JP2003022665A - ディスク記録/再生装置 - Google Patents

ディスク記録/再生装置

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JP2003022665A
JP2003022665A JP2001204519A JP2001204519A JP2003022665A JP 2003022665 A JP2003022665 A JP 2003022665A JP 2001204519 A JP2001204519 A JP 2001204519A JP 2001204519 A JP2001204519 A JP 2001204519A JP 2003022665 A JP2003022665 A JP 2003022665A
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JP2001204519A
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Shigeru Inoue
滋 井上
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDの重心に偏心があって高速で回転したと
しても、振動ノイズ音を発生することのないディスク記
録/再生装置を提供すること。 【解決手段】 ディスクDを載置させるトレイTと、ケ
ース本体2と、該ケース本体2の凹所68a、68bに
支軸67a、67bにより支持され、少なくともターン
テーブル55と、光検出ピックアップ56とを保持する
保持部材4と、前記ディスクDを前記ターンテーブル5
5上にローディングするローディング機構とを備えたデ
ィスク記録/再生装置において、前記ケース本体2の一
部2a、2b、2c、2dと対向して、前記保持部材4
の四隅に緩衝部材53a、53b、54a、54bを貼
着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク記録/再生
装置(ディスク記録及び/又は再生装置)に関し、特別
には高速で回転するCDに好適なディスク記録/再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、種々の型式のディスク記録/再生
装置が開発されている。この1つとして、ディスクを載
置させるトレイと、ケース本体と、該ケース本体に支持
手段により支持され、少なくともターンテーブルと、光
検出ピックアップとを保持する保持部材と、前記ディス
クを前記ターンテーブル上にローディングするローディ
ング機構とを備えたディスク記録/再生装置がよく知ら
れている。この種の装置で、DVD、SACD(Sup
er Audio CD)や高速CDを再生する場合、
Discの偏重心に起因して振動力が発生し、ノイズ音
が発生することがある。聞きづらいのみならず、再生音
が飛ぶこともある。
【0003】このようなノイズを発生するのは保持部材
とケース本体との嵌合部(支持手段に対応)に多少のク
リアランスがあるためであるが、このクリアランスを小
さくしてノイズ音を小さくするために従来はこの嵌合を
きつくして軽圧入にしていた。しかし、この軽圧入で
も、次のような問題が生じる。すなわち、各部寸法のバ
ラツキによってクリアランスが充分に小さくすることが
できず、どうしても偏重心ディスクの再生時にはノイズ
が生じてしまう。また、各部寸法のバラツキによって嵌
合がきつくなっては、モータ負荷が大きくなり、熱を発
生する部分も出てくる。また、寸法のバラツキによって
嵌合がきつくなると、高温で長時間保存した後には保持
部材又はケース本体が変形してしまうこともある。これ
では良好な再生又は記録を行うことはできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】加工精度や組立精度を
それほど厳しくせずとも以上のような問題点を除去しノ
イズ音をなくし、再生音が飛ぶようなこともないディス
ク記録/再生装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題は、ディスク
を載置させるトレイと、ケース本体と、該ケース本体に
支持手段により支持され、少なくともターンテーブル
と、光検出ピックアップとを保持する保持部材と、前記
ディスクを前記ターンテーブル上にローディングするロ
ーディング機構とを備えたディスク記録/再生装置にお
いて、前記ケース本体と前記保持部材との間に緩衝手段
を設けたことを特徴とするディスク記録/再生装置、に
よって解決される。
【0006】以上の構成によって、ディスクが高速で回
転され、重心が偏心していたとしても、保持部材に振動
を伝達してノイズを発生することがない。また、再生音
が飛ぶこともない。更に上記従来技術で述べたように、
嵌合クリアランスを小さくしてノイズを小さくする必要
もなくなり、加工精度及び組立精度をそれほど厳しくせ
ずともノイズの発生を抑えることができるので、加工コ
ストや組立コストも低下させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1ないし図3は本発明の
実施の形態によるCD再生装置1の全体を示すが合成樹脂
で成るほぼ直方形状のケース本体2にトレイTが図3で
一点鎖線で示す位置から実線で示す位置まで挿入される
と、図1で点線で示すように各部(後に詳述する)がデ
ィスクローディング位置をとりディスクがターンテーブ
ル55とマグネットチャックMとで挟持され、いわゆる
ローディング状態を取る。ケース本体2には図2で明示
するように門形状のマグネットチャック取り付けケース
部3が一体的に形成され、これには円形のマグネットチ
ャックMが取り付けられている。
【0008】保持部材4は平面形状が図2で明示するよ
うにほぼ長方形状であって一対の側壁部4a、4b、一
対の端壁部4c、4d及び上壁部4eで成る。保持部材
4よりひとまわり小さいがやはり平面形状がほぼ長方形
状の金属でなる光検出ピックアップ支持板51はその四
隅でばね支持部52で保持部材4の上壁部4e上に支持
されている。ばね支持部52は光検出ピックアップ支持
板51の角部を円形の溝で挟み込む環状のゴム部材52
a、保持部材4に植設したピン52c及びこれに巻装さ
れたコイルばね52bから成っている。光検出ピックア
ップ支持板51は抜け止め円板70、71、72をネジ
で保持部材4に螺着、締め付けることにより抜け止めさ
れている。
【0009】保持部材4の四隅に本発明にかかわる緩衝
部材(本発明の実施の形態ではゴムまたはスポンジでな
る)53a、53b、54a、54bが貼着されてい
る。これらは上述のばね支持部52より外方に位置して
いる。また、光検出ピックアップ支持板51はターンテ
ーブル55の駆動軸55aをベアリングを介して軸支し
ている。駆動軸55aは光検出ピックアップ支持板51
の下方に配設され、保持部材4に固定された駆動回路基
板(図示せず)に固定されたモータ58(図6)によっ
て駆動される。
【0010】対物レンズ56aを備えた光検出ピックア
ップ56は図5でも明示されるように光検出ピックアッ
プ支持板51に形成した開口51a内に位置し、これに
取り付けられたピックアップ駆動部材57を支持するガ
イドロッド60が光検出ピックアップ支持板51の裏面
に固定されていることにより光検出ピックアップ支持板
51に支持されている。また、光検出ピックアップ支持
板51にはモータギア61、中間ギア62、小ギア6
3、大ギア64が軸支されており、モータギア61の駆
動軸は光検出ピックアップ支持板51の下方に配設され
る図示しない駆動回路基板に固定されたモータ(図6又
は図8)59で駆動される。図5で明示されるようにモ
ータギア61は中間ギア62に噛合し、中間ギア62は
これと同心的に小ギア63を取り付けており、これは大
ギア64と噛合している。この大ギア64と同心的に下
方にピニオン65が固定されている。これは上述したピ
ックアップ駆動部材57の側壁部に形成したラック66
に噛み合っており、上述のモータ59の駆動により光検
出ピックアップ56はガイドロッド60に案内されて、
開口51aの範囲内で図5において、左右に移動され
る。
【0011】保持部材4の後端壁4dの両側には一体的
に支軸67a、67bが形成されており、これに対向し
て、ケース本体2の後端部には凹所68a、68bが形
成され、これらにより受けられている。この一方の支軸
67bは抜け止め円板69によりケース本体2からの抜
け止めがされている。すなわち、図6で示すディスクア
ンローディング位置(保持部材4が支軸67a、67b
を支点として反時計方向に所定角度回動している)で
も、図8で示すディスクローディング位置(保持部材4
は水平)でも、その支承位置を一定にしている。
【0012】ケース本体2の図5において左部にはDC
モータ9が配設されており、この回転軸とプーリ10と
の間にベルト11が巻装されている。プーリ10と同心
的に小歯車12が設けられ、これと大歯車13とが噛合
している。大歯車13と同心的に中歯車14が設けら
れ、この中心孔にカム駆動ピン15が嵌合している。こ
れは図7で明示するようにカムプレート44に植設され
ている。図4はトレイTの裏側を示すが、下方に偏位し
てほぼJ字形状のガイド溝20が形成され、これに上述
のカム駆動ピン15が嵌合して、案内されるように構成
されている。このガイド溝20の外方に平行に側壁22
が形成され、これにラック22aが切られている。ガイ
ド溝20を構成する下方の側壁20aの直線部の端部に
連接して、テーパ部24がトレイTの先端部に一体成形
されている。図示するように平面形状は三角形であり、
斜面24aは組込時の挿入方向Pに関し、外方に向かっ
て傾斜している。これにより、装置内へのトレイTの組
込挿入を容易なものとしているが、本発明の必須要件で
はない。なお、トレイTの中心線に関し、対称的にテー
パ部25が一体成形されているが、これは省略してもよ
い。しかし、このトレイTの強度上、及びデザイン上、
設けることが好ましい。更に、これらテーパ部24、2
5の外方に係合部26a、26bが形成され、ケース本
体2に形成した被係合部に係合するように構成されてい
る。これらはトレイTを装置内に組込挿入するときに自
動的に相係合して、トレイTをその後、外方へと引出さ
れようとしたときにストッパの働きをする。なお、ラッ
ク22aはトレイTの組込挿入後、中歯車14と噛合す
るように構成されている。
【0013】トレイTは装置内へ組込挿入されるのであ
るが、挿入するときに、トレイTの先端部のテーパ部2
4の斜面24aがカム駆動ピン15を下方(図5におい
て)へと押す。この結果として、カム駆動ピン15はガ
イド溝20内へと正確に導かれる。他方、中歯車14は
ラック22aと噛合する。
【0014】図7はカム部材42に関連する機構を更に
詳細に説明するための分解斜視図であるが、保持部材4
の前端壁部にはピン40が植設されており、これはほぼ
円筒状のカム部材42の周壁に形成された、斜め上方に
延びるカム溝42aに係合している。図示の状態では、
最上部の水平部分42aaにピン40を係合させて、保
持部材4を上述したように支軸67a、67bのまわり
に回動させてディスクDをローディング状態にしている
場合である。カム部材42の中心軸に沿って軸46が形
成されており、これに一体的に平板でなるカムプレート
44が取り付けられており、これに上述のカム駆動ピン
15が植設されている。このカム部材42は、更にケー
ス本体2の一部に形成した丸穴に植設したピン48に図
示せずとも中心軸に沿って形成した穴で嵌合している。
【0015】図4で示すトレイTの裏面に形成されてい
るJラック側壁22のラック22aと中歯車14は噛合
しながらトレイTは右方(矢印P)へと進行するが、カ
ム駆動ピン15もJ字形状のガイド溝20に沿って進む
ように構成されている。DCモータ9を駆動すると、ト
レイTは内方へと挿入されるが、曲線部20Aに移行す
るときには、カム駆動ピン15は軸46のまわりに回動
する。よって、図7を参照してこれと一体的なカム部材
42も共に回動し、図7に示すように周壁に形成した斜
め上方に曲線的に延びるガイド溝42aに沿って、保持
部材4の端部に一体的に形成されたピン40が上昇す
る。すなわち、保持部材4は支軸67a、67bの軸心
のまわりに図6において時計方向に回動して、トレイT
の載置部Sに載せたディスクDをローディング状態にす
る。すなわち、ディスクDをマグネットチャック機構M
とターンテーブル55とで磁気的に挟着、保持する。こ
れが図8の実線で示す保持部材4のローディング位置で
ある。
【0016】以上、本発明の実施の形態の構成について
説明したが、次にこの作用について説明する。装置の図
示しないローディングボタンを押す。図3において一点
鎖線で示すトレイTは、これによりケース本体2内にモ
ータ9の駆動開始と共に挿入される。すなわち、歯車1
3、14の回動と共に図4に示すラック22との係合に
より迅速にトレイTは図4においてP方向、すなわちケ
ース本体2内に挿入される。カム駆動ピン15は、溝2
0に沿って移動するがその直線部の終端に至るとトレイ
Tの移動は停止し(図6の状態)、この後、カム駆動ピ
ン15がJ形状の溝20の曲線部20Aに沿って移動す
る時に、図5においてカム駆動ピン15がR方向に移動
すると共にカムプレート44が一点鎖線で示す位置から
実線で示す方向に回動する。これによりカム部材42
(図7参照)と係合している保持部材4の端部に固定さ
れているピン40はカム溝42aに沿って移動し、その
上端の水平部分42aaに到達する。これによりピン4
0は最初の低位置から上方に移動する。これと共に保持
部材4は支軸67a、67bの軸心のまわりに図6にお
いて時計方向に回動する。よって図1に示すローディン
グ位置を保持部材4に取らせる。これによって図6で示
すアンローディング位置では、保持部材4の後端部に貼
着されている緩衝部材53a、53bは初期状態で既に
ケース本体2の一部2c、2bに図示するように当接し
ているのであるが、この状態を維持し(保持部材4が回
動した分、若干、斜めに押圧されていたのが水平に押圧
されるようになる)、他方、前端部に取り付けられてい
る緩衝部材54a、54bは図6に示す下方位置から図
8に示す上昇位置へと移動し、ケース本体2の一部2
a、2bに押圧される。
【0017】このローディング状態において、ターンテ
ーブル55と上方のマグネットチャック機構Mとで挟圧
されたディスクDは、ターンテーブル55の回転により
共に回転する。下方の光検出ピックアップ56により、
記録信号が再生される。これと共に図示しないスピーカ
から再生音を発生するのであるが、一般にディスクDは
多少ともその重心が中心から偏心しており、ディスクD
の回転により、この角速度の2乗に比例する遠心力が発
生する。これにより、このディスクDを載置させている
ターンテーブル55及びこれを支持している光ピックア
ップ支持板51に振動力を発生する。これはこの四隅に
設けられたばね部52を介して保持部材4に伝達され
る。あるいはマグネットチャックMを介してケース本体
2に伝達される。
【0018】従来は保持部材4の四隅には、本発明とは
異なって何ら緩衝部材は設けられていないので、これら
四隅とケース本体2のこれに対向する部分との間に隙間
があるので、ディスクDの回転により発生した振動力が
保持部材4に伝わり、これを上下方向に振動させる。よ
って、支軸67a、67bとケース本体2の対向する部
分との周期的な衝撃、衝突及び前端部とケース本体2の
対向する部分との周期的な衝撃によりノイズを発生す
る。これは、ディスクDの再生音を聴いているユーザに
耳障りであるばかりでなく、場合によっては再生音を飛
ばすこともあった。このような現象な重心の偏心度が大
きくなればなるほど、また回転速度が大であればあるほ
ど、強くなる。
【0019】然しながら、本発明の実施の形態によれ
ば、保持部材4の四隅に、特に図2に明示するように緩
衝部材53a、53b及び54a、54bが貼着され、
かつ、これらはケース本体2の一部2a、2b及び2
c、2dに押圧されていることにより(図6、図8参
照)、上記振動はこれらにより吸収され、何ら上述の衝
撃音は発することなく、またディスクDから再生音が飛
ぶこともない。光検出ピックアップ56は、公知のよう
にフォーカス制御及びトラッキング制御を行うのである
が、保持部材4にばね支持部52で支持されている光検
出ピックアップ支持板51が、受ける伝達振動もより減
少させることにより、より良好なこれら制御を行うこと
もできる。
【0020】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発
明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0021】例えば以上の実施の形態では、CD再生装
置のノイズ防止機構について説明したが、ディスクはこ
れに限ることなく本発明は、MD、DVD、SACDそ
の他のディスク全てに適用可能である。
【0022】また以上の実施の形態では、ディスクの再
生装置を説明したが、これに限ることなく、一般にディ
スクの記録及び/又は再生装置に本発明は適用可能であ
る。
【0023】また以上の実施の形態では、保持部材4の
四隅に緩衝部材53a、53b及び54a、54bを貼
着したが、この位置に限定されることなく、この保持部
材4の他の位置に貼着するようにしてもよい。例えば、
上壁部4e全体に帯状の緩衝部材を貼着するようにして
もよい。勿論、連続的でなく断続的に貼着するようにし
てもよく、この緩衝部材と対向するケース本体2の一部
とローディング状態ではこれら緩衝部材が押圧されるよ
うにしておけばよい。
【0024】また以上の実施の形態では、4個の緩衝部
材53a、53b及び54a、54bが貼着されたが、
この数に限定されることなく3個あるいは4個以上を貼
着するようにしてもよい。例えば、保持部材4の一対の
側壁部4a、4bに連接する上壁部4eの上に一対の帯
状の緩衝部材を貼着するようにしてもよい。あるいは、
保持部材に貼着するのではなくて、ケース本体の対向す
る部分に貼着するようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように本発明のディスク記録
/再生装置によれば、ディスクに大きな重心の偏心があ
って遠心力による振動力を発生したとしても、保持部材
とケース本体との衝撃による衝撃音が発生することな
く、またディスクからは再生音が飛ぶことなく、良好に
再生することができる。また記録する場合においても同
様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるディスク再生装置の
側面図である。
【図2】同分解斜視図である。
【図3】同平面図である。
【図4】同装置におけるトレイの裏面図である。
【図5】同装置の部分破断平面図である。
【図6】同部分破断側面図である。
【図7】同装置におけるディスクアンローディング状態
からディスクローディング状態に切り換えるための機構
を示す分解斜視図である。
【図8】同装置におけるディスクローディング状態の部
分破断側面図である。
【符号の説明】
2……ケース本体、2a、2b、2c、2d……ケース
本体の一部、4……保持部材、51……光検出ピックア
ップ支持板、53a、53b……緩衝部材、54a、5
4b……緩衝部材、55……ターンテーブル、56……
光検出ピックアップ、67a、67b……支軸、68
a、68b……凹所。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを載置させるトレイと、ケース
    本体と、該ケース本体に支持手段により支持され、少な
    くともターンテーブルと、光検出ピックアップとを保持
    する保持部材と、前記ディスクを前記ターンテーブル上
    にローディングするローディング機構とを備えたディス
    ク記録/再生装置において、前記ケース本体と前記保持
    部材との間に緩衝手段を設けたことを特徴とするディス
    ク記録/再生装置。
  2. 【請求項2】 前記支持手段は、前記保持部材に一体的
    に形成された一対の支軸であり、前記ケースの内壁部に
    形成した一対の凹所と係合していることを特徴とする請
    求項1に記載のディスク記録/再生装置。
  3. 【請求項3】 前記保持部材は光検出ピックアップ支持
    部材をばね部材で支持しており、前記光検出ピックアッ
    プ支持部材を介して前記ターンテーブル及び前記光検出
    ピックアップを保持していることを特徴とする請求項1
    又は2に記載のディスク記録/再生装置。
  4. 【請求項4】 前記緩衝手段は第1の緩衝部材と第2の
    緩衝部材とで成り、前記第1の緩衝部材は前記保持部材
    の前記一対の凹所の近傍にある一部に貼着されており、
    前記第2緩衝部材は、前記保持部材の前記凹所とは反対
    側の端部に貼着されていることを特徴とする請求項3に
    記載のディスク記録/再生装置。
  5. 【請求項5】 前記ローディング機構は少なくともカム
    部材と一体的なカム駆動ピンを有し、前記トレイの裏側
    にはほぼJ字形のラックと、このラックに平行に溝とが
    形成され、ディスクローディング時には前記カム駆動ピ
    ンと同心的に配設された歯車が前記ラックと噛合し、前
    記カム駆動ピンが前記溝に案内されて、モータによる前
    記歯車の回転駆動により前記溝に沿って移動し、前記溝
    の端部の曲線部の移動時に前記カム部材を回動させて、
    前記保持部材の前記端部に固定され、前記カム部材のカ
    ム溝に係合するピン部材を介して前記保持部材にディス
    クローディング位置を取らせるようにしたことを特徴と
    する請求項4に記載のディスク記録/再生装置。
  6. 【請求項6】 前記ディスクローディング位置では前記
    第2の緩衝部材が前記ケース本体の一部に押圧される
    が、前記第1の緩衝部材はディスクアンローディング位
    置でもディスクローディング位置でも常に前記ケース本
    体の一部に押圧されていることを特徴とする請求項5に
    記載のディスク記録/再生装置。
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