JPH047026B2 - - Google Patents

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JPH047026B2
JPH047026B2 JP60090645A JP9064585A JPH047026B2 JP H047026 B2 JPH047026 B2 JP H047026B2 JP 60090645 A JP60090645 A JP 60090645A JP 9064585 A JP9064585 A JP 9064585A JP H047026 B2 JPH047026 B2 JP H047026B2
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JP
Japan
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disk
carry
turntable
carrying
gear
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60090645A
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English (en)
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JPS61248262A (ja
Inventor
Shigeji Furusawa
Toshio Hirano
Kazuharu Takasaki
Isami Kenmochi
Yasuhiko Seto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP60090645A priority Critical patent/JPS61248262A/ja
Publication of JPS61248262A publication Critical patent/JPS61248262A/ja
Publication of JPH047026B2 publication Critical patent/JPH047026B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/022Positioning or locking of single discs
    • G11B17/028Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation
    • G11B17/0282Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation by means provided on the turntable
    • G11B17/0283Two or more turntables

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はデイスクプレーヤに関し、特に外径が
異なる複数種のデイスクの演奏を可能としたデイ
スクプレーヤにおけるデイスク搬送機構に関す
る。
背景技術 近時、光学式ビデオデイスクとコンパクトデイ
スクの両方が再生できるデイスクプレーヤが開発
されている。これらのデイスクを回転させるため
にはデイスクを担持するターンテーブルと該ター
ンテーブルを回転駆動するスピンドルモータが使
用されるが、光学式ビデオデイスクとコンパクト
デイスクではそのセンターホール径、クランピン
グエリア、信号開始直径などデイスク規格で規定
されるデイメンシヨンが大きく相違しており、両
デイスクを共通して保持できるターンテーブルの
実現は困難であつた。また、デイスク上にミクロ
ンオーダーで刻まれたピツト(へこみ)を正確に
トレースするためには、ピツクアツプの性能と共
に、デイスクの回転制御を極めて正確になす必要
がある。コンパクトデイスクに対してデイスク外
径、重量が大きい光学式ビデオデイスクの再生回
転数は比較的高いので、これを回転せしめるスピ
ンドルモータとしては高負荷高速回転に適したも
のが要求される。
一方、重量が光学式ビデオデイスクの約1/10と
小型軽量のコンパクトデイクは再生回転数も低
く、これを回転駆動する場合はコギング及びトル
ク変動等の影響を受け易く、極めて高精度な回転
制御を行う必要がある。
上記のような理由から、既に開発されているデ
イスクプレーヤにおいてはスピンドルモータを共
用とせずに、光学式ビデオデイスク及びコンパク
トデイスクの夫々に専用のスピンドルモータを設
けている。なお、光学式デイスクプレーヤ及びコ
ンパクトデイスクは上記した相違点はあるにして
も、どちらも透明樹脂面を介してレーザビームの
焦点をピツト上に結んでその反射光によつて情報
信号を読み取つていることから、単一のピツクア
ツプによつて該両デイスクの情報信号を読み取る
形式が採用されている。
第13図aは既に開発されたデイスクプレーヤ
の要部概略を示すものである。図示されるよう
に、光学式ビデオデイスク201を担持して図示
せぬスピンドルモータにより回転駆動せしめられ
る第1ターンテーブル202とコンパクトデイス
ク(後述)を担持して図示せぬスピンドルモータ
により回転駆動せしめられる第2ターンテーブル
203が、各々の回転中心軸が同一平面内に位置
するように配置されており、各々矢印Y方向及び
その反対方向(例えばデイスクプレーヤの前後方
向)において往復動自在となつている。図示され
てはいないが、第1ターンテーブル202及び第
2ターンテーブル203を移動せしめるための移
動手段が設けられている。なお、第13図aに示
されている第1ターンテーブル202の位置が各
ターンテーブルのデイスク回転駆動位置であり、
この位置にあるターンテーブルのデイスク担持面
を含む平面に沿つて、この場合、矢印Y方向に対
して垂直な矢印X方向及びその反対方向(例えば
デイスクプレーヤの左右方向)においてキヤリツ
ジ204が往復動するようになされている。キヤ
リツジ204は対物レンズ205を含む光学式ピ
ツクアツプ手段を内装したものである。
第13図bはコンパクトデイスク206を再生
するときの状態を示したものであるが、第2ター
ンテーブル203が上記デイスク回転駆動位置に
移動し、第1ターンテーブル202は該位置から
離脱せしめられている。
一方、既に開発されなデイスクプレーヤは、プ
レーヤハウジングの外部に突出し得かつ演奏さる
べきデイスクを担持するデイスク担持部を含みデ
イスクを演奏位置に搬送するデイスク搬送機構を
備えている。プレーヤハウジング外においてデイ
スク担持部上に載置されたデイスクを演奏位置、
すなわち上記デイスク回転駆動位置にあるターン
テーブルのデイスク担持面上に位置決めする場
合、該デイスク担持面に平行な方向及びこれと垂
直な方向の2方向に移動して搬送することが行わ
れる。第14図には既に開発されたデイスクプレ
ーヤが有するデイスク担持部の主要部分としての
キヤリイ208が示されている。図示されるよう
に、キヤリイ208には直径約30cm及び20cmの光
学式ビデオデイスク201を夫々担持する第1デ
イスク担持面208a,208bと、コンパクト
デイスク206を担持する第2デイスク担持面2
08cとが各々同心的に設けられている。上記の
如く、異種デイスクを同一のキヤリイにてプレー
ヤハウジング内に搬入し且つプレーヤハウジング
外に搬出するデイスク搬送機構においては、キヤ
リイの収納時におけるデイスク演奏手段へのデイ
スクの受け渡し及び演奏手段からの受け取りの位
置とキヤリイ突出位置におけるデイスク載置位置
との関係が固定していると設計上の自由度が著し
く制限されて小型化の要請に十分応えられないこ
とになる。
発明の目的 本発明は上記した点に鑑みてなされたものであ
つて、その目的とするところはデイスクプレーヤ
全体としての小型化に寄与すると共にデイスクの
装填及び回収をなす際の操作性が良好なデイスク
搬送機構を提供することである。
発明の構成 本発明によるデイスク搬送機構は、プレーヤハ
ウジングに対して突出収納自在に設けられてデイ
スクを担持してこれをターンテーブルのデイスク
担持面と略平行な方向及びこれと略垂直な方向に
おいて移動せしめるためのデイスク担持部が、
夫々異なる径のデイスクを担持し得かつ互いにタ
ーンテーブルのデイスク担持面と略平行な面内に
おいて相対的に可動な第1及び第2キヤリイを有
し、該第1及び第2キヤリイを相対的に移動せし
めるキヤリイ移動機構を備え、第2キヤリイが担
持するデイスクの径が第1キヤリイが担持するデ
イスクの径よりも小さく、上記デイスク担持部が
ハウジング外に突出しているときには上記キヤリ
イ移動機構は、該第2キヤリイを第1キヤリイよ
りも該デイスク担持部の突出方向端部により近く
位置決めすることを特徴としている。
実施例 以下、本発明の実施例としてのデイスク搬送機
構を含むデイスクプレーヤを添付図面を参照しつ
つ説明する。
図において、参照符号1は当該デイスクプレー
ヤの全体を示している。
第1図に示されるように、ハウジング2の前面
部、すなわちフロントパネル3には、デイスク担
持部5が該ハウジングの外部に突出し得るよう
に、左右方向に伸長する長方形の開口部3aが設
けられている。但し、ここでいう左右には矢印Y
にて示される前方に向けてのものであり、矢印X
方向が左方である。また、矢印Zは上方を示す。
開口部3aの近傍には該開口部を閉塞するための
ドア6が設けられている。なお、フロントパネル
3上には当該デイスクプレーヤの操作をなすため
のスイツチ群7が設けられている。
ハウジング2内にはシヤーシ8が設けられてお
り、該シヤーシ上の所定位置には、第2図及び第
3図に示される略扇形の支持体10が配置されて
おり、且つ、ピン11を介してシヤーシ8にその
略中央部にて揺動自在に取り付けられている。ピ
ン11は前後方向(矢印Y方向及びその反対方
向)に伸長しており、従つて、支持体10の揺動
は前後方向に垂直な面内にてなされる。支持体1
0の揺動一端部にはその出力軸にターンテーブル
13aが嵌着された第1スピンドルモータ13b
が固設されている。この第1スピンドルモータ1
3bは、直径が約30cmあるいは20cmの光学式ビデ
オデイスク14(第1図参照)を回転駆動するた
めのものであつて、高負荷高速回転に適してい
る。なお、支持体10の後方には光学式ピツクア
ツプ手段を担持したキヤリツジ15が配置されて
おり、且つ、デイスク回転駆動位置にあるときの
第1ターンテーブル13aのデイスク担持面13
cを含む平面に沿つて移動するように、図示せぬ
ガイド機構によつて案内されている。
一方、支持体10の揺動他端部には、その出力
軸に第2ターンテーブル19aが嵌着されて直径
約12cmのコンパクトデイスク18(第1図参照)
を回転せしめるための第2スピンドルモータ19
bが設けられている。第1及び第2ターンテーブ
ル13a,19aは、該両ターンテーブルの回転
中心軸が同一面内に位置するように支持体10に
取り付けられている。
支持体10を駆動するための駆動機構について
第2図及び第3図に基づいて説明する。
シヤーシ8には第2図に示されるモータ20が
取り付けられている。このモータ20の出力軸に
は減速手段の一部としてのウオーム20aが嵌着
されている。ウオーム20aは、該ウオームと共
に減速手段を構成する歯車21のウオームホイー
ル部21aと噛合している。歯車21はシヤーシ
8に固定された歯車軸22に回動可能に取り付け
られている。歯車21は平歯車部21bを有して
おり、該平歯車部は支持体10がピン11を中心
として揺動するにしたがつて、ラツク23a,2
3bに噛み合うようになつている。
支持体10の側面には内歯車24が固定されて
おり、また、この側面の両端にはコイルスプリン
グ25a,25bの一端が固定されている。これ
により、上述したように、支持体10がピン11
を中心に揺動するにしたがつて、歯車21の平歯
車部21bはコイルスプリング25a,25bに
よつて外側に付勢され、ガイド26a,26bに
沿つて、摺動自在に取り付けられたラツク23
a,23bと噛み合うようになつている。また、
支持体10の側面には調整ネジ27a,27bが
取り付けられており、該調整ネジにはコイルスプ
リング25a,25bによつて付勢されたラツク
23a,23bが圧着されている。
さらに、支持体10の側面には、モータ停止ス
イツチ28a,28b、並びに位置決めピン29
a,29bが取り付けられている。この位置決め
ピン29a,29bは、第1及び第2ターンテー
ブル13a及び19aが上述したデイスク回転駆
動位置に位置決めされるように、シヤーシ8上に
固設されたストツパ30a,30bに当接するよ
うになつている。
上記したモータ20と、歯車21と、ラツク2
3a,23bと、内歯車24と、コイルスプリン
グ25a,25bと、ガイド26a,26bと、
位置決めピン29a,29bと、これらに関連す
る周辺小部材とにより、支持体10を駆動するた
めの駆動機構が構成されている。また、該駆動機
構と、第1及び第2ターンテーブル13a,19
aと、第1及び第2スピンドルモータ13b,1
9bと、光学式ピツクアツプ手段を含むキヤリツ
ジ15と、これらに関連する周辺小部材とによつ
て、デイスク演奏をなす演奏手段が構成されてい
る。
次いで、前述したデイスク担持部5を含む演奏
さるべきデイスクを演奏位置に搬送するデイスク
搬送機構について説明する。
第1図及び第4図に示されるように、デイスク
担持部5は、第1ターンテーブル13a上に載置
さるべき光学式ビデオデイスク14を担持する第
1キヤリイ32と、第2ターンテーブル19a上
に載置さるべきコンパクトデイスク18を担持す
る第2キヤリイ33を有している。第1キヤリイ
32の上面には直径約30cm及び20cmの光学式ビデ
オデイスクが各々嵌挿される2つの円形状の浅い
凹部32a,32bが同心的に形成されている。
また、第2キヤリイ33の上面にはコンパクトデ
イスク18が嵌挿可能な円形状凹部33aと、直
径20cmの光学式ビデオデイスク用に第1キヤリイ
32に設けられた上記円形凹部に連続し得る部分
33bとが形成されている。第1キヤリイ32の
下部には、デイスク回転駆動位置にある第1及び
第2ターンテーブル13a,19aのデイスク担
持面と平行な面内、この場合、前後方向(矢印Y
方向及びその反対方向)に伸長する左右一対のガ
イドシヤフト34が設けられており、第2キヤリ
イ33は該両ガイドシヤフトに摺動自在に取り付
けられている。なお、第1図及び第4図は第2キ
ヤリイ33が移動する前の状態を示し、この状態
において、第2キヤリイ33、従つて、該第2キ
ヤリイに形成されたコンパクトデイスク嵌挿用の
円形状凹部33aは、デイスク担持部5のハウジ
ング2からの突出方向端部の近傍に位置してい
る。第2キヤリイ33の左側部には突起33dが
形成されおり、第1キヤリイ32の下面にに突設
された2つの係止部32d及び32eにこの突起
33dが係合することによつて、第1キヤリイ3
2に対する第1キヤリイ33の移動が所定範囲内
に規制される。
第4から明らかなように、第1キヤリイ32の
下面には前後方向に伸長するスライド部材35が
設けられており、該スライド部材は第1キヤリイ
32に対して前後方向において所定範囲内で往復
動可能となつている。
スライド部材35には、一端にて第1キヤリイ
32に取り付けられたコイルスプリング36の他
端が連結されており、該スライド部材は該コイル
スプリングによつて後方(反矢印Y方向)に向け
てのバイアス力を付与されている。スライド部材
35には、その移動方向に関する一側に移動方向
に沿つてラツク部35aが形成されており、第1
キヤリイ32の下面に設けられた歯車38が該ラ
ツク部に噛合している。この歯車38は同軸上に
設けられた大小2つの歯車39,40を有し、ラ
ツク部35aと噛合しているのは小歯車40であ
る。大歯車39は、第2キヤリイ33の左右両側
に上記ラツク部35aに対応して設けられた他の
ラツク部33eと噛合している 一方、やはり第4図に示されるように、ハウジ
ング2内の所定位置にはスライド部材35の後端
部が当接し得るL字状の当接部2aが設けられて
いる。すなわち、デイスク担持部5の後方移動の
途中でスライド部材35の後端部が当接部2aに
当接し、この状態からデイスク担持部5が更に後
方に移動することによつて第2キヤリイ33が第
1キヤリイ32に対して後方に移動するようにな
されているのである。
第7図ないし第9図はスライド部材35と第2
キヤリイ33との間に介装された歯車38の構成
部材を個別に示したものである。図示されるよう
に、歯車38の構成部材である大歯車39にはボ
ス部39aが設けられており、小歯車40は該ボ
ス部に回動自在に嵌合している。小歯車40の一
方の主面には一対のフツク部40aが形成されて
おり、該フツク部に対応して大歯車に形成された
一対の扇状開口部39b内に該フツク部が嵌挿せ
しめられることによつて、小歯車40が大歯車3
9に対して所定範囲内で回動可能となつている。
また、扇状開口部39bの内縁には鍔部39cが
設けられており、フツク部40aは該鍔部に係合
しており、これによつて、大歯車39に対する小
歯車40の脱落防止がなされている。大歯車39
と小歯車40との間には第9図に示されるリング
スプリング41が介装されている。リングスプリ
ング41の一端部は大歯車39の主面に突設され
た2つの突起39d,39eの間に係止され、ま
た、該リングスプリングの他端部は小歯車40の
フツク部40aに係止されている。すなわち、大
歯車39と小歯車40はリングスプリング41が
有する弾発力を介して連結されているのであり、
これによつて該両歯車間に所定以上の回動力が加
えられたときに該両歯車が相対的に回動する。な
お、上述した構成から明らかなように、デイスク
担持部5がハウジング2の外部に突出するときに
は、コイルスプリング36のバイアス力がスライ
ド部材35及び歯車38を介して第2キヤリイ3
3に伝達され、該第2キヤリイは第4図に示され
る位置に復帰せしめられる。
上記したスライド部材35と、歯車38と、第
2キヤリイ33に形成されたラツク部33eと、
バイアス力付与手段たるコイルスプリング36と
によつて、第1キヤリイ32に対する第2キヤリ
イ33の移動をデイスク担持部5のハウジング2
に対する突出収納動作に応じてなすキヤリイ移動
機構が構成されている。
ここで、スライド部材35の後端部が当接すべ
くハウジング2内に突設された当接部2aの位置
を適宜定めることなどにより、第1キヤリイ32
に対する第2キヤリイ33の後方移動が、デイス
ク担持部5の後方への駆動が開始された後に開始
されるように設定されている。デイスク担持部5
は、第1図に示される突出位置から第4図に示さ
れる位置までは手動にてハウジング2内に押し込
まれ、この後、後述する駆動機構によつて該ハウ
ジング内に完全に収納せしめられるのであるが、
第2キヤリイ33の後方移動開始時期を上記の如
く定めることによつて、手動による押し込み時に
無理な力が加えられることがあつても第2キヤリ
イ33等の部材に悪影響が及ぶことがなくなるの
である。
第4図及び第5図に示されるように、デイスク
担持部5を左右両側にて挾むように一対の矩形板
状の支持部材44が設けられており、デイスク担
持部5は該両支持部材によつて第1ターンテーブ
ル13aのデイスク担持面13cと平行な方向、
この場合、前後方向(矢印Y方向及びその反対方
向)において移動自在に支えられている。第5図
から明らかなように、支持部材44の外側面には
前後方向において離隔する一対のピン44aが突
設されており、該両ピンはシヤーシ8に形成され
たL字状案内孔8aに移動自在に嵌挿せしめられ
ている。すなわち、該L字状案内孔に沿つて支持
部材44が移動するようになつているのである。
L字状案内孔8aは、第1ターンテーブル13a
のデイスク担持面13cと平行に伸長する平行部
分8bと、該平行部分の後端部に連続して上記デ
イスク担持面13cに対して垂直に伸びる垂直部
分8cとから成る。支持部材44と共にL字状案
内孔8aを挾むように、左右一対の矩形板状移動
部材45が設けられている。各移動部材45は前
後方向(矢印Y方向及びその反対方向)において
移動自在にシヤーシ8に取り付けられたものであ
る。各支持部材44に突設されたピン44aは、
シヤーシ8のL字状案内孔8aを通じて、各移動
部材45に形成されたカム孔45aに摺動自在に
係合している。カム孔45aは第1ターンテーブ
ル13aのデイスク担持面13cと平行な方向、
この場合、前後方向に伸長する平行部分45b
と、該平行部分の後端部に連続し且つ後方(反矢
印Y方向)に向けて上方(矢印Z方向)に傾斜す
る傾斜部分45cとから成る。即ち、各移動部材
45が支持部材44に対して前記方向に移動した
ときに該支持部材及び該支持部材に支えられたデ
イスク担持部5が上下方向、すなわち第1ターン
テーブル13aのデイスク担持面13cと垂直な
方向に移動するようにカム孔45aが形成されて
いるのである。
第5図から明らかなように、一対の移動部材4
5の下端部にはラツク部45eが形成されてお
り、一方の移動部材の該ラツク部に歯車47が噛
合している。この歯車47は、該歯車と噛合する
他の歯車48、歯車48と噛合する歯車部49a
が一体成形されたプーリ49、ベルト50及び小
プーリ51を介してモータ52の出力軸と連結さ
れている。なお、図示されてはいないが、歯車4
7が一端部に嵌着されたシヤフト53の他端部は
もう一方の移動部材45の近傍に達しており、該
他端部に、該移動部材に形成されたラツク部と噛
合する歯車が嵌着されている。すなわち、歯車4
7が回動することによつて、左右一対の移動部材
45が共に移動するようになつているのである。
上記した歯車47,48と、プーリ49と、ベ
ルト50と、小プーリ51と、モータ52と、シ
ヤフト53等によつて、上記一対の移動部材45
を同期して駆動する駆動手段が構成されている。
また、該駆動手段と、各支持部材44と、両移動
部材45と、シヤーシ8のL字状案内孔8aと、
これらに関連する周辺小部材とにより、デイスク
担持部5を駆動する駆動機構が構成されている。
図示されてはいないが、デイスク担持部5がハ
ウジング2内への収納方向(後方)に移動せしめ
られて支持部材44に対する移動限界位置に達す
ると該デイスク担持部を該支持部材に対してロツ
クするロツク手段が設けられている。また、支持
部材44が移動部材45と共にデイスク担持部収
納方向に移動せしめられるように、該支持部材の
ピン44aがL字状案内孔8aの平行部分8b及
び垂直部分8cの交差部に達するまでは該支持部
材を移動部材45に対してロツクし、且つ、ピン
44aが該交差部に達すると該ロツク状態を解除
せしめ且つ支持部材44をシヤーシ8に対して収
納方向のみロツクするロツク・解除手段が設けら
れれている。
これらロツク手段及びロツク・解除手段と、デ
イスク担持部5と、スライド部材35等から成る
キヤリイ移動機構(前述)と、シヤーシ8と、移
動部材45等を含むデイスク担持部駆動用の駆動
機構(前述)と、これらに関連する周辺の小部材
とによつて、演奏位置すなわち各ターンテーブル
上に演奏さるべきデイスクを搬送するデイスク搬
送機構が構成されている。
第5図に示されるように、移動部材45の下端
にはラツク部45eの後方に他のもう1つのラツ
ク部45fが形成されている。そのラツク部45
fには回転形式のポテンシヨメータ55を動作せ
しめるための歯車56が噛合している。なお、ポ
テンシヨメータ55及び歯車56はシヤーシ8の
下端部に突設されたブラケツト部8eに取り付け
られている。図示はしないが、当該デイスクプレ
ーヤの動作制御をなす制御回路にはポテンシヨメ
ータ55の端子電圧と基準電圧を比較するコンパ
レータが組み込まれている。同じく第5図に示さ
れるように、シヤーシ8の前後両端部近傍には、
移動部材45の前端部及び後端部が各々係合する
ことによつて該移動部材、従つてデイスク担持部
5の移動開始位置及び移動終了位置を検知する一
対の検知スイツチ57及び58が取り付けられて
いる。これらポテンシヨメータ55、コンパレー
タ(上述)及び検知スイツチ57,58等によ
り、デイスク担持部5の位置検出をなす位置検出
手段が構成されている。
なお、移動部材45、従つてデイスク担持部5
の位置検出は、ポテンシヨメータ55のみにても
可能なのであるが、上記のように検知スイツチ5
7,58を併用することによつてデイスク担持部
5の位置検出精度が向上すると共に、上記した制
御回路の構成も簡略化し得るのである。また、ポ
テンシヨメータ55を動作させるための歯車56
を移動部材45のラツク部45fに噛合させてい
るが、該歯車が歯車47または歯車48と噛合す
る構成とすることも出来る。更に、当該デイスク
プレーヤにおいては回転形式のポテンシヨメータ
が使用されているが、直線変位形式のいわゆるス
ライドボリユームを用いることも可能である。
次いで、演奏位置に搬送されたデイスクをクラ
ンプするクランプ機構について説明する。
第4図及び第5図に示されるように、ハウジン
グ2内には左右方向において伸長する略矩形板状
の一対の保持部材62が設けられている。保持部
材62は前端部においてピン44cを介して支持
部材44に揺動自在に取り付けられている。ま
た、該保持部材の揺動方向は第1ターンテーブル
13aのデイスク担持面13cに対して略垂直な
方向となつている。但し、保持部材62の後端部
に形成された弧状切欠部62aが、支持部材45
に突設された他のピン44dに僅かな間〓を以て
嵌合しており、これによつて、保持部材62の下
方への揺動が所定範囲にて規制され、ピン44c
を支点とする揺動動作がなし得るように構成され
ている。第6図に示されるように、保持部材62
の下面には、第1及び第2ターンテーブル13
a,19aと協働してデイスククランプ作用をな
す円盤状の押圧部材64が回転自在に取り付けら
れている。第5図に示されるように、保持部材6
2の後端部にはコイルスプリング66が連結され
ている。該コイルスプリングは、押圧部材64が
第1及び第2ターンテーブル13a,19aに近
づく方向に保持部材62を付勢する作用をなす。
上記した押圧部材64と、これを保持する保持
部材62と、付勢手段としてのコイルスプリング
66等とによつて、演奏位置すなわち各ターンテ
ーブル上に搬送されたデイスクをクランプするク
ランプ機構が構成されている。
次に、上記した構成のデイスクプレーヤの動作
を、第10図ないし第12図をも参照しつつ演奏
手順に沿つて簡単に説明する。
まず、コンパクトデイスク18(第1図参照)
を演奏する場合について説明する。第1図に示さ
れるようにデイスク担持部5をハウジング2外に
完全に突出させ、該デイスク担持部上の所定位置
にコンパクトデイスク18を載置する。なお、デ
イスク担持部5のハウジング外への突出動作は以
下に述べる収納動作の全く逆の過程を辿つてなさ
れるので詳述しない。
コンパクトデイスク18をデイスク担持部5上
に載置したら、第4図ないし第6図に示される位
置までデイスク担持部5を手動にてハウジング2
内に押し込む。デイスク担持部5がこの位置に達
すると所定の検知スイツチが動作し、これによつ
て、第5図に示されるモータ52が回転を始め
る。このとき、デイスク担持部5は支持部材44
に対してロツク手段によりロツク状態となり、一
体的に引き込まれ始める。故に、デイスク担持部
5は後方(反矢印Y方向)に移動してハウジング
2内に完全に収納される。また、第10図に示さ
れるように第2キヤリイ33が第2ターンテーブ
ル19aに対応する位置に移動せしめられる。ま
た、このとき、図示せぬ判別手段によつて演奏さ
るべきデイクスの直径が判別される。第11図に
示されるように、移動部材45は更に後方に所定
距離だけ駆動される。従つて、デイスク担持部5
は、支持部材44と共に下降し、コンパクトデイ
スク18は第2ターンテーブル19a上に載置さ
れ、且つ、第12図に示される如くクランプされ
る。この状態でモータ52は停止し、デイスク演
奏が可能になる。
コンパクトデイスク18のローデイングが完了
すると、第2スピンドルモータ19bが回転して
キヤリツジ15(第1図参照)が動作し始めてデ
イスク演奏が開始される。
演奏が終了してキヤリツジ15がその移動限界
位置に達したことが図示せぬ検知スイツチにより
検知されると、キヤリツジ15及び第2スピンド
ルモータ19bは停止せられ、同時にモータ52
が反転動作を始める。従つて、前にも述べたよう
に、デイスク担持部5は上記と全く逆の過程を辿
つてハウジング2の外部に突出し、ロツクが解除
され、デイスク担持部5は支持部材44に対して
前後方向にフリーとなり第4図ないし第6図に示
される状態となる。この後、デイスク担持部5を
手動にて引き出してコンパクトデイスク18を回
収する。
なお、演奏されるデイスクが光学式ビデオデイ
スク14(第1図参照)である場合も、上述した
コンパクトデイスク18のローデイングとほぼ同
様であるので詳述しない。また、第1及び第2タ
ーンテーブル13a,19aの移動、すなわち支
持体10の揺動は、上記判別手段からの信号に応
じて行われる。
発明の効果 以上詳述した如く、本発明によるデイスク搬送
機構においては、プレーヤハウジングに対して突
出収納自在に設けられてデイスクを担持してこれ
をターンテーブルのデイスク担持面と略平行な方
向及び該方向に略垂直な方向において移動せしめ
るためのデイスク担持部が、夫々異なる径のデイ
スクを担持し得かつ互いにターンテーブルのデイ
スク担持面と略平行な面内において相対的に可動
な第1及び第2キヤリイを有し、該第1及び第2
キヤリイを相対的に移動せしめるキヤリイ移動機
構を備えている。
かかる構成においては、デイスク演奏時には第
1キヤリイ32及び第2キヤリイ33の各中心位
置がターンテーブル中心に一致するように設定す
ると共に、デイスク交換時すなわちデイスク担持
部5がプレーヤハウジング外に突出しているとき
には下記の如く小径デイスク担持用の第2キヤリ
イ33が第1キヤリイ32に対して突出方向側に
位置するように自在に設定することが出来るので
ある。すなわち、デイスク径の大小に拘らず、デ
イスク担持部5の収納に必要な距離を、本願の第
14図に示す従来のデイスク担持部の場合と同様
することが出来、それ故にプレーヤ本体の奥行き
寸法を小さく抑えることができ、プレーヤ全体と
しての小型化の要請に十分応え得るのである。
また、本発明によるデイスク搬送機構において
は、デイスク担持部5がプレーヤハウジング外に
突出しているときにはキヤリイ移動機構が、該第
2キヤリイを第1キヤリイよりも該デイスク担持
部の突出方向端部により近く位置決めするように
なされている。
故に、この小径のデイスクを演奏する場合、上
記デイスク担持部を、該小径デイスクの外径より
も僅かに大きい距離だけプレーヤハウジング外に
突出せしめることによつて該小径デイスクを上記
第2キヤリイ上に載置せしめ得るのである。よつ
て、デイスクの装填及び回収をなす際の操作性が
極めて良好となつているのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るデイスクプレーヤの全体
を示す斜視図、第2図及び第3図は各ターンテー
ブルとその周辺部材の詳細図、第4図及び第5図
は当該デイスクプレーヤの内部構造の各々平面図
及び側面図、第6図はクランプ機構を説明するた
めの図、第7図aないし第9図は上記内部構造の
一部詳細図、第10図ないし第12図は当該デイ
スクプレーヤの動作を説明するための図、第13
図aないし第14図は既に開発されたデイスクプ
レーヤの要部を説明するための図である。 主要部分の符号の説明、2……ハウジング、5
……デイスク担持部、8……シヤーシ、10……
支持帯、11……ピン、13a……第1ターンテ
ーブル、13b……第1スピンドルモータ、14
……光学式ビデオデイスク、18……コンパクト
デイスク、19a……第2ターンテーブル、19
b……第2スピンドルモータ、20……モータ、
32……第1キヤリイ、33……第2キヤリイ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 デイスクプレーヤによつて演奏されるべきデ
    イスクを担持してこれを前記デイスクプレーヤの
    ハウジング2内のターンテーブル13a,19a
    のデイスク担持面上に搬送するデイスク搬送機構
    であつて、前記ハウジングの外部に突出し得かつ
    前記デイスクを担持して前記ターンテーブルのデ
    イスク担持面と略平行な方向及びこれと略垂直な
    方向において前記デイスクを移動せしめるための
    デイスク担持部5と、前記デイスク担持部を駆動
    する駆動機構とを有し、前記デイスク担持部はデ
    イスクを担持する第1キヤリイ32と、前記第1
    キヤリイにより担持されるデイスク14よりも小
    径のデイスク18を担持する第2キヤリイ33と
    を有し、前記第1キヤリイ及び第2キヤリイは前
    記ターンテーブルのデイスク担持面と略平行な面
    内において相対的に可能であり、前記第1キヤリ
    イ及び第2キヤリイの相対的な移動をなすキヤリ
    イ移動機構35,38,33e,36を備え、前
    記キヤリイ移動機構が前記デイスク担持部が前記
    ハウジング外に突出しているときには前記第2キ
    ヤリイを前記第1キヤリイよりも前記デイスク担
    持部の突出方向端部により近く位置決めすること
    を特徴とするデイスクプレーヤ。
JP60090645A 1985-04-26 1985-04-26 ディスクプレーヤにおけるディスク搬送機構 Granted JPS61248262A (ja)

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JPS61248262A JPS61248262A (ja) 1986-11-05
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US4829501A (en) * 1987-04-07 1989-05-09 Pioneer Electronic Corporation Clamper for disk player
JPH02101350U (ja) * 1989-01-26 1990-08-13
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JPS60177464A (ja) * 1984-02-24 1985-09-11 Hitachi Ltd デイスク装着機構
JPS6151681A (ja) * 1984-08-21 1986-03-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd デイスク再生装置

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