JPS63200359A - コンパチブルデイスクプレ−ヤ - Google Patents

コンパチブルデイスクプレ−ヤ

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Publication number
JPS63200359A
JPS63200359A JP3107487A JP3107487A JPS63200359A JP S63200359 A JPS63200359 A JP S63200359A JP 3107487 A JP3107487 A JP 3107487A JP 3107487 A JP3107487 A JP 3107487A JP S63200359 A JPS63200359 A JP S63200359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
turntable
disc
spindle
carriage
Prior art date
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Pending
Application number
JP3107487A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Yamashita
山下 雅一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP3107487A priority Critical patent/JPS63200359A/ja
Publication of JPS63200359A publication Critical patent/JPS63200359A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はコンパチブルディスクプレーヤに関する。
背景技術 光学式ビデオディスク及びコンパクトディスクなど中心
孔の大きさ及び回転数等の規格が異なる複数種のディス
クの再生をなすコンパチブルディスクプレーヤが既に知
られている。第13図ないし第16図にかかるコンパチ
ブルディスクプレーヤの従来例が示されている。
第13図に示されるように、当該コンパチブルディスク
プレーヤのハウジング102の前面部、すなわちフロン
トパネル103には、ディスク担持部105が該ハウジ
ングの外部に突出し得るように、左右方向に伸長する長
方形の開口部103aが設けられている。但し、ここで
言う左方とは矢印Yにて示される前方に向けてのもので
あり、矢印X方向が左方である。また、矢印Zは上方を
示す。開口部103aの近傍には該開口部を閉塞するた
めのドア106が設けられている。なお、フロントパネ
ル103上には当該ディスクプレーヤの操作をなすため
のスイッチ群107が設けられている。
ハウジング102内にはシャーシ108が設けられてお
り、該シャーシの下面所定位置には、第14図に示され
るベース部材110がネジ111等によって固定されて
いる。ベース部材110の一端部には第1スピンドルモ
ータ113が固設されている。この第1スピンドルモー
タ113は、直径が約30CI11あるいは20amの
光学式ビデオディスク114を回転駆動するためのもの
であって、高負荷高速回転に適している。第1スピンド
ルモータ113の後方には光学式ピックアップ手段を担
持したキャリッジ115が配置されており、且つ、第1
スピンドルモータ113のディスク担持面113aを含
む平面に沿って移動すべく、ベース部材110上に設け
られたガイドシャフト116によって案内されている。
ベース部材110上にはまた、直径約12CII+のコ
ンパクトディスク118を回転せしめるための第2スピ
ンドルモータ119が設けられている。
第2スピンドルモータ119は第14図において実線で
示される第1位置と、二点鎖線にて示される第2位置と
の間で揺動自在となっている(矢印U方向)。この第1
位置とは、該第2スピンドルモータのディスク担持面1
19aが第1スピンドルモータ113のディスク担持面
113aと略同一平面上にあり、且つ、該第1スピンド
ルモータ113との回転中心間距離が担持すべきコンパ
クトディスク118の半径D!/2(但し、D2はコン
パクトディスク118の直径)及び第1スピンドルモー
タ113のディスク担持面半径R1の和よりも大なる位
置である。すなわち、該第1位置にある第2スピンドル
モータ119上に載置されたコンパクトディスク118
の外周が、第1スピンドルモータ113に接触しないよ
うになされているのである。また、上記第2位置とは、
第1スピンドルモータ113のディスク担持面113a
を含む平面及びキャリッジ115の移動軌跡から離脱す
る位置である。
なお、図示されてはいないが、第2スピンドルモータ1
19を揺動せしめるための機構が設けられている。また
、前述したディスク担持部105は演奏さるべきディス
クを担持して各スピンドルモータ上に搬送するものであ
るが、このディスク担持部105を移動させる機構(図
示せず)が設けられている。但し、ディスク担持部10
5は第1スピンドルモータ113のディスク担持面11
3aに平行な方向(矢印Y方向及びその反対方向)並び
に該方向に対して直角な方向(矢印Z方向及びその反対
方向)の2方向に移動せられる。
第13図に示されるように、ディスク担持部105は、
第1スピンドルモータ113上に載置さるべき光学式ビ
デオディスク114を担持する第1キヤリイ132と、
該第1キヤリイ132に対して前後方向(矢印Y方向及
びその反対方向)において移動自在で第2スピンドルモ
ータ119上に載置さるべきコンパクトディスク118
を担持する第2キヤリイ133とを有している。第1キ
ヤリイ132の上面には直径約30cm及び20c+n
の光学式ビデオディスクが各々嵌挿される2つの円形状
の浅い凹部132a、132bが同心的に形成されてい
る。また、第2キヤリイ133の上面にはコンパクトデ
ィスク118が嵌挿可能な円形状凹部133aと、直径
20cmの光学式ビデオディスク用に第1キヤリイ13
2に設けられた上記円形四部132bに連続し得る部分
133bとが形成されている。
なお、図示されてはいないが、ディスク担持部105の
移動に連動して第2キヤリイ133を第1キヤリイ13
2に対して移動せしめるキャリイ移動機構が設けられて
いる。
第15図に示されるように、ハウジング102内には互
いに前後に離隔し且つ各々左右方向において伸長する略
矩形板状の一対の保持部材161及び162が設けられ
ている。各保持部材161゜162は第1スピンドルモ
ータ113のディスク担持面113aに対して直角な方
向、すなわち上下方向(矢印Z方向及びその反対方向)
において移動自在となっている。各保持部材161及び
162の下面には、第1及び第2スピンドルモータ11
3.119の一方ずつと各々協働してディスククランプ
作用をなす円盤状の第1抑圧部材163及び第2抑圧部
材164が夫々回転自在に取り付けられている。
上記した第1及び第2抑圧部材163.164と、これ
らを保持する保持部材161,162等とによって、演
奏位置すなわち各スピンドルモータ上に搬送されたディ
スクをクランプするクランプ機構が構成されている。な
お、第1及び第2スピンドルモータ113,119に対
する第1及び第2抑圧部材163,164の脱着は各々
個別になされる。
次に、上記した構成のディスクプレーヤの動作を演奏手
順に沿って簡単に説明する。
まず、光学式ビデオディスク114(第14図参照)を
演奏する場合について説明する。第13図に示されるよ
うにディスク担持部105をハウジグ102外に完全に
突出させ、該ディスク担持部上の所定位置に光学式ビデ
オディスクを載置する。なお、ディスク担持部105の
ハウジング外への突出動作は以下に述べる収納動作とま
ったく逆の過程を辿ってなされるので詳述はしない。
光学式ビデオディスクをディスク担持部105上に載置
したら、ディスク担持部105を手動にてハウジグ10
2内に押し込む。ディスク担持部105がこの位置に達
すると所定の検知スイッチが動作し、ディスク担持部1
05は引き込まれ始める。故に、ディスク担持部105
は更に後方(反矢印Y方向)に移動してハウジング10
2内に完全に収納される。また、第16図に示されるよ
うに第2キヤリイ133が第2スピンドルモータ119
に対応する位置に移動せしめられる。また、このとき、
図示せぬ判別手段によって演奏さるべきディスクの直径
が判別される。
搬送中のディスクが光学式ビデオディスク114である
ことが判別されると、ディスク担持部105は下降せら
れ、光学式ビデオディスク114は第1スピンドルモー
タ113上に載置され、且つ、クランプされる。また、
第2スピンドルモータ119は第14図で二点鎖線にて
示される位置、すなわちキャリッジ115の移動軌跡外
にある。
この状態でディスク演奏が可能となる。
光学式ビデオディスク114のローディングが完了する
と、第1スピンドルモータ113が回転してキャリッジ
115(第14図参照)が動作し始めてディスク演奏が
開始される。
演奏が終了してキャリッジ115がその移動限界位置に
達したことが図示せぬ検知スイッチにより検知されると
、キャリッジ115及び第1スピンドルモータ113は
停止せられ、ディスク担持部105は上記と全く逆の過
程を辿ってノ1ウジング102の外部に突出し、光学式
ビデオディスク114は回収される。
演奏されるディスクがコンパクトディスク118(第1
4図参照)である場合の動作は上述した光学式ビデオデ
ィスク114の場合とほぼ同様である。前述した判別手
段によって、演奏されるディスクがコンパクトディスク
118であることが判別されると、第2スピンドルモー
タ119は第14図で実線にて示される位置に揺動せら
れ、コンパクトディスク118は該第2スピンドルモー
タ上にてクランプされる。なお、第2スピンドルモータ
119の揺動は、上記した判別手段からの信号に応じて
行なわれる。
上述したディスクプレーヤにおいては2つのスピンドル
モータ113及び119が互いに所定距離だけ隔離して
個別に設けられており、このため第15図に示される如
くクランプ機構も各スピンドルモータに対応して2組設
けられている。故に、部品点数が多く、コストの増大を
招来していた。
また、光学式ピックアップ手段を担持したキャリッジ1
15に対して両スピンドルモータ113及び119の2
つの部品の位置を高精度に且つ個別に設定する必要があ
り、これら各部品間のt目対位置を設定するための位置
調整機構が複雑になり、これによってもコストが増大し
ていた。
発明の概要 本発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、そ
の目的とするところはコストの安いコンパチブルディス
クプレーヤを提供することである。
本発明によるコンパチブルディスクプレーヤは、スピン
ドルを含む共用の回転駆動源に対して第1及び第2の2
種のターンテーブルを同心に取り付け、且つ、外側の第
2ターンテーブルを該スピンドルに沿ってディスク担持
位置から非ディスク担持位置に移動せしめることにより
ピックアップの移動軌跡から退避するようになし、上記
第2ターンテーブルを上記非ディスク担持位置において
係止するラッチ機構を有することを特徴としている。
実施例 以下、本発明の実施例としてのコンパチブルディスクプ
レーヤを添附図面を参照しつつ説明する。
図において、参照符号1は当該コンパチブルディスクプ
レーヤの全体を示している。
第1図に示されるように、ハウジング2の前面部、すな
わちフロントパネル3には、ディスク担持部5が該ハウ
ジングの外部に突出し得るように、左右方向に伸長する
長方形の開口部3aが設けられている。但し、ここで言
う左右とは矢印Yにて示される前方に向けてのものであ
り、矢印X方向が左方である。また、矢印Zは上方を示
す。開口部3aの近傍には該開口部を閉塞するためのド
ア6が設けられている。フロントパネル3上には当該デ
ィスクプレーヤの操作をなすためのスイッチ群7が設け
られている。
ハウジング2内にはシャーシ8が設けられており、該シ
ャーシの所定位置には、第2図に示されるベース部材1
0がネジ等によって固定されている。
ベース部材10上には第3図に示される回転数可変モー
タ11が設けられている。該モータは、スラスト軸受1
1a、ハウジング11b、コア11c、ラジアル軸受l
id及びlleから成るステータ部と、ヨーク11g、
スピンドル11h。
ロータマグネットlliから成るロータ部とを有してい
る。
回転数可変モータ11のスピンドル11hには第1ター
ンテーブル12が取り付けられている。
この第1ターンテーブル12は、直径が12cmのコン
パクトディスク13(第1図示)を担持するものである
。この第1ターンテーブル12には第2ターンテーブル
14が同心に且つスピンドル11hの軸方向において摺
動自在に外嵌して取り付けられている。詳しくは、第4
図にも示されるように、第1ターンテーブル12はスピ
ンドル11hに嵌着された柱状部12aと、該柱状部の
先端部に設けられてコンパクトディスク13(第1図示
)を担持するディスク担持12bとを有しており、該柱
状部の周面部にはスピンドルllhの軸方向と平行に例
えば8条の案内溝としての直線状キー溝12cが形成さ
れており、第2ターンテーブル14の内周面に固着され
た滑動駒としてのすべりキー14aが該キー溝に摺動自
在に係合しているのである。第5図にすべりキー14a
の詳細が示されているが、該図から明らかなように、す
べきキー14aにはキー溝12cとの摺接を円滑にする
テーバ部14bが形成されている。第2ターンテーブル
14は、直径が30c+nあるいは20■の光学式ビデ
オディスク15(第1図示)を担持するものであって、
第1ターンテーブル12と共に回転数可変モータ11に
よって回転せしめられる。なお、上記した柱状部12a
とディスク担持部12bとを一体としてこれを第1ター
ンテーブル12としているが、この柱状部12aを第1
ターンテーブルには含めずに個別の部材としてディスク
担持部12bとは別体に設けてもよい。また、第3図に
おいて実線にて示される第2ターンテーブル14の位置
を非ディスク担持位置と称し、二点鎖線で示される位置
をディスク担持位置と称する。すなわち、第2ターンテ
ーブル14はこのディスク担持位置及び非ディスク担持
位置の間を移動するのである。
第1ターンテーブル12のディスク担持部12b上には
コンパクトディスク13(第1図示)のセンタ孔に嵌合
して該コンパクトディスクの芯出しをなす突起12dが
形成されている。また、第2ターンテーブル14の中心
部には光学式ビデオディスク15(第1図示)のセンタ
孔に嵌合して該光学式ビデオディスクの芯出しをなすア
ダプタ14cが該第2ターンテーブルの本体14dに対
して別体に設けられている。これらアダプタ14C及び
本体14dの間にはコイルスプリング14eが配置され
ている。
第4図に示されるように、第1ターンテーブル12の柱
状部12aには直線状キー溝12cの他に、第2ターン
テーブル14の非ディスク担持位置(第3図において実
線で示される位置)に対応して配置されてすべりキー1
4aと係合して該すべりキーのディスク担持位置(第3
図において二点鎖線にて示される位置)へ向けての移動
を規制する係止溝12gと、すべりキー14aを直線状
キー溝12cからこの係止溝12gに導入する導入溝1
2hとミすべりキー14aを係止溝12gから直線状キ
ー溝12cに導入する他の導入溝121とが形成されて
いる。
上記した滑動駒としてのすべりキー14aと、案内溝と
しての直線状キー溝12cと、係止溝12gと、再導入
溝12h、12iとによって、第2ターンテーブル14
を上記非ディスク担持位置において係止するラッチ機構
が構成されている。
第2図及び第3図に示されるように、第1及び第2ター
ンテーブル12.14の後方には光学式ピックアップ手
段を担持したキャリッジ16が配置されており、且つ、
該各ターンテーブルのディスク担持面を含む平面に沿っ
て前後に移動すべく、ベース部材10上に設けられたガ
イドシャフト17(第2図示)等によって案内されてい
る。また、第2図に示されるように、モータ21.プー
リ22、ベルト23.プーリ24及びウオーム25など
から成る駆動機構が設けられており、キャリッジ16は
該駆動機構によって移動せしめられる。
次いで、上記した第2ターンテーブル14を移動させる
駆動手段について説明する。
第3図に示されるように、回転数可変モータ11と第2
ターンテーブル14との間にはコイルスプリング27が
設けられている。このコイルスプリング27は第2ター
ンテーブル14をそのディスク担持位置(第3図におい
て二点鎖線にて示される位置)に向けて付勢するための
ものである。
一方、第2図に示されるベース部材10上には第6図及
び第7図に示される一対のブラケット28が固設されて
いる。但し、第2図には該ブラケットは示されていない
。第6図及び第7図に示されるように、これら両ブラケ
ット28によってシャフト29が回動自在に支持されて
いる。シャフト29の両端部には一対のアーム部材30
が取り付けられており、第8図にも示されるように、該
両アーム部材の各先端には第2ターンテーブル14に形
成されたフランジ部14hの上面に当接すべくローラ3
1が設けられている。
シャフト29の一端部近傍には扇状歯車32が固着され
ている。該扇状歯車32は、複数の歯車33.34,3
5.プーリ36.ベルト37及びプーリ38を介してモ
ータ40により回転駆動される。
上記したコイルスプリング27と、シャフト29と、ア
ーム部材30と、ローラ31と、扇状歯車32と、歯車
33.34.35と、プーリ36゜38と、ベルト37
と、モータ40と、これらに関連する周辺小部材とによ
って、第2ターンテーブル14をそのディスク担持位置
と非ディスク担持位置の間で移動せしめる駆動手段が構
成されている。
なお、第2ターンテーブル14は、上記非ディスク担持
位置(第3図にて実線で、また、第7図で二点鎖線で示
される位置)にあるときに、キャリッジ16(第2図及
び第3図参照)の移動経路から離間し、該キャリッジの
移動を妨げることはない。
次いで、前述したディスク担持部5を含み演奏さるべき
ディスクを演奏位置に搬送するディスク搬送機構につい
て説明する。
第1図及び第9図に示されるように、ディスク担持部5
には、第2ターンテーブル14上に載置さるべき光学式
ビデオディスク15を担持する円形の第1ディスク担持
面5a及び5bと、第1り−ンテーブル12上に載置さ
るべきコンパクトディスク13を担持する円形の第2デ
ィスク担持面5Cとが設けられている。2つの第1ディ
スク担持面5a及び5b並びに1つの第2ディスク担持
面5Cはディスク担持部5の中央部に互いに同心的に形
成されている。
第9図及び第10図に示されるように、ディスク担持部
5を左右両側にて挟むように一対の矩形板状の支持部材
44が設けられており、ディスク担持部5は該両支持部
材によって第1及び第2ターンテーブル12.14の各
ディスク担持面と平行な方向、この場合、前後方向(矢
印Y方向及びその反対方向)において移動自在に支えら
れている。第9図及び第10図から明らかなように、支
持部材44の外側面には前後方向において離隔する一対
のピン44aが突設されており、該両ピンはシャーシ8
に形成されたL字状案内孔8aに移動自在に嵌挿せしめ
られている。すなわち、該り字状案内孔に沿って支持部
材44が移動するようになっているのである。L字状案
内孔8aは、第1及び第2ターンテーブル12.14の
ディスク担持面と平行に伸長する平行部分8bと、該平
行部分の後端部に連続して上記各ディスク担持面に対し
て垂直に伸びる垂直部分8cとから成る。支持部材44
と共にL字状案内孔8aを挟むように、左右一対の矩形
板状移動部材45が設けられている。各移動部材45は
前後方向(矢印Y方向及びその反対方向)において移動
自在にシャーシ8に取り付けられたものである。各支持
部材44に突設されたピン44aは、シャーシ8のL字
状案内孔8aを通じて、各移動部材45に形成されたカ
ム孔45aに摺動自在に係合している。カム孔45aは
第1及び第2ターンテーブル12.14のディスク担持
面と平行な方向、この場合、前後方向に伸長する平行部
分45bと、該平行部分の後端部に連続し且つ後方(反
矢印Y方向)に向けて上方(矢印Z方向)に傾斜する傾
斜部分45cとから成る。即ち、各移動部材45が支持
部材44に対して前後方向に移動したときに該支持部材
及び該支持部材に支えられたディスク担持部5が上下方
向、すなわち第1及び第2ターンテーブル12.14の
ディスク担持面と垂直な方向に移動するようにカム孔4
5aが形成されているのである。
第10図から明らかなように、一対の移動部材45の下
端部にはラック部45eが形成されており、一方の移動
部材の該ラック部に歯車47が噛合している。この歯車
47は、該歯車と噛合する他の歯車48.歯車48と噛
合する歯車部49aが一体成形されたプーリ49.ベル
ト5o及び小プーリ51を介してモータ52の出力軸と
連結されている。なお、図示されてはいないが、歯車4
7が一端部に嵌着されたシャフト53の他端部はもう一
方の移動部材45の近傍に達しており、該他端部に、該
移動部材に形成されたラック蔀と噛合する歯車が嵌着さ
れている。すなわち、歯車47が回動することによって
、左右一対の移動部材45が共に移動するようになって
いるのである。
上記した歯車47.48と、プーリ4つと、ベルト50
と、小プーリ51と、モータ52と、シャフト53等と
によって、上記一対の移動部材45を同期して駆動する
駆動手段が構成されている。
また、該駆動手段と、各支持部材44と、再検動部材4
5と、シャーシ8のL字状案内孔8aと、これらに関連
する周辺小部材とにより、ディスク担持部5を駆動する
駆動機構が構成されている。
図示されてはいないが、ディスク担持部5がハウジング
2内への収納方向(後方)に移動せしめられて支持部材
44に対する移動限界位置に達すると該ディスク担持部
を該支持部材に対してロックするロック手段が設けられ
ている。また、支持部材44が移動部材45と共にディ
スク担持部収納方向に移動せしめられるように、該支持
部材のピン44aがL字状案内孔8aの平行部分8b及
び垂直部分8Cの交差部に達するまでは該支持部材を移
動部材45に対してロックし、且つピン44aが該交差
部に達すると該ロック状態を解除せしめ且つ支持部材4
4をシャーシ8に対して収納方向のみロックするロック
・解除手段が設けられている。
これらロック手段及びロック・解除手段と、ディスク担
持部5と、シャーシ8と、移動部材45等を含むディス
ク担持部側動用の駆動機構(前述)と、これらに関連す
る周辺小部材とによって、演奏位置すなわち各ターンテ
ーブル上に演奏さるべきディスクを搬送するディスク搬
送機構が構成されている。
第10図に示されるように、移動部材45の下端にはラ
ック部45eの後方に他のもう1つのラック部45fが
形成されている。このラック部45fには回転形式のポ
テンショメータ55を動作せしめるための歯車56が噛
合している。なお、ポテンショメータ55及び歯車56
はシャーシ8の下端部に突設されたブラケット部8eに
取り付けられている。図示はしないが、当該ディスクプ
レーヤの動作制御をなす制御回路にはポテンショメータ
55の端子電圧と基準電圧を比較するコンパレータが組
み込まれている。同じく第10図に示されるように、シ
ャーシ8の前後両端部近傍には、移動部材45の前端部
及び後端部が各々係合することによって該移動部材、従
ってディスク担持部5の移動開始位置及び移動終了位置
を検知する一対の検知スイッチ57及び58が取り付け
られている。これらポテンショメータ55.コンパレー
タ(上述)及び検知スイッチ57.58等により、ディ
スク担持部5の位置検出をなす位置検出手段が構成され
ている。
なお、移動部材45.従ってディスク担持部5の位置検
出は、ポテンショメータ55のみにても可能なのである
が、上記のように検知スイッチ57.58を併用するこ
とによってディスク担持部5の位置検出精度が向上する
と共に、上記した制御回路の構成も簡略化し得るのであ
る。また、ポテンショメータ55を動作させるための歯
車56を移動部材45のラック部45fに噛合させてい
るが、該歯車が歯車47または歯車48と噛合する構成
とすることも出来る。更に、当該ディスクプレーヤにお
いては回転形式のポテンショメータが使用されているが
、直線変位形式のいわゆるスライドボリュームを用いる
ことも可能である。
次いで、演奏位置に搬送されたディスクをクランプする
クランプ機構について説明する。
第9図及び第10図に示されるように、ハウジング2内
には左右方向において伸長する略矩形板状の保持部材6
1が設けられている。保持部材61は前端部においてビ
ン44cを介して支持部材44に揺動自在に取り付けら
れている。また、該保持部材の揺動方向は上記した各タ
ーンテーブルのディスク担持面に対して略垂直な方向と
なっている。但し、保持部材61の後端部に形成された
弧状切欠部61aが、支持部材45に突設された他のビ
ン44dに僅かな間隙を以て嵌合しており、これよって
、保持部材61の下方への揺動が所定範囲にて規制され
、ビン44cを支点とする揺動動作がなし得るように構
成されている。第11図に示されるように、保持部材6
1の下面には、第1及び第2ターンテーブル12.14
と協働してディスククランプ作用をなす円盤状の抑圧部
材63が回転自在に取り付けられている。第10図に示
されるように、保持部材61の後端部にはコイルスプリ
ング65が連結されている。該コイルスプリングは抑圧
部材63が第1及び第2ターンテーブル12.14に近
づく方向に保持部材61を付勢する作用をなす。
上記した抑圧部材63と、これを保持する保持部材61
と、付勢手段としてのコイルスプリング65等とによっ
て、演奏位置すなわち各ターンテーブル上に搬送された
ディスクをクランプするクランプ機構が構成されている
次に、上記した構成のディスクプレーヤの動作を、ff
112図をも参照しつつ演奏手順に沿って簡単に説明す
る。
まず、光学式ビデオディスク15(第1図参照)を演奏
する場合について説明する。第1図に示されるようにデ
ィスク担持部5をハウジング2外に完全に突出させ、該
ディスク担持部上の所定位置に光学式ビデオディスク1
5を載置する。なお、ディスク担持部5のハウジング外
への突出動作は以下に述べる収納動作の全く逆の過程を
辿ってなされるので詳述はしない。
光学式ビデオディスク15をディスク担持部5上に載置
したら、第9図ないし第11図に示される位置までディ
スク担持部5を手動にてハウジング2内に押し込む。
ディスク担持部5がこの位置に達すると所定の検知スイ
ッチが動作し、これによって、第10図に示されるモー
タ52が回転を始める。このとき、ディスク担持部5は
支持部材44に対してロック手段によりロック状態とな
り、一体内に引き込まれ始める。故に、ディスク担持部
5は後方(反矢印Y方向)に移動してハウジング2内に
完全に収納され、第12図に示されるように今度は下方
に移動する。従って、光学式ビデオディスク15は第2
ターンテーブル14上に載置され、且つ、クランプされ
る。なお、このとき、図示せぬ判別手段によって演奏さ
るべきディスクの直径が判別される。この状態でモータ
52は停止し、ディスク演奏が可能になる。
光学式ビデオディスク15のローディングが完了すると
第2ターンテーブル14が第1ターンテーブル12と共
に回転せしめられてキャリッジ16(第2図及び第3図
参照)が動作し始めてディスク演奏が開始される。但し
、各ターンテーブルの回転数は、第2ターンテーブル1
4に適合したものである。
演奏が終了してキャリッジ16がその移動限界位置に達
したことが図示せぬ検知スイッチにより検知されると、
キャリッジ16及び第2ターンテーブル14は(第1タ
ーンテーブル12も)停止せられ、同時にモータ52が
反転動作を始める。
従って、前にも述べたように、ディスク担持部5は上記
と全く逆の過程を辿ってハウジング2の外部に突出し、
第9図ないし第11図に示される状態となる。この後、
ディスク担持部5を手動にて引き出して光学式ビデオデ
ィスク15を回収する。
演奏されるディスクがコンパクトディスク13(第1図
参照)である場合のディスク搬送動作は上述した光学式
ビデオディスク15の場合とほぼ同様である。但し、前
述した判別手段によって演奏されるディスクがコンパク
トディスク13であることが判別されると、第2ターン
テーブル14は第3図において実線にて示される非ディ
スク担持位置に移動せしめられてキャリッジ16の移動
経路外に離脱せられる。このとき、第4図に示されるよ
うにすべりキー14aが導入溝12hを通じて直線状キ
ー溝12cから係止溝12g内に導入され、第2ターン
テーブル14は該非ディスク担持位置において係止せら
れる。従って、コンパクトディスク13は第1ターンテ
ーブル12上に裁置される。この後、該第1ターンテー
ブルが第2ターンテーブル14と共に該第1ターンテー
ブルに適合した回転数にて回転駆動され、ディスク演奏
が開始される。ディスクの回収については前述の光学式
ビデオディスク15の場合と同様である。また、第2タ
ーンテーブル14がその非ディスク担持位置からディス
ク担持位置に復帰する場合、第4図に示されるようにす
べりキー14aが導入溝12iを通じて係止溝12gか
ら直線状キー溝12c内に導入せしめられる。
尚、前述した回転数可変モータ11の回転数の設定は図
示しない制御回路によって行なわれる。
発明の効果 以上詳述した如く、本発明によるコンパチブルディスク
プレーヤにおいては、スピンドルを含む共用の回転駆動
源に対して第1及び′X42の2種のターンテーブルを
同心に取り付け、且つ、外側の第2ターンテーブルを該
スピンドルに沿ってディスク担持位置から非ディスク担
持位置に移動せしめることによりピックアップの移動経
路から退避するようになしている。
従って、クランプ機構は両ターンテーブルに共用の一組
だけ設ければよく、部品点数が削減され、コストの低減
が実現されているのである。また、両ターンテーブルが
同心に設けられているため、ピックアップ手段を担持し
たキャリッジに対して一方のターンテーブルの位置を設
定すれば他方のターンテーブルの位置設定も必然的にな
される。
故に、該各部品間の相対位置を設定するための位置調整
機構が簡略化され、コストの低減が更に図り易くなって
いるのである。
更に、このように両ターンテーブルが同心的に設けられ
ているため、従来のディスクプレーヤの如く、光学式ビ
デオディスク担持用のキャリイ(132)とコンパクト
ディスク担持用のキャリイ (13B)とを別体に設け
て該コンパクトディスク担持用キャリイ (133)を
他方のキャリイ(132)に対して移動せしめる構成と
する必要がない。この点からもコストの低減が図り易く
なっているのである。
また、本発明によるコンパチブルディスクプレーヤにお
いては、上記第2ターンテーブルを上記スピンドル(回
転駆動源の)に対して上記非ディスク担持において係止
するラッチ機構を備えている。
このように、ラッチ機構を設けたことにより、第2ター
ンテーブルは該非ディスク担持位置に強固に且つ高精度
に位置決めされると共に、該ラッチ機構は滑動駒(すべ
りキー14a)など低順な部品によりしかも極めて簡単
に構成されるのでコストの低減が更に図り易くなってい
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るコンパチブルディスクプレーヤの
全体を示す斜視図、第2図は該ディスクプレーヤの内部
構造の一部の平面図、m3図は第2図に関する■−■断
面図、第4図及び第5図は第1ターンテーブルと滑動駒
としてのすべりキーを示す図、第6図ないし第8図は第
2ターンテーブルを移動させる駆動手段を示す図(但し
、第7図及び第8図は第6図に関する各々■−■矢視図
及び■−■矢視図)、第9図及び第10図はディスク搬
送機構の各々平面図及び側面図、第11図はクランプ機
構を説明するための図、第12図は当該ディスクプレー
ヤの動作を説明するための図、第13図ないし第16図
は従来のコンパチブルディスクプレーヤを説明するため
の図である。 主要部分の符号の説明 5・・・・・・ディスク担持部 11・・・・・・回転数可変モータ 11h・・・・・・スピンドル 12・・・・・・第1ターンテーブル 12c・・・・・・直線状キー溝 12g・・・・・・係止溝 12h、12i・・・・・・導入溝 13・・・・・・コンパクトディスク 14・・・・・・第2ターンテーブル 14a・・・・・・すべりキー 15・・・・・・光学式ビデオディスク16・・・・・
・キャリッジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. スピンドルを含む回転駆動源と、前記スピンドルに取り
    付けられた第1ターンテーブルと、ピックアップ手段を
    担持して前記第1ターンテーブルのディスク担持面を含
    む平面に沿って移動するキャリッジと、前記スピンドル
    に嵌着された柱状部材と、前記柱状部材に前記第1ター
    ンテーブルと同心に且つ前記スピンドルの回転軸方向に
    おいてディスク担持位置と非ディスク担持位置の間で摺
    動自在に取り付けられ前記非ディスク担持位置にあると
    きには前記キャリッジの移動経路から離間している第2
    ターンテーブルと、前記第2ターンテーブルを前記ディ
    スク担持位置に向けて付勢する付勢手段を含み前記第2
    ターンテーブルを移動せしめる駆動手段と、前記第2タ
    ーンテーブルを前記非ディスク担持位置において係止す
    るラッチ機構とを有することを特徴とするコンパチブル
    ディスクプレーヤ。
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