JP2003085940A - フレキシブルディスクドライブ - Google Patents

フレキシブルディスクドライブ

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JP2003085940A JP2002087624A JP2002087624A JP2003085940A JP 2003085940 A JP2003085940 A JP 2003085940A JP 2002087624 A JP2002087624 A JP 2002087624A JP 2002087624 A JP2002087624 A JP 2002087624A JP 2003085940 A JP2003085940 A JP 2003085940A
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    • G11B17/041Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs contained within cartridges
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁界の検出感度条件が良好となるように配置
されたインデックス検知用ホール素子を備えた、フレキ
シブルディスクドライブを提供すること。 【解決手段】 フレキシブルディスクを回転駆動させる
ためのモータ(300)を構成するロータ(310)の
外周側面には、インデックス検知用磁石(340)が取
り付けらている。モータの駆動制御を行うための制御回
路を搭載したメイン回路基板(30A)は、モータの回
転軸(11a)と直交する方向に延在している。このメ
イン回路基板に取り付けられたサブ回路基板(50)
は、ロータ(310)の外周側面と近接する位置で、モ
ータの回転軸と平行な方向へ延在している。このサブ回
路基板(50)には、ロータの外周側面と対向するよう
に配置された磁界検知面(55a)を持つインデックス
検知用ホール素子(55)が取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転するフレキシ
ブルディスクに対してデータの記録再生を行うためのフ
レキシブルディスクドライブに関し、特に、インデック
ス信号を生成するために用いられるホール素子の配置構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、フレキシブルディスクド
ライブ(以下、「FDD」とも略称する。)は、それに
挿入されたフレキシブルディスク(以下、「FD」とも
略称する。)の円板状記録媒体に対してデータの記録再
生を行うための装置である。そして、このようなフレキ
シブルディスクドライブは、例えばパーソナルコンピュ
ータやワークステーション、ワードプロセッサなど、広
く電子機器に搭載される。
【0003】フレキシブルディスクドライブに挿入され
たフレキシブルディスクはモータによって回転させられ
る。この回転するフレキシブルディスクの開始位置を決
めるためにインディクス信号が用いられる。すなわち、
インデックス信号は、フレキシブルディスクが一回転す
る毎に出されるパルス信号である。このインデックス信
号は、例えば、FDD側においては、Ready信号を
発生させる際に用いられる。このReady信号は、書
込み/読出しの準備ができたことをシステム側に知らせ
るための信号であり、インデックス信号を用いてフレキ
シブルディスク又はモータが回転していることを検出す
ることで生成される。また、システム側においては、ト
ラック・フォーマット時において書込みをスタートする
際に、このインデックス信号を参照し、また一回転後に
ストップする点を決めるためにも、このインデックス信
号を用いている。更には、書込み時、読出し時の処理時
間の管理にも、このインデックス信号は用いられてい
る。例えば、予め所定の数を定めておき、書込み/読出
し時において、インデックス信号のパルス数を所定数カ
ウントするまでに、指定セクタへの処理が行われなけれ
ば、エラーとして処理する。
【0004】かかるインデックス信号の生成のために、
5.25インチのFDを駆動するためのFDD(以下、
「5.25インチ型FDD」と呼ぶ。)においては、フ
レキシブルディスクに開けられたインデックス・ホール
を利用していた。詳しくは、ジャケットまたはカートリ
ッジに開いている孔(インデックス・ホール)を通し
て、光を出射し、その光によってインデックス・ホール
の有無を検出することで、インデックス信号の生成が行
われていた。
【0005】これに対して、現在主流となっている3.
5インチのFDを駆動するためのFDD(以下、「3.
5インチ型FDD」と呼ぶ。)においては、フレキシブ
ルディスクにインデックス・ホールが設けられていな
い。3.5インチ型FDDでは、フレキシブルディスク
の駆動がディスクテーブル(チャッキングテーブル)か
らフレキシブルディスク側に突出した駆動ピンを回転す
ることにより行われる。そのため、ディスクテーブルや
モータのロータとフレキシブルディスクとの回転位置合
わせが可能であり、その結果、ディスクテーブルやモー
タのロータの回転を見ることで、フレキシブルディスク
の回転を検出することができる。
【0006】特に、フレキシブルディスクを回転駆動す
るためにスピンドルモータ等のDD(ダイレクトドライ
ブ)モータが用いられるフレキシブルディスクドライブ
においては、DDモータのロータの外周の動作に基づい
てインデックス信号を生成している。詳しくは、ロータ
を構成する円板状のケーシングの外周側面には一部切り
欠き部が設けられており、一方、ケーシングの内側に
は、切り欠き部から一方の磁極(例えば、N極)のみが
見えるようにして、磁石が配置されている。このような
磁石はインデックス検知用磁石と呼ばれる。更に、DD
モータのステータ等が設けられるメインフレーム上に
は、所定の回路が形成されたメインプリント配線基板が
配置されて、メインプリント配線基板のロータの外側に
当たる所定の位置には、ホール素子が設けられている。
このホール素子はインデックス検知用ホール素子と呼ば
れる。
【0007】ここで、ホール素子とは、ホール効果を応
用した半導体素子である。ホール効果とは、導体中にお
いて、x方向に電流が流れているとき、その電流と直角
なz方向に磁界を加えると、電流と磁界の双方に直交す
るy方向に電界を生じる現象である。これによる生じる
電界は、ホール電界と呼ばれ、それに応じたホール素子
の出力はホール出力と呼ばれる。
【0008】尚、このホール素子は、インデックス検知
用ホール素子としてばかりでなく、スピンドルモータの
回転子位置検出用として使用され、そのようなホール素
子は位置検出用ホール素子と呼ばれる。このような位置
検出用ホール素子を使用したスピンドルモータは、ホー
ルモータとも呼ばれる。
【0009】前述したように、従来においては、インデ
ックス検知用磁石として単極着磁されたものを用いてい
たが、これでは、安定したインデックス信号の生成タイ
ミングを得ることが困難であった。そこで、本発明者ら
は、安定したインデックス信号の生成タイミングを得る
ために、インデックス検知用磁石として2極着磁された
もの(すなわち、S極とN極とが並んで配置されたも
の)を使用することを既に提案して、出願している(特
開2001−190055号公報参照)。
【0010】また、ロータに取り付けられるインデック
ス検知用磁石と、プリント配線基板上に配置されるイン
デックス検知用ホール素子とは、磁界検知位置において
互いに僅かの距離だけ離間した状態で配置される。プリ
ント配線基板は、スピンドルモータの回転軸に対して直
交する方向に延在するように配置されている。そのた
め、従来のインデックス検知用ホール素子は、必然的
に、その磁界検知面がインデックス検知用磁石から発生
される磁界の方向と平行となるように配置されている。
【0011】以下、このようなホール素子の配置構造を
持つ従来の3.5インチ型フレキシブルディスクドライ
ブについて図面を参照して説明する。
【0012】図1は、従来の3.5インチ型フレキシブ
ルディスクドライブの分解斜視図である。ただし、図1
では、フロントパネル及びケースが省略されている。ま
た、図2は、組み立てられたフレキシブルディスクドラ
イブの斜視図である。ただし、図2では、ケースが省略
されている。
【0013】このフレキシブルディスクドライブは、
3.5インチ型フレキシブルディスク(図示せず)を駆
動するための装置である。フレキシブルディスクは、図
1及び図2の矢印Aに示す方向からフレキシブルディス
クドライブ中に挿入される。挿入されたフレキシブルデ
ィスクは、その中心軸がディスクテーブル11の回転軸
11aと一致した状態で、ディスクテーブル11上に保
持される。後述するように、ディスクテーブル11はメ
インフレーム13の主表面上で回転自在に支持されてい
る。従って、ディスクテーブル11の回転軸11aの軸
方向Bは、メインフレーム13の厚み方向と平行であ
る。ディスクテーブル11は、メインフレーム13の背
面に設けられたスピンドルモータ(DDモータ)300
によって回転駆動され、これによってフレキシブルディ
スクの磁気記録媒体が回転する。また、メインフレーム
13の背面には、多数の電子部品が搭載されたメインプ
リント配線基板30が取り付けられている。
【0014】また、このフレキシブルディスクドライブ
は、フレキシブルディスクの磁気記録媒体に対してデー
タの読出し/書込みを行うための上下一対の磁気ヘッド
14(上側磁気ヘッドのみを図示する)を備えている。
磁気ヘッド14は、フレキシブルディスクドライブの背
面側に設けられたキャリッジアセンブリ15にその先端
で支持されている。すなわち、キャリッジアセンブリ1
5は、上側磁気ヘッド14を支持する上側キャリッジ1
5Uと下側磁気ヘッドを支持する下側キャリッジ15L
とを有する。キャリッジアセンブリ15は、メインフレ
ーム13の主表面上で後述するようにメインフレーム1
3から離隔して配置されており、磁気ヘッド14をその
先端でフレキシブルディスクに対して所定の半径方向
(図1及び図2の矢印Cで示す方向)に沿って移動可能
に支持している。
【0015】また、メインフレーム13の背面側の側壁
131には、ステッピングモータ16が固定されてい
る。ステッピングモータ16はキャリッジアセンブリ1
5を所定の半径方向Cに沿ってリニアに駆動する。詳細
に説明すると、ステッピングモータ16は所定の半径方
向Cと平行に延在する回転軸(駆動軸)161を有し、
この回転軸161には雄ネジが切られている。この回転
軸161の先端161aは、メインフレーム13の主表
面から切り起こしにより立設された曲げ部132に空け
られた穴132aを貫通し、スチールボール162が設
けられる。この穴132aとスチールボール162とに
よって、回転軸161は所定の半径方向Cと平行に延在
するように規制され、かつその先端161aは回転可能
に保持される。
【0016】一方、キャリッジアアセンブリ15は、下
側キャリッジ15Lから回転軸161まで延在したアー
ム151を有し、このアーム151の先端151aは回
転軸161の雄ネジの谷の部分に係合する。従って、ス
テッピングモータ16の回転軸161が回転すると、こ
のアーム151の先端151aが回転軸161の雄ネジ
の谷の部分に沿って動かされ、これによってキャリッジ
アセンブリ15自体が所定の半径方向Cに沿って移動す
る。とにかく、ステッピングモータ16はキャリッジア
センブリ15を所定の半径方向Cに沿ってリニアに移動
させるための駆動手段として働く。
【0017】ステッピングモータ16の回転軸161が
キャリッジアセンブリ15の一方の側に設けられている
ので、キャリッジアセンブリ15の一方の側はこの回転
軸161によってフレーム13から離隔した状態で、移
動可能に支持される。しかしながら、この回転軸161
による支持だけでは、キャリッジアセンブリ15全体を
メインフレ−ム13の主表面から離隔した状態で配置す
ることはできない。そのため、ガイドバー17によっ
て、キャリッジアセンブリ15の他方の側でキャリッジ
アセンブリ15を支持しながら案内する。ガイドバー1
7はキャリッジアセンブリ15を間に挟んで、ステッピ
ングモータ16の回転軸161とは逆側に設けられてい
る。ガイドバー17は所定の半径方向Cに対して平行に
延在し、メインフレーム13の主表面上で一端171お
よび他端172が後述するように固定され、キャリッジ
アセンブリ15を所定の半径方向Cに沿って案内する。
これによって、キャリッジアセンブリ15全体がメイン
フレーム13の主表面から離隔して配置される。
【0018】尚、キャリッジアセンブリ15からこのガ
イドバー17側へフレキシブル・プリンテッド・サーキ
ット(FPC)152が延在しており、このFPC15
2はメインフレーム13の背面に取り付けられたメイン
プリント基板30に電気的に接続される。
【0019】ガイドバー17はメインフレーム13の主
表面でガイドバークランプ18によって挟持されてい
る。ガイドバークランプ18はその中央部でメインフレ
ーム13の主表面にバインド子ネジ19によって固定さ
れている。詳細に説明すると、ガイドバークランプ18
はガイドバー17より少しだけ長い矩形固定部材180
を有し、矩形固定部材180のほぼ中央にはバインド子
ネジ19のネジ軸190が通過できる程度の穴180a
が穿設されている。矩形固定部材180の一端180b
および他端180cからは、それぞれ、ガイドバー17
の一端171および他端172を挟持するための一対の
アーム181および182が延在している。
【0020】ガイドバークランプ18は単にガイドバー
17を挟持しているだけなので、これだけではガイドバ
ー17をメインフレーム13の主表面に固定することは
できない。このために、ガイドバー17の両端171お
よび172の位置を規制するための一対の位置決め部材
が必要である。この一対の位置決め部材としては、メイ
ンフレーム13の一部をメインフレーム13の主表面側
に切り起こして形成した一対の曲げ部201および20
2を使用している。
【0021】キャリッジアセンブリ15の下側キャリッ
ジ15Lは、キャリッジアセンブリ15をガイドバー1
7に沿って摺動可能に支持する支持枠としても働く。下
側キャリッジ15Lはガイドバー17側へ突出した突出
部(図示せず)を有し、この突出部中にガイドバー17
が摺動可能に嵌入されている。
【0022】フレキシブルディスクドライブは、イジェ
クトプレート21とディスクホルダ22とを更に有す
る。メインフレーム13、イジェクトプレート21、及
びディスクホルダ22は、金属板に打抜き加工、プレス
加工、曲げ加工等を施すことにより形成される。
【0023】イジェクトプレート21は、フレキシブル
ディスクの挿入方向Aおよびその逆方向に沿ってスライ
ド自在なように、メインフレーム13上に備えられてい
る。イジェクトプレート21は、後述するように、フレ
キシブルディスクドライブの作動時に、ディスクホルダ
22と協働してフレキシブルディスクを保持する。ま
た、イジェクトプレート21は、フレキシブルディスク
を挿入方向Aに沿ってフレキシブルディスクドライブ内
に挿入することを可能とし、或いはフレキシブルディス
クを挿入方向Aと逆方向に沿ってフレキシブルディスク
ドライブ内からの取り出すことを可能とするために、挿
入方向Aに沿ってフレキシブルディスクが摺動自在なよ
うにフレキシブルディスクを保持する。イジェクトプレ
ート21には、互いに対向する一対の側壁210が形成
されている。この両側壁210の各々には、一対のカム
部211が形成されている。また、イジェクトプレート
21の底面には、両側壁210に沿って切抜き部212
が形成され、イジェクトプレート21の底面中央部に
は、ディスクテーブル11を取り囲むように略U字状の
切欠き部213が形成されている。更に、イジェクトプ
レート21の下面には、ピン(後述する)が設けられて
おり、このピンは、後述するイジェクトレバーの係止部
と係合する。
【0024】ディスクホルダ22は、イジェクトプレー
ト21上に配置されている。ディスクホルダ22には、
主表面220と、この主表面220の両側端で互いに対
向した一対の側壁221が形成されている。この両側壁
221には、それぞれ突片222(一方のみ図示)が形
成されている。これらの突片222は、イジェクトプレ
ート21の切抜き部212を通じてメインフレーム13
の穴133内に挿通される。この突片222がメインフ
レーム13の穴133内に挿通されることにより、ディ
スクホルダ22は、メインフレーム13に対する挿入方
向Aの位置が決められるのと同時に、ディスクホルダ2
2は、ディスクテーブル11の回転軸11aの軸方向B
に沿って往復動自在となる。また、両側壁221の各々
には、一対のピン223が設けられている。このピン2
23は、イジェクトプレート21の側壁210に形成さ
れたカム部211内に挿通される。ディスクホルダ22
とイジェクトプレート21との間には、イジェクトバネ
23が架設されている。
【0025】尚、本例の場合、ディスクホルダ22に突
片222を設け、メインフレーム13に穴133を設け
てあるが、これに限らず、メインフレームに突片を設
け、ディスクホルダに穴を設けても構わない。
【0026】また、ディスクホルダ22は、その挿入方
向Aの奥側中央部の、キャリッジアンセンブリ15の上
側キャリッッジ15Uと対応する位置に、所定の半径方
向Cに延在した略矩形状の開口部224が設けられてい
る。この開口部224を囲むように、その周囲にディス
クホルダ22の主表面220から上方に盛り上がった、
略U字形状の盛り上がり縁225が形成されている。一
方、キャリッジアンセンブリ15は、側方に延びる一対
の側方アーム153を備え、この側方アーム153は盛
り上がり縁225の上に位置する。後述するように、フ
レキシブルディスクがディスクホルダ22からイジェク
トされた状態では、この側方アーム153が盛り上がり
縁225と係合し、これによって上下一対の磁気ヘッド
14同士が互いに離される。さらに、ディスクホルダ2
2は、その挿入方向Aの奥側で開口部224から右より
に、後述するイジェクトレバーのレバー部の回動を許す
ような形状の開口部226も有している。
【0027】メインフレーム13上には、キャリッジア
センブリ15の近傍に、イジェクトレバー24が回動自
在に設けられている。詳細に述べると、メインフレーム
13には、その主表面から上方に延びるロッド状ピン1
34が立設している。イジェクトレバー24は、ロッド
状ピン134が嵌め込まれる筒状部240と、この筒状
部240から径方向に延在するアーム部(レバー部)2
41と、このアーム部241の自由端に設けた上方に延
在する突起部242と、アーム部241の自由端側から
周方向に延びる円弧状の係止部243とを有している。
イジェクトレバー24には、筒状部240の周りにイジ
ェクトレバーバネ25が装着され、このイジェクトレバ
ーバネ25は、イジェクトレバー24を図面上、反時計
回りに(矢印Eと逆方向に)付勢している。イジェクト
レバー24の突起部242は上記ディスクホルダ22の
開口部226に遊嵌されている。また、この突起部24
2は、フレキシブルディスクのシャッタの所定位置に係
合し、そのシャッタの開閉を制御する。尚、図11に示
されるように、ロッド状ピン134(図10)の先端に
はネジ26が捩じ込まれており、これによってイジェク
トレバー24がロッド状ピン134から抜けるのを防止
している。
【0028】また、メインフレーム13の前端部には、
フロントパネル27が取り付けられている。フロントパ
ネル27は、フレキシブルディスクを出し入れする開口
271と、この開口271を開閉する扉272とを備え
ている。このフロントパネル27には、イジェクトボタ
ン28が前後方向移動可能に突設されている。イジェク
トボタン28は、イジェクトプレート21の前端で前方
に突き出ている突起部214に嵌め込まれている。
【0029】次に、図3を参照して、上記フレキシブル
ディスクドライブに使用されるDDモータ(スピンドル
モータ)300について説明する。
【0030】図示のDDモータ300は、ロータ310
と、このロータ310に組み合わされるステータ320
とから成る。ロータ310は、円板状の金属製ケーシン
グ311の中央部に断面略台形部312を上方に突出さ
せて有する。断面略台形状部312の上面には、ディス
クテーブル11が固着されている。メインフレーム13
には、ロータ310の断面略台形状部312の上部のみ
を主面側に突出させることのできる円形開口135が設
けられている。その結果、ディスクテーブル11はメイ
ンフレーム13の主表面側に突出する。
【0031】ロータ310は、その中心に、ケーシング
311とディスクテーブル11とを貫通するように、金
属製の回転軸11aが一体的に固着されている。すなわ
ち、ケーシング311と回転軸11aは、ディスクテー
ブル11をプラスチックマグネットにより射出成形で成
形する時に一体的に組み付けられる。ケーシング311
は、その周縁に下方に延びる筒状体314を有し、筒状
体314の内側にリング状の永久磁石315が取り付け
られている。
【0032】この永久磁石315は、周方向にメイン着
磁されている。また、永久磁石315の底面部は、周方
向にモータサーボ用着磁されている。尚、後述するステ
ータ320のポール数が15個の場合、メイン着磁は2
0極(N極が10極、S極が10極)である。一方、モ
ータサーボ用着磁は、ステータ320のポール数とは無
関係に、120極(N極が60極、S極が60極)であ
る。メイン着磁は駆動用磁化部とも呼ばれ、モータサー
ボ用着磁は検出用磁化部とも呼ばれる。
【0033】また、図3に示されるように、筒状体31
4、すなわちケーシング311の外周側壁部分の一部が
切り欠けられており、その切欠部分からメイン着磁の一
部(340)が磁極として突出し露出している。この露
出した磁極は、上述したインデックス検知用磁石として
動作するものである。
【0034】断面略台形状部312の下面側にはアーム
316が組み付けられ、このアーム316にはドライブ
ロータ317が回転可能に設けられる。そして、断面略
台形状部312及びディスクテーブル11には略四角形
の穴(図示せず)が設けられ、これらの穴を通してドラ
イブローラ317がディスクテーブル11の上方に突出
するように配置される。フレキシブルディスクドライブ
内に収容されたフレキシブルディスクは、ディスクテー
ブル11上に載り、フレキシブルディスクのハブ(図示
せず)に形成された穴にドライブローラ317が嵌入す
ることで、その磁気記録媒体は回転駆動される。
【0035】一方、ステータ320は、モータフレーム
400によりメインフレーム13の背面側に取り付けら
れる。すなわち、ステータ320は、金属製のモータフ
レーム400の主面に実装されたプリント配線基板50
0上に構成される。ステータ320は、放射状に延びる
複数の固定子コア321を有するコアアセンブリと、複
数の固定子コア321のそれぞれに巻回した固定子コイ
ル322と、回転軸11aを受けるためのセンターメタ
ル(軸受け部)323とを有する。モータフレーム40
0は、その端縁部から上方に延びてメインフレーム13
の背面に当接する逆L字形の取付け部410を複数個有
する。
【0036】図4に示されるように、プリント配線基板
500上には、周波数発生パターンFGPTがDDモー
タのステータ320の回りに形成されている。換言すれ
ば、周波数発生パターンFGPTは、永久磁石315
(図3)のモータサーボ用着磁(検出用磁化部)と所定
距離だけ離間した状態で対向配置されている。尚、図4
は、ステータ320のポール数が18個の場合を図示し
ている。この場合、ロータ310(図3)のメイン着磁
は24極である。ちなみに、前述したように、ステータ
320のポール数が15個の場合には、ロータ310の
メイン着磁は20極である。
【0037】永久磁石315のモータサーボ用着磁が周
波数発生パターンFGPT上を回転することにより、周
波数発生パターンFGPTに逆起電力が発生する。前述
したように、永久磁石315のモータサーボ用着磁は一
周120極であるので、DDモータが1回転すると、6
0サイクルの信号が周波数発生パターンFGPTから発
生することになる。この信号はFGサーボ信号と呼ばれ
る。DDモータの回転数が300RPMの場合、DDモ
ータは1秒当り5回転する。そのとき、FGサーボ信号
の周波数は、(60×5)=300Hzとなる。
【0038】したがって、このFGサーボ信号と基準ク
ロック周波数が1MHzの基準クロック信号をカウンタ
を使用して分周して得られる300Hzの分周クロック
周波数を持つ分周クロック信号とを比較することによ
り、DDモータの速度を制御することが可能である。換
言すれば、FGサーボ信号の立上がりに同期してカウン
タをスタートさせ、そのカウンタが既定値をカウンタし
て得られる分周クロック信号の立下がりタイミングとF
Gサーボ信号の立下がりタイミングとを比較するするこ
とにより、DDモータの速度制御を行う。具体的には、
FGサーボ信号の立下がりタイミングが分周クロック信
号の立下がりタイミングよりも早ければ、DDモータを
減速させるように制御する。逆に、FGサーボ信号の立
下がりタイミングが分周クロック信号の立下がりタイミ
ングよりも遅ければ、DDモータを加速するように制御
する。
【0039】以上説明したように、従来のフレキシブル
ディスクドライブは、DDモータを構成するためにプリ
ント配線基板500を必要とする。そして、このプリン
ト配線基板500は、メインフレーム13の背面側に配
置されるが、その重量を支えるためには、メインフレー
ム13と同じように金属板より形成されたモータフレー
ムが必要である。プリント配線基板500とメインプリ
ント基板30との間の電気的接続は、これらの基板を隣
接配置することにより容易に行なうことができる。
【0040】図3および図4に示されるように、プリン
ト配線基板500上には、インデックス検知用ホール素
子55が配置される。このインデックス検知用ホール素
子55と上述したインデックス検知用磁石340とは、
図3に示されるように、磁界検知位置において互いに僅
かの距離だけ離間した状態で配置される。図3に示され
るように、プリント配線基板500は、スピンドルモー
タ300の回転軸11aに対して直交するように配置さ
れている。そのため、インデックス検知用ホール素子5
5は、必然的に、その磁界検知面55aがインデックス
検知用磁石340から発生される磁界の方向D(すなわ
ち、図3においてスピンドルモータ300の回転軸11
aに対して半径方向)と平行となるように配置される。
何故なら、一般的に、インデックス検知用ホール素子5
5は、その構造上、その磁界検知面55aが必ずそれが
搭載されるプリント配線基板500の主面と平行となる
ように、プリント配線基板500上に設置さ(取り付け
ら)れるからである。換言すれば、一般的に市販されて
いるホール素子は、その磁界検知面の法線が実装面に対
して垂直方向となっている。
【0041】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のフレキシブルディスクドライブでは、インデックス検
知用磁石340から発生される磁界の方向Dとインデッ
クス検知用ホール素子55の磁界検知面55aの法線と
は互いに直交している。そのため、インデックス検知用
ホール素子55の磁界検出感度条件が悪いという欠点が
ある。
【0042】一方、磁界の検出感度条件を良くするため
に、インデックス検知用ホール素子として、磁界検知面
が横方向(すなわち、上面ではなく側面)にある特殊な
ホール素子を使用することも考えられる。しかしなが
ら、この横方向(側面)に磁界検知面があるホール素子
は、一般には市販されておらず、特殊で希少なものであ
るので、コスト高になってしまうという問題がある。
【0043】そこで本発明の解決課題は、磁界の検出感
度条件が良好となるように配置されたインデックス検知
用ホール素子を備えた、フレキシブルディスクドライブ
を提供することにある。
【0044】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、フレキ
シブルディスクが挿入されるメインフレーム(13A)
と、該メインフレームの主表面側に搭載され、前記フレ
キシブルディスクを回転駆動させるためのモータ(30
0)と、前記メインフレームの背面側に取り付けられ、
前記モータの駆動制御を行なうための制御回路を搭載し
た回路基板とを有するフレキシブルディスクドライブで
あって、前記モータは回転軸の回りに回転可能に配置さ
れたロータ(310)と、該ロータと組み合わされたス
テータ(320)とを有し、前記ロータの外周側面には
インデックス検知用磁石(340)が取り付けらている
前記フレキシブルディスクドライブにおいて、前記回路
基板は、前記制御回路を搭載し、前記モータの回転軸
(11a)と直交する方向に延在するメイン回路基板
(30A)と、前記ロータの外周側面と近接する位置
で、前記モータの回転軸と平行な方向へ延在するよう
に、前記メイン回路基板に取り付けられたサブ回路基板
(50)とを備え、前記サブ回路基板に、前記ロータの
外周側面と対向するように配置された磁界検知面(55
a)を持つインデックス検知用ホール素子(55)が取
り付けられていることを特徴とするフレキシブルディス
クドライブが得られる。
【0045】上記フレキシブルディスクドライブにおい
て、サブ回路基板(50)は、ロータ(310)と対向
する側の表面(50a)と、この表面と反対側の裏面
(50b)とを持ち、サブ回路基板は、表面および裏面
間を貫通する貫通穴(50c)を持っていてよい。この
場合、インデックス検知用ホール素子(55)は、磁界
検知面(55a)がサブ回路基板の表面側に面するよう
に、貫通穴に挿入されることが好ましい。また、メイン
回路基板(30A)は、ロータと近接する縁(30A
a)を持っていて良い。この場合、この縁でサブ回路基
板がメイン回路基板に取り付けられることが望ましい。
さらに、サブ回路基板の裏面がはんだ面であってよい。
この場合、サブ回路基板とメイン回路基板とは、サブ回
路基板の裏面とメイン回路基板の縁とが互いに接した状
態で、はんだ面側ではんだ付けされるのが好ましい。そ
して、インデックス検知用ホール素子の端子(55b)
ははんだ面で電気的に接続されてよい。
【0046】なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容
易にするために付したものであり、一例にすぎず、本発
明は、これらに限定されるものではない。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について、詳細に説明する。なお、本発明のフ
レキシブルディスクドライブは、多くの部分が従来のフ
レキシブルディスクドライブと同じであるので、以下で
は、従来と異なる部分についてのみ説明する。
【0048】まず、図5を参照して、本発明の一実施の
形態に係るフレキシブルディスクドライブに使用される
フレーム構造(メインフレーム)13Aについて説明す
る。図5はメインフレーム13Aを斜め側方下方から見
た斜視図である。
【0049】図5から明らかなように、図示のメインフ
レーム(フレーム構造)13Aは、フレキシブルディス
クが挿入されるメインフレーム13Aと、ここに挿入さ
れたフレキシブルディスクを回転駆動するためのスピン
ドルモータ300(図3)を搭載するモータフレーム部
分400Aとが一体的に1ピースで構成されている。つ
まり、メインフレーム13Aは、モータフレームを兼ね
る。
【0050】ここで、モータフレーム部分400Aは、
絞り加工による絞り込みの形状を有している。これは、
背面側から見ると、モータフレーム部分400Aが背面
側に突出した構造である。モータフレーム部分400A
には、背面側から見た場合に頂上面となる部分に、スピ
ンドルモータのリード線を引き出すための開口部420
が形成されている。
【0051】尚、図5に示されたモータフレーム部分4
00Aの絞り込み形状は、円形をしているが、これに限
定されず、深さや材質により多角形、楕円形であっても
良い。また、モータフレーム部分400Aの絞り込み形
状における絞り逃げ形状も、図示のものに限定せず、種
々の形状であって良く、また、メインフレーム13Aと
の繋ぎ方も図示のものに限定されないのは勿論である。
【0052】本実施の形態によるフレキシブルディスク
ドライブでは、スピンドルモータ300を制御するため
に必要な周波数発生パターンFGPT(図4)を削除す
ること、即ちプリント配線基板500を削除することに
より、上述の様な形状のメインフレーム13Aの採用を
可能にしている。また、周波数発生パターンFGPTを
削除することにより、ロータ310の永久磁石315の
底面部に施されていたモータサーボ用着磁も不要となっ
ている。その代わり、本実施の形態によるフレキシブル
ディスクドライブは、FGPTを用いた場合と等価な機
能を発揮する電子的処理手段を備えている。なお、この
ような電子的処理手段の動作については、本発明者らが
既に提案している、特開2001−178185号公報
に記載したものと同様であり、本発明には直接関係がな
いので、その説明を省略する。
【0053】本実施の形態によるフレキシブルディスク
ドライブのメインプリント配線基板(メイン回路基板)
30Aは、従来同様、メインフレーム13Aの背面側に
取り付けられる。図5に示すように、このメインプリン
ト配線基板30Aは、モータフレーム部分400Aに重
ならない形状を有している。そして、このメインプリン
ト配線基板30Aは、その表面31がメインフレーム1
3Aの背面から所定の距離だけ離れた状態で、その裏面
32がモータフレーム部分400Aの頂上面よりもメイ
ンフレームの背面に近く(低く)なるように、メインフ
レーム13Aから切り起こされ、その先端部にネジ穴が
形成された支持片(図示せず)にネジ33で固定され
る。
【0054】メインフレーム13Aの主表面側で、モー
タフレーム部分400Aに搭載されたモータの固定子に
巻回されたコイルの先端部(リード線)は、メインフレ
ーム13Aに形成された開口部420より背面側に引き
出され、メインプリント配線基板30Aの所定の端子に
接続固定される。通常、リード線は、U,V,及びWの
各相のコイルの一端である3本のリード線と、これらの
コイルの他端を1つに束ねたリード線の、合計4本のリ
ード線60を含む。本実施の形態によるフレキシブルデ
ィスクドライブは、これらのリード線60をガイドする
と共に後述するようなインデックス検知用ホール素子5
5が搭載された、図9に示すような、サブプリント配線
基板(サブ回路基板)50を備えている。
【0055】ここで、メインプリント配線基板30A
は、スピンドルモータ300の回転軸11aと直交する
方向に延在している。これに対して、サブプリント配線
基板50は、スピンドルモータ300のロータ310の
外周側面と近接する位置で、スピンドルモータ300の
回転軸11aと平行な方向へ延在するように、メインプ
リント配線基板30Aに取り付けられている。
【0056】そして、図7に示されるように、インデッ
クス検知用ホール素子55は、その磁界検知面55aが
ロータ310の外周側面と対向するように、サブプリン
ト配線基板50に取り付けられている。また、インデッ
クス検知用ホール素子55は、4本の端子55bを持
ち、これら端子55bははんだ57を介してメインプリ
ント配線基板30Aの配線(図示せず)と電気的に接続
される。尚、これらのはんだ57は、このような電気的
接続ばかりでなく、メインプリント配線基板30Aとサ
ブプリント配線基板50との間を機械的に結合する役目
をも果たしている。
【0057】尚、開口部420から引き出されたリード
線60は、サブプリント配線基板50の溝56に掛けら
れて保持固定され、その先端は、メインプリント配線基
板30Aの所定の端子35に接続固定される。その様子
を図6に示す。
【0058】このように、本発明では、インディクス検
知用ホール素子55として、一般的に市販されているホ
ール素子(磁界検知面の法線が実装面に対して垂直方
向)を用い、その磁界検知面55aがインデックス検知
用磁石340と対向する形で、インデックス検知用ホー
ル素子55をサブプリント配線基板50に装着してい
る。これにより、ホール素子55の磁界検出感度条件を
良くすることができる。また、磁界検知面が側面にある
特殊なホール素子を使用しないので、低コストとなる。
【0059】図10を参照して、本発明に係るインデッ
クス検知用ホール素子55の配置構造について更に詳細
に説明する。
【0060】サブ回路基板50は、ロータ310と対向
する側の表面50aと、この表面50aと反対側の裏面
50bとを持つ。そして、サブ回路基板50は、表面5
0aおよび裏面50b間を貫通する貫通穴50cを持
つ。インデックス検知用ホール素子55は、磁界検知面
55aがサブ回路基板50の表面50a側に面するよう
に、貫通穴50cに挿入されている。
【0061】一方、メイン回路基板30Aは、ロータ3
10と近接する縁30Aaを持つ。この縁30Aaでサ
ブ回路基板50がメイン回路基板30Aに取り付けられ
ている。サブ回路基板50の裏面50bははんだ面とな
っている。サブ回路基板50とメイン回路基板30Aと
は、図10に示されるように、サブ回路基板50の裏面
50bとメイン回路基板30Aの縁30Aaとが互いに
接した状態で、はんだ面50b側ではんだ57によりは
んだ付けされている。そして、インデックス検知用ホー
ル素子55の4本の端子55bははんだ面50bで電気
的に接続されている。
【0062】これに対して、サブ回路基板50のはんだ
面50bを反対にして(すなわち、裏面(はんだ面)5
0bをロータ310に対向させて)、インデックス検知
用ホール素子55を貫通穴を通さずにサブ回路基板50
上にマウントする方法が考えられる。しかしながら、こ
の方法では、サブ回路基板50とメイン回路基板30A
との接合が難しくなる。何故なら、サブ回路基板50の
はんだ面50bがメイン回路基板30Aの縁30Aaに
対して逆側に向くことになるので、サブ回路基板50を
メイン回路基板30Aに固定するための固定用部品や、
信号接続用のリード線などの別部品が必要となるからで
ある。その結果、図10に示したホール素子55の配置
構造に比較して、コスト高になってしまう。
【0063】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更・変
形が可能なのはいうまでもない。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、磁界検知面がインデッ
クス検知用磁石と対向する形で、インデックス検知用ホ
ール素子をサブプリント配線基板に装着しているので、
インデックス検知用ホール素子の磁界検出感度条件を良
くすることができる。また、磁界検知面が側面にある特
殊なホール素子を使用せず、一般的に市販されているホ
ール素子(磁界検知面の法線が実装面に対して垂直方
向)を用いているので、低コストであるという利点もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のフレキシブルディスクドライブの分解斜
視図である。
【図2】従来のフレキシブルディスクドライブの組立斜
視図である。
【図3】従来のフレキシブルディスクドライブに取り付
けられたDDモータの断面図である。
【図4】従来のフレキシブルディスクドライブに用いら
れるDDモータのステータの構造を示す平面図である。
【図5】本発明の一実施の形態に使用されるメインフレ
ームにメインプリント配線基板とサブプリント配線基板
を取り付けた状態を側方下方から見た斜視図である。
【図6】サブプリント配線基板の溝にリード線を掛けた
状態を示す図である。
【図7】ロータに取り付けられるインデックス検知用磁
石とサブプリント配線基板に搭載されるインデックス検
知用ホール素子との配置関係を示す図である。
【図8】図7に示したインデックス検知用ホール素子を
搭載したサブプリント配線基板とメインプリント配線基
板との取り付け状態を示す図である。
【図9】図7に示したインデックス検知用ホール素子を
搭載したサブプリント配線基板の外形を示す平面図であ
る。
【図10】本発明に係るインデックス検知用ホール素子
の配置関係を詳細に示す断面図である。
【符号の説明】
11a 回転軸 13A メインフレーム 300 スピンドルモータ 310 ロータ 320 スタータ 340 インデックス検知用磁石 400A モータフレーム部分 420 開口部 30A メインプリント配線基板(メイン回路基
板) 30Aa 縁 50 サブプリント配線基板(サブ回路基板) 50a 表面 50b 裏面(はんだ面) 50c 貫通穴 55 インデックス検知用ホール素子 55a 磁界検知面 55b 端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D109 BA03 BA14 BA17 BA20 BA36 BA38 5H019 AA00 BB01 BB05 BB15 BB19 BB23 CC04 FF01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレキシブルディスクが挿入されるメイ
    ンフレームと、該メインフレームの主表面側に搭載さ
    れ、前記フレキシブルディスクを回転駆動させるための
    モータと、前記メインフレームの背面側に取り付けら
    れ、前記モータの駆動制御を行なうための制御回路を搭
    載した回路基板とを有するフレキシブルディスクドライ
    ブであって、前記モータは回転軸の回りに回転可能に配
    置されたロータと、該ロータと組み合わされたステータ
    とを有し、前記ロータの外周側面にはインデックス検知
    用磁石が取り付けらている前記フレキシブルディスクド
    ライブにおいて、 前記回路基板は、 前記制御回路を搭載し、前記モータの回転軸と直交する
    方向に延在するメイン回路基板と、 前記ロータの外周側面と近接する位置で、前記モータの
    回転軸と平行な方向へ延在するように、前記メイン回路
    基板に取り付けられたサブ回路基板とを備え、 前記サブ回路基板に、前記ロータの外周側面と対向する
    ように配置された磁界検知面を持つインデックス検知用
    ホール素子が取り付けられていることを特徴とするフレ
    キシブルディスクドライブ。
  2. 【請求項2】 前記サブ回路基板は、前記ロータと対向
    する側の表面と、該表面と反対側の裏面とを持ち、前記
    サブ回路基板は、前記表面および前記裏面間を貫通する
    貫通穴を持ち、前記インデックス検知用ホール素子は、
    前記磁界検知面が前記サブ回路基板の前記表面側に面す
    るように、前記貫通穴に挿入されている、請求項1に記
    載のフレキシブルディスクドライブ。
  3. 【請求項3】 前記メイン回路基板は、前記ロータと近
    接する縁を持ち、該縁で前記サブ回路基板が前記メイン
    回路基板に取り付けられている、請求項2に記載のフレ
    キシブルディスクドライブ。
  4. 【請求項4】 前記サブ回路基板の前記裏面がはんだ面
    であり、前記サブ回路基板と前記メイン回路基板とは、
    前記サブ回路基板の前記裏面と前記メイン回路基板の前
    記縁とが互いに接した状態で、前記はんだ面側ではんだ
    付けされ、前記インデックス検知用ホール素子の端子は
    前記はんだ面で電気的に接続されている、請求項3に記
    載のフレキシブルディスクドライブ。
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