JP4022728B2 - フレキシブルディスクドライブ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転するフレキシブルディスクに対してデータの記録再生を行うためのフレキシブルディスクドライブに関し、特に、インデックス信号を生成するために用いられるホール素子の配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、フレキシブルディスクドライブ(以下、「FDD」とも略称する。)は、それに挿入されたフレキシブルディスク(以下、「FD」とも略称する。)の円板状記録媒体に対してデータの記録再生を行うための装置である。そして、このようなフレキシブルディスクドライブは、例えばパーソナルコンピュータやワークステーション、ワードプロセッサなど、広く電子機器に搭載される。
【0003】
フレキシブルディスクドライブに挿入されたフレキシブルディスクはモータによって回転させられる。この回転するフレキシブルディスクの開始位置を決めるためにインディクス信号が用いられる。すなわち、インデックス信号は、フレキシブルディスクが一回転する毎に出されるパルス信号である。このインデックス信号は、例えば、FDD側においては、Ready信号を発生させる際に用いられる。このReady信号は、書込み/読出しの準備ができたことをシステム側に知らせるための信号であり、インデックス信号を用いてフレキシブルディスク又はモータが回転していることを検出することで生成される。また、システム側においては、トラック・フォーマット時において書込みをスタートする際に、このインデックス信号を参照し、また一回転後にストップする点を決めるためにも、このインデックス信号を用いている。更には、書込み時、読出し時の処理時間の管理にも、このインデックス信号は用いられている。例えば、予め所定の数を定めておき、書込み/読出し時において、インデックス信号のパルス数を所定数カウントするまでに、指定セクタへの処理が行われなければ、エラーとして処理する。
【0004】
かかるインデックス信号の生成のために、5.25インチのFDを駆動するためのFDD(以下、「5.25インチ型FDD」と呼ぶ。)においては、フレキシブルディスクに開けられたインデックス・ホールを利用していた。詳しくは、ジャケットまたはカートリッジに開いている孔(インデックス・ホール)を通して、光を出射し、その光によってインデックス・ホールの有無を検出することで、インデックス信号の生成が行われていた。
【0005】
これに対して、現在主流となっている3.5インチのFDを駆動するためのFDD(以下、「3.5インチ型FDD」と呼ぶ。)においては、フレキシブルディスクにインデックス・ホールが設けられていない。3.5インチ型FDDでは、フレキシブルディスクの駆動がディスクテーブル(チャッキングテーブル)からフレキシブルディスク側に突出した駆動ピンを回転することにより行われる。そのため、ディスクテーブルやモータのロータとフレキシブルディスクとの回転位置合わせが可能であり、その結果、ディスクテーブルやモータのロータの回転を見ることで、フレキシブルディスクの回転を検出することができる。
【0006】
特に、フレキシブルディスクを回転駆動するためにスピンドルモータ等のDD(ダイレクトドライブ)モータが用いられるフレキシブルディスクドライブにおいては、DDモータのロータの外周の動作に基づいてインデックス信号を生成している。詳しくは、ロータを構成する円板状のケーシングの外周側面には一部切り欠き部が設けられており、一方、ケーシングの内側には、切り欠き部から一方の磁極(例えば、N極)のみが見えるようにして、磁石が配置されている。このような磁石はインデックス検知用磁石と呼ばれる。更に、DDモータのステータ等が設けられるメインフレーム上には、所定の回路が形成されたメインプリント配線基板が配置されて、メインプリント配線基板のロータの外側に当たる所定の位置には、ホール素子が設けられている。このホール素子はインデックス検知用ホール素子と呼ばれる。
【0007】
ここで、ホール素子とは、ホール効果を応用した半導体素子である。ホール効果とは、導体中において、x方向に電流が流れているとき、その電流と直角なz方向に磁界を加えると、電流と磁界の双方に直交するy方向に電界を生じる現象である。これによる生じる電界は、ホール電界と呼ばれ、それに応じたホール素子の出力はホール出力と呼ばれる。
【0008】
尚、このホール素子は、インデックス検知用ホール素子としてばかりでなく、スピンドルモータの回転子位置検出用として使用され、そのようなホール素子は位置検出用ホール素子と呼ばれる。このような位置検出用ホール素子を使用したスピンドルモータは、ホールモータとも呼ばれる。
【0009】
前述したように、従来においては、インデックス検知用磁石として単極着磁されたものを用いていたが、これでは、安定したインデックス信号の生成タイミングを得ることが困難であった。そこで、本発明者らは、安定したインデックス信号の生成タイミングを得るために、インデックス検知用磁石として2極着磁されたもの(すなわち、S極とN極とが並んで配置されたもの)を使用することを既に提案して、出願している(特開2001−190055号公報参照)。
【0010】
また、ロータに取り付けられるインデックス検知用磁石と、プリント配線基板上に配置されるインデックス検知用ホール素子とは、磁界検知位置において互いに僅かの距離だけ離間した状態で配置される。プリント配線基板は、スピンドルモータの回転軸に対して直交する方向に延在するように配置されている。そのため、従来のインデックス検知用ホール素子は、必然的に、その磁界検知面がインデックス検知用磁石から発生される磁界の方向と平行となるように配置されている。
【0011】
以下、このようなホール素子の配置構造を持つ従来の3.5インチ型フレキシブルディスクドライブについて図面を参照して説明する。
【0012】
図1は、従来の3.5インチ型フレキシブルディスクドライブの分解斜視図である。ただし、図1では、フロントパネル及びケースが省略されている。また、図2は、組み立てられたフレキシブルディスクドライブの斜視図である。ただし、図2では、ケースが省略されている。
【0013】
このフレキシブルディスクドライブは、3.5インチ型フレキシブルディスク(図示せず)を駆動するための装置である。フレキシブルディスクは、図1及び図2の矢印Aに示す方向からフレキシブルディスクドライブ中に挿入される。挿入されたフレキシブルディスクは、その中心軸がディスクテーブル11の回転軸11aと一致した状態で、ディスクテーブル11上に保持される。後述するように、ディスクテーブル11はメインフレーム13の主表面上で回転自在に支持されている。従って、ディスクテーブル11の回転軸11aの軸方向Bは、メインフレーム13の厚み方向と平行である。ディスクテーブル11は、メインフレーム13の背面に設けられたスピンドルモータ(DDモータ)300によって回転駆動され、これによってフレキシブルディスクの磁気記録媒体が回転する。また、メインフレーム13の背面には、多数の電子部品が搭載されたメインプリント配線基板30が取り付けられている。
【0014】
また、このフレキシブルディスクドライブは、フレキシブルディスクの磁気記録媒体に対してデータの読出し/書込みを行うための上下一対の磁気ヘッド14(上側磁気ヘッドのみを図示する)を備えている。磁気ヘッド14は、フレキシブルディスクドライブの背面側に設けられたキャリッジアセンブリ15にその先端で支持されている。すなわち、キャリッジアセンブリ15は、上側磁気ヘッド14を支持する上側キャリッジ15Uと下側磁気ヘッドを支持する下側キャリッジ15Lとを有する。キャリッジアセンブリ15は、メインフレーム13の主表面上で後述するようにメインフレーム13から離隔して配置されており、磁気ヘッド14をその先端でフレキシブルディスクに対して所定の半径方向(図1及び図2の矢印Cで示す方向)に沿って移動可能に支持している。
【0015】
また、メインフレーム13の背面側の側壁131には、ステッピングモータ16が固定されている。ステッピングモータ16はキャリッジアセンブリ15を所定の半径方向Cに沿ってリニアに駆動する。詳細に説明すると、ステッピングモータ16は所定の半径方向Cと平行に延在する回転軸(駆動軸)161を有し、この回転軸161には雄ネジが切られている。この回転軸161の先端161aは、メインフレーム13の主表面から切り起こしにより立設された曲げ部132に空けられた穴132aを貫通し、スチールボール162が設けられる。この穴132aとスチールボール162とによって、回転軸161は所定の半径方向Cと平行に延在するように規制され、かつその先端161aは回転可能に保持される。
【0016】
一方、キャリッジアアセンブリ15は、下側キャリッジ15Lから回転軸161まで延在したアーム151を有し、このアーム151の先端151aは回転軸161の雄ネジの谷の部分に係合する。従って、ステッピングモータ16の回転軸161が回転すると、このアーム151の先端151aが回転軸161の雄ネジの谷の部分に沿って動かされ、これによってキャリッジアセンブリ15自体が所定の半径方向Cに沿って移動する。とにかく、ステッピングモータ16はキャリッジアセンブリ15を所定の半径方向Cに沿ってリニアに移動させるための駆動手段として働く。
【0017】
ステッピングモータ16の回転軸161がキャリッジアセンブリ15の一方の側に設けられているので、キャリッジアセンブリ15の一方の側はこの回転軸161によってフレーム13から離隔した状態で、移動可能に支持される。しかしながら、この回転軸161による支持だけでは、キャリッジアセンブリ15全体をメインフレ−ム13の主表面から離隔した状態で配置することはできない。そのため、ガイドバー17によって、キャリッジアセンブリ15の他方の側でキャリッジアセンブリ15を支持しながら案内する。ガイドバー17はキャリッジアセンブリ15を間に挟んで、ステッピングモータ16の回転軸161とは逆側に設けられている。ガイドバー17は所定の半径方向Cに対して平行に延在し、メインフレーム13の主表面上で一端171および他端172が後述するように固定され、キャリッジアセンブリ15を所定の半径方向Cに沿って案内する。これによって、キャリッジアセンブリ15全体がメインフレーム13の主表面から離隔して配置される。
【0018】
尚、キャリッジアセンブリ15からこのガイドバー17側へフレキシブル・プリンテッド・サーキット(FPC)152が延在しており、このFPC152はメインフレーム13の背面に取り付けられたメインプリント基板30に電気的に接続される。
【0019】
ガイドバー17はメインフレーム13の主表面でガイドバークランプ18によって挟持されている。ガイドバークランプ18はその中央部でメインフレーム13の主表面にバインド子ネジ19によって固定されている。詳細に説明すると、ガイドバークランプ18はガイドバー17より少しだけ長い矩形固定部材180を有し、矩形固定部材180のほぼ中央にはバインド子ネジ19のネジ軸190が通過できる程度の穴180aが穿設されている。矩形固定部材180の一端180bおよび他端180cからは、それぞれ、ガイドバー17の一端171および他端172を挟持するための一対のアーム181および182が延在している。
【0020】
ガイドバークランプ18は単にガイドバー17を挟持しているだけなので、これだけではガイドバー17をメインフレーム13の主表面に固定することはできない。このために、ガイドバー17の両端171および172の位置を規制するための一対の位置決め部材が必要である。この一対の位置決め部材としては、メインフレーム13の一部をメインフレーム13の主表面側に切り起こして形成した一対の曲げ部201および202を使用している。
【0021】
キャリッジアセンブリ15の下側キャリッジ15Lは、キャリッジアセンブリ15をガイドバー17に沿って摺動可能に支持する支持枠としても働く。下側キャリッジ15Lはガイドバー17側へ突出した突出部(図示せず)を有し、この突出部中にガイドバー17が摺動可能に嵌入されている。
【0022】
フレキシブルディスクドライブは、イジェクトプレート21とディスクホルダ22とを更に有する。メインフレーム13、イジェクトプレート21、及びディスクホルダ22は、金属板に打抜き加工、プレス加工、曲げ加工等を施すことにより形成される。
【0023】
イジェクトプレート21は、フレキシブルディスクの挿入方向Aおよびその逆方向に沿ってスライド自在なように、メインフレーム13上に備えられている。イジェクトプレート21は、後述するように、フレキシブルディスクドライブの作動時に、ディスクホルダ22と協働してフレキシブルディスクを保持する。また、イジェクトプレート21は、フレキシブルディスクを挿入方向Aに沿ってフレキシブルディスクドライブ内に挿入することを可能とし、或いはフレキシブルディスクを挿入方向Aと逆方向に沿ってフレキシブルディスクドライブ内からの取り出すことを可能とするために、挿入方向Aに沿ってフレキシブルディスクが摺動自在なようにフレキシブルディスクを保持する。イジェクトプレート21には、互いに対向する一対の側壁210が形成されている。この両側壁210の各々には、一対のカム部211が形成されている。また、イジェクトプレート21の底面には、両側壁210に沿って切抜き部212が形成され、イジェクトプレート21の底面中央部には、ディスクテーブル11を取り囲むように略U字状の切欠き部213が形成されている。更に、イジェクトプレート21の下面には、ピン(後述する)が設けられており、このピンは、後述するイジェクトレバーの係止部と係合する。
【0024】
ディスクホルダ22は、イジェクトプレート21上に配置されている。ディスクホルダ22には、主表面220と、この主表面220の両側端で互いに対向した一対の側壁221が形成されている。この両側壁221には、それぞれ突片222(一方のみ図示)が形成されている。これらの突片222は、イジェクトプレート21の切抜き部212を通じてメインフレーム13の穴133内に挿通される。この突片222がメインフレーム13の穴133内に挿通されることにより、ディスクホルダ22は、メインフレーム13に対する挿入方向Aの位置が決められるのと同時に、ディスクホルダ22は、ディスクテーブル11の回転軸11aの軸方向Bに沿って往復動自在となる。また、両側壁221の各々には、一対のピン223が設けられている。このピン223は、イジェクトプレート21の側壁210に形成されたカム部211内に挿通される。ディスクホルダ22とイジェクトプレート21との間には、イジェクトバネ23が架設されている。
【0025】
尚、本例の場合、ディスクホルダ22に突片222を設け、メインフレーム13に穴133を設けてあるが、これに限らず、メインフレームに突片を設け、ディスクホルダに穴を設けても構わない。
【0026】
また、ディスクホルダ22は、その挿入方向Aの奥側中央部の、キャリッジアンセンブリ15の上側キャリッッジ15Uと対応する位置に、所定の半径方向Cに延在した略矩形状の開口部224が設けられている。この開口部224を囲むように、その周囲にディスクホルダ22の主表面220から上方に盛り上がった、略U字形状の盛り上がり縁225が形成されている。一方、キャリッジアンセンブリ15は、側方に延びる一対の側方アーム153を備え、この側方アーム153は盛り上がり縁225の上に位置する。後述するように、フレキシブルディスクがディスクホルダ22からイジェクトされた状態では、この側方アーム153が盛り上がり縁225と係合し、これによって上下一対の磁気ヘッド14同士が互いに離される。さらに、ディスクホルダ22は、その挿入方向Aの奥側で開口部224から右よりに、後述するイジェクトレバーのレバー部の回動を許すような形状の開口部226も有している。
【0027】
メインフレーム13上には、キャリッジアセンブリ15の近傍に、イジェクトレバー24が回動自在に設けられている。詳細に述べると、メインフレーム13には、その主表面から上方に延びるロッド状ピン134が立設している。イジェクトレバー24は、ロッド状ピン134が嵌め込まれる筒状部240と、この筒状部240から径方向に延在するアーム部(レバー部)241と、このアーム部241の自由端に設けた上方に延在する突起部242と、アーム部241の自由端側から周方向に延びる円弧状の係止部243とを有している。イジェクトレバー24には、筒状部240の周りにイジェクトレバーバネ25が装着され、このイジェクトレバーバネ25は、イジェクトレバー24を図面上、反時計回りに(矢印Eと逆方向に)付勢している。イジェクトレバー24の突起部242は上記ディスクホルダ22の開口部226に遊嵌されている。また、この突起部242は、フレキシブルディスクのシャッタの所定位置に係合し、そのシャッタの開閉を制御する。尚、図11に示されるように、ロッド状ピン134(図10)の先端にはネジ26が捩じ込まれており、これによってイジェクトレバー24がロッド状ピン134から抜けるのを防止している。
【0028】
また、メインフレーム13の前端部には、フロントパネル27が取り付けられている。フロントパネル27は、フレキシブルディスクを出し入れする開口271と、この開口271を開閉する扉272とを備えている。このフロントパネル27には、イジェクトボタン28が前後方向移動可能に突設されている。イジェクトボタン28は、イジェクトプレート21の前端で前方に突き出ている突起部214に嵌め込まれている。
【0029】
次に、図3を参照して、上記フレキシブルディスクドライブに使用されるDDモータ(スピンドルモータ)300について説明する。
【0030】
図示のDDモータ300は、ロータ310と、このロータ310に組み合わされるステータ320とから成る。ロータ310は、円板状の金属製ケーシング311の中央部に断面略台形部312を上方に突出させて有する。断面略台形状部312の上面には、ディスクテーブル11が固着されている。メインフレーム13には、ロータ310の断面略台形状部312の上部のみを主面側に突出させることのできる円形開口135が設けられている。その結果、ディスクテーブル11はメインフレーム13の主表面側に突出する。
【0031】
ロータ310は、その中心に、ケーシング311とディスクテーブル11とを貫通するように、金属製の回転軸11aが一体的に固着されている。すなわち、ケーシング311と回転軸11aは、ディスクテーブル11をプラスチックマグネットにより射出成形で成形する時に一体的に組み付けられる。ケーシング311は、その周縁に下方に延びる筒状体314を有し、筒状体314の内側にリング状の永久磁石315が取り付けられている。
【0032】
この永久磁石315は、周方向にメイン着磁されている。また、永久磁石315の底面部は、周方向にモータサーボ用着磁されている。尚、後述するステータ320のポール数が15個の場合、メイン着磁は20極(N極が10極、S極が10極)である。一方、モータサーボ用着磁は、ステータ320のポール数とは無関係に、120極(N極が60極、S極が60極)である。メイン着磁は駆動用磁化部とも呼ばれ、モータサーボ用着磁は検出用磁化部とも呼ばれる。
【0033】
また、図3に示されるように、筒状体314、すなわちケーシング311の外周側壁部分の一部が切り欠けられており、その切欠部分からメイン着磁の一部(340)が磁極として突出し露出している。この露出した磁極は、上述したインデックス検知用磁石として動作するものである。
【0034】
断面略台形状部312の下面側にはアーム316が組み付けられ、このアーム316にはドライブロータ317が回転可能に設けられる。そして、断面略台形状部312及びディスクテーブル11には略四角形の穴(図示せず)が設けられ、これらの穴を通してドライブローラ317がディスクテーブル11の上方に突出するように配置される。フレキシブルディスクドライブ内に収容されたフレキシブルディスクは、ディスクテーブル11上に載り、フレキシブルディスクのハブ(図示せず)に形成された穴にドライブローラ317が嵌入することで、その磁気記録媒体は回転駆動される。
【0035】
一方、ステータ320は、モータフレーム400によりメインフレーム13の背面側に取り付けられる。すなわち、ステータ320は、金属製のモータフレーム400の主面に実装されたプリント配線基板500上に構成される。ステータ320は、放射状に延びる複数の固定子コア321を有するコアアセンブリと、複数の固定子コア321のそれぞれに巻回した固定子コイル322と、回転軸11aを受けるためのセンターメタル(軸受け部)323とを有する。モータフレーム400は、その端縁部から上方に延びてメインフレーム13の背面に当接する逆L字形の取付け部410を複数個有する。
【0036】
図4に示されるように、プリント配線基板500上には、周波数発生パターンFGPTがDDモータのステータ320の回りに形成されている。換言すれば、周波数発生パターンFGPTは、永久磁石315(図3)のモータサーボ用着磁(検出用磁化部)と所定距離だけ離間した状態で対向配置されている。尚、図4は、ステータ320のポール数が18個の場合を図示している。この場合、ロータ310(図3)のメイン着磁は24極である。ちなみに、前述したように、ステータ320のポール数が15個の場合には、ロータ310のメイン着磁は20極である。
【0037】
永久磁石315のモータサーボ用着磁が周波数発生パターンFGPT上を回転することにより、周波数発生パターンFGPTに逆起電力が発生する。前述したように、永久磁石315のモータサーボ用着磁は一周120極であるので、DDモータが1回転すると、60サイクルの信号が周波数発生パターンFGPTから発生することになる。この信号はFGサーボ信号と呼ばれる。DDモータの回転数が300RPMの場合、DDモータは1秒当り5回転する。そのとき、FGサーボ信号の周波数は、(60×5)=300Hzとなる。
【0038】
したがって、このFGサーボ信号と基準クロック周波数が1MHzの基準クロック信号をカウンタを使用して分周して得られる300Hzの分周クロック周波数を持つ分周クロック信号とを比較することにより、DDモータの速度を制御することが可能である。換言すれば、FGサーボ信号の立上がりに同期してカウンタをスタートさせ、そのカウンタが既定値をカウンタして得られる分周クロック信号の立下がりタイミングとFGサーボ信号の立下がりタイミングとを比較するすることにより、DDモータの速度制御を行う。具体的には、FGサーボ信号の立下がりタイミングが分周クロック信号の立下がりタイミングよりも早ければ、DDモータを減速させるように制御する。逆に、FGサーボ信号の立下がりタイミングが分周クロック信号の立下がりタイミングよりも遅ければ、DDモータを加速するように制御する。
【0039】
以上説明したように、従来のフレキシブルディスクドライブは、DDモータを構成するためにプリント配線基板500を必要とする。そして、このプリント配線基板500は、メインフレーム13の背面側に配置されるが、その重量を支えるためには、メインフレーム13と同じように金属板より形成されたモータフレームが必要である。プリント配線基板500とメインプリント基板30との間の電気的接続は、これらの基板を隣接配置することにより容易に行なうことができる。
【0040】
図3および図4に示されるように、プリント配線基板500上には、インデックス検知用ホール素子55が配置される。このインデックス検知用ホール素子55と上述したインデックス検知用磁石340とは、図3に示されるように、磁界検知位置において互いに僅かの距離だけ離間した状態で配置される。図3に示されるように、プリント配線基板500は、スピンドルモータ300の回転軸11aに対して直交するように配置されている。そのため、インデックス検知用ホール素子55は、必然的に、その磁界検知面55aがインデックス検知用磁石340から発生される磁界の方向D(すなわち、図3においてスピンドルモータ300の回転軸11aに対して半径方向)と平行となるように配置される。何故なら、一般的に、インデックス検知用ホール素子55は、その構造上、その磁界検知面55aが必ずそれが搭載されるプリント配線基板500の主面と平行となるように、プリント配線基板500上に設置さ(取り付けら)れるからである。換言すれば、一般的に市販されているホール素子は、その磁界検知面の法線が実装面に対して垂直方向となっている。
【0041】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来のフレキシブルディスクドライブでは、インデックス検知用磁石340から発生される磁界の方向Dとインデックス検知用ホール素子55の磁界検知面55aの法線とは互いに直交している。そのため、インデックス検知用ホール素子55の磁界検出感度条件が悪いという欠点がある。
【0042】
一方、磁界の検出感度条件を良くするために、インデックス検知用ホール素子として、磁界検知面が横方向(すなわち、上面ではなく側面)にある特殊なホール素子を使用することも考えられる。しかしながら、この横方向(側面)に磁界検知面があるホール素子は、一般には市販されておらず、特殊で希少なものであるので、コスト高になってしまうという問題がある。
【0043】
そこで本発明の解決課題は、磁界の検出感度条件が良好となるように配置されたインデックス検知用ホール素子を備えた、フレキシブルディスクドライブを提供することにある。
【0044】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、フレキシブルディスクが挿入されるメインフレーム(13A)と、該メインフレームの主表面側に搭載され、前記フレキシブルディスクを回転駆動させるためのモータ(300)と、前記メインフレームの背面側に取り付けられ、前記モータの駆動制御を行なうための制御回路を搭載した回路基板とを有するフレキシブルディスクドライブであって、前記モータは回転軸の回りに回転可能に配置されたロータ(310)と、該ロータと組み合わされたステータ(340)とを有し、前記ロータの外周側面にはインデックス検知用磁石(340)が取り付けられている前記フレキシブルディスクドライブにおいて、前記回路基板は、前記制御回路を搭載し、前記モータの回転軸(11a)と直交する方向に延在するメイン回路基板(30A)と、前記ロータの外周側面と近接する位置で、前記モータの回転軸と平行な方向へ延在するように、前記メイン回路基板に取り付けられたサブ回路基板(50)とを備え、前記サブ回路基板に、前記ロータの外周側面と対向するように配置された磁界検知面(55a)を持つインデックス検知用ホール素子(55)が取り付けられており、サブ回路基板(50)は、ロータ(310)と対向する側の表面(50a)と、この表面と反対側の裏面(50b)とを持ち、サブ回路基板は、表面および裏面間を貫通する貫通穴(50c)を持ち、インデックス検知用ホール素子(55)は、磁界検知面(55a)がサブ回路基板の表面側に面するように、貫通穴に挿入されており、メイン回路基板(30A)は、ロータと近接する縁(30Aa)を持ち、この縁でサブ回路基板がメイン回路基板に取り付けられていることを特徴とするフレキシブルディスクドライブが得られる。
【0045】
上記フレキシブルディスクドライブにおいて、サブ回路基板の裏面がはんだ面であってよい。この場合、サブ回路基板とメイン回路基板とは、サブ回路基板の裏面とメイン回路基板の縁とが互いに接した状態で、はんだ面側ではんだ付けされるのが好ましい。そして、インデックス検知用ホール素子の端子(55b)は前記はんだ面で電気的に接続されてよい。
【0046】
なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、本発明は、これらに限定されるものではない。
【0047】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、本発明のフレキシブルディスクドライブは、多くの部分が従来のフレキシブルディスクドライブと同じであるので、以下では、従来と異なる部分についてのみ説明する。
【0048】
まず、図5を参照して、本発明の一実施の形態に係るフレキシブルディスクドライブに使用されるフレーム構造(メインフレーム)13Aについて説明する。図5はメインフレーム13Aを斜め側方下方から見た斜視図である。
【0049】
図5から明らかなように、図示のメインフレーム(フレーム構造)13Aは、フレキシブルディスクが挿入されるメインフレーム13Aと、ここに挿入されたフレキシブルディスクを回転駆動するためのスピンドルモータ300(図3)を搭載するモータフレーム部分400Aとが一体的に1ピースで構成されている。つまり、メインフレーム13Aは、モータフレームを兼ねる。
【0050】
ここで、モータフレーム部分400Aは、絞り加工による絞り込みの形状を有している。これは、背面側から見ると、モータフレーム部分400Aが背面側に突出した構造である。モータフレーム部分400Aには、背面側から見た場合に頂上面となる部分に、スピンドルモータのリード線を引き出すための開口部420が形成されている。
【0051】
尚、図5に示されたモータフレーム部分400Aの絞り込み形状は、円形をしているが、これに限定されず、深さや材質により多角形、楕円形であっても良い。また、モータフレーム部分400Aの絞り込み形状における絞り逃げ形状も、図示のものに限定せず、種々の形状であって良く、また、メインフレーム13Aとの繋ぎ方も図示のものに限定されないのは勿論である。
【0052】
本実施の形態によるフレキシブルディスクドライブでは、スピンドルモータ300を制御するために必要な周波数発生パターンFGPT(図4)を削除すること、即ちプリント配線基板500を削除することにより、上述の様な形状のメインフレーム13Aの採用を可能にしている。また、周波数発生パターンFGPTを削除することにより、ロータ310の永久磁石315の底面部に施されていたモータサーボ用着磁も不要となっている。その代わり、本実施の形態によるフレキシブルディスクドライブは、FGPTを用いた場合と等価な機能を発揮する電子的処理手段を備えている。なお、このような電子的処理手段の動作については、本発明者らが既に提案している、特開2001−178185号公報に記載したものと同様であり、本発明には直接関係がないので、その説明を省略する。
【0053】
本実施の形態によるフレキシブルディスクドライブのメインプリント配線基板(メイン回路基板)30Aは、従来同様、メインフレーム13Aの背面側に取り付けられる。図5に示すように、このメインプリント配線基板30Aは、モータフレーム部分400Aに重ならない形状を有している。そして、このメインプリント配線基板30Aは、その表面31がメインフレーム13Aの背面から所定の距離だけ離れた状態で、その裏面32がモータフレーム部分400Aの頂上面よりもメインフレームの背面に近く(低く)なるように、メインフレーム13Aから切り起こされ、その先端部にネジ穴が形成された支持片(図示せず)にネジ33で固定される。
【0054】
メインフレーム13Aの主表面側で、モータフレーム部分400Aに搭載されたモータの固定子に巻回されたコイルの先端部(リード線)は、メインフレーム13Aに形成された開口部420より背面側に引き出され、メインプリント配線基板30Aの所定の端子に接続固定される。通常、リード線は、U,V,及びWの各相のコイルの一端である3本のリード線と、これらのコイルの他端を1つに束ねたリード線の、合計4本のリード線60を含む。本実施の形態によるフレキシブルディスクドライブは、これらのリード線60をガイドすると共に後述するようなインデックス検知用ホール素子55が搭載された、図9に示すような、サブプリント配線基板(サブ回路基板)50を備えている。
【0055】
ここで、メインプリント配線基板30Aは、スピンドルモータ300の回転軸11aと直交する方向に延在している。これに対して、サブプリント配線基板50は、スピンドルモータ300のロータ310の外周側面と近接する位置で、スピンドルモータ300の回転軸11aと平行な方向へ延在するように、メインプリント配線基板30Aに取り付けられている。
【0056】
そして、図7に示されるように、インデックス検知用ホール素子55は、その磁界検知面55aがロータ310の外周側面と対向するように、サブプリント配線基板50に取り付けられている。また、インデックス検知用ホール素子55は、4本の端子55bを持ち、これら端子55bははんだ57を介してメインプリント配線基板30Aの配線(図示せず)と電気的に接続される。尚、これらのはんだ57は、このような電気的接続ばかりでなく、メインプリント配線基板30Aとサブプリント配線基板50との間を機械的に結合する役目をも果たしている。
【0057】
尚、開口部420から引き出されたリード線60は、サブプリント配線基板50の溝56に掛けられて保持固定され、その先端は、メインプリント配線基板30Aの所定の端子35に接続固定される。その様子を図6に示す。
【0058】
このように、本発明では、インディクス検知用ホール素子55として、一般的に市販されているホール素子(磁界検知面の法線が実装面に対して垂直方向)を用い、その磁界検知面55aがインデックス検知用磁石340と対向する形で、インデックス検知用ホール素子55をサブプリント配線基板50に装着している。これにより、ホール素子55の磁界検出感度条件を良くすることができる。また、磁界検知面が側面にある特殊なホール素子を使用しないので、低コストとなる。
【0059】
図10を参照して、本発明に係るインデックス検知用ホール素子55の配置構造について更に詳細に説明する。
【0060】
サブ回路基板50は、ロータ310と対向する側の表面50aと、この表面50aと反対側の裏面50bとを持つ。そして、サブ回路基板50は、表面50aおよび裏面50b間を貫通する貫通穴50cを持つ。インデックス検知用ホール素子55は、磁界検知面55aがサブ回路基板50の表面50a側に面するように、貫通穴50cに挿入されている。
【0061】
一方、メイン回路基板30Aは、ロータ310と近接する縁30Aaを持つ。この縁30Aaでサブ回路基板50がメイン回路基板30Aに取り付けられている。サブ回路基板50の裏面50bははんだ面となっている。サブ回路基板50とメイン回路基板30Aとは、図10に示されるように、サブ回路基板50の裏面50bとメイン回路基板30Aの縁30Aaとが互いに接した状態で、はんだ面50b側ではんだ57によりはんだ付けされている。そして、インデックス検知用ホール素子55の4本の端子55bははんだ面50bで電気的に接続されている。
【0062】
これに対して、サブ回路基板50のはんだ面50bを反対にして(すなわち、裏面(はんだ面)50bをロータ310に対向させて)、インデックス検知用ホール素子55を貫通穴を通さずにサブ回路基板50上にマウントする方法が考えられる。しかしながら、この方法では、サブ回路基板50とメイン回路基板30Aとの接合が難しくなる。何故なら、サブ回路基板50のはんだ面50bがメイン回路基板30Aの縁30Aaに対して逆側に向くことになるので、サブ回路基板50をメイン回路基板30Aに固定するための固定用部品や、信号接続用のリード線などの別部品が必要となるからである。その結果、図10に示したホール素子55の配置構造に比較して、コスト高になってしまう。
【0063】
本発明は、上述した実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更・変形が可能なのはいうまでもない。
【0064】
【発明の効果】
本発明によれば、磁界検知面がインデックス検知用磁石と対向する形で、インデックス検知用ホール素子をサブプリント配線基板に装着しているので、インデックス検知用ホール素子の磁界検出感度条件を良くすることができる。また、磁界検知面が側面にある特殊なホール素子を使用せず、一般的に市販されているホール素子(磁界検知面の法線が実装面に対して垂直方向)を用いているので、低コストであるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のフレキシブルディスクドライブの分解斜視図である。
【図2】従来のフレキシブルディスクドライブの組立斜視図である。
【図3】従来のフレキシブルディスクドライブに取り付けられたDDモータの断面図である。
【図4】従来のフレキシブルディスクドライブに用いられるDDモータのステータの構造を示す平面図である。
【図5】本発明の一実施の形態に使用されるメインフレームにメインプリント配線基板とサブプリント配線基板を取り付けた状態を側方下方から見た斜視図である。
【図6】サブプリント配線基板の溝にリード線を掛けた状態を示す図である。
【図7】ロータに取り付けられるインデックス検知用磁石とサブプリント配線基板に搭載されるインデックス検知用ホール素子との配置関係を示す図である。
【図8】図7に示したインデックス検知用ホール素子を搭載したサブプリント配線基板とメインプリント配線基板との取り付け状態を示す図である。
【図9】図7に示したインデックス検知用ホール素子を搭載したサブプリント配線基板の外形を示す平面図である。
【図10】本発明に係るインデックス検知用ホール素子の配置関係を詳細に示す断面図である。
【符号の説明】
11a 回転軸
13A メインフレーム
300 スピンドルモータ
310 ロータ
320 スタータ
340 インデックス検知用磁石
400A モータフレーム部分
420 開口部
30A メインプリント配線基板(メイン回路基板)
30Aa 縁
50 サブプリント配線基板(サブ回路基板)
50a 表面
50b 裏面(はんだ面)
50c 貫通穴
55 インデックス検知用ホール素子
55a 磁界検知面
55b 端子
Claims (2)
- フレキシブルディスクが挿入されるメインフレームと、該メインフレームの主表面側に搭載され、前記フレキシブルディスクを回転駆動させるためのモータと、前記メインフレームの背面側に取り付けられ、前記モータの駆動制御を行なうための制御回路を搭載した回路基板とを有するフレキシブルディスクドライブであって、前記モータは回転軸の回りに回転可能に配置されたロータと、該ロータと組み合わされたステータとを有し、前記ロータの外周側面にはインデックス検知用磁石が取り付けられている前記フレキシブルディスクドライブにおいて、
前記回路基板は、
前記制御回路を搭載し、前記モータの回転軸と直交する方向に延在するメイン回路基板と、
前記ロータの外周側面と近接する位置で、前記モータの回転軸と平行な方向へ延在するように、前記メイン回路基板に取り付けられたサブ回路基板とを備え、
前記サブ回路基板に、前記ロータの外周側面と対向するように配置された磁界検知面を持つインデックス検知用ホール素子が取り付けられており、
前記サブ回路基板は、前記ロータと対向する側の表面と、該表面と反対側の裏面とを持ち、前記サブ回路基板は、前記表面および前記裏面間を貫通する貫通穴を持ち、前記インデックス検知用ホール素子は、前記磁界検知面が前記サブ回路基板の前記表面側に面するように、前記貫通穴に挿入されており、
前記メイン回路基板は、前記ロータと近接する縁を持ち、該縁で前記サブ回路基板が前記メイン回路基板に取り付けられていることを特徴とするフレキシブルディスクドライブ。 - 前記サブ回路基板の前記裏面がはんだ面であり、前記サブ回路基板と前記メイン回路基板とは、前記サブ回路基板の前記裏面と前記メイン回路基板の前記縁とが互いに接した状態で、前記はんだ面側ではんだ付けされ、前記インデックス検知用ホール素子の端子は前記はんだ面で電気的に接続されている、請求項1に記載のフレキシブルディスクドライブ。
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