JPH11162062A - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
- Publication number
- JPH11162062A JPH11162062A JP32303897A JP32303897A JPH11162062A JP H11162062 A JPH11162062 A JP H11162062A JP 32303897 A JP32303897 A JP 32303897A JP 32303897 A JP32303897 A JP 32303897A JP H11162062 A JPH11162062 A JP H11162062A
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- JP
- Japan
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- disk
- clamper
- disc
- optical
- tray
- Prior art date
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- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ディスクをディスクテーブル上にチャッキ
ングするためのディスククランパの位置決めを可能にす
る。 【解決手段】 スピンドルモータ39の上方に配置され
ているディスククランパ100は、ハウジング116と
一体成形されているマグネット117を備え、ハウジン
グ116の上面センタにはガイド溝121が設けられて
いる。そして、光ディスク8がディスクトレイ2によっ
て装置内に搬入されていないアンローディング時には、
ディスククランパ100はマグネット117によってカ
バー115側に吸引されており、この時にカバー115
に突出したガイド114がガイド溝121に嵌入するこ
とによってディスククランパ100の位置決めが行われ
ている。
ングするためのディスククランパの位置決めを可能にす
る。 【解決手段】 スピンドルモータ39の上方に配置され
ているディスククランパ100は、ハウジング116と
一体成形されているマグネット117を備え、ハウジン
グ116の上面センタにはガイド溝121が設けられて
いる。そして、光ディスク8がディスクトレイ2によっ
て装置内に搬入されていないアンローディング時には、
ディスククランパ100はマグネット117によってカ
バー115側に吸引されており、この時にカバー115
に突出したガイド114がガイド溝121に嵌入するこ
とによってディスククランパ100の位置決めが行われ
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクをディ
スクトレーによってローディングし、そのローディング
された光ディスクをディスクテーブル上にクランパー
(ディスククランパ)によって回転可能にチャッキング
するようにした光ディスク装置の技術分野に属するもの
である。
スクトレーによってローディングし、そのローディング
された光ディスクをディスクテーブル上にクランパー
(ディスククランパ)によって回転可能にチャッキング
するようにした光ディスク装置の技術分野に属するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ここで、本発明の出願人が先に出願して
いるこの種の光ディスク装置を図6〜図13によって説
明する。即ち、図12に示すように、光ディスク1をデ
ィスクトレー2の上面に形成された凹所3内に水平に載
置した後に、ディスクトレー2のフロントパネル2aを
矢印a方向に軽く押すと、ローディングスイッチ(図示
せず)がONとなり、後述するローディング機構によっ
て、図13に示すように、ディスクトレー2がトレー出
入口4から光ディスク装置5内にローディング方向であ
る矢印a方向から水平に引き込まれて、後述するように
光ディスク1がスピンドルモータのディスクテーブル上
に水平に自動的にローディングされる。
いるこの種の光ディスク装置を図6〜図13によって説
明する。即ち、図12に示すように、光ディスク1をデ
ィスクトレー2の上面に形成された凹所3内に水平に載
置した後に、ディスクトレー2のフロントパネル2aを
矢印a方向に軽く押すと、ローディングスイッチ(図示
せず)がONとなり、後述するローディング機構によっ
て、図13に示すように、ディスクトレー2がトレー出
入口4から光ディスク装置5内にローディング方向であ
る矢印a方向から水平に引き込まれて、後述するように
光ディスク1がスピンドルモータのディスクテーブル上
に水平に自動的にローディングされる。
【0003】そして、このローディング後に、ホストコ
ンピュータからの再生指令信号等によって、スピンドル
モータによって光ディスク1が高速で回転駆動され、光
学ピックアップによって光ディスク1のデータが記録及
び/又は再生される。そして、この光ディスク1の再生
後に、ホストコンピュータからのイジェクト指令信号等
によって、図12に示すように、ディスクトレー2がト
レー出入口4から光ディスク装置5外にイジェクト方向
である矢印a′方向に自動的にイジェクトされる。
ンピュータからの再生指令信号等によって、スピンドル
モータによって光ディスク1が高速で回転駆動され、光
学ピックアップによって光ディスク1のデータが記録及
び/又は再生される。そして、この光ディスク1の再生
後に、ホストコンピュータからのイジェクト指令信号等
によって、図12に示すように、ディスクトレー2がト
レー出入口4から光ディスク装置5外にイジェクト方向
である矢印a′方向に自動的にイジェクトされる。
【0004】次に、図6〜図11に示すように、まずデ
ィスクトレー2は合成樹脂等によって成形されていて、
その凹所3の中央部から後端部2b側にかけてトレーセ
ンターP1 に沿った長穴状の底面開口8が形成されてい
る。また、このディスクトレー2の左右両側縁にはトレ
ーセンターP1 と平行な左右一対のガイドレール9が一
体に成形されている。そして、このディスクトレー2の
底面の一側部にはほぼJ形で、平行状のラック10及び
ガイド溝11が一体に成形されている。なお、これらラ
ック10及びガイド溝11の直線部10a、11aはト
レーセンターP1 と平行に形成されていて、フロントパ
ネル2a側の端部に円弧部10b、11bが形成されて
いる。
ィスクトレー2は合成樹脂等によって成形されていて、
その凹所3の中央部から後端部2b側にかけてトレーセ
ンターP1 に沿った長穴状の底面開口8が形成されてい
る。また、このディスクトレー2の左右両側縁にはトレ
ーセンターP1 と平行な左右一対のガイドレール9が一
体に成形されている。そして、このディスクトレー2の
底面の一側部にはほぼJ形で、平行状のラック10及び
ガイド溝11が一体に成形されている。なお、これらラ
ック10及びガイド溝11の直線部10a、11aはト
レーセンターP1 と平行に形成されていて、フロントパ
ネル2a側の端部に円弧部10b、11bが形成されて
いる。
【0005】次に、光ディスク装置5の内部には合成樹
脂等によって成形されたほぼ箱型で浅いシャーシ14が
設けられていて、ディスクトレー2の左右一対のガイド
レール9がこのシャーシ14の左右両側板14aの内側
に一体成形されている複数のトレーガイド15によって
案内されて矢印a、a′方向に水平にスライドされるよ
うに構成されている。そして、このシャーシ14の底部
14b上に合成樹脂等によって成形された昇降フレーム
16が取り付けられている。この昇降フレーム16に
は、後端部16a側の左右両側の2箇所と、前端部16
b側の中央部との3箇所にインシュレータ取付部17、
18が一体に成形されていて、これらのインシュレータ
取付部17、18にゴム等の弾性部材で構成された緩衝
器である3つのインシュレータ19、20が取り付けら
れている。
脂等によって成形されたほぼ箱型で浅いシャーシ14が
設けられていて、ディスクトレー2の左右一対のガイド
レール9がこのシャーシ14の左右両側板14aの内側
に一体成形されている複数のトレーガイド15によって
案内されて矢印a、a′方向に水平にスライドされるよ
うに構成されている。そして、このシャーシ14の底部
14b上に合成樹脂等によって成形された昇降フレーム
16が取り付けられている。この昇降フレーム16に
は、後端部16a側の左右両側の2箇所と、前端部16
b側の中央部との3箇所にインシュレータ取付部17、
18が一体に成形されていて、これらのインシュレータ
取付部17、18にゴム等の弾性部材で構成された緩衝
器である3つのインシュレータ19、20が取り付けら
れている。
【0006】そして、昇降フレーム16の後端部16a
に取り付けられた左右一対のインシュレータ19がこれ
らの中央に挿通された止ネジ21によってシャーシ14
の底部14b上に取り付けられて、昇降フレーム16の
前端部16bに取り付けられた1つのインシュレータ2
0がその中央に挿通された止ネジ22によって昇降駆動
レバー23の先端上に取り付けられている。なお、この
昇降駆動レバー23はトレーセンターP1 に対して直角
状に配置されていて、その昇降駆動レバー23の基部が
左右一対の水平な支点ピン24によってシャーシ14の
底部14b上に上下方向である矢印b、b′方向に回転
自在に取り付けられている。
に取り付けられた左右一対のインシュレータ19がこれ
らの中央に挿通された止ネジ21によってシャーシ14
の底部14b上に取り付けられて、昇降フレーム16の
前端部16bに取り付けられた1つのインシュレータ2
0がその中央に挿通された止ネジ22によって昇降駆動
レバー23の先端上に取り付けられている。なお、この
昇降駆動レバー23はトレーセンターP1 に対して直角
状に配置されていて、その昇降駆動レバー23の基部が
左右一対の水平な支点ピン24によってシャーシ14の
底部14b上に上下方向である矢印b、b′方向に回転
自在に取り付けられている。
【0007】従って、昇降駆動レバー23によって、昇
降フレーム16がその後端部16a側の左右一対のイン
シュレータ19を回動支点にした上下方向の回転運動に
よって矢印c、c′方向に昇降駆動されるように構成さ
れている。なお、この昇降フレーム16の上面には浅い
凹所25が形成されている。
降フレーム16がその後端部16a側の左右一対のイン
シュレータ19を回動支点にした上下方向の回転運動に
よって矢印c、c′方向に昇降駆動されるように構成さ
れている。なお、この昇降フレーム16の上面には浅い
凹所25が形成されている。
【0008】そして、ローディング機構27は、シャー
シ14の底部14b上で、昇降フレーム16の前端部1
6b側の一側部に取り付けられている。そして、このロ
ーディング機構27は、ローディングモータ28と、そ
のローディングモータ28によって正逆回転駆動するピ
ニオン29と、そのピニオン29の中心軸29aを垂直
な支点軸30の周囲に水平面内で矢印d、d′方向に首
振り運動させるピニオンレバー31と、そのピニオンレ
バー31によって一対の部分ギア32を介して駆動され
て、垂直な支点軸33の周りに水平面内で矢印e、e′
方向に回転駆動されるカムレバー34と、そのカムレバ
ー34の支点軸33の周囲に円弧状に形成されて、上下
方向の段差を有するカム溝35と、昇降駆動レバー23
の先端の一側部に一体に成形されて、カム溝35内に遊
嵌されたカム従動ピン36とによって構成されている。
そして、ピニオン29がディスクトレー2のラック10
に噛合され、ピニオン29の中心軸29aがガイド溝1
1内に遊嵌されている。
シ14の底部14b上で、昇降フレーム16の前端部1
6b側の一側部に取り付けられている。そして、このロ
ーディング機構27は、ローディングモータ28と、そ
のローディングモータ28によって正逆回転駆動するピ
ニオン29と、そのピニオン29の中心軸29aを垂直
な支点軸30の周囲に水平面内で矢印d、d′方向に首
振り運動させるピニオンレバー31と、そのピニオンレ
バー31によって一対の部分ギア32を介して駆動され
て、垂直な支点軸33の周りに水平面内で矢印e、e′
方向に回転駆動されるカムレバー34と、そのカムレバ
ー34の支点軸33の周囲に円弧状に形成されて、上下
方向の段差を有するカム溝35と、昇降駆動レバー23
の先端の一側部に一体に成形されて、カム溝35内に遊
嵌されたカム従動ピン36とによって構成されている。
そして、ピニオン29がディスクトレー2のラック10
に噛合され、ピニオン29の中心軸29aがガイド溝1
1内に遊嵌されている。
【0009】そして、このローディング機構27は、ピ
ニオン29の中心軸29aをディスクトレー2のほぼJ
形のガイド溝11で誘導することによって、ピニオン2
9をディスクトレー2のほぼJ形のラック10に沿わせ
るようにしている。即ち、ディスクトレー2のローディ
ング時には、ローディングモータ28によって正回転駆
動されるピニオン29でラック10の直線部10aをデ
ィスクトレー2の後端部2b側からフロントパネル2a
側に向けて直線的に駆動することによって、ディスクト
レー2を光ディスク装置5内に矢印a方向に水平に引き
込むものである。そして、ローディングモータ28によ
るピニオン29の引き続きの正回転駆動によって、ピニ
オン29をラック10の円弧部10bに沿って矢印d方
向に首振り運動させて、その際に、ピニオンレバー31
によって一対の部分ギア32を介してカムレバー34を
矢印e方向に回転駆動する。
ニオン29の中心軸29aをディスクトレー2のほぼJ
形のガイド溝11で誘導することによって、ピニオン2
9をディスクトレー2のほぼJ形のラック10に沿わせ
るようにしている。即ち、ディスクトレー2のローディ
ング時には、ローディングモータ28によって正回転駆
動されるピニオン29でラック10の直線部10aをデ
ィスクトレー2の後端部2b側からフロントパネル2a
側に向けて直線的に駆動することによって、ディスクト
レー2を光ディスク装置5内に矢印a方向に水平に引き
込むものである。そして、ローディングモータ28によ
るピニオン29の引き続きの正回転駆動によって、ピニ
オン29をラック10の円弧部10bに沿って矢印d方
向に首振り運動させて、その際に、ピニオンレバー31
によって一対の部分ギア32を介してカムレバー34を
矢印e方向に回転駆動する。
【0010】そして、カムレバー34のカム溝35で昇
降駆動レバー23のカム従動ピン36を上方である矢印
b方向に上昇駆動して、その昇降駆動レバー23でイン
シュレータ20を介して昇降フレーム16を図12に示
す斜め下方に傾斜された下降位置から図11に示すよう
に上昇されて水平となる上昇位置まで左右一対のインシ
ュレータ19を中心に矢印c方向に上昇駆動する。そし
て、ディスクトレー2のイジェクト時には、ローディン
グ時の逆動作で、ローディングモータ28によって逆回
転駆動されるピニオン29をラック10の円弧部10b
に沿って矢印d′方向に首振り運動させる間に、カムレ
バー34を矢印e′方向に回転駆動して、カム溝35で
カム従動ピン36を下方である矢印b′方向に下降駆動
して、昇降駆動レバー23でインシュレータ20を介し
て昇降フレーム16を左右一対のインシュレータ19を
中心に図11に示す上昇位置から図10に示す下降位置
まで矢印c′方向に下降駆動する。そして、ローディン
グモータ28によるピニオン29の引き続きの逆回転駆
動によって、ピニオン29でラック10の直線部10a
をディスクトレー2のフロントパネル2a側から後端部
2b側に向けて直線的に駆動するようにして、ディスク
トレー2を光ディスク装置5外へ矢印a′方向に押し出
すものである。
降駆動レバー23のカム従動ピン36を上方である矢印
b方向に上昇駆動して、その昇降駆動レバー23でイン
シュレータ20を介して昇降フレーム16を図12に示
す斜め下方に傾斜された下降位置から図11に示すよう
に上昇されて水平となる上昇位置まで左右一対のインシ
ュレータ19を中心に矢印c方向に上昇駆動する。そし
て、ディスクトレー2のイジェクト時には、ローディン
グ時の逆動作で、ローディングモータ28によって逆回
転駆動されるピニオン29をラック10の円弧部10b
に沿って矢印d′方向に首振り運動させる間に、カムレ
バー34を矢印e′方向に回転駆動して、カム溝35で
カム従動ピン36を下方である矢印b′方向に下降駆動
して、昇降駆動レバー23でインシュレータ20を介し
て昇降フレーム16を左右一対のインシュレータ19を
中心に図11に示す上昇位置から図10に示す下降位置
まで矢印c′方向に下降駆動する。そして、ローディン
グモータ28によるピニオン29の引き続きの逆回転駆
動によって、ピニオン29でラック10の直線部10a
をディスクトレー2のフロントパネル2a側から後端部
2b側に向けて直線的に駆動するようにして、ディスク
トレー2を光ディスク装置5外へ矢印a′方向に押し出
すものである。
【0011】次に、昇降フレーム16の凹所25内で、
前端部16b側に偏位された位置にスピンドルモータ3
9が垂直状に取り付けられていて、そのモータ軸39a
の上端に金属等の磁性部材で構成されたディスクテーブ
ル40が水平状に固着されている。なお、ディスクテー
ブル40の上部中央には光ディスク1の中心穴1aが嵌
合されるセンターリングガイド40aが一体に形成され
ている。また、昇降フレーム16の凹所25内でスピン
ドルモータ39より後方側に光学ピックアップ41が水
平状に取り付けられている。そして、この光学ピックア
ップ41は、対物レンズ42及び光反射型のスキューセ
ンサー43が上向きで垂直状に取り付けられたキャリッ
ジ44を有しており、対物レンズ42に対してレーザー
ビームを送信する光学ブロック45がそのキャリッジ4
4の側面に一体に取り付けられている。
前端部16b側に偏位された位置にスピンドルモータ3
9が垂直状に取り付けられていて、そのモータ軸39a
の上端に金属等の磁性部材で構成されたディスクテーブ
ル40が水平状に固着されている。なお、ディスクテー
ブル40の上部中央には光ディスク1の中心穴1aが嵌
合されるセンターリングガイド40aが一体に形成され
ている。また、昇降フレーム16の凹所25内でスピン
ドルモータ39より後方側に光学ピックアップ41が水
平状に取り付けられている。そして、この光学ピックア
ップ41は、対物レンズ42及び光反射型のスキューセ
ンサー43が上向きで垂直状に取り付けられたキャリッ
ジ44を有しており、対物レンズ42に対してレーザー
ビームを送信する光学ブロック45がそのキャリッジ4
4の側面に一体に取り付けられている。
【0012】そして、昇降フレーム16には、キャリッ
ジ44を左右一対のガイド軸46に沿って矢印a、a′
方向に直線移動させるキャリッジ移動機構47が取り付
けられていて、このキャリッジ移動機構47は、キャリ
ッジ駆動モータ48によってギアトレイン49を介して
正逆回転駆動されるピニオン50と、キャリッジ44の
一側面に取り付けられて、ピニオン50によって直線駆
動されるラック51とを備えている。なお、スピンドル
モータ39及び対物レンズ42はトレーセンターP1 上
に配置されていて、対物レンズ42はそのトレーセンタ
ーP1 に沿って矢印a、a′方向に移動されるように構
成されている。
ジ44を左右一対のガイド軸46に沿って矢印a、a′
方向に直線移動させるキャリッジ移動機構47が取り付
けられていて、このキャリッジ移動機構47は、キャリ
ッジ駆動モータ48によってギアトレイン49を介して
正逆回転駆動されるピニオン50と、キャリッジ44の
一側面に取り付けられて、ピニオン50によって直線駆
動されるラック51とを備えている。なお、スピンドル
モータ39及び対物レンズ42はトレーセンターP1 上
に配置されていて、対物レンズ42はそのトレーセンタ
ーP1 に沿って矢印a、a′方向に移動されるように構
成されている。
【0013】そして、ディスクトレー2の上部を横切る
ようにして、シャーシ14の左右両側板14aの上端部
間にクランパー支持部材であるクランパー支持板52が
水平に架設されていて、ディスクテーブル40の真上位
置で、クランパー支持板52の中央位置に形成された円
形穴54内にディスククランパ53が上下、左右及び前
後に一定範囲内で移動自在に保持されている。なお、デ
ィスククランパ53の上端の外周に一体成形されたフラ
ンジ53aを下方から受け止めるクランパー受け52a
がクランパー支持板52の円形穴54の外周に一体成形
されている。そして、このディスククランパ53の中央
部には円板状のマグネット55が水平に埋設されてい
る。また、シャーシ14の上部にはクランパー支持板5
2の上部を跨ぐようにして板金等からなる上カバー26
が取り付けられている。
ようにして、シャーシ14の左右両側板14aの上端部
間にクランパー支持部材であるクランパー支持板52が
水平に架設されていて、ディスクテーブル40の真上位
置で、クランパー支持板52の中央位置に形成された円
形穴54内にディスククランパ53が上下、左右及び前
後に一定範囲内で移動自在に保持されている。なお、デ
ィスククランパ53の上端の外周に一体成形されたフラ
ンジ53aを下方から受け止めるクランパー受け52a
がクランパー支持板52の円形穴54の外周に一体成形
されている。そして、このディスククランパ53の中央
部には円板状のマグネット55が水平に埋設されてい
る。また、シャーシ14の上部にはクランパー支持板5
2の上部を跨ぐようにして板金等からなる上カバー26
が取り付けられている。
【0014】従って、図11に示すように、ディスクト
レー2によって光ディスク1が光ディスク装置5内に矢
印a方向から水平にローディングされた後、昇降フレー
ム16が上昇位置まで矢印c方向に上昇されて水平にな
った時、ディスクテーブル40がディスクトレー2の底
面開口8から上方に挿通されて、そのディスクテーブル
40のセンターリングガイド40aが光ディスク1の中
心穴1aに下方から嵌合される。そして、そのディスク
テーブル40によって光ディスク1がディスクトレー2
の凹所3内で上方に浮かされると共に、ディスククラン
パ53によって光ディスク1がディスクテーブル40上
に水平にマグネットチャッキングされる。
レー2によって光ディスク1が光ディスク装置5内に矢
印a方向から水平にローディングされた後、昇降フレー
ム16が上昇位置まで矢印c方向に上昇されて水平にな
った時、ディスクテーブル40がディスクトレー2の底
面開口8から上方に挿通されて、そのディスクテーブル
40のセンターリングガイド40aが光ディスク1の中
心穴1aに下方から嵌合される。そして、そのディスク
テーブル40によって光ディスク1がディスクトレー2
の凹所3内で上方に浮かされると共に、ディスククラン
パ53によって光ディスク1がディスクテーブル40上
に水平にマグネットチャッキングされる。
【0015】そして、ホストコンピュータからの記録及
び/又は再生指令信号等によって、スピンドルモータ3
9によって光ディスク1が高速で回転駆動されると共
に、キャリッジ移動機構47によって光学ピックアップ
41のキャリッジ44が矢印a、a′方向に移動され
て、対物レンズ42がトレーセンターP1 に沿って矢印
a、a′方向に移動される。そして、光学ブロック45
から送信されるレーザービームが対物レンズ42によっ
て光ディスク1の下面に照射されると共に、その反射光
が対物レンズ42を通して光学ブロック45で受信され
て、光ディスク1のデータが記録及び/又は再生され
る。
び/又は再生指令信号等によって、スピンドルモータ3
9によって光ディスク1が高速で回転駆動されると共
に、キャリッジ移動機構47によって光学ピックアップ
41のキャリッジ44が矢印a、a′方向に移動され
て、対物レンズ42がトレーセンターP1 に沿って矢印
a、a′方向に移動される。そして、光学ブロック45
から送信されるレーザービームが対物レンズ42によっ
て光ディスク1の下面に照射されると共に、その反射光
が対物レンズ42を通して光学ブロック45で受信され
て、光ディスク1のデータが記録及び/又は再生され
る。
【0016】なお、キャリッジ移動機構47は、キャリ
ッジ駆動モータ48によってギアトレイン49を介して
正逆回転駆動されるピニオン50がラック51を直線駆
動することによって、キャリッジ44を左右一対のガイ
ド軸46に沿って矢印a、a′方向に移動する。そし
て、光ディスク1の記録及び/又は再生後に、ホストコ
ンピュータからのイジェクト指令信号等によって、図1
0に示すように、昇降フレーム16が下降位置まで矢印
c′方向に下降されて、ディスクテーブル40が光ディ
スク1から下方に離脱された後に、光ディスク1がディ
スクトレー2の凹所3内に水平に載置されて、光ディス
ク装置5外に矢印a′方向に水平にイジェクトされる。
ッジ駆動モータ48によってギアトレイン49を介して
正逆回転駆動されるピニオン50がラック51を直線駆
動することによって、キャリッジ44を左右一対のガイ
ド軸46に沿って矢印a、a′方向に移動する。そし
て、光ディスク1の記録及び/又は再生後に、ホストコ
ンピュータからのイジェクト指令信号等によって、図1
0に示すように、昇降フレーム16が下降位置まで矢印
c′方向に下降されて、ディスクテーブル40が光ディ
スク1から下方に離脱された後に、光ディスク1がディ
スクトレー2の凹所3内に水平に載置されて、光ディス
ク装置5外に矢印a′方向に水平にイジェクトされる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この光ディ
スク装置5の先願例では、図10に示すように、アンロ
ーディング時には、ディスククランパ53を自重によっ
て下降しており、その外周のフランジ53aをクランパ
ー支持板52のクランパー受け52a上に当接させて吊
下させていた。そして、その吊下状態で、そのディスク
クランパ53の下面とディスクトレー2上の光ディスク
1との間にクリアランスL1 を確保して、光ディスク1
のローディング及びイジェクト時に、光ディスク1がデ
ィスククランパ53と干渉しないように規制していた。
従って、この光ディスク装置5の先願例では、アンロー
ディング時に、ディスククランパ53がクランパー支持
板52からクリアランスL2 分下降され、かつ、そのデ
ィスククランパ53と光ディスク1との間にクリアラン
スL1 を確保しなければならないために、クランパー支
持板52と光ディスク1の上面との間にL1 +L2 なる
大きなスペースが存在し、この光ディスク装置5全体の
高さが大きくなるという問題があった。
スク装置5の先願例では、図10に示すように、アンロ
ーディング時には、ディスククランパ53を自重によっ
て下降しており、その外周のフランジ53aをクランパ
ー支持板52のクランパー受け52a上に当接させて吊
下させていた。そして、その吊下状態で、そのディスク
クランパ53の下面とディスクトレー2上の光ディスク
1との間にクリアランスL1 を確保して、光ディスク1
のローディング及びイジェクト時に、光ディスク1がデ
ィスククランパ53と干渉しないように規制していた。
従って、この光ディスク装置5の先願例では、アンロー
ディング時に、ディスククランパ53がクランパー支持
板52からクリアランスL2 分下降され、かつ、そのデ
ィスククランパ53と光ディスク1との間にクリアラン
スL1 を確保しなければならないために、クランパー支
持板52と光ディスク1の上面との間にL1 +L2 なる
大きなスペースが存在し、この光ディスク装置5全体の
高さが大きくなるという問題があった。
【0018】そこで、クリアランスをできるだけ小さく
することが望まれるが、あまり小さくするとディスクの
ローディング時にディスクの表面が装置内のクランパの
接触し、特にDVDディスク等の場合は表面にもデータ
が記録される場合があるため問題となる。また、このよ
うなディスククランパにおいて、ディスクのアンローデ
ィング時に、ディスククランパをマグネット等によって
ディスクテーブルの上方に引き上げておく方法を採るこ
とによってディスク装置の高さを軽減することも、本出
願人より提案されているが、この場合はローディング時
にディスククランパを引き下げたときに、図5(a)に
示すように、ディスククランパ100の中心yと、ディ
スク回転駆動するディスクテーブル40の中心点xが一
致した状態でディスクがクランプされればよいが、この
中心点x、及びyが同図(b)に示すようにずれた状態
でディスクがクランプされると、ディスクにスキューや
偏心が生じ、チャッキング時にミスクランプされること
によって正確なデータの書き込みや、読み出しができな
い場合が生じるという問題がある。本発明は、上記のよ
うな問題を解決するためになされたものであって、光デ
ィスク装置全体の薄型化を図ると共に、ローディング時
にミスクランプが生じないようにしたものである。
することが望まれるが、あまり小さくするとディスクの
ローディング時にディスクの表面が装置内のクランパの
接触し、特にDVDディスク等の場合は表面にもデータ
が記録される場合があるため問題となる。また、このよ
うなディスククランパにおいて、ディスクのアンローデ
ィング時に、ディスククランパをマグネット等によって
ディスクテーブルの上方に引き上げておく方法を採るこ
とによってディスク装置の高さを軽減することも、本出
願人より提案されているが、この場合はローディング時
にディスククランパを引き下げたときに、図5(a)に
示すように、ディスククランパ100の中心yと、ディ
スク回転駆動するディスクテーブル40の中心点xが一
致した状態でディスクがクランプされればよいが、この
中心点x、及びyが同図(b)に示すようにずれた状態
でディスクがクランプされると、ディスクにスキューや
偏心が生じ、チャッキング時にミスクランプされること
によって正確なデータの書き込みや、読み出しができな
い場合が生じるという問題がある。本発明は、上記のよ
うな問題を解決するためになされたものであって、光デ
ィスク装置全体の薄型化を図ると共に、ローディング時
にミスクランプが生じないようにしたものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の光ディスク装置は、アンローディング時
に、ディスククランパを光ディスクのチャッキング位置
よりも上方位置へ上昇付勢する手段を設けると共に、こ
のチャッキング位置より上方に付勢された状態でディス
ククランパの位置がスピンドルモータのディスクテーブ
ルの中心に位置するように位置決めする手段を設けてい
る。
めの本発明の光ディスク装置は、アンローディング時
に、ディスククランパを光ディスクのチャッキング位置
よりも上方位置へ上昇付勢する手段を設けると共に、こ
のチャッキング位置より上方に付勢された状態でディス
ククランパの位置がスピンドルモータのディスクテーブ
ルの中心に位置するように位置決めする手段を設けてい
る。
【0020】上記のように構成された本発明の光ディス
ク装置は、アンローディング時に、ディスククランパを
光ディスクのチャッキング位置よりも上方位置へ上昇付
勢すると共に、その付勢された位置で所定の位置に位置
決めされるように構成され、アンローディング時にディ
スククランパ及びクランパー支持部材と光ディスクとの
間のクリアランスを十分に確保すると共に、ミスクラン
プの発生を防止することができる。
ク装置は、アンローディング時に、ディスククランパを
光ディスクのチャッキング位置よりも上方位置へ上昇付
勢すると共に、その付勢された位置で所定の位置に位置
決めされるように構成され、アンローディング時にディ
スククランパ及びクランパー支持部材と光ディスクとの
間のクリアランスを十分に確保すると共に、ミスクラン
プの発生を防止することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した光ディス
ク装置の実施の形態を図1〜図4によって説明する。な
お、図6〜図13と同一構造部には同一の符号を付して
説明の重複を省く。
ク装置の実施の形態を図1〜図4によって説明する。な
お、図6〜図13と同一構造部には同一の符号を付して
説明の重複を省く。
【0022】図1においてはディスクのクランパの部分
を示したもので、ディスク8はディスクトレー2によっ
てローディングされた状態となっており、スピンドルモ
ータ39のターンテーブル40のリングガイド40a上
に搭載されている。そして、ディスク8はこのターンテ
ーブル40に対してチャッキングプーリとなるクランパ
100によってテーブル上に押し圧固定される。
を示したもので、ディスク8はディスクトレー2によっ
てローディングされた状態となっており、スピンドルモ
ータ39のターンテーブル40のリングガイド40a上
に搭載されている。そして、ディスク8はこのターンテ
ーブル40に対してチャッキングプーリとなるクランパ
100によってテーブル上に押し圧固定される。
【0023】ディスククランパ100はPOM樹脂等か
ら成形されたハウジング116と、ディスククランプ用
のリング状のマグネット117と、そのマグネット11
7の力をできるだけ有効にするためのヨーク118がハ
ウジング内に一体成形されており、後で述べるようにマ
グネット117はアンローディング時にクランパ100
全体をディスク8の上面と接触しないようにカバー11
5(装置の筐体の一部)側に張り付けるような吸着力を
有している。
ら成形されたハウジング116と、ディスククランプ用
のリング状のマグネット117と、そのマグネット11
7の力をできるだけ有効にするためのヨーク118がハ
ウジング内に一体成形されており、後で述べるようにマ
グネット117はアンローディング時にクランパ100
全体をディスク8の上面と接触しないようにカバー11
5(装置の筐体の一部)側に張り付けるような吸着力を
有している。
【0024】また、ハウジング116の下方にはディス
ククランパ100全体がスピンドルモータの回転軸のセ
ンタと一致するように、下方に突出したボス120が構
成されている。また、ハウジング116の上方の中央部
には姿勢保持用のガイド溝121が形成されており、こ
のガイド溝121がカバー115の所定の位置に形成さ
れている位置決め用のガイド114に遊嵌することによ
って、ハウジング116の位置決めをスピンドルモータ
の回転軸に対して行っている。また、ハウジング116
の落下を保護するように取り付けられているフランジ1
22がカバー115に取り付けられている。
ククランパ100全体がスピンドルモータの回転軸のセ
ンタと一致するように、下方に突出したボス120が構
成されている。また、ハウジング116の上方の中央部
には姿勢保持用のガイド溝121が形成されており、こ
のガイド溝121がカバー115の所定の位置に形成さ
れている位置決め用のガイド114に遊嵌することによ
って、ハウジング116の位置決めをスピンドルモータ
の回転軸に対して行っている。また、ハウジング116
の落下を保護するように取り付けられているフランジ1
22がカバー115に取り付けられている。
【0025】図2はディスク8がディスクトレー2に搭
載されたローディング前の状態を示しており、この状態
では前記したディスククランパ100は図示されている
ように、マグネット117によってカバー115側に吸
引され上方に張り付いた状態で支持されている。したが
って、この位置から前述した引き込み機構によってトレ
ーが装置内に引き込まれたときにディスク上面と、ディ
スククランパ100の下面の間隔は十分でありディスク
の引き込み時にその表面に傷がつかない十分の距離を与
えることができる。また、この状態でディスククランパ
100は、そのガイド溝121によって所定の位置に形
成されている位置決め用のガイド114に嵌入している
ため、その位置はスピンドルモータ39の軸の中心と一
致することになる。
載されたローディング前の状態を示しており、この状態
では前記したディスククランパ100は図示されている
ように、マグネット117によってカバー115側に吸
引され上方に張り付いた状態で支持されている。したが
って、この位置から前述した引き込み機構によってトレ
ーが装置内に引き込まれたときにディスク上面と、ディ
スククランパ100の下面の間隔は十分でありディスク
の引き込み時にその表面に傷がつかない十分の距離を与
えることができる。また、この状態でディスククランパ
100は、そのガイド溝121によって所定の位置に形
成されている位置決め用のガイド114に嵌入している
ため、その位置はスピンドルモータ39の軸の中心と一
致することになる。
【0026】ローディングが開始されると、トレー2が
図の左方向からディスク8を装置内に案内するように駆
動される。そして、下降していたスピンドルモータが前
述した昇降機構によって下方から上昇し、ディスク8の
中心孔に突入するとターンテーブルのガイド部40aに
対してマグネット117がターンテーブル側に吸着さ
れ、それによってディスク8がディスククランパ100
の下面によってターンテーブル表面に押しつけられ図1
に示すようにスピンドルモータの回転力がディスク8に
伝達可能に固定される。このときにディスククランパ1
00のセンタは予めスピンドルモータ39の回転軸に対
してある程度位置決めされた状態で下降することになる
から、ハウジング116の突出したボス120と、ディ
スクテーブル40のリングガイドの中心に設けられてい
る中心孔40bは正確に嵌合した状態になり、チャッキ
ングミスの発生を防止することができる。
図の左方向からディスク8を装置内に案内するように駆
動される。そして、下降していたスピンドルモータが前
述した昇降機構によって下方から上昇し、ディスク8の
中心孔に突入するとターンテーブルのガイド部40aに
対してマグネット117がターンテーブル側に吸着さ
れ、それによってディスク8がディスククランパ100
の下面によってターンテーブル表面に押しつけられ図1
に示すようにスピンドルモータの回転力がディスク8に
伝達可能に固定される。このときにディスククランパ1
00のセンタは予めスピンドルモータ39の回転軸に対
してある程度位置決めされた状態で下降することになる
から、ハウジング116の突出したボス120と、ディ
スクテーブル40のリングガイドの中心に設けられてい
る中心孔40bは正確に嵌合した状態になり、チャッキ
ングミスの発生を防止することができる。
【0027】なお、カバー115に設けられている凸状
のガイド114とハウジング116に設けられている凹
状のガイド溝は逆方向に凹凸となるように形成してもよ
い。また、カバー115が磁性体以外の例えば樹脂製で
形成されているときは、ディスククランパ100が位置
する磁性体のフランジ部122を天板部分を覆うように
広げるか、カバー115の下側に磁性体を張り付けてお
けばディスククランパ100を上方に維持することがで
きるし、カバー115の部分を装置の筐体とせず、この
部分を別のクランパ支持部材として構成することも可能
である。
のガイド114とハウジング116に設けられている凹
状のガイド溝は逆方向に凹凸となるように形成してもよ
い。また、カバー115が磁性体以外の例えば樹脂製で
形成されているときは、ディスククランパ100が位置
する磁性体のフランジ部122を天板部分を覆うように
広げるか、カバー115の下側に磁性体を張り付けてお
けばディスククランパ100を上方に維持することがで
きるし、カバー115の部分を装置の筐体とせず、この
部分を別のクランパ支持部材として構成することも可能
である。
【0028】次に、図3に示す実施形態は、磁性部材か
らなる上カバー126に、円筒状の凹部形状をなすクラ
ンパー支持部162を一体成形し、ディスククランパ1
00の中央上部に一体成形した円柱状の中心軸部101
をクランパー支持部の中央に形成した円形穴163に下
方から上方に向けて貫通して、その中心軸部101の上
端の外周に水平に取り付けたストッパーリング164を
クランパー支持部162の上部に配置している。そし
て、ディスククランパ100の上側に環状に埋設した弱
いマグネット165と、ヨークを構成するクランパー支
持部162とによって、ディスククランパ100を上方
位置へ上昇付勢する手段を構成したものであり、ディス
ククランパ100の下側の中央部には強いマグネット1
66を環状に埋設している。そして、この実施形態によ
れば、アンローディング時に弱いマグネット165とク
ランパー支持部162との間に作用する弱い磁気吸引力
によってディスククランパ100をクランパー支持部1
62の下面に当接する位置まで上昇させるようにしたも
のである。なお、クランパー支持部162の下面で、マ
グネット165の対向位置には、環状の凹部168が形
成されていて、マグネット165がクランパー支持部1
62に空間を介して吸引されるようにしている。
らなる上カバー126に、円筒状の凹部形状をなすクラ
ンパー支持部162を一体成形し、ディスククランパ1
00の中央上部に一体成形した円柱状の中心軸部101
をクランパー支持部の中央に形成した円形穴163に下
方から上方に向けて貫通して、その中心軸部101の上
端の外周に水平に取り付けたストッパーリング164を
クランパー支持部162の上部に配置している。そし
て、ディスククランパ100の上側に環状に埋設した弱
いマグネット165と、ヨークを構成するクランパー支
持部162とによって、ディスククランパ100を上方
位置へ上昇付勢する手段を構成したものであり、ディス
ククランパ100の下側の中央部には強いマグネット1
66を環状に埋設している。そして、この実施形態によ
れば、アンローディング時に弱いマグネット165とク
ランパー支持部162との間に作用する弱い磁気吸引力
によってディスククランパ100をクランパー支持部1
62の下面に当接する位置まで上昇させるようにしたも
のである。なお、クランパー支持部162の下面で、マ
グネット165の対向位置には、環状の凹部168が形
成されていて、マグネット165がクランパー支持部1
62に空間を介して吸引されるようにしている。
【0029】そして、図3の(b)に示すチャッキング
時には、強いマグネット166とディスクテーブル40
のセンターリングガイド40aとの間に作用する強い磁
気吸引力によってディスククランパ100が下方に吸引
されて、そのディスククランパ100が光ディスク1を
ディスクテーブル40上に強力にチャッキングするもの
である。この形状のディスククランパの場合も前記した
カバー115の凸状のガイド114を設けクランプ支持
部162の上方に設けられている凹状にガイド溝121
によって位置決めが行われる点は同一である。
時には、強いマグネット166とディスクテーブル40
のセンターリングガイド40aとの間に作用する強い磁
気吸引力によってディスククランパ100が下方に吸引
されて、そのディスククランパ100が光ディスク1を
ディスクテーブル40上に強力にチャッキングするもの
である。この形状のディスククランパの場合も前記した
カバー115の凸状のガイド114を設けクランプ支持
部162の上方に設けられている凹状にガイド溝121
によって位置決めが行われる点は同一である。
【0030】次に、本発明に使用されるディスククラン
パの他の実施例を図4に示す。この実施例ではディスク
クランパ100の中央に埋設した環状のマグネット16
6の上部に環状のギャップ167を設けることによっ
て、1つのマグネット166によって、アンローディン
グ時には、ディスククランパ100を上方位置へ磁気吸
引する一方、チャッキング時には、図4の(b)に示す
ようにディスククランパ100を下方向に磁気吸引し
て、そのディスククランパ100で光ディスク1をディ
スクテーブル40上にチャッキングさせるようにしたも
のであり、前述した図3の実施形態と同一符号は同一部
分としており、同等の動作及び効果を発揮することがで
きるものである。
パの他の実施例を図4に示す。この実施例ではディスク
クランパ100の中央に埋設した環状のマグネット16
6の上部に環状のギャップ167を設けることによっ
て、1つのマグネット166によって、アンローディン
グ時には、ディスククランパ100を上方位置へ磁気吸
引する一方、チャッキング時には、図4の(b)に示す
ようにディスククランパ100を下方向に磁気吸引し
て、そのディスククランパ100で光ディスク1をディ
スクテーブル40上にチャッキングさせるようにしたも
のであり、前述した図3の実施形態と同一符号は同一部
分としており、同等の動作及び効果を発揮することがで
きるものである。
【0031】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。例えば、アンローディング時に、ディスククラン
パを制御可能な電磁気力によって上方位置へ上昇付勢さ
せることも可能である。
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。例えば、アンローディング時に、ディスククラン
パを制御可能な電磁気力によって上方位置へ上昇付勢さ
せることも可能である。
【0032】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の光ディ
スク装置はアンローディング時に、ディスククランパを
光ディスクのチャッキング位置よりも上方位置へ上昇付
勢させるようにして、アンローディング時に確保すべき
ディスククランパ及びクランパー支持部材と光ディスク
との間のクリアランスを小さく設定しているので、従来
の光ディスク装置よりも十分に低い高さに縮小すること
ができると共に、アンローディング時にも、ディスクク
ランパがディスクテーブルに対して位置決めされるよう
になされているので、光ディスクのローディング時にミ
スクランプが発生することを防止することができるとい
う優れた効果を奏する。
スク装置はアンローディング時に、ディスククランパを
光ディスクのチャッキング位置よりも上方位置へ上昇付
勢させるようにして、アンローディング時に確保すべき
ディスククランパ及びクランパー支持部材と光ディスク
との間のクリアランスを小さく設定しているので、従来
の光ディスク装置よりも十分に低い高さに縮小すること
ができると共に、アンローディング時にも、ディスクク
ランパがディスクテーブルに対して位置決めされるよう
になされているので、光ディスクのローディング時にミ
スクランプが発生することを防止することができるとい
う優れた効果を奏する。
【0033】また特に請求項5に記載した光ディスク装
置は、ディスククランパとスピンドルモータの回転軸と
の位置決めを行うことができるため、より確実にディス
ククランパの中心をチャキングしてローディングを完了
することができるという効果がある。
置は、ディスククランパとスピンドルモータの回転軸と
の位置決めを行うことができるため、より確実にディス
ククランパの中心をチャキングしてローディングを完了
することができるという効果がある。
【図1】本発明を適用した光ディスク装置における第1
の実施形態を説明するローディング時の断面側面図であ
る。
の実施形態を説明するローディング時の断面側面図であ
る。
【図2】同上の光ディスク装置のアンローディング時の
断面側面図である。
断面側面図である。
【図3】他の実施例を示すディスククランパの断面側面
図である。
図である。
【図4】他の実施例のディスククランパの実施例を説明
する断面側面図である。
する断面側面図である。
【図5】ディスクがローディング時にミスクランプされ
たときの説明図である。
たときの説明図である。
【図6】先願例の光ディスク装置を説明する一部切欠き
平面図である。
平面図である。
【図7】同上の光ディスク装置のディスククランパ、ク
ランパー支持板、ディスクトレー、ディスクテーブルを
説明する分解斜視図である。
ランパー支持板、ディスクトレー、ディスクテーブルを
説明する分解斜視図である。
【図8】同上の光ディスク装置のヘッド移動機構と昇降
フレームを説明する分解斜視図である。
フレームを説明する分解斜視図である。
【図9】同上の光ディスク装置のローディング機構とシ
ャーシを説明する分解斜視図である。
ャーシを説明する分解斜視図である。
【図10】同上の光ディスク装置のアンローディング時
の断面側面図である。
の断面側面図である。
【図11】同上の光ディスク装置のチャッキング時の断
面側面図である。
面側面図である。
【図12】同上の光ディスク装置全体のアンローディン
グ時の斜視図である。
グ時の斜視図である。
【図13】同上の光ディスク装置全体のローディング時
の斜視図である。
の斜視図である。
2 ディスクトレー、8 光ディスク、39 スピンド
ルモータ、5 光ディスク装置、40 ディスクテーブ
ル、40a センターリングガイド(ヨーク)、100
ディスククランパ、114 ガイド、115 保持用
のカバー、116 ハウジング、117 マグネット、
120 ガイド用のボス、121ガイド溝
ルモータ、5 光ディスク装置、40 ディスクテーブ
ル、40a センターリングガイド(ヨーク)、100
ディスククランパ、114 ガイド、115 保持用
のカバー、116 ハウジング、117 マグネット、
120 ガイド用のボス、121ガイド溝
Claims (5)
- 【請求項1】 光ディスクを載置してローディング及び
イジェクトするディスクトレーと、 上記光ディスクのローディング後に下降位置から上昇位
置へ上昇されて、その光ディスクの中心穴内に下方から
嵌合され、かつ、その光ディスクを上記ディスクトレー
の上方に浮上させるディスクテーブルと、 上記光ディスクより上方位置に支持されていて、上記光
ディスクの中心穴内に下方から嵌合された上記ディスク
テーブルに磁気吸引されることによって、上記光ディス
クを上記ディスクテーブル上にチャッキングするディス
ククランパとを備えた光ディスク装置において、 上記ディスククランパはアンローディング時には、上記
光ディスクのチャッキング位置よりも上方位置へ上昇付
勢される手段と、この付勢された上方位置でディスクの
スピンドルモータの回転軸の中心に対して位置決めされ
るガイドを備えていることを特徴とする光ディスク装
置。 - 【請求項2】 上記位置決めはディスク装置の上方に位
置する固定部材に形成された凸状のガイド部と、ディス
ククランパの上面に形成された凹状の溝によって形成さ
れていることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク
装置。 - 【請求項3】 上記位置決めはディスク装置の上方に位
置する固定部材に形成された凹状の溝部分と、ディスク
クランパの上面に形成された凸状のガイドによって形成
されていることを特徴とする請求項1に記載の光ディス
ク装置。 - 【請求項4】 上記固定部材はディスクの装置の筐体の
天板とされていることを特徴とする請求項2、又は3に
記載の光ディスク装置。 - 【請求項5】 上記ディスククランパの下方に凸状のガ
イドを設け、該ガイドがローディング時にターンテーブ
ルの中心部の位置決め孔に嵌入するように構成されてい
ることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32303897A JPH11162062A (ja) | 1997-11-25 | 1997-11-25 | 光ディスク装置 |
US09/196,509 US6438087B2 (en) | 1997-11-25 | 1998-11-20 | Chucking device for disc drive |
KR1019980050783A KR19990045581A (ko) | 1997-11-25 | 1998-11-25 | 디스크 드라이브용 처킹 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32303897A JPH11162062A (ja) | 1997-11-25 | 1997-11-25 | 光ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11162062A true JPH11162062A (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=18150425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32303897A Withdrawn JPH11162062A (ja) | 1997-11-25 | 1997-11-25 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11162062A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1094457A2 (en) * | 1999-10-18 | 2001-04-25 | Sony Computer Entertainment Inc. | Disk device |
KR100417324B1 (ko) * | 2000-09-21 | 2004-02-05 | 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 | 디스크 장치 |
-
1997
- 1997-11-25 JP JP32303897A patent/JPH11162062A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1094457A2 (en) * | 1999-10-18 | 2001-04-25 | Sony Computer Entertainment Inc. | Disk device |
EP1094457A3 (en) * | 1999-10-18 | 2002-02-06 | Sony Computer Entertainment Inc. | Disk device |
US6650610B1 (en) | 1999-10-18 | 2003-11-18 | Sony Computer Entertainment Inc. | Disk device |
KR100417324B1 (ko) * | 2000-09-21 | 2004-02-05 | 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 | 디스크 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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