JPH05101506A - デイスク記録および/または再生装置 - Google Patents
デイスク記録および/または再生装置Info
- Publication number
- JPH05101506A JPH05101506A JP3260124A JP26012491A JPH05101506A JP H05101506 A JPH05101506 A JP H05101506A JP 3260124 A JP3260124 A JP 3260124A JP 26012491 A JP26012491 A JP 26012491A JP H05101506 A JPH05101506 A JP H05101506A
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- tray
- disc
- disk
- gear
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- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 情報信号の良好な記録および/または再生を
行う。 【構成】 シャーシ1にディスクトレイ27およびディ
スクドライブユニット支持体11を各々ディスクローデ
ィング状態とディスクアンローディング状態において押
圧する押圧レバー51,52を揺動自在に設けると共
に、これら各レバー51,52とトレイ進退方向に間隔
をもって配列されるトレイ受け8,9を設け、これら各
トレイ受け8,9とディスクトレイ27間およびディス
クトレイ27とレバー51,52間に第1緩衝材10
a,10bと第2緩衝材55,56を介装した。このた
め、シャーシ1に対するディスクトレイ27の安定した
位置決めを行うことができると共に、ディスクトレイ2
7から発生する振動を第1緩衝材10a,10bと第2
緩衝材55,56によって吸収することができる。
行う。 【構成】 シャーシ1にディスクトレイ27およびディ
スクドライブユニット支持体11を各々ディスクローデ
ィング状態とディスクアンローディング状態において押
圧する押圧レバー51,52を揺動自在に設けると共
に、これら各レバー51,52とトレイ進退方向に間隔
をもって配列されるトレイ受け8,9を設け、これら各
トレイ受け8,9とディスクトレイ27間およびディス
クトレイ27とレバー51,52間に第1緩衝材10
a,10bと第2緩衝材55,56を介装した。このた
め、シャーシ1に対するディスクトレイ27の安定した
位置決めを行うことができると共に、ディスクトレイ2
7から発生する振動を第1緩衝材10a,10bと第2
緩衝材55,56によって吸収することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコンパクトディ
スクプレーヤ等に使用して好適なディスク記録および/
または再生装置に関するものである。
スクプレーヤ等に使用して好適なディスク記録および/
または再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクや光磁気ディスク等の
ディスクに対して、光学ピックアップ装置を用いて情報
信号の記録および/または再生を行うように構成された
ディスク記録および/または再生装置が提案されてい
る。
ディスクに対して、光学ピックアップ装置を用いて情報
信号の記録および/または再生を行うように構成された
ディスク記録および/または再生装置が提案されてい
る。
【0003】このようなディスク記録および/または再
生装置としては、実公昭63−19955号公報あるい
は特開昭61−48162号公報に開示されている。
生装置としては、実公昭63−19955号公報あるい
は特開昭61−48162号公報に開示されている。
【0004】これら記録および/または再生装置は、機
器筐体(図示せず)内に設けられディスクと共に回転す
るディスクテーブルと、このディスクテーブルの径方向
に設けられディスク径方向に移動する光学ピックアップ
装置と、この光学ピックアップ装置の上方に進退自在に
設けられ機器筐体内外の所定位置にディスクを搬送する
ディスクトレイと、このディスクトレイに設けられディ
スクテーブルの軸線方向にディスクを昇降操作するディ
スク載置部材を有するディスク昇降機構と、このディス
ク昇降機構の上方に昇降自在に設けられディスクテーブ
ル上にディスクを押圧するディスク押圧部材を有するチ
ャッキング機構とを備えたものである。
器筐体(図示せず)内に設けられディスクと共に回転す
るディスクテーブルと、このディスクテーブルの径方向
に設けられディスク径方向に移動する光学ピックアップ
装置と、この光学ピックアップ装置の上方に進退自在に
設けられ機器筐体内外の所定位置にディスクを搬送する
ディスクトレイと、このディスクトレイに設けられディ
スクテーブルの軸線方向にディスクを昇降操作するディ
スク載置部材を有するディスク昇降機構と、このディス
ク昇降機構の上方に昇降自在に設けられディスクテーブ
ル上にディスクを押圧するディスク押圧部材を有するチ
ャッキング機構とを備えたものである。
【0005】このように構成されたディスク記録および
/または再生装置において、ディスクテーブルにディス
クを装着するには、ディスクトレイを機器筐体外の所定
位置に移動させ、このディスクトレイのディスク載置部
上にディスクを載置してディスクトレイを機器筐体内に
移動させる。このとき、ディスクは、ディスク中心とデ
ィスクテーブル軸心とが一致するまでディスクトレイが
移動すると、ディスク載置部材によってディスクテーブ
ル上に載置される。そして、チャッキング機構がディス
クテーブル側に移動すると、ディスクテーブル上のディ
スクが押圧される。
/または再生装置において、ディスクテーブルにディス
クを装着するには、ディスクトレイを機器筐体外の所定
位置に移動させ、このディスクトレイのディスク載置部
上にディスクを載置してディスクトレイを機器筐体内に
移動させる。このとき、ディスクは、ディスク中心とデ
ィスクテーブル軸心とが一致するまでディスクトレイが
移動すると、ディスク載置部材によってディスクテーブ
ル上に載置される。そして、チャッキング機構がディス
クテーブル側に移動すると、ディスクテーブル上のディ
スクが押圧される。
【0006】ところで、この種のディスク記録および/
または再生装置においては、電源供給装置によってディ
スクより読み出された情報信号の処理および/またはデ
ィスクに書き込む情報信号の処理を行うための電流が供
給されるが、フォーカシングサーボ動作およびトラッキ
ングサーボ動作のための電流をも供給されるため、情報
信号の良好な処理が行われるには電源供給装置を常時電
気的に安定した状態で機能させる必要がある。
または再生装置においては、電源供給装置によってディ
スクより読み出された情報信号の処理および/またはデ
ィスクに書き込む情報信号の処理を行うための電流が供
給されるが、フォーカシングサーボ動作およびトラッキ
ングサーボ動作のための電流をも供給されるため、情報
信号の良好な処理が行われるには電源供給装置を常時電
気的に安定した状態で機能させる必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のディ
スク記録および/または再生装置においては、記録およ
び/または再生モード時に機器筐体(図示せず)内にデ
ィスクトレイが位置決め部材によって単に位置決めされ
る構造であるため、このディスクトレイが外部より伝播
する振動や光学ピックアップ装置の対物レンズを駆動す
る所謂フォーカシングサーボおよびトラッキングサーボ
による振動等に共振して振動する虞れがある。
スク記録および/または再生装置においては、記録およ
び/または再生モード時に機器筐体(図示せず)内にデ
ィスクトレイが位置決め部材によって単に位置決めされ
る構造であるため、このディスクトレイが外部より伝播
する振動や光学ピックアップ装置の対物レンズを駆動す
る所謂フォーカシングサーボおよびトラッキングサーボ
による振動等に共振して振動する虞れがある。
【0008】このように、ディスク記録および/または
再生装置を構成するディスクトレイが振動すると、この
振動が光学ピックアップ装置やディスク等に伝播され、
フォーカシングサーボおよびトラッキングサーボを良好
に行うことが困難となる。この結果、一層強力なサーボ
動作が必要となり、サーボ動作のための駆動電流が増大
すると共に、この駆動電流の変動が増大して電源供給装
置が電気的に不安定な状態となり、良好な情報信号の記
録および/または再生を行うことができないという問題
があった。
再生装置を構成するディスクトレイが振動すると、この
振動が光学ピックアップ装置やディスク等に伝播され、
フォーカシングサーボおよびトラッキングサーボを良好
に行うことが困難となる。この結果、一層強力なサーボ
動作が必要となり、サーボ動作のための駆動電流が増大
すると共に、この駆動電流の変動が増大して電源供給装
置が電気的に不安定な状態となり、良好な情報信号の記
録および/または再生を行うことができないという問題
があった。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、支持板上の光学系の振動によるディスクトレイ
の共振を防止することができ、もって情報信号の良好な
記録および/または再生を行うことができるディスク記
録および/または再生装置を提供するものである。
もので、支持板上の光学系の振動によるディスクトレイ
の共振を防止することができ、もって情報信号の良好な
記録および/または再生を行うことができるディスク記
録および/または再生装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディスク記
録および/または再生装置は、ディスクが載置されるデ
ィスクテーブルを有する支持体を回動自在に保持する基
台と、この基台に進退自在に設けられディスクテーブル
が挿通可能な開口窓を有するディスクトレイとを備え、
このディスクトレイおよび支持板を各々ディスクローデ
ィング状態とディスクアンローディング状態において押
圧するレバーを基台に揺動自在に設けると共に、これら
各レバーとトレイ進退方向に間隔をもって配列されるト
レイ受けを設け、これら各トレイ受けとディスクトレイ
間およびディスクトレイとレバー間にトレイ振動吸収用
の緩衝材を介装したものである。
録および/または再生装置は、ディスクが載置されるデ
ィスクテーブルを有する支持体を回動自在に保持する基
台と、この基台に進退自在に設けられディスクテーブル
が挿通可能な開口窓を有するディスクトレイとを備え、
このディスクトレイおよび支持板を各々ディスクローデ
ィング状態とディスクアンローディング状態において押
圧するレバーを基台に揺動自在に設けると共に、これら
各レバーとトレイ進退方向に間隔をもって配列されるト
レイ受けを設け、これら各トレイ受けとディスクトレイ
間およびディスクトレイとレバー間にトレイ振動吸収用
の緩衝材を介装したものである。
【0011】
【作用】本発明においては、基台に対するディスクトレ
イの安定した位置決めを行うことができると共に、ディ
スクトレイから発生する振動を緩衝材によって吸収する
ことができる。
イの安定した位置決めを行うことができると共に、ディ
スクトレイから発生する振動を緩衝材によって吸収する
ことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明等の構成等を図に示す実施例に
よって詳細に説明する。
よって詳細に説明する。
【0013】図1および図2は本発明に係るディスク記
録および/または再生装置のディスクローディング機構
を示す分解斜視図と斜視図、図3は同じく本発明におけ
るディスクローディング機構の駆動機構を示す分解斜視
図、図4および図5はディスクローディング機構のアン
ローディング状態とローディング完了状態を示す断面
図、図6および図7はディスクローディング機構におけ
るトレイ押圧体のアンローディング状態とローディング
完了状態を示す側面図、図8はディスクローディング機
構のアンローディング状態を一部断面して示す平面図、
図9はディスクローディング機構のローディング途中の
状態を一部断面して示す平面図、図10はディスクロー
ディング機構のローディング完了状態を一部断面して示
す平面図である。
録および/または再生装置のディスクローディング機構
を示す分解斜視図と斜視図、図3は同じく本発明におけ
るディスクローディング機構の駆動機構を示す分解斜視
図、図4および図5はディスクローディング機構のアン
ローディング状態とローディング完了状態を示す断面
図、図6および図7はディスクローディング機構におけ
るトレイ押圧体のアンローディング状態とローディング
完了状態を示す側面図、図8はディスクローディング機
構のアンローディング状態を一部断面して示す平面図、
図9はディスクローディング機構のローディング途中の
状態を一部断面して示す平面図、図10はディスクロー
ディング機構のローディング完了状態を一部断面して示
す平面図である。
【0014】同図において、符号1で示すものは略矩形
状の開口部1aを有する例えば金属材料等からなる基台
としてのシャーシで、機器筐体(図示せず)内に固定さ
れている。このシャーシ1の後方上側端縁には左右方向
に延在する立ち上がり壁1bが折り曲げ形成されてお
り、後方下側端縁には左右方向に所定の間隔をもって並
列する2つの支持体2,3が並設されている。また、こ
のシャーシ1の右側側縁にはシャフト上下方向の移動規
制片4aを有するシャフトガイド4が取り付けられてお
り、左側側縁には前後方向に所定の間隔をもって並列す
る2つの軸受5,6を有する軸受体7が取り付けられて
いる。
状の開口部1aを有する例えば金属材料等からなる基台
としてのシャーシで、機器筐体(図示せず)内に固定さ
れている。このシャーシ1の後方上側端縁には左右方向
に延在する立ち上がり壁1bが折り曲げ形成されてお
り、後方下側端縁には左右方向に所定の間隔をもって並
列する2つの支持体2,3が並設されている。また、こ
のシャーシ1の右側側縁にはシャフト上下方向の移動規
制片4aを有するシャフトガイド4が取り付けられてお
り、左側側縁には前後方向に所定の間隔をもって並列す
る2つの軸受5,6を有する軸受体7が取り付けられて
いる。
【0015】8および9は左右方向に所定の間隔をもっ
て並列する2つのトレイ受けで、前記シャーシ1の前端
部上側に取り付けられている。これら両トレイ受け8,
9は各々が互いに左右方向に対向する2つの側壁8a・
8b,9a・9bおよびこれら両側壁8a・8b,9a
・9bの後方に立設してなる連結部8c,9cを有する
横断面視コ字状のトレイ受けによって形成されており、
これら両トレイ受け8,9内に例えばゴム等のトレイ振
動吸収用の第1緩衝材10a,10bが装填されてい
る。
て並列する2つのトレイ受けで、前記シャーシ1の前端
部上側に取り付けられている。これら両トレイ受け8,
9は各々が互いに左右方向に対向する2つの側壁8a・
8b,9a・9bおよびこれら両側壁8a・8b,9a
・9bの後方に立設してなる連結部8c,9cを有する
横断面視コ字状のトレイ受けによって形成されており、
これら両トレイ受け8,9内に例えばゴム等のトレイ振
動吸収用の第1緩衝材10a,10bが装填されてい
る。
【0016】11は前記両支持体2,3に各々対応する
枢軸11a,11bを後方両側部に有するディスクドラ
イブユニット支持体で、全体が前記開口部1aより大き
い平面視略矩形状の例えばプラスチック板からなり、前
記シャーシ1に回動自在に保持されている。このディス
クドライブユニット支持体11の後方各側縁には、前後
方向に延在するピン受け12,13が取り付けられてい
る。また、このディスクドライブユニット支持体11の
4隅部にはその先端部に抜け止め係止具14を有する支
持ピン15が立設されており、これら支持ピン15の周
囲にはディスクドライブユニット16を弾性保持する圧
縮コイルばね17が装填されている。
枢軸11a,11bを後方両側部に有するディスクドラ
イブユニット支持体で、全体が前記開口部1aより大き
い平面視略矩形状の例えばプラスチック板からなり、前
記シャーシ1に回動自在に保持されている。このディス
クドライブユニット支持体11の後方各側縁には、前後
方向に延在するピン受け12,13が取り付けられてい
る。また、このディスクドライブユニット支持体11の
4隅部にはその先端部に抜け止め係止具14を有する支
持ピン15が立設されており、これら支持ピン15の周
囲にはディスクドライブユニット16を弾性保持する圧
縮コイルばね17が装填されている。
【0017】このディスクドライブユニット16は、前
記支持ピン15が各々挿通する通孔18aを有するユニ
ット基体18と、このユニット基体18と略垂直な方向
に突出するモータ軸19aを有するスピンドルモータ1
9と、このスピンドルモータ19の軸線方向に光軸が延
在する対物レンズ20aを有する光学ピックアップ装置
20と、この光学ピックアップ装置20の支持体両側部
に巻装してなるコイル21および前後方向に延在するマ
グネット22を有するリニアモータ装置23とによって
構成されている。
記支持ピン15が各々挿通する通孔18aを有するユニ
ット基体18と、このユニット基体18と略垂直な方向
に突出するモータ軸19aを有するスピンドルモータ1
9と、このスピンドルモータ19の軸線方向に光軸が延
在する対物レンズ20aを有する光学ピックアップ装置
20と、この光学ピックアップ装置20の支持体両側部
に巻装してなるコイル21および前後方向に延在するマ
グネット22を有するリニアモータ装置23とによって
構成されている。
【0018】このうち光学ピックアップ装置20は、右
側側縁が前記ユニット基体18上のベアリングシャフト
24に摺動自在に支持され、かつ左側側縁が前記ユニッ
ト基体18上に案内輪25を介して転動自在に支持され
ている。また、スピンドルモータ19のモータ軸19a
にはディスク(図示せず)が載置される円盤状のディス
クテーブル26が取り付けられており、このディスクテ
ーブル26の中心部にはディスクチャッキング孔(図示
せず)に係合可能な突部26aが弾性保持されている。
側側縁が前記ユニット基体18上のベアリングシャフト
24に摺動自在に支持され、かつ左側側縁が前記ユニッ
ト基体18上に案内輪25を介して転動自在に支持され
ている。また、スピンドルモータ19のモータ軸19a
にはディスク(図示せず)が載置される円盤状のディス
クテーブル26が取り付けられており、このディスクテ
ーブル26の中心部にはディスクチャッキング孔(図示
せず)に係合可能な突部26aが弾性保持されている。
【0019】なお、ディスクドライブユニット16の上
方には、ディスクチャッキング時に前記ディスクテーブ
ル26と共にディスク(図示せず)を保持するチャッキ
ング機構(図示せず)が設けられている。
方には、ディスクチャッキング時に前記ディスクテーブ
ル26と共にディスク(図示せず)を保持するチャッキ
ング機構(図示せず)が設けられている。
【0020】27はストッパ27aをその下端面後端部
に有する断面視略コ字状のディスクトレイで、前記シャ
ーシ1の上部に設けられており、前後方向に進退し得る
ように構成されている。このディスクトレイ27には、
ディスク(図示せず)に対応するサイズをもつ凹部27
bおよびこの凹部27bの中心部から後方に向かって延
在する開口窓27cが設けられている。この開口窓27
cの開口サイズは、前記ディスクテーブル26が挿通し
得るようなサイズに設定されている。
に有する断面視略コ字状のディスクトレイで、前記シャ
ーシ1の上部に設けられており、前後方向に進退し得る
ように構成されている。このディスクトレイ27には、
ディスク(図示せず)に対応するサイズをもつ凹部27
bおよびこの凹部27bの中心部から後方に向かって延
在する開口窓27cが設けられている。この開口窓27
cの開口サイズは、前記ディスクテーブル26が挿通し
得るようなサイズに設定されている。
【0021】28は前記ディスクドライブユニット支持
体11およびディスクトレイ27を駆動するモータで、
前記シャーシ1の前端部裏側に固定されている。
体11およびディスクトレイ27を駆動するモータで、
前記シャーシ1の前端部裏側に固定されている。
【0022】このモータ28の出力軸28aは前記シャ
ーシ1に挿通されており、この挿通先端部には第1プー
リ29が取り付けられている。
ーシ1に挿通されており、この挿通先端部には第1プー
リ29が取り付けられている。
【0023】30は前記第1プーリ29と所定の間隔を
もって並列する第2プーリで、前記シャーシ1の前端部
片側に枢軸31を介して回転自在に設けられており、上
面中央部にはギヤ部30aが一体に形成されている。こ
の第2プーリ30および前記第1プーリ29には、無端
駆動ベルト32が巻き掛けられている。そして、この第
2プーリ30の枢軸31には、前記ディスクドライブユ
ニット11に回動力を付与する軸体33およびこの軸体
33に回動力を付与するアーム板34が回転自在に設け
られている。
もって並列する第2プーリで、前記シャーシ1の前端部
片側に枢軸31を介して回転自在に設けられており、上
面中央部にはギヤ部30aが一体に形成されている。こ
の第2プーリ30および前記第1プーリ29には、無端
駆動ベルト32が巻き掛けられている。そして、この第
2プーリ30の枢軸31には、前記ディスクドライブユ
ニット11に回動力を付与する軸体33およびこの軸体
33に回動力を付与するアーム板34が回転自在に設け
られている。
【0024】このうち軸体33の外周面には、螺旋状の
カム溝33aおよび略矩形状に切欠き33bが設けられ
ている。一方、アーム板34には、前記切欠き33b内
に臨む第1突子35aと、前記シャーシ1の面方向に突
出する第2突子35bと、各々が互いに所定の間隔をも
って並列する2つのギヤ支軸36,37とが設けられて
いる。
カム溝33aおよび略矩形状に切欠き33bが設けられ
ている。一方、アーム板34には、前記切欠き33b内
に臨む第1突子35aと、前記シャーシ1の面方向に突
出する第2突子35bと、各々が互いに所定の間隔をも
って並列する2つのギヤ支軸36,37とが設けられて
いる。
【0025】このアーム板34のギヤ支軸36,37の
うちギヤ支軸36には、大小2つのギヤ部38a,38
bを有する第1減速伝達ギヤ38が回転自在に設けられ
ている。この第1減速伝達ギヤ38の大径ギヤ部38a
は、前記第2プーリ30のギヤ部30aに噛合する。一
方、ギヤ支軸37には、前記第1減速伝達ギヤ38と同
様に大小2つのギヤ部39a,39bを有する第2減速
伝達ギヤ39が回転自在に設けられている。この第2減
速伝達ギヤ39の大径ギヤ部39aは、前記第1減速伝
達ギヤ38の小径ギヤ部38bに噛合する。
うちギヤ支軸36には、大小2つのギヤ部38a,38
bを有する第1減速伝達ギヤ38が回転自在に設けられ
ている。この第1減速伝達ギヤ38の大径ギヤ部38a
は、前記第2プーリ30のギヤ部30aに噛合する。一
方、ギヤ支軸37には、前記第1減速伝達ギヤ38と同
様に大小2つのギヤ部39a,39bを有する第2減速
伝達ギヤ39が回転自在に設けられている。この第2減
速伝達ギヤ39の大径ギヤ部39aは、前記第1減速伝
達ギヤ38の小径ギヤ部38bに噛合する。
【0026】40は前後方向に延在する第1シャフト
で、前記ディスクトレイ27の裏側左方側縁に取り付け
られ、かつ前記軸受5,6の支持孔5a,6aに挿通保
持されている。41は前記第1シャフト40と平行な第
2シャフトで、前記ディスクトレイ27の裏側右方側縁
に取り付けられ、かつ前記シャフトガイド4に摺動自在
に保持されている。なお、この第2シャフト41の外径
は前記第1シャフト40の外径より小さい寸法に設定さ
れている。
で、前記ディスクトレイ27の裏側左方側縁に取り付け
られ、かつ前記軸受5,6の支持孔5a,6aに挿通保
持されている。41は前記第1シャフト40と平行な第
2シャフトで、前記ディスクトレイ27の裏側右方側縁
に取り付けられ、かつ前記シャフトガイド4に摺動自在
に保持されている。なお、この第2シャフト41の外径
は前記第1シャフト40の外径より小さい寸法に設定さ
れている。
【0027】42は前後方向に延在するラック42aお
よびこのラック42aに連接する内歯42bからなる歯
車体で、前記シャーシ1の裏側左方側縁に一体に設けら
れており、前記第2減速伝達ギヤ39の小径ギヤ39b
に噛合するように構成されている。
よびこのラック42aに連接する内歯42bからなる歯
車体で、前記シャーシ1の裏側左方側縁に一体に設けら
れており、前記第2減速伝達ギヤ39の小径ギヤ39b
に噛合するように構成されている。
【0028】43は前記第2減速伝達ギヤ39の中央突
出部が嵌合するガイドブロックで、前記ラック42aに
平行する直線ガイド43aおよびこの直線ガイド43a
に連設する円弧ガイド43bからなり、前記歯車体42
の内側に一体に設けられている。このガイドブロック4
3の円弧ガイドブロック43bおよび前歯車体42の内
歯42bは、前記枢軸31を中心とする円周の方向に沿
って同心状に形成されている。
出部が嵌合するガイドブロックで、前記ラック42aに
平行する直線ガイド43aおよびこの直線ガイド43a
に連設する円弧ガイド43bからなり、前記歯車体42
の内側に一体に設けられている。このガイドブロック4
3の円弧ガイドブロック43bおよび前歯車体42の内
歯42bは、前記枢軸31を中心とする円周の方向に沿
って同心状に形成されている。
【0029】44および45は前記各トレイ受け8,9
内に進退する2つの位置決め片で、前記ディスクトレイ
27の前端部裏側に左右方向に所定の間隔をもって並設
されている。
内に進退する2つの位置決め片で、前記ディスクトレイ
27の前端部裏側に左右方向に所定の間隔をもって並設
されている。
【0030】46は前記軸体33のカム溝33aに嵌合
する係合ピンで、前記ディスクドライブユニット支持板
11の前端部左側に前方に突出するように取り付けられ
ている。
する係合ピンで、前記ディスクドライブユニット支持板
11の前端部左側に前方に突出するように取り付けられ
ている。
【0031】47および48は左右方向に所定の間隔を
もって並列するレバー支持体で、前記シャーシ1の後方
各側縁表側に前記各トレイ受け8,9とトレイ進退方向
に間隔をもって配列固定されている。これら各レバー支
持体47,48は各々が左右方向に所定の間隔をもって
対向する2つの側壁47a・47b,48a・48bを
有し、これら両側壁47a・47b,48a・48bの
うち片側の側壁47a,48aには両壁面に開口する係
止孔49,50が設けられている。また、これら各レバ
ー支持体47,48には、レバー枢軸49,50が前記
両側壁47a,47bと前記両側壁48a,48bに各
端部を支持させて取り付けられている。
もって並列するレバー支持体で、前記シャーシ1の後方
各側縁表側に前記各トレイ受け8,9とトレイ進退方向
に間隔をもって配列固定されている。これら各レバー支
持体47,48は各々が左右方向に所定の間隔をもって
対向する2つの側壁47a・47b,48a・48bを
有し、これら両側壁47a・47b,48a・48bの
うち片側の側壁47a,48aには両壁面に開口する係
止孔49,50が設けられている。また、これら各レバ
ー支持体47,48には、レバー枢軸49,50が前記
両側壁47a,47bと前記両側壁48a,48bに各
端部を支持させて取り付けられている。
【0032】51および52は両側方に開口する各々係
止孔53,54を有する略く字状の押圧レバーで、前記
シャーシ1の各側縁に挿通され、かつ前記レバー枢軸4
9,50に回動自在に設けられている。これら両押圧レ
バー51,52の各端部には、ディスクローディング状
態において前記ディスクトレイ27の上側側縁を後述す
る第2緩衝材を介して押圧する第1ピン51a,52a
と、ディスクアンローディング状態において前記ピン受
け12,13に押圧する第2ピン51b,52bとが突
設されている。これら両第1ピン51a,52aおよび
両第2ピン51b,52bのうち第1ピン51a,52
aには、例えばシリコン等のトレイ振動吸収用の筒体か
らなる第2緩衝材55,56が装着されている。
止孔53,54を有する略く字状の押圧レバーで、前記
シャーシ1の各側縁に挿通され、かつ前記レバー枢軸4
9,50に回動自在に設けられている。これら両押圧レ
バー51,52の各端部には、ディスクローディング状
態において前記ディスクトレイ27の上側側縁を後述す
る第2緩衝材を介して押圧する第1ピン51a,52a
と、ディスクアンローディング状態において前記ピン受
け12,13に押圧する第2ピン51b,52bとが突
設されている。これら両第1ピン51a,52aおよび
両第2ピン51b,52bのうち第1ピン51a,52
aには、例えばシリコン等のトレイ振動吸収用の筒体か
らなる第2緩衝材55,56が装着されている。
【0033】57および58は前記押圧レバー51,5
2にトレイ押圧方向の弾撥力を付与する捩りコイルばね
で、巻線部57a,58aが前記レバー枢軸49,50
の周囲に装填され、かつ両端部が前記レバー支持体4
7,48の係止孔49,50と前記押圧レバー51,5
2の係止孔53,54に係止されている。そして、これ
ら両捩りコイルばね57,58は、前記ディスクトレイ
27に対する前記第1ピン51a,52aの押圧状態に
おいて前記第2ピン51b,52bが前記ピン受け1
2,13から離間し、また前記ピン受け12,13に対
する前記第2ピン51b,52bの押圧状態において前
記第1ピン51a,52aが前記ディスクトレイ27か
ら寸法tだけ離間し得るように構成されている。
2にトレイ押圧方向の弾撥力を付与する捩りコイルばね
で、巻線部57a,58aが前記レバー枢軸49,50
の周囲に装填され、かつ両端部が前記レバー支持体4
7,48の係止孔49,50と前記押圧レバー51,5
2の係止孔53,54に係止されている。そして、これ
ら両捩りコイルばね57,58は、前記ディスクトレイ
27に対する前記第1ピン51a,52aの押圧状態に
おいて前記第2ピン51b,52bが前記ピン受け1
2,13から離間し、また前記ピン受け12,13に対
する前記第2ピン51b,52bの押圧状態において前
記第1ピン51a,52aが前記ディスクトレイ27か
ら寸法tだけ離間し得るように構成されている。
【0034】59はモータ駆動停止用の第1リミッタス
イッチで、前記シャーシ1の前方中央部に回路基板(図
示せず)を介して保持されており、前記ディスクトレイ
27が機器筐体(図示せず)の所定位置(ディスクに対
して記録および/または再生可能な位置)に位置する状
態において前記第2突子35bの押圧によるスイッチO
Nによって前記モータ28の駆動を停止するように構成
されている。
イッチで、前記シャーシ1の前方中央部に回路基板(図
示せず)を介して保持されており、前記ディスクトレイ
27が機器筐体(図示せず)の所定位置(ディスクに対
して記録および/または再生可能な位置)に位置する状
態において前記第2突子35bの押圧によるスイッチO
Nによって前記モータ28の駆動を停止するように構成
されている。
【0035】60はモータ駆動停止用の第2リミッタス
イッチで、前記シャーシ1の前方左側側縁に前記第1リ
ミッタスイッチ57と同様に回路基板(図示せず)を介
して保持されており、前記ディスクトレイ27が機器筐
体(図示せず)外の所定位置(ディスクトレイ27に対
してディスクを載置可能の位置)に位置する状態におい
て前記ストッパ27aの押圧によるスイッチONによっ
て前記モータ28の駆動を停止するように構成されてい
る。
イッチで、前記シャーシ1の前方左側側縁に前記第1リ
ミッタスイッチ57と同様に回路基板(図示せず)を介
して保持されており、前記ディスクトレイ27が機器筐
体(図示せず)外の所定位置(ディスクトレイ27に対
してディスクを載置可能の位置)に位置する状態におい
て前記ストッパ27aの押圧によるスイッチONによっ
て前記モータ28の駆動を停止するように構成されてい
る。
【0036】なお、同図矢印A1およびA2は前記ディス
クドライブユニット支持体11の回動方向、B1および
B2は前記ディスクトレイ27の進退方向、C1およびC
2は前記モータ28の回転方向、D1およびD2は前記軸
体33および前記アーム板34の回動方向、E1および
E2は前記トレイ押圧体52の回動方向を示す。
クドライブユニット支持体11の回動方向、B1および
B2は前記ディスクトレイ27の進退方向、C1およびC
2は前記モータ28の回転方向、D1およびD2は前記軸
体33および前記アーム板34の回動方向、E1および
E2は前記トレイ押圧体52の回動方向を示す。
【0037】このように構成されたディスク記録および
/または再生装置において、ディスク(図示せず)をデ
ィスクテーブル26に装着するには、次に示すようにし
て行う。
/または再生装置において、ディスク(図示せず)をデ
ィスクテーブル26に装着するには、次に示すようにし
て行う。
【0038】先ず、モータ28を図3に矢印C2で示す
方向に回転させることによりディスクトレイ27を図8
に示す機器筐体(図示せず)外の所定位置に移動させた
後、ディスクトレイ27の凹部27bにディスク(図示
せず)を位置決め操作する。このとき、図10において
モータ28の回転によって第1プーリ29が負方向に回
転すると、この回転力が無端駆動ベルト32を介して第
2プーリ30に伝達され、この伝達力が第1減速伝達ギ
ヤ38,第2減速伝達ギヤ39を介して歯車体42の内
歯42bに伝達されるため、第2プーリ30のギヤ部3
0aが太陽ギヤとして機能すると共に、第2減速伝達ギ
ヤ39が遊星ギヤとして機能してアーム板34が図9に
示すようにガイドブロック43の円弧ガイド43bに沿
って図3に矢印D2で示す方向に回動し、軸体33が同
図に矢印D2で示す方向に回動してディスクドライブユ
ニット支持板11が図4に矢印A2で示す方向(時計方
向)に回動する。また、トレイ押圧体51,52が図6
に矢印E2で示す方向に捩りコイルばね57,58の弾
撥力に抗して回動するため、第1ピン51a,52aの
第2緩衝材55,56がディスクトレイ27の上側側縁
から離間し、一方第2ピン51b,52bがピン受け1
2,13を押圧する。この後、第2減速伝達ギヤ39の
ギヤ部39aが歯車体42の内歯42bに代わってラッ
ク42aに噛合するため、ディスクトレイ27が図3に
矢印B2で示す方向(前方)に移動する。
方向に回転させることによりディスクトレイ27を図8
に示す機器筐体(図示せず)外の所定位置に移動させた
後、ディスクトレイ27の凹部27bにディスク(図示
せず)を位置決め操作する。このとき、図10において
モータ28の回転によって第1プーリ29が負方向に回
転すると、この回転力が無端駆動ベルト32を介して第
2プーリ30に伝達され、この伝達力が第1減速伝達ギ
ヤ38,第2減速伝達ギヤ39を介して歯車体42の内
歯42bに伝達されるため、第2プーリ30のギヤ部3
0aが太陽ギヤとして機能すると共に、第2減速伝達ギ
ヤ39が遊星ギヤとして機能してアーム板34が図9に
示すようにガイドブロック43の円弧ガイド43bに沿
って図3に矢印D2で示す方向に回動し、軸体33が同
図に矢印D2で示す方向に回動してディスクドライブユ
ニット支持板11が図4に矢印A2で示す方向(時計方
向)に回動する。また、トレイ押圧体51,52が図6
に矢印E2で示す方向に捩りコイルばね57,58の弾
撥力に抗して回動するため、第1ピン51a,52aの
第2緩衝材55,56がディスクトレイ27の上側側縁
から離間し、一方第2ピン51b,52bがピン受け1
2,13を押圧する。この後、第2減速伝達ギヤ39の
ギヤ部39aが歯車体42の内歯42bに代わってラッ
ク42aに噛合するため、ディスクトレイ27が図3に
矢印B2で示す方向(前方)に移動する。
【0039】この場合、アーム板34が図3に矢印D2
で示す方向に所定の位置まで回動すると、ディスクトレ
イ27のストッパ27aが第2リミッタスイッチ60を
押圧してモータ28の駆動が停止される。
で示す方向に所定の位置まで回動すると、ディスクトレ
イ27のストッパ27aが第2リミッタスイッチ60を
押圧してモータ28の駆動が停止される。
【0040】次に、モータ28を図3に矢印C1で示す
方向に回転させることによりディスクトレイ27を図1
0に示す機器筐体(図示せず)内の所定位置に移動させ
る。このとき、図8においてモータ28の回転によって
第1プーリ29が正方向に回転すると、この回転力が無
端駆動ベルト32を介して第2プーリ30に伝達され、
この伝達力が第1減速伝達ギヤ38,第2減速伝達ギヤ
39を介して歯車体42のラック42aに伝達されるた
め、ディスクトレイ27が図3に矢印A1で示す方向
(後方)に移動する。この後、第2減速伝達ギヤ39の
ギヤ部39aが歯車体42のラック42aに代わって内
歯42bに噛合するため、第2プーリ30のギヤ部30
aが太陽ギヤとして機能すると共に、第2減速伝達ギヤ
39が遊星ギヤとして機能してアーム板34が図10に
示すようにガイドブロック43の円弧ガイド43bに沿
って図3に矢印D1で示す方向に回動し、この回動方向
と同一の方向に軸体33が回動し、ディスクドライブユ
ニット支持板11が図5に矢印A1で示す方向(反時計
方向)に回動する。また、トレイ押圧体51,52が図
7に矢印E1で示す方向に捩りコイルばね57,58の
弾撥力によって回動し、第1ピン51a,52aがディ
スクトレイ27の上側側縁に第2緩衝材55,56を介
して当接し、一方第2ピン51b,52bがピン受け1
2,13から離間する。そして、位置決め片44,45
がトレイ受け8,9に第1緩衝材10a,10bを介し
て当接する。この場合、アーム板34が図3に矢印D1
で示す方向に所定の位置まで回動すると、第2突子35
bが第1リミッタスイッチ59を押圧してモータ28の
駆動が停止される。この後、ディスクトレイ27がディ
スク(図示せず)の中心とディスクテーブル26の軸心
が一致するまで移動すると、この移動が停止してチャッ
キング機構(図示せず)によってディスク(図示せず)
がディスクテーブル26上に保持される。
方向に回転させることによりディスクトレイ27を図1
0に示す機器筐体(図示せず)内の所定位置に移動させ
る。このとき、図8においてモータ28の回転によって
第1プーリ29が正方向に回転すると、この回転力が無
端駆動ベルト32を介して第2プーリ30に伝達され、
この伝達力が第1減速伝達ギヤ38,第2減速伝達ギヤ
39を介して歯車体42のラック42aに伝達されるた
め、ディスクトレイ27が図3に矢印A1で示す方向
(後方)に移動する。この後、第2減速伝達ギヤ39の
ギヤ部39aが歯車体42のラック42aに代わって内
歯42bに噛合するため、第2プーリ30のギヤ部30
aが太陽ギヤとして機能すると共に、第2減速伝達ギヤ
39が遊星ギヤとして機能してアーム板34が図10に
示すようにガイドブロック43の円弧ガイド43bに沿
って図3に矢印D1で示す方向に回動し、この回動方向
と同一の方向に軸体33が回動し、ディスクドライブユ
ニット支持板11が図5に矢印A1で示す方向(反時計
方向)に回動する。また、トレイ押圧体51,52が図
7に矢印E1で示す方向に捩りコイルばね57,58の
弾撥力によって回動し、第1ピン51a,52aがディ
スクトレイ27の上側側縁に第2緩衝材55,56を介
して当接し、一方第2ピン51b,52bがピン受け1
2,13から離間する。そして、位置決め片44,45
がトレイ受け8,9に第1緩衝材10a,10bを介し
て当接する。この場合、アーム板34が図3に矢印D1
で示す方向に所定の位置まで回動すると、第2突子35
bが第1リミッタスイッチ59を押圧してモータ28の
駆動が停止される。この後、ディスクトレイ27がディ
スク(図示せず)の中心とディスクテーブル26の軸心
が一致するまで移動すると、この移動が停止してチャッ
キング機構(図示せず)によってディスク(図示せず)
がディスクテーブル26上に保持される。
【0041】このようにして、ディスクトレイテーブル
26にディスク(図示せず)を装着することができる。
26にディスク(図示せず)を装着することができる。
【0042】したがって、本実施例においては、シャー
シ1に対するディスクトレイ27の安定した位置決めを
行うことができると共に、ディスクトレイ27から発生
する振動をトレイ受け8,9とディスクトレイ27間の
第1緩衝材10a,10bおよびディスクトレイ27と
トレイ押圧体51,52間の第2緩衝材55,56によ
って吸収することができるから、ディスク記録および/
または再生モード時に光学ピックアップ装置20の対物
レンズ20aを駆動変位させる所謂フォーカシングサー
ボおよびトラッキングサーボや外部から伝播する振動に
よるディスクトレイ27の共振を防止してディスクトレ
イ27から光学系への振動を伝播を阻止することがで
き、電源供給装置(図示せず)を電気的に安定した状態
で動作させることができる。
シ1に対するディスクトレイ27の安定した位置決めを
行うことができると共に、ディスクトレイ27から発生
する振動をトレイ受け8,9とディスクトレイ27間の
第1緩衝材10a,10bおよびディスクトレイ27と
トレイ押圧体51,52間の第2緩衝材55,56によ
って吸収することができるから、ディスク記録および/
または再生モード時に光学ピックアップ装置20の対物
レンズ20aを駆動変位させる所謂フォーカシングサー
ボおよびトラッキングサーボや外部から伝播する振動に
よるディスクトレイ27の共振を防止してディスクトレ
イ27から光学系への振動を伝播を阻止することがで
き、電源供給装置(図示せず)を電気的に安定した状態
で動作させることができる。
【0043】因に、本実施例において、ディスクテーブ
ル26上のディスク(図示せず)を機器筐体(図示せ
ず)外に取り出すには、モータ28を図3に矢印C2で
示す方向に回転させることにより行う。すなわち、図1
0においてモータ28の回転によって第1プーリ29が
負方向に回転すると、この回転力が無端駆動ベルト32
を介して第2プーリ30に伝達され、この伝達力が第1
減速伝達ギヤ38,第2減速伝達ギヤ39を介して歯車
体42の内歯42bに伝達されるため、第2プーリ30
のギヤ部30aが太陽ギヤとして機能すると共に、第2
減速伝達ギヤ39が遊星ギヤとして機能してアーム板3
4が図9に示すようにガイドブロック43の円弧ガイド
43bに沿って図3に矢印D2で示す方向に回動し、こ
の回動方向と同一の方向に軸体33が回動してディスク
ドライブユニット支持板11が図4に矢印A2で示す方
向に回動した後、第2減速伝達ギヤ39のギヤ部39a
が歯車体42の内歯42bに代わってラック42aに噛
合するため、ディスクトレイ27が図3に矢印B2で示
す方向に移動する。
ル26上のディスク(図示せず)を機器筐体(図示せ
ず)外に取り出すには、モータ28を図3に矢印C2で
示す方向に回転させることにより行う。すなわち、図1
0においてモータ28の回転によって第1プーリ29が
負方向に回転すると、この回転力が無端駆動ベルト32
を介して第2プーリ30に伝達され、この伝達力が第1
減速伝達ギヤ38,第2減速伝達ギヤ39を介して歯車
体42の内歯42bに伝達されるため、第2プーリ30
のギヤ部30aが太陽ギヤとして機能すると共に、第2
減速伝達ギヤ39が遊星ギヤとして機能してアーム板3
4が図9に示すようにガイドブロック43の円弧ガイド
43bに沿って図3に矢印D2で示す方向に回動し、こ
の回動方向と同一の方向に軸体33が回動してディスク
ドライブユニット支持板11が図4に矢印A2で示す方
向に回動した後、第2減速伝達ギヤ39のギヤ部39a
が歯車体42の内歯42bに代わってラック42aに噛
合するため、ディスクトレイ27が図3に矢印B2で示
す方向に移動する。
【0044】なお、本実施例においては、トレイ受け
8,9に第1緩衝材10a,10bをに装填すると共
に、第1ピンa,52aに第2緩衝材55,56を装着
する例を示したが、本発明はこれに限定されず、第1緩
衝材10a,10bを位置決め片44,45に装着する
と共に、ディスクトレイ27の上側側縁に装着してもよ
いことは勿論よい。すなわち要するに、本発明はトレイ
受け8,9とディスクトレイ27間に第1緩衝材10
a,10bを介装すると共に、ディスクトレイ27とト
レイ押圧体51,52間に第2緩衝材55,56を介装
したものであればよいのである。
8,9に第1緩衝材10a,10bをに装填すると共
に、第1ピンa,52aに第2緩衝材55,56を装着
する例を示したが、本発明はこれに限定されず、第1緩
衝材10a,10bを位置決め片44,45に装着する
と共に、ディスクトレイ27の上側側縁に装着してもよ
いことは勿論よい。すなわち要するに、本発明はトレイ
受け8,9とディスクトレイ27間に第1緩衝材10
a,10bを介装すると共に、ディスクトレイ27とト
レイ押圧体51,52間に第2緩衝材55,56を介装
したものであればよいのである。
【0045】また、本発明におけるトレイ押圧体51,
52の形状,取付位置と第1緩衝材10a,10bと第
2緩衝材55,56の材質等は、前述した実施例に限定
されるものではなく、本発明の技術思想に基づいて各種
の有効な変形,変更が可能である。
52の形状,取付位置と第1緩衝材10a,10bと第
2緩衝材55,56の材質等は、前述した実施例に限定
されるものではなく、本発明の技術思想に基づいて各種
の有効な変形,変更が可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ィスクが載置されるディスクテーブルを有する支持体を
回動自在に保持する基台と、この基台に進退自在に設け
られディスクテーブルが挿通可能な開口窓を有するディ
スクトレイとを備え、このディスクトレイおよび支持体
を各々ディスクローディング状態とディスクアンローデ
ィング状態において押圧するレバーを基台に揺動自在に
設けると共に、これら各レバーとトレイ進退方向に間隔
をもって配列されるトレイ受けを設け、これら各トレイ
受けとディスクトレイ間およびディスクトレイとレバー
間にトレイ振動吸収用の緩衝材を介装したので、基台に
対するディスクトレイの安定した位置決めを行うことが
できると共に、ディスクトレイから発生する振動を緩衝
材によって吸収することができる。
ィスクが載置されるディスクテーブルを有する支持体を
回動自在に保持する基台と、この基台に進退自在に設け
られディスクテーブルが挿通可能な開口窓を有するディ
スクトレイとを備え、このディスクトレイおよび支持体
を各々ディスクローディング状態とディスクアンローデ
ィング状態において押圧するレバーを基台に揺動自在に
設けると共に、これら各レバーとトレイ進退方向に間隔
をもって配列されるトレイ受けを設け、これら各トレイ
受けとディスクトレイ間およびディスクトレイとレバー
間にトレイ振動吸収用の緩衝材を介装したので、基台に
対するディスクトレイの安定した位置決めを行うことが
できると共に、ディスクトレイから発生する振動を緩衝
材によって吸収することができる。
【0047】したがって、ディスク記録および/または
再生モード時にディスクドライブユニット支持板上にお
ける光学ピックアップ装置の対物レンズを駆動変位させ
る所謂フォーカシングサーボおよびトラッキングサーボ
や外部から伝播する振動によるディスクトレイの共振を
防止してディスクトレイから支持板上の光学系への振動
伝播を阻止することができるから、電源供給装置を電気
的に安定した状態で動作させることができ、情報信号の
良好な記録および/または再生を行うことができる。
再生モード時にディスクドライブユニット支持板上にお
ける光学ピックアップ装置の対物レンズを駆動変位させ
る所謂フォーカシングサーボおよびトラッキングサーボ
や外部から伝播する振動によるディスクトレイの共振を
防止してディスクトレイから支持板上の光学系への振動
伝播を阻止することができるから、電源供給装置を電気
的に安定した状態で動作させることができ、情報信号の
良好な記録および/または再生を行うことができる。
【図1】本発明に係るディスク記録および/または再生
装置のディスクローディング機構を示す分解斜視図。
装置のディスクローディング機構を示す分解斜視図。
【図2】同じく本発明におけるディスク記録および/ま
たは再生装置のディスクローディング機構の組立状態を
示す斜視図。
たは再生装置のディスクローディング機構の組立状態を
示す斜視図。
【図3】本発明におけるディスクローディング機構の駆
動機構を示す分解斜視図。
動機構を示す分解斜視図。
【図4】本発明におけるディスクローディング機構のア
ンローディング状態を示す断面図。
ンローディング状態を示す断面図。
【図5】本発明におけるディスクローディング機構のロ
ーディング完了状態を示す断面図。
ーディング完了状態を示す断面図。
【図6】本発明におけるトレイ押圧体のアンローディン
グ状態を示す側面図。
グ状態を示す側面図。
【図7】本発明におけるトレイ押圧体のローディング完
了状態を示す側面図。
了状態を示す側面図。
【図8】本発明におけるディスクローディング機構のア
ンローディング状態を一部断面して示す平面図。
ンローディング状態を一部断面して示す平面図。
【図9】本発明におけるディスクローディング機構のロ
ーディング途中の状態を一部断面して示す平面図。
ーディング途中の状態を一部断面して示す平面図。
【図10】本発明におけるディスクローディング機構の
ローディング完了状態を一部断面して示す平面図。
ローディング完了状態を一部断面して示す平面図。
1…シャーシ、8,9…トレイ受け、10a,10b…
第1緩衝材、11…ディスクドライブユニット支持板、
20…光学ピックアップ装置、26…ディスクテーブ
ル、27…ディスクトレイ、27c…開口部、44,4
5…位置決め片、51,52…押圧レバー、51a,5
2a…第1ピン、51b,52b…第2ピン、55,5
6…第2緩衝材。
第1緩衝材、11…ディスクドライブユニット支持板、
20…光学ピックアップ装置、26…ディスクテーブ
ル、27…ディスクトレイ、27c…開口部、44,4
5…位置決め片、51,52…押圧レバー、51a,5
2a…第1ピン、51b,52b…第2ピン、55,5
6…第2緩衝材。
Claims (1)
- 【請求項1】 ディスクが載置されるディスクテーブル
を有する支持体を回動自在に保持する基台と、この基台
に進退自在に設けられ前記ディスクテーブルが挿通可能
な開口窓を有するディスクトレイとを備え、このディス
クトレイおよび前記支持体を各々ディスクローディング
状態とディスクアンローディング状態において押圧する
レバーを前記基台に揺動自在に設けると共に、これら各
レバーとトレイ進退方向に間隔をもって配列されるトレ
イ受けを設け、これら各トレイ受けとディスクトレイ間
およびディスクトレイとレバー間にトレイ振動吸収用の
緩衝材を介装したことを特徴とするディスク記録および
/または再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3260124A JPH05101506A (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | デイスク記録および/または再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3260124A JPH05101506A (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | デイスク記録および/または再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05101506A true JPH05101506A (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=17343627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3260124A Pending JPH05101506A (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | デイスク記録および/または再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05101506A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1622141A1 (en) * | 2004-07-28 | 2006-02-01 | Samsung Electronics Co, Ltd | Vibration preventing device and optical disc drive having the same |
US7013474B2 (en) | 2001-10-19 | 2006-03-14 | Sony Computer Entertainment Inc. | Disk drive apparatus having movably-positioned vibration-absorbing member |
US7089570B2 (en) * | 2001-07-23 | 2006-08-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Optical disc changer |
-
1991
- 1991-10-08 JP JP3260124A patent/JPH05101506A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7089570B2 (en) * | 2001-07-23 | 2006-08-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Optical disc changer |
US7013474B2 (en) | 2001-10-19 | 2006-03-14 | Sony Computer Entertainment Inc. | Disk drive apparatus having movably-positioned vibration-absorbing member |
EP1622141A1 (en) * | 2004-07-28 | 2006-02-01 | Samsung Electronics Co, Ltd | Vibration preventing device and optical disc drive having the same |
CN100446114C (zh) * | 2004-07-28 | 2008-12-24 | 三星电子株式会社 | 防振装置以及具有该装置的光盘驱动器 |
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