JPH11213535A - ディスクドライブ - Google Patents
ディスクドライブInfo
- Publication number
- JPH11213535A JPH11213535A JP10010107A JP1010798A JPH11213535A JP H11213535 A JPH11213535 A JP H11213535A JP 10010107 A JP10010107 A JP 10010107A JP 1010798 A JP1010798 A JP 1010798A JP H11213535 A JPH11213535 A JP H11213535A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame substrate
- stator
- disk
- motor
- core assembly
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B25/00—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
- G11B25/04—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card
- G11B25/043—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card using rotating discs
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/20—Driving; Starting; Stopping; Control thereof
- G11B19/2009—Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
Landscapes
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フレーム基板へのディスク駆動用モータのス
テータの組立て工程を簡略化したディスクドライブを提
供すること。 【解決手段】 ディスク駆動用のモータにおけるステー
タがモータフレーム基板5上に構成される。ステータ
は、放射状に延びる複数の固定子コアを有するコアアセ
ンブリと、複数の固定子コアに巻回された固定子コイル
と、モータの回転軸を軸支するための筒状のセンターメ
タル2−23とを含む。センターメタルはその下部にフ
ランジ2−23aを有し、コアアセンブリの取付け部2
−21aとモータフレーム基板との間にフランジが介在
するようにして、取付け部から、フランジを通してモー
タフレーム基板にねじ8が挿通されてコアアセンブリと
センターメタルとがモータフレーム基板に固定される。
テータの組立て工程を簡略化したディスクドライブを提
供すること。 【解決手段】 ディスク駆動用のモータにおけるステー
タがモータフレーム基板5上に構成される。ステータ
は、放射状に延びる複数の固定子コアを有するコアアセ
ンブリと、複数の固定子コアに巻回された固定子コイル
と、モータの回転軸を軸支するための筒状のセンターメ
タル2−23とを含む。センターメタルはその下部にフ
ランジ2−23aを有し、コアアセンブリの取付け部2
−21aとモータフレーム基板との間にフランジが介在
するようにして、取付け部から、フランジを通してモー
タフレーム基板にねじ8が挿通されてコアアセンブリと
センターメタルとがモータフレーム基板に固定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ディスクのよう
なディスク状の記録媒体に対してデータの読み出しや書
き込みのアクセスを行うためのディスクドライブに関す
る。
なディスク状の記録媒体に対してデータの読み出しや書
き込みのアクセスを行うためのディスクドライブに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6〜図8を参照して、従来のディスク
ドライブのうち、磁気ディスクを対象とした磁気ディス
クドライブについて説明する。このような磁気ディスク
ドライブは、例えば特開平9−91943に開示されて
いる。図6では磁気ディスクドライブの構成のうち、磁
気ディスクを受入れるための受入れ機構及び排出するた
めの排出機構は省略して示している。フレーム基板10
は両側に側壁10−1を有する断面コ字形にされ、この
フレーム基板10内にすべての構成要素が収容される。
メインプリント基板11、サブプリント基板20はフレ
ーム基板10にねじ止め固定される。メインプリント基
板11について言えば、フレーム基板10の主板に切起
こしによる2つの支持台10−2が形成され、メインプ
リント基板11はこの2箇所の支持台10−2上にねじ
12により固定される。
ドライブのうち、磁気ディスクを対象とした磁気ディス
クドライブについて説明する。このような磁気ディスク
ドライブは、例えば特開平9−91943に開示されて
いる。図6では磁気ディスクドライブの構成のうち、磁
気ディスクを受入れるための受入れ機構及び排出するた
めの排出機構は省略して示している。フレーム基板10
は両側に側壁10−1を有する断面コ字形にされ、この
フレーム基板10内にすべての構成要素が収容される。
メインプリント基板11、サブプリント基板20はフレ
ーム基板10にねじ止め固定される。メインプリント基
板11について言えば、フレーム基板10の主板に切起
こしによる2つの支持台10−2が形成され、メインプ
リント基板11はこの2箇所の支持台10−2上にねじ
12により固定される。
【0003】ステッピングモータ13は、フレーム基板
10の後端に設けられた後壁10−3に設けられ、その
出力軸13−1は後壁10−3を貫通している。出力軸
13−1の先端は、フレーム基板10の主板に切起こし
により形成された軸受部10−4に回転可能に支持され
ている。出力軸13−1は周囲にねじが切られている。
キャリッジ機構14に設けられたアーム14−1に植設
されたピン14−2がこのねじに係合していることによ
り、出力軸13−1が回転するとキャリッジ機構14が
出力軸13−1と同方向に移動する。キャリッジ機構1
4は、磁気ディスクに対してアクセスするための磁気ヘ
ッドを搭載しており、磁気ヘッドを磁気ディスクの半径
方向に沿って移動させるためのものである。
10の後端に設けられた後壁10−3に設けられ、その
出力軸13−1は後壁10−3を貫通している。出力軸
13−1の先端は、フレーム基板10の主板に切起こし
により形成された軸受部10−4に回転可能に支持され
ている。出力軸13−1は周囲にねじが切られている。
キャリッジ機構14に設けられたアーム14−1に植設
されたピン14−2がこのねじに係合していることによ
り、出力軸13−1が回転するとキャリッジ機構14が
出力軸13−1と同方向に移動する。キャリッジ機構1
4は、磁気ディスクに対してアクセスするための磁気ヘ
ッドを搭載しており、磁気ヘッドを磁気ディスクの半径
方向に沿って移動させるためのものである。
【0004】アーム14−1と反対側のキャリッジ機構
14にはコ字形の軸受アーム14−3が設けられてい
る。この軸受アーム14−3にはガイドバー15が貫通
している。ガイドバー15は、ガイドバークランプ16
に保持されている。このことにより、出力軸13−1の
回転に伴なうキャリッジ機構14の移動はガイドバー1
5により案内される。ガイドバークランプ16はまた、
支持板10−4にねじ止め固定される。この支持板10
−4はフレーム基板10の主板に切起こしにより形成さ
れ、メインプリント基板11の穴を通して上方に突出し
ている。
14にはコ字形の軸受アーム14−3が設けられてい
る。この軸受アーム14−3にはガイドバー15が貫通
している。ガイドバー15は、ガイドバークランプ16
に保持されている。このことにより、出力軸13−1の
回転に伴なうキャリッジ機構14の移動はガイドバー1
5により案内される。ガイドバークランプ16はまた、
支持板10−4にねじ止め固定される。この支持板10
−4はフレーム基板10の主板に切起こしにより形成さ
れ、メインプリント基板11の穴を通して上方に突出し
ている。
【0005】次に、サブプリント基板20について説明
する。図8から明らかなように、サブプリント基板20
は、その上面側にのみ磁気ディスク回転駆動用のモータ
21や必要な回路部品(図示せず)が実装されるので、
磁気ディスクの出入口、すなわちフロントベゼル17寄
りのフレーム基板10の主板にほぼ接するようにねじ1
2により固定される。モータ21の構成について簡単に
説明すると、回転軸21−1、軸受けとしての筒状のセ
ンターメタル21−2、放射状に延びる複数の固定子用
のコア21−3を持つコアアセンブリ、このコア21−
3の先端部に巻回した固定子コイル21−4、コア21
−3の外周部を包囲するように設けられるリング状の永
久磁石21−5、この永久磁石21−5を回転可能に保
持しているケーシング21−6を有し、永久磁石21−
5、ケーシング21−6が回転軸21−1と共に回転す
る。21−7はインデックスマグネットである。コア2
1−3及び固定子コイル21−4はモータ21のステー
タとして作用する。一方、永久磁石21−5及びケーシ
ング21−6はモータ21のロータとして作用する。こ
のようなステータ及びロータは、例えば特開平7−22
6014あるいは特開平9−91866に開示されてい
るので、ステータ側についてのみ簡単に説明する。
する。図8から明らかなように、サブプリント基板20
は、その上面側にのみ磁気ディスク回転駆動用のモータ
21や必要な回路部品(図示せず)が実装されるので、
磁気ディスクの出入口、すなわちフロントベゼル17寄
りのフレーム基板10の主板にほぼ接するようにねじ1
2により固定される。モータ21の構成について簡単に
説明すると、回転軸21−1、軸受けとしての筒状のセ
ンターメタル21−2、放射状に延びる複数の固定子用
のコア21−3を持つコアアセンブリ、このコア21−
3の先端部に巻回した固定子コイル21−4、コア21
−3の外周部を包囲するように設けられるリング状の永
久磁石21−5、この永久磁石21−5を回転可能に保
持しているケーシング21−6を有し、永久磁石21−
5、ケーシング21−6が回転軸21−1と共に回転す
る。21−7はインデックスマグネットである。コア2
1−3及び固定子コイル21−4はモータ21のステー
タとして作用する。一方、永久磁石21−5及びケーシ
ング21−6はモータ21のロータとして作用する。こ
のようなステータ及びロータは、例えば特開平7−22
6014あるいは特開平9−91866に開示されてい
るので、ステータ側についてのみ簡単に説明する。
【0006】図9を参照して、コアアセンブリは、セン
ターメタル21−2(図8)の外径よりも十分大きい内
径を持つ金属製のリング状部の外周側に放射状に延びる
ように複数の固定子コア21−3が形成されて成る。リ
ング状部の内径側における互いに対向する箇所には、セ
ンターメタル21−2の外周側に延びる一対の取付け部
21−3aが設けられている。一対の取付け部21−3
aの先端側にはそれぞれ、センターメタル21−2の外
径と実質上等しい径の円弧状部が形成されている。
ターメタル21−2(図8)の外径よりも十分大きい内
径を持つ金属製のリング状部の外周側に放射状に延びる
ように複数の固定子コア21−3が形成されて成る。リ
ング状部の内径側における互いに対向する箇所には、セ
ンターメタル21−2の外周側に延びる一対の取付け部
21−3aが設けられている。一対の取付け部21−3
aの先端側にはそれぞれ、センターメタル21−2の外
径と実質上等しい径の円弧状部が形成されている。
【0007】図8に戻って、ケーシング21−6は、そ
の中央部に断面略台形状部を有し、その上部の平坦部2
1−6aには、プラスチックマグネットによるディスク
テーブル21−8が一体的に固着されている。平坦部2
1−6aの下面側にはアーム22が組み付けられ、この
アーム22にはドライブローラ23が回転可能に設けら
れる。そして、平坦部21−6a及びディスクテーブル
21−8には略四角形の穴が設けられ、これらの穴を通
してドライブローラ23がディスクテーブル21−8の
上方に突出するように配設される。磁気ディスクドライ
ブ内に収容された磁気ディスクはディスクテーブル21
−8上に載り、磁気ディスクのハブに形成された穴にド
ライブローラ23が嵌入することで回転駆動される。デ
ィスクテーブル21−8は、例えば特開平9−9181
4に開示されているので、詳しい説明は省略する。
の中央部に断面略台形状部を有し、その上部の平坦部2
1−6aには、プラスチックマグネットによるディスク
テーブル21−8が一体的に固着されている。平坦部2
1−6aの下面側にはアーム22が組み付けられ、この
アーム22にはドライブローラ23が回転可能に設けら
れる。そして、平坦部21−6a及びディスクテーブル
21−8には略四角形の穴が設けられ、これらの穴を通
してドライブローラ23がディスクテーブル21−8の
上方に突出するように配設される。磁気ディスクドライ
ブ内に収容された磁気ディスクはディスクテーブル21
−8上に載り、磁気ディスクのハブに形成された穴にド
ライブローラ23が嵌入することで回転駆動される。デ
ィスクテーブル21−8は、例えば特開平9−9181
4に開示されているので、詳しい説明は省略する。
【0008】モータ21の上部には、磁気ディスクの排
出機構としてイジェクトプレート24が組み込まれ、磁
気ディスクの受入れ機構としてディスクホルダユニット
25が組み込まれている。これらのイジェクトプレート
24やディスクホルダユニット25についても、上記し
た特開平9−91814あるいは特開平9−91943
に開示されている。フレーム基板10にはカバー板18
が組み合わされて、フレーム基板10内の空間をカバー
する。
出機構としてイジェクトプレート24が組み込まれ、磁
気ディスクの受入れ機構としてディスクホルダユニット
25が組み込まれている。これらのイジェクトプレート
24やディスクホルダユニット25についても、上記し
た特開平9−91814あるいは特開平9−91943
に開示されている。フレーム基板10にはカバー板18
が組み合わされて、フレーム基板10内の空間をカバー
する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】次に、図10をも参照
して、ステータの組み立てについて説明する。センター
メタル21−2は、その下部寄りにフランジ部21−2
aを有する。フレーム基板10には、センターメタル2
1−2の筒状部に対応する大きさの開口10−9が設け
られている。また、サブプリント基板20には、フラン
ジ部21−2aに対応する大きさの開口が設けられてい
る。更に、コアアセンブリの取付け部21−3a及びサ
ブプリント基板20にはねじ31を挿通するための穴が
設けられ、フレーム基板10にはねじ31を螺合するた
めのねじ穴が設けられている。
して、ステータの組み立てについて説明する。センター
メタル21−2は、その下部寄りにフランジ部21−2
aを有する。フレーム基板10には、センターメタル2
1−2の筒状部に対応する大きさの開口10−9が設け
られている。また、サブプリント基板20には、フラン
ジ部21−2aに対応する大きさの開口が設けられてい
る。更に、コアアセンブリの取付け部21−3a及びサ
ブプリント基板20にはねじ31を挿通するための穴が
設けられ、フレーム基板10にはねじ31を螺合するた
めのねじ穴が設けられている。
【0010】組み立ては、まず、フレーム基板10の開
口10−9にセンターメタル21−2の下部を挿入し、
開口10−9の縁部においてかしめを行うことによりセ
ンターメタル21−2をフレーム基板10に固着する。
次に、サブプリント基板20をフレーム基板10に載せ
る。サブプリント基板20の開口の中心がセンターメタ
ル21−2の中心に合うように相対位置を出し、リング
状のスペーサ30を介在させてコアアセンブリの取付け
部21−3aを重ねてねじ31により、フレーム基板1
0とサブプリント基板20とコアアセンブリとを一体化
する。スペーサ30は、コアアセンブリの高さ方向の位
置合わせの機能をも持つ。
口10−9にセンターメタル21−2の下部を挿入し、
開口10−9の縁部においてかしめを行うことによりセ
ンターメタル21−2をフレーム基板10に固着する。
次に、サブプリント基板20をフレーム基板10に載せ
る。サブプリント基板20の開口の中心がセンターメタ
ル21−2の中心に合うように相対位置を出し、リング
状のスペーサ30を介在させてコアアセンブリの取付け
部21−3aを重ねてねじ31により、フレーム基板1
0とサブプリント基板20とコアアセンブリとを一体化
する。スペーサ30は、コアアセンブリの高さ方向の位
置合わせの機能をも持つ。
【0011】上記のように、これまでのステータでは、
センターメタル21−2の固着は下端部のかしめにより
行われており、組み立てに時間を要していた。また、セ
ンターメタル21−2の中心に対するサブプリント基板
20及びコアアセンブリの位置合わせにも時間を要する
という問題点があった。
センターメタル21−2の固着は下端部のかしめにより
行われており、組み立てに時間を要していた。また、セ
ンターメタル21−2の中心に対するサブプリント基板
20及びコアアセンブリの位置合わせにも時間を要する
という問題点があった。
【0012】上記のような問題点に鑑み、本発明の課題
は、フレーム基板へのステータの組立て工程を簡略化し
たディスクドライブを提供することにある。
は、フレーム基板へのステータの組立て工程を簡略化し
たディスクドライブを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクを受
入れるための受入れ機構と、受入れたディスクを排出す
るための排出機構と、ディスクに対してアクセスするた
めのヘッド部を有し、該ヘッド部を前記ディスクの半径
方向に沿って移動可能に保持しているキャリッジ機構
と、該キャリッジ機構を移動させる移動機構と、ディス
クを保持しつつ回転駆動するためのディスクテーブル
と、該ディスクテーブルを回転駆動するモータとを備え
たディスクドライブにおいて、前記モータは、回転軸を
持つロータと金属製のフレーム基板上に構成され前記ロ
ータに組合わされるステータとを含み、前記ステータを
前記フレーム基板上に構成するために、該フレーム基板
に搭載されるプリント配線基板を有し、前記ステータ
は、放射状に延びる複数の固定子コアを有するコアアセ
ンブリと、該複数の固定子コアのそれぞれに巻回した固
定子コイルとを含み、前記フレーム基板には前記回転軸
を軸支するための金属製の筒状の軸受け部が設けられ、
該軸受け部はその下部にフランジ部を有し、前記コアア
センブリの一部と前記フレーム基板との間に前記フラン
ジ部が介在するようにして、前記コアアセンブリの一部
から、前記フランジ部を通して前記フレーム基板にねじ
が挿通されて前記コアアセンブリと前記軸受け部とが前
記フレーム基板に固定されていることを特徴とする。
入れるための受入れ機構と、受入れたディスクを排出す
るための排出機構と、ディスクに対してアクセスするた
めのヘッド部を有し、該ヘッド部を前記ディスクの半径
方向に沿って移動可能に保持しているキャリッジ機構
と、該キャリッジ機構を移動させる移動機構と、ディス
クを保持しつつ回転駆動するためのディスクテーブル
と、該ディスクテーブルを回転駆動するモータとを備え
たディスクドライブにおいて、前記モータは、回転軸を
持つロータと金属製のフレーム基板上に構成され前記ロ
ータに組合わされるステータとを含み、前記ステータを
前記フレーム基板上に構成するために、該フレーム基板
に搭載されるプリント配線基板を有し、前記ステータ
は、放射状に延びる複数の固定子コアを有するコアアセ
ンブリと、該複数の固定子コアのそれぞれに巻回した固
定子コイルとを含み、前記フレーム基板には前記回転軸
を軸支するための金属製の筒状の軸受け部が設けられ、
該軸受け部はその下部にフランジ部を有し、前記コアア
センブリの一部と前記フレーム基板との間に前記フラン
ジ部が介在するようにして、前記コアアセンブリの一部
から、前記フランジ部を通して前記フレーム基板にねじ
が挿通されて前記コアアセンブリと前記軸受け部とが前
記フレーム基板に固定されていることを特徴とする。
【0014】なお、前記コアアセンブリは、前記軸受け
部の外径よりも十分大きい内径を持つ金属製のリング状
部の外周側に前記放射状に延びる複数の固定子コアを有
すると共に、前記リング状部の内径側における互いに対
向する箇所に前記軸受け部の外周側に延びる一対の取付
け部を前記コアアセンブリの一部として有し、前記一対
の取付け部の先端側にはそれぞれ、前記軸受け部の外径
と実質上等しい径の円弧状部が形成されていることを特
徴とする。
部の外径よりも十分大きい内径を持つ金属製のリング状
部の外周側に前記放射状に延びる複数の固定子コアを有
すると共に、前記リング状部の内径側における互いに対
向する箇所に前記軸受け部の外周側に延びる一対の取付
け部を前記コアアセンブリの一部として有し、前記一対
の取付け部の先端側にはそれぞれ、前記軸受け部の外径
と実質上等しい径の円弧状部が形成されていることを特
徴とする。
【0015】また、前記プリント配線基板は、前記軸受
け部に対応する箇所に前記フランジ部の外径より大きな
開口を有し、前記フレーム基板の端縁部の複数箇所には
それぞれ、楔形部を持つ掛止片が前記フレーム基板の面
に垂直な方向に立ち上げて形成されており、前記楔形部
を前記フレーム基板の端縁部から内側方向に曲げて、前
記楔形部と前記フレーム基板との間に前記プリント配線
基板の端縁部を挟み込んで前記プリント配線基板を固定
するようにしたことを特徴とする。
け部に対応する箇所に前記フランジ部の外径より大きな
開口を有し、前記フレーム基板の端縁部の複数箇所には
それぞれ、楔形部を持つ掛止片が前記フレーム基板の面
に垂直な方向に立ち上げて形成されており、前記楔形部
を前記フレーム基板の端縁部から内側方向に曲げて、前
記楔形部と前記フレーム基板との間に前記プリント配線
基板の端縁部を挟み込んで前記プリント配線基板を固定
するようにしたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】図1〜図5を参照して、本発明の
好ましい実施の形態を、図6と同様の磁気ディスクドラ
イブに適用した場合について説明する。図2は、磁気デ
ィスクドライブの要部、すなわちフレーム基板1とこれ
に取付けられた磁気ディスク回転用のドライブモータ
(以下、モータと呼ぶ)2について示している。
好ましい実施の形態を、図6と同様の磁気ディスクドラ
イブに適用した場合について説明する。図2は、磁気デ
ィスクドライブの要部、すなわちフレーム基板1とこれ
に取付けられた磁気ディスク回転用のドライブモータ
(以下、モータと呼ぶ)2について示している。
【0017】図示しない磁気ディスクを受入れるための
受入れ機構や、受入れた磁気ディスクを排出するための
排出機構や、磁気ディスクに対してアクセスするための
磁気ヘッドを有してこの磁気ヘッドを磁気ディスクの半
径方向に沿って移動可能に保持しているキャリッジ機構
や、このキャリッジ機構を移動させる移動機構は、フレ
ーム基板1の主面側、すなわち図2では上面側に組み込
まれる。そして、これらの構造については、周知のもの
を用いるので、説明は省略する。言い換えれば、本形態
の特徴は、フレーム基板1に対するステータの組立て構
造及びモータ2の取付け構造にあり、それ以外の構造に
ついては従来の磁気ディスクドライブと基本的に同じと
考えて良い。
受入れ機構や、受入れた磁気ディスクを排出するための
排出機構や、磁気ディスクに対してアクセスするための
磁気ヘッドを有してこの磁気ヘッドを磁気ディスクの半
径方向に沿って移動可能に保持しているキャリッジ機構
や、このキャリッジ機構を移動させる移動機構は、フレ
ーム基板1の主面側、すなわち図2では上面側に組み込
まれる。そして、これらの構造については、周知のもの
を用いるので、説明は省略する。言い換えれば、本形態
の特徴は、フレーム基板1に対するステータの組立て構
造及びモータ2の取付け構造にあり、それ以外の構造に
ついては従来の磁気ディスクドライブと基本的に同じと
考えて良い。
【0018】モータ2は、図8で説明したモータ21と
同じ構造を持ち、ロータ2−1とこのロータ2−1に組
合わされるステータ2−2とから成る。ロータ2−1
は、円板状の金属製のケーシング2−11の中央部に断
面略台形状部2−12を上方に突出させて有する。断面
略台形状部2−12の上面には、ディスクテーブル3が
固着されている。フレーム基板1には、ロータ2−1の
断面略台形状部2−12の上部のみを主面側に突出させ
ることのできる開口1−1が設けられている。その結
果、ディスクテーブル3はフレーム基板1の主面側に突
出する。
同じ構造を持ち、ロータ2−1とこのロータ2−1に組
合わされるステータ2−2とから成る。ロータ2−1
は、円板状の金属製のケーシング2−11の中央部に断
面略台形状部2−12を上方に突出させて有する。断面
略台形状部2−12の上面には、ディスクテーブル3が
固着されている。フレーム基板1には、ロータ2−1の
断面略台形状部2−12の上部のみを主面側に突出させ
ることのできる開口1−1が設けられている。その結
果、ディスクテーブル3はフレーム基板1の主面側に突
出する。
【0019】ロータ2−1は、その中心にケーシング2
−11とディスクテーブル3とを貫通するように金属製
の回転軸2−13が一体的に固着されている。すなわ
ち、ケーシング2−11と回転軸2−13は、ディスク
テーブル3をプラスチックマグネットにより射出成形で
成形する時に一体的に組み付けられる。ケーシング2−
11は、その周縁に下方に延びる筒状体2−14を有
し、筒状体2−14の内側にリング状の永久磁石2−1
5が取り付けられている。
−11とディスクテーブル3とを貫通するように金属製
の回転軸2−13が一体的に固着されている。すなわ
ち、ケーシング2−11と回転軸2−13は、ディスク
テーブル3をプラスチックマグネットにより射出成形で
成形する時に一体的に組み付けられる。ケーシング2−
11は、その周縁に下方に延びる筒状体2−14を有
し、筒状体2−14の内側にリング状の永久磁石2−1
5が取り付けられている。
【0020】図8において説明したように、断面略台形
状部2−12の下面側にはアーム2−16が組み付けら
れ、このアーム2−16にはドライブローラ2−17が
回転可能に設けられる。そして、断面略台形状部2−1
2及びディスクテーブル3には略四角形の穴が設けら
れ、これらの穴を通してドライブローラ2−17がディ
スクテーブル3の上方に突出するように配設される。磁
気ディスクドライブ内に収容された磁気ディスクはディ
スクテーブル3の上に載り、磁気ディスクのハブに形成
された穴にドライブローラ2−17が嵌入することで回
転駆動される。
状部2−12の下面側にはアーム2−16が組み付けら
れ、このアーム2−16にはドライブローラ2−17が
回転可能に設けられる。そして、断面略台形状部2−1
2及びディスクテーブル3には略四角形の穴が設けら
れ、これらの穴を通してドライブローラ2−17がディ
スクテーブル3の上方に突出するように配設される。磁
気ディスクドライブ内に収容された磁気ディスクはディ
スクテーブル3の上に載り、磁気ディスクのハブに形成
された穴にドライブローラ2−17が嵌入することで回
転駆動される。
【0021】一方、ステータ2−2は、モータフレーム
基板5によりフレーム基板1の背面側に取り付けられ
る。すなわち、ステータ2−2は、金属製のモータフレ
ーム基板5の主面に実装されたプリント配線基板6上に
構成される。ステータ2−2は、図9で説明したものと
同じ構造であり、放射状に延びる複数の固定子コア2−
21を有するコアアセンブリと、複数の固定子コア2−
21のそれぞれに巻回した固定子コイル2−22と、回
転軸2−13を受けるためのセンターメタル(軸受け
部)2−23とを有する。モータフレーム基板5は、そ
の端縁部から上方に延びてフレーム基板1の背面に当接
する逆L形の取付け部5−1を複数個有する。
基板5によりフレーム基板1の背面側に取り付けられ
る。すなわち、ステータ2−2は、金属製のモータフレ
ーム基板5の主面に実装されたプリント配線基板6上に
構成される。ステータ2−2は、図9で説明したものと
同じ構造であり、放射状に延びる複数の固定子コア2−
21を有するコアアセンブリと、複数の固定子コア2−
21のそれぞれに巻回した固定子コイル2−22と、回
転軸2−13を受けるためのセンターメタル(軸受け
部)2−23とを有する。モータフレーム基板5は、そ
の端縁部から上方に延びてフレーム基板1の背面に当接
する逆L形の取付け部5−1を複数個有する。
【0022】図1を参照して、ステータの組立て構造に
ついて説明する。本形態においても、コアアセンブリは
その内径側に一対の取付け部2−21aを有している。
そして、一対の取付け部2−21aにはそれぞれ、ねじ
8を挿通するための穴2−21bが設けられていると共
に、先端側にはそれぞれ、センターメタル2−23の外
径と実質上等しい径の円弧状部が形成されている。セン
ターメタル2−23は、その下端部にフランジ2−23
aを持つ。このフランジ2−23aには、一対の取付け
部2−21aの穴2−21bに対応する箇所にねじ8を
挿通するための穴2−23bが設けられている。また、
モータフレーム基板5にはねじ8を螺合するためのねじ
穴が設けられている。更に、取付け部2−21a、プリ
ント配線基板6、モータフレーム基板5にはそれぞれ、
位置決め用の治具9を挿通するための穴2−21c、6
a、5aが設けられている。なお、本形態では、センタ
ーメタル2−23はねじ8によりモータフレーム基板5
に固定されるので、モータフレーム基板5にセンターメ
タル2−23用の穴を設けることは不要であり、従って
かしめ作業も不要である。また、プリント配線基板6に
は、センターメタル2−23のフランジ2−23aの外
径より大きな開口が形成されている。
ついて説明する。本形態においても、コアアセンブリは
その内径側に一対の取付け部2−21aを有している。
そして、一対の取付け部2−21aにはそれぞれ、ねじ
8を挿通するための穴2−21bが設けられていると共
に、先端側にはそれぞれ、センターメタル2−23の外
径と実質上等しい径の円弧状部が形成されている。セン
ターメタル2−23は、その下端部にフランジ2−23
aを持つ。このフランジ2−23aには、一対の取付け
部2−21aの穴2−21bに対応する箇所にねじ8を
挿通するための穴2−23bが設けられている。また、
モータフレーム基板5にはねじ8を螺合するためのねじ
穴が設けられている。更に、取付け部2−21a、プリ
ント配線基板6、モータフレーム基板5にはそれぞれ、
位置決め用の治具9を挿通するための穴2−21c、6
a、5aが設けられている。なお、本形態では、センタ
ーメタル2−23はねじ8によりモータフレーム基板5
に固定されるので、モータフレーム基板5にセンターメ
タル2−23用の穴を設けることは不要であり、従って
かしめ作業も不要である。また、プリント配線基板6に
は、センターメタル2−23のフランジ2−23aの外
径より大きな開口が形成されている。
【0023】次に、ステータ2−2の組立てについて説
明する。はじめに、モータフレーム基板5にプリント配
線基板6を搭載する。次に、センターメタル2−23に
コアアセンブリの取付け部2−21aを組合せて、ねじ
8によりモータフレーム基板5に仮止めする。この時、
センターメタル2−23の中心に対するコアアセンブリ
の相対位置は、センターメタル2−23の筒状部の外径
と取付け部2−21aの先端の円弧状部の径で決まる。
ねじ8を完全に締め付けする前に、治具9によりモータ
フレーム基板5に対するセンターメタル2−23とコア
アセンブリとの組合せ体及びプリント配線基板6を位置
決めする。位置決めされた状態で、ねじ8を完全に締め
付ける。続いて、後述する方法で、プリント配線基板6
をモータフレーム基板5に固定する。
明する。はじめに、モータフレーム基板5にプリント配
線基板6を搭載する。次に、センターメタル2−23に
コアアセンブリの取付け部2−21aを組合せて、ねじ
8によりモータフレーム基板5に仮止めする。この時、
センターメタル2−23の中心に対するコアアセンブリ
の相対位置は、センターメタル2−23の筒状部の外径
と取付け部2−21aの先端の円弧状部の径で決まる。
ねじ8を完全に締め付けする前に、治具9によりモータ
フレーム基板5に対するセンターメタル2−23とコア
アセンブリとの組合せ体及びプリント配線基板6を位置
決めする。位置決めされた状態で、ねじ8を完全に締め
付ける。続いて、後述する方法で、プリント配線基板6
をモータフレーム基板5に固定する。
【0024】図3は、図2に示されたフレーム基板1と
モータフレーム基板5及びプリント配線基板6のみを示
している。図3、図4において、モータ2は、そのステ
ータ2−2側がフレーム基板1の背面側に突出する状態
となる。このため、本形態では、フレーム基板1の背面
側にロアーカバーと呼ばれるケーシング7を組み付ける
ようにしている。このケーシング7は、フレーム基板1
と同様、両側に側壁7−1を持つ断面コ字形状であり、
フレーム基板1の両側の側壁1−2の外側に着脱自在に
はめ込まれる。ケーシング7は、フレーム基板1に組み
付けた時にその主面がモータフレーム基板5と面一にな
るように作られ、モータフレーム基板5と対応する領域
には開口7−2が設けられている。
モータフレーム基板5及びプリント配線基板6のみを示
している。図3、図4において、モータ2は、そのステ
ータ2−2側がフレーム基板1の背面側に突出する状態
となる。このため、本形態では、フレーム基板1の背面
側にロアーカバーと呼ばれるケーシング7を組み付ける
ようにしている。このケーシング7は、フレーム基板1
と同様、両側に側壁7−1を持つ断面コ字形状であり、
フレーム基板1の両側の側壁1−2の外側に着脱自在に
はめ込まれる。ケーシング7は、フレーム基板1に組み
付けた時にその主面がモータフレーム基板5と面一にな
るように作られ、モータフレーム基板5と対応する領域
には開口7−2が設けられている。
【0025】上記の取付け部5−1は、ここでは2箇所
に設けられており、それぞれフレーム基板1の背面にね
じによる取り付けが行われる。
に設けられており、それぞれフレーム基板1の背面にね
じによる取り付けが行われる。
【0026】図5をも参照して、モータフレーム基板5
の端縁部の複数箇所(ここでは3箇所)にそれぞれ、楔
形部5−31を持つ掛止片5−3がモータフレーム基板
5の面に垂直な方向に立ち上げて形成されている。楔形
部5−31の形成高さは、モータフレーム基板5に搭載
されるプリント配線基板6の厚さよりやや低くなるよう
にされている。その結果、楔形部5−31を、図5に破
線で示すように、モータフレーム基板5の端縁部から内
側方向に曲げると、楔形部5−31とモータフレーム基
板5との間にプリント配線基板6の端縁部が挟み込まれ
る。このようにして、プリント配線基板6をモータフレ
ーム基板5に固定することができる。
の端縁部の複数箇所(ここでは3箇所)にそれぞれ、楔
形部5−31を持つ掛止片5−3がモータフレーム基板
5の面に垂直な方向に立ち上げて形成されている。楔形
部5−31の形成高さは、モータフレーム基板5に搭載
されるプリント配線基板6の厚さよりやや低くなるよう
にされている。その結果、楔形部5−31を、図5に破
線で示すように、モータフレーム基板5の端縁部から内
側方向に曲げると、楔形部5−31とモータフレーム基
板5との間にプリント配線基板6の端縁部が挟み込まれ
る。このようにして、プリント配線基板6をモータフレ
ーム基板5に固定することができる。
【0027】このように、プリント配線基板6の固定
を、図6で説明したようなねじで行わずに、掛止片5−
3で行うのは、以下の理由による。プリント配線基板6
は、その材料の性質上、そりを考慮する必要がある。そ
のため、ねじによる固定を行う場合には、図6に示され
るように、できるだけ端縁部に近い複数箇所で行う必要
がある。しかしながら、ねじ止め箇所は、プリント配線
基板6に形成される導電パターンの制約を受けるので、
必ずしも端縁部に近い箇所には設定できない。
を、図6で説明したようなねじで行わずに、掛止片5−
3で行うのは、以下の理由による。プリント配線基板6
は、その材料の性質上、そりを考慮する必要がある。そ
のため、ねじによる固定を行う場合には、図6に示され
るように、できるだけ端縁部に近い複数箇所で行う必要
がある。しかしながら、ねじ止め箇所は、プリント配線
基板6に形成される導電パターンの制約を受けるので、
必ずしも端縁部に近い箇所には設定できない。
【0028】本形態による掛止片5−3は、プリント配
線基板6の端縁部に近い箇所に形成されるので、上記の
ような問題点を解消することができる。特に、掛止片5
−3は、その楔形部5−31の傾斜角度を大きくする
と、プリント配線基板6をモータフレーム基板5上に締
め付けて固定する強度が大きくなる。逆に言えば、プリ
ント配線基板6の固定強度は、楔形部5−31の傾斜角
度を適宜選択することで調整できる。また、プリント配
線基板6を固定するためのねじが不要であるので、部品
点数の削減によるコストの低減化をはかることができ、
モータフレーム基板5へのねじ切りも不要であるので、
加工工程も削減できる。更に、掛止片5−3は、プリン
ト配線基板6に接触するので、グランドの機能を持たせ
ることもできる。
線基板6の端縁部に近い箇所に形成されるので、上記の
ような問題点を解消することができる。特に、掛止片5
−3は、その楔形部5−31の傾斜角度を大きくする
と、プリント配線基板6をモータフレーム基板5上に締
め付けて固定する強度が大きくなる。逆に言えば、プリ
ント配線基板6の固定強度は、楔形部5−31の傾斜角
度を適宜選択することで調整できる。また、プリント配
線基板6を固定するためのねじが不要であるので、部品
点数の削減によるコストの低減化をはかることができ、
モータフレーム基板5へのねじ切りも不要であるので、
加工工程も削減できる。更に、掛止片5−3は、プリン
ト配線基板6に接触するので、グランドの機能を持たせ
ることもできる。
【0029】以上、本発明を、ディスク駆動用のモータ
のステータをフレーム基板1の背面側に構成する形態に
適用して説明したが、本発明はディスク駆動用のモータ
を図8に示されるように、フレーム基板1の内面側に構
成する場合にも適用可能であることは言うまでも無い。
すなわち、図8の例で言えば、フレーム基板10が図2
のモータフレーム基板5に、サブプリント基板20がプ
リント配線基板6にそれぞれ相当することになるだけで
ある。
のステータをフレーム基板1の背面側に構成する形態に
適用して説明したが、本発明はディスク駆動用のモータ
を図8に示されるように、フレーム基板1の内面側に構
成する場合にも適用可能であることは言うまでも無い。
すなわち、図8の例で言えば、フレーム基板10が図2
のモータフレーム基板5に、サブプリント基板20がプ
リント配線基板6にそれぞれ相当することになるだけで
ある。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、プリ
ント配線基板へのディスク駆動用のモータのステータの
組立てを、かしめや面倒な位置合わせを行うこと無く簡
単に行うことができる。また、プリント配線基板のフレ
ーム基板への固定をねじを使用せずに行うことができる
ので、部品点数の削減及び加工工程の削減によるコスト
の低減化を図ることができる。
ント配線基板へのディスク駆動用のモータのステータの
組立てを、かしめや面倒な位置合わせを行うこと無く簡
単に行うことができる。また、プリント配線基板のフレ
ーム基板への固定をねじを使用せずに行うことができる
ので、部品点数の削減及び加工工程の削減によるコスト
の低減化を図ることができる。
【図1】本発明による磁気ディスク回転駆動用のモータ
のステータの組立て構造を説明するための拡大断面図で
ある。
のステータの組立て構造を説明するための拡大断面図で
ある。
【図2】本発明による磁気ディスクドライブのうち、フ
レーム基板とこれに組み付けられる磁気ディスク回転駆
動用のモータとの関係を示した断面図である。
レーム基板とこれに組み付けられる磁気ディスク回転駆
動用のモータとの関係を示した断面図である。
【図3】図2に示されたフレーム基板とモータフレーム
基板及びケーシングとの関係を正面側から見た図であ
る。
基板及びケーシングとの関係を正面側から見た図であ
る。
【図4】図3に示されたフレーム基板とモータフレーム
基板及びケーシングとの関係を下面側から見た図であ
る。
基板及びケーシングとの関係を下面側から見た図であ
る。
【図5】図3に示されたモータフレーム基板に形成され
る掛止片とその周辺部を拡大して示した斜視図である。
る掛止片とその周辺部を拡大して示した斜視図である。
【図6】従来の磁気ディスクドライブの内部をメインプ
リント基板、サブプリント基板、キャリッジ機構とその
周辺機構について示した平面図である。
リント基板、サブプリント基板、キャリッジ機構とその
周辺機構について示した平面図である。
【図7】図6の線A−A′による断面図である。
【図8】図6の線B−B′による断面図である。
【図9】磁気ディスク回転駆動用のモータのステータの
構造を説明するための平面図である。
構造を説明するための平面図である。
【図10】従来の磁気ディスク回転駆動用のモータのス
テータの組立て構造を説明するための拡大断面図であ
る。
テータの組立て構造を説明するための拡大断面図であ
る。
1、10 フレーム基板 2、21 モータ 2−1 ロータ 2−2 ステータ 2−11 ケーシング 2−12 断面略台形状部 2−13、21−1 回転軸 2−14 筒状体 2−15、21−5 永久磁石 2−16、22 アーム 2−17、23 駆動ローラ 2−23、21−2 センターメタル 3、21−8 ディスクテーブル 5 モータフレーム基板 6 プリント配線基板 9 治具 11 メインプリント基板 13 ステッピングモータ 14 キャリッジ機構 15 ガイドバー 16 ガイドバークランプ 17 カバー板 20 サブプリント基板
Claims (3)
- 【請求項1】 ディスクを受入れるための受入れ機構
と、受入れたディスクを排出するための排出機構と、デ
ィスクに対してアクセスするためのヘッド部を有し、該
ヘッド部を前記ディスクの半径方向に沿って移動可能に
保持しているキャリッジ機構と、該キャリッジ機構を移
動させる移動機構と、ディスクを保持しつつ回転駆動す
るためのディスクテーブルと、該ディスクテーブルを回
転駆動するモータとを備えたディスクドライブにおい
て、 前記モータは、回転軸を持つロータと金属製のフレーム
基板上に構成され前記ロータに組合わされるステータと
を含み、前記ステータを前記フレーム基板上に構成する
ために、該フレーム基板に搭載されるプリント配線基板
を有し、前記ステータは、放射状に延びる複数の固定子
コアを有するコアアセンブリと、該複数の固定子コアの
それぞれに巻回した固定子コイルとを含み、前記フレー
ム基板には前記回転軸を軸支するための金属製の筒状の
軸受け部が設けられ、該軸受け部はその下部にフランジ
部を有し、前記コアアセンブリの一部と前記フレーム基
板との間に前記フランジ部が介在するようにして、前記
コアアセンブリの一部から、前記フランジ部を通して前
記フレーム基板にねじが挿通されて前記コアアセンブリ
と前記軸受け部とが前記フレーム基板に固定されている
ことを特徴とするディスクドライブ。 - 【請求項2】 請求項1記載のディスクドライブにおい
て、前記コアアセンブリは、前記軸受け部の外径よりも
十分大きい内径を持つ金属製のリング状部の外周側に前
記放射状に延びる複数の固定子コアを有すると共に、前
記リング状部の内径側における互いに対向する箇所に前
記軸受け部の外周側に延びる一対の取付け部を前記コア
アセンブリの一部として有し、前記一対の取付け部の先
端側にはそれぞれ、前記軸受け部の外径と実質上等しい
径の円弧状部が形成されていることを特徴とするディス
クドライブ。 - 【請求項3】 請求項2記載のディスクドライブにおい
て、前記プリント配線基板は、前記軸受け部に対応する
箇所に前記フランジ部の外径より大きな開口を有し、前
記フレーム基板の端縁部の複数箇所にはそれぞれ、楔形
部を持つ掛止片が前記フレーム基板の面に垂直な方向に
立ち上げて形成されており、前記楔形部を前記フレーム
基板の端縁部から内側方向に曲げて、前記楔形部と前記
フレーム基板との間に前記プリント配線基板の端縁部を
挟み込んで前記プリント配線基板を固定するようにした
ことを特徴とするディスクドライブ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10010107A JPH11213535A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | ディスクドライブ |
US09/234,159 US6166878A (en) | 1998-01-22 | 1999-01-21 | Disk drive having the motor core secured via the disk rotating bearing flange to the chassis |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10010107A JPH11213535A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | ディスクドライブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11213535A true JPH11213535A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11741103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10010107A Pending JPH11213535A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | ディスクドライブ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6166878A (ja) |
JP (1) | JPH11213535A (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5610780A (en) * | 1993-06-30 | 1997-03-11 | Matsushital Electric Industrial Co, Ltd. | Floppy disk unit |
JPH0991943A (ja) * | 1995-09-26 | 1997-04-04 | Mitsumi Electric Co Ltd | 磁気ディスクドライバ |
JPH0991814A (ja) * | 1995-09-27 | 1997-04-04 | Mitsumi Electric Co Ltd | 磁気ディスクドライバのチャッキング機構 |
JPH0991866A (ja) * | 1995-09-28 | 1997-04-04 | Mitsumi Electric Co Ltd | 磁気ディスクドライバ |
-
1998
- 1998-01-22 JP JP10010107A patent/JPH11213535A/ja active Pending
-
1999
- 1999-01-21 US US09/234,159 patent/US6166878A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6166878A (en) | 2000-12-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050216 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050622 |