルをソース側と呼び、「L」状態のコイルをシンク側と呼ぶ。
【0006】
したがって、図3に示す例の場合では「H」状態のW相コイルがソース側であり「L」状態のV相コイルがシンク側である。また、電流が流れ込みも流れ出しもしないコイルの状態はハイインピーダンス状態と呼ばれ「M」で表される。すなわち、図3に示す例の場合ではU相コイルがハイインピーダンス状態、すなわち、「M」状態である。
【0007】
上述のように、三相コイルの内、いずれか1つが「H」状態、別の1つが「L」状態、そして残りの1つが「M」状態となる。したがって、三相コイルに流れる電流Iの状態には、六つの状態がある。そして、これら三相それぞれはステータ20の隣接する三つのポールの駆動用コイル23に順次供給される。
【0008】
一方、回転子であるロータ10は、図4に一部が示されるように、周回方向に等間隔でN極およびS極が交互に着磁されているメイン着磁部14を環状の永久磁石として有する。また、ステータ20は、上述したように固定子としてのコア部22にポールを有し、各ポールに駆動用コイル23が巻装されている。一般に、ロータ10のメイン着磁部14の極数Mとステータ20のポール個数Nとの比率(M:N)は「4:3」である。
【0009】
すなわち、メイン着磁部が20極の場合、ステータのポール数は15個である。つまり、U相コイル、V相コイル、およびW相コイルそれぞれは五つある。この場合、ロータ10のメイン着磁部14は周回方向に18度の角度間隔で配置され、ステータ20のポールは周方向に24度の角度間隔で配置される。スピンドルモータでは、電気角120度間隔でロータ10のメイン着磁部14の磁界を検知し、上述した三つの入力条件により、電流Iを流すべきU相、V相、およびW相の3つの駆動用コイルを切り換える。
【0010】
また、インデックス信号生成方法では、図4に示される例の場合、インデックス検知用の磁石として二つで一組のNS極に着磁されたインデックス検知用磁石15を使用する。このインデックス検知用磁石15を、ロータ10の周回方向にS極及びN極が並ぶようにして配置し、一方で、ロータ10の径方向外側の所定位置にホール素子32を設ける。ホール素子32の前を通過する磁極がN極からS極へと変化する際に、図5に示されるようにホール出力信号にゼロクロス点が生じる。このゼロクロス点は温度変化などに影響されず常に一定時点である。したがって、このゼロクロス点に基づいて、インデックス信号を生成しているものがある(例えば、特許文献2参照)。
【0011】
このように、ホール素子32の前を通過する磁極がS極又はN極のいずれか一方から他方へと変化する際に、ホール出力信号にゼロクロス点が生じることになる。このゼロクロス点に基づいて、インデックス信号を生成することとすれば、安定したタイミングでインデックス信号の生成を行うことができる。
【0012】
すなわち、図4で示される例では、インデックス検出回路33が図5で示されるゼロクロス点で原インデックス信号を生成し、遅延タイマ34がNS極で生成される一サイクルの二分の一時間Tpよりやや大きな、ゼロクロス点からの遅延時間Tdを経過した時点でインデックス信号を生成する。
【0013】
【特許文献1】
特開2003−085940号公報(図3、図7)
【0014】
【特許文献2】
特開2001−1990055号公報(図1、図2、図13)
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のインデックス信号生成方法及びディスクドライブ装置では、なお、部品削減によるコスト低減と動作安定性の増強とが望まれている。
【0016】
その理由は、インデックス検出用素子であるコイルまたは上述したホール素子がロータの外周側面より外側に設けられるため、インデックス検出用素子を含む部分の削減によるモータ部分の小型化、並びに小型化に伴うコイル検知の場合における逆起電圧確保のためのインダクタンス増強が求められているからである。
【0017】
本発明の課題は、このような問題点を解決し、ロータの外周側面より外側に設けられているインデックス検出用素子の削減、並びにコイル検知の場合における逆起電圧確保のためのインダクタンス増強により動作の安定性を向上することができるインデックス信号生成方法及びディスクドライブ装置を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明によるインデックス信号生成方法は、ステータ(40)とその中心軸を回転軸として回転するロータ(10)とを備えるディスクドライブ装置に用いられる。ステータ(40)は、中心軸に対して放射状かつ先端外周部分を環状にかつ等間隔に形成される複数のポールを有するコア部(42)と、一つのポールに検知用コイル(43)を、また、他のポールに駆動用コイル(44)を卷装している。ロータ(10)は、ステータ(40)のポール先端外周面で等距離の所定間隙を有してポールに対面しその合計数が、例えば、ポール数の三分の四でありかつ交互に等間隔に配置されるN極及びS極を有する着磁部(14)を備える。着磁部(14)で並列するNS極は、ステータ(40)の駆動用コイル(44)に位相を変えた電流を順次通電した際にステータ(40)の外周で生じて回転する磁界に対応して中心軸を回転軸(11)としてステータ(40)の周囲で回転する。
【0019】
このような構成により、ロータ(10)の外周側面(13)の更に外側に配備されるホール素子のような従来のインデックス検知用素子を削除することができる。また、インデックス検知用の検知用コイル(43)が駆動用ポールと同一のコア部(42)のポールに卷装されることにより高いインダクタンスを確保できる。
【0020】
ここで、ロータ(10)では、並列して環状をなす磁極のうちの一つまたは隣接する一組のNS極によりインデックス検知用部位としてインデックス検知用磁石(15)が形成され、その磁力を他の磁極の磁力と相違させている。したがって、ステータ(40)の一つの検知用コイル(43)がインデックス検知用部位の磁力の変化を検出してインデックス信号を生成することができる。
【0021】
インデックス検知用磁石(15)として強力な磁力を有する磁石を備えることができるが、インデックス検知用部位として他の着磁部(14)の磁力に対して弱め、しきい値とする所定値の磁力値より弱い磁力のインデックス検知用部位を検出することができる。例えば、隣接ずる一組のNS極を減磁したインデックス検知用磁石(15a)、並列される長方形の極の一つを無着磁又は減磁とするインデックス検知用磁石(15b)、又は隣接するNS極の接合面をロータ(10)の回転面に垂直な面に対して斜角度を有するインデックス検知用磁石(15c)であってもよい。
【0022】
したがって、検知用コイル(43)は、減磁された磁力より大きくインデックス検知用磁石(15)を除く磁極での磁力より小さな磁力をしきい値としてインデックス検知用磁石(15)を除く磁極での磁力からそのゼロクロス点を検出する。このゼロクロス点から隣接するNS極が形成する一サイクル(2Tp)より小さくその半サイクル(Tp)より大きな遅延時間(Td)で磁極の磁力が未検知であることによりインデックス検知用部位を検出しインデックス信号を生成して出力することができる。
【0023】
また、ステータ(40)は、三の倍数個の隣接するポールの駆動用コイル(44)に三相の電流を供給するものであるが、その中で120度に位置する三つのポールのコイルのうち一つを検知用コイル(43)とすると共に、残りの他の二相に対応するポール(45)を供給電流の周回に対してバランスをとるようにコイルへの無通電状態、又は、コイルの卷装なしにに構成することができる。
【0024】
また、インデックス信号生成回路は、インデックス検知用部位とそれ以外の部位とのそれぞれにおける前記ステータの検知用コイルの出力の中間値をしきい値として予め設定し、インデックス検知用磁石(15)におけるコイル出力値に対応する間に「オン」信号(Zin,Zor)を送出する演算回路(51・52,61)と、一組のNS極で形成される一サイクルの時間(2Tp)とその半サイクルの時間(Tp)との中間値を遅延タイマ値(Td)に予め設定し演算回路(51,61)出力の「オン」信号開始時点から計数して前記遅延タイマ値(Td)に達した際に「オン」信号(Zpi)を送出する遅延タイマ(53,62)と、演算回路(51・52,61)及び遅延タイマ(53,62)夫々の出力の「オン」信号を受けてその論理積をインデックス信号として出力する論理積回路(54,63)とを備えている。
【0025】
上記括弧内の符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、これらに限定されない。
【0026】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0027】
図6は本発明におけるステータ40の実施の一形態を示す平面図である。図6には15個のポールを有するコア部42が示されていいる。上述したように、このステータ40に対応するロータの着磁部には15個の四分の三である合計20極のNS極がある。ここでステータのポール数とロータの磁極数とは、モータの種類によりステータのポール先端で磁界を周回させて外周に磁極を有するロータを回転できるものであればよく、上記比率に限定されるものではない。
【0028】
図示されるステータ40では、15個のうちの一ポールに巻装される検知用コイル43が、他の着磁部14と磁力の相違するインデックス検知用磁石15を検出する。検出方法については図面を参照して後に説明する。残る全てのポールに駆動用コイル44を巻装してもよいが、三相直流供給のバランスを図るため検知用コイル43の両側に、120度の間隔を置いて二つの三相直流を供給しないポール45を設けることがよい。図6では、ポール45にコイルの巻装がないが、重量バランスのため検知用コイル43と同等の巻線があるとよい。最適構成としては、製造の便宜のため、検知用コイル43及びポール45のコイルは駆動用コイル44と同一の構造であり、その接続構造のみを変更することとしている。
【0029】
【実施例】
次に、図7に図4のロータ10の部分と図6のステータ40とを併せ参照して図4に示される強磁力を有するインデックス検知用磁石15を検出する。第1の実施例におけるインデックス信号の生成について説明する。
【0030】
検知用コイル43の出力信号は、ロータ10における着磁部14及びインデックス検知用磁石15のNS極それぞれが着磁されていることにより、ゼロクロス点を有する。例えば、検知用コイル43の前をN極の方がS極よりも先に通過するようにして着磁が配置されている場合には、まず、出力信号は、受ける磁束の増加に伴い、段々と増加し、N極の中心が通過する際に時間の遅れをもってそのピークを迎え、そして段々と減少していく。その後更に、出力信号は、検知用コイル43の面前を通過する磁極がN極からS極に変わる際に、ゼロクロス点と交わり、その後は、S極の移動に伴い、N極の場合と正負の異なる変化を示す。
【0031】
なお、本実施の形態においては、検知用コイル43の出力信号は、非反転信号I及び反転信号Iの2つであるが、図7においては、理解を容易なものとすべく、I信号のみ示されている。信号Iの場合は図7に示される波形が反転したものとなる。
【0032】
図示されるように、着磁部14に対応する出力信号レベルと永久磁石であるインデックス検知用磁石15の強磁力に対応する出力信号レベルとの中間値にしきい値Iが予め設定されている。したがって、しきい値Iを越えた時点に続くゼロクロス点に達した際に原インデックス信号が生成され、次いで遅延時間Tdの経過時点で安定したインデックス信号が生成される。
【0033】
次に、図8から図10までを併せ参照して第2の実施例について説明する。
【0034】
図8は本実施の一形態を示す断面説明図である。ステータ40は、上記図6に基づいたものであり、軸受け部41及びポールを有するコア部42で構成され、検知用コイル43および駆動用コイル44を有している。
【0035】
図8と図1との相違は、ステータ40のコイル部分であり、ロータ10aの外周側面13aに切り欠きを持たず、インデックス検知用磁石15aが着磁部14より弱い磁力しか有していない点である。したがって、図9に示されるように、着磁パターンとしては、隣接する一組のNS極が形成するインデックス検知用磁石15aが他の着磁部14を構成するNS極より弱い磁力しか有していない。すなわち、ステータ40の検知用コイル43は着磁部14の周期的な磁力に対してする変化を検知する。
【0036】
図10に示される演算回路51は、N極からS極へ移行するゼロクロス点で信号Zを立ち上げ、S極からN極へ移行するゼロクロス点で信号Zを立ち下げる。従って、しきい値Iに達しないレベルしか有しないインデックス検知用磁石15aの部位では信号Zの立ち上がりはない。立ち上がりのない区間は、半周期Tpの三倍である。信号Zは否定回路52により反転され、信号Zの反転信号である信号Zinが生成される。信号Zinは、遅延タイマ53と論理積回路54とに送出される。
【0037】
遅延タイマ53は、信号Zinの立ち上がりを受けて遅延時間Tdの時間遅れで論理積回路54へ信号Zpiとして送出する。遅延時間Tdは、ロータ10の回転によりNS極が生成する一周期「2Tp」より短く、半周期Tpより長い時間とする。例えば、ロータ10が、回転数300rpm、すなわち、一周期(2Tp=)20msの場合、例えば、遅延時間Tdは「15ms」を採用することができる。
【0038】
この結果、論理積回路54は信号Zinと信号Zpiとの論理積を取ってインデックス検知用磁石15aの部位に対応してインデックス信号を生成し出力することができる。
【0039】
次に、図11及び図12までを併せ参照して第3の実施例について説明する。
【0040】
図示されるように、上述との相違は、ロータ10bの着磁部14bにおけるインデックス検知用磁石15bとして一つのN極のみが弱磁化されていることである。一つのN極の弱磁化は隣接する二つのS極の磁界も弱められることになる。従って、上記実施例と同様に、インデックス検出用部位には半周期Tpの三倍の幅を有するパルスが生成される。
【0041】
演算回路61はロータ10bの一回転でインデックス検出用部位に一つの三倍幅パルスを有する信号Zorを遅延タイマ62と論理積回路63とに送出する。
【0042】
遅延タイマ62は、信号Zorを受けて遅延時間Tdの時間遅れで論理積回路63へ信号Zpiを送出する。遅延時間Tdは、ロータ10bの回転によりNS極が生成する一周期「2Tp」より短く、半周期Tpより長い時間とする。例えば、ロータ10bが、回転数300rpm、すなわち、一周期(2Tp=)20msの場合、例えば、遅延時間Tdは「15ms」を採用することができる。
【0043】
この結果、論理積回路63は信号Zorと信号Zpiとの論理積を取ってインデックス検知用磁石15bの部位に対応してインデックス信号を生成し出力することができる。
【0044】
弱い着磁のN極は無着磁とすることができる。この場合、I信号ではN極の磁界が検知できないので一つのS極に対応する信号波形のみが現れるが、インデックス検知の動作手順は上述と同様である。
【0045】
次に、図13を参照して第4の実施例について説明する。
【0046】
図示されるロータ10cのインデックス検知用磁石15cは、上記図9を参照した第2の実施例において、インデックス検出用部位の隣接する一組のNS極をその接合面で傾きをもって重ね合わせ、双方の着磁力を消し合うことで磁力を弱めている。
【0047】
図示されるように、着磁部14のNS極の接合面は、磁極表面で、ロータ40の回転面又は回動方向に垂直な面で等間隔を成している。しかし、インデックス検知用磁石15cは、例えば図示されるように、隣接する二つのNS極の接合面が回動方向に垂直な面と斜角度を有し、N極の中央部下辺にS極の一方の端辺が、またS極の中央部上辺にN極の一方の端辺がそれぞれ入り込んである。すなわちN極を対象とする場合、インデックス検知用磁石15cでN極からS極に移行する際、N極の中央部位置からS極の磁界が影響してN極磁界を弱めている。
【0048】
従って、上記第2の実施例と同等の成果が期待できる。更に、着磁の際に特別に着磁を弱める手順を必要としないので、上記第2の実施例と比較して製造上で有意義である。
【0049】
上記説明では、実施例として図示された構成を参照しているが、構成の変更は上記機能を満たす限り自由であり、上記説明が本発明を限定するものではなく、更に、ディスクドライブ装置の全般に適用可能なものである。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ディスクドライブ装置は、ステータの複数ポールに巻装されたコイルのうちの一つをインデックス検知用コイルとして用いる構成を有している。従って、この検知用コイルは、ロータのインデックス検知用部位に配備された他の着磁部と異なる磁力を有する磁石を検知することができる。この構成又は方法によって、ロータの外周側面の外側に設けられていたインデックス検知用素子がその関連部分と共に不用となり、装置の部品の削減と小型化という効果を得ることができる。更に、検知用コイルがステータのコア部のポールに巻装されるので、高いインダクタンスを確保して検知感度をあげることにより安定した動作が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のディスクドライブ装置でのダイレクトドライブモータの断面の一例を示す説明用図である。
【図2】従来のディスクドライブ装置に用いられるステータの平面の一例を示す図である。
【図3】三相コイルに流れる電流の状態の一例を示す図である。
【図4】従来の一例として説明するロータ及びインデックス信号生成の概略構成を示す図である。
【図5】図4においてホール素子によるインデックス信号の生成を説明するタイムチャートの一例を示す図である。
【図6】本発明によるディスクドライブ装置に用いられるステータにおける平面の実施の一形態を示す図である。
【図7】図6のステータを用いた場合を説明するロータの着磁部とインデックス信号の生成との関連を第1の実施例としてタイムチャートの実施の一形態に示す図である。
【図8】本発明によるディスクドライブ装置でのダイレクトドライブモータにおける断面の実施の一形態を示す説明用図である。
【図9】図6のステータを用いた場合を説明するロータの着磁部とインデックス信号の生成との関連を第2の実施例としてタイムチャートの実施の一形態に示す図である。
【図10】図9におけるインデックス信号生成の構成に対する実施の一形態を示す図である。
【図11】図6のステータを用いた場合を説明するロータの着磁部とインデックス信号の生成との関連を第3の実施例としてタイムチャートの実施の一形態に示す図である。
【図12】図11におけるインデックス信号生成の構成に対する実施の一形態を示す図である。
【図13】図6のステータを用いた場合を説明するロータの着磁部とインデックス信号の生成との関連を第4の実施例としてタイムチャートの実施の一形態に示す図である。
【符号の説明】
1a モータ
10a、10b、10c ロータ
11 回転軸
13a 外周側面
14、14b 着磁部
15a、15b、15c インデックス検知用磁石
40 ステータ
42 コア部
43 検知用コイル
44 駆動用コイル
45 ポール
51、61 演算回路
52 否定回路
53、62 遅延タイマ
54、63 論理積回路

Claims (10)

  1. 中心軸に対して放射状かつ先端外周部分を環状にかつ等間隔に形成される複数のポールを有しかつ該ポールにコイルを卷装するステータと、該ステータの先端外周面に所定間隔を有して対面しその合計数が所定数でありかつ交互に等間隔に配置されるN極及びS極を有し前記ステータのコイルに位相を変えた電流を順次通電した際に前記ステータの周囲で生じて回転する磁界に対応して前記中心軸を回転軸として回転するロータとを備えるディスクドライブ装置に用いるインデックス信号生成方法であって、
    前記ロータで並列して環状をなす磁極のうちの一つまたは隣接する一組のNS極で形成されるインデックス検知用部位の磁力を他の磁極の磁力と相違させ、かつ前記ステータのポールの一つに卷装されるコイルをインデックス検知用部位の検知用コイルとして前記磁力の変化を検知し、この検知に基づいてインデックス信号を生成することを特徴とするインデックス信号生成方法。
  2. 請求項1において、前記環状をなす磁極を着磁する際に、インデックス検知用部位のみを減磁することを特徴とするインデックス信号生成方法。
  3. 請求項2において、前記検知用コイルは減磁された磁力より大きくインデックス検知用部位を除く磁極での磁力より小さな磁力をしきい値としてインデックス検知用部位を除く磁極での磁力を検出し、隣接するNS極が形成する一サイクルより小さくその半サイクルより大きな遅延時間で、磁極の磁力が未検知であることによりインデックス検知用部位を検出することを特徴とするインデックス信号生成方法。
  4. 請求項2において、磁極への着磁の際に、前記インデックス検知用部位として一つの磁極を無着磁とすることを特徴とするインデックス信号生成方法。
  5. 中心軸に対して放射状かつ先端外周部分を環状にかつ等間隔に形成される複数のポールを有しかつ該ポールにコイルを卷装するステータと、該ステータの先端外周面に所定間隔を有して対面しその合計数が所定数でありかつ交互に等間隔に配置されるN極及びS極を有し前記ステータのコイルに位相を変えた電流を順次通電した際に前記ステータの周囲で生じて回転する磁界に対応して前記中心軸を回転軸として回転するロータとを備えるディスクドライブ装置において、
    前記ロータは、並列して環状をなす磁極のうちの一つ又は一組のNS極で磁力を他の磁極の磁力と相違するインデックス検知用部位を有し、かつ、
    前記ステータは、前記ポールの一つに卷装して前記インデックス検知用部位での磁力の変化を検出するコイルをインデックス検知用部位の検知用コイルとして備えることを特徴とするディスクドライブ装置。
  6. 請求項5において、前記ロータは、前記インデックス検知用部位として、隣接する一組のNS極のうち少なくとも一方を、残る他の磁極の通常着磁の磁力に対してより弱い磁力の着磁又は無着磁の極とすることを特徴とするディスクドライブ装置。
  7. 請求項5において、前記ロータは、前記ステータのポールの先端に対向面をなす着磁部で、長方形で隣接して周回方向に垂直面をなすNS極の境界面のうち、前記インデックス検知用部位では、隣接する一組のNS極で前記ロータの周回方向の垂直面に対して斜角度を有することを特徴とするディスクドライブ装置。
  8. 請求項5において、前記ステータは、三の倍数個の隣接するポールのコイルに三相電流の供給を受けるものであり、その中で120度に位置する三つのポールのコイルのうち一つを前記検知用コイルとすると共に、残りの他の二相に対応するポールのコイルを供給電流の周回に対してバランスをとるように無通電に構成することを特徴とするディスクドライブ装置。
  9. 請求項5において、前記ディスクドライブ装置は更に、前記ステータの検知用コイルの出力を受け、前記ロータが一回転する間で、検知用コイル出力が変化する一時点をインデックス検知用部位と検知してインデックス信号を生成するインデックス信号生成回路を備えることを特徴とするディスクドライブ装置。
  10. 請求項9において、前記インデックス信号生成回路は、前記インデックス検知用部位とそれ以外の部位とのそれぞれにおける前記ステータの検知用コイルの出力の中間値を閾値として予め設定し前記インデックス検知用部位におけるコイル出力値に対応する間に「オン」信号を送出する演算回路と、一組のNS極で形成される一サイクルの時間とその半サイクルの時間との中間値を遅延タイマ値に予め設定し前記演算回路出力の「オン」信号開始時点から計数して前記遅延タイマ値に達した際に「オン」信号を送出する遅延タイマと、前記演算回路及び前記遅延タイマ夫々の出力の「オン」を受けてその論理積をインデックス信号として出力する論理積回路とを備えることを特徴とするディスクドライブ装置。
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