JPH0991866A - 磁気ディスクドライバ - Google Patents
磁気ディスクドライバInfo
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- JPH0991866A JPH0991866A JP7251424A JP25142495A JPH0991866A JP H0991866 A JPH0991866 A JP H0991866A JP 7251424 A JP7251424 A JP 7251424A JP 25142495 A JP25142495 A JP 25142495A JP H0991866 A JPH0991866 A JP H0991866A
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- JP
- Japan
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- printed circuit
- circuit board
- sub
- magnetic disk
- conductor pattern
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/0097—Processing two or more printed circuits simultaneously, e.g. made from a common substrate, or temporarily stacked circuit boards
Landscapes
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 サブプリント基板をできるだけ小さくして母
板の有効利用を図れる磁気ディスクドライバを提供する
こと。 【解決手段】 メインプリント基板11とサブプリント
基板20とを共通の母板1により形成する。サブプリン
ト基板面には回転検出用のFG(Frequency
Generation)信号発生のための鋸歯状の導体
パターン21が形成されている。この導体パターンの延
在角度を実質上180°〜270°の範囲として、この
範囲から外れた前記導体パターンの仮想延在領域に対応
する前記メインプリント基板は切除されている。
板の有効利用を図れる磁気ディスクドライバを提供する
こと。 【解決手段】 メインプリント基板11とサブプリント
基板20とを共通の母板1により形成する。サブプリン
ト基板面には回転検出用のFG(Frequency
Generation)信号発生のための鋸歯状の導体
パターン21が形成されている。この導体パターンの延
在角度を実質上180°〜270°の範囲として、この
範囲から外れた前記導体パターンの仮想延在領域に対応
する前記メインプリント基板は切除されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ディスクドライ
バに関し、特に回路部品実装のために組み込まれるプリ
ント基板の改良に関する。
バに関し、特に回路部品実装のために組み込まれるプリ
ント基板の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図6を参照して従来の磁気ディスクドラ
イバの一例を説明する。この磁気ディスクドライバは、
メインフレーム31と、このメインフレーム31を覆う
薄板形状のカバー体32とを有している。メインフレー
ム31とカバー体32とは相互に組み合わされ、これら
によって囲まれている中空の受入れ部を構成している。
この受入れ部には磁気ディスクを受入れて、磁気ディス
クのアクセス領域の磁気記録再生を行なう。
イバの一例を説明する。この磁気ディスクドライバは、
メインフレーム31と、このメインフレーム31を覆う
薄板形状のカバー体32とを有している。メインフレー
ム31とカバー体32とは相互に組み合わされ、これら
によって囲まれている中空の受入れ部を構成している。
この受入れ部には磁気ディスクを受入れて、磁気ディス
クのアクセス領域の磁気記録再生を行なう。
【0003】受入れ部の前部分には、磁気ディスクを受
入れ部に正しい姿勢で導くためのフロントベゼル34が
組み付けられている。フロントベゼル34には受入れ口
34aが形成されている。受入れ部には受入れ口34a
から挿入された磁気ディスクをその一面が対向するよう
に位置付けるイジェクトプレート37と、磁気ディスク
の一面とは反対面に対向し磁気ディスクを所定位置に保
持するディスクホルダユニット38とが設けられてい
る。
入れ部に正しい姿勢で導くためのフロントベゼル34が
組み付けられている。フロントベゼル34には受入れ口
34aが形成されている。受入れ部には受入れ口34a
から挿入された磁気ディスクをその一面が対向するよう
に位置付けるイジェクトプレート37と、磁気ディスク
の一面とは反対面に対向し磁気ディスクを所定位置に保
持するディスクホルダユニット38とが設けられてい
る。
【0004】さらに、受入れ部には、磁気ディスクが所
定位置に位置付けられたときに、磁気ディスクの窓に対
向する磁気ヘッド33を備えているヘッドキャリッジ3
9と、イジェクトレバー40とが設けられている。イジ
ェクトレバー40は、メインフレーム31に軸支されて
いる回転軸(軸部)40aと、回転軸40aから一側に
のびているアーム部40bとを有している。このイジェ
クトレバー40は、メインフレーム31の面に平行に回
転軸40aを中心として回動する。
定位置に位置付けられたときに、磁気ディスクの窓に対
向する磁気ヘッド33を備えているヘッドキャリッジ3
9と、イジェクトレバー40とが設けられている。イジ
ェクトレバー40は、メインフレーム31に軸支されて
いる回転軸(軸部)40aと、回転軸40aから一側に
のびているアーム部40bとを有している。このイジェ
クトレバー40は、メインフレーム31の面に平行に回
転軸40aを中心として回動する。
【0005】メインフレーム31に保持される部品とし
ては、イジェクトレバー40やヘッドキャリッジ39の
他に、磁気ディスクを回転させるためのディスクテーブ
ル35、ヘッドキャリッジ39を前後に移動させるため
のステッピングモータ36、ヘッドキャリッジ39の移
動を案内するガイドバー41a、ガイドバー41aをク
ランプするガイドバークランプ41bなどが取り付けら
れている。また、メインフレーム31の下面には、磁気
ディスクドライバの構成部品として、データの読出し/
書込みに必要な回路を実装したメインプリント基板やデ
ィスクテーブル35を回転駆動するためのモータやその
駆動回路を実装したサブプリント基板などが備えられて
いる。これらのメインプリント基板、サブプリント基板
は下側のカバー体(図示せず)でカバーされ、イジェク
トプレート37はフロントベゼル34の外面に突き出し
ているイジェクトボタン42を受入れ部内に押し込む
と、後方に少し移動してイジェクトレバー40を回動す
る。
ては、イジェクトレバー40やヘッドキャリッジ39の
他に、磁気ディスクを回転させるためのディスクテーブ
ル35、ヘッドキャリッジ39を前後に移動させるため
のステッピングモータ36、ヘッドキャリッジ39の移
動を案内するガイドバー41a、ガイドバー41aをク
ランプするガイドバークランプ41bなどが取り付けら
れている。また、メインフレーム31の下面には、磁気
ディスクドライバの構成部品として、データの読出し/
書込みに必要な回路を実装したメインプリント基板やデ
ィスクテーブル35を回転駆動するためのモータやその
駆動回路を実装したサブプリント基板などが備えられて
いる。これらのメインプリント基板、サブプリント基板
は下側のカバー体(図示せず)でカバーされ、イジェク
トプレート37はフロントベゼル34の外面に突き出し
ているイジェクトボタン42を受入れ部内に押し込む
と、後方に少し移動してイジェクトレバー40を回動す
る。
【0006】受入れ部に収容された磁気ディスク自体
は、図示しないロック機構によりロックされ、磁気ディ
スクが受入れ部から飛び出るようなことはない。そし
て、この状態からロック機構のロック解除操作を行なう
と、磁気ディスクはイジェクトレバー40を付勢してい
るバネ機構であるイジェクトレバーバネ43の付勢力に
より受入れ部からフロントベゼル34の受入れ口34a
の外に一部が飛び出した状態になるように排出される。
イジェクトプレート37には、ばね機構としてイジェク
トバネ37aが設けられており、イジェクトボタン42
の押圧を解除するとイジェクトプレート37がばね機構
により元の位置に戻る。このようにして磁気ディスクを
受入れ部から引き出し可能となる。
は、図示しないロック機構によりロックされ、磁気ディ
スクが受入れ部から飛び出るようなことはない。そし
て、この状態からロック機構のロック解除操作を行なう
と、磁気ディスクはイジェクトレバー40を付勢してい
るバネ機構であるイジェクトレバーバネ43の付勢力に
より受入れ部からフロントベゼル34の受入れ口34a
の外に一部が飛び出した状態になるように排出される。
イジェクトプレート37には、ばね機構としてイジェク
トバネ37aが設けられており、イジェクトボタン42
の押圧を解除するとイジェクトプレート37がばね機構
により元の位置に戻る。このようにして磁気ディスクを
受入れ部から引き出し可能となる。
【0007】次に、サブプリント基板とこれに組み付け
られるモータについて説明する。図7はDモータのうち
コアアセンブリ70をプリント基板100上に実装した
状態を示し、図8はコアアセンブリ70と共にアウタロ
ータ方式のDモータを構成するためのロータアセンブリ
80を内面側から見た図である。コアアセンブリ70に
ついては後でも述べるが、プリント基板100のコアア
センブリ70の周囲には回転検用のFG(Freque
ncy Generation)信号発生のための鋸歯
状の導体パターン101が約270°の角度範囲領域に
形成されている。このFG信号はDモータの回転数をフ
ィードバック制御するのに利用される。
られるモータについて説明する。図7はDモータのうち
コアアセンブリ70をプリント基板100上に実装した
状態を示し、図8はコアアセンブリ70と共にアウタロ
ータ方式のDモータを構成するためのロータアセンブリ
80を内面側から見た図である。コアアセンブリ70に
ついては後でも述べるが、プリント基板100のコアア
センブリ70の周囲には回転検用のFG(Freque
ncy Generation)信号発生のための鋸歯
状の導体パターン101が約270°の角度範囲領域に
形成されている。このFG信号はDモータの回転数をフ
ィードバック制御するのに利用される。
【0008】一方、ロータアセンブリ80は、鉄製のキ
ャップ部材81の内面側の外周にリング状の永久磁石8
2が固着されてなる。この永久磁石82は、ディスクテ
ーブル35の回転軸に直結された時に導体パターン10
1上に位置すると共に、内周側の端面がコアアセンブリ
70の複数の磁極の磁極端に対向するようにつくられて
いる。この永久磁石82は、周方向に複数の等分割領域
が形成されると共に、内側壁の各領域には周方向にN極
とS極とが現れ、かつ交互に極性が反対になるような分
割着磁が施されている。このようなロータアセンブリ8
0によるDモータは側面対向型と呼ばれる。キャップ部
材81の中心にはディスクテーブル35と直結する線に
おねじを通すための穴83が設けられている。
ャップ部材81の内面側の外周にリング状の永久磁石8
2が固着されてなる。この永久磁石82は、ディスクテ
ーブル35の回転軸に直結された時に導体パターン10
1上に位置すると共に、内周側の端面がコアアセンブリ
70の複数の磁極の磁極端に対向するようにつくられて
いる。この永久磁石82は、周方向に複数の等分割領域
が形成されると共に、内側壁の各領域には周方向にN極
とS極とが現れ、かつ交互に極性が反対になるような分
割着磁が施されている。このようなロータアセンブリ8
0によるDモータは側面対向型と呼ばれる。キャップ部
材81の中心にはディスクテーブル35と直結する線に
おねじを通すための穴83が設けられている。
【0009】図9はプリント基板100を概略的に示
し、コアアセンブリ70が実装される領域には、コアア
センブリ70の各磁極の位置合わせと絶縁とを兼ねる細
長い絶縁パターン102が磁極42の数と同数だけ放射
状に形成されている。この絶縁パターン102は、例え
ばシルク印刷によりプリント基板100の基板面の色と
は異なる色で形成されている。コアアセンブリ70の実
装領域の中心部にはディスクテーブル35の回転軸の支
持部を構成するための穴103が設けられている。この
ような磁気ディスクドライバは、例えば特開平7−22
6014に開示されている。
し、コアアセンブリ70が実装される領域には、コアア
センブリ70の各磁極の位置合わせと絶縁とを兼ねる細
長い絶縁パターン102が磁極42の数と同数だけ放射
状に形成されている。この絶縁パターン102は、例え
ばシルク印刷によりプリント基板100の基板面の色と
は異なる色で形成されている。コアアセンブリ70の実
装領域の中心部にはディスクテーブル35の回転軸の支
持部を構成するための穴103が設けられている。この
ような磁気ディスクドライバは、例えば特開平7−22
6014に開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】一方、磁気ディスクに
対してデータの読出し/書込みを行う磁気ヘッドとの間
で信号の授受を行う回路部品を実装したメインプリント
基板については図示説明は省略する。いずれにしても、
メインプリント基板とサブプリント基板とは同じ大きさ
の別々の母板を用いて別々につくられている。このこと
は、メインプリント基板とサブプリント基板とをつくる
ための2種類の工程が必要であることを意味し、そのた
めの金型も独立して2種類つくる必要があることを意味
する。
対してデータの読出し/書込みを行う磁気ヘッドとの間
で信号の授受を行う回路部品を実装したメインプリント
基板については図示説明は省略する。いずれにしても、
メインプリント基板とサブプリント基板とは同じ大きさ
の別々の母板を用いて別々につくられている。このこと
は、メインプリント基板とサブプリント基板とをつくる
ための2種類の工程が必要であることを意味し、そのた
めの金型も独立して2種類つくる必要があることを意味
する。
【0011】本発明は、サブプリント基板に形成するF
G信号発生のための導体パターンは必ずしも約270°
の角度範囲にする必要が無いという点に着目し、サブプ
リント基板をできるだけ小さくして母板の有効利用を図
れるようにすることにある。
G信号発生のための導体パターンは必ずしも約270°
の角度範囲にする必要が無いという点に着目し、サブプ
リント基板をできるだけ小さくして母板の有効利用を図
れるようにすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気ディスク
に対してデータの読出し/書込みを行う磁気ヘッドとの
間で信号の授受を行う回路部品を実装したメインプリン
ト基板と、前記磁気ディスクを回転させるための回転駆
動機構とこれを駆動するモータとを実装したサブプリン
ト基板とをメインフレーム内に設けて成り、前記モータ
は、前記サブプリント基板上に固定されるステータと、
このステータを被うと共に該ステータの外周に対応する
箇所に磁極が交互に入れ代わるように周方向に着磁され
たリング状磁石を有するロータとから成る磁気ディスク
ドライバにおいて、前記リング状磁石に対応する前記サ
ブプリント基板面には回転検出用のFG(Freque
ncy Generation)信号発生のための鋸歯
状の導体パターンが形成されており、この導体パターン
の延在角度を実質上180°〜270°の範囲として、
この範囲から外れた前記導体パターンの仮想延在領域に
対応する前記メインプリント基板は切除されていること
を特徴とする。
に対してデータの読出し/書込みを行う磁気ヘッドとの
間で信号の授受を行う回路部品を実装したメインプリン
ト基板と、前記磁気ディスクを回転させるための回転駆
動機構とこれを駆動するモータとを実装したサブプリン
ト基板とをメインフレーム内に設けて成り、前記モータ
は、前記サブプリント基板上に固定されるステータと、
このステータを被うと共に該ステータの外周に対応する
箇所に磁極が交互に入れ代わるように周方向に着磁され
たリング状磁石を有するロータとから成る磁気ディスク
ドライバにおいて、前記リング状磁石に対応する前記サ
ブプリント基板面には回転検出用のFG(Freque
ncy Generation)信号発生のための鋸歯
状の導体パターンが形成されており、この導体パターン
の延在角度を実質上180°〜270°の範囲として、
この範囲から外れた前記導体パターンの仮想延在領域に
対応する前記メインプリント基板は切除されていること
を特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図3を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。図1において、メインプ
リント基板11とサブプリント基板20とが従来と同じ
大きさ(通常、100mm×100mm)の母板1に形
成されている。このようにできるのは、サブプリント基
板20に形成するFG信号用の導体パターン21の延在
角度を180°程度まで縮小し、この範囲から外れた導
体パターンの仮想延在領域については切除するようにし
たことによる。そして、この切除されるべき領域にメイ
ンプリント基板11の一部を介在させることにより、所
定のスペースにメインプリント基板11とサブプリント
基板20とを形成できる。
実施の形態について説明する。図1において、メインプ
リント基板11とサブプリント基板20とが従来と同じ
大きさ(通常、100mm×100mm)の母板1に形
成されている。このようにできるのは、サブプリント基
板20に形成するFG信号用の導体パターン21の延在
角度を180°程度まで縮小し、この範囲から外れた導
体パターンの仮想延在領域については切除するようにし
たことによる。そして、この切除されるべき領域にメイ
ンプリント基板11の一部を介在させることにより、所
定のスペースにメインプリント基板11とサブプリント
基板20とを形成できる。
【0014】このようにすると、図2に示すように、サ
ブプリント基板20上に固定されるコアアセンブリ30
は、その半分程度がサブプリント基板20からはみ出る
こととなる。しかし、コアアセンブリ30は図8で説明
した環状の永久磁石82とのみ作用し合うので問題は無
い。また、導体パターン21についても、約180°以
上の延在角度で形成されれば、回転数制御のサーボ系に
供給するFG信号として何ら問題は無いことが確認され
ている。
ブプリント基板20上に固定されるコアアセンブリ30
は、その半分程度がサブプリント基板20からはみ出る
こととなる。しかし、コアアセンブリ30は図8で説明
した環状の永久磁石82とのみ作用し合うので問題は無
い。また、導体パターン21についても、約180°以
上の延在角度で形成されれば、回転数制御のサーボ系に
供給するFG信号として何ら問題は無いことが確認され
ている。
【0015】図3、図4を参照して、メインプリント基
板11、サブプリント基板20の取付け構造について説
明する。図3では磁気ディスクドライバの構成のうち、
磁気ディスクを出し入れする着脱機構は省略して示して
いる。メインフレーム10は両側に側壁10−1を有す
る断面コ字形にされ、このメインフレーム10内にすべ
ての構成要素が収容される。メインプリント基板11、
サブプリント基板20はメインフレーム10の最も底面
寄りにねじ止め固定される。すなわち、メインプリント
基板11について言えば、メインフレーム10の主板に
切起こしによる2つの支持台10−2が形成され、メイ
ンプリント基板11はこの2箇所の支持台10−2上に
ねじ12により固定される。このような支持台10−2
を利用するのは、メインプリント基板11はその下面側
にも電子部品あるいは回路を実装しているからであり、
メインフレーム10の主板との間に必要なスペースを確
保するためである。
板11、サブプリント基板20の取付け構造について説
明する。図3では磁気ディスクドライバの構成のうち、
磁気ディスクを出し入れする着脱機構は省略して示して
いる。メインフレーム10は両側に側壁10−1を有す
る断面コ字形にされ、このメインフレーム10内にすべ
ての構成要素が収容される。メインプリント基板11、
サブプリント基板20はメインフレーム10の最も底面
寄りにねじ止め固定される。すなわち、メインプリント
基板11について言えば、メインフレーム10の主板に
切起こしによる2つの支持台10−2が形成され、メイ
ンプリント基板11はこの2箇所の支持台10−2上に
ねじ12により固定される。このような支持台10−2
を利用するのは、メインプリント基板11はその下面側
にも電子部品あるいは回路を実装しているからであり、
メインフレーム10の主板との間に必要なスペースを確
保するためである。
【0016】ステッピングモータ13は、メインフレー
ム10の後端に設けられた後壁10−3に設けられ、そ
の出力軸13−1は後壁10−3を貫通している。出力
軸13−1の先端は、メインフレーム10の主板に切起
こしにより形成された軸受部10−4に回転可能に支持
されている。出力軸13−1は周囲にねじが切られてい
る。ヘッドキャリッジ14に設けられたアーム14−1
に植設されたピン14−2がこのねじに係合しているこ
とにより、出力軸13−1が回転するとヘッドキャリッ
ジ14が出力軸13−1と同方向に移動する。
ム10の後端に設けられた後壁10−3に設けられ、そ
の出力軸13−1は後壁10−3を貫通している。出力
軸13−1の先端は、メインフレーム10の主板に切起
こしにより形成された軸受部10−4に回転可能に支持
されている。出力軸13−1は周囲にねじが切られてい
る。ヘッドキャリッジ14に設けられたアーム14−1
に植設されたピン14−2がこのねじに係合しているこ
とにより、出力軸13−1が回転するとヘッドキャリッ
ジ14が出力軸13−1と同方向に移動する。
【0017】アーム14−1と反対側のヘッドキャリッ
ジ14にはコ字形の軸受アーム14−3が設けられてい
る。この軸受アーム14−3にはガイドバー15が貫通
している。ガイドバー15は、ガイドバークランプ16
に保持されている。このことにより、出力軸13−1の
回転に伴なうヘッドキャリッジ14の移動はガイドバー
15により案内される。ガイドバークランプ16はま
た、支持板10−4にねじ止め固定される。この支持板
10−4はメインフレーム10の主板に切起こしにより
形成され、メインプリント基板11の穴を通して上方に
突出している。
ジ14にはコ字形の軸受アーム14−3が設けられてい
る。この軸受アーム14−3にはガイドバー15が貫通
している。ガイドバー15は、ガイドバークランプ16
に保持されている。このことにより、出力軸13−1の
回転に伴なうヘッドキャリッジ14の移動はガイドバー
15により案内される。ガイドバークランプ16はま
た、支持板10−4にねじ止め固定される。この支持板
10−4はメインフレーム10の主板に切起こしにより
形成され、メインプリント基板11の穴を通して上方に
突出している。
【0018】このような構造により、メインフレーム1
0の後部寄りにおいては、底部にメインプリント基板1
1がねじ止めにより固定されていても、メインプリント
基板11の上方にヘッドキャリッジ14とこれを移動さ
せる移動機構を配設することができる。逆に言えば、ヘ
ッドキャリッジ14の下方にメインプリント基板11が
無い場合でもヘッドキャリッジ14の下方空間を他の部
材を設けるためのスペースとして利用することができ、
設計段階での自由度を増すことができる。
0の後部寄りにおいては、底部にメインプリント基板1
1がねじ止めにより固定されていても、メインプリント
基板11の上方にヘッドキャリッジ14とこれを移動さ
せる移動機構を配設することができる。逆に言えば、ヘ
ッドキャリッジ14の下方にメインプリント基板11が
無い場合でもヘッドキャリッジ14の下方空間を他の部
材を設けるためのスペースとして利用することができ、
設計段階での自由度を増すことができる。
【0019】次に、サブプリント基板20について説明
する。サブプリント基板20は、その上面側にのみ磁気
ディスク回転駆動用のモータ22や必要な回路部品(図
示せず)が実装されるので、磁気ディスクの出入口、す
なわちフロントベゼル17寄りのメインフレーム10の
主板にほぼ接するようにねじ12により固定される。な
お、メインプリント基板11、サブプリント基板20に
は各種の回路部品が実装されるが、それらは図示を省略
している。
する。サブプリント基板20は、その上面側にのみ磁気
ディスク回転駆動用のモータ22や必要な回路部品(図
示せず)が実装されるので、磁気ディスクの出入口、す
なわちフロントベゼル17寄りのメインフレーム10の
主板にほぼ接するようにねじ12により固定される。な
お、メインプリント基板11、サブプリント基板20に
は各種の回路部品が実装されるが、それらは図示を省略
している。
【0020】前記実施例はメインプリント基板11が比
較的大きい場合であり、メインプリント基板が小さくと
も良い場合には、図5に示すような形成の方法も考えら
れる。この例はFG信号用の導体パターン21′の延在
角度が約270°の場合であり、この場合にもこの範囲
から外れて切除されるべき導体パターンの仮想延在領域
にメインプリント基板11′を形成することができる。
母板1の大きさは図1の場合と同じである。
較的大きい場合であり、メインプリント基板が小さくと
も良い場合には、図5に示すような形成の方法も考えら
れる。この例はFG信号用の導体パターン21′の延在
角度が約270°の場合であり、この場合にもこの範囲
から外れて切除されるべき導体パターンの仮想延在領域
にメインプリント基板11′を形成することができる。
母板1の大きさは図1の場合と同じである。
【0021】このように本発明では、メインプリント基
板とサブプリント基板とを同じ母板に一括して形成でき
るようにしたことにより、形成工程が1種類で済むこと
になりプリント基板形成のためのライン構成が1つで済
み、管理工数の低減化を図ることができる。また、両プ
リント基板形成のための金型1つで済むうえに、無駄な
スペースの有効利用を図って廃棄される部分を少なくで
きるので母板のコストも低減化される。
板とサブプリント基板とを同じ母板に一括して形成でき
るようにしたことにより、形成工程が1種類で済むこと
になりプリント基板形成のためのライン構成が1つで済
み、管理工数の低減化を図ることができる。また、両プ
リント基板形成のための金型1つで済むうえに、無駄な
スペースの有効利用を図って廃棄される部分を少なくで
きるので母板のコストも低減化される。
【0022】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
磁気ディスクドライバは、サブプリント基板の縮小化を
実現したことにより、母板の有効利用と、サブプリント
基板及びメインプリント基板形成のための工程の削減、
管理工数の低減化、金型の削減化を実現することがで
き、製造コストの低減化に大きく寄与せしめることがで
きる。
磁気ディスクドライバは、サブプリント基板の縮小化を
実現したことにより、母板の有効利用と、サブプリント
基板及びメインプリント基板形成のための工程の削減、
管理工数の低減化、金型の削減化を実現することがで
き、製造コストの低減化に大きく寄与せしめることがで
きる。
【図1】本発明に使用されるメインプリント基板とサブ
プリント基板の形成工程を説明するための図である。
プリント基板の形成工程を説明するための図である。
【図2】図1で得られるサブプリント基板にモータのた
めのコアアセンブリを組み付けた状態を示した図であ
る。
めのコアアセンブリを組み付けた状態を示した図であ
る。
【図3】図1で得られたメインプリント基板とサブプリ
ント基板とをメインフレームに設置した例を示す図であ
る。
ント基板とをメインフレームに設置した例を示す図であ
る。
【図4】図3の線A−A´による断面図である。
【図5】メインプリント基板とサブプリント基板の別の
形成例を説明するための図である。
形成例を説明するための図である。
【図6】従来の磁気ディスクドライバの構成例を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図7】従来のサブプリント基板にコアアセンブリを組
み付けた例を示す平面図である。
み付けた例を示す平面図である。
【図8】図7のサブプリント基板に組み合わされるロー
タアセンブリを内面側から見た図である。
タアセンブリを内面側から見た図である。
【図9】図7に示されたサブプリント基板の平面図であ
る。
る。
1 母板 10 メインフレーム 11 メインプリント基板 20 サブプリント基板 21 導体パターン
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気ディスクに対してデータの読出し/
書込みを行う磁気ヘッドとの間で信号の授受を行う回路
部品を実装したメインプリント基板と、前記磁気ディス
クを回転させるための回転駆動機構とこれを駆動するモ
ータとを実装したサブプリント基板とをメインフレーム
内に設けて成り、前記モータは、前記サブプリント基板
上に固定されるステータと、このステータを被うと共に
該ステータの外周に対応する箇所に磁極が交互に入れ代
わるように周方向に着磁されたリング状磁石を有するロ
ータとから成る磁気ディスクドライバにおいて、前記リ
ング状磁石に対応する前記サブプリント基板面には回転
検出用のFG(Frequency Generati
on)信号発生のための鋸歯状の導体パターンが形成さ
れており、この導体パターンの延在角度を実質上180
°〜270°の範囲として、この範囲から外れた前記導
体パターンの仮想延在領域に対応する前記メインプリン
ト基板は切除されていることを特徴とする磁気ディスク
ドライバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7251424A JPH0991866A (ja) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | 磁気ディスクドライバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7251424A JPH0991866A (ja) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | 磁気ディスクドライバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0991866A true JPH0991866A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17222648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7251424A Pending JPH0991866A (ja) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | 磁気ディスクドライバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0991866A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6094324A (en) * | 1998-01-08 | 2000-07-25 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Disk drive with chassis opening for receiving disk mounting portion of motor drive cone |
US6166878A (en) * | 1998-01-22 | 2000-12-26 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Disk drive having the motor core secured via the disk rotating bearing flange to the chassis |
US6195225B1 (en) | 1998-03-17 | 2001-02-27 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Disk drive having anti-wobbling mechanism |
-
1995
- 1995-09-28 JP JP7251424A patent/JPH0991866A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6094324A (en) * | 1998-01-08 | 2000-07-25 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Disk drive with chassis opening for receiving disk mounting portion of motor drive cone |
US6166878A (en) * | 1998-01-22 | 2000-12-26 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Disk drive having the motor core secured via the disk rotating bearing flange to the chassis |
US6195225B1 (en) | 1998-03-17 | 2001-02-27 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Disk drive having anti-wobbling mechanism |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040721 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041117 |