JPH041419B2 - - Google Patents

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JPH041419B2
JPH041419B2 JP60076018A JP7601885A JPH041419B2 JP H041419 B2 JPH041419 B2 JP H041419B2 JP 60076018 A JP60076018 A JP 60076018A JP 7601885 A JP7601885 A JP 7601885A JP H041419 B2 JPH041419 B2 JP H041419B2
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JP
Japan
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disk
spindle motor
disc
spindle
supporting
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JP60076018A
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Isami Kenmochi
Toshio Hirano
Kazuharu Takasaki
Yasuhiko Seto
Shigeji Furusawa
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Publication of JPS61236064A publication Critical patent/JPS61236064A/ja
Publication of JPH041419B2 publication Critical patent/JPH041419B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はデイスクプレーヤに関し、特に外径が
異なる複数種のデイスクの演奏を可能としたデイ
スクプレーヤに関する。
背景技術 近時、光学式ビデオデイスクとコンパクトデイ
スクの両方が再生できるデイスクプレーヤが開発
されている。これらのデイスクを回転させるため
にはスピンドルモータが使用されるが、光学式ビ
デオデイスクとコンパクトデイスクではそのセン
ターホール径、クランピングエリア、信号開始直
径などデイスク規格で規定されるデイメンシヨン
が大きく相違しており、両デイスクを共通して保
持できるスピンドルモータの実現は困難であつ
た。また、デイスク上にミクロンオーダーで刻ま
れたピツト(へこみ)を正確にトレースするため
には、ピツクアツプの性能と共に、デイスクの回
転制御を極めて正確になす必要がある。コンパク
トデイスクに対してデイスク外径、重量が大きい
光学式ビデオデイスクの再生回転数は比較的高い
ので、これを回転せしめるスピンドルモータとし
ては高負荷高速回転に適したものが要求される。
一方、重量が光学式ビデオデイスクの約1/10と
小型軽量のコンパクトデイスクは再生回転数も低
く、これを回転駆動する場合はコギング及びトル
ク変動等の影響を受け易く、極めて高精度な回転
制御を行う必要がある。
上記のような理由から、既に開発されているデ
イスクプレーヤにおいてはスピンドルモータを共
用とせずに、光学式ビデオデイスク及びコンパク
トデイスクの夫々に専用のスピンドルモータを設
けている。なお、光学式デイスクプレーヤ及びコ
ンパクトデイスクは上記した相違点はあるにして
も、どちらも透明樹脂面を介してレーザビームの
焦点をピツト上に結んでその反射光によつて情報
信号を読み取つていることから、単一のピツクア
ツプによつて該両デイスクの情報信号を読み取る
形式が採用されている。
第9図aは既に開発されたデイスクプレーヤの
要部概略を示すものである。図示されるように、
光学式ビデオデイスク201を回転駆動する第1
スピンドルモータ202とコンパクトデイスク
(後述)を回転駆動する第2スピンドルモータ2
03が、各々の回転中心軸が同一平面内に位置す
るように配置されており、各々矢印Y方向及びそ
の反対方向(たとえばデイスクプレーヤの前後方
向)において応復動自在となつている。図示され
てはいないが、第1スピンドルモータ202及び
第2スピンドルモータ203を移動せしめるため
の移動手段が設けられている。なお、第9図aに
示される第1スピンドルモータ202の位置が各
スピンドルモータのデイスク回転駆動位置であ
り、この位置にあるスピンドルモータのデイスク
担持面を含む平面に沿つて、この場合、矢印Y方
向に対して垂直な矢印X方向及びその反対方向
(デイスクプレーヤの左右方向)においてキヤリ
ツジ204が往復動するようになされている。キ
ヤリツジ204は対物レンズ205を含む光学式
ピツクアツプ手段を内装したものである。
第9図bはコンパクトデイスク206を再生す
るときの状態を示したものであるが、第2スピン
ドルモータ203が上記デイスク回転駆動位置に
移動し、第1スピンドルモータ202は該位置か
ら離脱せしめられている。
かかる構成のデイスクプレーヤにおいては第1
スピンドルモータ202及び第2スピンドルモー
タ203の往復動を行なうためにプレーヤハウジ
ング内に大きな空間を設けなければならず、デイ
スクプレーヤ全体が大型となつていた。また、2
つのスピンドルモータを往復動させる上記移動手
段も大出力のものが必要となり、これもデイスク
プレーヤの大型化を招来する原因となつていた。
更に、光学式ピツクアツプ手段との相対位置寸法
を高精度とする必要があることから、両スピンド
ルモータを上記デイスク回転駆動位置にて正確に
位置決めせねばならず、このための位置決め機構
が各々のスピンドルモータについて個別に設けら
れており、構造が複雑となつていた。
上記した話とは別となるが、既に開発されたデ
イスクプレーヤは、プレーヤハウジングの外部に
突出し得かつ演奏さるべきデイスクを担持するデ
イスク担持部を含みデイスクを演奏位置に搬送す
るデイスク搬送機構を備えている。プレーヤハウ
ジング外においてデイスク担持部上に載置された
デイスクを演奏位置、すなわち上記デイスク回転
駆動位置にあるスピンドルモータのデイスク担持
面上に位置決めする場合、該デイスク担持面に平
行な方向及びこれと垂直な方向の2方向に移動し
て搬送することが行なわれる。第10図には既に
開発されたデイスクプレーヤが有するデイスク担
持部の主要部分としてのキヤリイ208が示され
ている。図示されるように、キヤリイ208には
直径約30o-1及び20o-1の光学式ビデオデイスク2
01を夫々担持する第1デイスク担持面208
a,208bと、コンパクトデイスク206を担
持する第2デイスク担持面208cとが各々同心
的に設けられている。このように、第1及び第2
デイスク担持面を同心的に配置したことによつ
て、デイスク担持部がプレーヤハウジング外に突
出したときに聴取者に美感を与えることができる
のである。ところが、キヤリイ208の地膚の色
をそのまま生かす場合は無論のこと、該キヤリイ
の表面に塗装が施される場合であつても上記第1
及び第2デイスク担持面の色は各々同色となつて
おり、これによつて、特に直径の一番小さなコン
パクトデイスク206のキヤリイ208の上にお
ける載置位置が不明確になる懸念があつた。
発明の目的 本発明は上記した点に鑑みてなされたものであ
つて、その目的とするところはプレーヤ全体とし
ての小型化及び構造の簡略化、デイスク担持部上
における各種デイスクの載置位置の明確化、操作
性の向上、大径デイスク用スピンドルモータの回
転性能の安定化、大径デイスク及び小型デイスク
の搬送距離の等距離化などを達成したデイスクプ
レーヤを提供することである。
発明の構成 本発明によるデイスクプレーヤは、演奏手段
と、演奏さるべきデイスクを担持して演奏位置に
搬送するデイスク搬送機構とを含み、該演奏手段
は所定支持機構上に固定されて例えば光学式ビデ
オデイスクを回転駆動する第1スピンドルモータ
と、ピツクアツプ手段を担持し且つ該第1スピン
ドルモータのデイスク担持面を含む平面に沿つて
移動するキヤリツジと、コンパクトデイスクを回
転駆動する第2スピンドルモータとを有し、該第
2スピンドルモータがデイスク担持面が上記第1
スピンドルモータのデイスク担持面と略同一平面
上に位置し且つ該第1スピンドルモータとの回転
中心間距離が担持すべきデイスクの半径及び該第
1スピンドルモータのデイスク担持面半径の和よ
りも大なる第1位置と該第1スピンドルモータの
デイスク担持面を含む平面の所定範囲及び上記キ
ヤリツジの移動軌跡から離脱する第2位置との間
で移動可能となつており、更に該第2スピンドル
モータを移動せしめる移動手段を備え、上記デイ
スク搬送機構は、プレーヤハウジングの外部に突
出し得かつデイスクを担持して上記第1スピンド
ルモータのデイスク担持面と平行な方向及びこれ
と垂直な方向においてデイスクを移動せしめるた
めのデイスク担持部と、該デイスク担持部を駆動
する駆動機構とを有し、該デイスク担持部には上
記第1スピンドルモータ上に載置さるべきデイス
クを担持する第1デイスク担持面と、上記第2ス
ピンドルモータ上に載置さるべきデイスクを担持
する第2デイスク担持面が設けられ、該第1及び
第2デイスク担持面の中心間距離は上記第1及び
第2スピンドルモータの回転中心間距離と等し
く、該第2スピンドルモータが担持するデイスク
の外径は第1スピンドルモータが担持するデイス
クの外径よりも小さく、上記第2デイスク担持面
は上記第1デイスク担持面に比して上記デイスク
担持部の突出方向の端部に近い位置に設けられ、
第2スピンドルモータは第1スピンドルモータに
関して該突出方向側に配置されていることを特徴
としている。
実施例 以下、本発明の実施例としてのデイスクプレー
ヤを添付図面を参照しつつ説明する。
図において、参照符号1は当該デイスクプレー
ヤの全体を示している。
第1図に示されるように、ハウジング2の前面
部、すなわちフロントパネル3には、デイスク担
持部5が該ハウジングの外部に突出し得るよう
に、左右方向に伸長する長方形の開口部3aが設
けられている。但し、ここで言う左右とは矢印Y
にて示される前方に向けてのものであり、矢印X
方向が左方である。また、矢印Zは上方を示す。
開口部3aの近傍には該開口部を閉塞するための
ドア6が設けられている。なお、フロントパネル
3上には当該デイスクプレーヤの操作をなすため
のスイツチ群7が設けられている。
ハウジング2内にはシヤーシ8が設けられてお
り、該シヤーシの下面所定位置には、第2図に示
されるベース部材10がネジ11等によつて固定
されている。これらベース部材10及びネジ11
等を、支持機構と総称する。ベース部材10の一
端部には第1スピンドルモータ13が固設されて
いる。この第1スピンドルモータ13は、直径が
約30o-1あるいは20o-1の光学式ビデオデイスク1
4を回転駆動するためのものであつて、高負荷高
速回転に適している。第1スピンドルモータ13
の前方には光学式ピツクアツプ手段を担持したキ
ヤリツジ15が配置されており、且つ、第1スピ
ンドルモータ13のデイスク担持面13aを含む
平面に沿つて移動すべく、ベース部材10上に設
けられたガイドシヤフト16によつて案内されて
いる。
ベース部材10上にはまた、直径約12o-1のコ
ンパクトデイスク18を回転せしめるための第2
スピンドルモータ19が設けられている。第2ス
ピンドルモータ19は第2図において実線で示さ
れる第1位置と、二点鎖線にて示される第2位置
との間で移動自在となつている。この第1位置と
は、該第2スピンドルモータのデイスク担持面1
9aが第1スピンドルモータ13デイスク担持面
13aと略同一平面上にあり、且つ、該第1スピ
ンドルモータ13との回転中心間距離が担持すべ
きコンパクトデイスク18の半径D2/2(但し、
D2はコンパクトデイスク18の直径)及び第1
スピンドルモータ13のデイスク担持面半径R1
の和よりも大なる位置である。すなわち、該第1
位置にある第2スピンドルモータ19上に載置さ
れたコンパクトデイスク18の外周が、第1スピ
ンドルモータ13に接触しないようになされてい
るのである。また、上記第2位置とは、第1スピ
ンドルモータ13のデイスク担持面13aを含む
平面及びキヤリツジ15の移動軌跡すなわち移動
範囲から離脱する位置である。但し、図示される
離脱位置とは異なるが、該第2位置としては、第
1スピンドルモータ13のデイスク担持面13a
を含む平面内であつても、第1スピンドルモータ
13上に載置された光学式ビデオデイスク14の
直径外であればよい。図から明らかなように、第
2スピンドルモータ19の移動は該第2スピンド
ルモータの回転中心軸の向きを変える回転移動に
てなされる。上記第2位置は、第1スピンドルモ
ータ13のデイスク担持面13aを含む平面より
も下方であり且つキヤリツジ15の移動軌跡の側
方となつている。この位置には他の機構が存在せ
ず、該位置に上記第2位置を設定したことによつ
ていわゆるデツドスペースが有効に利用されるこ
ととなり、デイスクプレーヤ全体としての小型
化、特に矢印Z方向における小型化すなわち薄型
化が図り易くなつている。なお、第1スピンドル
モータ13のデイスク担持面13aを含む平面及
びキヤリツジ15の移動軌跡の下方に該第2位置
を設定することも可能であり、この場合、矢印X
あるいは矢印Y方向においてデイスクプレーヤの
小型化が図り易くなる。また、図示された第2位
置では第2スピンドルモータ19の回転中心軸の
向きが、第1スピンドルモータ13のデイスク担
持面13aとキヤリツジ15の移動方向に対して
直角、すなわち、矢印X方向と略一致している
が、該回転中心軸が例えば矢印Y方向と一致する
ように該第2位置を設定することも可能である。
第2スピンドルモータ19を移動せしめる移動
手段について第3図aないしcに基づいて説明す
る。
図示されるように、第2スピンドルモータ19
は脚部材19bを有しており、該脚部材の先端部
において且つ支持ピン20を介してベース部材1
0に回転移動可能に取り付けられている。第2ス
ピンドルモータ19の近傍には扇状歯車21が設
けられている。扇状歯車21は歯車本体21a
と、該歯車本体とは別体であり且つ該歯車本体と
同軸21bを中心として回動自在に設けられた中
間部材21cと、該歯車本体及び中間部材間に介
装されてこれらを結合するバネ部材たるコイルス
プリング21dとから成る。扇状歯車21の構成
部材である中間部材21cの回転端部にはレバー
部材22がその一端部にて回動自在に取り付けら
れており、該レバー部材の他端部は第2スピンド
ルモータ19の自由端部にピン22aを介して枢
着されている。扇状歯車21の歯車本体21aに
は歯車23が噛合している。この歯車23は、ウ
オーム24と噛合するウオームホイール25と一
体成形されたものである。ウオーム24は、一対
のプーリ27,28及びベルト29を介してモー
タ30の出力軸と連結されている。これら歯車2
3、ウオーム24、ウオームホイール25、プー
リ27,28、ベルト29及びモータ30によつ
て、扇状歯車21に回転力を付与する回転力付与
手段が構成されている。また、該回転力付与手段
と、扇状歯車21と、レバー部材22等とによ
り、第2スピンドルモータ19を回転移動せしめ
る移動手段が構成されている。
なお、該移動手段と、第1及び第2スピンドル
モータ13,19と、該両スピンドルモータを支
えるベース部材10を含む支持機構と、光学式ピ
ツクアツプ手段を含むキヤリツジ15と、これら
に関連する周辺小部材とによつて、デイスク演奏
をなす演奏手段が構成されている。
次いで、前述したデイスク担持部5を含み演奏
さるべきデイスクを演奏位置に搬送するデイスク
搬送機構について説明する。
第1図及び第4図に示されるように、デイスク
担持部5には、第1スピンドルモータ13上に載
置さるべき光学式ビデオデイスク14を担持する
円形の第1デイスク担持面5a及び5bと、第2
スピンドルモータ19上に載置さるべきコンパク
トデイスク18を担持する円形の第2デイスク担
持面5cとが設けられている。2つの第1デイス
ク担持面5a及び5cはデイスク担持部5の中央
部に互いに同心的に形成されている。また、第2
デイスク担持面5cは該デイスク担持部の突出方
向端部近傍に設けられている。また、第1デイス
ク担持面5a,5bと第2デイスク担持面5cの
中心間距離は第1及び第2スピンドルモータ1
3,19の回転中心間距離と等しくなされてい
る。また、第2スピンドルモータ19は、第1ス
ピンドルモータ13に関して、デイスク担持部5
の突出方向側に配置されいてる。
第4図及び第5図に示されるように、デイスク
担持部5を左右両側にて挟むように一対の矩形板
状の支持部材44が設けられており、デイスク担
持部5は該両支持部材によつて第1スピンドルモ
ータ13のデイスク担持面13aと平行な方向、
この場合、前後方向(矢印Y方向及びその反対方
向)において移動自在に支えられている。第5図
から明らかなように、支持部材44の外側面には
前後方向において離隔する一対のピン44aが突
設されており、該両ピンはシヤーシ8に形成され
たL字状案内孔8aに移動自在に嵌挿せしめられ
ている。すなわち、該L字状案内孔に沿つて支持
部材44が移動するようになつているのである。
L字状案内孔8aは、第1スピンドルモータ13
のデイスク担持面13aと平行に伸長する平行部
分8bと、該平行部分の後端部に連続して上記デ
イスク担持面13aに対して垂直に伸びる垂直部
分8cとから成る。支持部材44と共にL字状案
内孔8aを挟むように、左右一対の矩形板状の移
動部材45が設けられている。各移動部材45は
前後方向(矢印Y方向及びその反対方向)におい
て移動自在にシヤーシ8に取り付けられたもので
ある。各支持部材44に突設されたピン44a
は、シヤーシ8のL字状案内孔8aを通じて、各
移動部材45に形成されたカム孔45aに摺動自
在に係合している。カム孔45aは第1スピンド
ルモータ13のデイスク担持面13aと平行な方
向、この場合、前後方向に伸長する平行部分45
bと、該平行部分の後端部に連続し且つ後方(反
矢印Y方向)に向けて上方(矢印Z方向)に傾斜
する傾斜部分45cとから成る。即ち、各移動部
材45が支持部材44に対して前後方向に移動し
たときに該支持部材及び該支持部材に支えられた
デイスク担持部5が上下方向、すなわち、第1ス
ピンドルモータ13のデイスク担持面13aと垂
直な方向に移動するようにカム孔45aが形成さ
れているのである。
第5図から明らかなように、一対の移動部材4
5の下端部にはラツク部45eが形成されてお
り、一方の移動部材の該ラツク部に歯車47が噛
合している。この歯車47は、該歯車と噛合する
他の歯車48、歯車48と噛合する歯車部49a
が一体成形されたプーリ49ベルト50及び小プ
ーリ51を介してモータ52の出力軸と連結され
ている。なお、図示されてはいないが、歯車47
が一端部に嵌着されたシヤフト53の他端部はも
う一方の移動部材45の近傍に達しており、該他
端部に、該移動部材に形成されたラツク部と噛合
する歯車が嵌着されている。すなわち、歯車47
が会同することによつて、左右一対の移動部材4
5が共に移動するようになつているのである。
上記した歯車47,48と、プーリ49と、ベ
ルト50と、小プーリ51と、モータ52と、シ
ヤフト53等とによつて、上記一対の移動部材4
5を同期して駆動する駆動手段が構成されてい
る。また、該駆動手段と、各支持部材44と、両
移動部材45と、シヤーシ8のL字状案内孔8a
と、これらに関連する周辺小部材とにより、デイ
スク担持部5を駆動する駆動機構が構成されてい
る。
図示されてはいないが、デイスク担持部5がハ
ウジング2内への収納方向(後方)に移動せしめ
られて支持部材44に対する移動限界位置に達す
ると該デイスク担持部を該支持部材に対してロツ
クするロツク手段が設けられている。また、支持
部材44が移動部材45と共にデイスク担持部収
納方向に移動せしめられるように、該支持部材の
ピン44aがL字状案内孔8aの平行部分8b及
び垂直部分8cの交差部に達するまでは該支持部
材を移動部材45に対してロツクし、且つ、ピン
44aが該交差部に達すると該ロツク状態を解除
せしめ且つ支持部材44をシヤーシ8に対して収
納方向のみロツクするロツク・解除手段が設けら
れている。
これらロツク手段及びロツク・解除手段と、デ
イスク担持部5と、シヤーシ8と、移動部材45
等を含むデイスク担持部駆動用の駆動機構(前
述)と、これらに関連する周辺小部材とによつ
て、演奏位置すなわち各スピンドルモータ上に演
奏さるべきデイスクを搬送するデイスク搬送機構
が構成されている。
第5図に示されるように、移動部材45の下端
にはラツク部45eの後方に他のもう一つのラツ
ク部45fが形成されている。このラツク部45
fには回転形式のポテンシヨメータ55を動作せ
しめるための歯車56が噛合している。なお、ポ
テンシヨメータ55及び歯車56はシヤーシ8の
下端部に突設されたブラケツト8eに取り付けら
れている。図示はしないが、当該デイスクプレー
ヤの動作制御をなす制御回路にはポテンシヨメー
タ55の端子電圧と基準電圧を比較するコンパレ
ータが組み込まれている。同じく第5図に示され
るようにシヤーシの前後両端部近傍には、移動部
材45の前端部及び後端部が各々係合することに
よつて該移動部材、従つてデイスク担持部5の移
動開始位置及び移動終了位置を検知する一対の検
知スイツチ57及び58が取り付けられている。
これらポテンシヨメータ55、コンパレータ(上
述)及び検知スイツチ57,58等により、デイ
スク担持部5の位置検出をなす位置検出手段が構
成されている。
なお、移動部材45、従つてデイスク担持部5
の位置検出は、ポテンシヨメータ55のみにても
可能なのであるが、上記のように検知スイツチ5
7,58を併用することによつてデイスク担持部
5の位置検出制度が向上すると共に、上記した制
御回路の構成も簡略化し得るのである。また、ポ
テンシヨメータ55を動作させるための歯車56
を移動部材45のラツク部45fに噛合させてい
るが、該歯車が歯車47または歯車48と噛合す
る構成とすることも出来る。更に、当該デイスク
プレーヤにおいては回転形式のポテンシヨメータ
が使用されているが、直線変位形式のいわゆるス
ライドボリユームを用いることも可能である。
次いで、演奏位置に搬送されたデイスクをクラ
ンプするクランプ機構について説明する。
第6図に示されるように、ハウジング2内には
一対の保持部材61及び62が前後方向(矢印Y
方向及びその反対方向)において離隔して配置さ
れている。各保持部材61,62は左右方向(矢
印X方向及びその反対方向)に伸長する略矩形板
状の部材であり、各々、上下方向(矢印Z方向及
びその反対方向)において往復駆動せしめられ
る。各保持部材61及び62の下面には、第1及
び第2スピンドルモータ13,19の一方づつと
各々協働してデイスククランプ作用をなす円盤状
の第1押圧部材63及び第2押圧部材64が夫々
回転自在に取り付けられている。
次に、上記した構成のデイスクプレーヤの動作
を、第7図及び第8図をも参照しつつ演奏手順に
沿つて簡単に説明する。
まず、光学式ビデオデイスク14(第2図参
照)を演奏する場合について説明する。第1図に
示されるようにデイスク担持部5をハウジング2
外に完全に突出させ、該デイスク担持部上の所定
位置に光学式ビデオデイスクを載置する。なお、
デイスク担持部5のハウジング外への突出動作は
以下に述べる収納動作の全く逆の過程を辿つてな
されるので詳述はしない。
光学式ビデオデイスクをデイスク担持部5上に
載置したら、第4図ないし第6図に示される位置
までデイスク担持部5を手動にてハウジング2内
に押し込む。デイスク担持部5がこの位置に達す
ると所定の検知スイツチが動作し、これによつ
て、第5図に示されるモータ52が回転を始め
る。故に、この時、デイスク担持部5は支持部材
44に対してロツク手段によりロツク状態とな
り、一体的に引き込まれ始める。第7図及び第8
図に示されるように、デイスク担持部5は後方
(反矢印Y方向)に移動してハウジング2内に完
全に収納され、更に下方に移動する。従つて、光
学式ビデオデイスク14は第1スピンドルモータ
13上に載置され、且つ、クランプされる。な
お、このとき、図示せぬ判別手段によつて演奏さ
るべきデイスクの直径が判別される。この状態で
モータ52は停止し、デイスク演奏が可能にな
る。
光学式ビデオデイスク14のローデイングが完
了すると、第1スピンドルモータ13が回転して
キヤリツジ15(第2図参照)が動作し始めてデ
イスク演奏が開始される。
演奏が終了してキヤリツジ15がその移動限界
位置に達したことが図示せぬ検知スイツチにより
検知されると、キヤリツジ15及び第1スピンド
ルモータ13は停止せられ、同時にモータ52が
反転動作を始める。従つて、前にも述べたよう
に、デイスク担持部5は上記と全く逆の過程を辿
つてハウジング2の外部に突出し、第4図ないし
第6図に示される状態となる。この後、デイスク
担持部5を手動にて引き出して光学式ビデオデイ
スク14を回収する。
演奏されるデイスクがコンパクトデイスク18
(第2図参照)である場合について説明する。デ
イスク搬送機構の動作は第8図に示される状態ま
では光学式ビデオデイスク14の場合と全く同様
である。前述した判別手段によつて、演奏される
デイスクがコンパクトデイスク18であることが
判別されると、第2スピンドルモータ19が第2
図にて実線で示される第1位置に移動せられ、コ
ンパクトデイスク18は該第2スピンドルモータ
上にてクランプされる。以後、上述した光学式ビ
デオデイスク14の場合と同様に演奏、デイスク
回収が行なわれる。
発明の効果 以上詳述した如く、本発明によるデイスクプレ
ーヤにおいては、下記(a)ないし(d)の各構成を含ん
でいる。
(a) 大径デイスク14用の第1スピンドルモータ
13と、小径デイスク18用の第2スピンドル
モータ19との2つのスピンドルモータを設け
ると共に、光学式ピツクアツプ手段を該両スピ
ンドルモータに対して共用とし、これらのスピ
ンドルモータのうち一方19のみを可動として
これを移動手段により移動せしめる。
(b) プレーヤハウジング2に対して突出収納自在
にしてデイスクを担持してこれを搬送するため
のデイスク担持部5と、該デイスク担持部を駆
動する駆動機構とを設け、該デイスク担持部が
上記第1スピンドルモータのデイスク担持面と
平行な方向及び該方向に対して垂直な方向の2
方向において移動するようになした。
(c) 該デイスク担持部に、大径デイスク担持用の
第1デイスク担持面5a,5bと、小径デイス
ク担持用の第2デイスク担持面5cとを形成
し、該第2デイスク担持面を第1デイスク担持
面に比して該デイスク担持部の突出方向端部に
近い位置に配設。
(d) 第2スピンドルモータ19を第1スピンドル
モータ13に関して上記突出方向側に配置し
た。
かかる構成の故、下記(イ)ないし(ホ)の効果が奏さ
れるのである。
(イ) 複数設けられたスピンドルモータのすべてを
移動せしめる形式の従来のデイスクプレーヤに
比して、スピンドルモータの移動のためにプレ
ーヤハウジング内に設けるべき空間が小さくて
済み、又、スピンドルモータの移動を行なう移
動手段も小出力小型のものでよく、しかも、ス
ピンドルモータの位置決めをなす位置決め機構
も1つ設けるだけである故、プレーヤ全体とし
ての小型化及び構造の簡略化が達成される[構
成要件(a)に基づく効果]。
(ロ) デイスク担持部5が2方向に移動して大径デ
イスク用の第1スピンドルモータ13(及び第
2スピンドルモータ19)にアクセスする構成
の故、大径で高速回転する該第1スピンドルモ
ータを固定とすることが可能となり、それ故に
該第1スピンドルモータにつき安定した回転性
能を得ることが出来る[構成要件(b)に基づく効
果]。
(ハ) 第1デイスク担持面5a,5bと第2デイス
ク担持面5cの相互の中心をずらせたことによ
りデイスク担持部5上における各種デイスクの
載置位置が明確化する。また、第2デイスク担
持面5cを第1デイスク担持面5a,5cに比
してデイスク担持部5の突出方向端に近い位置
に設けたことにより、小径デイスクを再生する
場合にデイスク担持部を該デイスクの外径とほ
ぼ等しい距離だけプレーヤハウジング外に突出
せしめれば該デイスクを第2デイスク担持面5
c上に載置することが出来、それ故に操作性が
良好となつている[構成要件(c)に基づく効果]。
(ニ) 第2スピンドルモータ19が第1スピンドル
モータ13に関してデイスク担持部5の突出方
向側に配置されている故、大径デイスク14及
び小径デイスク18の両者についてデイスク担
持部5による搬送距離を等しくすることが出来
る[構成要件(c)及び(d)に基づく効果]。
(ホ) 第1スピンドルモータ13及び第1デイスク
担持面5a,5bを収納方向側に配置し、第2
スピンドルモータ19及び第2デイスク担持面
5cを突出側に設けたので、プレーヤ本体の奥
行き寸法を増大させることなく夫々のデイスク
を各々に適したスピンドルモータによつて再生
を行なうことが出来る[構成要件(c)及び(d)に基
づく効果]。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るデイスクプレーヤの全体
を示す斜視図、第2図は各スピンドルモータとそ
の周辺部材の斜視図、第3図aないしcは第2ス
ピンドルモータとその周辺部材の各々平面図、正
面図、左側面図、第4図及び第5図は当該デイス
クプレーヤの内部構造の各々平面図及び側面図、
第6図はクランプ機構を説明するための図、第7
図及び第8図は当該デイスクプレーヤの動作を説
明するための図、第9図a,b及び第10図は既
に開発されたデイスクプレーヤの要部を説明する
ための図である。 主要部分の符号の説明、2……ハウジング、2
a……当接部、3……フロントパネル、3a……
開口部、5……デイスク担持部、5a,5b……
第1デイスク担持面、5c……第2デイスク担持
面、6……ドア、8……シヤーシ、8a……L字
状案内孔、8b……平行部分、8c……垂直部
分、8e……ブラケツト部、10……ベース部
材、13……第1スピンドルモータ、13a……
デイスク担持面、14……光学式ビデオデイス
ク、15……キヤリツジ、16……ガイドシヤフ
ト、18……コンパクトデイスク、19……第2
スピンドルモータ、19a……デイスク担持面、
20……支持ピン、21……扇状歯車、21a…
…歯車本体、21c……中間部材、21d……コ
イルスプリング、22……レバー部材、22a,
44a……ピン、23,47,48,56,71
……歯車、24……ウオーム、25……ウオーム
ホイール、27,28,49……プーリ、29,
50……ベルト、30,52……モータ、41…
…リングスプリング、44……支持部材、45…
…移動部材、45a……カム孔、45e,45f
……ラツク部、45h……タイミングカム部、5
1……小プーリ、53……シヤフト、55……ポ
テンシヨメータ、57,58……検知スイツチ、
61,62……保持部材、63……第1押圧部
材、64……第2押圧部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ハウジング2と、前記ハウジング内に設けら
    れた演奏手段と、演奏さるべきデイスクを担持し
    て演奏位置に搬送するデイスク搬送機構とを含
    み、前記演奏手段は支持機構10と、前記支持機
    構上に固設された第1スピンドルモータ13と、
    ピツクアツプ手段を担持して前記第1スピンドル
    モータのデイスク担持面を含む平面に沿つて移動
    するキヤリツジ15と、デイスク担持面が前記第
    1スピンドルモータのデイスク担持面と略同一平
    面上に位置し且つ前記第1スピンドルモータとの
    回転中心間距離が担持すべきデイスクの半径及び
    前記第1スピンドルモータのデイスク担持面半径
    の和よりも大なる第1位置と前記第1スピンドル
    モータのデイスク担持面を含む平面の所定範囲及
    び前記キヤリツジの移動軌跡から離脱する第2位
    置との間で移動可能な第2スピンドルモータ19
    と、前記第2スピンドルモータを移動せしめる移
    動手段30とを有し、前記デイスク搬送機構は前
    記ハウジングの外部に突出し得かつ前記デイスク
    を担持して前記第1スピンドルモータのデイスク
    担持面と平行な方向及びこれと垂直な方向におい
    て前記デイスクを移動せしめるためのデイスク担
    持部5と、前記デイスク担持部を駆動する駆動機
    構52,…とを有し、前記デイスク担持部には前
    記第1スピンドルモータ上に載置さるべきデイス
    ク14を担持する第1デイスク担持面5a,5b
    と、前記第2スピンドルモータ上に載置さるべき
    デイスク18を担持する第2デイスク担持面5c
    が設けられ、前記第1及び第2デイスク担持面の
    中心間距離は前記第1及び第2スピンドルモータ
    の回転中心間距離と等しく、前記第2スピンドル
    モータが担持するデイスクの外径は前記第1スピ
    ンドルモータが担持するデイスクの外径よりも小
    さく、前記第2デイスク担持面は前記第1デイス
    ク担持面に比し前記デイスク担持部の突出方向の
    端部に近い位置に設けられ、前記第2スピンドル
    モータは前記第1スピンドルモータに関して前記
    突出方向側に配置されていることを特徴とするデ
    イスクプレーヤ。
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JPS60177464A (ja) * 1984-02-24 1985-09-11 Hitachi Ltd デイスク装着機構
JPS6151681A (ja) * 1984-08-21 1986-03-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd デイスク再生装置

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