JP2001060325A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2001060325A
JP2001060325A JP11234188A JP23418899A JP2001060325A JP 2001060325 A JP2001060325 A JP 2001060325A JP 11234188 A JP11234188 A JP 11234188A JP 23418899 A JP23418899 A JP 23418899A JP 2001060325 A JP2001060325 A JP 2001060325A
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disk
objective lens
movable chassis
recording medium
inclination
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JP11234188A
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English (en)
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Kiyoshi Omori
清 大森
Takeharu Takazawa
丈晴 高沢
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピンドルモータ及び光学ピックアップが搭
載される可動シャーシを少なくとも2種類のスキュー調
整機構に共用できるようにすること。 【解決手段】 対物レンズ42の傾き調整をスレッド4
3上で行うスキュー調整機構91と、ガイド軸46の傾
き調整によって行うスキュー調整機構101とを選択的
に搭載することができる可動シャーシ16を構成したも
の。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクドライ
ブ装置や光磁気ディスクドライブ装置等に適用するのに
最適なディスク装置に関し、特に、ディスク状記録媒体
に対する光学ピックアップの対物レンズから照射される
レーザービームの垂直度を調整するためのスキュー調整
機構に関する技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、CD−ROM等のディスク状
記録媒体を記録(書込み)及び/又は再生(読取り)す
るトレー方式の光ディスク装置として図6〜図14に示
すものがある。この光ディスク装置5は、まず、図6に
示すように、ディスク状記録媒体であるCD−ROM等
の光ディスク1をディスクトレー2のトレー本体2Aの
上面に形成された凹所3内に水平に載置した後に、ディ
スクトレー2のトレーフロントパネル2Bを矢印a方向
に軽く押すと、ローディングスイッチ(図示せず)がO
Nとなり、後述するローディング機構によって、図7に
示すように、ディスクトレー2がトレー出入口4から光
ディスク装置5のディスク装置本体6内にローディング
方向である矢印a方向から水平に引き込まれて、後述す
るように光ディスク1がスピンドルモータのディスクテ
ーブル上に水平に自動的にローディングされる。
【0003】そして、このローディング後に、ホストコ
ンピュータからの記録及び/又は再生指令信号等によっ
て、スピンドルモータによって光ディスク1が高速で回
転駆動され、光学ピックアップによって光ディスク1に
データが記録及び/又は再生される。そして、この光デ
ィスク1の再生後に、ホストコンピュータからのイジェ
クト指令信号等によって、図6に示すように、ディスク
トレー2がトレー出入口4からディスク装置本体6外に
アンローディング方向である矢印b方向に自動的にアン
ローディングされる。
【0004】次に、ディスクトレー2の水平なトレー本
体2Aと、矢印a、b方向に対して直角で、かつ、垂直
状のトレーフロントパネル2Bは合成樹脂等によって成
形されていて、トレー本体2Aの凹所3の中央部から後
端部(矢印a方向側の端部)側にかけてローディング及
びアンローディング方向である矢印a、b方向と平行な
トレーセンターP1 に沿った長穴状の底面開口8が形成
されている。そして、このディスクトレー2はローディ
ング機構のトレー移動機構31によってディスク装置本
体6に対して矢印a、b方向に水平に出し入れ駆動され
るように構成されている。
【0005】次に、図8〜図14に示すように、ディス
ク装置本体6の内部には合成樹脂等によって成形された
ほぼ箱型で浅いシャーシ14が設けられていて、このシ
ャーシ14の底部14aに形成された開口部15内に合
成樹脂や板金等によって成形されて、後述するように上
下に可動される可動シャーシ16が取り付けられてい
る。この可動シャーシ16には、後端部16a側の左右
両側の2箇所と、前端部16b側の左右両側の2箇所に
ゴム等の弾性部材で構成された緩衝器である合計4つの
インシュレータ19、20が取り付けられている。そし
て、可動シャーシ16の後端部16aに取り付けられた
左右一対のインシュレータ19がこれらの中央に挿通さ
れた止ネジ21によってシャーシ14の底部14a上に
取り付けられて、可動シャーシ16の前端部16bに取
り付けられた左右一対のインシュレータ20がその中央
に挿通された止ネジ22によって昇降駆動レバー23の
先端上に取り付けられている。そして、この昇降駆動レ
バー23によって、可動シャーシ16がその後端部16
a側の左右一対のインシュレータ19を回動支点にした
上下方向の回転運動によって矢印c、d方向に昇降駆動
されるように構成されている。
【0006】そして、ローディング機構27はシャーシ
14の底部14aの前端部側の上部に搭載されていて、
ローディングモータ32によって正逆回転駆動されるピ
ニオン33でディスクトレー2を矢印a、b方向に正逆
回転駆動すると共に、カムレバー34を水平面内で正逆
回転駆動するように構成されている。そして、昇降駆動
レバー23の前端のほぼ中央部に取り付けられたカム従
動ピン36がカムレバー34のカム溝35内に挿入され
ている。そして、ローディング時には、ローディングモ
ータ32によってディスクトレー2を図6及び図8に示
す光ディスク装置5外のアンローディング位置から図7
及び図9に示す光ディスク装置5内のローディング位置
まで矢印a方向に水平に引き込んだ後に、カムレバー3
4のカム溝35によって昇降駆動レバー23の先端のカ
ム従動ピン36を上方である矢印c方向に上昇駆動し
て、その昇降駆動レバー23でインシュレータ20を介
して可動シャーシ16を図8に示す斜め下方に傾斜され
た下降位置から図9に示すように上昇されて水平となる
上昇位置まで左右一対のインシュレータ19を中心に矢
印c方向に上昇駆動する。そして、ディスクトレー2の
アンローディング時には、ローディング時の逆動作で、
カムレバー34のカム溝35によってカム従動ピン36
を下方である矢印d方向に下降駆動して、昇降駆動レバ
ー23でインシュレータ20を介して可動シャーシ16
を左右一対のインシュレータ19を中心に図9に示す上
昇位置から図8に示す下降位置まで矢印d方向に下降駆
動した後、ディスクトレー2を図7及び図9に示す光デ
ィスク装置5内のローディング位置から図6及び図8に
示す光ディスク装置5外のアンローディング位置まで矢
印b方向に押し出すものである。
【0007】次に、可動シャーシ16の前端部16b側
に偏位された位置にスピンドルモータ39が垂直状に取
り付けられていて、そのモータ軸39aの上端に金属等
の磁性部材で構成されたディスクテーブル40が水平状
に固着されている。なお、ディスクテーブル40の上部
中央には光ディスク1の中心穴1aが嵌合されるセンタ
ーリングガイド40aが一体に形成されている。また、
可動シャーシ16の凹所25内でスピンドルモータ39
より後方側に光学ピックアップ41が水平状に取り付け
られている。そして、この光学ピックアップ41は、対
物レンズ42が搭載されたスレッド43を有しており、
対物レンズ42に対してレーザービームを送受信する光
学ブロックがそのスレッド43の側面に一体に取り付け
られている。なお、スレッド43上に光ディスク1に向
って凸状に形成された対物レンズアクチュエータ部44
が搭載されていて、その対物レンズアクチュエータ部4
4の頂上部に対物レンズ42が2軸アクチュエータ45
によって組み込まれている。
【0008】そして、可動シャーシ16には、スレッド
43を主軸と副軸である左右一対のガイド軸46に沿っ
て矢印a、b方向に直線移動させるスレッド移動機構4
7が取り付けられていて、このスレッド移動機構47
は、スレッド駆動モータ48によってギアトレイン49
を介して正逆回転駆動されるピニオン50と、スレッド
43の一側面に取り付けられて、ピニオン50によって
直線駆動されるラック51とを備えている。なお、スピ
ンドルモータ39及び対物レンズ42はトレーセンター
1 上に配置されていて、対物レンズ42はそのトレー
センターP1 に沿って矢印a、b方向に移動されるよう
に構成されている。
【0009】そして、ディスクトレー2の上部を横切る
ようにして、シャーシ14の左右両側板の上端部間に、
板金等にて成形されたクランパー支持部材52が水平に
架設されていて、ディスクテーブル40の真上位置で、
クランパー支持部材52の中央位置に形成された円形穴
54内に非磁性部材である合成樹脂にて成形された円板
状のディスククランパー53が上下、左右及び前後に一
定範囲内で移動自在に保持されている。なお、ディスク
クランパー53の上端の外周に一体成形されたフランジ
53aを下方から受け止めるクランパー受け52aがク
ランパー支持部材52の円形穴54の外周に一体に形成
されている。そして、このディスククランパー53の中
央上部には円板状のマグネット55が水平に埋設されて
いる。また、シャーシ14の上部にはクランパー支持部
材52の上部を跨ぐようにして磁性部材である板金にて
成形された上カバー56が取り付けられている。
【0010】従って、図9に示すように、ディスクトレ
ー2によって光ディスク1がディスク装置本体6内に矢
印a方向から水平にローディングされた後、可動シャー
シ16が上昇位置まで矢印c方向に上昇されて水平にな
った時、ディスクテーブル40がディスクトレー2の底
面開口8から上方に挿通されて、そのディスクテーブル
40のセンターリングガイド40aが光ディスク1の中
心穴1aに下方から嵌合される。そして、そのディスク
テーブル40によって光ディスク1がディスクトレー2
の凹所3内で上方に浮かされると共に、ディスククラン
パー53がクランパー支持部材52のフランジ受け52
aから上方に僅かに浮上される。この時に、ディスクク
ランパー53がその下面に近接されたディスクテーブル
40にマグネット55の磁気吸引力によってディスクテ
ーブル40上に吸引されて、そのディスククランパー5
3によって光ディスク1がディスクテーブル40上に水
平にチャッキングされる。
【0011】そして、図9〜図13に示すように、ホス
トコンピュータからの記録及び/又は再生指令信号等に
よって、スピンドルモータ39によって光ディスク1が
3600rpm以上の高速度で回転駆動されると共に、
スレッド移動機構47によって光学ピックアップ41の
スレッド43が矢印a、b方向に移動されて、対物レン
ズ42がトレーセンターP1 に沿って矢印a、b方向に
シークされる。そして、光学ブロックから送信されるレ
ーザービームLBの光スポットが対物レンズ42によっ
て光ディスク1の下面に照射、集束されると共に、その
反射光が対物レンズ42を通して光学ブロックで受信さ
れて、光ディスク1にデータが記録及び/又は再生され
る。
【0012】なお、スレッド移動機構47は、スレッド
駆動モータ48によってギアトレイン49を介して正逆
回転駆動されるピニオン50がラック51を直線駆動す
ることによって、スレッド43を左右一対のガイド軸4
6に沿って矢印a、b方向に移動する。そして、光ディ
スク1の記録及び/又は再生後に、ホストコンピュータ
からのイジェクト指令信号等によって、図8に示すよう
に、可動シャーシ16が下降位置まで矢印d方向に下降
されて、ディスクテーブル40がディスククランパー5
3からチャッキング解除されて光ディスク1の下方に離
脱された後に、図6に示すように、光ディスク1がディ
スクトレー2の凹所3内に水平に載置されて、ディスク
装置本体6外に矢印b方向に水平にアンローディングさ
れるものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このような光ディスク
装置5にあって、スピンドルモータ39及び光学ピック
アップ41が搭載されて上下に可動される可動シャーシ
16は、従来から、光学ピックアップ41の性能に合わ
せて設計されるのが一般的である。この際、光学ピック
アップ41の対物レンズ42から光ディスク1のデータ
面に垂直状に照射されるレーザービームLBの光スポッ
トのその光ディスク1に対する垂直度がデータの記録及
び/又は再生の精度を大きく左右するので、光学ピック
アップ41の性能を決定する上で、その光ディスク1に
対するレーザービームLBの垂直度は重要な要素になっ
ている。
【0014】しかし、CD−ROM等の光ディスク1の
記録容量はDVD−ROM等に比べて比較的低いため、
光学ピックアップ41の性能、即ち、光ディスク1に対
するレーザービームLBの垂直度はさほど厳しくしなく
ても良い。そこで、この種、CD−ROM等の光ディス
ク1を記録及び/又は再生する光ディスク装置5では、
図11及び図12に示すように、光学ピックアップ41
のスレッド43を案内する2本のガイド軸46の傾きを
ネジによって調整するようにした簡易型のスキュー調整
機構61を可動シャーシ16の後端部16a上に搭載し
て、この光ディスク装置1の製造段階で、2本のガイド
軸46A、46Bの傾き調整を行っている。つまり、ガ
ラス製で、フラットな調整用ディスクをディスクテーブ
ル40上に装着し、再生信号によってその調整用ディス
クに対するレーザービームLBの垂直度の狂いを検出す
る。そして、そのレーザービームLBが調整用ディスク
に対して垂直になるように簡易型のスキュー調整機構を
調整するようにしたものである。
【0015】しかし、CD−ROMの記録容量に比べて
約7倍の記録容量を持つDVD−ROM等の高容量光デ
ィスクを記録及び/又は再生する高容量光ディスク装置
では、そのDVD−ROM等の高容量光ディスクに記録
されているデータがCD−ROM等のデータに比べて著
しく小さいことから、上記のような、製造段階で調整し
ておくような簡易型のスキュー調整機構61では問題が
ある。
【0016】そこで、この種、高容量光ディスク装置で
は、図15に示すような自動スキュー調整機構71を可
動シャーシ16に搭載させている。この自動スキュー調
整機構71は可動シャーシ16の下部にスキュー調整板
72を左右一対の水平な支点ピンを介して上下方向に回
転自在に取り付け、そのスキュー調整板72に光学ピッ
クアップ41のスレッド43を2本のガイド軸46を介
して搭載している。そして、スレッド43上にスキュー
センサー74を取り付け、可動シャーシ16の後端部1
6a上にスキューモータ75及びそれによって正逆回転
駆動されるスキューカム76を搭載し、そのスキューカ
ム76のカム溝77にスキュー調整板72の後端に取り
付けた水平上のカム従動ピン78を係合させたものであ
る。そして、DVD−ROM等の高容量の光ディスクの
記録及び/又は再生中に、その高容量の光ディスクに対
するレーザービームLBの垂直度をスキューセンサ−7
4で自動検出し、その検出値に基づいて、スキューモー
タ75によってスキューカム76を正逆回転駆動して、
そのスキューカム76のカム溝77でカム従動ピン78
を微小に昇降調整することにより、スキュー調整板72
を左右一対の支点ピン73を中心に上下方向に微小に角
度調整するようにして、その高容量光ディスクに対する
レーザービームLBの垂直度を自動調整するようにした
ものである。
【0017】なお、光ディスク1に対するレーザービー
ムLBの垂直度の狂いとしては、光ディスク1自体の反
り、スピンドルモータの傾きやスレッド43上に搭載さ
れている対物レンズ42の傾き等の様々な要素があり、
光ディスク1自体の反り以外については、図11及び図
12に示すような簡易型のスキュー調整機構61等のよ
うに製造段階で調整可能な機構によって調整(スキュー
キャンセル調整と称される)することが可能である。し
かし、光ディスク1自体の反りについては、図15に示
したような自動スキュー調整機構71等でなければ対応
することができない。
【0018】このように、大きさが同じ直径12cmの
光ディスクを記録及び/又は再生する光ディスク装置で
あっても、様々なスキュー調整機構が採用されていて、
現在では、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DV
D−ROM、DVD−RAM等の機種毎に可動シャーシ
を設計し、その機種に見合ったスキュー調整機構をその
機種別に設計した可動シャーシ上に搭載するように生産
している。従って、従来は、その可動シャーシを設計、
製造の時間、金型設備、生産設備等が機種別に必要とな
り、コスト高についている。更に、或る機種の生産調整
が行われると、リードタイムの関係で部品を破棄しなけ
ればならなくなる等の生産上の問題も発生している。
【0019】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、複数の機種に対応できる可動シャ
ーシを提供するものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のディスク装置は、ディスク状記録媒体に対
する対物レンズのスキュー調整機構がその対物レンズが
搭載されているスレッドに対する対物レンズの傾き調整
によって行われる機種と、ディスク状記録媒体に対する
対物レンズのスキュー調整機構が、その対物レンズが搭
載されているスレッドの2本のガイド軸の傾き調整によ
って行われる機種との2つの機種を選択的にに搭載可能
な手段を1つの可動シャーシに備えたものである。
【0021】上記のように構成された本発明のディスク
装置は、ディスク状記録媒体に対する対物レンズのスキ
ュー調整機構がその対物レンズが搭載されているスレッ
ドに対する対物レンズの傾き調整によって行われる機種
と、ディスク状記録媒体に対する対物レンズのスキュー
調整機構が、その対物レンズが搭載されているスレッド
の2本のガイド軸の傾き調整によって行われる機種との
2つの機種を選択的に搭載可能な手段を1つの可動シャ
ーシに備えたので、1つの可動シャーシを2つの機種の
スキュー調整機構に共用できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した光ディス
ク装置の実施の形態を図1〜図5によって説明する。な
お、図6〜図15と同一構造部には同一の符号を付して
説明の重複を省く。
【0023】まず、ディスク状記録媒体であるCD−R
OM等の光ディスク1を記録及び/又は再生するディス
ク装置を構成している本発明の光ディスク装置5は、図
3及び図5の(A)に示すような、光学ピックアップ4
1のスレッド43上に搭載された対物レンズ42の傾き
を調整する第1の機種である第1のスキュー調整機構8
1と、図4及び図5の(B)に示すようなスピンドルモ
ータ39の傾きを調整する第2の機種である第2のスキ
ュー調整機構91と、図1及び図2に示すような光学ピ
ックアップ41のスレッド43の2本のガイド軸46の
傾きを調整する第3の機種である第3のスキュー調整機
構101との3つのスキュー調整機構81、91、10
1を共用できる1つの可動シャーシ16上に選択的に、
又は同時に搭載することが可能なように構成したもので
ある。
【0024】この際、図3及び図5の(A)に示す第1
のスキュー調整機構81は、光学ピックアップ41の対
物レンズ42が2軸アクチュエータ45によって搭載さ
れている対物レンズアクチュエータ部44をスレッド4
3上の上部にスキュー調整板82を介して載置し、その
スキュー調整板82の一部をスレッド43上に押ネジ8
3によって圧縮コイルバネからなる押えバネ84を介し
て弾性的に押圧し、スレッド43に下方から取り付けた
3本の調整ネジ85の上端をそのスキュー調整板82に
下方から当接させたものである。そして、3本の調整ネ
ジ85によるスキュー調整板82の突き上げ量(上方へ
の押圧力を言う)を押えバネ84に抗して調整すること
により、対物レンズアクチュエータ部44を2軸方向で
ある矢印X、Y方向に角度調整して、対物レンズ42の
光軸P2 を矢印X、Y方向にスキュー調整できるように
したものである。
【0025】次に、図4及び図5の(B)に示す第2の
スキュー調整機構91は、スピンドルモータ39が搭載
されているスキュー調整板82の一部を可動シャーシ1
6の前端部16bの上部に押えネジ93によって圧縮コ
イルバネからなる押えバネ94を介して弾性的に押圧
し、可動シャーシ16の前端部16bに下方から取り付
けた3本の調整ネジ95の上端をそのスキュー調整板8
2に下方から当接させたものである。そして、3本の調
整ネジ95の突き上げ量を押えバネ94に抗して調整す
ることにより、スピンドルモータ39の軸心P4 を2軸
方向である矢印X、Y方向に角度調整することができる
ようにしたものである。
【0026】次に、第3のスキュー調整機構101は、
光学ピックアップ41のスレッド43を案内する2本の
ガイド軸46の傾き調整によって対物レンズ42の光軸
2を2軸方向である矢印X、Y方向に角度調整するこ
とができるようにしたものである。そこで、この第3の
スキュー調整機構101では、合成樹脂等にて成形され
てその2本のガイド軸46の前端部46bをそれぞれ回
転自在に支持する2本の支持ブロック102をそれぞれ
止ネジ103によって可動シャーシ16の前端部16b
上に脱着可能に固定する一方、これら2本のガイド軸4
6の後端部46aを可動シャーシ16の後端部16a上
にそれぞれ上下方向に位置調整可能に取り付けている。
【0027】この際、可動シャーシ16の後端部16a
のほぼ中央部の上部にガイド軸押圧手段である一枚の板
バネ104が1本の止ネジ105及びその後端部16a
上に打ち出し加工された1つの位置決め用ダボ106に
よって位置決めされて2本のガイド軸46と直交する状
態で、脱着可能に取り付けられている。そして、その後
端部16aの左右両側位置には左右一対の調整ネジ10
7が下方から取り付けられていて、その板バネ104の
左右両端部で2本のガイド軸46の後端部46aが2本
の調整ネジ107の上端上に上方から弾性的に圧着され
ている。そして、この板バネ104の左右両端部には内
側、下方へ向ってテーパー状に傾斜されたテーパー部1
04aが形成されていて、可動シャーシ16の後端部1
6aの近傍位置の左右両側位置には2本のガイド軸46
の後端部46aを上下方向に案内する垂直状の左右一対
のスライドガイド108が一体に形成されている。
【0028】そこで、2本の調整ネジ107による2本
のガイド軸46の後端部46bの突き上げ量を板バネ1
04の左右両テーパー部104aに抗して上下方向に調
整することによって、これら2本のガイド軸46の後端
部46aを板バネ104の左右両テーパー部104aと
左右一対のスライドガイド108とによる案内作用によ
ってその2本のガイド軸46の後端部46aを上下方向
に移動調整するようにして、対物レンズ42の光軸P2
を矢印X、Y方向にスキュー調整することができるよう
にしたものである。
【0029】ところで、これら第1、第2及び第3のス
キュー調整機構81、91、101は、何れも光ディス
ク装置5の製造段階でスキュー調整するようにしたもの
であり、ガラス製で、フラットな調整用ディスクRDを
ディスクテーブル40上に装着し、再生信号によってそ
の調整用ディスクRDに対するレーザービームLBの垂
直度の狂いを検出する。そして、3本の調整ネジ85に
よって対物レンズ42の光軸P2 を矢印X、Y方向に調
整するか、3本の調整ネジ85によってスピンドルモー
タ39の軸心P3 を矢印X、Y方向に調整するか、2本
の調整ネジ107によって対物レンズ42の光軸P2
矢印X、Y方向に調整するようにして、その調整用ディ
スクRDに対するレーザービームLBの垂直度が高精度
に設定されるようにスキュー調整を行うものである。従
って、これら第1、第2及び第3のスキュー調整機構8
1、91、101の何れか1つ又は複数が搭載された光
ディスク装置5によれば、高密度の光ディスク1の高精
度の記録及び/又は再生が可能になる。
【0030】ところで、本発明の光ディスク装置5の可
動シャーシ16は、上述した第1、第2及び第3のスキ
ュー調整機構81、91、101の何れか少なくとも1
つを選択的に搭載可能にした3機種共用の可動シャーシ
に構成されている。即ち、第1のスキュー調整機構81
は、対物レンズ42の傾き調整をスレッド43上で行う
ようにしたものであり、第2のスキュー調整機構91
は、スピンドルモータ39の傾き調整を可動シャーシ1
6上で行うようにしたものである。従って、これら第
1、第2のスキュー調整機構81、91はスレッド43
を案内する2本のガイド軸46は可動シャーシ16上に
不動状態に固定しておくことができる。そこで、この第
1、第2のスキュー調整機構81、91が搭載される可
動シャーシ16には第1の取付け手段M1 によって2本
のガイド軸46を可動シャーシ16上に固定する。
【0031】この際、その第1の取付け手段M1 には、
第3のスキュー調整機構101で説明した2本のガイド
軸46の前端部46bを2つの支持ブロック102によ
って2本の止ネジ103で可動シャーシ16の前端部1
6b上に着脱可能に取り付けるガイド軸前端部取付け構
造と、合成樹脂等によって成形されて2本のガイド軸4
6の後端部46aを回転自在に支持した2つの支持ブロ
ック111を2本の止ネジ112によって可動シャーシ
16の後端部16aの上部に脱着可能に取り付けるガイ
ド軸後端部取付け構造とを備えている。
【0032】一方、第3のスキュー調整機構101によ
って2本のガイド軸46の後端部46aを可動シャーシ
16の後端部16a上に傾き調整可能に取り付けるため
の第2の取付け手段M2 は前述した用に、1つの板バネ
104、止ネジ105及び位置決め用ダボ106と、2
本の調整ネジ107及び左右一対のスライドガイド10
8等によって構成されている。
【0033】そこで、可動シャーシ16の前端部16b
に2つの支持ブロック102の嵌合部及び2本の止ネジ
103が螺合される2つの雌ネジ(何れも図示せず)を
設け、更に、この可動シャーシ16の後端部16aに1
本の止ネジ105が螺合される雌ネジ113、2本の調
整ネジ107が螺合される2つの雌ネジ114、更には
1つの位置決め用ダボ106や左右一対のスライドガイ
ド108等を予め形成しておくことによって、この共用
の可動シャーシ16に第1、第2、第3のスキュー調整
機構81、91、101の何れか1つ又は複数を選択的
に搭載することができる。しかも、2本のガイド軸46
の後端部46aを回転自在に支持した2つの支持ブロッ
ク111を可動シャーシ16の後端部16a上に脱着可
能に固定する2本の止ネジ112の直径と、2本の調整
ネジ107の直径を同一にし、その2本の止ネジ112
を可動シャーシ16の後端部16aに締結する2つの雌
ネジをその2本の調整ネジ107の螺合用の雌ネジ11
4で兼用させることができるように構成している。
【0034】以上のように構成された本発明の光ディス
ク装置5の可動シャーシ16は第1、第2、第3のスキ
ュー調整機構81、91、101の1つ又は複数を選択
的に搭載可能な共用の可動シャーシに構成されている。
従って、3種類のスキュー調整機構81、91、101
がそれぞれ搭載される3種類の光ディスク装置5の3種
類の可動シャーシを1つの図1〜図5に示した可動シャ
ーシ16で共用することができるので、3種類の可動シ
ャーシをそれぞれ個別に設計、製作するのに必要な設計
時間、金型設備、生産設備が不要となり、これらの設計
時間、金型設備、生産設備にかかる費用を大幅に削減で
きる。しかも、或るモデルにおいて生産調整が行われた
場合には、その可動シャーシを他のモデルに回すことが
できるので、リードタイムの関係で部品を破棄しなけれ
ばならなくなるような生産時の問題も回避することがで
きて、高い経済性を発揮することができる。その上、製
造ラインに携わるワーカーは光学ピックアップ41の違
いのみの組立作業となり、作業慣れによる組立時間の短
縮やミスを削減できて、量産性が向上する。
【0035】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。例えば、本発明は光ディスクを用いる光ディスク
装置に限定されることなく、光磁気ディスクを用いる光
磁気ディスク装置、その他の各種のディスク状記録媒体
を光学ピックアップによって記録及び/又は再生する各
種のディスク装置に適用可能である。また、図1〜図5
に示した共用の可動シャーシ16に、図15に示した自
動スキュー調整機構71を搭載可能にする構造、例えば
スキュー調整板72を上下方向に回転自在に取り付ける
ための左右一対の支点ピン73の嵌合穴やスキューモー
タ75、スキューカム76を可動シャーシ16の後端部
16a上に搭載するための搭載部等を予め形成しておけ
ば、この共用の可動シャーシ16に第1、第2、第3の
簡易型のスキュー調整機構81、91、101と、図1
5に示した自動スキュー調整機構71の4種類のスキュ
ー調整機構を選択的に搭載することが可能になる。
【0036】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のディス
ク装置は、次のような効果を奏することができる。
【0037】請求項1は、ディスク状記録媒体に対する
対物レンズのスキュー調整機構がその対物レンズが搭載
されているスレッドに対する対物レンズの傾き調整によ
って行われる機種と、ディスク状記録媒体に対する対物
レンズのスキュー調整機構が、その対物レンズが搭載さ
れているスレッドの2本のガイド軸の傾き調整によって
行われる機種との2つの機種を選択的に搭載可能な手段
を1つの可動シャーシに備えて、1つの可動シャーシで
2つの機種のスキュー調整機構を共用できるようにした
ので、可動シャーシを設計、製作する上での設計時間、
金型設備、生産設備にかかる費用を大幅に短縮すること
ができる。また、製造ラインに携わるワーカーの作業慣
れによる組立作業の短縮や作業ミスの削減による生産性
の向上を図ることができる上に、生産の調整によるリー
ドタイム等の関係に伴う部品の破棄等の問題もなくな
り、高い経済性を発揮することができる。
【0038】請求項2は、ディスク状記録媒体に対する
対物レンズのスキュー調整機構がスピンドルモータの傾
き調整によって行われる機種と、ディスク状記録媒体に
対する対物レンズのスキュー調整機構が、その対物レン
ズが搭載されているスレッドの2本のガイド軸の傾き調
整によって行われる機種との2つの機種を選択的に搭載
可能な手段を1つの可動シャーシに備えて、1つの可動
シャーシで2つの機種のスキュー調整機構を共用できる
ようにしたので、可動シャーシを設計、製作する上での
設計時間、金型設備、生産設備にかかる費用を大幅に短
縮することができる。また、製造ラインに携わるワーカ
ーの作業慣れによる組立作業の短縮や作業ミスの削減に
よる生産性の向上を図ることができる上に、生産の調整
によるリードタイム等の関係に伴う部品の破棄等の問題
もなくなり、高い経済性を発揮することができる。
【0039】請求項3は、ディスク状記録媒体に対する
対物レンズのスキュー調整機構が、対物レンズが搭載さ
れているスレッドに対する対物レンズの傾き調整によっ
て行われる第1の機種と、スピンドルモータの傾き調整
によって行われる第2の機種と、対物レンズが搭載され
ているスレッドの2本のガイド軸の傾き調整によって行
われる第3の機種を有し、第1、第2の機種におけるス
レッド案内用の2本のガイド軸を可動シャーシ上に固定
するための第1の取付け手段と、第3の機種におけるス
レッド案内用の2本のガイド軸を可動シャーシに傾き調
整可能に取り付けるための第2の取付け手段を備えたの
で、1つの可動シャーシで、第1、第2、第3の3つの
機種のスキュー調整機構を共用することができる。従っ
て、可動シャーシを設計、製作する上での設計時間、金
型設備、生産設備にかかる費用を大幅に短縮することが
できる。また、製造ラインに携わるワーカーの作業慣れ
による組立作業の短縮や作業ミスの削減による生産性の
向上を図ることができる上に、生産の調整によるリード
タイム等の関係に伴う部品の破棄等の問題もなくなり、
高い経済性を発揮することができる。
【0040】請求項4は、第1の取付け手段が可動シャ
ーシに形成された雌ネジに螺合されて、ガイド軸の支持
ブロックを固定する止ネジを有し、第2の取り付け手段
が可動シャーシに形成されたその止ネジ締結用の雌ネジ
に螺合されて、ガイド軸の傾きを調整する調整ネジを有
しているので、これら止ネジと調整ネジの雌ネジも共用
することができて、可動シャーシの加工も簡単になり、
更なるコストダウンを図ることができる。また、製造ラ
インに携わるワーカーはその雌ネジに止ネジを締結して
ガイド軸を固定するか、その同じ雌ネジに調整ネジを螺
合してガイド軸の傾き調整構造を組み立てるかを選択す
るだけで良く、作業慣れによる作業時間の短縮及び作業
ミスをなくして、生産性をより一層向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した光ディスク装置の実施の形態
における第1又は第2のスキュー調整機構と第3のスキ
ュー調整機構である2種類のスキュー調整機構の可動シ
ャーシに対するガイド軸の取付け構造の違いを説明する
断面側面図である。
【図2】本発明の第3のスキュー調整機構を説明する斜
視図である。
【図3】本発明の第1のスキュー調整機構を説明する斜
視図である。
【図4】本発明の第2のスキュー調整機構を説明する斜
視図である。
【図5】本発明の第1、第2のスキュー調整機構を説明
する側面図である。
【図6】従来の光ディスク装置のディスクトレーをディ
スク装置本体外にイジェクトした状態の斜視図である。
【図7】同上のディスクトレーをディスク装置本体内に
ローディングした状態の斜視図である。
【図8】同上のディスク装置本体内の可動シャーシが下
降されている状態を示した断面側面図である。
【図9】同上のディスク装置本体内の可動シャーシが上
昇されている状態を示した断面側面図である。
【図10】同上のディスク装置本体の内部構造を示した
分解斜視図である。
【図11】同上の可動シャーシを示した斜視図である。
【図12】図11の平面図である。
【図13】図12のA−A矢視での側面図である。
【図14】図12のB−B矢視での側面図である。
【図15】光学ピックアップに自動スキュー調整機構が
搭載された可動シャーシの斜視図である。
【符号の説明】
1はディスク状記録媒体である光ディスク、5はディス
ク装置である光ディスク装置、16は可動シャーシ、3
9はスピンドルモータ、41は光学ピックアップ、42
は対物レンズ、43はスレッド、44は対物レンズアク
チュエータ部、46はガイド軸、81は第1のスキュー
調整機構、91は第2のスキュー調整機構、101は第
3のスキュー調整機構、104は押圧手段である板バ
ネ、105は止ネジ、107は調整ネジ、111は支持
ブロック、112は止ネジ、114は雌ネジ、M1は第
1の取付け手段、M2は第2の取付け手段である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D059 AA07 BA01 CA02 DA17 EA01 5D109 BA09 BA17 5D117 AA02 CC01 CC04 GG01 GG03 HH13 KK08 5D118 AA07 BA01 BF02 BF03 FB10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク状記録媒体を回転駆動するスピン
    ドルモータと、 ディスク状記録媒体のデータの記録及び/又は再生を行
    う対物レンズを有する光学ピックアップと、 上記スピンドルモータ及び上記光学ピックアップが搭載
    されて上下に可動される可動シャーシとを備え、 ディスク状記録媒体に対する上記対物レンズのスキュー
    調整機構が、その対物レンズが搭載されているスレッド
    に対する対物レンズの傾き調整によって行われる機種
    と、 ディスク状記録媒体に対する上記対物レンズのスキュー
    調整機構が、その対物レンズが搭載されているスレッド
    の2本のガイド軸の傾き調整によって行われる機種との
    2つの機種が存在し、 上記可動シャーシが上記2つの機種のスキュー調整機構
    を選択的に搭載可能な手段を備えたことを特徴とするデ
    ィスク装置。
  2. 【請求項2】ディスク状記録媒体を回転駆動するスピン
    ドルモータと、 ディスク状記録媒体のデータの記録及び/又は再生を行
    う対物レンズを有する光学ピックアップと、 上記スピンドルモータ及び上記光学ピックアップが搭載
    されて上下に可動される可動シャーシとを備え、 ディスク状記録媒体に対する上記対物レンズのスキュー
    調整機構が、スピンドルモータの傾き調整によって行わ
    れる機種と、 ディスク状記録媒体に対する上記対物レンズのスキュー
    調整機構が、その対物レンズが搭載されているスレッド
    の2本のガイド軸の傾き調整によって行われる機種との
    2つの機種が存在し、 上記可動シャーシが上記2つの機種のスキュー調整機構
    を選択的に搭載可能な手段を備えたことを特徴とするデ
    ィスク装置。
  3. 【請求項3】ディスク状記録媒体を回転駆動するスピン
    ドルモータと、 ディスク状記録媒体のデータの記録及び/又は再生を行
    う対物レンズを有する光学ピックアップと、 上記スピンドルモータ及び上記光学ピックアップが搭載
    されて上下に可動される可動シャーシとを備え、 ディスク状記録媒体に対する上記対物レンズのスキュー
    調整機構が、その対物レンズが搭載されているスレッド
    に対する対物レンズの傾き調整によって行われる第1の
    機種と、 ディスク状記録媒体に対する上記対物レンズのスキュー
    調整機構が、スピンドルモータの傾き調整によって行わ
    れる第2の機種と、 ディスク状記録媒体に対する上記対物レンズのスキュー
    調整機構が、その対物レンズが搭載されているスレッド
    の2本のガイド溝の傾き調整によって行われる第3の機
    種との3つの機種が存在し、 上記第1及び第2の機種におけるスレッド案内用の2本
    のガイド軸を上記可動シャーシに固定するための第1の
    取付け手段と、 上記第3の機種におけるスレッド案内用の2本のガイド
    軸を上記可動シャーシに傾き調整可能に取り付けるため
    の第2の取付け手段を備えたことを特徴とするディスク
    装置。
  4. 【請求項4】上記第1の取付け手段が上記可動シャーシ
    に形成された雌ネジに螺合されて、上記ガイド軸の支持
    ブロックをそのシャーシに固定する止ネジを有し、 上記第2の取付け手段が上記可動シャーシに形成された
    上記止ネジ締結用の上記雌ネジに螺合されて、上記ガイ
    ド軸を傾き調整する調整ネジを有していることを特徴と
    する請求項3に記載のディスク装置。
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