JPH11175981A - 光ディスク装置のタンジェンシャルスキュー調整装置 - Google Patents
光ディスク装置のタンジェンシャルスキュー調整装置Info
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- JPH11175981A JPH11175981A JP33695997A JP33695997A JPH11175981A JP H11175981 A JPH11175981 A JP H11175981A JP 33695997 A JP33695997 A JP 33695997A JP 33695997 A JP33695997 A JP 33695997A JP H11175981 A JPH11175981 A JP H11175981A
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- optical disk
- guide
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガイド主軸とガイド副軸の相関を一定に保
ち、かつ、スピンドルモータをベースに固定したまま
で、対物レンズの光軸のタンジェンシャルスキュー調整
を行えるようにすること。 【解決手段】 キャリッジ44とガイド副軸83との間
に取り付けたキャリッジ傾き調整手段85によって、光
学ピックアップ41の対物レンズ42が搭載されたキャ
リッジ44をガイド主軸82を中心として矢印j1 、j
2 方向に回転調整することにより、光ディスク1に対す
る対物レンズ42の光軸Fの垂直度をタンジェンシャル
方向である矢印n1 、n2 方向に調整するようにしたも
の。
ち、かつ、スピンドルモータをベースに固定したまま
で、対物レンズの光軸のタンジェンシャルスキュー調整
を行えるようにすること。 【解決手段】 キャリッジ44とガイド副軸83との間
に取り付けたキャリッジ傾き調整手段85によって、光
学ピックアップ41の対物レンズ42が搭載されたキャ
リッジ44をガイド主軸82を中心として矢印j1 、j
2 方向に回転調整することにより、光ディスク1に対す
る対物レンズ42の光軸Fの垂直度をタンジェンシャル
方向である矢印n1 、n2 方向に調整するようにしたも
の。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクをディ
スクテーブルによって回転駆動しながら、光学ピックア
ップによってその光ディスクを記録及び/又は再生する
光ディスク装置に関し、特に、光ディスクに対する対物
レンズのタンジェンシャルスキュー調整装置の技術分野
に属するものである。
スクテーブルによって回転駆動しながら、光学ピックア
ップによってその光ディスクを記録及び/又は再生する
光ディスク装置に関し、特に、光ディスクに対する対物
レンズのタンジェンシャルスキュー調整装置の技術分野
に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、CDやCD−ROMドライブ
装置等の光ディスク装置の光学ピックアップでは、ディ
スクテーブルによって回転駆動される光ディスクに対す
る対物レンズの光軸の垂直度を高精度に設定する必要が
ある。しかし、光ディスクの外周の垂れ下り現象によっ
てその光軸の垂直度に誤差が発生するので、光ディスク
の外周の垂れ下がりに追従させて光軸の垂直度をラジア
ル方向(対物レンズのシーク方向における放射線方向)
に矯正するためのラジアルスキュー調整装置が搭載され
ている。
装置等の光ディスク装置の光学ピックアップでは、ディ
スクテーブルによって回転駆動される光ディスクに対す
る対物レンズの光軸の垂直度を高精度に設定する必要が
ある。しかし、光ディスクの外周の垂れ下り現象によっ
てその光軸の垂直度に誤差が発生するので、光ディスク
の外周の垂れ下がりに追従させて光軸の垂直度をラジア
ル方向(対物レンズのシーク方向における放射線方向)
に矯正するためのラジアルスキュー調整装置が搭載され
ている。
【0003】しかし、DVD−ROMドライブ装置等の
高密度記録の光ディスクを用いる光ディスク装置におけ
る光学ピックアップでは、光ディスクに対する光軸の垂
直度をタンジェンシャル方向(対物レンズのシーク方向
に対して直交する方向における接線方向)にも合せ込む
ためのタンジェンシャルスキュー調整装置が必要であ
る。そこで、この種DVD−ROMドライブ装置等の高
密度記録の光ディスクを用いる従来の光ディスク装置の
光学ピックアップでは、対物レンズを案内するガイド副
軸をガイド主軸に対して傾き調整したり、ディスクテー
ブルが上端に取り付けられているスピンドルモータをベ
ース上で傾き調整するようにしたタンジェンシャルスキ
ュー調整装置が採用されていた。
高密度記録の光ディスクを用いる光ディスク装置におけ
る光学ピックアップでは、光ディスクに対する光軸の垂
直度をタンジェンシャル方向(対物レンズのシーク方向
に対して直交する方向における接線方向)にも合せ込む
ためのタンジェンシャルスキュー調整装置が必要であ
る。そこで、この種DVD−ROMドライブ装置等の高
密度記録の光ディスクを用いる従来の光ディスク装置の
光学ピックアップでは、対物レンズを案内するガイド副
軸をガイド主軸に対して傾き調整したり、ディスクテー
ブルが上端に取り付けられているスピンドルモータをベ
ース上で傾き調整するようにしたタンジェンシャルスキ
ュー調整装置が採用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種従来の
タンジェンシャルスキュー調整装置のうち、ガイド副軸
をガイド主軸に対して傾き調整するものでは、ガイド主
軸に対するガイド副軸の相関が保たれないために、キャ
リッジをガイド主軸に沿って移動することによる対物レ
ンズのシーク動作に伴って、光ディスクに対する対物レ
ンズの光軸の垂直度に僅かながら誤差が発生してしま
う。また、スピンドルモータをベース上で傾き調整する
ものでは、スピンドルモータをベース上に完全固定する
ことができなくなるために、光ディスクの高密度記録化
のためのスピンドルモータの回転速度を上げると、スピ
ンドルモータが振動を発生していまい、スピンドルモー
タの高速回転化が困難であった。
タンジェンシャルスキュー調整装置のうち、ガイド副軸
をガイド主軸に対して傾き調整するものでは、ガイド主
軸に対するガイド副軸の相関が保たれないために、キャ
リッジをガイド主軸に沿って移動することによる対物レ
ンズのシーク動作に伴って、光ディスクに対する対物レ
ンズの光軸の垂直度に僅かながら誤差が発生してしま
う。また、スピンドルモータをベース上で傾き調整する
ものでは、スピンドルモータをベース上に完全固定する
ことができなくなるために、光ディスクの高密度記録化
のためのスピンドルモータの回転速度を上げると、スピ
ンドルモータが振動を発生していまい、スピンドルモー
タの高速回転化が困難であった。
【0005】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、ガイド主軸とガイド副軸の相関を
一定に保ち、かつ、スピンドルモータを固定したまま
で、光ディスクに対する対物レンズの光軸のタンジェン
シャルスキュー調整を行うことができるようにした光デ
ィスク装置のタンジェンシャルスキュー調整装置を提供
することを目的としている。
されたものであって、ガイド主軸とガイド副軸の相関を
一定に保ち、かつ、スピンドルモータを固定したまま
で、光ディスクに対する対物レンズの光軸のタンジェン
シャルスキュー調整を行うことができるようにした光デ
ィスク装置のタンジェンシャルスキュー調整装置を提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の光ディスク装置のタンジェンシャルスキュ
ー調整装置は、光学ピックアップの対物レンズが搭載さ
れたキャリッジをガイド主軸を中心として回転調整する
ようにしたキャリッジ傾き調整手段を、そのキャリッジ
とガイド副軸との間に取り付けたものである。
めの本発明の光ディスク装置のタンジェンシャルスキュ
ー調整装置は、光学ピックアップの対物レンズが搭載さ
れたキャリッジをガイド主軸を中心として回転調整する
ようにしたキャリッジ傾き調整手段を、そのキャリッジ
とガイド副軸との間に取り付けたものである。
【0007】上記のように構成された本発明の光ディス
ク装置のタンジェンシャルスキュー調整装置は、ガイド
副軸とキャリッジとの間に設けたキャリッジ傾き調整手
段によってキャリッジをガイド主軸を中心に回転調整す
ると、光ディスクに対する対物レンズの光軸がタンジェ
ンシャル方向にスキュー調整される。従って、ガイド副
軸及びスピンドルモータを傾き調整することなく、タン
ジェンシャルスキュー調整を行うことができる。
ク装置のタンジェンシャルスキュー調整装置は、ガイド
副軸とキャリッジとの間に設けたキャリッジ傾き調整手
段によってキャリッジをガイド主軸を中心に回転調整す
ると、光ディスクに対する対物レンズの光軸がタンジェ
ンシャル方向にスキュー調整される。従って、ガイド副
軸及びスピンドルモータを傾き調整することなく、タン
ジェンシャルスキュー調整を行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したDVD−
ROMドライブ装置等の光ディスク装置のタンジェンシ
ャルスキュー調整装置の実施形態を図を参照して、次の
順序で説明する。 (1)・・・ タンジェンシャルスキュー調整装置の説
明 (2)・・・ ラジアルスキュー調整装置の説明 (3)・・・ 光ディスク装置全体の説明
ROMドライブ装置等の光ディスク装置のタンジェンシ
ャルスキュー調整装置の実施形態を図を参照して、次の
順序で説明する。 (1)・・・ タンジェンシャルスキュー調整装置の説
明 (2)・・・ ラジアルスキュー調整装置の説明 (3)・・・ 光ディスク装置全体の説明
【0009】(1)・・・ タンジェンシャルスキュー
調整装置の説明 まず、図1〜図5によって、タンジェンシャルスキュー
調整装置81について説明すると、後述するように、光
学ピックアップ41の対物レンズ43が搭載されている
キャリッジ44の移動方向(矢印a1 、a2 方向)に対
して直交する方向(矢印i1 、i2 方向)の両端44
a、44bが2本の平行なガイド軸であるガイド主軸8
2とガイド副軸83に矢印a1 、a2 方向にスライド自
在に係合されている。但し、ガイド主軸82とガイド副
軸83は、後述するようにベースである昇降フレーム1
6に一定の相関状態に取り付けられている。そして、キ
ャリッジ44の一端44aは矢印a1 、a2 方向に間隔
を隔てて取り付けられた一対のスラスト軸受84によっ
てガイド主軸82に矢印a1 、a2 方向にスライド自在
であると共に、そのガイド主軸83を中心として矢印j
1 、j2 方向に回転自在に係合されていて、そのキャリ
ッジ44の他端44bとガイド副軸83との間にはキャ
リッジ傾き調整手段85が取り付けられている。
調整装置の説明 まず、図1〜図5によって、タンジェンシャルスキュー
調整装置81について説明すると、後述するように、光
学ピックアップ41の対物レンズ43が搭載されている
キャリッジ44の移動方向(矢印a1 、a2 方向)に対
して直交する方向(矢印i1 、i2 方向)の両端44
a、44bが2本の平行なガイド軸であるガイド主軸8
2とガイド副軸83に矢印a1 、a2 方向にスライド自
在に係合されている。但し、ガイド主軸82とガイド副
軸83は、後述するようにベースである昇降フレーム1
6に一定の相関状態に取り付けられている。そして、キ
ャリッジ44の一端44aは矢印a1 、a2 方向に間隔
を隔てて取り付けられた一対のスラスト軸受84によっ
てガイド主軸82に矢印a1 、a2 方向にスライド自在
であると共に、そのガイド主軸83を中心として矢印j
1 、j2 方向に回転自在に係合されていて、そのキャリ
ッジ44の他端44bとガイド副軸83との間にはキャ
リッジ傾き調整手段85が取り付けられている。
【0010】このキャリッジ傾き調整手段85には、合
成樹脂等によってほぼ厚手の方形板状に成形された回転
部材86が用いられていて、この回転部材86には水平
な回転中心ピン87と、ほぼコ字状に切り欠かれた被ガ
イド部88と、ほぼ水平なアーム部89が一体成形され
ている。そして、アーム部89の一側面(回転支点ピン
87の突出方向側の面)にはほぼ長円をその長軸方向沿
って2分割した形状の切欠きに構成されているネジ係合
部90が形成されている。そして、回転支点ピン87と
被ガイド部88は回転部材86の下端側の左右両側部に
配置され、アーム部89は回転部材86の上端の一側部
に配置されていて、回転支点ピン87が被ガイド部88
とネジ係合部90との間に配置されている。また、この
キャリッジ傾き調整手段85には、回転部材86を回転
調整するための調整ネジ91と予圧バネ95が用いられ
ていて、この調整ネジ91の上端にはネジ頭部92とフ
ランジ93との間に形成された環状溝94が形成されて
いる。なお、予圧バネ95は圧縮コイルスプリングによ
って構成されている。
成樹脂等によってほぼ厚手の方形板状に成形された回転
部材86が用いられていて、この回転部材86には水平
な回転中心ピン87と、ほぼコ字状に切り欠かれた被ガ
イド部88と、ほぼ水平なアーム部89が一体成形され
ている。そして、アーム部89の一側面(回転支点ピン
87の突出方向側の面)にはほぼ長円をその長軸方向沿
って2分割した形状の切欠きに構成されているネジ係合
部90が形成されている。そして、回転支点ピン87と
被ガイド部88は回転部材86の下端側の左右両側部に
配置され、アーム部89は回転部材86の上端の一側部
に配置されていて、回転支点ピン87が被ガイド部88
とネジ係合部90との間に配置されている。また、この
キャリッジ傾き調整手段85には、回転部材86を回転
調整するための調整ネジ91と予圧バネ95が用いられ
ていて、この調整ネジ91の上端にはネジ頭部92とフ
ランジ93との間に形成された環状溝94が形成されて
いる。なお、予圧バネ95は圧縮コイルスプリングによ
って構成されている。
【0011】そして、キャリッジ44の他端44a側に
形成された回転部材取付部96の上部にネジ穴(内周に
雌ネジが形成されている穴)97が垂直状に形成されて
いて、その回転部材取付部96のネジ穴97より外側位
置にはガイド副軸83と平行で、水平なピン取付穴98
がこの回転部材取付部96をガイド副軸83と平行な方
向に貫通された状態に形成されている。
形成された回転部材取付部96の上部にネジ穴(内周に
雌ネジが形成されている穴)97が垂直状に形成されて
いて、その回転部材取付部96のネジ穴97より外側位
置にはガイド副軸83と平行で、水平なピン取付穴98
がこの回転部材取付部96をガイド副軸83と平行な方
向に貫通された状態に形成されている。
【0012】そこで、このキャリッジ傾き調整手段85
の組立て時には、まず、調整ネジ91の下端をキャリッ
ジ44の回転部材取付部96のネジ穴97に上方から垂
直状にネジ嵌合(螺合すること)して、その調整ネジ9
1の下端側の外周で、フランジ93と回転部材取付部9
6との間に予圧バネ95を初期圧縮応力を与えた状態に
挿入する。
の組立て時には、まず、調整ネジ91の下端をキャリッ
ジ44の回転部材取付部96のネジ穴97に上方から垂
直状にネジ嵌合(螺合すること)して、その調整ネジ9
1の下端側の外周で、フランジ93と回転部材取付部9
6との間に予圧バネ95を初期圧縮応力を与えた状態に
挿入する。
【0013】次に、回転部材86のほぼコ字状の切り欠
きである被ガイド部88をガイド副軸83に内側から挿
入して、その被ガイド部88をガイド副軸83に矢印a
1 、a2 方向にスライド自在に係合させた状態で、その
回転部材86の回転中心ピン87を回転部材取付部96
のピン取付穴98内に軸方向(例えば、矢印a2 方向)
から水平に挿入して、その回転中心ピン87の先端の外
周に形成されているワッシャー嵌合溝99に抜止め用ワ
ッシャー100を嵌合することによって、この回転部材
86を回転部材取付部96に回転中心ピン87を中心に
して矢印k1 、k2 方向に回転自在に取り付ける。そし
て、回転中心ピン87をピン取付穴98内に軸方向から
水平に挿入した時に、回転部材86のネジ係合部90を
調整ネジ91の環状溝94に一側方(例えば、矢印a2
方向)から係合させたものである。
きである被ガイド部88をガイド副軸83に内側から挿
入して、その被ガイド部88をガイド副軸83に矢印a
1 、a2 方向にスライド自在に係合させた状態で、その
回転部材86の回転中心ピン87を回転部材取付部96
のピン取付穴98内に軸方向(例えば、矢印a2 方向)
から水平に挿入して、その回転中心ピン87の先端の外
周に形成されているワッシャー嵌合溝99に抜止め用ワ
ッシャー100を嵌合することによって、この回転部材
86を回転部材取付部96に回転中心ピン87を中心に
して矢印k1 、k2 方向に回転自在に取り付ける。そし
て、回転中心ピン87をピン取付穴98内に軸方向から
水平に挿入した時に、回転部材86のネジ係合部90を
調整ネジ91の環状溝94に一側方(例えば、矢印a2
方向)から係合させたものである。
【0014】従って、回転部材取付部96に調整ネジ9
1と回転部材86とを直交する2方向から簡単に取り付
けて、これら両者を簡単に組み立てることができるもの
であり、この回転部材86及び調整ネジ91の組立て及
び分解を容易に行えるように構成されている。
1と回転部材86とを直交する2方向から簡単に取り付
けて、これら両者を簡単に組み立てることができるもの
であり、この回転部材86及び調整ネジ91の組立て及
び分解を容易に行えるように構成されている。
【0015】このキャリッジ傾き調整手段85は以上の
ように構成されていて、図1が、キャリッジ44を水平
基準位置P11に位置決めし、対物レンズ42の光軸Fを
垂直基準位置P21に位置決めした基準状態を示してい
る。そこで、図2及び図3に示すように、調整ネジ91
を予圧バネ95との共働き動作によってキャリッジ44
に対して上下方向である矢印m1 、m2 方向に移動調整
すると、その環状溝94によって回転部材86のアーム
部89が矢印m1 、m2 方向に駆動されて、回転部材8
6が回転中心ピン87を中心にしてキャリッジ44に対
して矢印k1 、k2 方向に回転調整される。
ように構成されていて、図1が、キャリッジ44を水平
基準位置P11に位置決めし、対物レンズ42の光軸Fを
垂直基準位置P21に位置決めした基準状態を示してい
る。そこで、図2及び図3に示すように、調整ネジ91
を予圧バネ95との共働き動作によってキャリッジ44
に対して上下方向である矢印m1 、m2 方向に移動調整
すると、その環状溝94によって回転部材86のアーム
部89が矢印m1 、m2 方向に駆動されて、回転部材8
6が回転中心ピン87を中心にしてキャリッジ44に対
して矢印k1 、k2 方向に回転調整される。
【0016】すると、回転部材86の被ガイド部88が
回転中心ピン87を中心に矢印j1、j2 方向に回転調
整されるが、定位置に固定されているガイド副軸83に
よって被ガイド部88の上下動が抑えられているため
に、回転中心ピン87が上下方向である矢印j1 、j2
方向に変位することになる。つまり、調整ネジ91の矢
印m1 、m2 方向の移動調整動作によって、回転部材8
6を介してキャリッジ44の他端44b側が上下方向で
ある矢印j1 、j2 方向に移動調整されることになっ
て、このキャリッジ44が図1に示した水平基準位置P
11からその一端44a側のガイド主軸82を中心に上下
方向である矢印j1 、j2 方向に傾き調整される。そし
て、対物レンズ42の光軸Fが図1に示す垂直基準位置
P21からタンジェンシャル方向(対物レンズ42のシー
ク方向である矢印a1 、a2 方向に対して直交する方向
における接線方向)である矢印n1 、n2 方向にタンジ
ェンシャルスキュー調整されることになる。
回転中心ピン87を中心に矢印j1、j2 方向に回転調
整されるが、定位置に固定されているガイド副軸83に
よって被ガイド部88の上下動が抑えられているため
に、回転中心ピン87が上下方向である矢印j1 、j2
方向に変位することになる。つまり、調整ネジ91の矢
印m1 、m2 方向の移動調整動作によって、回転部材8
6を介してキャリッジ44の他端44b側が上下方向で
ある矢印j1 、j2 方向に移動調整されることになっ
て、このキャリッジ44が図1に示した水平基準位置P
11からその一端44a側のガイド主軸82を中心に上下
方向である矢印j1 、j2 方向に傾き調整される。そし
て、対物レンズ42の光軸Fが図1に示す垂直基準位置
P21からタンジェンシャル方向(対物レンズ42のシー
ク方向である矢印a1 、a2 方向に対して直交する方向
における接線方向)である矢印n1 、n2 方向にタンジ
ェンシャルスキュー調整されることになる。
【0017】従って、このタンジェンシャルスキュー調
整装置81によれば、ガイド主軸82とガイド副軸83
の相関を一定に保ち、かつ、後述するスピンドルモータ
39をベースである昇降フレーム16に完全固定した状
態で、対物レンズ42の光軸Fをタンジェンシャル方向
(矢印n1 、n2 方向)に簡単にタンジェンシャルスキ
ュー調整することができて、後述するディスクテーブル
40上にチャッキングされて回転駆動されるDVD−R
OM等の高密度記録の光ディスク1に対するその対物レ
ンズ42の光軸Fの垂直度をタンジェンシャル方向(矢
印n1 、n2 方向)に簡単、かつ、高精度に合せ込むこ
とができるものである。
整装置81によれば、ガイド主軸82とガイド副軸83
の相関を一定に保ち、かつ、後述するスピンドルモータ
39をベースである昇降フレーム16に完全固定した状
態で、対物レンズ42の光軸Fをタンジェンシャル方向
(矢印n1 、n2 方向)に簡単にタンジェンシャルスキ
ュー調整することができて、後述するディスクテーブル
40上にチャッキングされて回転駆動されるDVD−R
OM等の高密度記録の光ディスク1に対するその対物レ
ンズ42の光軸Fの垂直度をタンジェンシャル方向(矢
印n1 、n2 方向)に簡単、かつ、高精度に合せ込むこ
とができるものである。
【0018】(2)・・・ ラジアルスキュー調整装置
の説明 次に、図6〜図10によって、ラジアルスキュー調整装
置61について説明すると、2本の平行なガイド軸であ
るガイド主軸82及びガイド副軸83の前後両端82
a、82b及び83a、83bの近傍位置をほぼコ字状
で平行な一対のガイド軸ホルダー62の前後両端62
a、62bの上部にそれぞれ各一対、合計4つの止ネジ
式の止め具63によって水平に固着し、これら一対のガ
イド軸ホルダー62の前後方向の中央からやや前端62
a側に偏位された位置をガイド主軸82及びガイド副軸
83に対して直交し、水平で、かつ、同一軸心状に配置
された一対の支点ピン64を介してベースである昇降フ
レーム16に矢印g1 、g2 方向に揺動自在に取り付け
ている。なお、一対のガイド軸ホルダー62の後端62
b側に形成された上下方向の長穴66内に遊嵌された一
対のガイドピン65が昇降フレーム16に取り付けられ
ていて、これら一対のガイドピン65によって一対のガ
イド軸ホルダー62の矢印g1 、g2 方向の揺動範囲が
規制されている。そして、昇降フレーム16上の左右両
側位置に各一対、合計4つの位置決めピン67が垂直状
に取り付けられていて、各一対の支点ピン65及びガイ
ドピン65の外周に取り付けられた圧縮コイルバネであ
る合計4つの圧着バネ68によって、ガイド主軸82及
びガイド副軸83の前後両端82a、82b及び83
a、83bの近傍位置が各一対の位置決めピン67の側
面に圧着されて、これらガイド主軸82及びガイド副軸
83の平行度及びトレーセンターP1 に対する平行度が
高精度に規制されている。
の説明 次に、図6〜図10によって、ラジアルスキュー調整装
置61について説明すると、2本の平行なガイド軸であ
るガイド主軸82及びガイド副軸83の前後両端82
a、82b及び83a、83bの近傍位置をほぼコ字状
で平行な一対のガイド軸ホルダー62の前後両端62
a、62bの上部にそれぞれ各一対、合計4つの止ネジ
式の止め具63によって水平に固着し、これら一対のガ
イド軸ホルダー62の前後方向の中央からやや前端62
a側に偏位された位置をガイド主軸82及びガイド副軸
83に対して直交し、水平で、かつ、同一軸心状に配置
された一対の支点ピン64を介してベースである昇降フ
レーム16に矢印g1 、g2 方向に揺動自在に取り付け
ている。なお、一対のガイド軸ホルダー62の後端62
b側に形成された上下方向の長穴66内に遊嵌された一
対のガイドピン65が昇降フレーム16に取り付けられ
ていて、これら一対のガイドピン65によって一対のガ
イド軸ホルダー62の矢印g1 、g2 方向の揺動範囲が
規制されている。そして、昇降フレーム16上の左右両
側位置に各一対、合計4つの位置決めピン67が垂直状
に取り付けられていて、各一対の支点ピン65及びガイ
ドピン65の外周に取り付けられた圧縮コイルバネであ
る合計4つの圧着バネ68によって、ガイド主軸82及
びガイド副軸83の前後両端82a、82b及び83
a、83bの近傍位置が各一対の位置決めピン67の側
面に圧着されて、これらガイド主軸82及びガイド副軸
83の平行度及びトレーセンターP1 に対する平行度が
高精度に規制されている。
【0019】そして、ガイド主軸82及びガイド副軸8
3の一方の端部である後端82b、83b側で、昇降フ
レーム16上にカム機構69が取り付けられている。こ
のカム機構69にはスキュー調整部材を構成する円柱状
の偏心カム71が使用されている。なお、この偏心カム
71は回転中心軸であるカム軸70の外周に偏心されて
一体に形成されている。そして、この偏心カム71がガ
イド主軸82及びガイド副軸83の後端82b、83b
の下部に、これらガイド主軸82及びガイド副軸83に
対して直交し、かつ、水平状に配置されている。そし
て、この偏心カム71がカム軸70の両端によって昇降
フレーム16の後端16a側に水平に回転自在に取り付
けられていて、昇降フレーム16の後端16a側にはス
キューモータ72と、そのスキューモータ72によって
カム軸70を矢印f1 、f2 方向に回転駆動するギアト
レイン73が取り付けられている。また、昇降フレーム
16の後端16aに取り付けられた一対のバネ支軸75
の外周に捩りコイルバネである一対の圧着バネ74が取
り付けられていて、これら一対の圧着バネ74によって
ガイド主軸82及びガイド副軸83の後端82b、83
bが偏心カム71上に上方から常時圧着されている。
3の一方の端部である後端82b、83b側で、昇降フ
レーム16上にカム機構69が取り付けられている。こ
のカム機構69にはスキュー調整部材を構成する円柱状
の偏心カム71が使用されている。なお、この偏心カム
71は回転中心軸であるカム軸70の外周に偏心されて
一体に形成されている。そして、この偏心カム71がガ
イド主軸82及びガイド副軸83の後端82b、83b
の下部に、これらガイド主軸82及びガイド副軸83に
対して直交し、かつ、水平状に配置されている。そし
て、この偏心カム71がカム軸70の両端によって昇降
フレーム16の後端16a側に水平に回転自在に取り付
けられていて、昇降フレーム16の後端16a側にはス
キューモータ72と、そのスキューモータ72によって
カム軸70を矢印f1 、f2 方向に回転駆動するギアト
レイン73が取り付けられている。また、昇降フレーム
16の後端16aに取り付けられた一対のバネ支軸75
の外周に捩りコイルバネである一対の圧着バネ74が取
り付けられていて、これら一対の圧着バネ74によって
ガイド主軸82及びガイド副軸83の後端82b、83
bが偏心カム71上に上方から常時圧着されている。
【0020】このラジアルスキュー調整装置61は以上
のように構成されていて、ディスクテーブル40によっ
てDVD−ROM等の高密度記録の光ディスク1を回転
駆動しながら、光学ピックアップ41によって光ディス
ク1の記録及び/又は再生中に、光ディスク1の外周の
ラジアル方向である矢印h1 、h2 方向の垂れ下りをキ
ャリッジ44上の光反射型のスキューセンサー43によ
って検出する。そして、そのスキューセンサー43の出
力に基づいて、スキューモータ72によってギアトレイ
ン73を介してカム軸70を矢印f1 、f2 方向に回転
駆動すると、偏心カム71がそのカム軸70の周りに矢
印f1 、f2 方向に偏心回転駆動され、一対のガイド軸
ホルダー62と一体にガイド主軸82及びガイド副軸8
3が平行状態を保ったまま、一対の支点ピン64を中心
に上下方向である矢印g1 、g2方向に同時に、かつ、
全くガタのない状態で高精度に揺動運動される。そし
て、そのガイド軸46で案内されるキャリッジ44の対
物レンズ42の光軸Fが光ディスク1の外周に対して垂
直に追従するように、光ディスク1のラジアル方向(対
物レンズ42のシーク方向である矢印a1 、a2 方向に
おける放射線方向)である矢印h1 、h2 方向にラジア
ルスキュー調整される。しかも、この際、1本の円柱状
の偏心カム71によってガイド主軸82及びガイド副軸
83を同時に矢印g1 、g2 方向に揺動駆動するので、
対物レンズ42の光軸Fに光ディスク1のタンジェンシ
ャル方向への傾きが全く発生せず、その光軸Fをラジア
ル方向に高精度にラジアルスキュー調整することができ
る。
のように構成されていて、ディスクテーブル40によっ
てDVD−ROM等の高密度記録の光ディスク1を回転
駆動しながら、光学ピックアップ41によって光ディス
ク1の記録及び/又は再生中に、光ディスク1の外周の
ラジアル方向である矢印h1 、h2 方向の垂れ下りをキ
ャリッジ44上の光反射型のスキューセンサー43によ
って検出する。そして、そのスキューセンサー43の出
力に基づいて、スキューモータ72によってギアトレイ
ン73を介してカム軸70を矢印f1 、f2 方向に回転
駆動すると、偏心カム71がそのカム軸70の周りに矢
印f1 、f2 方向に偏心回転駆動され、一対のガイド軸
ホルダー62と一体にガイド主軸82及びガイド副軸8
3が平行状態を保ったまま、一対の支点ピン64を中心
に上下方向である矢印g1 、g2方向に同時に、かつ、
全くガタのない状態で高精度に揺動運動される。そし
て、そのガイド軸46で案内されるキャリッジ44の対
物レンズ42の光軸Fが光ディスク1の外周に対して垂
直に追従するように、光ディスク1のラジアル方向(対
物レンズ42のシーク方向である矢印a1 、a2 方向に
おける放射線方向)である矢印h1 、h2 方向にラジア
ルスキュー調整される。しかも、この際、1本の円柱状
の偏心カム71によってガイド主軸82及びガイド副軸
83を同時に矢印g1 、g2 方向に揺動駆動するので、
対物レンズ42の光軸Fに光ディスク1のタンジェンシ
ャル方向への傾きが全く発生せず、その光軸Fをラジア
ル方向に高精度にラジアルスキュー調整することができ
る。
【0021】なお、このラジアルスキュー調整時には、
偏心カム71の図6に実線で示す位置を基準位置とし、
この時、図8に示すように、ガイド主軸82及びガイド
副軸83が水平となり、対物レンズ42の光軸Fが垂直
(鉛直)となる。そして、スキューセンサー43からの
出力に応じて、偏心カム71を上記基準位置から図6に
1点鎖線と点線で示すように矢印f1 、f2 方向に偏心
回転駆動すると、図9及び図10に示すように、ガイド
主軸82及びガイド副軸83を矢印g1 、g2方向に傾
けて、対物レンズ42の光軸Fをラジアル方向に沿って
矢印h1 方向及び矢印h2 方向にラジアルスキュー調整
することができ、その光軸Fを光ディスク1の外周の矢
印h1 方向及び矢印h2 方向の垂れ下がりに追従させる
ようにして、光ディスク1に対する光軸Fの垂直度を確
保するものである。
偏心カム71の図6に実線で示す位置を基準位置とし、
この時、図8に示すように、ガイド主軸82及びガイド
副軸83が水平となり、対物レンズ42の光軸Fが垂直
(鉛直)となる。そして、スキューセンサー43からの
出力に応じて、偏心カム71を上記基準位置から図6に
1点鎖線と点線で示すように矢印f1 、f2 方向に偏心
回転駆動すると、図9及び図10に示すように、ガイド
主軸82及びガイド副軸83を矢印g1 、g2方向に傾
けて、対物レンズ42の光軸Fをラジアル方向に沿って
矢印h1 方向及び矢印h2 方向にラジアルスキュー調整
することができ、その光軸Fを光ディスク1の外周の矢
印h1 方向及び矢印h2 方向の垂れ下がりに追従させる
ようにして、光ディスク1に対する光軸Fの垂直度を確
保するものである。
【0022】ところで、円柱状の1本の偏心カム71は
高精度に、かつ、容易に加工でき、その1本の偏心カム
71によってガイド主軸82及びガイド副軸83を矢印
g1、g2 方向に同時に揺動駆動する構造は、これらガ
イド主軸82及びガイド副軸83の平行度を高精度に保
って、ガタなく、スムーズに揺動駆動することができる
ので、対物レンズ42の光軸Fにタンジェンシャル方向
の傾きを全く発生させることなく、その光軸Fをラジア
ル方向に高精度にラジアルスキュー調整することができ
るので、光ディスク1の記録及び/又は再生の出力劣化
を全く発生させることなく、高精度のラジアルスキュー
調整を行える。また、ガイド主軸82及びガイド副軸8
3は圧着手段である一対の圧着バネ74によって、偏心
カム71上に常時圧着(予圧付加)されているので、偏
心カム71によってガイド主軸82及びガイド副軸83
をガタなく、スムーズに揺動駆動することができる。ま
た、ガイド主軸82及びガイド副軸83は各一対の位置
決めピン67の側面に各一対の圧着バネ68によって常
時圧着(予圧付加)されていて、この構造によっても、
ガイド主軸82及びガイド副軸83の平行度を高精度に
確保することができる。また、スキューモータ72はカ
ム機構69を介してガイド主軸82及びガイド副軸83
のみを揺動駆動すれば良く、例えば、大型、大重量の昇
降フレーム16全体を揺動駆動するものとは全く異な
り、そのスキューモータ72の負荷が非常に小さいの
で、このスキューモータ72には小型、軽量のモータを
用いることができて、省電力効果も大きい。
高精度に、かつ、容易に加工でき、その1本の偏心カム
71によってガイド主軸82及びガイド副軸83を矢印
g1、g2 方向に同時に揺動駆動する構造は、これらガ
イド主軸82及びガイド副軸83の平行度を高精度に保
って、ガタなく、スムーズに揺動駆動することができる
ので、対物レンズ42の光軸Fにタンジェンシャル方向
の傾きを全く発生させることなく、その光軸Fをラジア
ル方向に高精度にラジアルスキュー調整することができ
るので、光ディスク1の記録及び/又は再生の出力劣化
を全く発生させることなく、高精度のラジアルスキュー
調整を行える。また、ガイド主軸82及びガイド副軸8
3は圧着手段である一対の圧着バネ74によって、偏心
カム71上に常時圧着(予圧付加)されているので、偏
心カム71によってガイド主軸82及びガイド副軸83
をガタなく、スムーズに揺動駆動することができる。ま
た、ガイド主軸82及びガイド副軸83は各一対の位置
決めピン67の側面に各一対の圧着バネ68によって常
時圧着(予圧付加)されていて、この構造によっても、
ガイド主軸82及びガイド副軸83の平行度を高精度に
確保することができる。また、スキューモータ72はカ
ム機構69を介してガイド主軸82及びガイド副軸83
のみを揺動駆動すれば良く、例えば、大型、大重量の昇
降フレーム16全体を揺動駆動するものとは全く異な
り、そのスキューモータ72の負荷が非常に小さいの
で、このスキューモータ72には小型、軽量のモータを
用いることができて、省電力効果も大きい。
【0023】(3)・・・ 光ディスク装置全体の説明 次に、図11〜図18によって、DVD−ROMドライ
ブ等の光ディスク装置5全体について説明すると、ま
ず、図17に示すように、DVD−ROM等の高密度記
録の光ディスク1をディスクトレー2の上面に形成され
た凹所3内に水平に載置した後に、ディスクトレー2の
フロントパネル2aを矢印a1 方向に軽く押すと、ロー
ディングスイッチ(図示せず)がONとなり、後述する
ローディング機構によって、図18に示すように、ディ
スクトレー2がトレー出入口4から光ディスク装置5内
にローディング方向である矢印a方向から水平に引き込
まれて、後述するように光ディスク1がスピンドルモー
タのディスクテーブル上に水平に自動的にローディング
される。
ブ等の光ディスク装置5全体について説明すると、ま
ず、図17に示すように、DVD−ROM等の高密度記
録の光ディスク1をディスクトレー2の上面に形成され
た凹所3内に水平に載置した後に、ディスクトレー2の
フロントパネル2aを矢印a1 方向に軽く押すと、ロー
ディングスイッチ(図示せず)がONとなり、後述する
ローディング機構によって、図18に示すように、ディ
スクトレー2がトレー出入口4から光ディスク装置5内
にローディング方向である矢印a方向から水平に引き込
まれて、後述するように光ディスク1がスピンドルモー
タのディスクテーブル上に水平に自動的にローディング
される。
【0024】そして、このローディング後に、ホストコ
ンピュータからの再生指令信号等によって、スピンドル
モータによって光ディスク1が高速で回転駆動され、光
学ピックアップによって光ディスク1のデータが記録及
び/又は再生される。そして、この光ディスク1の記録
及び/又は再生後に、ホストコンピュータからのイジェ
クト指令信号等によって、図17に示すように、ディス
クトレー2がトレー出入口4から光ディスク装置5外に
イジェクト方向である矢印a2 方向に自動的にイジェク
トされる。
ンピュータからの再生指令信号等によって、スピンドル
モータによって光ディスク1が高速で回転駆動され、光
学ピックアップによって光ディスク1のデータが記録及
び/又は再生される。そして、この光ディスク1の記録
及び/又は再生後に、ホストコンピュータからのイジェ
クト指令信号等によって、図17に示すように、ディス
クトレー2がトレー出入口4から光ディスク装置5外に
イジェクト方向である矢印a2 方向に自動的にイジェク
トされる。
【0025】次に、図11〜図16に示すように、ディ
スクトレー2は合成樹脂等によって成形されていて、そ
の凹所3の中央部から後端部2b側にかけてトレーセン
ターP1 に沿った長穴状の底面開口8が形成されてい
る。また、このディスクトレー2の左右両側縁にはトレ
ーセンターP1 と平行な左右一対のガイドレール9が一
体に成形されている。そして、このディスクトレー2の
底面の一側部にはほぼJ形で、平行状のラック10及び
ガイド溝11が一体に成形されている。なお、これらラ
ック10及びガイド溝11の直線部10a、11aはト
レーセンターP1と平行に形成されていて、フロントパ
ネル2a側の端部に円弧部10b、11bが形成されて
いる。
スクトレー2は合成樹脂等によって成形されていて、そ
の凹所3の中央部から後端部2b側にかけてトレーセン
ターP1 に沿った長穴状の底面開口8が形成されてい
る。また、このディスクトレー2の左右両側縁にはトレ
ーセンターP1 と平行な左右一対のガイドレール9が一
体に成形されている。そして、このディスクトレー2の
底面の一側部にはほぼJ形で、平行状のラック10及び
ガイド溝11が一体に成形されている。なお、これらラ
ック10及びガイド溝11の直線部10a、11aはト
レーセンターP1と平行に形成されていて、フロントパ
ネル2a側の端部に円弧部10b、11bが形成されて
いる。
【0026】次に、光ディスク装置5の内部には合成樹
脂等によって成形されたほぼ箱型で浅いシャーシ14が
設けられていて、ディスクトレー2の左右一対のガイド
レール9がこのシャーシ14の左右両側板14aの内側
に一体成形されている複数のトレーガイド15によって
案内されて矢印a1 、a2 方向に水平にスライドされる
ように構成されている。そして、このシャーシ14の底
部14b上に合成樹脂等によって成形された昇降フレー
ム16が取り付けられている。この昇降フレーム16に
は、後端部16a側の左右両側の2箇所と、前端部16
b側の中央部との3箇所にインシュレータ取付部17、
18が一体に成形されていて、これらのインシュレータ
取付部17、18にゴム等の弾性部材で構成された緩衝
器である3つのインシュレータ19、20が取り付けら
れている。
脂等によって成形されたほぼ箱型で浅いシャーシ14が
設けられていて、ディスクトレー2の左右一対のガイド
レール9がこのシャーシ14の左右両側板14aの内側
に一体成形されている複数のトレーガイド15によって
案内されて矢印a1 、a2 方向に水平にスライドされる
ように構成されている。そして、このシャーシ14の底
部14b上に合成樹脂等によって成形された昇降フレー
ム16が取り付けられている。この昇降フレーム16に
は、後端部16a側の左右両側の2箇所と、前端部16
b側の中央部との3箇所にインシュレータ取付部17、
18が一体に成形されていて、これらのインシュレータ
取付部17、18にゴム等の弾性部材で構成された緩衝
器である3つのインシュレータ19、20が取り付けら
れている。
【0027】そして、昇降フレーム16の後端部16a
に取り付けられた左右一対のインシュレータ19がこれ
らの中央に挿通された止ネジ21によってシャーシ14
の底部14b上に取り付けられて、昇降フレーム16の
前端部16bに取り付けられた1つのインシュレータ2
0がその中央に挿通された止ネジ22によって昇降駆動
レバー23の先端上に取り付けられている。なお、この
昇降駆動レバー23はトレーセンターP1 に対して直角
状に配置されていて、その昇降駆動レバー23の基部が
左右一対の水平な支点ピン24によってシャーシ14の
底部14b上に上下方向である矢印b1 、b2 方向に回
転自在に取り付けられている。
に取り付けられた左右一対のインシュレータ19がこれ
らの中央に挿通された止ネジ21によってシャーシ14
の底部14b上に取り付けられて、昇降フレーム16の
前端部16bに取り付けられた1つのインシュレータ2
0がその中央に挿通された止ネジ22によって昇降駆動
レバー23の先端上に取り付けられている。なお、この
昇降駆動レバー23はトレーセンターP1 に対して直角
状に配置されていて、その昇降駆動レバー23の基部が
左右一対の水平な支点ピン24によってシャーシ14の
底部14b上に上下方向である矢印b1 、b2 方向に回
転自在に取り付けられている。
【0028】従って、昇降駆動レバー23によって、昇
降フレーム16がその後端部16a側の左右一対のイン
シュレータ19を回動支点にした上下方向の回転運動に
よって矢印c1 、c2 方向に昇降駆動されるように構成
されている。なお、この昇降フレーム16の上面には浅
い凹所25が形成されている。
降フレーム16がその後端部16a側の左右一対のイン
シュレータ19を回動支点にした上下方向の回転運動に
よって矢印c1 、c2 方向に昇降駆動されるように構成
されている。なお、この昇降フレーム16の上面には浅
い凹所25が形成されている。
【0029】そして、ローディング機構27は、シャー
シ14の底部14b上で、昇降フレーム16の前端部1
6b側の一側部に取り付けられている。そして、このロ
ーディング機構27は、ローディングモータ28と、そ
のローディングモータ28によって正逆回転駆動するピ
ニオン29と、そのピニオン29の中心軸29aを垂直
な支点軸30の周囲に水平面内で矢印d1 、d2 方向に
首振り運動させるピニオンレバー31と、そのピニオン
レバー31によって一対の部分ギア32を介して駆動さ
れて、垂直な支点軸33の周りに水平面内で矢印e1 、
e2 方向に回転駆動されるカムレバー34と、そのカム
レバー34の支点軸33の周囲に円弧状に形成されて、
上下方向の段差を有するカム溝35と、昇降駆動レバー
23の先端の一側部に一体に成形されて、カム溝35内
に遊嵌されたカム従動ピン36とによって構成されてい
る。そして、ピニオン29がディスクトレー2のラック
10に噛合され、ピニオン29の中心軸29aがガイド
溝11内に遊嵌されている。
シ14の底部14b上で、昇降フレーム16の前端部1
6b側の一側部に取り付けられている。そして、このロ
ーディング機構27は、ローディングモータ28と、そ
のローディングモータ28によって正逆回転駆動するピ
ニオン29と、そのピニオン29の中心軸29aを垂直
な支点軸30の周囲に水平面内で矢印d1 、d2 方向に
首振り運動させるピニオンレバー31と、そのピニオン
レバー31によって一対の部分ギア32を介して駆動さ
れて、垂直な支点軸33の周りに水平面内で矢印e1 、
e2 方向に回転駆動されるカムレバー34と、そのカム
レバー34の支点軸33の周囲に円弧状に形成されて、
上下方向の段差を有するカム溝35と、昇降駆動レバー
23の先端の一側部に一体に成形されて、カム溝35内
に遊嵌されたカム従動ピン36とによって構成されてい
る。そして、ピニオン29がディスクトレー2のラック
10に噛合され、ピニオン29の中心軸29aがガイド
溝11内に遊嵌されている。
【0030】そして、このローディング機構27は、ピ
ニオン29の中心軸29aをディスクトレー2のほぼJ
形のガイド溝11で誘導することによって、ピニオン2
9をディスクトレー2のほぼJ形のラック10に沿わせ
るようにしている。即ち、ディスクトレー2のローディ
ング時には、ローディングモータ28によって正回転駆
動されるピニオン29でラック10の直線部10aをデ
ィスクトレー2の後端部2b側からフロントパネル2a
側に向けて直線的に駆動することによって、ディスクト
レー2を光ディスク装置5内に矢印a1 方向に水平に引
き込むものである。そして、ローディングモータ28に
よるピニオン29の引き続きの正回転駆動によって、ピ
ニオン29をラック10の円弧部10bに沿って矢印d
1 方向に首振り運動させて、その際に、ピニオンレバー
31によって一対の部分ギア32を介してカムレバー3
4を矢印e1 方向に回転駆動する。
ニオン29の中心軸29aをディスクトレー2のほぼJ
形のガイド溝11で誘導することによって、ピニオン2
9をディスクトレー2のほぼJ形のラック10に沿わせ
るようにしている。即ち、ディスクトレー2のローディ
ング時には、ローディングモータ28によって正回転駆
動されるピニオン29でラック10の直線部10aをデ
ィスクトレー2の後端部2b側からフロントパネル2a
側に向けて直線的に駆動することによって、ディスクト
レー2を光ディスク装置5内に矢印a1 方向に水平に引
き込むものである。そして、ローディングモータ28に
よるピニオン29の引き続きの正回転駆動によって、ピ
ニオン29をラック10の円弧部10bに沿って矢印d
1 方向に首振り運動させて、その際に、ピニオンレバー
31によって一対の部分ギア32を介してカムレバー3
4を矢印e1 方向に回転駆動する。
【0031】そして、カムレバー34のカム溝35で昇
降駆動レバー23のカム従動ピン36を上方である矢印
b方向に上昇駆動して、その昇降駆動レバー23でイン
シュレータ20を介して昇降フレーム16を図15に示
す斜め下方に傾斜された下降位置から図16に示すよう
に上昇されて水平となる上昇位置まで左右一対のインシ
ュレータ19を中心に矢印c1 方向に上昇駆動する。そ
して、ディスクトレー2のイジェクト時には、ローディ
ング時の逆動作で、ローディングモータ28によって逆
回転駆動されるピニオン29をラック10の円弧部10
bに沿って矢印d2 方向に首振り運動させる間に、カム
レバー34を矢印e2 方向に回転駆動して、カム溝35
でカム従動ピン36を下方である矢印b2 方向に下降駆
動して、昇降駆動レバー23でインシュレータ20を介
して昇降フレーム16を左右一対のインシュレータ19
を中心に図16に示す上昇位置から図15に示す下降位
置まで矢印c2 方向に下降駆動する。そして、ローディ
ングモータ28によるピニオン29の引き続きの逆回転
駆動によって、ピニオン29でラック10の直線部10
aをディスクトレー2のフロントパネル2a側から後端
部2b側に向けて直線的に駆動するようにして、ディス
クトレー2を光ディスク装置5外へ矢印a2方向に押し
出すものである。
降駆動レバー23のカム従動ピン36を上方である矢印
b方向に上昇駆動して、その昇降駆動レバー23でイン
シュレータ20を介して昇降フレーム16を図15に示
す斜め下方に傾斜された下降位置から図16に示すよう
に上昇されて水平となる上昇位置まで左右一対のインシ
ュレータ19を中心に矢印c1 方向に上昇駆動する。そ
して、ディスクトレー2のイジェクト時には、ローディ
ング時の逆動作で、ローディングモータ28によって逆
回転駆動されるピニオン29をラック10の円弧部10
bに沿って矢印d2 方向に首振り運動させる間に、カム
レバー34を矢印e2 方向に回転駆動して、カム溝35
でカム従動ピン36を下方である矢印b2 方向に下降駆
動して、昇降駆動レバー23でインシュレータ20を介
して昇降フレーム16を左右一対のインシュレータ19
を中心に図16に示す上昇位置から図15に示す下降位
置まで矢印c2 方向に下降駆動する。そして、ローディ
ングモータ28によるピニオン29の引き続きの逆回転
駆動によって、ピニオン29でラック10の直線部10
aをディスクトレー2のフロントパネル2a側から後端
部2b側に向けて直線的に駆動するようにして、ディス
クトレー2を光ディスク装置5外へ矢印a2方向に押し
出すものである。
【0032】次に、ベースである昇降フレーム16の凹
所25内で、前端部16b側に偏位された位置に形成さ
れているモータ取付部38にスピンドルモータ39が垂
直状に取り付けられていて、そのモータ軸39aの上端
に金属等の磁性部材で構成されたディスクテーブル40
が水平状に固着されている。なお、ディスクテーブル4
0の上部中央には光ディスク1の中心穴1aが嵌合され
るセンターリングガイド40aが一体に形成されてい
る。また、昇降フレーム16の凹所25内でスピンドル
モータ39より後方側に光学ピックアップ41が水平状
に取り付けられている。そして、この光学ピックアップ
41は、対物レンズ42及び光反射型のスキューセンサ
ー43が上向きで垂直状に取り付けられたキャリッジ4
4を有しており、対物レンズ42に対してレーザービー
ムを送信する光学ブロック45がそのキャリッジ44の
側面に一体に取り付けられている。
所25内で、前端部16b側に偏位された位置に形成さ
れているモータ取付部38にスピンドルモータ39が垂
直状に取り付けられていて、そのモータ軸39aの上端
に金属等の磁性部材で構成されたディスクテーブル40
が水平状に固着されている。なお、ディスクテーブル4
0の上部中央には光ディスク1の中心穴1aが嵌合され
るセンターリングガイド40aが一体に形成されてい
る。また、昇降フレーム16の凹所25内でスピンドル
モータ39より後方側に光学ピックアップ41が水平状
に取り付けられている。そして、この光学ピックアップ
41は、対物レンズ42及び光反射型のスキューセンサ
ー43が上向きで垂直状に取り付けられたキャリッジ4
4を有しており、対物レンズ42に対してレーザービー
ムを送信する光学ブロック45がそのキャリッジ44の
側面に一体に取り付けられている。
【0033】そして、昇降フレーム16には、キャリッ
ジ44を2本の平行なガイド軸であるガイド主軸82及
びガイド副軸83に沿って矢印a1 、a2 方向に直線移
動させるキャリッジ移動機構47が取り付けられてい
て、このキャリッジ移動機構47は、キャリッジ駆動モ
ータ48によってギアトレイン49を介して正逆回転駆
動されるピニオン50と、キャリッジ44の一側面に取
り付けられて、ピニオン50によって直線駆動されるラ
ック51とを備えている。なお、スピンドルモータ39
及び対物レンズ42はトレーセンターP1 上に配置され
ていて、対物レンズ42はそのトレーセンターP1 に沿
って矢印a1 、a2 方向に移動されるように構成されて
いる。
ジ44を2本の平行なガイド軸であるガイド主軸82及
びガイド副軸83に沿って矢印a1 、a2 方向に直線移
動させるキャリッジ移動機構47が取り付けられてい
て、このキャリッジ移動機構47は、キャリッジ駆動モ
ータ48によってギアトレイン49を介して正逆回転駆
動されるピニオン50と、キャリッジ44の一側面に取
り付けられて、ピニオン50によって直線駆動されるラ
ック51とを備えている。なお、スピンドルモータ39
及び対物レンズ42はトレーセンターP1 上に配置され
ていて、対物レンズ42はそのトレーセンターP1 に沿
って矢印a1 、a2 方向に移動されるように構成されて
いる。
【0034】そして、ディスクトレー2の上部を横切る
ようにして、シャーシ14の左右両側板14aの上端部
間にクランパー支持部材であるクランパー支持板52が
水平に架設されていて、ディスクテーブル40の真上位
置で、クランパー支持板52の中央位置に形成された円
形穴54内にディスククランパー53が上下、左右及び
前後に一定範囲内で移動自在に保持されている。なお、
ディスククランパー53の上端の外周に一体成形された
フランジ53aを下方から受け止めるクランパー受け5
2aがクランパー支持板52の円形穴54の外周に一体
成形されている。そして、このディスククランパー53
の中央部には円板状のマグネット55が水平に埋設され
ている。また、シャーシ14の上部にはクランパー支持
板52の上部を跨ぐようにして板金等からなる上カバー
26が取り付けられている。
ようにして、シャーシ14の左右両側板14aの上端部
間にクランパー支持部材であるクランパー支持板52が
水平に架設されていて、ディスクテーブル40の真上位
置で、クランパー支持板52の中央位置に形成された円
形穴54内にディスククランパー53が上下、左右及び
前後に一定範囲内で移動自在に保持されている。なお、
ディスククランパー53の上端の外周に一体成形された
フランジ53aを下方から受け止めるクランパー受け5
2aがクランパー支持板52の円形穴54の外周に一体
成形されている。そして、このディスククランパー53
の中央部には円板状のマグネット55が水平に埋設され
ている。また、シャーシ14の上部にはクランパー支持
板52の上部を跨ぐようにして板金等からなる上カバー
26が取り付けられている。
【0035】従って、図16に示すように、ディスクト
レー2によって光ディスク1が光ディスク装置5内に矢
印a1 方向から水平にローディングされた後、昇降フレ
ーム16が上昇位置まで矢印c1 方向に上昇されて水平
になった時、ディスクテーブル40がディスクトレー2
の底面開口8から上方に挿通されて、そのディスクテー
ブル40のセンターリングガイド40aが光ディスク1
の中心穴1aに下方から嵌合される。そして、そのディ
スクテーブル40によって光ディスク1がディスクトレ
ー2の凹所3内で上方に浮かされると共に、ディスクテ
ーブル40へのマグネット55の磁気吸引力によって、
ディスククランパー53が光ディスク1をディスクテー
ブル40上に水平にチャッキングする。
レー2によって光ディスク1が光ディスク装置5内に矢
印a1 方向から水平にローディングされた後、昇降フレ
ーム16が上昇位置まで矢印c1 方向に上昇されて水平
になった時、ディスクテーブル40がディスクトレー2
の底面開口8から上方に挿通されて、そのディスクテー
ブル40のセンターリングガイド40aが光ディスク1
の中心穴1aに下方から嵌合される。そして、そのディ
スクテーブル40によって光ディスク1がディスクトレ
ー2の凹所3内で上方に浮かされると共に、ディスクテ
ーブル40へのマグネット55の磁気吸引力によって、
ディスククランパー53が光ディスク1をディスクテー
ブル40上に水平にチャッキングする。
【0036】そして、ホストコンピュータからの記録及
び/又は再生指令信号等によって、スピンドルモータ3
9によって光ディスク1が高速で回転駆動されると共
に、キャリッジ移動機構47によって光学ピックアップ
41のキャリッジ44が矢印a1 、a2 方向に移動され
て、対物レンズ42がトレーセンターP1 に沿って矢印
a1 、a2 方向にシークされる。そして、光学ブロック
45から送信されるレーザービームが対物レンズ42に
よって光ディスク1の下面に照射されると共に、その反
射光が対物レンズ42を通して光学ブロック45で受信
されて、光ディスク1のデータが記録及び/又は再生さ
れる。
び/又は再生指令信号等によって、スピンドルモータ3
9によって光ディスク1が高速で回転駆動されると共
に、キャリッジ移動機構47によって光学ピックアップ
41のキャリッジ44が矢印a1 、a2 方向に移動され
て、対物レンズ42がトレーセンターP1 に沿って矢印
a1 、a2 方向にシークされる。そして、光学ブロック
45から送信されるレーザービームが対物レンズ42に
よって光ディスク1の下面に照射されると共に、その反
射光が対物レンズ42を通して光学ブロック45で受信
されて、光ディスク1のデータが記録及び/又は再生さ
れる。
【0037】なお、キャリッジ移動機構47は、キャリ
ッジ駆動モータ48によってギアトレイン49を介して
正逆回転駆動されるピニオン50がラック51を直線駆
動することによって、キャリッジ44を左右一対のガイ
ド軸46に沿って矢印a1 、a2 方向に移動する。そし
て、光ディスク1の記録及び/又は再生後に、ホストコ
ンピュータからのイジェクト指令信号等によって、図1
5に示すように、昇降フレーム16が下降位置まで矢印
c2 方向に下降されて、ディスクテーブル40がディス
ククランパー53及び光ディスク1から下方に離脱され
た後に、光ディスク1がディスクトレー2の凹所3内に
水平に載置されて、光ディスク装置5外に矢印a2 方向
に水平にイジェクトされる。
ッジ駆動モータ48によってギアトレイン49を介して
正逆回転駆動されるピニオン50がラック51を直線駆
動することによって、キャリッジ44を左右一対のガイ
ド軸46に沿って矢印a1 、a2 方向に移動する。そし
て、光ディスク1の記録及び/又は再生後に、ホストコ
ンピュータからのイジェクト指令信号等によって、図1
5に示すように、昇降フレーム16が下降位置まで矢印
c2 方向に下降されて、ディスクテーブル40がディス
ククランパー53及び光ディスク1から下方に離脱され
た後に、光ディスク1がディスクトレー2の凹所3内に
水平に載置されて、光ディスク装置5外に矢印a2 方向
に水平にイジェクトされる。
【0038】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。例えば、上記した実施の形態では、ガイド副軸8
3をガイド主軸82と同様のガイド軸に構成したが、こ
のガイド副軸83をキャリッジ44の移送用のリードス
クリューに構成しても良い。
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。例えば、上記した実施の形態では、ガイド副軸8
3をガイド主軸82と同様のガイド軸に構成したが、こ
のガイド副軸83をキャリッジ44の移送用のリードス
クリューに構成しても良い。
【0039】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の光ディ
スク装置のタンジェンシャルスキュー調整装置は、次の
ような効果を奏する。
スク装置のタンジェンシャルスキュー調整装置は、次の
ような効果を奏する。
【0040】請求項1は、ガイド副軸とキャリッジとの
間に設けたキャリッジ傾き調整手段によってキャリッジ
をガイド主軸を中心に回転調整することにより、光ディ
スクに対する対物レンズの光軸がタンジェンシャル方向
にスキュー調整されるようにして、ガイド副軸及びスピ
ンドルモータを傾き調整することなく、タンジェンシャ
ルスキュー調整を行うことができるようにしたので、ガ
イド主軸とガイド副軸の相関を常に一定に保つことがで
き、キャリッジをガイド主軸に沿って移動することによ
る対物レンズのシーク動作に伴って、光ディスクに対す
る対物レンズの光軸の垂直度に誤差が全く発生しない。
また、スピンドルモータをベース上に完全固定しておく
ことができるので、光ディスクの高密度記録化のため
に、スピンドルモータの回転速度を上げても、スピンド
ルモータに振動が全く発生せず、スピンドルモータの高
速回転化が可能となる。従って、本発明のタンジェンシ
ャルスキュー調整装置を採用することによって、DVD
−ROM等の高密度記録用の光ディスクを高速で回転し
て、記録及び/又は再生を高精度に行うことができる高
密度で、高精度の光ディスク装置を実現することができ
る。
間に設けたキャリッジ傾き調整手段によってキャリッジ
をガイド主軸を中心に回転調整することにより、光ディ
スクに対する対物レンズの光軸がタンジェンシャル方向
にスキュー調整されるようにして、ガイド副軸及びスピ
ンドルモータを傾き調整することなく、タンジェンシャ
ルスキュー調整を行うことができるようにしたので、ガ
イド主軸とガイド副軸の相関を常に一定に保つことがで
き、キャリッジをガイド主軸に沿って移動することによ
る対物レンズのシーク動作に伴って、光ディスクに対す
る対物レンズの光軸の垂直度に誤差が全く発生しない。
また、スピンドルモータをベース上に完全固定しておく
ことができるので、光ディスクの高密度記録化のため
に、スピンドルモータの回転速度を上げても、スピンド
ルモータに振動が全く発生せず、スピンドルモータの高
速回転化が可能となる。従って、本発明のタンジェンシ
ャルスキュー調整装置を採用することによって、DVD
−ROM等の高密度記録用の光ディスクを高速で回転し
て、記録及び/又は再生を高精度に行うことができる高
密度で、高精度の光ディスク装置を実現することができ
る。
【0041】請求項2は、キャリッジに回転自在に取り
付けられてガイド副軸に対して直交する方向に回転調整
される回転部材と、その回転部材に設けられてガイド副
軸にスライド自在に係合された被ガイド部と、その回転
部材をキャリッジに対して回転調整する調整ネジとによ
ってキャリッジ傾き調整手段を構成したので、キャリッ
ジ傾き調整手段をコンパクトに構成することができて、
光ディスク装置の小型、軽量化を図ることができる。
付けられてガイド副軸に対して直交する方向に回転調整
される回転部材と、その回転部材に設けられてガイド副
軸にスライド自在に係合された被ガイド部と、その回転
部材をキャリッジに対して回転調整する調整ネジとによ
ってキャリッジ傾き調整手段を構成したので、キャリッ
ジ傾き調整手段をコンパクトに構成することができて、
光ディスク装置の小型、軽量化を図ることができる。
【0042】請求項3は、回転部材を回転中心ピンによ
ってキャリッジにガイド副軸とほぼ平行な方向から抜き
差し自在に挿入して、その回転部材を回転ピンを中心と
してガイド副軸に対して直交する方向に回転自在に取り
付け、その回転部材に形成したほぼコ字状の被ガイド部
をガイド副軸にスライド自在に係合させ、キャリッジに
形成されたネジ穴内に上方からネジ嵌合された調整ネジ
の上端側に環状溝を形成して、その環状溝を回転部材に
形成したアーム部にほぼ直交する状態に係合させ、上記
調整ネジの外周に予圧バネを挿入し、これら回転部材、
調整ネジ及び予圧バネによってキャリッジ傾き調整手段
を構成したので、キャリッジ傾き調整手段のキャリッジ
及びガイド副軸に対する組立て及び分解を容易に行え
て、生産性を向上できる上に、保守、点検、修理等を容
易に行える。
ってキャリッジにガイド副軸とほぼ平行な方向から抜き
差し自在に挿入して、その回転部材を回転ピンを中心と
してガイド副軸に対して直交する方向に回転自在に取り
付け、その回転部材に形成したほぼコ字状の被ガイド部
をガイド副軸にスライド自在に係合させ、キャリッジに
形成されたネジ穴内に上方からネジ嵌合された調整ネジ
の上端側に環状溝を形成して、その環状溝を回転部材に
形成したアーム部にほぼ直交する状態に係合させ、上記
調整ネジの外周に予圧バネを挿入し、これら回転部材、
調整ネジ及び予圧バネによってキャリッジ傾き調整手段
を構成したので、キャリッジ傾き調整手段のキャリッジ
及びガイド副軸に対する組立て及び分解を容易に行え
て、生産性を向上できる上に、保守、点検、修理等を容
易に行える。
【図1】本発明を適用したDVD−ROMドライブ装置
等の光ディスク装置のタンジェンシャルスキュー調整装
置の実施形態におけるキャリッジ傾き調整手段を説明す
る一部切欠き正面図である。
等の光ディスク装置のタンジェンシャルスキュー調整装
置の実施形態におけるキャリッジ傾き調整手段を説明す
る一部切欠き正面図である。
【図2】図1に示したキャリッジ傾き調整手段による一
方向へのタンジェンシャルスキュー調整操作を説明する
一部切欠き正面図である。
方向へのタンジェンシャルスキュー調整操作を説明する
一部切欠き正面図である。
【図3】図1に示したキャリッジ傾き調整手段による他
方向へのタンジェンシャルスキュー調整操作を説明する
一部切欠き側面図である。
方向へのタンジェンシャルスキュー調整操作を説明する
一部切欠き側面図である。
【図4】図1の平面図である。
【図5】同上のタンジェンシャルスキュー調整装置の回
転部材と調整ネジの分解斜視図である。
転部材と調整ネジの分解斜視図である。
【図6】同上の光ディスク装置のラジアルスキュー調整
装置を説明する一部切欠き側面図である。
装置を説明する一部切欠き側面図である。
【図7】同上のラジアルスキュー調整装置全体を説明す
る平面図である。
る平面図である。
【図8】同上のラジアルスキュー調整装置の基準位置を
示した一部切欠き側面図である。
示した一部切欠き側面図である。
【図9】同上のラジアルスキュー調整装置による一方向
へのラジアルスキュー調整動作を説明する一部切欠き側
面図である。
へのラジアルスキュー調整動作を説明する一部切欠き側
面図である。
【図10】同上のラジアルスキュー調整装置による他方
向へのラジアルスキュー調整動作を説明する一部切欠き
側面図である。
向へのラジアルスキュー調整動作を説明する一部切欠き
側面図である。
【図11】光ディスク装置全体を説明する一部切欠き平
面図である。
面図である。
【図12】同上の光ディスク装置のディスククランパ
ー、クランパー支持板、ディスクトレー、ディスクテー
ブルを説明する分解斜視図である。
ー、クランパー支持板、ディスクトレー、ディスクテー
ブルを説明する分解斜視図である。
【図13】同上の光ディスク装置のヘッド移動機構と昇
降フレームを説明する分解斜視図である。
降フレームを説明する分解斜視図である。
【図14】同上の光ディスク装置のローディング機構と
シャーシを説明する分解斜視図である。
シャーシを説明する分解斜視図である。
【図15】同上の光ディスク装置のアンローディング時
の断面側面図である。
の断面側面図である。
【図16】同上の光ディスク装置のチャッキング時の断
面側面図である。
面側面図である。
【図17】同上の光ディスク装置全体のアンローディン
グ時の斜視図である。
グ時の斜視図である。
【図18】同上の光ディスク装置全体のローディング時
の斜視図である。
の斜視図である。
1は光ディスク、5は光ディスク装置、16はベースで
ある昇降フレーム、36はスピンドルモータ、40はデ
ィスクテーブル、41は光学ピックアップ、42は対物
レンズ、81はタンジェンシャルスキュー調整装置、8
2はガイド主軸、83はガイド副軸、84はスラスト軸
受、85はキャリッジ傾き調整手段、86は回転部材、
87は回転中心ピン、88は被ガイド部、89はアーム
部、91は調整ネジ、94は環状溝、95は予圧バネ、
96は回転部材取付部、97はネジ穴である。
ある昇降フレーム、36はスピンドルモータ、40はデ
ィスクテーブル、41は光学ピックアップ、42は対物
レンズ、81はタンジェンシャルスキュー調整装置、8
2はガイド主軸、83はガイド副軸、84はスラスト軸
受、85はキャリッジ傾き調整手段、86は回転部材、
87は回転中心ピン、88は被ガイド部、89はアーム
部、91は調整ネジ、94は環状溝、95は予圧バネ、
96は回転部材取付部、97はネジ穴である。
Claims (3)
- 【請求項1】光ディスクを回転駆動するディスクテーブ
ルと、 上記光ディスクに光を照射して、その光ディスクを記録
及び/又は再生する対物レンズが搭載され、その対物レ
ンズを平行なガイド主軸及びガイド副軸に沿って移動す
るキャリッジを有する光学ピックアップを備えた光ディ
スク装置において、 上記キャリッジと上記ガイド副軸との間に設けられて、
そのキャリッジを上記ガイド主軸を中心に回転調整する
ようにしたキャリッジ傾き調整手段を備えたことを特徴
とする光ディスク装置のタンジェンシャルスキュー調整
装置。 - 【請求項2】上記キャリッジに回転自在に取り付けられ
て上記ガイド副軸に対して直交する方向に回転調整され
る回転部材と、 その回転部材に設けられて上記ガイド副軸にスライド自
在に係合された被ガイド部と、 その回転部材を上記キャリッジに対して回転調整する調
整ネジとによって上記キャリッジ傾き調整手段を構成し
たことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置の
タンジェンシャルスキュー調整装置。 - 【請求項3】上記回転部材を回転中心ピンによって上記
キャリッジに上記ガイド副軸とほぼ平行な方向から抜き
差し自在に挿入して、その回転部材を回転ピンを中心と
して上記ガイド副軸に対して直交する方向に回転自在に
取り付け、 その回転部材に形成したほぼコ字状の被ガイド部をガイ
ド副軸にスライド自在に係合させ、 上記キャリッジに形成されたネジ穴内に上方からネジ嵌
合された調整ネジの上端側に環状溝を形成して、その環
状溝を上記回転部材に形成したアーム部にほぼ直行する
状態に係合させ、 上記調整ネジの外周に予圧バネを挿入し、 これら回転部材、調整ネジ及び予圧バネによって上記キ
ャリッジ傾き調整手段を構成したことを特徴とする請求
項2に記載の光ディスク装置のタンジェンシャルスキュ
ー調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33695997A JPH11175981A (ja) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | 光ディスク装置のタンジェンシャルスキュー調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33695997A JPH11175981A (ja) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | 光ディスク装置のタンジェンシャルスキュー調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11175981A true JPH11175981A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18304203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33695997A Withdrawn JPH11175981A (ja) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | 光ディスク装置のタンジェンシャルスキュー調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11175981A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030073762A (ko) * | 2002-03-13 | 2003-09-19 | 삼성전자주식회사 | 디스크 드라이브의 틸트 조정장치 |
US6772427B2 (en) * | 2000-12-01 | 2004-08-03 | Sony Corporation | Motor securing structures and disc drive |
US9129615B2 (en) | 2013-02-25 | 2015-09-08 | Toshiba Samsung Storage Technology Korea Corporation | Tilt adjusting apparatus and optical disc drive using the same |
-
1997
- 1997-12-08 JP JP33695997A patent/JPH11175981A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6772427B2 (en) * | 2000-12-01 | 2004-08-03 | Sony Corporation | Motor securing structures and disc drive |
KR20030073762A (ko) * | 2002-03-13 | 2003-09-19 | 삼성전자주식회사 | 디스크 드라이브의 틸트 조정장치 |
US9129615B2 (en) | 2013-02-25 | 2015-09-08 | Toshiba Samsung Storage Technology Korea Corporation | Tilt adjusting apparatus and optical disc drive using the same |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050301 |