JPH11213623A - ディスクドライブ - Google Patents
ディスクドライブInfo
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- JPH11213623A JPH11213623A JP10010106A JP1010698A JPH11213623A JP H11213623 A JPH11213623 A JP H11213623A JP 10010106 A JP10010106 A JP 10010106A JP 1010698 A JP1010698 A JP 1010698A JP H11213623 A JPH11213623 A JP H11213623A
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- Japan
- Prior art keywords
- frame substrate
- motor
- disk
- disk drive
- board
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- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フレーム基板の機械的強度を低下させること
なく、モータをフレーム基板とは別のモータフレーム基
板によりフレーム基板に組み付けることができるように
したディスクドライブを提供すること。 【解決手段】 デイスク駆動用のモータ2は、プリント
配線基板6と共にフレーム基板1とは別の金属製のモー
タフレーム基板5に実装される。前記フレーム基板の主
面には少なくとも前記プリント配線基板に対応する大き
さを持つ開口1−1が設けられる。前記モータフレーム
基板は、前記開口を通して前記プリント配線基板が前記
内面側に露出するように前記フレーム基板に取付けられ
る。前記フレーム基板における前記開口のうち、前記モ
ータに対応する領域以外の少なくとも一部の領域には、
絞り加工により該少なくとも一部の領域を内面側に突出
させて突出部1−2を形成している。
なく、モータをフレーム基板とは別のモータフレーム基
板によりフレーム基板に組み付けることができるように
したディスクドライブを提供すること。 【解決手段】 デイスク駆動用のモータ2は、プリント
配線基板6と共にフレーム基板1とは別の金属製のモー
タフレーム基板5に実装される。前記フレーム基板の主
面には少なくとも前記プリント配線基板に対応する大き
さを持つ開口1−1が設けられる。前記モータフレーム
基板は、前記開口を通して前記プリント配線基板が前記
内面側に露出するように前記フレーム基板に取付けられ
る。前記フレーム基板における前記開口のうち、前記モ
ータに対応する領域以外の少なくとも一部の領域には、
絞り加工により該少なくとも一部の領域を内面側に突出
させて突出部1−2を形成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ディスクのよう
なディスク状の記録媒体に対してデータの読み出しや書
き込みのアクセスを行うためのディスクドライブに関す
る。
なディスク状の記録媒体に対してデータの読み出しや書
き込みのアクセスを行うためのディスクドライブに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5〜図7を参照して、従来のディスク
ドライブのうち、磁気ディスクを対象とした磁気ディス
クドライブについて説明する。このような磁気ディスク
ドライブは、例えば特開平9−91943に開示されて
いる。図5では磁気ディスクドライブの構成のうち、磁
気ディスクを受入れるための受入れ機構及び排出するた
めの排出機構は省略して示している。フレーム基板10
は両側に側壁10−1を有する断面コ字形にされ、この
フレーム基板10内にすべての構成要素が収容される。
メインプリント基板11、サブプリント基板20はフレ
ーム基板10にねじ止め固定される。メインプリント基
板11について言えば、フレーム基板10の主板に切起
こしによる2つの支持台10−2が形成され、メインプ
リント基板11はこの2箇所の支持台10−2上にねじ
12により固定される。
ドライブのうち、磁気ディスクを対象とした磁気ディス
クドライブについて説明する。このような磁気ディスク
ドライブは、例えば特開平9−91943に開示されて
いる。図5では磁気ディスクドライブの構成のうち、磁
気ディスクを受入れるための受入れ機構及び排出するた
めの排出機構は省略して示している。フレーム基板10
は両側に側壁10−1を有する断面コ字形にされ、この
フレーム基板10内にすべての構成要素が収容される。
メインプリント基板11、サブプリント基板20はフレ
ーム基板10にねじ止め固定される。メインプリント基
板11について言えば、フレーム基板10の主板に切起
こしによる2つの支持台10−2が形成され、メインプ
リント基板11はこの2箇所の支持台10−2上にねじ
12により固定される。
【0003】ステッピングモータ13は、フレーム基板
10の後端に設けられた後壁10−3に設けられ、その
出力軸13−1は後壁10−3を貫通している。出力軸
13−1の先端は、フレーム基板10の主板に切起こし
により形成された軸受部10−4に回転可能に支持され
ている。出力軸13−1は周囲にねじが切られている。
キャリッジ機構14に設けられたアーム14−1に植設
されたピン14−2がこのねじに係合していることによ
り、出力軸13−1が回転するとキャリッジ機構14が
出力軸13−1と同方向に移動する。キャリッジ機構1
4は、磁気ディスクに対してアクセスするための磁気ヘ
ッドを搭載しており、磁気ヘッドを磁気ディスクの半径
方向に沿って移動させるためのものである。
10の後端に設けられた後壁10−3に設けられ、その
出力軸13−1は後壁10−3を貫通している。出力軸
13−1の先端は、フレーム基板10の主板に切起こし
により形成された軸受部10−4に回転可能に支持され
ている。出力軸13−1は周囲にねじが切られている。
キャリッジ機構14に設けられたアーム14−1に植設
されたピン14−2がこのねじに係合していることによ
り、出力軸13−1が回転するとキャリッジ機構14が
出力軸13−1と同方向に移動する。キャリッジ機構1
4は、磁気ディスクに対してアクセスするための磁気ヘ
ッドを搭載しており、磁気ヘッドを磁気ディスクの半径
方向に沿って移動させるためのものである。
【0004】アーム14−1と反対側のキャリッジ機構
14にはコ字形の軸受アーム14−3が設けられてい
る。この軸受アーム14−3にはガイドバー15が貫通
している。ガイドバー15は、ガイドバークランプ16
に保持されている。このことにより、出力軸13−1の
回転に伴なうキャリッジ機構14の移動はガイドバー1
5により案内される。ガイドバークランプ16はまた、
支持板10−4にねじ止め固定される。この支持板10
−4はフレーム基板10の主板に切起こしにより形成さ
れ、メインプリント基板11の穴を通して上方に突出し
ている。
14にはコ字形の軸受アーム14−3が設けられてい
る。この軸受アーム14−3にはガイドバー15が貫通
している。ガイドバー15は、ガイドバークランプ16
に保持されている。このことにより、出力軸13−1の
回転に伴なうキャリッジ機構14の移動はガイドバー1
5により案内される。ガイドバークランプ16はまた、
支持板10−4にねじ止め固定される。この支持板10
−4はフレーム基板10の主板に切起こしにより形成さ
れ、メインプリント基板11の穴を通して上方に突出し
ている。
【0005】次に、サブプリント基板20について説明
する。図7から明らかなように、サブプリント基板20
は、その上面側にのみ磁気ディスク回転駆動用のモータ
21や必要な回路部品(図示せず)が実装されるので、
磁気ディスクの出入口、すなわちフロントベゼル17寄
りのフレーム基板10の主板にほぼ接するようにねじ1
2により固定される。モータ21の構成について簡単に
説明すると、回転軸21−1、軸受けとしての筒状のセ
ンターメタル21−2、放射状に延びる複数の固定子用
のコア21−3、このコア21−3の先端部に巻回した
固定子コイル21−4、コア21−3の外周部を包囲す
るように設けられるリング状の永久磁石21−5、この
永久磁石21−5を回転可能に保持しているケーシング
21−6を有し、永久磁石21−5、ケーシング21−
6が回転軸21−1と共に回転する。コア21−3及び
固定子コイル21−4はモータ21のステータとして作
用し、永久磁石21−5及びケーシング21−6はモー
タ21のロータとして作用する。このようなステータ及
びロータは、例えば特開平9−91866に開示されて
いるので、詳しい説明は省略する。
する。図7から明らかなように、サブプリント基板20
は、その上面側にのみ磁気ディスク回転駆動用のモータ
21や必要な回路部品(図示せず)が実装されるので、
磁気ディスクの出入口、すなわちフロントベゼル17寄
りのフレーム基板10の主板にほぼ接するようにねじ1
2により固定される。モータ21の構成について簡単に
説明すると、回転軸21−1、軸受けとしての筒状のセ
ンターメタル21−2、放射状に延びる複数の固定子用
のコア21−3、このコア21−3の先端部に巻回した
固定子コイル21−4、コア21−3の外周部を包囲す
るように設けられるリング状の永久磁石21−5、この
永久磁石21−5を回転可能に保持しているケーシング
21−6を有し、永久磁石21−5、ケーシング21−
6が回転軸21−1と共に回転する。コア21−3及び
固定子コイル21−4はモータ21のステータとして作
用し、永久磁石21−5及びケーシング21−6はモー
タ21のロータとして作用する。このようなステータ及
びロータは、例えば特開平9−91866に開示されて
いるので、詳しい説明は省略する。
【0006】なお、ケーシング21−6は、その中央部
に断面略台形状部を有し、その上部の平坦部21−6a
には、プラスチックマグネットによるディスクテーブル
21−8が一体的に固着されている。平坦部21−6a
の下面側にはアーム22が組み付けられ、このアーム2
2にはドライブローラ23が回転可能に設けられる。そ
して、平坦部21−6a及びディスクテーブル21−8
には略四角形の穴が設けられ、これらの穴を通してドラ
イブローラ23がディスクテーブル21−8の上方に突
出するように配設される。磁気ディスクドライブ内に収
容された磁気ディスクはディスクテーブル21−8上に
載り、磁気ディスクのハブに形成された穴にドライブロ
ーラ23が嵌入することで回転駆動される。ディスクテ
ーブル21−8は、例えば特開平9−91814に開示
されているので、詳しい説明は省略する。
に断面略台形状部を有し、その上部の平坦部21−6a
には、プラスチックマグネットによるディスクテーブル
21−8が一体的に固着されている。平坦部21−6a
の下面側にはアーム22が組み付けられ、このアーム2
2にはドライブローラ23が回転可能に設けられる。そ
して、平坦部21−6a及びディスクテーブル21−8
には略四角形の穴が設けられ、これらの穴を通してドラ
イブローラ23がディスクテーブル21−8の上方に突
出するように配設される。磁気ディスクドライブ内に収
容された磁気ディスクはディスクテーブル21−8上に
載り、磁気ディスクのハブに形成された穴にドライブロ
ーラ23が嵌入することで回転駆動される。ディスクテ
ーブル21−8は、例えば特開平9−91814に開示
されているので、詳しい説明は省略する。
【0007】モータ21の上部には、磁気ディスクの排
出機構としてイジェクトプレート24が組み込まれ、磁
気ディスクの受入れ機構としてディスクホルダユニット
25が組み込まれている。これらのイジェクトプレート
24やディスクホルダユニット25についても、上記し
た特開平9−91814あるいは特開平9−91943
に開示されている。フレーム基板10にはカバー板18
が組み合わされて、フレーム基板10内の空間をカバー
する。
出機構としてイジェクトプレート24が組み込まれ、磁
気ディスクの受入れ機構としてディスクホルダユニット
25が組み込まれている。これらのイジェクトプレート
24やディスクホルダユニット25についても、上記し
た特開平9−91814あるいは特開平9−91943
に開示されている。フレーム基板10にはカバー板18
が組み合わされて、フレーム基板10内の空間をカバー
する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の磁気
ディスクドライブでは、モータ21をフレーム基板10
の主面上に構成するので、モータ21の組立て作業をフ
レーム基板10の主面側の限られた領域内で行わなけれ
ばならず、作業しにくいという問題点がある。
ディスクドライブでは、モータ21をフレーム基板10
の主面上に構成するので、モータ21の組立て作業をフ
レーム基板10の主面側の限られた領域内で行わなけれ
ばならず、作業しにくいという問題点がある。
【0009】これに対し、ディスクテーブル駆動用のモ
ータをフレーム基板とは別のモータフレーム基板上に構
成した後、モータフレーム基板をフレーム基板に取付け
るという構造が考えられる。これを、図8、図9を参照
して説明する。便宜上、図8、図9では図5〜図7と同
じ部分には同一番号を付している。
ータをフレーム基板とは別のモータフレーム基板上に構
成した後、モータフレーム基板をフレーム基板に取付け
るという構造が考えられる。これを、図8、図9を参照
して説明する。便宜上、図8、図9では図5〜図7と同
じ部分には同一番号を付している。
【0010】この例では、モータフレーム基板30には
プリント配線基板31を実装し、このプリント配線基板
31上にモータ21を組み付けることになる。そして、
プリント配線基板31は、フレーム基板10の主面側に
露出させる必要があるので、フレーム基板10には少な
くともプリント配線基板31に対応する大きさの開口1
0−8を設ける必要がある。モータフレーム基板30
は、フレーム基板10の背面側にねじ止め固定される。
プリント配線基板31を実装し、このプリント配線基板
31上にモータ21を組み付けることになる。そして、
プリント配線基板31は、フレーム基板10の主面側に
露出させる必要があるので、フレーム基板10には少な
くともプリント配線基板31に対応する大きさの開口1
0−8を設ける必要がある。モータフレーム基板30
は、フレーム基板10の背面側にねじ止め固定される。
【0011】このような構造によると、モータ21の組
立て、及びフレーム基板10への取付けは容易になる。
しかし、フレーム基板10に大きな開口10−8を設け
る必要があり、フレーム基板10の機械的強度を低下さ
せるという新たな問題点が生じる。
立て、及びフレーム基板10への取付けは容易になる。
しかし、フレーム基板10に大きな開口10−8を設け
る必要があり、フレーム基板10の機械的強度を低下さ
せるという新たな問題点が生じる。
【0012】上記のような問題点に鑑み、本発明の課題
は、フレーム基板の機械的強度を低下させることなく、
モータをフレーム基板とは別のモータフレーム基板によ
りフレーム基板に組み付けることができるようにしたデ
ィスクドライブを提供することにある。
は、フレーム基板の機械的強度を低下させることなく、
モータをフレーム基板とは別のモータフレーム基板によ
りフレーム基板に組み付けることができるようにしたデ
ィスクドライブを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクを受
入れるための受入れ機構と、受入れたディスクを排出す
るための排出機構と、ディスクに対してアクセスするた
めのヘッド部を有し、該ヘッド部を前記ディスクの半径
方向に沿って移動可能に保持しているキャリッジ機構
と、該キャリッジ機構を移動させる移動機構と、ディス
クを保持しつつ回転駆動するためのディスクテーブル
と、該ディスクテーブルを回転駆動するためのモータと
を備え、前記受入れ機構、前記排出機構、前記キャリッ
ジ機構、及び前記移動機構を金属製のフレーム基板の内
面側に組み込んでいるディスクドライブにおいて、前記
モータは、プリント配線基板と共に前記フレーム基板と
は別の金属製のモータフレーム基板に実装され、前記フ
レーム基板の主面には少なくとも前記プリント配線基板
に対応する大きさを持つ開口が設けられ、前記モータフ
レーム基板は、前記開口を通して前記プリント配線基板
が前記内面側に露出するように前記フレーム基板に取付
けられ、前記フレーム基板における前記開口のうち、前
記モータに対応する領域以外の少なくとも一部の領域は
絞り加工により該少なくとも一部の領域を内面側に突出
させることにより形成されていることを特徴とする。
入れるための受入れ機構と、受入れたディスクを排出す
るための排出機構と、ディスクに対してアクセスするた
めのヘッド部を有し、該ヘッド部を前記ディスクの半径
方向に沿って移動可能に保持しているキャリッジ機構
と、該キャリッジ機構を移動させる移動機構と、ディス
クを保持しつつ回転駆動するためのディスクテーブル
と、該ディスクテーブルを回転駆動するためのモータと
を備え、前記受入れ機構、前記排出機構、前記キャリッ
ジ機構、及び前記移動機構を金属製のフレーム基板の内
面側に組み込んでいるディスクドライブにおいて、前記
モータは、プリント配線基板と共に前記フレーム基板と
は別の金属製のモータフレーム基板に実装され、前記フ
レーム基板の主面には少なくとも前記プリント配線基板
に対応する大きさを持つ開口が設けられ、前記モータフ
レーム基板は、前記開口を通して前記プリント配線基板
が前記内面側に露出するように前記フレーム基板に取付
けられ、前記フレーム基板における前記開口のうち、前
記モータに対応する領域以外の少なくとも一部の領域は
絞り加工により該少なくとも一部の領域を内面側に突出
させることにより形成されていることを特徴とする。
【0014】なお、前記絞り加工による突出部を前記デ
ィスクの受入れ口側においてテーブル状にし、しかも該
突出部の高さを前記ディスクテーブルの上面よりやや低
い高さとなるようにすることが好ましい。
ィスクの受入れ口側においてテーブル状にし、しかも該
突出部の高さを前記ディスクテーブルの上面よりやや低
い高さとなるようにすることが好ましい。
【0015】また、前記モータフレーム基板は、前記フ
レーム基板の開口の縁部においてねじ止めにより取付け
られ、前記フレーム基板における前記モータフレーム基
板との重ね合わせ部も、絞り加工により前記モータフレ
ーム基板の厚さ分だけ内面側に突出させている。
レーム基板の開口の縁部においてねじ止めにより取付け
られ、前記フレーム基板における前記モータフレーム基
板との重ね合わせ部も、絞り加工により前記モータフレ
ーム基板の厚さ分だけ内面側に突出させている。
【0016】
【発明の実施の形態】図1〜図4を参照して、本発明の
好ましい実施の形態を、図5と同様の磁気ディスクドラ
イブに適用した場合について説明する。図1は、磁気デ
ィスクドライブの要部、すなわちフレーム基板1とこれ
に取付けられた磁気ディスク回転用のドライブモータ
(以下、モータと呼ぶ)2について示している。
好ましい実施の形態を、図5と同様の磁気ディスクドラ
イブに適用した場合について説明する。図1は、磁気デ
ィスクドライブの要部、すなわちフレーム基板1とこれ
に取付けられた磁気ディスク回転用のドライブモータ
(以下、モータと呼ぶ)2について示している。
【0017】図示しない磁気ディスクを受入れるための
受入れ機構や、受入れた磁気ディスクを排出するための
排出機構や、磁気ディスクに対してアクセスするための
磁気ヘッドを有してこの磁気ヘッドを磁気ディスクの半
径方向に沿って移動可能に保持しているキャリッジ機構
や、このキャリッジ機構を移動させる移動機構は、フレ
ーム基板1の主面側、すなわち図1では上面側に組み込
まれる。そして、これらの構造については、周知のもの
を用いるので、説明は省略する。言い換えれば、本形態
の特徴は、フレーム基板1に対するモータ2の組立て構
造及びフレーム基板1の形状にあり、それ以外の構成に
ついては従来の磁気ディスクドライブと基本的に同じと
考えて良い。
受入れ機構や、受入れた磁気ディスクを排出するための
排出機構や、磁気ディスクに対してアクセスするための
磁気ヘッドを有してこの磁気ヘッドを磁気ディスクの半
径方向に沿って移動可能に保持しているキャリッジ機構
や、このキャリッジ機構を移動させる移動機構は、フレ
ーム基板1の主面側、すなわち図1では上面側に組み込
まれる。そして、これらの構造については、周知のもの
を用いるので、説明は省略する。言い換えれば、本形態
の特徴は、フレーム基板1に対するモータ2の組立て構
造及びフレーム基板1の形状にあり、それ以外の構成に
ついては従来の磁気ディスクドライブと基本的に同じと
考えて良い。
【0018】モータ2は、原理的には図7で説明したモ
ータ21と同じ構造を持ち、ロータ2−1とこのロータ
2−1に組合わされるステータ2−2とから成る。ロー
タ2−1は、円板状の金属製のケーシング2−11を有
する。ケーシング2−11の上面には、ディスクテーブ
ル3が固着されている。フレーム基板1には、開口1−
1が設けられる。この開口1−1の縁部にモータフレー
ム基板5が取付けられる。ステータ2−2は、モータフ
レーム基板5上に実装されたプリント配線基板6上に構
成される。
ータ21と同じ構造を持ち、ロータ2−1とこのロータ
2−1に組合わされるステータ2−2とから成る。ロー
タ2−1は、円板状の金属製のケーシング2−11を有
する。ケーシング2−11の上面には、ディスクテーブ
ル3が固着されている。フレーム基板1には、開口1−
1が設けられる。この開口1−1の縁部にモータフレー
ム基板5が取付けられる。ステータ2−2は、モータフ
レーム基板5上に実装されたプリント配線基板6上に構
成される。
【0019】ロータ2−1は、その中心にケーシング2
−11とディスクテーブル3とを貫通するように金属製
の回転軸2−13が一体的に固着されている。すなわ
ち、ケーシング2−11と回転軸2−13は、ディスク
テーブル3をプラスチックマグネットにより射出成形で
成形する時に一体的に組み付けられる。ケーシング2−
11は、その周縁に下方に延びる筒状体2−14を有
し、筒状体2−14の内側にリング状の永久磁石2−1
5が取り付けられている。
−11とディスクテーブル3とを貫通するように金属製
の回転軸2−13が一体的に固着されている。すなわ
ち、ケーシング2−11と回転軸2−13は、ディスク
テーブル3をプラスチックマグネットにより射出成形で
成形する時に一体的に組み付けられる。ケーシング2−
11は、その周縁に下方に延びる筒状体2−14を有
し、筒状体2−14の内側にリング状の永久磁石2−1
5が取り付けられている。
【0020】図7において説明したように、ディスクテ
ーブル3に対応するケーシング2−11の下面側にはア
ーム2−16が組み付けられ、このアーム2−16には
ドライブローラ2−17が回転可能に設けられる。そし
て、ケーシング2−11及びディスクテーブル3には略
四角形の穴が設けられ、これらの穴を通してドライブロ
ーラ2−17がディスクテーブル3の上方に突出するよ
うに配設される。磁気ディスクドライブ内に収容された
磁気ディスクはディスクテーブル3の上に載り、磁気デ
ィスクのハブに形成された穴にドライブローラ2−17
が嵌入することで回転駆動される。
ーブル3に対応するケーシング2−11の下面側にはア
ーム2−16が組み付けられ、このアーム2−16には
ドライブローラ2−17が回転可能に設けられる。そし
て、ケーシング2−11及びディスクテーブル3には略
四角形の穴が設けられ、これらの穴を通してドライブロ
ーラ2−17がディスクテーブル3の上方に突出するよ
うに配設される。磁気ディスクドライブ内に収容された
磁気ディスクはディスクテーブル3の上に載り、磁気デ
ィスクのハブに形成された穴にドライブローラ2−17
が嵌入することで回転駆動される。
【0021】一方、ステータ2−2は、金属製のモータ
フレーム基板5の主面に実装されたプリント配線基板6
上に構成される。ステータ2−2は、図7でも説明した
ように、プリント配線基板6に実装されて、放射状に延
びる複数の固定子コア2−21と、複数の固定子コア2
−21のそれぞれに巻回した固定子コイル2−22と、
プリント配線基板6の中心部に設けられた回転軸2−1
3の軸受け部(センターメタル)2−23とを有する。
プリント配線基板6上には、ステータ2−2の他に多数
の電子部品が実装されるがここでは、図示を省略してい
る。
フレーム基板5の主面に実装されたプリント配線基板6
上に構成される。ステータ2−2は、図7でも説明した
ように、プリント配線基板6に実装されて、放射状に延
びる複数の固定子コア2−21と、複数の固定子コア2
−21のそれぞれに巻回した固定子コイル2−22と、
プリント配線基板6の中心部に設けられた回転軸2−1
3の軸受け部(センターメタル)2−23とを有する。
プリント配線基板6上には、ステータ2−2の他に多数
の電子部品が実装されるがここでは、図示を省略してい
る。
【0022】ここで、フレーム基板1の主面に設けられ
た開口1は、少なくともプリント配線基板6に対応する
大きさを持つようにされる。これは、プリント配線基板
6をフレーム基板1の主面側、すなわち内面側に露出さ
せる必要があるからである。このようにして、モータフ
レーム基板5は、開口1−1を通してプリント配線基板
6がフレーム基板1の内面側に露出するようにフレーム
基板1に取付けられる。本形態では特に、フレーム基板
1における開口1−1のうち、モータ2に対応する領域
以外の少なくとも一部の領域を絞り加工により内面側に
突出する突出部1−2としている。このように、プリン
ト配線基板6に対応する領域すべてを開口のみとせず
に、絞り加工による突出部1−2を設けることで、フレ
ーム基板1の機械的強度の低下を防ぐことができる。な
お、図1は、図2の線C−C´箇所の断面図である。
た開口1は、少なくともプリント配線基板6に対応する
大きさを持つようにされる。これは、プリント配線基板
6をフレーム基板1の主面側、すなわち内面側に露出さ
せる必要があるからである。このようにして、モータフ
レーム基板5は、開口1−1を通してプリント配線基板
6がフレーム基板1の内面側に露出するようにフレーム
基板1に取付けられる。本形態では特に、フレーム基板
1における開口1−1のうち、モータ2に対応する領域
以外の少なくとも一部の領域を絞り加工により内面側に
突出する突出部1−2としている。このように、プリン
ト配線基板6に対応する領域すべてを開口のみとせず
に、絞り加工による突出部1−2を設けることで、フレ
ーム基板1の機械的強度の低下を防ぐことができる。な
お、図1は、図2の線C−C´箇所の断面図である。
【0023】加えて、絞り加工による突出部1−2をデ
ィスクの受入れ口側においてテーブル状に平坦にし、し
かも、図1に示すように、突出部1−2の高さをディス
クテーブル3の上面よりやや低い高さとなるようにして
いる。これは、テーブル状の突出部1−2が、磁気ディ
スクドライブに挿入されてくる磁気ディスクの邪魔をせ
ずに、ガイドの役目を持つようにするためである。逆に
言えば、図7に示されたような略台形状部を持つケーシ
ング21−6では、磁気ディスクの挿入時に磁気ディス
クの一部が引掛かることがある。
ィスクの受入れ口側においてテーブル状に平坦にし、し
かも、図1に示すように、突出部1−2の高さをディス
クテーブル3の上面よりやや低い高さとなるようにして
いる。これは、テーブル状の突出部1−2が、磁気ディ
スクドライブに挿入されてくる磁気ディスクの邪魔をせ
ずに、ガイドの役目を持つようにするためである。逆に
言えば、図7に示されたような略台形状部を持つケーシ
ング21−6では、磁気ディスクの挿入時に磁気ディス
クの一部が引掛かることがある。
【0024】また、モータフレーム基板5は、図3にも
示すように、フレーム基板1の開口の縁部の複数箇所に
おいてねじ8により取付けられるが、フレーム基板1に
おけるモータフレーム基板5との重ね合わせ部も、絞り
加工によりモータフレーム基板5の厚さ分だけ内面側に
突出させて、ねじ止め用のフランジ部1−3を形成して
いる。これは、モータフレーム基板5とフレーム基板1
の背面を面一にするためである。
示すように、フレーム基板1の開口の縁部の複数箇所に
おいてねじ8により取付けられるが、フレーム基板1に
おけるモータフレーム基板5との重ね合わせ部も、絞り
加工によりモータフレーム基板5の厚さ分だけ内面側に
突出させて、ねじ止め用のフランジ部1−3を形成して
いる。これは、モータフレーム基板5とフレーム基板1
の背面を面一にするためである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、フレ
ーム基板の機械的強度を低下させることなく、モータを
フレーム基板とは別のモータフレーム基板によりフレー
ム基板に組み付けることができる。
ーム基板の機械的強度を低下させることなく、モータを
フレーム基板とは別のモータフレーム基板によりフレー
ム基板に組み付けることができる。
【図1】本発明による磁気ディスクドライブのうち、フ
レーム基板とこれに組み付けられる磁気ディスク回転駆
動用のモータとの関係を示した部分断面図である。
レーム基板とこれに組み付けられる磁気ディスク回転駆
動用のモータとの関係を示した部分断面図である。
【図2】図1に示されたフレーム基板とモータとの関係
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図3】図2に示されたフレーム基板とモータを実装し
ているモータフレーム基板との関係を背面側から見た図
である。
ているモータフレーム基板との関係を背面側から見た図
である。
【図4】図1に示されたモータフレーム基板とこれに実
装されたプリント配線基板の平面図である。
装されたプリント配線基板の平面図である。
【図5】従来の磁気ディスクドライブの内部をメインプ
リント基板、サブプリント基板、キャリッジ機構とその
周辺機構について示した平面図である。
リント基板、サブプリント基板、キャリッジ機構とその
周辺機構について示した平面図である。
【図6】図5の線A−A′による断面図である。
【図7】図5の線B−B′による断面図である。
【図8】モータをフレーム基板とは別のモータフレーム
基板に構成する場合のモータとモータフレーム基板及び
フレーム基板との関係を示した平面図である。
基板に構成する場合のモータとモータフレーム基板及び
フレーム基板との関係を示した平面図である。
【図9】図8に示された関係を背面側から見た図であ
る。
る。
1、10 フレーム基板 2、21 モータ 2−1 ロータ 2−2 ステータ 2−11 ケーシング 2−13、21−1 回転軸 2−14 筒状体 2−15、21−5 永久磁石 2−16、22 アーム 2−17、23 駆動ローラ 3、21−8 ディスクテーブル 11 メインプリント基板 13 ステッピングモータ 14 キャリッジ機構 15 ガイドバー 16 ガイドバークランプ 17 カバー板 20 サブプリント基板
Claims (3)
- 【請求項1】 ディスクを受入れるための受入れ機構
と、受入れたディスクを排出するための排出機構と、デ
ィスクに対してアクセスするためのヘッド部を有し、該
ヘッド部を前記ディスクの半径方向に沿って移動可能に
保持しているキャリッジ機構と、該キャリッジ機構を移
動させる移動機構と、ディスクを保持しつつ回転駆動す
るためのディスクテーブルと、該ディスクテーブルを回
転駆動するためのモータとを備え、前記受入れ機構、前
記排出機構、前記キャリッジ機構、及び前記移動機構を
金属製のフレーム基板の内面側に組み込んでいるディス
クドライブにおいて、前記モータは、プリント配線基板
と共に前記フレーム基板とは別の金属製のモータフレー
ム基板に実装され、前記フレーム基板の主面には少なく
とも前記プリント配線基板に対応する大きさを持つ開口
が設けられ、前記モータフレーム基板は、前記開口を通
して前記プリント配線基板が前記内面側に露出するよう
に前記フレーム基板に取付けられ、前記フレーム基板に
おける前記開口のうち、前記モータに対応する領域以外
の少なくとも一部の領域は絞り加工により該少なくとも
一部の領域を内面側に突出させることにより形成されて
いることを特徴とするディスクドライブ。 - 【請求項2】 請求項1記載のディスクドライブにおい
て、前記絞り加工による突出部を前記ディスクの受入れ
口側においてテーブル状にし、しかも該突出部の高さを
前記ディスクテーブルの上面よりやや低い高さとなるよ
うにしたことを特徴とするディスクドライブ。 - 【請求項3】 請求項2記載のディスクドライブにおい
て、前記モータフレーム基板は、前記フレーム基板の開
口の縁部においてねじ止めにより取付けられ、前記フレ
ーム基板における前記モータフレーム基板との重ね合わ
せ部も、絞り加工により前記モータフレーム基板の厚さ
分だけ内面側に突出させていることを特徴とするディス
クドライブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10010106A JPH11213623A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | ディスクドライブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10010106A JPH11213623A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | ディスクドライブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11213623A true JPH11213623A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11741074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10010106A Withdrawn JPH11213623A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | ディスクドライブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11213623A (ja) |
-
1998
- 1998-01-22 JP JP10010106A patent/JPH11213623A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050405 |