JPH10177755A - ディスクプレイヤ - Google Patents

ディスクプレイヤ

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JPH10177755A
JPH10177755A JP8335446A JP33544696A JPH10177755A JP H10177755 A JPH10177755 A JP H10177755A JP 8335446 A JP8335446 A JP 8335446A JP 33544696 A JP33544696 A JP 33544696A JP H10177755 A JPH10177755 A JP H10177755A
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JP
Japan
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case
chucking pulley
disk
pulley
mounting surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP8335446A
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English (en)
Inventor
Kenichi Terada
健意智 寺田
Katsuya Osawa
克也 大沢
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Shinano Kenshi Co Ltd
Original Assignee
Shinano Kenshi Co Ltd
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Publication date
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 部品点数を抑えながら、ケース内の温度上昇
を抑制することを可能とする。 【解決手段】 トレイ14はディスク載置面36がケー
ス12c外部の排出位置とケース12c内部の収納位置
との間で移動可能にケース12cに設けられる。チャッ
キングプーリ52は収納位置にあるディスク載置面36
と対向する位置に回動自在に保持されて内部に磁性材を
有する。ターンテーブル22はトレイ14aを挟んでチ
ャッキングプーリ52と反対側にチャッキングプーリ5
2に対して接離動自在に配され、内部に設けられた永久
磁石と磁性材との間に生ずる吸引力によってディスク1
8をチャッキングプーリ52との間で挟持する。チャッ
キングプーリ52は合成樹脂材料を用いて外形が円盤状
に成形され、内部に磁性材がインサートされ、背面52
bには空気攪拌用の孔部が有る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトディス
ク(以下、単にディスクとも言う)がトレイ上に載置さ
れてケース内に装着されるディスクプレイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なトレイ式のディスクプレイヤ1
0の構造について図1〜図2を用いて説明する。ケース
12は、上ケース12aと、下ケース12bと、内部ケ
ース12cとからなる。この内部ケース12cには、ト
レイ14が前後動可能に取り付けられると共に、トレイ
駆動機構(電動モータとギア機構とから成る)16、デ
ィスク18を読み取るピックアップ装置20やピックア
ップ駆動機構(不図示)、ディスク18が載置されるタ
ーンテーブル22、ターンテーブル22を回転させるス
ピンドルモータ24、さらにはターンテーブル22との
間でディスク18を挟持するチャッキングプーリ26、
プーリ保持板28、各駆動機構やスピンドルモータ24
の制御やピックアップ装置20からの信号処理を行う半
導体素子が搭載された回路基板30等が取り付けられ
る。この内部ケース12cは、プーリ保持板28の装着
側から上ケース12aが被せられ、回路基板30の装着
側から下ケース12bが被せられて、上ケース12aと
下ケース12bとで覆われる。また、上ケース12aに
は合成樹脂製のフロントパネル32が取り付けられる。
なお、34はトレイ14の前端に装着されるドア体であ
り、トレイ14が後述するようにケース12の内部に移
動した際にはフロントパネル32に設けられたトレイ1
4の挿通口32aを閉塞する。
【0003】トレイ14には凹状のディスク載置面36
が形成され、トレイ駆動機構16によってトレイ14が
前後方向に移動された際に、ディスク載置面36はケー
ス12外部の排出位置Aとケース12内部の収納位置B
との間で移動可能となっている。ディスク載置面36が
排出位置Aにある際には、オペレータはディスク18を
ディスク載置面36に載置若しくはディスク載置面36
から取り出し可能であり、ディスク載置面36が収納位
置Bにある際には、ピックアップ装置20がディスク1
8に記録されたデータを読み取り可能となる。
【0004】チャッキングプーリ26は、収納位置Bに
あるディスク載置面36と対向する位置に回動自在に、
プーリ保持板28によって保持されてケース12内部に
設けられ、内部に磁性材29が配されている。チャッキ
ングプーリ26は、合成樹脂材料を用いて外形が円盤状
に成形されると共に、内部に鉄等の磁性材29がインサ
ート成形されてなる。プーリ保持板28は、収納位置B
にあるディスク載置面36と対向する位置に配されると
共に、チャッキングプーリ26を収納する収納凹部38
がターンテーブル22方向へ凹設され、収納凹部38の
内底面にはチャッキングプーリ26のディスク18との
当接面26a側(円柱状に形成されている)が緩やかに
嵌まり込む円形の装着孔38aが形成されている。
【0005】ターンテーブル22は外形が円形に形成さ
れ、トレイ14を挟んでチャッキングプーリ26と反対
側のケース12内部に、チャッキングプーリ26に対し
て接離動自在に配されている。そして、チャッキングプ
ーリ26と接近した際には内部に設けられた永久磁石4
0と磁性材29との間に生ずる吸引力によってディスク
載置面36に載置されたディスク18をチャッキングプ
ーリ26との間で挟持する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ディスクプレイヤには次のような課題がある。近年では
ディスク18の再生速度が向上し、それに伴ってディス
ク18を回転させるスピンドルモータ24の回転数も高
速になって来ている。また、再生速度の向上に伴いディ
スク18から読み出される信号の周波数も高くなり、信
号処理を行う半導体素子の動作周波数も向上して来てい
る。このため、スピンドルモータ24や半導体素子から
の発熱が多くなり、ディスクプレイヤ10の安定した再
生動作がこの発熱によって阻害される場合が生じてきて
いるという課題がある。そして、発熱によるケース12
内部の温度上昇を抑えるために、ケース12に小型のフ
ァンを設けることも行われているが、部品コストがアッ
プするという課題が生ずる。
【0007】従って、本発明は上記課題を解決すべくな
され、その目的とするところは、部品点数を抑えなが
ら、ケース内の温度上昇を抑制することが可能なディス
クプレイヤを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、ケースと、ディスク載置面
が形成されると共に、該ディスク載置面が前記ケース外
部の排出位置とケース内部の収納位置との間で移動可能
にケースに設けられたトレイと、前記収納位置にある前
記ディスク載置面と対向する位置に回動自在に保持され
て前記ケース内部に設けられ、内部に磁性材が配された
チャッキングプーリと、前記トレイを挟んで前記チャッ
キングプーリと反対側の前記ケース内部に、チャッキン
グプーリに対して接離動自在に配され、チャッキングプ
ーリと接近した際には内部に設けられた永久磁石と前記
磁性材との間に生ずる吸引力によって前記ディスク載置
面に載置された前記ディスクをチャッキングプーリとの
間で挟持するターンテーブルとを具備するディスクプレ
イヤにおいて、前記チャッキングプーリは、合成樹脂材
料を用いて外形が円盤状に成形されると共に、内部に前
記磁性材がインサートされ、前記ディスクとの当接面の
背面には空気攪拌手段が設けられていることを特徴とす
る。これにより、ディスクと共にチャッキングプーリが
回転した際に、空気攪拌手段によってチャッキングプー
リの背面側の空気が攪拌されてケース内部に対流が生
じ、ケース内部の温度上昇を低減できる。
【0009】前記空気攪拌手段は、具体的には前記チャ
ッキングプーリの回転軸を中心として点対称に形成され
た前記磁性材の一部を露出させる複数の孔部であっても
よい。一例として前記孔部は、前記チャッキングプーリ
の回転軸を中心として放射状に形成された長孔に形成す
るとよい。このように、チャッキングプーリの背面に凹
凸を設けると、この凹凸によって空気が攪拌されて空気
の対流を生じさせることが可能となる。また、前記空気
攪拌手段は、前記チャッキングプーリの回転軸を中心と
して点対称に突出する板状体に形成しても同様に空気を
攪拌して対流を生じさせることが可能である。
【0010】また、前記収納位置にある前記ディスク載
置面と対向する位置に配されると共に、前記チャッキン
グプーリを収納する収納凹部が前記ターンテーブル方向
へ凹設され、該収納凹部の内底面にはチャッキングプー
リの前記ディスクとの当接面側が緩やかに嵌まり込む装
着孔が形成されたプーリ保持板を具備する場合には、前
記収納凹部の内壁面には貫通孔を形成しておくと、プー
リ保持板がケースに密着して収納凹部がケースによって
密閉されている場合でも、チャッキングプーリにより攪
拌された空気を貫通孔からケース内へ送ることが可能と
なる。
【0011】また、請求項6記載の発明は、ケースと、
ディスク載置面が形成されると共に、該ディスク載置面
が前記ケース外部の排出位置とケース内部の収納位置と
の間で移動可能にケースに設けられたトレイと、前記収
納位置にある前記ディスク載置面と対向する位置に回動
自在に保持されて前記ケース内部に設けられ、内部に磁
性材が配されたチャッキングプーリと、前記トレイを挟
んで前記チャッキングプーリと反対側の前記ケース内部
に、チャッキングプーリに対して接離動自在に配され、
チャッキングプーリと接近した際には内部に設けられた
永久磁石と前記磁性材との間に生ずる吸引力によって前
記ディスク載置面に載置された前記ディスクをチャッキ
ングプーリとの間で挟持するターンテーブルと、該ター
ンテーブルを挟んで前記チャッキングプーリと反対側の
前記ケース内部に配され、回転シャフトがターンテーブ
ルに連結されたアウターロータ型スピンドルモータとを
具備するディスクプレイヤにおいて、前記スピンドルモ
ータのロータの外面には、回転シャフトを中心とした点
対称位置に空気攪拌手段が設けられていることを特徴と
する。これにより、ディスクを回転させるスピンドルモ
ータが回転した際に、ロータの外面に設けられた空気攪
拌手段によってロータの周囲の空気が攪拌されてケース
内部に対流が生じ、ケース内部の温度上昇を低減でき
る。
【0012】前記空気攪拌手段は、具体的には前記ロー
タの外面から放射状に突出する板状体とするとよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて添付図面と共に詳述する。 (第1の実施の形態)まず、ディスクプレイヤ50の概
要構成について説明する。なお、基本的な構成は従来例
で説明した図1〜図2に示す一般的なディスクプレイヤ
10と同じであるため、同じ構成要素については同じ符
号を付し、詳細な説明は省略する。ケース12は、上ケ
ース12aと、下ケース12bと、内部ケース12cと
からなり、内部ケース12にはトレイ14、トレイ駆動
機構16、ピックアップ装置20やピックアップ駆動機
構(不図示)、ターンテーブル22、スピンドルモータ
24、チャッキングプーリ52、プーリ保持板54等が
取り付けられている。
【0014】トレイ14には凹状のディスク載置面36
が形成され、トレイ14はトレイ駆動機構16によって
前後方向に移動され、ディスク載置面36がケース12
外部の排出位置Aとケース12内部の収納位置Bとの間
で移動可能となっている。チャッキングプーリ52は、
収納位置Bにあるディスク載置面36と対向する位置に
回動自在に、プーリ保持板54によって保持されてケー
ス12内部に設けられている。プーリ保持板54は内部
ケース12cに取り付けられて、収納位置Bにあるディ
スク載置面36と対向する位置に配されている。そし
て、プーリ保持板54の収納凹部38内にチャッキング
プーリ52を、チャッキングプーリ52のディスク18
との当接面26a側(円柱状に形成されている)が装着
孔38aに嵌まり込んだ状態で収納保持している。
【0015】ターンテーブル22は外形が円形に形成さ
れ、トレイ14を挟んでチャッキングプーリ52と反対
側のケース12内部に、スピンドルモータ24の回転シ
ャフト56に取り付けられた状態でチャッキングプーリ
52に対して接離動自在に配されている。なお、この接
離動させる機構は本実施の形態では一例として、内部ケ
ース12の後部に後端側の両側面から突設された支持軸
58が回動自在に支持されて前端側が支持軸58を中心
として揺動自在なフラップシャーシ60にスピンドルモ
ータ24が取り付けられることによって実現されてい
る。なお、フラップシャーシ60は不図示のフラップシ
ャーシ駆動機構によって、トレイ14がケース12内に
収納されてディスク載置面36が収納位置Bに移動した
後に、チャッキングプーリ52方向へ揺動されてディス
ク18をターンテーブル22上で支持し、ディスク載置
面36から浮かせる。
【0016】次に、本発明の特徴点であるチャッキング
プーリ52とプーリ保持板54とスピンドルモータ24
の構成について説明する。最初に、チャッキングプーリ
52の構造について図3〜図7を用いて説明する。チャ
ッキングプーリ52は、従来例で説明した一般的なチャ
ッキングプーリ26と同様に合成樹脂材料を用いて外形
が円盤状に成形されると共に、内部に鉄材等の磁性材2
9がインサートされているが、特徴点はディスク18と
の当接面52aの背面52bには空気攪拌手段が設けら
れている点である。
【0017】この空気攪拌手段について説明すると、従
来の一般的なチャッキングプーリ26は図6や図7に示
すように、背面26bにはチャッキングプーリ52が回
転軸Cを中心として回転した際に背面26b側の空気を
攪拌する凹凸が設けられておらず、背面26bは回転方
向に対して平面に形成されている。一方、本実施の形態
のチャッキングプーリ52は図3〜図5に示すように、
空気攪拌手段の一例として、チャッキングプーリ52の
回転軸Cを中心として点対称に形成された磁性材29の
一部を露出させる孔部62が、回転軸Cから周縁に延び
る形状に複数形成されている。
【0018】次に、空気攪拌手段としての複数の孔部6
2の作用について説明すると、このように、チャッキン
グプーリ52の背面に孔部62を設けて回転方向(チャ
ッキングプーリ52の周方向)に沿った経路での背面5
2bの断面形状を見た場合に、背面52b表面が凹凸
(凹は孔部62、凸は背面52b表面)となるようにす
ることによって、この凹凸の境界部分の段差部が空気を
攪拌して空気の対流を生じさせる。そして、生じた空気
の対流が図8の矢印で示すようにディスク18とトレイ
14の隙間や、トレイ14の開口部14aを通って発熱
するスピンドルモータ24や回路基板30上に搭載され
た半導体素子(不図示)にまで達し、発熱する部材付近
に熱がこもるのを防ぎ、また熱をケース12外方へ逃が
してケース12内部の温度上昇を防ぐことができるので
ある。
【0019】そして、この孔部62は図3に示すように
チャッキングプーリ52の回転軸Cを中心として放射状
に形成された長孔に形成すると、空気を攪拌する段差部
の領域Dが、チャッキングプーリ52の径方向へ広がる
ため、多くの空気を攪拌できて好適である。また、空気
攪拌手段としては、チャッキングプーリ52の背面52
bから突出する板状体64を図9や図10に示すように
チャッキングプーリ52の回転軸Cを中心として点対称
となるように設けるようにして、背面52b側の空気を
攪拌する構成としてもよい。なお、図9や図10では空
気攪拌手段は、板状体64と孔部62とで構成されてい
るが、孔部62を設けずに板状体64のみで構成するよ
うにしてもよい。
【0020】(第2の実施の形態)まず、ディスクプレ
イヤ50の概要構成は第1の実施の形態と略同様であ
り、相違する構成についてのみ説明する。第1の実施の
形態におけるディスクプレイヤが、回転するチャッキン
グプーリ52の背面52b側に空気攪拌手段を設けてケ
ース12内部に対流を起こしてケース12内部の温度上
昇を抑制する構成を採用していたが、本実施の形態で
は、同じく回転するスピンドルモータ24に空気攪拌手
段を設ける点で相違している。
【0021】本実施の形態のスピンドルモータ24は、
回転シャフト56がターンテーブル22に連結されたア
ウターロータ型スピンドルモータであることから、ロー
タ24aが露出した状態で回転している。よって、スピ
ンドルモータ24のロータ24aの外面に、回転シャフ
ト56を中心とした点対称位置に空気攪拌手段、例えば
図11や図12に示すような板状体66を放射状に突出
させることによって、スピンドルモータ24の周囲の空
気を攪拌でき、ケース12内部に対流を起こさせて第1
の実施の形態と同様に発熱する部材付近に熱がこもるの
を防ぎ、また熱をケース12外方へ逃がしてケース12
内部の温度上昇を防ぐことができるのである。板状体6
6の突出位置としては、図11に示すようにロータ24
aの外周面であってもよいし、また図12に示すように
ロータ24aの端面であってもよい。また、本実施の形
態では板状体66は一例として直方体に形成している
が、例えばロータ24aの回転方向を考慮に入れて風車
の羽のように捩じって突出させるようにしてもよい。
【0022】また、ロータ24aから突出させる板状体
66は、金属製のロータ24a自体に金属板を溶接等で
一体に接合して形成してもよいし、またロータ24aを
プレス成形する際に外面に突部を形成して板状体として
もよい。また、ロータ24aとは別体に合成樹脂材料を
用いて外面に板状体が突出するカップ状部材若しくはリ
ング状部材を形成し、これら部材をロータ24aの外面
に嵌め込んで固定してロータ24aの外面から突出する
板状体を構成するようにしてもよい。
【0023】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述の実施例に限定されるので
はなく、チャッキングプーリの背面に凹凸を形成するた
めの孔部や板状体、またスピンドルモータに突出させる
板状体は、チャッキングプーリの回転バランスを損なわ
ない形状であって空気を攪拌できる形状であれば、形状
や位置は任意に設定しても良い等、発明の精神を逸脱し
ない範囲で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る請求項1〜請求項4記載の
ディスクプレイヤを用いると、チャッキングプーリの背
面には空気攪拌手段が設けられているため、ディスクと
共にチャッキングプーリが回転した際に、空気攪拌手段
によってチャッキングプーリの背面側の空気が攪拌され
てケース内部に対流が生じ、ケース内部の温度上昇を低
減できる。また、請求項5記載のディスクプレイヤで
は、プーリ保持板のチャッキングプーリを収納する収納
凹部の内壁面には貫通孔が形成されているため、プーリ
保持板がケースに密着して収納凹部がケースによって密
閉されている場合でも、チャッキングプーリにより攪拌
された空気を貫通孔からケース内へ送ることが可能とな
り、ケース内部に対流を生じさせて、ケース内部の温度
上昇を低減できる。また、請求項6〜請求項7記載のデ
ィスクプレイヤでは、回転シャフトがターンテーブルに
連結されたアウターロータ型スピンドルモータのロータ
の外面には、回転シャフトを中心とした点対称位置に空
気攪拌手段が設けられているため、ディスクを回転させ
るスピンドルモータが回転した際に、ロータの外面に設
けられた空気攪拌手段によってロータの周囲の空気が攪
拌されてケース内部に対流が生じ、ケース内部の温度上
昇を低減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なディスクプレイヤの構成を示す分解斜
視図である。
【図2】図1の内部ケースの内部構造を示す前後方向に
沿った断面図であり、(a)はトレイがケース内に収納
された状態を示し、(b)はトレイがケース外部へ突出
した状態を示す。
【図3】本発明に係るチャッキングプーリの平面図であ
る。
【図4】図3のE−E断面図である。
【図5】図3の底面図である。
【図6】従来の一般的なチャッキングプーリの平面図で
ある。
【図7】図6のF−F断面図である。
【図8】本発明に係るディスクプレイヤの内部ケースの
内部構造を示す前後方向に沿った断面図である。
【図9】本発明に係るチャッキングプーリの他の実施形
態を示す平面図である。
【図10】図9のG−G断面図である。
【図11】空気攪拌手段をロータの外周面に取り付けた
状態を示す斜視図である。
【図12】空気攪拌手段をロータの端面に取り付けた状
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
12 ケース 14 トレイ 18 ディスク 22 ターンテーブル 29 磁性材 36 ディスク載置面 40 永久磁石 50 ディスクプレイヤ 52 チャッキングプーリ 52a 当接面 52b 背面 62 孔部(空気攪拌手段の一例) A 排出位置 B 収納位置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、 ディスク載置面が形成されると共に、該ディスク載置面
    が前記ケース外部の排出位置とケース内部の収納位置と
    の間で移動可能にケースに設けられたトレイと、 前記収納位置にある前記ディスク載置面と対向する位置
    に回動自在に保持されて前記ケース内部に設けられ、内
    部に磁性材が配されたチャッキングプーリと、 前記トレイを挟んで前記チャッキングプーリと反対側の
    前記ケース内部に、チャッキングプーリに対して接離動
    自在に配され、チャッキングプーリと接近した際には内
    部に設けられた永久磁石と前記磁性材との間に生ずる吸
    引力によって前記ディスク載置面に載置された前記ディ
    スクをチャッキングプーリとの間で挟持するターンテー
    ブルとを具備するディスクプレイヤにおいて、 前記チャッキングプーリは、合成樹脂材料を用いて外形
    が円盤状に成形されると共に、内部に前記磁性材がイン
    サートされ、前記ディスクとの当接面の背面には空気攪
    拌手段が設けられていることを特徴とするディスクプレ
    イヤ。
  2. 【請求項2】 前記空気攪拌手段は、前記チャッキング
    プーリの回転軸を中心として点対称に形成された前記磁
    性材の一部を露出させる複数の孔部であることを特徴と
    する請求項1記載のディスクプレイヤ。
  3. 【請求項3】 前記孔部は、前記チャッキングプーリの
    回転軸を中心として放射状に形成された長孔に形成され
    ていることを特徴とする請求項2記載のディスクプレイ
    ヤ。
  4. 【請求項4】 前記空気攪拌手段は、前記チャッキング
    プーリの回転軸を中心として点対称に突出する板状体で
    あることを特徴とする請求項1記載のディスクプレイ
    ヤ。
  5. 【請求項5】 前記収納位置にある前記ディスク載置面
    と対向する位置に配されると共に、前記チャッキングプ
    ーリを収納する収納凹部が前記ターンテーブル方向へ凹
    設され、該収納凹部の内底面にはチャッキングプーリの
    前記ディスクとの当接面側が緩やかに嵌まり込む装着孔
    が形成されたプーリ保持板を具備し、 前記収納凹部の内壁面には、貫通孔が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1、2、3または4記載のディス
    クプレイヤ。
  6. 【請求項6】 ケースと、 ディスク載置面が形成されると共に、該ディスク載置面
    が前記ケース外部の排出位置とケース内部の収納位置と
    の間で移動可能にケースに設けられたトレイと、 前記収納位置にある前記ディスク載置面と対向する位置
    に回動自在に保持されて前記ケース内部に設けられ、内
    部に磁性材が配されたチャッキングプーリと、 前記トレイを挟んで前記チャッキングプーリと反対側の
    前記ケース内部に、チャッキングプーリに対して接離動
    自在に配され、チャッキングプーリと接近した際には内
    部に設けられた永久磁石と前記磁性材との間に生ずる吸
    引力によって前記ディスク載置面に載置された前記ディ
    スクをチャッキングプーリとの間で挟持するターンテー
    ブルと、 該ターンテーブルを挟んで前記チャッキングプーリと反
    対側の前記ケース内部に配され、回転シャフトがターン
    テーブルに連結されたアウターロータ型スピンドルモー
    タとを具備するディスクプレイヤにおいて、 前記スピンドルモータのロータの外面には、回転シャフ
    トを中心とした点対称位置に空気攪拌手段が設けられて
    いることを特徴とするディスクプレイヤ。
  7. 【請求項7】 前記空気攪拌手段は、前記ロータの外面
    から放射状に突出する板状体であることを特徴とする請
    求項6記載のディスクプレイヤ。
JP8335446A 1996-12-16 1996-12-16 ディスクプレイヤ Pending JPH10177755A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6826768B2 (en) 2002-10-08 2004-11-30 Micro-Star Int'l Co., Ltd. Optical compact disk drive with a vibration-and-noise attenuating mechanism
US6862738B2 (en) * 2002-05-22 2005-03-01 Micro-Star Int'l Co., Ltd. Optical compact disk drive with an acoustic-and-vibration attenuator
US7430748B2 (en) * 2005-06-16 2008-09-30 Quanta Storage Inc. Noise reducing optical disc drive
US7448053B2 (en) * 2005-06-16 2008-11-04 Quanta Storage Inc. Noise reducing optical disc drive

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