JPH11203767A - ディスクドライブ - Google Patents
ディスクドライブInfo
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- JPH11203767A JPH11203767A JP10001988A JP198898A JPH11203767A JP H11203767 A JPH11203767 A JP H11203767A JP 10001988 A JP10001988 A JP 10001988A JP 198898 A JP198898 A JP 198898A JP H11203767 A JPH11203767 A JP H11203767A
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- Japan
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- disk
- stator
- frame substrate
- rotor
- main surface
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B25/00—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
- G11B25/04—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card
- G11B25/043—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card using rotating discs
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/20—Driving; Starting; Stopping; Control thereof
- G11B19/2009—Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
Landscapes
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスクを回転駆動するためのモータからの
漏洩磁束の影響をなくすようにしたディスクドライブを
提供すること。 【解決手段】 ディスクを回転駆動するためのモータ2
は、ロータ2−1と該ロータに組合わされるステータ2
−2とから成る。ロータは、ケーシング2−11の中央
部に断面略台形状部2−12を上方に突出させて有し、
該断面略台形状部の上面にディスクテーブル3を固着し
ている。フレーム基板1には、前記ロータの前記断面略
台形状部の上部のみを主面側に突出させることのできる
開口1−1が設けられており、前記ディスクテーブルを
前記主面側に突出させ、前記ステータは前記フレーム基
板の背面側に取り付けた。
漏洩磁束の影響をなくすようにしたディスクドライブを
提供すること。 【解決手段】 ディスクを回転駆動するためのモータ2
は、ロータ2−1と該ロータに組合わされるステータ2
−2とから成る。ロータは、ケーシング2−11の中央
部に断面略台形状部2−12を上方に突出させて有し、
該断面略台形状部の上面にディスクテーブル3を固着し
ている。フレーム基板1には、前記ロータの前記断面略
台形状部の上部のみを主面側に突出させることのできる
開口1−1が設けられており、前記ディスクテーブルを
前記主面側に突出させ、前記ステータは前記フレーム基
板の背面側に取り付けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ディスクのよう
なディスク状の記録媒体に対してデータの読み出しや書
き込みのアクセスを行うためのディスクドライブに関す
る。
なディスク状の記録媒体に対してデータの読み出しや書
き込みのアクセスを行うためのディスクドライブに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4〜図6を参照して、従来のディスク
ドライブのうち、磁気ディスクを対象とした磁気ディス
クドライブについて説明する。このような磁気ディスク
ドライブは、例えば特開平9−91943に開示されて
いる。図4では磁気ディスクドライブの構成のうち、磁
気ディスクを受入れるための受入れ機構及び排出するた
めの排出機構は省略して示している。フレーム基板10
は両側に側壁10−1を有する断面コ字形にされ、この
フレーム基板10内にすべての構成要素が収容される。
メインプリント基板11、サブプリント基板20はフレ
ーム基板10にねじ止め固定される。メインプリント基
板11について言えば、フレーム基板10の主板に切起
こしによる2つの支持台10−2が形成され、メインプ
リント基板11はこの2箇所の支持台10−2上にねじ
12により固定される。
ドライブのうち、磁気ディスクを対象とした磁気ディス
クドライブについて説明する。このような磁気ディスク
ドライブは、例えば特開平9−91943に開示されて
いる。図4では磁気ディスクドライブの構成のうち、磁
気ディスクを受入れるための受入れ機構及び排出するた
めの排出機構は省略して示している。フレーム基板10
は両側に側壁10−1を有する断面コ字形にされ、この
フレーム基板10内にすべての構成要素が収容される。
メインプリント基板11、サブプリント基板20はフレ
ーム基板10にねじ止め固定される。メインプリント基
板11について言えば、フレーム基板10の主板に切起
こしによる2つの支持台10−2が形成され、メインプ
リント基板11はこの2箇所の支持台10−2上にねじ
12により固定される。
【0003】ステッピングモータ13は、フレーム基板
10の後端に設けられた後壁10−3に設けられ、その
出力軸13−1は後壁10−3を貫通している。出力軸
13−1の先端は、フレーム基板10の主板に切起こし
により形成された軸受部10−4に回転可能に支持され
ている。出力軸13−1は周囲にねじが切られている。
キャリッジ機構14に設けられたアーム14−1に植設
されたピン14−2がこのねじに係合していることによ
り、出力軸13−1が回転するとキャリッジ機構14が
出力軸13−1と同方向に移動する。キャリッジ機構1
4は、磁気ディスクに対してアクセスするための磁気ヘ
ッドを搭載しており、磁気ヘッドを磁気ディスクの半径
方向に沿って移動させるためのものである。
10の後端に設けられた後壁10−3に設けられ、その
出力軸13−1は後壁10−3を貫通している。出力軸
13−1の先端は、フレーム基板10の主板に切起こし
により形成された軸受部10−4に回転可能に支持され
ている。出力軸13−1は周囲にねじが切られている。
キャリッジ機構14に設けられたアーム14−1に植設
されたピン14−2がこのねじに係合していることによ
り、出力軸13−1が回転するとキャリッジ機構14が
出力軸13−1と同方向に移動する。キャリッジ機構1
4は、磁気ディスクに対してアクセスするための磁気ヘ
ッドを搭載しており、磁気ヘッドを磁気ディスクの半径
方向に沿って移動させるためのものである。
【0004】アーム14−1と反対側のキャリッジ機構
14にはコ字形の軸受アーム14−3が設けられてい
る。この軸受アーム14−3にはガイドバー15が貫通
している。ガイドバー15は、ガイドバークランプ16
に保持されている。このことにより、出力軸13−1の
回転に伴なうキャリッジ機構14の移動はガイドバー1
5により案内される。ガイドバークランプ16はまた、
支持板10−4にねじ止め固定される。この支持板10
−4はフレーム基板10の主板に切起こしにより形成さ
れ、メインプリント基板11の穴を通して上方に突出し
ている。
14にはコ字形の軸受アーム14−3が設けられてい
る。この軸受アーム14−3にはガイドバー15が貫通
している。ガイドバー15は、ガイドバークランプ16
に保持されている。このことにより、出力軸13−1の
回転に伴なうキャリッジ機構14の移動はガイドバー1
5により案内される。ガイドバークランプ16はまた、
支持板10−4にねじ止め固定される。この支持板10
−4はフレーム基板10の主板に切起こしにより形成さ
れ、メインプリント基板11の穴を通して上方に突出し
ている。
【0005】次に、サブプリント基板20について説明
する。図6から明らかなように、サブプリント基板20
は、その上面側にのみ磁気ディスク回転駆動用のモータ
21や必要な回路部品(図示せず)が実装されるので、
磁気ディスクの出入口、すなわちフロントベゼル17寄
りのフレーム基板10の主板にほぼ接するようにねじ1
2により固定される。モータ21の構成について簡単に
説明すると、回転軸21−1、軸受けとしての筒状のセ
ンターメタル21−2、中心から放射状に延びる複数の
固定子用のコア21−3、このコア21−3の先端部に
巻回した固定子コイル21−4、コア21−3の外周部
を包囲するように設けられるリング状の永久磁石21−
5、この永久磁石21−5を回転可能に保持しているケ
ーシング21−6を有し、永久磁石21−5、ケーシン
グ21−6が回転軸21−1と共に回転する。21−7
はインデックスマグネットである。コア21−3及び固
定子コイル21−4はモータ21のステータとして作用
し、永久磁石21−5及びケーシング21−6はモータ
21のロータとして作用する。このようなステータ及び
ロータは、例えば特開平9−91866に開示されてい
るので、詳しい説明は省略する。
する。図6から明らかなように、サブプリント基板20
は、その上面側にのみ磁気ディスク回転駆動用のモータ
21や必要な回路部品(図示せず)が実装されるので、
磁気ディスクの出入口、すなわちフロントベゼル17寄
りのフレーム基板10の主板にほぼ接するようにねじ1
2により固定される。モータ21の構成について簡単に
説明すると、回転軸21−1、軸受けとしての筒状のセ
ンターメタル21−2、中心から放射状に延びる複数の
固定子用のコア21−3、このコア21−3の先端部に
巻回した固定子コイル21−4、コア21−3の外周部
を包囲するように設けられるリング状の永久磁石21−
5、この永久磁石21−5を回転可能に保持しているケ
ーシング21−6を有し、永久磁石21−5、ケーシン
グ21−6が回転軸21−1と共に回転する。21−7
はインデックスマグネットである。コア21−3及び固
定子コイル21−4はモータ21のステータとして作用
し、永久磁石21−5及びケーシング21−6はモータ
21のロータとして作用する。このようなステータ及び
ロータは、例えば特開平9−91866に開示されてい
るので、詳しい説明は省略する。
【0006】なお、ケーシング21−6は、その中央部
に断面略台形状部を有し、その上部の平坦部21−6a
には、プラスチックマグネットによるディスクテーブル
21−8が一体的に固着されている。平坦部21−6a
の下面側にはアーム22が組み付けられ、このアーム2
2にはドライブローラ23が回転可能に設けられる。そ
して、平坦部21−6a及びディスクテーブル21−8
には略四角形の穴が設けられ、これらの穴を通してドラ
イブローラ23がディスクテーブル21−8の上方に突
出するように配設される。磁気ディスクドライブ内に収
容された磁気ディスクはディスクテーブル21−8上に
載り、磁気ディスクのハブに形成された穴にドライブロ
ーラ23が嵌入することで回転駆動される。ディスクテ
ーブル21−8は、例えば特開平9−91814に開示
されているので、詳しい説明は省略する。
に断面略台形状部を有し、その上部の平坦部21−6a
には、プラスチックマグネットによるディスクテーブル
21−8が一体的に固着されている。平坦部21−6a
の下面側にはアーム22が組み付けられ、このアーム2
2にはドライブローラ23が回転可能に設けられる。そ
して、平坦部21−6a及びディスクテーブル21−8
には略四角形の穴が設けられ、これらの穴を通してドラ
イブローラ23がディスクテーブル21−8の上方に突
出するように配設される。磁気ディスクドライブ内に収
容された磁気ディスクはディスクテーブル21−8上に
載り、磁気ディスクのハブに形成された穴にドライブロ
ーラ23が嵌入することで回転駆動される。ディスクテ
ーブル21−8は、例えば特開平9−91814に開示
されているので、詳しい説明は省略する。
【0007】モータ21の上部には、磁気ディスクの排
出機構としてイジェクトプレート24が組み込まれ、磁
気ディスクの受入れ機構としてディスクホルダユニット
25が組み込まれている。これらのイジェクトプレート
24やディスクホルダユニット25についても、上記し
た特開平9−91814あるいは特開平9−91943
に開示されている。フレーム基板10にはカバー板18
が組み合わされて、フレーム基板10内の空間をカバー
する。
出機構としてイジェクトプレート24が組み込まれ、磁
気ディスクの受入れ機構としてディスクホルダユニット
25が組み込まれている。これらのイジェクトプレート
24やディスクホルダユニット25についても、上記し
た特開平9−91814あるいは特開平9−91943
に開示されている。フレーム基板10にはカバー板18
が組み合わされて、フレーム基板10内の空間をカバー
する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の磁気
ディスクドライブでは、モータ21がフレーム基板10
の主面側、すなわち内側に組み込まれているので、固定
子コイル21−4や永久磁石21−5から発生される磁
束が磁気ヘッドに作用してデータの読み出しあるいは書
き込みに悪影響を及ぼす。また、モータ21がフレーム
基板10の内側に組み込まれていると、フレーム基板1
0の主面側の限られた空間がモータ21で占有されるこ
とになり、他の機構を組み込むためのスペースが制限さ
れてしまう。
ディスクドライブでは、モータ21がフレーム基板10
の主面側、すなわち内側に組み込まれているので、固定
子コイル21−4や永久磁石21−5から発生される磁
束が磁気ヘッドに作用してデータの読み出しあるいは書
き込みに悪影響を及ぼす。また、モータ21がフレーム
基板10の内側に組み込まれていると、フレーム基板1
0の主面側の限られた空間がモータ21で占有されるこ
とになり、他の機構を組み込むためのスペースが制限さ
れてしまう。
【0009】このような悪影響をなくすために、ディス
クテーブルをモータから分離するようにすると、フレー
ム基板にはモータをフレーム基板の背面側に露出させる
ための大きな開口が必要となる。これは、フレーム基板
の機械的強度が小さくなってしまうことを意味する。
クテーブルをモータから分離するようにすると、フレー
ム基板にはモータをフレーム基板の背面側に露出させる
ための大きな開口が必要となる。これは、フレーム基板
の機械的強度が小さくなってしまうことを意味する。
【0010】上記のような問題点に鑑み、本発明の課題
は、ディスクを回転駆動するためのモータをフレーム基
板の主面側には露出させないようにして、モータからの
漏洩磁束の影響をなくすようにしたディスクドライブを
提供することにある。
は、ディスクを回転駆動するためのモータをフレーム基
板の主面側には露出させないようにして、モータからの
漏洩磁束の影響をなくすようにしたディスクドライブを
提供することにある。
【0011】本発明の他の課題は、フレーム基板の主面
側のスペースを有効に利用できるようにしたディスクド
ライブを提供することにある。
側のスペースを有効に利用できるようにしたディスクド
ライブを提供することにある。
【0012】本発明の更に他の課題は、上記の課題を、
フレーム基板の機械的強度を低下させることなく実現で
きるディスクドライブを提供することにある。
フレーム基板の機械的強度を低下させることなく実現で
きるディスクドライブを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクを受
入れるための受入れ機構と、受入れたディスクを排出す
るための排出機構と、ディスクに対してアクセスするた
めのヘッド部を有し、該ヘッド部を前記ディスクの半径
方向に沿って移動可能に保持しているキャリッジ機構
と、該キャリッジ機構を移動させる移動機構と、ディス
クを保持しつつ回転駆動するためのディスクテーブル
と、該ディスクテーブルを回転駆動するドライブモータ
とを備え、前記受入れ機構、前記排出機構、前記キャリ
ッジ機構、及び前記移動機構を金属製のフレーム基板の
主面側に組み込んでいるディスクドライブにおいて、前
記ドライブモータは、ロータと該ロータに組合わされる
ステータとから成り、前記ロータは、円板の中央部に断
面略台形状部を上方に突出させて有し、該断面略台形状
部の上面に前記ディスクテーブルを固着しており、前記
フレーム基板には、前記ロータの前記断面略台形状部の
上部のみを前記主面側に突出させることのできる開口が
設けられており、前記ディスクテーブルを前記主面側に
突出させ、前記ステータは前記フレーム基板の背面側に
取り付けたことを特徴とする。
入れるための受入れ機構と、受入れたディスクを排出す
るための排出機構と、ディスクに対してアクセスするた
めのヘッド部を有し、該ヘッド部を前記ディスクの半径
方向に沿って移動可能に保持しているキャリッジ機構
と、該キャリッジ機構を移動させる移動機構と、ディス
クを保持しつつ回転駆動するためのディスクテーブル
と、該ディスクテーブルを回転駆動するドライブモータ
とを備え、前記受入れ機構、前記排出機構、前記キャリ
ッジ機構、及び前記移動機構を金属製のフレーム基板の
主面側に組み込んでいるディスクドライブにおいて、前
記ドライブモータは、ロータと該ロータに組合わされる
ステータとから成り、前記ロータは、円板の中央部に断
面略台形状部を上方に突出させて有し、該断面略台形状
部の上面に前記ディスクテーブルを固着しており、前記
フレーム基板には、前記ロータの前記断面略台形状部の
上部のみを前記主面側に突出させることのできる開口が
設けられており、前記ディスクテーブルを前記主面側に
突出させ、前記ステータは前記フレーム基板の背面側に
取り付けたことを特徴とする。
【0014】なお、前記ロータは、その中心に該ロータ
と前記ディスクテーブルとを貫通するように回転軸が一
体的に固着されていると共に、前記円板の周縁に下方に
延びる筒状体を有して該筒状体の内側にリング状の永久
磁石が取り付けられている。
と前記ディスクテーブルとを貫通するように回転軸が一
体的に固着されていると共に、前記円板の周縁に下方に
延びる筒状体を有して該筒状体の内側にリング状の永久
磁石が取り付けられている。
【0015】ディスクドライブはまた、前記ステータを
前記フレーム基板の背面側に構成するために、金属製の
モータベース基板と、該モータベース基板の主面に実装
されたプリント配線基板とを有し、前記ステータは、前
記プリント配線基板に実装されて、中心部から放射状に
延びる複数の固定子コアと、該複数の固定子コアのそれ
ぞれに巻回した固定子コイルと、前記プリント配線基板
の前記中心部に設けられた前記回転軸の軸受け部とを含
み、前記モータベース基板は、その端縁部から上方に延
びて前記フレーム基板の背面に当接する逆L形の取付け
部を有することを特徴とする。
前記フレーム基板の背面側に構成するために、金属製の
モータベース基板と、該モータベース基板の主面に実装
されたプリント配線基板とを有し、前記ステータは、前
記プリント配線基板に実装されて、中心部から放射状に
延びる複数の固定子コアと、該複数の固定子コアのそれ
ぞれに巻回した固定子コイルと、前記プリント配線基板
の前記中心部に設けられた前記回転軸の軸受け部とを含
み、前記モータベース基板は、その端縁部から上方に延
びて前記フレーム基板の背面に当接する逆L形の取付け
部を有することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】図1〜図3を参照して、本発明の
好ましい実施の形態を、図4と同様の磁気ディスクドラ
イブに適用した場合について説明する。図1は、磁気デ
ィスクドライブの要部、すなわちフレーム基板1とこれ
に取付けられた磁気ディスク回転用のドライブモータ
(以下、モータと呼ぶ)2について示している。
好ましい実施の形態を、図4と同様の磁気ディスクドラ
イブに適用した場合について説明する。図1は、磁気デ
ィスクドライブの要部、すなわちフレーム基板1とこれ
に取付けられた磁気ディスク回転用のドライブモータ
(以下、モータと呼ぶ)2について示している。
【0017】図示しない磁気ディスクを受入れるための
受入れ機構や、受入れた磁気ディスクを排出するための
排出機構や、磁気ディスクに対してアクセスするための
磁気ヘッドを有してこの磁気ヘッドを磁気ディスクの半
径方向に沿って移動可能に保持しているキャリッジ機構
や、このキャリッジ機構を移動させる移動機構は、フレ
ーム基板1の主面側、すなわち図1では上面側に組み込
まれる。そして、これらの構造については、周知のもの
を用いるので、説明は省略する。言い換えれば、本形態
の特徴は、フレーム基板1に対するモータ2の取付け構
造にあり、それ以外の構造については従来の磁気ディス
クドライブと基本的に同じと考えて良い。
受入れ機構や、受入れた磁気ディスクを排出するための
排出機構や、磁気ディスクに対してアクセスするための
磁気ヘッドを有してこの磁気ヘッドを磁気ディスクの半
径方向に沿って移動可能に保持しているキャリッジ機構
や、このキャリッジ機構を移動させる移動機構は、フレ
ーム基板1の主面側、すなわち図1では上面側に組み込
まれる。そして、これらの構造については、周知のもの
を用いるので、説明は省略する。言い換えれば、本形態
の特徴は、フレーム基板1に対するモータ2の取付け構
造にあり、それ以外の構造については従来の磁気ディス
クドライブと基本的に同じと考えて良い。
【0018】モータ2は、図6で説明したモータ21と
同じ構造を持ち、ロータ2−1とこのロータ2−1に組
合わされるステータ2−2とから成る。ロータ2−1
は、円板状の金属製のケーシング2−11の中央部に断
面略台形状部2−12を上方に突出させて有する。断面
略台形状部2−12の上面には、ディスクテーブル3が
固着されている。フレーム基板1には、ロータ2−1の
断面略台形状部2−12の上部のみを主面側に突出させ
ることのできる開口1−1が設けられている。その結
果、ディスクテーブル3はフレーム基板1の主面側に突
出する。
同じ構造を持ち、ロータ2−1とこのロータ2−1に組
合わされるステータ2−2とから成る。ロータ2−1
は、円板状の金属製のケーシング2−11の中央部に断
面略台形状部2−12を上方に突出させて有する。断面
略台形状部2−12の上面には、ディスクテーブル3が
固着されている。フレーム基板1には、ロータ2−1の
断面略台形状部2−12の上部のみを主面側に突出させ
ることのできる開口1−1が設けられている。その結
果、ディスクテーブル3はフレーム基板1の主面側に突
出する。
【0019】ロータ2−1は、その中心にケーシング2
−11とディスクテーブル3とを貫通するように金属製
の回転軸2−13が一体的に固着されている。すなわ
ち、ケーシング2−11と回転軸2−13は、ディスク
テーブル3をプラスチックマグネットにより射出成形で
成形する時に一体的に組み付けられる。ケーシング2−
11は、その周縁に下方に延びる筒状体2−14を有
し、筒状体2−14の内側にリング状の永久磁石2−1
5が取り付けられている。
−11とディスクテーブル3とを貫通するように金属製
の回転軸2−13が一体的に固着されている。すなわ
ち、ケーシング2−11と回転軸2−13は、ディスク
テーブル3をプラスチックマグネットにより射出成形で
成形する時に一体的に組み付けられる。ケーシング2−
11は、その周縁に下方に延びる筒状体2−14を有
し、筒状体2−14の内側にリング状の永久磁石2−1
5が取り付けられている。
【0020】図6において説明したように、断面略台形
状部2−12の下面側にはアーム2−16が組み付けら
れ、このアーム2−16にはドライブローラ2−17が
回転可能に設けられる。そして、断面略台形状部2−1
2及びディスクテーブル3には略四角形の穴が設けら
れ、これらの穴を通してドライブローラ2−17がディ
スクテーブル3の上方に突出するように配設される。磁
気ディスクドライブ内に収容された磁気ディスクはディ
スクテーブル3の上に載り、磁気ディスクのハブに形成
された穴にドライブローラ2−17が嵌入することで回
転駆動される。
状部2−12の下面側にはアーム2−16が組み付けら
れ、このアーム2−16にはドライブローラ2−17が
回転可能に設けられる。そして、断面略台形状部2−1
2及びディスクテーブル3には略四角形の穴が設けら
れ、これらの穴を通してドライブローラ2−17がディ
スクテーブル3の上方に突出するように配設される。磁
気ディスクドライブ内に収容された磁気ディスクはディ
スクテーブル3の上に載り、磁気ディスクのハブに形成
された穴にドライブローラ2−17が嵌入することで回
転駆動される。
【0021】一方、ステータ2−2は、モータベース板
5によりフレーム基板1の背面側に取り付けられる。す
なわち、ステータ2−2は、金属製のモータベース板5
の主面に実装されたプリント配線基板6上に構成され
る。ステータ2−2は、図6でも説明したように、プリ
ント配線基板6に実装されて、中心部から放射状に延び
る複数の固定子コア2−21と、複数の固定子コア2−
21のそれぞれに巻回した固定子コイル2−22と、プ
リント配線基板6の前記中心部に設けられた回転軸2−
13の軸受け部(センターメタル)2−23とを有す
る。モータベース板5は、その端縁部から上方に延びて
フレーム基板1の背面に当接する逆L形の取付け部5−
1を複数個有する。
5によりフレーム基板1の背面側に取り付けられる。す
なわち、ステータ2−2は、金属製のモータベース板5
の主面に実装されたプリント配線基板6上に構成され
る。ステータ2−2は、図6でも説明したように、プリ
ント配線基板6に実装されて、中心部から放射状に延び
る複数の固定子コア2−21と、複数の固定子コア2−
21のそれぞれに巻回した固定子コイル2−22と、プ
リント配線基板6の前記中心部に設けられた回転軸2−
13の軸受け部(センターメタル)2−23とを有す
る。モータベース板5は、その端縁部から上方に延びて
フレーム基板1の背面に当接する逆L形の取付け部5−
1を複数個有する。
【0022】図2は、図1に示されたフレーム基板1と
モータベース板5及びプリント配線基板6のみを示して
いる。図2、図3において、モータ2は、そのステータ
2−2側がフレーム基板1の背面側に突出する状態とな
る。このため、本形態では、フレーム基板1の背面側に
ロアーカバーと呼ばれるケーシング7を組み付けるよう
にしている。このケーシング7は、フレーム基板1と同
様、両側に側壁7−1を持つ断面コ字形状であり、フレ
ーム基板1の両側の側壁1−2の外側に着脱自在にはめ
込まれる。ケーシング7は、フレーム基板1に組み付け
た時にその主面がモータベース板5と面一になるように
作られ、モータベース板5と対応する領域には開口7−
2が設けられている。
モータベース板5及びプリント配線基板6のみを示して
いる。図2、図3において、モータ2は、そのステータ
2−2側がフレーム基板1の背面側に突出する状態とな
る。このため、本形態では、フレーム基板1の背面側に
ロアーカバーと呼ばれるケーシング7を組み付けるよう
にしている。このケーシング7は、フレーム基板1と同
様、両側に側壁7−1を持つ断面コ字形状であり、フレ
ーム基板1の両側の側壁1−2の外側に着脱自在にはめ
込まれる。ケーシング7は、フレーム基板1に組み付け
た時にその主面がモータベース板5と面一になるように
作られ、モータベース板5と対応する領域には開口7−
2が設けられている。
【0023】上記の取付け部5−1は、ここでは2箇所
に設けられており、それぞれフレーム基板1の背面にね
じによる取り付けが行われる。
に設けられており、それぞれフレーム基板1の背面にね
じによる取り付けが行われる。
【0024】なお、モータベース板5を皿状にし、取付
け部をその全周縁に設けるようにして、ステータをカバ
ーするようにすれば、ケーシング7は省略されても良
い。
け部をその全周縁に設けるようにして、ステータをカバ
ーするようにすれば、ケーシング7は省略されても良
い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、フレ
ーム基板の主面側にはディスクの回転駆動手段のうちの
ディスクテーブルのみを露出させるようにしたことで、
フレーム基板の主面側のスペースを有効に利用でき、回
転駆動手段を構成するモータの磁束発生源からの磁束が
フレーム基板の主面側に漏洩するのを防止してヘッドに
対する悪影響を解消することができる。しかも、モータ
を組み付けるためにフレーム基板に設けられる開口の大
きさを最小限にとどめることができるので、フレーム基
板の機械的強度を低下させることが無い。
ーム基板の主面側にはディスクの回転駆動手段のうちの
ディスクテーブルのみを露出させるようにしたことで、
フレーム基板の主面側のスペースを有効に利用でき、回
転駆動手段を構成するモータの磁束発生源からの磁束が
フレーム基板の主面側に漏洩するのを防止してヘッドに
対する悪影響を解消することができる。しかも、モータ
を組み付けるためにフレーム基板に設けられる開口の大
きさを最小限にとどめることができるので、フレーム基
板の機械的強度を低下させることが無い。
【図1】本発明による磁気ディスクドライブのうち、フ
レーム基板とこれに組み付けられる磁気ディスク回転駆
動用のモータとの関係を示した断面図である。
レーム基板とこれに組み付けられる磁気ディスク回転駆
動用のモータとの関係を示した断面図である。
【図2】図1に示されたフレーム基板とモータベース基
板及びケーシングとの関係を正面側から見た図である。
板及びケーシングとの関係を正面側から見た図である。
【図3】図2に示されたフレーム基板とモータベース基
板及びケーシングとの関係を下面側から見た図である。
板及びケーシングとの関係を下面側から見た図である。
【図4】従来の磁気ディスクドライブの内部をメインプ
リント基板、サブプリント基板、キャリッジ機構とその
周辺機構について示した平面図である。
リント基板、サブプリント基板、キャリッジ機構とその
周辺機構について示した平面図である。
【図5】図4の線A−A′による断面図である。
【図6】図4の線B−B′による断面図である。
1、10 フレーム基板 2、21 モータ 2−1 ロータ 2−2 ステータ 2−11 ケーシング 2−12 断面略台形状部 2−13、21−1 回転軸 2−14 筒状体 2−15、21−5 永久磁石 2−16、22 アーム 2−17、23 駆動ローラ 3、21−8 ディスクテーブル 11 メインプリント基板 13 ステッピングモータ 14 キャリッジ機構 15 ガイドバー 16 ガイドバークランプ 17 カバー板 20 サブプリント基板
Claims (3)
- 【請求項1】 ディスクを受入れるための受入れ機構
と、受入れたディスクを排出するための排出機構と、デ
ィスクに対してアクセスするためのヘッド部を有し、該
ヘッド部を前記ディスクの半径方向に沿って移動可能に
保持しているキャリッジ機構と、該キャリッジ機構を移
動させる移動機構と、ディスクを保持しつつ回転駆動す
るためのディスクテーブルと、該ディスクテーブルを回
転駆動するドライブモータとを備え、前記受入れ機構、
前記排出機構、前記キャリッジ機構、及び前記移動機構
を金属製のフレーム基板の主面側に組み込んでいるディ
スクドライブにおいて、前記ドライブモータは、ロータ
と該ロータに組合わされるステータとから成り、前記ロ
ータは、円板の中央部に断面略台形状部を上方に突出さ
せて有し、該断面略台形状部の上面に前記ディスクテー
ブルを固着しており、前記フレーム基板には、前記ロー
タの前記断面略台形状部の上部のみを前記主面側に突出
させることのできる開口が設けられており、前記ディス
クテーブルを前記主面側に突出させ、前記ステータは前
記フレーム基板の背面側に取り付けたことを特徴とする
ディスクドライブ。 - 【請求項2】 請求項1記載のディスクドライブにおい
て、前記ロータは、その中心に該ロータと前記ディスク
テーブルとを貫通するように回転軸が一体的に固着され
ていると共に、前記円板の周縁に下方に延びる筒状体を
有して該筒状体の内側にリング状の永久磁石が取り付け
られていることを特徴とするディスクドライブ。 - 【請求項3】 請求項2記載のディスクドライブにおい
て、前記ステータを前記フレーム基板の背面側に構成す
るために、金属製のモータベース基板と、該モータベー
ス基板の主面に実装されたプリント配線基板とを有し、
前記ステータは、前記プリント配線基板に実装されて、
中心部から放射状に延びる複数の固定子コアと、該複数
の固定子コアのそれぞれに巻回した固定子コイルと、前
記プリント配線基板の前記中心部に設けられた前記回転
軸の軸受け部とを含み、前記モータベース基板は、その
端縁部から上方に延びて前記フレーム基板の背面に当接
する逆L形の取付け部を有することを特徴とするディス
クドライブ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10001988A JPH11203767A (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | ディスクドライブ |
US09/223,425 US6094324A (en) | 1998-01-08 | 1998-12-30 | Disk drive with chassis opening for receiving disk mounting portion of motor drive cone |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10001988A JPH11203767A (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | ディスクドライブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11203767A true JPH11203767A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11516876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10001988A Pending JPH11203767A (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | ディスクドライブ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6094324A (ja) |
JP (1) | JPH11203767A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6195225B1 (en) | 1998-03-17 | 2001-02-27 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Disk drive having anti-wobbling mechanism |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6278574B1 (en) * | 1998-03-20 | 2001-08-21 | Maki Wakita | Data storage device having a single-piece integral frame |
US6762906B1 (en) | 1998-10-30 | 2004-07-13 | Iomega Corporation | Disk drive for removable disk cartridges and receivable into a PCMCIA port of a computer |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5572383A (en) * | 1991-12-10 | 1996-11-05 | Canon Denshi Kabushiki Kaisha | Magnetic floppy disc drive receiving two discs having different sizes |
JPH0991943A (ja) * | 1995-09-26 | 1997-04-04 | Mitsumi Electric Co Ltd | 磁気ディスクドライバ |
JPH0991814A (ja) * | 1995-09-27 | 1997-04-04 | Mitsumi Electric Co Ltd | 磁気ディスクドライバのチャッキング機構 |
JPH0991866A (ja) * | 1995-09-28 | 1997-04-04 | Mitsumi Electric Co Ltd | 磁気ディスクドライバ |
-
1998
- 1998-01-08 JP JP10001988A patent/JPH11203767A/ja active Pending
- 1998-12-30 US US09/223,425 patent/US6094324A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6195225B1 (en) | 1998-03-17 | 2001-02-27 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Disk drive having anti-wobbling mechanism |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6094324A (en) | 2000-07-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050309 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050629 |