JPH1021680A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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Publication number
JPH1021680A
JPH1021680A JP8191550A JP19155096A JPH1021680A JP H1021680 A JPH1021680 A JP H1021680A JP 8191550 A JP8191550 A JP 8191550A JP 19155096 A JP19155096 A JP 19155096A JP H1021680 A JPH1021680 A JP H1021680A
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JP
Japan
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disk
chassis
mechanism unit
unit
disk device
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Application number
JP8191550A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Nakayama
征二 中山
Mitsunori Nakamura
光典 中村
Koichi Kuroiwa
浩一 黒岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1021680A publication Critical patent/JPH1021680A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ディスクの偏心回転等による機構ユニットのガ
タツキを防止し、振動、騒音を抑制することができるデ
ィスク装置を提供すること。 【解決手段】ディスク装置1Aは、ケーシング内に収納
された装置本体2を有する。この装置本体2は、シャー
シ40と、シャーシ40に対し軸431、432により
回動可能に支持された機構ユニット42と、機構ユニッ
ト42の前方部分をシャーシ40の厚さ方向に変位させ
る変位機構50とを有している。機構ユニット42は、
シャーシ40の空間41内に、所定の間隙411を介し
て収納されている。軸431には、リング状の緩衝部材
5が装着され、機構ユニット42の前方部分の軸431
と同じ側の側部は、シャーシ40に固定された板バネよ
りなる付勢部材6により付勢されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクを再生
または記録・再生するディスク装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】CD−ROM等の光ディスクを再生する
ディスク装置が本願出願人により出願されている(実願
平5−69414号)。図13は、この出願に係るディ
スク装置の構造を示す分解斜視図である。
【0003】同図に示すように、ディスク装置1Bは、
装置本体(機構組立体)2Bと該装置本体2Bに対し、
前後方向(水平方向)に移動し、出し入れされるディス
クトレイ4と、装置本体2Bの下部に設置された回路基
板組立体12Bと、これらを収納するケーシング10B
とから構成されている。
【0004】ケーシング10Bは、底板11と、装置本
体2Bの上側を覆う筐体14とから構成されている。底
板11および筐体14は、金属板をプレス加工等により
所望の形状に成形したものである。
【0005】筐体14は、天板部14aと、装置本体2
Bを介して対向する側壁14b、14cと、これらの側
壁14b、14cの後端同士を連結する後部側壁14d
と、前方側の前板部14eとで構成されている。天板部
14aの下面(内面)には、ディスククランパ38が後
述するターンテーブル26と同軸的に回転可能に設置さ
れている。
【0006】筐体14の前板部14eには、前記ディス
クトレイ4が通る開口141が形成されている。この前
板部14eには、同様の開口16aを有するフロントベ
ゼル16がクッション材よりなる枠15を介して取り付
けられている。
【0007】装置本体2Bは、略器形状のシャーシ20
を有し、該シャーシ20には、機構ユニット22と変位
機構(上下動機構)30とが設けられている。機構ユニ
ット22は、シャーシ20の底部20aに形成された凹
部内に収まるように配設されている。この場合、機構ユ
ニット22とシャーシ20の凹部との間には、シャーシ
20の変形(熱変形等)を考慮して、所定の間隙が形成
されてる。この間隙は、シャーシ20が最大限変形して
も、機構ユニット22の回動が阻害されない程度の幅に
設定されている。
【0008】また、変位機構30は、機構ユニット22
の前方に収まるように配設されている。この装置本体2
Bは、ビス17により底板11および筐体14に対し固
定されている。
【0009】機構ユニット22は、ベース23を有し、
該ベース23には、ターンテーブル回転用のスピンドル
モータ25と、スピンドルモータ25の回転軸に設置さ
れたターンテーブル26と、光学ヘッド27と、該光学
ヘッド27と、光学ヘッド移動機構28とが設けられて
いる。また、ベース23は、その後方(装置本体2Bの
奥部側)端部がインシュレータ29を介して、シャーシ
20に対し回動自在に支持されている。
【0010】変位機構30は、シャーシ20上の前方側
部に設けられたモータ31と、該モータ31の回転を減
速して伝える減速機構32と、該減速機構32を介して
回転させられるカムホイール(昇降ギア部材)33と、
該カムホイール33の回転に伴って変位(回動)するベ
ース昇降部材(図示せず)とから構成されている。
【0011】カムホイール33は、前記減速機構32の
ピニオンギアと噛合する下側ギア33aと、ディスクト
レイ4の裏面(下面)に前後方向に沿って形成されたラ
ックギア(図示せず)と噛合する上側ギア33bとを有
している。また、両ギア33a、33b間の軸部外周に
は、円周方向に沿ってカム溝が形成されている。このカ
ム溝に前記ベース昇降部材に形成された突起状のフォロ
アー(図示せず)が係合している。このカムホイール3
3の回転に伴ってフォロアーおよびベース昇降部材が変
移し、ベース23が回動、すなわちベース23の前方部
分が上下動する。
【0012】ディスクトレイ4は、光ディスク3を載置
する浅い凹状のディスク載置部4aを有し、その裏面
に、カムホイール33の上側ギア33bと噛合するラッ
クギア(図示せず)が形成されている。従って、ディス
クトレイ4は、カムホイール33の回転に伴い、シャー
シ20に対し前後方向に、ディスクの装填位置とディス
クの排出位置との間を移動する。
【0013】ディスク装置1Bの非使用時には、ディス
クトレイ4は、ケーシング10B内に収納された状態
(ディスク装填位置)にある。この状態でイジェクト操
作を行うと、モータ31が所定方向に回転し、減速機構
32を介してカムホイール33が所定方向に回転する。
このカムホイール33の回転により、ディスクトレイ4
は、前方へ移動し、開口141、16aを通過して、ケ
ーシング10B外に突出した位置(ディスク排出位置)
まで移動する。
【0014】この状態で、ディスク3をディスクトレイ
4のディスク載置部4aに載置し、ローディング操作を
行うと、モータ31が前記と逆方向に回転し、減速機構
32を介してカムホイール33が前記と逆方向に回転す
る。これに伴い、ディスクトレイ4が後方へ移動し、開
口141、16aを通過して、前記ディスク装填位置ま
で移動する。これにより、ディスクトレイ4上に位置決
めされた状態で載置された光ディスク3も、装置本体2
Bのディスク装填位置へ搬送される。
【0015】また、前記カムホイール33の逆回転が開
始されると、ベース昇降部材のフォロアーが前記カム溝
に沿って移動し、ディスク3の中心がターンテーブル2
6の中心部に接近したとき、フォロアーおよびベース昇
降部材が変位し、ベース23の前方部分がインシュレー
タ29の位置を中心として回動し、下側位置から上側位
置へ持ち上げられ、ベース23はほぼ水平状態となる。
【0016】これにより、ターンテーブル26の中心部
(センタハブ部)が光ディスク3の中心孔3aに嵌合
し、光ディスク3の中心部分を支持するとともに、ディ
スククランパ38がターンテーブル26に磁気的に吸着
され、ディスククランパ38とターンテーブル26との
間に光ディスク3が挟持される。この状態で、スピンド
ルモータ25を作動して光ディスク3を一定速度で回転
し、光学ヘッド27により光ディスク3に記録された情
報を再生することができる。
【0017】光ディスク3の回転が停止している状態
で、イジェクト操作を行うと、ディスク装置1Bの各機
構が上述したローディング時とは逆の順序でかつ逆方向
に作動し、光ディスク3は、クランプが解除され、ディ
スクトレイ4に載って排出される。
【0018】以上のようなディスク装置1Bにおいて
は、近年、8倍速、12倍速のような光ディスク3を高
速で回転するものが開発されているが、この場合には、
次のような問題がある。
【0019】光ディスク3の寸法誤差の許容範囲は、規
格で定められているが、この規格は光ディスク3の回転
速度が1倍速の場合を前提としたものである。そのた
め、そのような光ディスク3を高速(1倍速を超える速
度)でドライブした場合、光ディスク3の寸法誤差や重
心のずれに基づく偏心回転により、1倍速の場合に比
べ、機構ユニット22に大きな振動が生じる。また、光
ディスク3の中には、規格外のもの(粗悪なもの)もあ
り、この場合には、前記振動がより激しく生じる。
【0020】また、このような振動は、光ディスク3の
ターンテーブル26に設置する際の中心軸のずれ(偏
心)によっても生じる。このような振動は、機構ユニッ
ト22からシャーシ20ヘ、さらには、シャーシ20か
ら金属製のケーシング10B(底板11および筐体1
4)へと伝達され、ケーシング10Bが共振して、騒音
を発する。
【0021】特に、前述したように、機構ユニット22
とシャーシ20の凹部との間には、間隙が形成されてい
るため、高速回転による前述した機構ユニット22の振
動が生じると、機構ユニット22のシャーシ20に対す
るガタツキが生じ、より一層大きな騒音が発生する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、機構
ユニットのシャーシに対する支持構造等を改善すること
により、ディスクの偏心回転等による振動や騒音の発生
を抑制することができるディスク装置を提供することに
ある。
【0023】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(12)の本発明により達成される。
【0024】(1) シャーシと、ディスクを回転駆動
するディスク回転駆動手段および前記ディスクに記録さ
れた情報を再生する再生手段を有し、前記シャーシに対
しその後方部分が回動可能に支持された機構ユニットと
を有する装置本体を備えたディスク装置であって、前記
機構ユニットの前記シャーシに対する回動支持部は、機
構ユニットの両側部にそれぞれ突出する軸で構成されて
おり、前記軸の少なくとも一方に、緩衝部材を装着する
とともに、前記機構ユニットの前方部分を付勢する付勢
部材を設置したことを特徴とするディスク装置。
【0025】(2) シャーシと、ディスクを回転駆動
するディスク回転駆動手段および前記ディスクに記録さ
れた情報を再生する再生手段を有し、前記シャーシに対
し回動可能に支持された機構ユニットとを有する装置本
体を備えたディスク装置であって、前記機構ユニットの
前記シャーシに対する回動支持部は、機構ユニットの両
側部にそれぞれ突出する軸で構成されており、前記軸の
少なくとも一方に、リング状の緩衝部材を装着するとと
もに、前記機構ユニットの前方側部を側方へ付勢する付
勢部材を設置したことを特徴とするディスク装置。
【0026】(3) 前記緩衝部材は、組成または特性
が異なる複数の層の積層体で構成されている上記(1)
または(2)に記載のディスク装置。
【0027】(4) 前記緩衝部材は、その片面側に突
出するように湾曲した形状をなしている上記(1)ない
し(3)のいずれかに記載のディスク装置。
【0028】(5) 前記機構ユニットは、前記シャー
シに形成された凹部または開口部内に、所定の間隙を介
して収納されている上記(1)ないし(4)に記載のデ
ィスク装置。
【0029】(6) 前記緩衝部材は、前記機構ユニッ
トと前記シャーシのそれぞれに密着する上記(1)ない
し(5)のいずれかに記載のディスク装置。
【0030】(7) 前記緩衝部材は、少なくともその
前記機構ユニットおよび/または前記シャーシと接触す
る面が低摩擦材料で構成されている上記(1)ないし
(6)のいずれかに記載のディスク装置。
【0031】(8) 前記付勢部材は、前記シャーシに
固定されたバネ部材である上記(1)ないし(7)のい
ずれかに記載のディスク装置。
【0032】(9) 前記付勢部材の付勢力は、前記機
構ユニットの回動を阻害しない程度に設定されている上
記(1)ないし(8)のいずれかに記載のディスク装
置。
【0033】(10) 前記付勢部材は、前記機構ユニッ
トの側部であって、前記ディスク回転駆動手段の近傍に
設置されている上記(1)ないし(9)のいずれかに記
載のディスク装置。
【0034】(11) シャーシと、ディスクを回転駆動
するディスク回転駆動手段および前記ディスクに記録さ
れた情報を再生する再生手段を有し、前記シャーシに対
しその後方部分が回動可能に支持された機構ユニット
と、前記機構ユニットを回動させてその前方部分を前記
シャーシの厚さ方向に変位させる変位機構とを有する装
置本体と、前記装置本体に対し移動可能なディスクトレ
イと、前記装置本体を収納するケーシングとを備えたデ
ィスク装置であって、前記機構ユニットの前記シャーシ
に対する回動支持部は、機構ユニットの両側部にそれぞ
れ突出する軸で構成されており、前記軸の少なくとも一
方に、前記機構ユニットと前記シャーシのそれぞれに密
着するリング状の緩衝部材を装着するとともに、前記機
構ユニットの前記緩衝部材が装着されている側の前方側
部を側方へ付勢するバネ部材を設置したことを特徴とす
るディスク装置。
【0035】(12) 前記ディスク回転駆動手段は、デ
ィスクを高速で回転させるモータを有する上記(1)な
いし(11)のいずれかに記載のディスク装置。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明のディスク装置を添
付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0037】図1は、本発明のディスク装置の実施例を
示す分解斜視図、図2および図3は、それぞれ、図1に
示すディスク装置における装置本体の平面図、図4は、
図1に示すディスク装置における装置本体の底面図、図
5は、図1に示すディスク装置におけるディスクトレイ
の裏面の構成を示す底面図、図6および図7は、それぞ
れ、図1に示すディスク装置における変位機構の構成を
示す背面図、図8は、ケーシングを構成する側板の斜視
図、図9は、機構ユニットとシャーシとの間に設置され
る緩衝部材の構成例を示す斜視図、図10および図11
は、それぞれ、機構ユニットとシャーシとの間に設置さ
れる緩衝部材の他の構成例を示す縦断面図(端面図)、
図12は、装置本体とケーシングとの間に設置される緩
衝部材の構成例を示す縦断面図である。
【0038】図1に示すように、本発明のディスク装置
1Aは、CD−ROMや音楽用CD等の光ディスク3を
少なくとも再生する装置であって、主に、装置本体(機
構組立体)2と、該装置本体2に対し前後方向(水平方
向)に移動し、出し入れされる光ディスク搬送用のディ
スクトレイ4と、装置本体2の下部に設置された回路基
板組立体(図示せず)と、これらを収納するケーシング
10とから構成されている。
【0039】装置本体2は、略器形状をなし、好ましく
は硬質樹脂で構成されたシャーシ40を有している。こ
のシャーシ40は、長方形の略板状の底部40aと、該
底部40aの左右および後方縁部に沿ってコ字状に立設
された壁部40bとから構成されている。
【0040】シャーシ40のフロントベゼル16側(前
方側)には、壁部は形成されておらず、開放された状態
になっており、ケーシング10内に組み込まれた際に、
天板12の前板121に形成された開口122が位置す
るようになっている。
【0041】また、シャーシ40の左右側の壁部40b
には、それぞれ、後述する支持部材80を取り付ける取
り付け部40cと、後述する緩衝部材7を取り付ける取
り付け部40dとが形成されている。
【0042】シャーシ40には、機構ユニット42と、
その変位機構(昇降機構)50とが搭載されている。こ
のうち、機構ユニット42は、シャーシ40の底部40
aに形成された空間(開口部または凹部)41の中央部
付近に収まるように配置されている。
【0043】この場合、機構ユニット42とシャーシ4
0の空間41との間には、シャーシ40の変形(熱変形
等)を考慮して、所定の間隙411が形成されてる。こ
の間隙411は、機構ユニット42のほぼ全周にわたっ
て形成され、その幅は、シャーシ40が最大限変形して
も機構ユニット42の回動が阻害されない程度(例え
ば、幅1〜4mm程度)に設定されている。また、変位機
構50は、空間41の前方に収まるように配置されてい
る。
【0044】図2および図3に示すように、機構ユニッ
ト42は、好ましくは硬質樹脂で構成されたベース43
と、該ベース43に対し弾性材料よりなる4個のインシ
ュレータ441を介して固定された金属板44とを有し
ている。
【0045】また、機構ユニット42は、ターンテーブ
ル回転用のスピンドルモータ45と、該スピンドルモー
タ45の回転軸451に固定されたターンテーブル46
と、光学ヘッド(アクチュエータを含む)47と、該光
学ヘッド47を光ディスク3の半径方向に移動する光学
ヘッド移動機構48とを有している。スピンドルモータ
45と、光学ヘッド移動機構48とは、金属板44に取
り付けられている。スピンドルモータ45は、高速回転
可能なものであり、例えば光ディスク3を200〜64
00rpm 程度で回転することができるものである。
【0046】ターンテーブル46は、円盤状の部材であ
って、後述するディスククランパ8の回転子81の吸着
し得るリング状の永久磁石を内蔵している。ターンテー
ブル46の中心部には、リング状突部よりなるセンタハ
ブ部46aが形成されており、回転子81に吸着時に、
このセンタハブ部46aが後述する回転子81の底部に
形成された嵌合溝(図示せず)と嵌合することにより、
ターンテーブル46と回転子81との軸合わせを行う。
このようなターンテーブル46と、それを回転するスピ
ンドルモータ45とで、光ディスク3を回転駆動するデ
ィスク回転駆動手段が構成される。
【0047】光学ヘッド47は、光ディスク3からの反
射光をミラー(またはプリズム)等でほぼ直角に屈曲し
て受光素子へ導く構成の横型の光学ヘッドである。図4
に示すように、光学ヘッド移動機構48は、正転/逆転
可能なモータ48aと、該モータ48aの駆動により回
転するウォーム48bと、ウォーム48bと噛合するウ
ォームギア48cと、ウォームギア48cと同軸で固定
された小ギア(図示せず)と、該小ギアと噛合するラッ
クギア48dと、ラックギア48dが固定されるスライ
ダ48eと、スライダ48eの移動方向を規制するガイ
ド棒48gと、光学ヘッド47を搭載し、スライダ48
eと一体的に形成された載置台48fとで構成されてい
る。ウォーム48bおよびガイド棒48gは、それぞ
れ、その長手方向がディスク装置1Aの前後方向となる
ように配置されている。
【0048】このような光学ヘッド移動機構48におい
ては、モータ48aの駆動によりウォーム48bが所定
方向に回転すると、その回転が各ギアを介して伝達さ
れ、スライダ48eがガイド棒48gに沿ってディスク
装置1Aの前後方向に移動し、これにより、載置台48
fに固定された光学ヘッド47が、ディスクトレイ4上
に載置された光ディスク3の半径方向に移動する。以上
のような光学ヘッド47と光学ヘッド移動機構48と
で、再生手段が構成される。
【0049】なお、スピンドルモータ45、モータ48
aおよび後述するモータ51の駆動は、図示しない回路
基板組立体に設けられた制御手段(CPU)により制御
される。なお、回路基板組立体は、装置本体2に固定さ
れていても、側板13または底板11に取り付けられ、
装置本体2の下面から所定距離離間していてもよい。
【0050】ベース43の後方(装置本体2の奥部)側
の両側部には、それぞれ、機構ユニット42のシャーシ
40に対する回動支持部として、軸431、432が突
出形成されている。これらの軸431、432は、それ
ぞれ、シャーシ40側に形成された軸孔433、434
に挿入されている。これにより、機構ユニット42は、
その後方部分がシャーシ40に対し回動可能に軸支され
ている。そして、機構ユニット42が軸431、432
を中心に回動すると、機構ユニット42の前方部分がシ
ャーシ40に対し、シャーシ40の厚さ方向に変位す
る。
【0051】図2〜図4および図9に示すように、軸4
31、432のうちの一方の軸431には、振動を吸収
するためのリング状の緩衝部材(ゴムワッシャー)5が
装着されている。この緩衝部材5の厚さは、軸431、
432付近における間隙411の幅と同等かまたはそれ
より若干大きい値に設定され、これにより緩衝部材5
は、ベース43の側面と、シャーシ40の空間41に臨
む内面との間に挟持された状態、すなわち、ベース43
の側面とシャーシ40の内面のそれぞれに密着した状態
となる。
【0052】このような緩衝部材5は、各種ゴムや軟質
樹脂(熱可塑性エラストマー)等で構成されている。こ
の場合、シャーシ40に対する機構ユニット42の回動
を円滑に行うために、緩衝部材5は、例えば、ポリエチ
レン、ポリ塩化ビニル、ポリテトラフルオロエチレン、
シリコーンゴム等の比較的摩擦係数の低い材料(低摩擦
材料)で構成されているのが好ましい。
【0053】また、図10に示すように、緩衝部材5
は、積層構造(積層体)よりなるものであってもよい。
この緩衝部材5は、中間の第1層5aの両面にそれぞれ
第2層5bおよび第3層5cを接着(または融着)し、
一体化したものである。第1層5aは、各種ゴム等の弾
性に富んだ材料で構成され、第2層5bおよび第3層5
cは、第1層5aとその組成または特性が異なる材料、
すなわち例えば前述したような低摩擦材料で構成されて
いる。
【0054】このような構成の緩衝部材5によれば、第
2層5bおよび第3層5cによる優れた摺動性により、
シャーシ40に対する機構ユニット42の回動をより円
滑に行うことができるとともに、第1層5aの優れた弾
力性により、高い振動吸収機能(緩衝機能)を得ること
ができる。なお、積層体の層数は、2層または4層以上
であってもよい。また、各層の構成材料の組み合わせ
は、前述したものに限定されない。
【0055】また、図11に示すように、緩衝部材5
は、その片面側に突出するように湾曲した形状をなして
いるものであってもよい。このような形状の緩衝部材5
では、緩衝部材5の変形(平板状への変形)およびその
復元により、軸方向の弾力性を得易く、緩衝部材5自体
を弾力性に富む材料で構成しなくてもよい。従って、緩
衝部材5を前述したような低摩擦材料で構成することに
より、優れた弾力性と摺動性とを両立することができ、
前記図10に示す緩衝部材5と同様の効果を得ることが
できる。なお、このような湾曲形状の緩衝部材5におい
ても、前述したような積層構造とすることができる。
【0056】以上のような緩衝部材5を設置することに
より、例えば光ディスク3の偏心回転により機構ユニッ
ト42が振動したとしても、その振動が緩衝部材5によ
り吸収(緩和)され、シャーシ40への伝搬が阻止また
は抑制される。従って、シャーシ40に対する機構ユニ
ット42のガタツキ、特に、機構ユニット42の後方部
分のガタツキが防止され、ディスク装置1A全体の振動
および騒音の発生を抑制する効果(制振効果)が得られ
る。なお、このような緩衝部材5は、軸431、432
の双方に装着されていてもよい。
【0057】また、ベース43の前方部分(装置本体2
の手前側)であって、軸431側(緩衝部材5が装着さ
れているのと同じ側)の側部には、板バネよりなる付勢
部材(バネ部材)6が当接し、機構ユニット42の前方
部分を軸432側の側方(図2中左方向)へ付勢してい
る。この付勢部材6は、ビス6aによりシャーシ40に
固定されている。
【0058】このような付勢部材6により機構ユニット
42の前方側部を横方向(1方向)に付勢することによ
って、機構ユニット42の前方部分のガタツキを防止す
ることができる。特に、前記緩衝部材5とこの付勢部材
6の双方を設置したことにより、機構ユニット42の後
方部分と前方部分のそれぞれのガタツキを有効に防止す
ることができる。
【0059】また、付勢部材6は、光ディスク3の偏心
回転により生じる振動が最も大きく生じる部分(振幅が
大きい部分)またはその近傍に設けられているのが好ま
しく、すなわち、機構ユニット42の側部であって、前
記ディスク回転駆動手段(スピンドルモータ45)の近
傍に設置されているのが好ましい。これにより、前記効
果がより有効に発揮される。
【0060】なお、付勢部材6は、湾曲突部6bを有
し、この湾曲突部6bがベース43の側面へ当接してい
る。これにより、ベース43の側面との接触面積をでき
るだけ小さくすることができ、機構ユニット42の回動
に伴う摩擦抵抗をより小さくすることができる。
【0061】また、付勢部材6のベース43の側面への
押圧力は、機構ユニット42の前方部分のガタツキを十
分に防止することができ、かつ機構ユニット42の回動
を阻害しない程度に設定される。
【0062】なお、このような付勢部材6は、ベース4
3の両側部に設置されていてもよい。また、付勢部材6
は、ベース43の前方端に、ベース43を後方へ向けて
押圧するように設置されていてもよい。
【0063】また、緩衝部材5と付勢部材6とを機構ユ
ニット42の同じ側の側部に設けた場合には、ディスク
装置1Aの姿勢にかかわらず、前述したような優れた制
振効果を発揮する。すなわち、横置きのコンピュータ本
体等にディスク装置1Aを水平な姿勢で設置した場合は
もちろんのこと、該コンピュータ本体を縦置きにした場
合、すなわちディスク装置1Aが垂直な姿勢となった場
合でも、優れた制振効果を発揮する。
【0064】変位機構50は、シャーシ40上の前方側
部に設けられた正転/逆転可能なモータ51と、該モー
タ51の回転を減速して伝える減速機構52と、該減速
機構52を介して所定の角度範囲で回転させられる扇形
ギア53と、該扇形ギア53に噛合するラックギア54
を備えたカム部材55とから構成されている。
【0065】図6および図7等に示すように、減速機構
52は、モータ51の回転軸先端に固定された小ギア5
21と、小ギア521に噛合する大ギア522と、大ギ
ア522の下部に同軸で固定された小ギア523と、小
ギア523に噛合する大ギア524と、大ギア524の
上部に同軸で固定された小ギア525とで構成されてい
る。これらの各ギア521〜525は、いずれも平歯車
で構成されている。
【0066】小ギア525は、扇形ギア53と噛合する
とともに、ディスクトレイ4の裏面に形成された後述す
るラックギア4bとも噛合する。モータ51の回転は、
この減速機構52により所定の減速比で減速されて扇形
ギア53およびラックギア4bに伝達される。
【0067】カム部材55は、シャーシ40に対し、横
方向(ディスクトレイ4の移動方向と直交する方向)に
スライド可能に設置されている。このカム部材55に
は、一対のほぼ同形状のカム溝56a、56bが形成さ
れている。両カム溝56a、56bは、それぞれ、水平
方向に延びる上溝561および下溝563と、上溝56
1と下溝563とを接続する傾斜溝562とで構成され
ている。
【0068】一方、機構ユニット42のベース43の前
面には、カム溝56a、56bにそれぞれ挿入される突
起(従動部材)57a、57bが形成されている。これ
らの突起57a、57bは、カム溝56a、56bに沿
って摺動し、上下方向に移動する。すなわち、突起57
a、57bが上溝561と係合している状態では、機構
ユニット42の前方側は、上昇した位置(上側位置)に
あり、突起57a、57bが下溝563と係合している
状態では、機構ユニット42の前方部分は、下降した位
置(下側位置)にある。
【0069】扇形ギア53の上部には、ディスクトレイ
4の裏面に形成された第1の案内溝4cおよび第2の案
内溝4dにそれぞれ挿入する突起531、532が形成
されている。突起531は、横断面が円形をなし、突起
532は、横断面が半円形をなしている。
【0070】ディスクトレイ4は、図1に示すように、
浅い凹状のディスク載置部4aを有しており、光ディス
ク3は、該ディスク載置部4a上に載置され、所望に位
置規制された状態で搬送される。
【0071】図5に示すように、ディスクトレイ4の裏
面には、小ギア525と噛合するラックギア4bが形成
されている。これにより、ディスクトレイ4は、モータ
51の駆動により、シャーシ40に対し前後方向に、光
ディスク3の装填位置と光ディスク3の排出位置との間
を移動する。そして、光ディスク3のローディング操作
では、小ギア525が図2および図3中時計回りに回転
し、それによりディスクトレイ4が後方に移動し、ディ
スク3が装置本体2内に運び込まれる。
【0072】また、ディスクトレイ4の裏面には、第1
の案内溝4cと、第2の案内溝4dとが形成されてい
る。第1の案内溝4cは、ラックギア4bとほぼ平行に
形成され、ディスクトレイ4の前方側(図5中下側)に
おいて、ラックギア4bに接近するように傾斜してい
る。また、第2の案内溝4dは、所望に屈曲している。
これら第1の案内溝4cおよび第2の案内溝4dには、
前記扇形ギア53の突起531および532がそれぞれ
挿入され、ディスクトレイ4の移動に伴う突起531、
532の移動軌跡、すなわち扇形ギア53の挙動(動
き)を規定する。
【0073】シャーシ40の上部には、ディスククラン
パ8が設置されている。このディスククランパ8は、板
状の支持部材80と、該支持部材80に回転可能に支持
される回転子81とで構成されている。
【0074】支持部材80は、その両端をそれぞれシャ
ーシ40の取り付け部40cにボス(またはリベット)
で止めることにより、シャーシ40の上部に横方向に架
設されている。この支持部材80のほぼ中央部には、円
形の開口が形成されている。
【0075】一方、回転子81は、円盤状をなしてお
り、支持部材80の前記開口に係合する外縁部と、前記
開口よりターンテーブル46側へ突出する部分とを有し
ている。この回転子81は、ターンテーブル46に内蔵
された永久磁石により吸着し得る材料(強磁性体)で構
成されている。
【0076】図1に示すように、ケーシング10は、底
板11と、天板12と、これらの間に位置するコの字状
の側板13とで構成されている。底板11、天板12お
よび側板13は、それぞれ、金属板をプレス加工(剪断
加工、打ち抜き加工、曲げ加工)等により所望の形状に
成形したものである。
【0077】底板11と側板13および天板12と側板
13は、それぞれビス止めにより固定され、ケーシング
10を構成する。天板12の前方には、ほぼ直角に折り
曲げられて形成された前板121が設けられている。こ
の前板121には、ディスクトレイ4が通過する細幅の
開口122が形成されている。また、前板121には、
そのほぼ中央部に、後述する非常排出機構60を作動さ
せるためのピン部材(図示せず)を挿入するための孔1
23が形成されている。
【0078】また、前板121には、スポンジ製等のク
ッション材よりなる枠15を介してフロントベゼル16
が取り付けられている。このフロントベゼル16にも、
ディスクトレイ4が通過する細幅の開口16aが形成さ
れている。また、フロントベゼル16には、そのほぼ中
央部に、後述する非常排出機構60を作動させるための
ピン部材(図示せず)を挿入するための孔16bが形成
されている。
【0079】図8に示すように、側板13は、装置本体
2を介して対向する第1の側壁13aおよび第2の側壁
13bと、該第1および第2の側壁13a、13bの後
端同士を連結する第3の側壁13cとを一体的に形成し
た、全体としてコの字状の側壁部からなる部材である。
【0080】この側板13の上辺、すなわち天板12と
接合される側の端部の複数箇所には、突起131が一体
的に形成されている。さらに詳述すると、側板13の第
1、第2および第3の側壁13a、13b、13cのそ
れぞれに、少なくとも2つの突起131が形成されてい
る。
【0081】本実施例では、各突起131は、その先端
が丸みを帯びた形状をなしている。突起131の先端形
状は、平坦でも、また尖っていてもよいが、丸みを帯び
た形状の場合には、安全であるとともに、天板12との
点接触が可能となる。
【0082】このような側板13と天板12とを接合し
た際には、側板13は、天板12の内面に対し、各突起
131により点接触(微小面積での接触)する。これに
より、側板13と天板12とが安定的に接合、連結さ
れ、ガタツキが防止されるとともに、ケーシング10の
組み立て(側板13と天板12との位置合わせ)も容易
に行うことができる。
【0083】また、側板13の下辺側には、底板11と
ネジ止めされる取付片134が形成され、側板13の上
辺側には、天板12とネジ止めされる取付片135が形
成されている。この場合、第1の側壁13aの2つの突
起131同士の間、第2の側壁13bの2つの突起13
1同士の間および第3の側壁13cの2つの突起131
同士の間に、それぞれ、取付片135が形成されてい
る。天板12の取付片135付近には、それらのネジ止
めにより応力が集中するため、各突起131と取付片1
35との位置関係をこのように設定することにより、側
板13と天板12とをより一層安定的に接合、保持する
ことができる。
【0084】なお、このような突起131は、側板13
の下辺、すなわち底板11と接合される側の端部に形成
されていてもよい。この場合でも、その設置箇所、設置
数、取付片134との位置関係等は、前述した側板13
の上辺側に形成されたものと同様とすることができる。
【0085】以上のような装置本体2は、その側部にお
いて、ケーシング10に対し、複数の緩衝部材7を介し
て支持されている。以下、この支持構造について詳述す
る。
【0086】図1および図8に示すように、側板13の
対向する内側部分には、側板13と一体的に形成された
2対の支持部132が設けられている。各支持部132
は、L字状に屈曲する板片で構成され、その中央部に
は、開口133が形成されている。
【0087】また、図4に示すように、シャーシ40の
左右の壁部40bには、側板13の前記各支持部132
に対応する位置に、それぞれ、緩衝部材7の取り付け部
40dが設けられている。各取り付け部40dは、それ
ぞれ凹部49で構成され、各凹部49の底部491に
は、前記開口133と同様の開口492が形成されてい
る。
【0088】図12に示すように、緩衝部材7は、両端
部にそれぞれ鍔状の第1の係合部71および第2の係合
部72を有し、それらの間に薄肉で弾性変形可能な変形
部73が形成された形状をなしている。第1の係合部7
1と変形部73との間および第2の係合部72と変形部
73との間には、それぞれ、縮径部74および75が形
成されている。また、緩衝部材7は、その軸方向(図1
2中横方向)に貫通する中空部76を有している。
【0089】このような緩衝部材7は、各種ゴムや軟質
樹脂(熱可塑性エラストマー)等の弾性材料で構成され
ており、変形部73が弾性変形することにより、少なく
ともその軸方向、すなわち、光ディスク3の偏心回転に
より生じる振動の方向(横方向)と同方向に伸縮するこ
とができる。
【0090】また、緩衝部材7は、光ディスク3の回転
軸方向に生じる振動の方向(縦方向)と同方向に変形す
ることができる。緩衝部材7の変形部73は、シャーシ
40の壁部40bに形成された凹部49内に収納され、
緩衝部材7の一方の縮径部74は、シャーシ40の開口
492内に挿入され、他方の縮径部75は、支持部材1
32の開口133内に挿入される。これにより、第1の
係合部71が底部491に係合し、第2の係合部72が
支持部132に係合する。
【0091】このように、装置本体2は、シャーシ40
の左右の壁部40bにおいて、ケーシング10の側板1
3の内側に対し、複数の緩衝部材7を介して支持され
る。これにより、例えば光ディスク3の偏心回転により
機構ユニット42、さらには装置本体2が振動したとし
ても、その振動が各緩衝部材7により吸収され、ケーシ
ング10への伝搬を抑制する。
【0092】なお、より優れた制振効果を得られるとい
う点で、装置本体2は、各緩衝部材7を介してのみケー
シング10(特に側板13)と接触しているのが好まし
いが、直接または間接的にケーシング10と接触する部
分があってもよいことは、言うまでもない。
【0093】以上のような構造の緩衝部材7は、振動吸
収性能、特に横方向の振動吸収性能が極めて優れてお
り、また、伸縮するので、着脱も容易である。なお、緩
衝部材7の形状、構造、設置位置、設置数等は、図示の
ものに限定されないことは、言うまでもない。
【0094】また、緩衝部材7の取り付けは、緩衝部材
7の両端部をシャーシ40側の取り付け部40dと側板
13側の支持部132とに嵌合して装着すればよく、別
途取り付けのための専用の部品を用いる必要がないた
め、緩衝部材7の取り付け作業が簡単であり、部品点数
も少ない。
【0095】また、装置本体2は、シャーシ40の左右
両側部において緩衝部材7を介して側板13に支持され
ているため、ディスク装置1Aの姿勢にかかわらず、す
なわち、前述したようなコンピュータ本体の横置き、縦
置きにかかわらず、優れた制振効果を発揮する。なお、
図示されていないが、シャーシ40の背面側の側部にお
いても、緩衝部材7を介して側板13に支持された構造
とすることもできる。
【0096】なお、本実施例では、側板13に折り曲げ
た板片による支持部132を形成するために、側板13
と底板11とを別部材で構成しているが、側板13と底
板11とが連結または一体化されていてもよい。この場
合、緩衝部材7のケーシング側の支持部は、底板11か
ら立設されていてもよい。
【0097】また、ディスク装置1Aは、例えば光ディ
スク3を回転駆動して再生を行っている最中に停電が生
じ、光ディスク3の回転が停止したときに、手動でディ
スクトレイ4を前方へ移動し、光ディスク3を排出し得
る非常排出機構60を備えている。
【0098】この非常排出機構60は、図4に示すよう
に、シャーシ40の前方部分に形成された円弧状の長孔
61と、扇形ギア53の裏面(下面)に突出形成され、
長孔61に沿って相対的に移動する突起62と、突起6
2を押圧して扇形ギア53を図2中時計回りに回転させ
る押圧部材63と、押圧部材63を前方(図4中下方)
へ付勢するバネ65とで構成されている。押圧部材63
には、長孔64が形成され、該長孔64内には、シャー
シ40に立設されたピン66が挿入されている。これに
より、押圧部材63は、前後方向に移動する。
【0099】次に、ディスク装置1Aの作用について説
明する。ディスク装置1Aの非使用時には、空のディス
クトレイ4は、ケーシング10内(装置本体2内)に収
納された状態(ディスク装填位置)にある(図3参
照)。
【0100】この状態でイジェクト操作を行うと、モー
タ51が所定方向に回転し、減速機構52を介して小ギ
ア525が図2中反時計回りに回転する。小ギア525
には、ディスクトレイ4の裏面のラックギア4bが噛合
していることから、ディスクトレイ4は、小ギア525
の前記回転に伴って前方へ移動し、開口121、16a
を通過して、ケーシング10から外側に突出した位置
(ディスク排出位置)まで移動する。
【0101】またこれと同時に、カム溝56a、56b
の上溝561に位置していた突起57a、57b(図7
参照)が、傾斜溝562を経て下溝563へ移動する
(図6参照)。これにより、機構ユニット42は、軸4
31、432を中心に回動し、機構ユニット42の前方
側が上側位置から下側位置へ下降(変位)する。そし
て、機構ユニット42に搭載されたターンテーブル46
も、下側位置へ移動し、ディスククランパ8の回転子8
1から所定距離離間する。
【0102】なお、このとき緩衝部材5および付勢部材
6は、前述したように、ベース43に対し低い摩擦であ
り、よって、機構ユニット42の円滑な回動を妨げるこ
とはない。
【0103】引き出されているディスクトレイ4のディ
スク載置部4aに光ディスク3を載置し、ローディング
操作を行うと、モータ51が前記と逆方向に回転し、減
速機構52を介して小ギア525が図2中時計回りに回
転(逆回転)する。これに伴い、ディスクトレイ4が後
方へ移動し、開口16a、122を通過して、前記ディ
スク装填位置まで移動する。これにより、ディスクトレ
イ4上に位置決めされた状態で載置された光ディスク3
も、装置本体2内のディスク装填位置へ搬送される。
【0104】ディスクトレイ4のローディング中、すな
わち後方への移動中は、扇形ギア53に形成された突起
531がディスクトレイ4の裏面に形成された第1の案
内溝4c内に沿って相対的に移動する。これにより、扇
形ギア53の位置(姿勢)が規制され、扇形ギア53
は、小ギア525と噛合せずに所定距離離間した状態が
保たれる(図2参照)。その結果、カム部材55は移動
せず、機構ユニット42は、その前方が下側位置にある
状態を維持する。
【0105】ディスクトレイ4がディスク装填位置に接
近すると、扇形ギア53に形成された突起532が挿入
部4eより第2の案内溝4d内に入り、該溝4dに案内
されて、扇形ギア53が図3中反時計方向に回転する。
また、このとき突起531は、第1の案内溝4cの前方
側の端部付近においてラックギア4b側へ移動する。こ
れにより、扇形ギア53は、小ギア525と噛合し、小
ギア525の回転力が伝達されて図3中反時計方向に回
転する(図3参照)。
【0106】この扇形ギア53の回転により、ラックギ
ア54およびカム部材55が図6中左方向(図3中右方
向)に移動し、カム溝56a、56bの下溝563に位
置していた突起57a、57b(図6参照)が、傾斜溝
562を経て上溝561へ移動する(図7参照)。これ
により、機構ユニット42は、軸431、432を中心
に回動し、機構ユニット42の前方側が下側位置から上
側位置へ上昇(変位)し、機構ユニット42は、ほぼ水
平状態となる。
【0107】この機構ユニット42の変位によって、タ
ーンテーブル46のセンタハブ部46aが光ディスク3
の中心孔3aに嵌合し、ターンテーブル46がディスク
3の中心部分を支持して持ち上げるとともに、ターンテ
ーブル46に内蔵された永久磁石が回転子81を吸着
し、ターンテーブル46と回転子81との間に光ディス
ク3の中心部が挟持され、固定される。
【0108】以上のようにして光ディスク3がディスク
装填位置に装填されると、続いてスピンドルモータ45
が作動し、ターンテーブル46と回転子81との間に挟
持された光ディスク3が前述したような回転速度で等速
回転する。
【0109】また、光学ヘッド47は、光学ヘッド移動
機構48により光ディスク3の半径方向に対する所定位
置に移動され、トラッキング制御およびフォーカス制御
がなされつつ光ディスク3の記録面に対し投光・受光を
行って、光ディスク3に記録された情報を再生する。
【0110】このような再生に際しては、光ディスク3
の寸法誤差や中心合わせの誤差等により、光ディスク3
が偏心回転し、機構ユニット42が振動することがあ
る。この振動は、光ディスク3の回転数が大きいほど激
しくなる。本発明のディスク装置1Aでは、このような
機構ユニット42の振動を、緩衝部材5で吸収し、さら
に、緩衝部材7で吸収するので、ケーシング10への伝
搬が阻止または抑制される。
【0111】特に、緩衝部材5は、機構ユニット42の
後方部分の間隙411において、機構ユニット42とシ
ャーシ40との間に挟持され、これらに密着しており、
機構ユニット42の前方部分においては、付勢部材6に
より側方へ付勢されているため、前記光ディスク3の偏
心回転による振動が生じても、機構ユニット42のシャ
ーシ40に対するガタツキは生じない。
【0112】また、緩衝部材5、7で吸収しきれなかっ
た振動がケーシング10に伝搬された場合でも、前述し
たように、側板13は、天板12の内面に対し、各突起
131により点接触し、これにより、側板13と天板1
2とが安定的に接合、連結されているので、ケーシング
10のガタツキが防止され、騒音の発生を極力少なくす
ることができる。
【0113】再生を中止し、イジェクト操作を行うと、
ディスク装置1Aの各機構が上述したイジェクト操作と
同様に作動し、ディスク3は、ターンテーブル46およ
び回転子81によるクランプが解除され、ディスクトレ
イ4に載って排出される。
【0114】なお、例えば再生中に停電が生じ、光ディ
スク3の回転が停止した場合、非常排出機構60によ
り、手動でディスクトレイ4を前方へ移動し、光ディス
ク3を取り出すことができる。
【0115】ディスクトレイ4が、ディスク装填位置に
ある状態で、図示しないピン部材をフロントベゼル16
および前板121にそれぞれ形成された孔16bおよび
123より挿入し、押圧部材63を押圧して後方へ移動
する。これにより、押圧部材63の押圧面631が突起
62を押圧し、突起62が長孔61に沿って移動し、扇
形ギア53が図3中時計回りに回転する。その結果、扇
形ギア53に噛合している小ギア525が図3中反時計
回りに回転し、小ギア525に噛合しているラックギア
4bが前方へ移動し、ディスクトレイ4の前方端が開口
16aから突出する。
【0116】その後、このディスクトレイ4の突出部分
を指で摘んで前方へ引き出すことにより、ディスクトレ
イ4を排出し、ディスクトレイ4上の光ディスク3を取
り出すことができる。
【0117】ディスクトレイ4を排出した後、ピン部材
を孔16bおよび123より抜き取れば、押圧部材63
は、バネ65の付勢力により、図4に示す元の位置に復
帰する。
【0118】以上、本発明のディスク装置を図示の実施
例について説明したが、本発明は、これに限定されるも
のではなく、装置を構成する各部材や手段は、同様の機
能を発揮し得る任意の構成に置換することができる。
【0119】例えば、緩衝部材5、7は、それぞれ、図
示の構成に限らず、中実の弾性部材よりなるもの、スポ
ンジ状のもの(多孔質体)、コイルバネ、板バネ等の各
種バネ、オイルダンパ、エアーダンパ、粘性または粘弾
性物質、またはこれらを任意に組み合わせたもの等、緩
衝機能、制振機能または消音機能を有するものであれ
ば、いかなるものを用いてもよい。
【0120】また、付勢部材6は、図示のごとき板バネ
によるものに限らず、例えば、コイルバネ、トーション
バネ等の他の種類のバネ部材(材質は金属製、樹脂製の
いずれも可)や、オイルダンパまたはエアーダンパと前
記バネ部材とを組み合わせたもの等であってもよい。
【0121】この場合、これらのバネ部材と機構ユニッ
ト(またはシャーシ)との間に、例えば球体(ボール)
のような点接触で当接する部材を介在させ、機構ユニッ
ト(またはシャーシ)との接触面積(すなわち摩擦抵
抗)を小さくするような構成とすることもできる。
【0122】また、前記実施例では、付勢部材6は、シ
ャーシ40側に固定されていたが、機構ユニット42側
に固定されているものや、シャーシ40側、機構ユニッ
ト42側の双方に固定されているものでもよい。
【0123】また、複数の付勢部材6を異なる箇所に設
置してもよい。この場合、各付勢部材6の付勢方向は、
それぞれ、同一方向でも異なる方向(例えば、互いに直
交する2方向)でもよい。
【0124】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、機
構ユニットの後方部分に形成された回動支持部に緩衝部
材を設けるとともに、機構ユニットの前方部分を付勢す
る付勢部材を設けたことにより、機構ユニットをシャー
シに対し安定的に支持することができ、よって、ディス
クの偏心回転等による振動が生じた場合でも、機構ユニ
ットのガタツキを防止し、装置全体の振動や騒音の発生
を抑制することができる。
【0125】特に、緩衝部材や付勢部材の形状、構造、
寸法、材質等を工夫することにより、シャーシに対する
機構ユニットの円滑な回動を妨げることなく、前記優れ
た効果を得ることができる。このようなことから、振
動、騒音を生じ易いディスク回転の高速化に対応するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク装置の実施例を示す分解斜視
図である。
【図2】図1に示すディスク装置における装置本体の平
面図である。
【図3】図1に示すディスク装置における装置本体の平
面図である。
【図4】図1に示すディスク装置における装置本体の底
面図である。
【図5】図1に示すディスク装置におけるディスクトレ
イの裏面の構成を示す底面図である。
【図6】図1に示すディスク装置における変位機構の構
成を示す背面図である。
【図7】図1に示すディスク装置における変位機構の構
成を示す背面図である。
【図8】ケーシングを構成する側板の斜視図である。
【図9】機構ユニットとシャーシとの間に設置される緩
衝部材の構成例を示す斜視図である。
【図10】機構ユニットとシャーシとの間に設置される
緩衝部材の他の構成例を示す縦断面図である。
【図11】機構ユニットとシャーシとの間に設置される
緩衝部材の他の構成例を示す縦断面図(端面図)であ
る。
【図12】装置本体とケーシングとの間に設置される緩
衝部材の構成例を示す縦断面図である。
【図13】従来のディスク装置の構成を示す分解斜視図
である。
【符号の説明】
1A、1B ディスク装置 2 装置本体 3 光ディスク 3a 中心孔 4 ディスクトレイ 4a ディスク載置部 4b ラックギア 4c 第1の案内溝 4d 第2の案内溝 4e 挿入部 5 緩衝部材 5a 第1層 5b 第2層 5c 第3層 6 付勢部材 6a ビス 6b 湾曲突部 7 緩衝部材 71 第1の係合部 72 第2の係合部 73 変形部 74、75 縮径部 76 中空部 8 ディスククランパ 80 支持部材 81 回転子 10、10B ケーシング 11 底板 12 天板 121 前板 122 開口 123 孔 12B 回路基板組立体 13 側板 13a 第1の側壁 13b 第2の側壁 13c 第3の側壁 131 突起 132 支持部 133 開口 134、135 取付片 14 筐体 14a 天板部 14b、14c 側壁 14d 後部側壁 14e 前板部 141 開口 15 枠 16 フロントベゼル 16a 開口 16b 孔 17 ビス 20 シャーシ 20a 底部 20b 壁部 22 機構ユニット 23 ベース 25 スピンドルモータ 26 ターンテーブル 27 光学ヘッド 28 光学ヘッド移動機構 29 インシュレータ 30 変位機構 31 モータ 32 減速機構 33 カムホイール 33a 下側ギア 33b 上側ギア 38 ディスククランパ 40 シャーシ 40a 底部 40b 壁部 40c 取り付け部 40d 取り付け部 41 凹部 411 間隙 42 機構ユニット 43 ベース 431、432 軸 433、434 軸孔 44 金属板 441 インシュレータ 45 スピンドルモータ 451 回転軸 46 ターンテーブル 46a センタハブ 47 光学ヘッド 48 光学ヘッド移動機構 48a モータ 48b ウォーム 48c ウォームギア 48d ラックギア 48e スライダ 48f 載置台 48g ガイド棒 49 凹部 491 底部 492 開口 50 変位機構 51 モータ 52 減速機構 521 小ギア 522 大ギア 523 小ギア 524 大ギア 525 小ギア 53 扇形ギア 531、532 突起 54 ラックギア 55 カム部材 56a、56b カム溝 561 上溝 562 傾斜溝 563 下溝 57a、57b 突起 60 非常排出機構 61 長孔 62 突起 63 押圧部材 631 押圧面 64 長孔 65 バネ 66 ピン

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシと、ディスクを回転駆動するデ
    ィスク回転駆動手段および前記ディスクに記録された情
    報を再生する再生手段を有し、前記シャーシに対しその
    後方部分が回動可能に支持された機構ユニットとを有す
    る装置本体を備えたディスク装置であって、 前記機構ユニットの前記シャーシに対する回動支持部
    は、機構ユニットの両側部にそれぞれ突出する軸で構成
    されており、 前記軸の少なくとも一方に、緩衝部材を装着するととも
    に、 前記機構ユニットの前方部分を付勢する付勢部材を設置
    したことを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 シャーシと、ディスクを回転駆動するデ
    ィスク回転駆動手段および前記ディスクに記録された情
    報を再生する再生手段を有し、前記シャーシに対し回動
    可能に支持された機構ユニットとを有する装置本体を備
    えたディスク装置であって、 前記機構ユニットの前記シャーシに対する回動支持部
    は、機構ユニットの両側部にそれぞれ突出する軸で構成
    されており、 前記軸の少なくとも一方に、リング状の緩衝部材を装着
    するとともに、 前記機構ユニットの前方側部を側方へ付勢する付勢部材
    を設置したことを特徴とするディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記緩衝部材は、組成または特性が異な
    る複数の層の積層体で構成されている請求項1または2
    に記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記緩衝部材は、その片面側に突出する
    ように湾曲した形状をなしている請求項1ないし3のい
    ずれかに記載のディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記機構ユニットは、前記シャーシに形
    成された凹部または開口部内に、所定の間隙を介して収
    納されている請求項1ないし4に記載のディスク装置。
  6. 【請求項6】 前記緩衝部材は、前記機構ユニットと前
    記シャーシのそれぞれに密着する請求項1ないし5のい
    ずれかに記載のディスク装置。
  7. 【請求項7】 前記緩衝部材は、少なくともその前記機
    構ユニットおよび/または前記シャーシと接触する面が
    低摩擦材料で構成されている請求項1ないし6のいずれ
    かに記載のディスク装置。
  8. 【請求項8】 前記付勢部材は、前記シャーシに固定さ
    れたバネ部材である請求項1ないし7のいずれかに記載
    のディスク装置。
  9. 【請求項9】 前記付勢部材の付勢力は、前記機構ユニ
    ットの回動を阻害しない程度に設定されている請求項1
    ないし8のいずれかに記載のディスク装置。
  10. 【請求項10】 前記付勢部材は、前記機構ユニットの
    側部であって、前記ディスク回転駆動手段の近傍に設置
    されている請求項1ないし9のいずれかに記載のディス
    ク装置。
  11. 【請求項11】 シャーシと、ディスクを回転駆動する
    ディスク回転駆動手段および前記ディスクに記録された
    情報を再生する再生手段を有し、前記シャーシに対しそ
    の後方部分が回動可能に支持された機構ユニットと、前
    記機構ユニットを回動させてその前方部分を前記シャー
    シの厚さ方向に変位させる変位機構とを有する装置本体
    と、 前記装置本体に対し移動可能なディスクトレイと、 前記装置本体を収納するケーシングとを備えたディスク
    装置であって、 前記機構ユニットの前記シャーシに対する回動支持部
    は、機構ユニットの両側部にそれぞれ突出する軸で構成
    されており、 前記軸の少なくとも一方に、前記機構ユニットと前記シ
    ャーシのそれぞれに密着するリング状の緩衝部材を装着
    するとともに、 前記機構ユニットの前記緩衝部材が装着されている側の
    前方側部を側方へ付勢するバネ部材を設置したことを特
    徴とするディスク装置。
  12. 【請求項12】 前記ディスク回転駆動手段は、ディス
    クを高速で回転させるモータを有する請求項1ないし1
    1のいずれかに記載のディスク装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1091820C (zh) * 1999-09-24 2002-10-02 刘长恩 一种化学机械制浆方法及设备
JP2010277630A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Funai Electric Co Ltd ディスク装置
JP2014164775A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Kyocera Document Solutions Inc 情報記録装置の保持構造およびそれを備えた画像形成装置

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