JP4356588B2 - インシュレータ、インシュレータを備えた振動減衰装置、振動減衰装置の組立方法及び記録及び/又は再生装置 - Google Patents

インシュレータ、インシュレータを備えた振動減衰装置、振動減衰装置の組立方法及び記録及び/又は再生装置 Download PDF

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本発明は、記録及び/又は再生ユニットへの振動を減衰するインシュレータ、インシュレータを備えた振動減衰装置、振動減衰装置の組立方法及び記録及び/又は再生装置に関する。
ノート型のパーソナルコンピュータ等の小型の情報処理装置には、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の再生、追記及び書換が可能な光ディスクドライブが搭載されている。また、小型の情報処理装置には、磁気ディスクを記録媒体としたハードディスクドライブが搭載されている。この小型の情報処理装置は、携帯性の向上の観点から小型化、薄型化が求められ、これに伴い、情報処理装置に搭載される光ディスクドライブやハードディスクドライブといった記録再生ユニットも小型化や薄型化が求められている。
ところで、光ディスクドライブにあっては、内部に、光ディスクを回転するためのスピンドルモータの駆動軸に一体的に取り付けられたディスクテーブルやステッピングモータによって光ディスクの径方向に移動される光ピックアップ等が内蔵されている。また、ハードディスクドライブにあっては、磁気ディスクを回転する磁気ディスクと一体的なスピンドルモータやボイスコイルモータによって移動される磁気ヘッド装置が内蔵されている。
光ディスクドライブ、ハードディスクドライブの何れの記録再生ユニットにしても、動作中に振動が加わると、光ピックアップや磁気ヘッド装置等の記録再生手段によって、光ディスクやハードディスクの記録媒体に設けられている記録トラックを正確にトレースすることができなくなり、情報信号の記録及び/又は再生を正確に行うことができなくなることがある。また、振動によって、記録媒体と記録再生手段とが衝突してしまうことがある。このような問題点は、デスクトップ型のパーソナルコンピュータ等の据え置き型の情報処理装置についても同様である。
一方で、記録再生ユニットは、内部に複数のモータを備えており、このモータにより記録再生手段が移動されることから、モータや記録再生手段が振動源ともなる。携帯型の情報処理装置は、小型でありユーザが持った状態で使用されるものであるから、光ディスクドライブやハードディスクドライブからの振動がユーザにも伝わってしまうと、使用感を悪くしてしまう。
そこで、記録再生ユニットは、情報処理装置内において、振動減衰装置を介して取り付けられている。振動減衰装置として、図12に示すものがある。この振動減衰装置100は、外筐101内に、記録再生ユニット102が設けられている。この記録再生ユニット102には、スピンドルモータの駆動軸に取り付けられ、光ディスク103が装着されるディスクテーブル103aと、図示しないが光ディスクに対して光ビームを照射し反射された光ビームを検出する光ピックアップと、この光ピックアップを光ディスク103の径方向に移動するステッピングモータが設けられている。この記録再生ユニット102には、周囲に、取付片104が複数設けられ、これら取付片104には、取付孔105が設けられている。
一方、外筐101には、記録再生ユニット102が取り付けられる取付ピン106が取付孔105に対応して設けられている。また、取付ピン106の先端には、ストッパとなるフランジ部107が設けられている。取付孔105と取付ピン106との関係は、取付孔105の直径が取付ピン106の軸径より大きくなっており、取付ピン106には、振動を減衰させるインシュレータ108が取り付けられている。このインシュレータ108は、取付ピン106に取り付けられた状態で、取付孔105に圧入される。これにより、インシュレータ108は、取付孔105と取付ピン106との間、フランジ部107と取付片104との間、取付片104と外筐101を構成する底板101aとの間に介在される。そして、インシュレータ108は、振動が加わると、圧縮され、このときの内部粘性抵抗によって振動を吸収する。
具体的に、図13に示すように、記録再生ユニット21に対して下側から図13中矢印A方向の振動が加わったとき、この振動減衰装置100は、振動によってフランジ部107と取付片104との間のインシュレータ108の一部が圧縮し、記録再生ユニット21に加わる振動を減衰する。また、振動減衰装置100は、記録再生ユニット21に対して上側から図14中矢印B方向の振動が加わったとき、振動によって取付片104と外筐101を構成する底板101aとの間のインシュレータ108の一部が圧縮し、記録再生ユニット21に加わる振動を減衰する。これにより、振動減衰装置100は、記録再生ユニット102が振動により故障してしまうことを防止することができる。
なお、同種のインシュレータが開示された文献としては、下記特許文献1がある。
記録再生ユニットの薄型を考慮した場合、この振動減衰装置100についても薄型化する必要がある。しかしながら、この振動減衰装置100は、記録再生ユニット102の取付片104の上下にインシュレータ108の一部が取付ピン106に沿って直列的に存在しており、薄型化に不向きである。
また、インシュレータ108の薄型化を図るためには、インシュレータ108の小型薄型化を行うこともできる。しかしながら、インシュレータ108は、小型薄型化すると、共振周波数の上昇や減衰効果を低下させてしまうことになり、記録再生ユニット102が問題とする周波数の振動を効果的に減衰することができなくなる。
特開2001−351367号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、振動衝撃減衰性能を低下させることなく、装置全体の薄型化に寄与することができるインシュレータ、インシュレータを備えた振動減衰装置及びその組立方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、振動減衰機構の薄型化を図ることによって全体の薄型化を実現した記録及び/又は再生装置を提供することを目的とする。
本発明に係るインシュレータは、記録媒体を回転する駆動手段と上記記録媒体に対して情報信号を記録し及び/又は記録媒体に記録された情報信号を再生する記録及び/又は再生手段を少なくとも備えた記録及び/又は再生ユニットと、この記録及び/又は再生ユニットが取り付けられるベースとの間に配設され、振動を減衰させるインシュレータである。このインシュレータは、上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか一方に設けられた取付片に取り付けられる取付部が設けられると共に、上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか他方に突き当てられる突き当て部が設けられている。また、上記取付片は、上記インシュレータが突き当てられる側の上記記録及び/又は再生ユニット又はベースの一方の面側に位置される第1の取付片と、上記インシュレータが突き当てられる側の上記記録及び/又は再生ユニット又はベースの他方の面側に位置される第2の取付片とを有し、上記第1の取付片と上記第2の取付片は、互いに平行にずらされて設けられている。上記インシュレータは、上記第1の取付片、上記第2の取付片のそれぞれに、上記突き当て部が、上記記録及び/又は再生ユニット又はベースのそれぞれの面側へ突き当てるように取り付けられる。
本発明に係る振動減衰装置は、記録媒体を回転する駆動手段と上記記録媒体に対して情報信号を記録し及び/又は記録媒体に記録された情報信号を再生する記録及び/又は再生手段を少なくとも備えた記録及び/又は再生ユニットと、この記録及び/又は再生ユニットが取り付けられるベースとの間で振動を減衰させる振動減衰装置であり、上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか一方に設けられ、上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか他方の一方の面側に位置される第1の取付片と、上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか他方の他方の面側に位置される第2の取付片と、上記第1及び第2の取付片に取り付けられる取付部が設けられると共に、上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか他方に突き当てられる突き当て部が設けられれたインシュレータとを備える。上記第1の取付片と上記第2の取付片は、互いに平行にずらされて設けられている。上記第1の取付片のインシュレータは、上記突き当て部が上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか他方の一方の面側から突き当てられ、上記第2の取付片のインシュレータは、上記突き当て部が上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか他方の他方の面側から突き当てられる。
本発明に係る振動減衰装置の組立方法は、記録媒体を回転する駆動手段と上記記録媒体に対して情報信号を記録し及び/又は記録媒体に記録された情報信号を再生する記録及び/又は再生手段を少なくとも備えた記録及び/又は再生ユニットと、この記録及び/又は再生ユニットが取り付けられるベースとの間で振動を減衰させる振動減衰装置の組立方法である。この組立方法において、上記インシュレータは、上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか一方に設けられた取付片に取り付けられる取付部が設けられると共に、上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか他方に突き当てられる突き当て部が設けられており、上記取付片は、上記インシュレータが突き当てられる側の上記記録及び/又は再生ユニット又はベースの一方の面に対向する第1の取付片と、上記インシュレータが突き当てられる側の上記記録及び/又は再生ユニット又はベースの他方の面に対向する第2の取付片とを有し、上記第1の取付片と上記第2の取付片は、互いに平行にずらされて設けられている。そして、上記インシュレータの取付部が、上記第1の取付片、上記第2の取付片のそれぞれに取り付けられ、次いで、このインシュレータの突き当て部が上記記録及び/又は再生ユニット又はベースの各面側から突き当てられるように、上記記録及び/又は再生ユニットとベースが組み合わされる。
本発明に係る記録及び/又は再生装置は、記録媒体を回転する駆動手段と回転する上記記録媒体に対して情報信号を記録し及び/又は記録媒体に記録された情報信号の再生を行う記録及び/又は再生手段とが設けられた記録及び/又は再生ユニットと、上記記録及び/又は再生ユニットが取り付けられるベースと、上記記録及び/又は再生ユニットとベースとの間で振動を減衰する振動減衰機構とを備える。上記振動減衰機構は、上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか一方に設けられ、上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか他方の一方の面に対向する第1の取付片と、上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか他方の他方の面に対向する第2の取付片と、上記第1及び第2の取付片に取り付けられる取付部が設けられると共に、上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか他方に突き当てられる突き当て部が設けられたインシュレータとを有する。上記第1の取付片と上記第2の取付片は、互いに平行にずらされて設けられており、上記第1の取付片のインシュレータは、上記突き当て部が上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか他方の一方の面側から突き当てられ、上記第2の取付片のインシュレータは、上記突き当て部が上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか他方の他方の面側から突き当てられる。
本発明に係る記録及び/又は再生装置は、記録媒体を回転する駆動手段と回転する上記記録媒体に対して情報信号を記録し及び/又は記録媒体に記録された情報信号の再生を行う記録及び/又は再生手段とが設けられた記録及び/又は再生ユニットと、上記記録及び/又は再生ユニットを取り付ける取付体と、上記記録及び/又は再生ユニットを取り付けた取付体が取り付けられる被取付体と、上記取付体と被取付体との間で振動を減衰する振動減衰機構とを備える。上記振動減衰機構は、上記取付体又は上記被取付体の何れか一方に設けられ、上記取付体又は上記被取付体の何れか他方の一方の面に対向する第1の取付片と、上記取付体又は上記被取付体の何れか他方の他方の面に対向する第2の取付片と、上記第1及び第2の取付片に取り付けられる取付部が設けられると共に、上記取付体又は上記被取付体の何れか他方に突き当てられる突き当て部が設けられたインシュレータとを有する。上記第1の取付片と上記第2の取付片は、互いにずらされて設けられており、上記第1の取付片のインシュレータは、上記突き当て部が上記取付体又は上記被取付体の何れか他方の一方の面側から突き当てられ、上記第2の取付片のインシュレータは、上記取付体又は上記被取付体の何れか他方の他方の面側から突き当てられる。
本発明に係る記録及び/又は再生ユニットは、記録媒体を回転する駆動手段と回転する上記記録媒体に対して情報信号を記録し及び/又は記録媒体に記録された情報信号の再生を行う記録及び/又は再生手段とが設けられ、振動を減衰する振動減衰機構を介してベースに取り付けられる記録及び/又は再生ユニットであり、上記振動減衰機構は、上記記録及び/又は再生ユニットに設けられ、上記ベースの一方の面に対向する第1の取付片と、上記ベースの他方の面に対向する第2の取付片と、上記第1及び第2の取付片に取り付けられる取付部が設けられると共に、上記ベースに突き当てられる突き当て部が設けられたインシュレータとを有する。上記第1の取付片と上記第2の取付片は、互いに平行にずらされて設けられており、上記第1の取付片のインシュレータは、上記突き当て部が上記ベースの一方の面側から突き当てられ、上記第2の取付片のインシュレータは、上記突き当て部が上記ベースの他方の面側から突き当てられる。
本発明によれば、インシュレータを2分割して構成し、それぞれのインシュレータを、互いに重ならないように面方向にずらされた第1及び第2の取付片に取り付けるようにしたので、装置全体の薄型化を図ることができる。
以下、本発明を用いた情報処理装置を図面を参照して説明する。
図1に示すように、この情報処理装置1は、ノート型のパーソナルコンピュータであって、装置本体2と、この装置本体2に回動可能に取り付けられ、装置本体2の蓋体ともなる表示部3とを備える。装置本体2には、内部に、CD、DVDといった再生専用、追記型、書換型の光ディスクの記録再生を行う光ディスクドライブ4が設けられていると共に、磁気ディスクを記録媒体に用いるハードディスクドライブ5が内蔵されている。その他、装置本体2には、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、CPU(Central Processing Unit)等の電子部品が実装されたプリント配線基板が内蔵されている。また、装置本体2の操作面には、入力部となるキーボードが設けられている。表示部3は、このキーボードが設けられた操作面を開閉するようにして装置本体2の背面側に回動可能に取り付けられており、装置本体2と対向する面にLCD(Liquid Crystal Display)等で構成された表示面が設けられている。
上述の光ディスクドライブ4は、装置本体2の一側面から、光ディスク6を保持するディスクトレイ11が排出される構成となっている。このディスクトレイ11は、図2に示すように、略矩形をなす板状体であり、一方の主面に、光ディスク6が内接する大きさのディスク保持凹部12が設けられている。光ディスク6は、通常直径を12cmとなすため、このディスク保持凹部12は、光ディスク6の直径よりやや大きい直径を有するように形成されている。なお、直径を12cmとなす光ディスク6より小径の例えば8cmの光ディスクを回転可能に保持できるように、ディスクトレイ11には、ディスク保持凹部12と中心を一致させて小径の更なるディスク保持凹部を設けるようにしても良い。
このディスクトレイ11は、図1及び図2に示すように、装置本体2の一側面に設けられた挿脱口13と連続した収納部14に収納されており、その前面11aが挿脱口13より外部に臨み、装置本体2の一側面の一部を構成するようになっている。そして、このディスクトレイ11は、その前面がユーザによって前面が押されることによって、ロックが解除され、バネ等の付勢手段による付勢力によって装置本体2の外方に突出し、ディスク保持凹部12を外部に臨ませ、光ディスク6の着脱や交換を行うことができるようにする。
具体的に、ディスクトレイ11は、図2に示すように、このディスクトレイ11の排出方向と平行な両側縁に、装置本体2の収納部14に設けられたガイド凹部に係合するガイドレール15が設けられている。また、ガイドレール15の後端には、装置本体2のガイド凹部に設けられた係止部に係止されるストッパ16が設けられている。ディスクトレイ11は、ガイドレール15が係合した装置本体2のガイド凹部に従って、ストッパ16がガイド凹部に設けられた係止部に係止されるまで装置本体2外に突出されることになる。そして、この突出位置において、ディスクトレイ11は、ディスク保持凹部12のほぼ全部を装置本体2の外部に臨ませ、光ディスク6の交換等が可能な状態になる。
このディスクトレイ11には、ディスク保持凹部12内での中程から前面側に亘って、開口部17が設けられている。この開口部17には、光ディスク6の記録再生を行うための記録再生ユニット21が取り付けられる。この記録再生ユニット21は、図2、図3及び図4に示すように、取付板22を有し、この取付板22には、光ディスク6を回転するディスク回転機構23が設けられている。ディスク回転機構23は、取付板22の裏面22b側に駆動軸を表面22a側に突出させるように取り付けられた駆動源となるスピンドルモータ23aと、このスピンドルモータ23aに一体的に取り付けられたディスクテーブル23bとを有する。
ディスクテーブル23bは、中央部に、光ディスク6のセンタ孔に係合するセンタリング部23cが設けられていると共に、光ディスク6のセンタ孔の周辺部を支持するディスク支持部23dが設けられている。ディスクテーブル23bは、センタリング部23cが光ディスク6のセンタ孔に係合し、光ディスク6のセンタリングを図った状態で、光ディスク6を一体的に、CLV(Constant Linear Velocity)、CAV(Constant Angular Velocity)又はこれらの組み合わせの方法で回転する。
また、取付板22には、光ピックアップ24及びこの光ピックアップ24を送り操作する送り機構25が設けられている。光ピックアップ24は、取付板22に設けられたピックアップ用開口部24c内に、ディスクテーブル23bに装着された光ディスク6の径方向に移動可能となすように取り付けられる。この光ピックアップ24は、本体部24a内に、半導体レーザ、光検出素子、対物レンズ24b等の光学素子を備えた光学ブロックが内蔵されている。光ピックアップ24は、半導体レーザから出射された光ビームを対物レンズ24bで集光し、光ディスク6の信号記録面に集光した光ビームを照射すると共に、光ディスク6の信号記録面で反射された光ビームを光検出素子で検出する。光ピックアップ24は、光ディスク6で反射された戻りの光ビームを検出することによって、対物レンズ24bのフォーカシング制御やトラッキング制御を行う共に、光ディスク6に記録された情報信号の読出や光ディスク6への情報信号の記録を行う。
この光ピックアップ24は、本体部24aが送り機構25によって支持されている。この送り機構25は、一対のガイド軸25aを有し、一対のガイド軸25aによって光ピックアップ24の本体部24aを、ディスクテーブル23bに装着された光ディスク6の径方向に移動可能に支持している。また、送り機構25は、光ピックアップ24を、ディスクテーブル23bに装着された光ディスク6の径方向に移動する送りギヤ25bを有する。送りギヤ25bは、取付板22に固定される回転支持板22cに回転自在に取り付けられており、ステッピングモータ等の駆動源から複数のギヤ等で構成された伝達機構を介して回転される。この送りギヤ25bは、光ピックアップ24の本体部24aに設けられたラックギヤ25cに噛合される。光ピックアップ24は、この送りギヤ25bが回転することによって、光ディスク6の径方向に移動される。
以上のように構成された記録再生ユニット21は、取付板22にディスク回転機構23、光ピックアップ24、送り機構25が組み付けられ光ディスク6に対する対物レンズ24bの光軸の傾き調整、すなわちスキュー調整が行われた後、ディスクトレイ11の開口部17に取り付けられる。ところで、ディスクトレイ11は、ガイドレール15が装置本体2のガイド凹部に係合されることによって装置本体2内に支持されるものであるから、装置本体2に加わった衝撃は、装置本体2の収納部14に収納されたディスクトレイ11に伝達される。そこで、記録再生ユニット21は、取付板22とベースとなるディスクトレイ11との間に、振動減衰機構31を設けて、外部から加わった振動を減衰し、記録再生ユニット21に加わる振動をやわらげるようにしている。また、この振動減衰機構31は、光ディスク6の回転時や光ピックアップ24の送り機構25による移動時に発生する振動を減衰し、ディスクトレイ11を介して装置本体2に伝達されないようにする。
なお、この光ディスクドライブ4では、取付板22を基準として、ディスク回転機構23、光ピックアップ24、送り機構25がスキューを調整して組み付けられることから、この記録再生ユニット21を、ディスクトレイ11に振動減衰機構31を介して取り付けることによって、スキューが規格値から外れることもない。
この振動減衰機構31は、図4に示すように、振動源となるディスク回転機構23の近傍の振動減衰部32aと、振動源となる送り機構25の近傍の振動減衰部32bと、ピックアップ用開口部24cを挟んだ振動減衰部32bと略対向する位置に設けられた振動減衰部32cとから構成されている。すなわち、振動減衰機構31は、振動源の近くに振動減衰部32a,32bを設けると共に、重量バランスを考慮しつつ構成の簡素化や部品点数の増加を防ぐため記録再生ユニット21をベースとなるディスクトレイ11の開口部17に3点支持するように設けられている。なお、振動減衰部の数は、3つに限定されるものではなく、更に多く設けることによって、振動減衰効率を高めるようにしても良く、また、1つや2つであっても良い。なお、これら3つの振動減衰部32a,32b,32cは、同様の構成を有するため、以下これらをまとめて単に振動減衰部32とも言う。
この振動減衰部32は、図4に示すように、取付板22の光ディスク6の装着面となる表面22aと連続するように設けられる第1の取付片33と、取付板22の表面22aと対向する裏面22bに連続するように設けられる第2の取付片34とを有する。第1の取付片33と第2の取付片34とは、対をなし、また、取付板22の面方向に互いに重ならない程度にまでずれるように設けられている。第1の取付片33と第2の取付片34は、ディスクトレイ11の開口部17の周辺部を挟み込むことができる程度に取付板22の厚さ方向に離間して設けられている。
第1及び第2の取付片33,34の相対する内面には、振動を減衰するインシュレータ35が取り付けられる。このインシュレータ35は、図5(A)及び図5(B)に示すように、情報処理装置1や記録再生ユニット21に特有の周波数の振動を特に効率的に吸収することができるゴム等の弾性材料で形成されている。このインシュレータ35は、一方の面がベースとなるディスクトレイ11の開口部17の周辺部に突き当てられる突き当て部35aとなり、この突き当て部35aには、ディスクトレイ11の開口部17の周辺部に突き当てられる先端面が平坦に形成され高さが同じの複数の突部36が環状に設けられている。突部36は、その立設方向と直交する横方向の振動が加わったとき、同方向に弾性変位することによって横方向の振動を吸収する。
インシュレータ35の突き当て面と反対側の他方の面は、第1及び第2の取付片33,34への取付部35bとなっており、平坦に形成されている。この取付部35bは、周囲に、第1及び第2の取付片33,34に取り付けるための係合片37が複数設けられている。インシュレータ35は、図4に示すように、複数の係合片37の内側に、第1及び第2の取付片33,34が圧入されることによって、第1及び第2の取付片33,34の外周面が複数の係合片37に係合保持され、第1及び第2の取付片33,34に取り付けられる。
また、振動減衰部32は、図6及び図7に示すように、第1及び第2の取付片33,34が取り付けられたインシュレータ35が挿入される挿入部として、ディスクトレイ11の開口部17の周辺部に第1の挿入凹部38と第2の挿入凹部39が設けられている。第1の挿入凹部38は、図2及び図6に示すように、第1の取付片33に取り付けられたインシュレータ35が挿入される部分であり、貫通して設けられている。第1の挿入凹部38は、第1の取付片33と略同じ大きさと形状をなし形成され、第1の取付片33に取り付けられたインシュレータ35が挿入されたとき、面方向の取付位置を規制する規制部ともなる。なお、第1の挿入凹部38は、後述のように、記録再生ユニット21のディスクトレイ11の開口部17への取付のため貫通して形成されている。また、第1の取付片33は、光ディスク6の装着面ともなる取付板22の表面22aに臨むことになるため、取付板22の表面22aと略面一となすように第1の挿入凹部38に挿入される。
第2の挿入凹部39は、図3及び図7に示すように、第2の取付片34に取り付けられたインシュレータ35が挿入される部分であり、ディスクトレイ11の裏面側を開口端とし非貫通となるように形成されている。第2の挿入凹部39は、第2の取付片34と略同じ大きさと形状をなし形成され、第2の取付片34に取り付けられたインシュレータ35が挿入されたとき、面方向の取付位置を規制する規制部ともなる。
次に、記録再生ユニット21のディスクトレイ11の開口部17への取付方法について図2、図3、図6及び図7を用いて説明する。上述したように、第1の挿入凹部38は、貫通しており、第2の挿入凹部39は、非貫通である。そこで、記録再生ユニット21は、ディスクトレイ11の裏面側から、貫通した第1の挿入凹部38にインシュレータ35が取り付けられた第1の取付片33を挿入し、非貫通の第2の挿入凹部39にインシュレータ35が取り付けられた第2の取付片34を嵌合させる。これにより、第2の挿入凹部39に勘合された第2の取付片34に取り付けられたインシュレータ35の突部36は、第2の挿入凹部39の底面に突き当てられることになる。一方、第1の挿入凹部38は、貫通しているため、第1の取付片33に取り付けられたインシュレータ35の突部36が突き当てられる部分が存在しない。そこで、貫通した第1の挿入凹部38については、図3に示すように、第1の挿入凹部38の底部を閉塞するようにして覆板41がねじ等の固定部材によってディスクトレイ11の裏面に固定される。これにより、第1の取付片33に取り付けられたインシュレータ35の突部36は、ディスクトレイ11の裏面に固定された覆板41に突き当てられることになる。
図8は、ディスクトレイ11の開口部17に記録再生ユニット21が取り付けられたときの振動減衰部32を示すものであり、同図においては、インシュレータ35の突部36を省略している。図8に示すように、第1の取付片33に取り付けられたインシュレータ35は、その突き当て部35aがディスクトレイ11の裏面に固定されている覆板41に突き当てられており、第2の取付片34に取り付けられたインシュレータ35は、その突き当て部35aが第2の挿入凹部39の底部に突き当てられている。すなわち、ディスクトレイ11の開口部17の周辺部は、記録再生ユニット21側の第1の取付片33に取り付けられたインシュレータ35と第2の取付片34に取り付けられたインシュレータ35とによって挟み込まれた状態となる。
以上のように、記録再生ユニット21は、ディスクトレイ11の開口部17に振動減衰機構31を介して取り付けられ、記録再生ユニット21が取り付けられたディスクトレイ11は、情報処理装置1の装置本体の収納部14に取り付けられることになる。この情報処理装置1は、上述のように、ノート型のパーソナルコンピュータであって携帯型である。したがって、情報処理装置1は、ユーザによって持ち運びされ、光ディスクドライブ4の動作時、非動作時にかかわらず様々な振動が加わることになる。
情報処理装置1に振動が加わり、記録再生ユニット21に対してディスクトレイ11の裏面側から図9中矢印A方向の振動が加わったとき、この振動減衰部32は、第2の取付片34に取り付けられたインシュレータ35が振動によって圧縮され、記録再生ユニット21に加わる振動を減衰する。また、振動減衰部32は、記録再生ユニット21に対してディスクトレイ11の表面側から図10中矢印B方向の振動が加わったとき、第1の取付片33に取り付けられたインシュレータ35が振動により圧縮され、記録再生ユニット21に加わる振動を減衰する。インシュレータ35の突部36は、その立設方向と直交する横方向の振動が加わったとき、同方向に弾性変位することによって横方向の振動を減衰する。これにより、光ディスクドライブ4が振動により故障してしまうことを防止することができる。
また、光ディスクドライブ4は、光ディスク6の記録再生時、ディスクトレイ11のディスク保持凹部12に載置され、ディスクテーブル23bにより光ディスク6を回転している。光ピックアップ24は、光ビームを光ディスク6の信号記録面に照射し、反射された戻りの光ビームを検出することによって、対物レンズ24bのフォーカシング制御やトラッキング制御を行い、対物レンズ24bが記録トラックに追従するようにし、この状態で、光ディスク6に情報信号を記録し、また、光ディスク6に記録された情報信号の読出を行っている。以上のような光ディスクドライブ4の動作時においても、上述した振動減衰機構31は、上下や横方向から加わる振動を減衰することから、例えば振動によって、対物レンズ24bのフォーカシング制御やトラッキング制御が外れてしまい、情報信号の記録や再生に失敗することを防止することができる。
また、光ディスクドライブ4の動作時においては、ディスク回転機構23は、スピンドルモータ23aが駆動し、光ディスク6を回転し、光ピックアップ24は送り機構25によって光ディスク6の径方向に移動され、これらの要因によって、記録再生ユニット21も振動発生源となる。振動減衰機構31では、このような記録再生ユニット21で発生する振動を吸収することによって、記録再生ユニット21で発生した振動がユーザに伝わることを防止し、使用感の向上を図ることができる。
以上のように構成された情報処理装置1において、光ディスクドライブ4は、記録再生ユニット21をディスクトレイ11の開口部17に取り付けるに当たって、各振動減衰部32を、インシュレータ35を2分割して構成し、それぞれのインシュレータ35を、互いに重ならないように面方向にずらされた第1及び第2の取付片33,34に取り付けるようにしたので、全体の薄型化を図ることができる。すなわち、図12に示すように、従来の振動減衰装置100に用いられていたインシュレータ108は、2分割されておらず、取付ピン106に取り付ける構成であるため、記録再生ユニット102の取付片104の上下にインシュレータ108の一部が取付ピン106に沿って直列的に存在している。この点、本発明を適用した振動減衰機構31では、インシュレータ35が2分割され、一の振動減衰部32において、インシュレータ35が並列的に位置する構成としたので、その厚さを略半分程度にすることができ、光ディスクドライブ4の全体の薄型化に寄与することができる。例えば、本発明を適用した振動減衰機構31では、記録再生ユニット21が取り付けられたディスクトレイ11の全体の厚みを、9.5mmより薄くすることができる。
また、各振動減衰部32において、インシュレータ35は、並列的に2つ用いられていることから、全体の薄型化を図りつつ、インシュレータ35を小型化薄型化することによる共振周波数の上昇や振動の減衰効果の低減を防止することができる。
なお、以上説明した光ディスクドライブに用いた振動減衰機構31では、記録再生ユニット21側に第1及び第2の取付片33,34を設けるようにし、ベースとなるディスクトレイ11の開口部17の周辺部を、第1及び第2の取付片33,34に取り付けられたインシュレータ35で挟み込む構成としたが、本発明では、これとは逆に、ディスクトレイ11の開口部17の周辺部に第1及び第2の取付片33,34を設け、記録再生ユニット21側に第1及び第2の挿入凹部38,39を設けるようにし、ディスクトレイ11側に設けられた第1及び第2の取付片33,34に取り付けられたインシュレータ35によって記録再生ユニット21を挟み込むような構成としても良い。
上述した情報処理装置1は、ノート型のパーソナルコンピュータであり、記憶手段として、光ディスクドライブ4の他にハードディスクドライブ5を備える。装置本体2に内蔵されるハードディスクドライブ5は、図11に示すように、磁気ディスク51がハブによって駆動源となるスピンドルモータ52に一体的により付けられている。また、この磁気ディスク51は、磁気ヘッド53により情報信号の記録や再生が行われる。この磁気ヘッド53は、アーム54の先端部に設けられた磁気ヘッド素子55を、磁気ディスク51の径方向にボイスコイルモータ56によって移動する。
このハードディスクドライブ5は、内部に塵埃等が浸入することを防止するため、ケース57内に、磁気ディスク51、スピンドルモータ52及びボイスコイルモータ56が配設されている。以上のように構成されたハードディスクドライブ5は、更に、装置本体2を構成する筐体に取り付けるため、取付体58にねじ等の固定部材によって固定される。そして、ハードディスクドライブ5が取り付けられた取付体58に装置本体2を構成する筐体内に取り付けられる。装置本体2の筐体内には、取付体58が取り付けられる被取付体として、固定片59が設けられている。
ハードディスクドライブ5が取り付けられた取付体58を装置本体2の固定片59に取り付けるに当たっては、上述した振動減衰機構31が用いられる。ここでの振動減衰機構31は、ハードディスクドライブ5のケース57が略矩形をなすように形成されていることから、取付体58もケース57を保持することができるように略矩形に形成されている。そこで、振動減衰機構31を構成する振動減衰部32は、例えば各コーナ近傍に4カ所設けられている。各振動減衰部32は、ハードディスクドライブ5が取り付けられた取付体58側に、上述したインシュレータ35が取り付けられる第1及び第2の取付片33,34が設けられ、装置本体2の固定片59側に第1及び第2の挿入凹部38,39が設けられている。そして、装置本体2の筐体に設けられた固定片59は、ハードディスクドライブ5の取付体58の第1の取付片33に取り付けられたインシュレータ35と第2の取付片34に取り付けられたインシュレータ35とによって挟み込まれた状態となり、これによって、振動減衰が可能な状態となる。
したがって、例えば大きな衝撃が装置本体2に加わったとしても、振動減衰機構31によって振動を減衰することができ、磁気ヘッド素子55が磁気ディスク51に衝突し、磁気ディスク51や磁気ヘッド素子55が故障することを防止することができる。また、ハードディスクドライブ5の動作時において、装置本体2に衝撃が加わったとしても、振動減衰機構31が振動を減衰することから、磁気ヘッド53は、磁気ディスク51の記録トラックを確実にトレースすることができ、情報信号の記録や再生を確実に行うことができる。
以上のような振動減衰機構31をハードディスクドライブ5の取付に用いた情報処理装置1では、振動減衰部32を、インシュレータ35を2分割して構成し、それぞれのインシュレータ35を、面方向にずらされた第1及び第2の取付片33,34に取り付けるようにしたので、全体の薄型化を図ることができる。そして、この情報処理装置1では、振動減衰機構31を、光ディスクドライブ4における記録再生ユニット21のディスクトレイ11への取り付けやハードディスクドライブ5の装置本体2内への取付を用いることで、全体として更に薄型化することができる。
なお、以上説明したハードディスクドライブ5に用いた振動減衰機構31では、取付体58側に第1及び第2の取付片33,34を設けるようにし、装置本体2の筐体側の固定片59側に第1及び第2の挿入凹部38,39を設ける構成としたが、本発明では、これとは逆に、装置本体2の筐体側の固定片59側に第1及び第2の取付片33,34を設け、取付体58側に第1及び第2の挿入凹部38,39を設ける構成としても良い。
なお、以上説明したハードディスクドライブ5を取付体58を介して装置本体2の筐体側の固定片59に振動減衰機構31を介して取り付ける構成は、例えば、周知である据え置き型の光ディスクの着脱可能な記録再生装置に適用することができる。すなわち、上述した光ディスク6を記録再生するための記録再生ユニット21を取付体58に取り付け、記録再生ユニット21が取り付けられた取付体58を、据え置きの筐体に設けられた固定片59に取り付ける際に、振動減衰機構31を用いるようにしても良い。
なお、以上の例では、情報処理装置1として、ノート型のパーソナルコンピュータを例に取り説明したが、本発明を適用した振動減衰機構31は、据え置き型パーソナルコンピュータの光ディスクドライブの取付やハードディスクドライブの取付に適用することができる。また、ノート型パーソナルコンピュータの他、PDA(Personal Digital(Data) Assistants)等に内蔵されるハードディスクドライブ等にも適用することができる。
情報処理装置の斜視図である。 本発明が適用されたディスクトレイを表面側から見た斜視図である。 上記ディスクトレイを裏面側から見た斜視図である。 ディスクトレイに取り付けられる記録再生ユニットの斜視図である。 インシュレータの斜視図であり、(A)は、表面側から見た図であり、(B)は、裏面側から見た図である。 記録再生ユニットが取り付けられていない状態のディスクトレイを表面側から見た斜視図である。 記録再生ユニットが取り付けられていない状態のディスクトレイを裏面側から見た斜視図である。 振動減衰部の組み付け状態を示す断面図である。 ディスクトレイの裏面側から振動が加わったときの振動減衰部の状態を示す断面図である。 ディスクトレイの表面側から振動が加わったときの振動減衰部の状態を示す断面図である。 ハードディスクドライブの取付構造を示す側面図である。 従来の振動減衰装置を示す断面図である。 下側から振動が加わったときの従来の振動減衰装置の状態を示す断面図である。 上側から振動が加わったときの従来の振動減衰装置の状態を示す断面図である。
符号の説明
1 情報処理装置、2 装置本体、3 表示部、4 光ディスクドライブ、5 ハードディスクドライブ、6 光ディスク、11 ディスクトレイ、21 記録再生ユニット、22 取付板、23 ディスク回転機構、24 光ピックアップ、25 送り機構、31 振動減衰機構、32a〜32c 振動減衰部、33 第1の取付片、34 第2の取付片、35 インシュレータ、35a 突き当て部、35b 取付部、36 突部、37 係合片、38 第1の挿入凹部、39 第2の挿入凹部、41 覆板、51 磁気ディスク、52 スピンドルモータ、53 磁気ヘッド、54 アーム、55 磁気ヘッド素子、56 ボイスコイルモータ、57 ケース、58 取付体、59 固定片

Claims (16)

  1. 記録媒体を回転する駆動手段と上記記録媒体に対して情報信号を記録し及び/又は記録媒体に記録された情報信号を再生する記録及び/又は再生手段を少なくとも備えた記録及び/又は再生ユニットと、この記録及び/又は再生ユニットが取り付けられるベースとの間に配設され、振動を減衰させるインシュレータにおいて、
    上記インシュレータは、上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか一方に設けられた取付片に取り付けられる取付部が設けられると共に、上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか他方に突き当てられる突き当て部が設けられており、
    上記取付片は、上記インシュレータが突き当てられる側の上記記録及び/又は再生ユニット又はベースの一方の面側に位置される第1の取付片と、上記インシュレータが突き当てられる側の上記記録及び/又は再生ユニット又はベースの他方の面側に位置される第2の取付片とを有し、
    上記第1の取付片と上記第2の取付片は、互いに平行にずらされて設けられており、
    上記インシュレータは、上記第1の取付片、上記第2の取付片のそれぞれに、上記突き当て部が、上記記録及び/又は再生ユニット又はベースのそれぞれの面側へ突き当てるように取り付けられることを特徴とするインシュレータ。
  2. 記録媒体を回転する駆動手段と上記記録媒体に対して情報信号を記録し及び/又は記録媒体に記録された情報信号を再生する記録及び/又は再生手段を少なくとも備えた記録及び/又は再生ユニットと、この記録及び/又は再生ユニットが取り付けられるベースとの間で振動を減衰させる振動減衰装置において、
    上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか一方に設けられ、上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか他方の一方の面側に位置される第1の取付片と、上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか他方の他方の面側に位置される第2の取付片と、
    上記第1及び第2の取付片に取り付けられる取付部が設けられると共に、上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか他方に突き当てられる突き当て部が設けられれたインシュレータとを備え、
    上記第1の取付片と上記第2の取付片は、互いに平行にずらされて設けられており、
    上記第1の取付片のインシュレータは、上記突き当て部が上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか他方の一方の面側から突き当てられ、
    上記第2の取付片のインシュレータは、上記突き当て部が上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか他方の他方の面側から突き当てられることを特徴とする振動減衰装置。
  3. 上記第1の取付片に取り付けられたインシュレータと上記第2の取付片に取り付けられたインシュレータとで一の組をなし、
    この組が複数箇所に設けられていることを特徴とする請求項2記載の振動減衰装置。
  4. 上記第1及び第2の取付片に取り付けられたインシュレータが突き当てられる上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースには、一方のインシュレータに対応して貫通した挿入凹部が設けられ、他方のインシュレータに対応して非貫通の挿入凹部が設けられ、
    上記貫通した挿入凹部は、上記インシュレータの突き当て部が突き当てられる覆板によって閉塞されていることを請求項2記載の振動減衰装置。
  5. 記録媒体を回転する駆動手段と上記記録媒体に対して情報信号を記録し及び/又は記録媒体に記録された情報信号を再生する記録及び/又は再生手段を少なくとも備えた記録及び/又は再生ユニットと、この記録及び/又は再生ユニットが取り付けられるベースとの間で振動を減衰させる振動減衰装置の組立方法において、
    上記インシュレータは、上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか一方に設けられた取付片に取り付けられる取付部が設けられると共に、上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか他方に突き当てられる突き当て部が設けられており、
    上記取付片は、上記インシュレータが突き当てられる側の上記記録及び/又は再生ユニット又はベースの一方の面に対向する第1の取付片と、上記インシュレータが突き当てられる側の上記記録及び/又は再生ユニット又はベースの他方の面に対向する第2の取付片とを有し、
    上記第1の取付片と上記第2の取付片は、互いに平行にずらされて設けられており、
    上記インシュレータの取付部が、上記第1の取付片、上記第2の取付片のそれぞれに取り付けられ、
    次いで、このインシュレータの突き当て部が上記記録及び/又は再生ユニット又はベースの各面側から突き当てられるように、上記記録及び/又は再生ユニットとベースが組み合わされることを特徴とする振動減衰装置の組立方法。
  6. 記録媒体を回転する駆動手段と回転する上記記録媒体に対して情報信号を記録し及び/又は記録媒体に記録された情報信号の再生を行う記録及び/又は再生手段とが設けられた記録及び/又は再生ユニットと、
    上記記録及び/又は再生ユニットが取り付けられるベースと、
    上記記録及び/又は再生ユニットとベースとの間で振動を減衰する振動減衰機構とを備え、
    上記振動減衰機構は、上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか一方に設けられ、上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか他方の一方の面に対向する第1の取付片と、上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか他方の他方の面に対向する第2の取付片と、
    上記第1及び第2の取付片に取り付けられる取付部が設けられると共に、上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか他方に突き当てられる突き当て部が設けられたインシュレータとを有し、
    上記第1の取付片と上記第2の取付片は、互いに平行にずらされて設けられており、
    上記第1の取付片のインシュレータは、上記突き当て部が上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか他方の一方の面側から突き当てられ、
    上記第2の取付片のインシュレータは、上記突き当て部が上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースの何れか他方の他方の面側から突き当てられることを特徴とする記録及び/又は再生装置。
  7. 上記記録媒体は、上記駆動手段に対して着脱可能であることを特徴とする請求項6記載の記録及び/又は再生装置。
  8. 上記記録媒体は、上記駆動手段に一体的に固定されていることを特徴とする請求項6記載の記録及び/又は再生装置。
  9. 上記第1の取付片に取り付けられるインシュレータと上記第2の取付片に取り付けられるインシュレータとで一の組をなし、
    この組が複数箇所に設けられていることを特徴とする請求項6記載の記録及び/又は再生装置。
  10. 上記第1及び第2の取付片に取り付けられたインシュレータが突き当てられる上記記録及び/又は再生ユニット又は上記ベースには、一方のインシュレータに対応して貫通した挿入凹部が設けられ、他方のインシュレータに対応して非貫通の挿入凹部が設けられ、
    上記貫通した挿入凹部は、上記インシュレータの突き当て部が突き当てられる覆板によって閉塞されていることを特徴とする請求項6記載の記録及び/又は再生装置。
  11. 記録媒体を回転する駆動手段と回転する上記記録媒体に対して情報信号を記録し及び/又は記録媒体に記録された情報信号の再生を行う記録及び/又は再生手段とが設けられた記録及び/又は再生ユニットと、
    上記記録及び/又は再生ユニットを取り付ける取付体と、
    上記記録及び/又は再生ユニットを取り付けた取付体が取り付けられる被取付体と、
    上記取付体と被取付体との間で振動を減衰する振動減衰機構とを備え、
    上記振動減衰機構は、上記取付体又は上記被取付体の何れか一方に設けられ、上記取付体又は上記被取付体の何れか他方の一方の面に対向する第1の取付片と、上記取付体又は上記被取付体の何れか他方の他方の面に対向する第2の取付片と、
    上記第1及び第2の取付片に取り付けられる取付部が設けられると共に、上記取付体又は上記被取付体の何れか他方に突き当てられる突き当て部が設けられたインシュレータとを有し、
    上記第1の取付片と上記第2の取付片は、互いにずらされて設けられており、
    上記第1の取付片のインシュレータは、上記突き当て部が上記取付体又は上記被取付体の何れか他方の一方の面側から突き当てられ、
    上記第2の取付片のインシュレータは、上記取付体又は上記被取付体の何れか他方の他方の面側から突き当てられることを特徴とする記録及び/又は再生装置。
  12. 上記記録媒体は、上記駆動手段に対して着脱可能である請求項11記載の記録及び/又は再生装置。
  13. 上記記録及び/又は再生ユニットは、上記記録媒体が上記駆動手段に一体的に固定され、上記記録媒体、上記駆動手段及び上記記録及び/又は再生手段とがケース内に収納されてなることを特徴とする請求項11記載の記録及び/又は再生装置。
  14. 上記第1の取付片に取り付けられるインシュレータと上記第2の取付片に取り付けられるインシュレータとで一の組をなし、
    この組が複数箇所に設けられていることを特徴とする請求項11記載の記録及び/又は再生装置。
  15. 上記第1及び第2の取付片に取り付けられたインシュレータが突き当てられる上記取付体又は上記被取付体には、一方のインシュレータに対応して貫通した挿入凹部が設けられ、他方のインシュレータに対応して非貫通の挿入凹部が設けられ、
    上記貫通した挿入凹部は、上記インシュレータの突き当て部が突き当てられる覆板によって閉塞されていることを特徴とする請求項11記載の記録及び/又は再生装置。
  16. 記録媒体を回転する駆動手段と回転する上記記録媒体に対して情報信号を記録し及び/又は記録媒体に記録された情報信号の再生を行う記録及び/又は再生手段とが設けられ、振動を減衰する振動減衰機構を介してベースに取り付けられる記録及び/又は再生ユニットにおいて、
    上記振動減衰機構は、上記記録及び/又は再生ユニットに設けられ、上記ベースの一方の面に対向する第1の取付片と、上記ベースの他方の面に対向する第2の取付片と、
    上記第1及び第2の取付片に取り付けられる取付部が設けられると共に、上記ベースに突き当てられる突き当て部が設けられたインシュレータとを有し、
    上記第1の取付片と上記第2の取付片は、互いに平行にずらされて設けられており、
    上記第1の取付片のインシュレータは、上記突き当て部が上記ベースの一方の面側から突き当てられ、
    上記第2の取付片のインシュレータは、上記突き当て部が上記ベースの他方の面側から突き当てられることを特徴とする記録及び/又は再生ユニット。
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