JPH11238274A - 光ディスク装置のディスクチャッキング装置 - Google Patents

光ディスク装置のディスクチャッキング装置

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JPH11238274A
JPH11238274A JP10038600A JP3860098A JPH11238274A JP H11238274 A JPH11238274 A JP H11238274A JP 10038600 A JP10038600 A JP 10038600A JP 3860098 A JP3860098 A JP 3860098A JP H11238274 A JPH11238274 A JP H11238274A
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JP
Japan
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disk
pulley
chucking
optical disk
magnet
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Application number
JP10038600A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Omori
清 大森
Ryuzo Tamayama
隆三 玉山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャッキングプーリを上方と下方へ切り換え
て磁気吸引させるマグネットを1個で構成すること。 【解決手段】 チャッキングプーリ63に形成したマグ
ネットスライド穴66内に、厚みが薄い1個のマグネッ
ト65を上下スライド自在に挿入したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクをディ
スクトレーによってローディングし、そのローディング
された光ディスクをディスクテーブル上にチャッキング
プーリによってチャッキングするようにした光ディスク
装置のディスクチャッキング装置の技術分野に属するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ここで、本発明の出願人が先に出願して
いるこの種光ディスク装置を図7〜図14によって説明
する。即ち、図13に示すように、光ディスク1をディ
スクトレー2の上面に形成された凹所3内に水平に載置
した後に、ディスクトレー2のフロントパネル2aを矢
印a1 方向に軽く押すと、ローディングスイッチ(図示
せず)がONとなり、後述するローディング機構によっ
て、図14に示すように、ディスクトレー2がトレー出
入口4から光ディスク装置5内にローディング方向であ
る矢印a1 方向から水平に引き込まれて、後述するよう
に光ディスク1がスピンドルモータのディスクテーブル
上に水平に自動的にローディングされる。
【0003】そして、このローディング後に、ホストコ
ンピュータからの記録及び/又は再生指令信号等によっ
て、スピンドルモータによって光ディスク1が高速で回
転駆動され、光学ピックアップによって光ディスク1の
データが記録及び/又は再生される。そして、この光デ
ィスク1の再生後に、ホストコンピュータからのアンロ
ーディング指令信号等によって、図13に示すように、
ディスクトレー2がトレー出入口4から光ディスク装置
5外にアンローディング方向である矢印a2 方向に自動
的にアンローディングされる。
【0004】次に、図7〜図12に示すように、まずデ
ィスクトレー2は合成樹脂によって成形されていて、そ
の凹所3の中央部から後端部2b側にかけてトレーセン
ターP1 に沿った長穴状の底面開口8が形成されてい
る。また、このディスクトレー2の左右両側縁にはトレ
ーセンターP1 と平行な左右一対のガイドレール9が一
体に成形されている。そして、このディスクトレー2の
底面の一側部にはほぼJ形で、平行状のラック10及び
ガイド溝11が一体に成形されている。なお、これらラ
ック10及びガイド溝11の直線部10a、11aはト
レーセンターP1と平行に形成されていて、フロントパ
ネル2a側の端部に円弧部10b、11bが形成されて
いる。
【0005】次に、光ディスク装置5の内部には合成樹
脂によって成形されたほぼ箱型で浅いシャーシ14が設
けられていて、ディスクトレー2の左右一対のガイドレ
ール9がこのシャーシ14の左右両側板14aの内側に
一体成形されている複数のトレーガイド15によって案
内されて矢印a1 、a2 方向に水平にスライドされるよ
うに構成されている。そして、このシャーシ14の底部
14b上に合成樹脂等によって成形された昇降フレーム
16が取り付けられている。この昇降フレーム16に
は、後端部16a側の左右両側の2箇所と、前端部16
b側の中央部との3箇所にインシュレータ取付部17、
18が一体に成形されていて、これらのインシュレータ
取付部17、18にゴム等の弾性部材で構成された緩衝
器である3つのインシュレータ19、20が取り付けら
れている。
【0006】そして、昇降フレーム16の後端部16a
に取り付けられた左右一対のインシュレータ19がこれ
らの中央に挿通された止ネジ21によってシャーシ14
の底部14b上に取り付けられて、昇降フレーム16の
前端部16bに取り付けられた1つのインシュレータ2
0がその中央に挿通された止ネジ22によって昇降駆動
レバー23の先端上に取り付けられている。なお、この
昇降駆動レバー23はトレーセンターP1 に対して直角
状に配置されていて、その昇降駆動レバー23の基部が
左右一対の水平な支点ピン24によってシャーシ14の
底部14b上に上下方向である矢印b1 、b2 方向に回
転自在に取り付けられている。
【0007】従って、昇降駆動レバー23によって、昇
降フレーム16がその後端部16a側の左右一対のイン
シュレータ19を回動支点にした上下方向の回転運動に
よって矢印c1 、c2 方向に昇降駆動されるように構成
されている。なお、この昇降フレーム16の上面には浅
い凹所25が形成されている。
【0008】そして、ローディング機構27は、シャー
シ14の底部14b上で、昇降フレーム16の前端部1
6b側の一側部に取り付けられている。そして、このロ
ーディング機構27は、ローディングモータ28と、そ
のローディングモータ28によって正逆回転駆動するピ
ニオン29と、そのピニオン29の中心軸29aを垂直
な支点軸30の周囲に水平面内で矢印d1 、d2 方向に
首振り運動させるピニオンレバー31と、そのピニオン
レバー31によって一対の部分ギア32を介して駆動さ
れて、垂直な支点軸33の周りに水平面内で矢印e1
2 方向に回転駆動されるカムレバー34と、そのカム
レバー34の支点軸33の周囲に円弧状に形成されて、
上下方向の段差を有するカム溝35と、昇降駆動レバー
23の先端の一側部に一体に成形されて、カム溝35内
に遊嵌されたカム従動ピン36とによって構成されてい
る。そして、ピニオン29がディスクトレー2のラック
10に噛合され、ピニオン29の中心軸29aがガイド
溝11内に遊嵌されている。
【0009】そして、このローディング機構27は、ピ
ニオン29の中心軸29aをディスクトレー2のほぼJ
形のガイド溝11で誘導することによって、ピニオン2
9をディスクトレー2のほぼJ形のラック10に沿わせ
るようにしている。即ち、ディスクトレー2のローディ
ング時には、ローディングモータ28によって正回転駆
動されるピニオン29でラック10の直線部10aをデ
ィスクトレー2の後端部2b側からフロントパネル2a
側に向けて直線的に駆動することによって、ディスクト
レー2を光ディスク装置5内に矢印a方向に水平に引き
込むものである。そして、ローディングモータ28によ
るピニオン29の引き続きの正回転駆動によって、ピニ
オン29をラック10の円弧部10bに沿って矢印d方
向に首振り運動させて、その際に、ピニオンレバー31
によって一対の部分ギア32を介してカムレバー34を
矢印e1 方向に回転駆動する。
【0010】そして、カムレバー34のカム溝35で昇
降駆動レバー23のカム従動ピン36を上方である矢印
1 方向に上昇駆動して、その昇降駆動レバー23でイ
ンシュレータ20を介して昇降フレーム16を図11に
示す斜め下方に傾斜された下降位置から図12に示すよ
うに上昇されて水平となる上昇位置まで左右一対のイン
シュレータ19を中心に矢印c1 方向に上昇駆動する。
そして、ディスクトレー2のアンローディング時には、
ローディング時の逆動作で、ローディングモータ28に
よって逆回転駆動されるピニオン29をラック10の円
弧部10bに沿って矢印d2 方向に首振り運動させる間
に、カムレバー34を矢印e2 方向に回転駆動して、カ
ム溝35でカム従動ピン36を下方である矢印b2 方向
に下降駆動して、昇降駆動レバー23でインシュレータ
20を介して昇降フレーム16を左右一対のインシュレ
ータ19を中心に図12に示す上昇位置から図11に示
す下降位置まで矢印c2 方向に下降駆動する。そして、
ローディングモータ28によるピニオン29の引き続き
の逆回転駆動によって、ピニオン29でラック10の直
線部10aをディスクトレー2のフロントパネル2a側
から後端部2b側に向けて直線的に駆動するようにし
て、ディスクトレー2を光ディスク装置5外へ矢印a2
方向に押し出すものである。
【0011】次に、昇降フレーム16の凹所25内で、
前端部16b側に偏位された位置に形成されているモー
タ取付部38にスピンドルモータ39が垂直状に取り付
けられていて、そのモータ軸39aの上端にステンレス
等の金属である磁性部材で構成されたディスクテーブル
40が水平状に固着されている。なお、ディスクテーブ
ル40の上部中央には光ディスク1の中心穴1aが嵌合
される円錐台形状のセンターリングガイド40aが一体
に形成されている。また、昇降フレーム16の凹所25
内でスピンドルモータ39より後方側に光学ピックアッ
プ41が水平状に取り付けられている。そして、この光
学ピックアップ41は、対物レンズ42及び光反射型の
スキューセンサー43が上向きで垂直状に取り付けられ
たキャリッジ44を有しており、対物レンズ42に対し
てレーザービームを送信する光学ブロック45がそのキ
ャリッジ44の側面に一体に取り付けられている。
【0012】そして、昇降フレーム16には、キャリッ
ジ44を左右一対のガイド軸46に沿って矢印a1 、a
2 方向に直線移動させるキャリッジ移動機構47が取り
付けられていて、このキャリッジ移動機構47は、キャ
リッジ駆動モータ48によってギアトレイン49を介し
て正逆回転駆動されるピニオン50と、キャリッジ44
の一側面に取り付けられて、ピニオン50によって直線
駆動されるラック51とを備えている。なお、スピンド
ルモータ39及び対物レンズ42はトレーセンターP1
上に配置されていて、対物レンズ42はそのトレーセン
ターP1 に沿って矢印a1 、a2 方向に移動されるよう
に構成されている。
【0013】そして、光ディスク1をディスクテーブル
40上にチャッキングするディスクチャッキング装置6
1は次のように構成されている。即ち、ディスクトレー
2の上部を横切るようにして、シャーシ14の左右両側
板14aの上端部間に合成樹脂によって成形されたプー
リ支持部材62が水平に架設されていて、合成樹脂によ
ってほぼ円盤状に成形されたチャッキングプーリ63が
プーリ支持部材62の中央位置で、ディスクテーブル4
0の真上位置に形成された円形穴64内に上下、左右及
び前後に一定範囲内で移動自在に水平に保持されてい
る。なお、チャッキングプーリ63の上端の外周に一体
成形された水平なフランジ63aを下方から受け止める
水平なプーリ受け62aがプーリ支持部材62の円形穴
64の外周に一体成形されている。そして、このチャッ
キングプーリ63の中央部には円板状のマグネット65
が水平に埋設されている。また、シャーシ14の上部に
はプーリ支持部材62の上部を跨ぐようにして板金等の
磁性部材で構成された上カバー26が取り付けられてい
る。
【0014】従って、ローディング時には、図11に示
すように、チャッキングプーリ63を自重によってプー
リ支持部材62の下方に下降させて、チャッキングプー
リ63のフランジ63aをプーリ支持部材62のプーリ
受け62a上に当接させた吊下状態にしておき、ディス
クトレー2の凹所3内に光ディスク3を水平に載置し
て、そのディスクトレー2によって光ディスク1を光デ
ィスク装置5内に矢印a1 方向から水平にローディング
する。そして、このローディング後に、図12に示すよ
うに、昇降フレーム16が上昇位置まで矢印c1 方向に
上昇されて水平になった時、ディスクテーブル40がデ
ィスクトレー2の底面開口8から上方に挿通されて、そ
のディスクテーブル40のセンターリングガイド40a
が光ディスク1の中心穴1aに下方から嵌合される。そ
して、そのディスクテーブル40によって光ディスク1
がディスクトレー2の凹所3内で上方へ矢印b1 方向に
浮かされると共に、光ディスク1と一緒にチャッキング
プーリ63も上方へ矢印b1方向に押し上げられて、そ
のフランジ63aがプーリ支持部材62のプーリ受け6
2aの上方に浮かされるが、この時に、チャッキングプ
ーリ63のマグネット65によるディスクテーブル40
への磁気吸引力によって、チャッキングプーリ63が光
ディスク1をディスクテーブル40上に矢印b2 方向か
ら水平にチャッキングする。
【0015】そして、ホストコンピュータからの記録及
び/又は再生指令信号等によって、スピンドルモータ3
9によって光ディスク1が高速で回転駆動されると共
に、キャリッジ移動機構47によって光学ピックアップ
41のキャリッジ44が矢印a1 、a2 方向に移動され
て、対物レンズ42がトレーセンターP1 に沿って矢印
1 、a2 方向に移動される。そして、光学ブロック4
5から送信されるレーザービームが対物レンズ42によ
って光ディスク1の下面に照射されると共に、その反射
光が対物レンズ42を通して光学ブロック45で受信さ
れて、光ディスク1のデータが記録及び/又は再生され
る。
【0016】なお、キャリッジ移動機構47は、キャリ
ッジ駆動モータ48によってギアトレイン49を介して
正逆回転駆動されるピニオン50がラック51を直線駆
動することによって、キャリッジ44を左右一対のガイ
ド軸46に沿って矢印a1 、a2 方向に移動する。そし
て、光ディスク1の記録及び/又は再生後に、ホストコ
ンピュータからのアンローディング指令信号等によっ
て、図11に示すように、昇降フレーム16が下降位置
まで矢印c2 方向に下降されて、ディスクテーブル40
が光ディスク1及びチャッキングプーリ63から下方に
離脱された後に、光ディスク1がディスクトレー2の凹
所3内に水平に載置されて、光ディスク1がディスクト
レー2によって光ディスク装置5外に矢印a2 方向に水
平にアンローディングされる。なお、この時には、ディ
スクテーブル40が矢印c2 方向に下降されると、チャ
ッキングプーリ63のフランジ63aがプーリ支持部材
62のプーリ受け62aに矢印b2 方向から当接されて
引き止められるので、マグネット65の磁気吸引力に抗
してディスクテーブル40がチャッキングプーリ63か
ら強制的に引き離される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この先願例
のディスクチャッキング装置61では、図11に示すよ
うに、ディスクトレー2による光ディスク1の矢印a
1 、a2 方向への水平なローディング及びアンローディ
ング時には、チャッキングプーリ63を自重によってプ
ーリ支持部材62の下方に下降させて、チャッキングプ
ーリ63のフランジ63aをプーリ支持部材62のプー
リ受け62a上に当接させた吊下状態にしていたので、
このローディング及びアンローディング時には、光ディ
スク1がチャッキングプーリ63と干渉しないように、
その吊下状態のチャッキングプーリ63の下面とディス
クトレー2の凹所3内に水平に載置されている光ディス
ク1の上面との間にクリアランスL1 を確保しておかな
ければならなかった。従って、この光ディスク装置5の
先願例では、ローディング及びアンローディング時に、
チャッキングプーリ63がプーリ支持部材62からクリ
アランスL2 分下降された状態で、更に、そのチャッキ
ングプーリ63と光ディスク1との間にクリアランスL
1 を確保しなければならないために、プーリ支持部材6
2と光ディスク1の上面との間にL1 +L2 なる大きな
スペースが必要になり、この光ディスク装置5全体の厚
さT1 が厚くなると言う問題があった。
【0018】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、ディスクローディング時に光ディ
スクがチャッキングプーリに干渉することを未然に防止
できる上に、ディスクチャッキングを強力に行えるよう
にするためのマグネットの厚さを小さくすることを目的
としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の光ディスク装置のディスクチャッキング装
置は、マグネットをチャッキングプーリ内に上下にスラ
イド自在に挿入し、このチャッキングプーリの下部に配
置された磁性部材からなるディスクテーブルと対向する
磁性部材をチャッキングプーリの上部に配置したもので
ある。
【0020】上記のように構成された本発明の光ディス
ク装置のディスクチャッキング装置は、光ディスクのア
ンローディング状態では、チャッキングプーリ内のマグ
ネットがそのチャッキングプーリに対して上側へスライ
ドして上部の磁性部材に磁気吸引されることによって、
チャッキングプーリをプーリ支持部材に対して上方へ引
き上げる。従って、ディスクトレーによってローディン
グされる光ディスクがチャッキングプーリに干渉される
ことがない。一方、光ディスクのローディング後に、デ
ィスクテーブルが下降位置から上昇位置へ上昇された時
には、チャッキングプーリ内のマグネットがそのチャッ
キングプーリに対して下側へスライドして下部の磁性部
材からなるディスクテーブルに磁気吸引されることによ
って、チャッキングプーリで光ディスクをディスクテー
ブル上に強力に圧着して固定することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した光ディス
ク装置のディスクチャッキング装置の実施の形態を図1
〜図6によって説明する。なお、図7〜図14と同一構
造部には同一の符号を付して説明の重複を省く。
【0022】「ディスクチャッキング装置の第1の実施
形態」まず、図1〜図4に示すディスクチャッキング装
置61の第1の実施形態は、チャッキングプーリ63の
中央部63bに円心円形状で、環状のマグネットスライ
ド穴66を形成し、環状のマグネット65をこのマグネ
ットスライド穴66内に挿入して、このマグネット65
をマグネットスライド穴66内で上下方向である矢印b
1 、b2 方向にスライド自在に構成したものである。従
って、マグネット65の厚みT1 はマグネットスライド
穴66の厚み(深さ)T2 より小さく(T1 <T2 )構
成されていて、マグネット65がマグネットスライド穴
66内で上方である矢印b1 方向にスライドした時に
は、そのマグネット65の下側にクリアランス67が形
成され、マグネット65がマグネットスライド穴66内
で下方である矢印b2 方向にスライドした時には、その
マグネット65の上側にクリアランス68が形成される
ように構成されている。なお、チャッキングプーリ63
の中央部63bの下面には、ディスクテーブル40のセ
ンターリングガイド40aより大径で、円錐台形状の中
央凹部63cが形成されていて、その中央凹部63cの
中心P2 に中心ピン63dが下向きの垂直状に一体成形
されており、ディスクテーブル40のセンターリングガ
イド40aの中心P2 には中心穴40bが形成されてい
る。
【0023】このディスクチャッキング装置61の第1
の実施形態によれば、図1及び図3に示すように、光デ
ィスク1のアンローディング状態では、マグネット65
の磁気吸引力F2 が磁性部材からなる上カバー26に作
用して、マグネット65がチャッキングプーリ63のマ
グネットスライド穴66内で上方である矢印b1 方向に
スライドして、下側にクリアランス67が形成される。
そして、このマグネット65によってチャッキングプー
リ63が矢印b1 方向に引き上げられている。
【0024】この時、チャッキングプーリ63がプーリ
支持部材62に対してクリアランスL3 だけ矢印b1
向に上昇されていて、このチャッキングプーリ63の下
面とディスクトレー2上に水平に載置されている光ディ
スク1の上面との間にはクリアランスL4 が形成されて
いる。
【0025】従って、光ディスク1のローディング時に
は、ディスクトレー2によって光ディスク1が光ディス
ク装置5内に矢印a1 方向から水平にローディングされ
るが、この時、クリアランスL4 の存在により、光ディ
スク1をチャッキングプーリ63に何等干渉させること
なく、安全にローディングすることができる。
【0026】そして、この光ディスク1のローディング
後に、図2及び図4に示すように、昇降フレーム16に
よってスピンドルモータ39と一体にディスクテーブル
40が下降位置から上昇位置まで矢印c1 方向に上昇さ
れて水平になった時、ディスクテーブル40のセンター
リングガイド40aが光ディスク1の中心穴1aに下方
から嵌合されて、そのディスクテーブル40によって光
ディスク1がディスクトレー2の凹所3内で矢印b1
向にクリアランスL5 だけ浮かされ、チャッキングプー
リ63の中心ピン63dにセンターリングガイド40a
の中心穴40bが矢印b1 方向から嵌合される。
【0027】すると、この時、磁性部材で構成されてい
るディスクテーブル40のセンターリングガイド40a
がマグネット65に近接されて、このマグネット65の
磁気吸引力F1 がディスクテーブル40に作用して、マ
グネット65がチャッキングプーリ63のマグネットス
ライド穴66内で下方である矢印b1 方向にスライドし
て、上側にクリアランス68が形成される。そして、こ
のマグネット65によってチャッキングプーリ63がプ
ーリ支持部材62に対して下方である矢印b2方向にク
リアランスL6 だけ強く引き下げられて、そのチャッキ
ングプーリ63によって光ディスク1がディスクテーブ
ル40上に強力に、かつ、安定良く水平状にチャッキン
グされる。但し、この光ディスク1のチャッキング状態
でも、チャッキングプーリ63のフランジ63aはプー
リ支持部材62のプーリ受け62aの上方にクリアラン
スL7 だけ浮かされている。
【0028】そして、このように、光ディスク1をディ
スクテーブル40上に強力にチャッキングすることがで
きるので、スピンドルモータ39のディスクテーブル4
0によって光ディスク1を高速で回転駆動しても、光デ
ィスク1にスリップ等が全く発生せず、光ディスク1を
高速で安定良く回転駆動することができるので、DVD
−ROM等の光ディスク1の高速回転による高密度の記
録及び/又は再生を高精度に行うことができる。
【0029】そして、この光ディスク1の記録及び/又
は再生後のアンローディング時には、図1及び図3に示
すように、昇降フレーム16によってスピンドルモータ
39と一体にディスクテーブル40が上昇位置から下降
位置まで矢印c2 方向に下降されて、ディスクテーブル
40が光ディスク1から矢印c2 方向に離脱される。す
ると、チャッキングプーリ63とディスクテーブル40
に作用していたマグネット65の磁気吸引力F1 が切断
されて、上カバー26に作用するマグネット65の磁気
吸引力F2 によってチャッキングプーリ63が再びプー
リ支持部材62に対してクリアランスL3 だけ矢印b1
方向に上昇されて、そのチャッキングプーリ63の下面
とディスクトレー2上の光ディスク1の上面との間にク
リアランスL4 が再び形成される。従って、この後、光
ディスク1がディスクトレー2によって光ディスク装置
5の外部へ矢印a2 方向に水平にアンローディングされ
る際に、光ディスク1をチャッキングプーリ63に何等
干渉させることなく、安全にアンローディングすること
ができる。
【0030】以上のように、本発明のディスクチャッキ
ング装置61によれば、図1及び図3に示すように、光
ディスク1のアンローディング状態で、マグネット65
による矢印b1 方向への磁気吸引力F2 によってチャッ
キングプーリ63をプーリ支持部材62に対して矢印b
1 方向にクリアランスL3 だけ引き上げた状態で、その
チャッキングプーリ63の下面と光ディスク1の上面と
の間にクリアランスL4 を形成するようにしたので、図
1に示すように、ディスクトレー2の凹所3内に水平に
載置されてローディング及びアンローディングされる光
ディスク1の上面とプーリ支持部材62の下面との間の
クリアランスL8 を、プーリ支持部材62に対するチャ
ッキングプーリ63の上方への引き上げ量であるクリア
ランスL3 だけ、先願例の同クリアランスL1 +L2
りも小さくすることができる。そして、このように、ク
リアランスをL8 <L1 +L2 構成できたことによっ
て、光ディスク装置全体の厚さT2 を先願例の厚さT1
よりもクリアランスL3 だけ薄くすることができる。即
ち、T2 =T1 −L3 となる。
【0031】そして、本発明のディスクチャッキング装
置61では、チャッキングプーリ63のマグネットスラ
イド穴66内でマグネット65を上下方向である矢印b
1 、b2 方向にスライドさせるように構成したことによ
って、マグネット65の厚みT1 を十分に小さくするこ
とができて、大幅なコスト化を実現することができた。
【0032】「ディスクチャッキング装置の第2の実施
形態」次に、図5及び図6に示すディスクチャッキング
装置61の第2の実施形態は、マグネット65の上面6
5aの外周(又は内周)に、そのマグネット65の全幅
1 に対して小幅W2 に構成されたリング65bを一体
成形し、その上面65aで、リング65bの内側(又は
外側)に環状のヨーク69を密着させたものである。
【0033】マグネット65をこのように構成すると、
図5に示すように、光ディスク1のアンローディング状
態では、マグネット65の全幅W1 に対して小幅W2
構成されているリング65a部分から漏洩する弱い磁気
吸引力F2 によって、チャッキングプーリ63を矢印b
1 方向に弱い力で引き上げておくことができる。一方、
図6に示すように、光ディスク1のローディング後のデ
ィスクチャッキング時には、マグネット65の大幅に構
成されている全幅W1 から漏洩する強い磁気吸引力F1
によって、チャッキングプーリ63を矢印b2 方向へ強
い力で引き上げることができる。
【0034】従って、ディスクチャッキング時には、チ
ャッキングプーリ63を図5に示すプーリ支持部材62
に対する上方位置から図6に示すプーリ支持部材62に
対する下方位置へスムーズに下降することができて、デ
ィスクテーブル40上への光ディスク1のチャッキング
をスムーズに、しかも、強力に行うことができる。
【0035】このように、マグネット65の上面65a
に小幅W2 のリング65bを一体に形成することによっ
て、単一のマグネット65でありながら、チャッキング
プーリ63の上方への引上げ力を弱くし、下方への引下
げ力を強くすることができるので、磁気吸引力が異なる
2個のマグネットを用いる必要がなくなり、部品点数の
削減による低コスト化を実現できる。しかも、リング6
5bの幅W2 の調整等によってチャッキングプーリ63
の上方への引上げ力を簡単、かつ、自由に調整すること
ができて、設計の自由度が高く、高性能で、低コストな
ディスクチャッキング装置61を実現することができ
る。
【0036】次に、この光ディスク装置のディスクチャ
ッキング装置61の第2の実施形態では、チャッキング
プーリ63をマグネット65及びヨーク69が埋設さ
れ、上端の外周にフランジ63aが一体成形され、か
つ、下端の中心に中心ピン63dが一体成形されたチャ
ッキングプーリ本体63Aと、ディスクテーブル40の
ディスク基準面40bより大径のディスク圧着面63e
が外周の下面に同心円形で、水平に形成されている円板
状のディスク圧着板63Bとの2部品によって構成して
いる。
【0037】そして、チャッキングプーリ本体63Aが
非磁性の部材であるポリアセタール等の合成樹脂によっ
て成形されていて、ディスク圧着板63Bが非磁性で、
かつ、高剛性の部材であるアルミニウムやエンジニアリ
ングプラスチック等の高剛性の部材、或いはポリエステ
ルエラストマー、熱可塑性ポリウレタン、スチレン系や
ナイロン系エラストマーやゴム等の弾性を有する部材に
よって形成されていて、そのディスク圧着面63eは高
精度の水平面に加工されている。そして、チャッキング
プーリ本体63Aの下面にディスク圧着板63Bを同心
円形状で、水平状に一体に結合させて、チャッキングプ
ーリ63を構成し、これらチャッキングプーリ本体63
Aとディスク圧着板63Bとの間でマグネット65及び
ヨーク69を挟み込んだものである。
【0038】この際、チャッキングプーリ本体63Aと
ディスク圧着板63Bを接着剤によって接着することに
よって一体に結合することもできるが、ディスク圧着板
63B又はチャッキングプーリ本体63Aの何れか一方
に一体成形した複数(3〜4個)の係止爪70を他方に
形成した複数の係止穴71内に弾性に抗して係合させる
ようにして、これらチャッキングプーリ本体63Aとデ
ィスク圧着板63Bを脱着可能に結合する構造を採用す
ると、これらチャッキングプーリ本体63A、ディスク
圧着板63B、マグネット65及びヨーク66の組立や
分解を容易に行うことができる上に、マグネット65及
びヨーク69の脱落が全く発生せず、信頼性が高い。な
お、ディスク圧着板63Bの中心部にはディスクテーブ
ル40のセンターリングガイド40aよりやや大径の円
錐台形状又はテーパー状の中央凹部63cが形成されて
いる。
【0039】そして、チャッキングプーリ63のディス
ク圧着板63Bを高剛性の部材によって構成しておけ
ば、マグネット65によるディスクテーブル40への磁
気吸引力F1 によってチャッキングプーリ63が光ディ
スク1をディスクテーブル40のディスク基準面40b
上に圧着して固定する際に、その高剛性の部材によって
高精度に加工されているディスク圧着板63Bのディス
ク圧着面63bのプレス作用によって光ディスク1の弾
力に抗して、その光ディスク1の反りや捩れを矯正する
ようにして、その光ディスク1をディスク基準面40b
上に高精度に圧着して固定することができる。
【0040】しかも、そのディスク圧着面63bはディ
スク基準面40bより大径に構成されていることから、
そのディスク圧着面63bは光ディスク1の内外周のほ
ぼ中間位置を圧着することになる。
【0041】従って、このディスクチャッキングによ
り、光ディスク1の反りや捩れがディスク圧着面63b
に倣って高精度に矯正されて、その光ディスク1の平面
度が著しく向上される。また、光ディスク1へのデータ
の記録及び/又は再生時に、光ディスク1がスピンドル
モータ39によって高速で回転駆動されることによって
発生する光ディスク1の固有振動、或いはスピンドルモ
ータ39の振動や光学ピックアップ41のキャリッジ4
4の高速シークに伴う振動及びスキュー調整動作に伴う
振動等による共振現象による振動が光ディスク1に発生
しても、その光ディスク1の振動をディスク圧着板63
Bの大径のディスク圧着面63bによるプレス作用によ
って減衰することができる。特に、この際、大径のディ
スク圧着面63bが光ディスク1の内外周のほぼ中間位
置を圧着することができることによって、フォーカス共
振となる700〜800Hzによって光ディスク1が変
形する最大振幅位置付近を効果的に減衰することができ
る。
【0042】以上により、光ディスク1の反りや捩れを
矯正して、その光ディスク1の平面度を著しく向上させ
ることができる上に、光ディスク1へのデータの記録及
び/又は再生中に発生する光ディスク1の振動も減衰す
ることができ、対物レンズ41によって光ディスク1に
照射されるレーザービームのフォーカス精度を著しく向
上することができるので、DVD−ROM等の高密度記
録の光ディスク1であってもデータの記録及び/又は再
生を常に高精度に行うことができる。
【0043】また、チャッキングプーリ63のディスク
圧着板63Bを弾力性を有する部材によって構成してお
けば、マグネット65によるディスクテーブル40への
磁気吸引力によってチャッキングプーリ63が光ディス
ク1をディスクテーブル40のディスク基準面40b上
に圧着して固定する際に、そのディスク圧着面63bが
弾力性を有するディスク圧着板63Bの弾性反発力であ
るベンディング(bending)作用によって光ディ
スク1をディスク基準面40b上に弾性的に圧着して固
定することができる。
【0044】しかも、そのディスク圧着面63bはディ
スク基準面40bより大径に構成されていることから、
そのディスク圧着面63bは光ディスク1の内外周のほ
ぼ中間位置を弾性的に圧着することになる。
【0045】従って、このディスクチャッキングによ
り、光ディスク1の反りや捩れが或る程度矯正されて、
その光ディスク1の平面度が或る程度向上される。ま
た、光ディスク1へのデータの記録及び/又は再生時
に、光ディスク1がスピンドルモータ39によって高速
で回転駆動されることによって発生する光ディスク1の
固有振動、或いはスピンドルモータ39の振動や光学ピ
ックアップ41のキャリッジ44の高速シークに伴う振
動及びスキュー調整動作に伴う振動等による共振現象に
よる振動が光ディスク1に発生しても、その光ディスク
1の振動をディスク圧着板63Bのベンディング作用に
よるダンピング効果によって著しく減衰することができ
る。特に、この際、大径のディスク圧着面63bが光デ
ィスク1の内外周のほぼ中間位置を弾性的に圧着するこ
とができることによって、フォーカス共振となる700
〜800Hzによって光ディスク1が変形する最大振幅
位置付近を効果的にダンピングすることができるので、
光ディスク1の振動を極めて効果的に減衰することがで
きる。
【0046】以上により、光ディスク1へのデータの記
録及び/又は再生中に発生する光ディスク1の振動を著
しく減衰することができ、対物レンズ41によって光デ
ィスク1に照射されるレーザービームのフォーカス精度
を著しく向上することができるので、DVD−ROM等
の高密度記録の光ディスク1であってもデータの記録及
び/又は再生を常に高精度に行うことができる。
【0047】しかも、ディスク圧着板63Bが弾力性を
有する部材によって構成されているので、ディスク圧着
面63bが光ディスク1の内外周のほぼ中間位置に圧着
されても、光ディスク1に傷を付けることがない。
【0048】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。
【0049】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の光ディ
スク装置のディスクチャッキング装置は、次のような効
果を奏することができる。
【0050】請求項1は、光ディスクのアンローディン
グ状態では、チャッキングプーリ内のマグネットをその
チャッキングプーリに対して上側へスライドして上部の
磁性部材に磁気吸引させることによって、チャッキング
プーリをプーリ支持部材に対して上方へ引き上げるよう
にして、ディスクトレーによってローディングされる光
ディスクがチャッキングプーリに干渉されることがない
ようにし、また、光ディスクのローディング後に、ディ
スクテーブルが下降位置から上昇位置へ上昇された時に
は、チャッキングプーリ内のマグネットをそのチャッキ
ングプーリに対して下側へスライドして下部の磁性部材
からなるディスクテーブルに磁気吸引させることによっ
て、チャッキングプーリで光ディスクをディスクテーブ
ル上に強力に圧着して固定することができるようにした
ので、チャッキングプーリを上方と下方へ切り換えて磁
気吸引させるためのマグネットを1個で構成することが
でき、しかも、そのマグネットの厚みを十分に薄くする
ことができるので、大幅な低コスト化を実現することが
できる。
【0051】請求項2は、チャッキングプーリ内に埋設
される1つのマグネットの上面に小幅のリングを一体成
形し、そのリングの内側又は外側で、そのマグネットの
上面にヨークを重ねたので、光ディスクのアンローディ
ング状態では、チャッキングプーリのマグネットの小幅
なリングから漏洩する弱い磁気吸引力によって、チャッ
キングプーリをプーリ支持部材に対して上方へ引き上げ
るようにして、ディスクトレーによってローディングさ
れる光ディスクがチャッキングプーリに干渉されること
がないようにし、光ディスクのローディング後に、ディ
スクテーブルが下降位置から上昇位置へ上昇された時に
は、チャッキングプーリのマグネットの大幅に構成され
ている全幅から漏洩する強い磁気吸引力によって、チャ
ッキングプーリをディスクテーブル側へ強い力で引き下
げるようにして、チャッキングプーリで光ディスクをデ
ィスクテーブル上に強力に圧着して固定することができ
るようにしたので、チャッキングプーリを上方と下方へ
切り換えて磁気吸引させるためのマグネットを1個で構
成することができ、しかも、リングの幅の調整によっ
て、上方への磁気吸引力を適切な値に簡単に調整するこ
とができて、設計の自由度が高く、高性能で、低コスト
なディスクチャッキング装置を実現することができる。
【0052】請求項3は、チャッキングプーリをチャッ
キングプーリ本体と、ディスク圧着板との2部品で構成
し、これらチャッキングプーリ本体とディスク圧着板と
の間でマグネット及びヨークを挟み込んだので、マグネ
ット及びヨークの組立てや分解を容易に行え、しかも、
マグネット及びヨークの脱落等が全く発生せず、ディス
クチャッキング装置の信頼性を著しく向上させることが
できる。しかも、ディスク圧着板の材質及び直径を自由
に選択することができるので、このディスク圧着板によ
る光ディスクのプレス作用によって光ディスクの反りや
捩れを矯正したり、このディスク圧着板のベンディング
作用によって光ディスクの共振を減衰させる等して、光
ディスクを安定回転させ、高精度な記録及び/又は再生
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した光ディスク装置のディスクチ
ャッキング装置における第1の実施形態を説明するため
のアンローディング時における要部を拡大して示した断
面側面図である。
【図2】同上のディスクチャッキング装置のディスクチ
ャッキング時における要部を拡大して示した断面側面図
である。
【図3】同上の光ディスク装置全体のアンローディング
時の断面側面図である。
【図4】同上の光ディスク装置全体のディスクチャッキ
ング時の断面側面図である。
【図5】本発明を適用した光ディスク装置のディスクチ
ャッキング装置における第2の実施形態を説明するアン
ローディング時における要部を拡大して示した断面側面
図である。
【図6】同上のディスクチャッキング装置のディスクチ
ャッキング時における要部を拡大して示した断面側面図
である。
【図7】先願例の光ディスク装置を説明する一部切欠き
平面図である。
【図8】同上の光ディスク装置のチャッキングプーリ、
クランパー支持板、ディスクトレー、ディスクテーブル
を説明する分解斜視図である。
【図9】同上の光ディスク装置のヘッド移動機構と昇降
フレームを説明する分解斜視図である。
【図10】同上の光ディスク装置のローディング機構と
シャーシを説明する分解斜視図である。
【図11】同上の光ディスク装置のアンローディング時
の断面側面図である。
【図12】同上の光ディスク装置のディスクチャッキン
グ時の断面側面図である。
【図13】同上の光ディスク装置全体のアンローディン
グ時の斜視図である。
【図14】同上の光ディスク装置全体のローディング時
の斜視図である。
【符号の説明】
1は光ディスク、2はディスクトレー、5は光ディスク
装置、26は磁性部材を兼用する上カバー、40は磁性
部材であるディスクテーブル、40aはセンターリング
ガイド、61はディスクチャッキング装置、62はプー
リ支持部材、63はチャッキングプーリ、65はマグネ
ット、65aはマグネットの上面、65bはマグネット
の小幅のリング、66はマグネットスライド穴、67、
68はクリアランス、69はヨーク、63Aはチャッキ
ングプーリ本体、63Bはディスク圧着板である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクを載置してローディング及びア
    ンローディングするディスクトレーと、 上記光ディスクのローディング後に下降位置から上昇位
    置へ上昇されて、その光ディスクの中心穴内に下方から
    嵌合され、かつ、その光ディスクを上記ディスクトレー
    の上方に浮上させる磁性部材からなるディスクテーブル
    と、 プーリ支持部材によって上記光ディスクより上方位置に
    支持されていて、上記光ディスクの中心穴内に下方から
    嵌合された上記ディスクテーブルによって、上記プーリ
    支持部材の上方に浮上されると共に、上記光ディスクを
    上記ディスクテーブル上にチャッキングするチャッキン
    グプーリとを備えた光ディスク装置のディスクチャッキ
    ング装置において、 上記チャッキングプーリ内に形成されたマグネットスラ
    イド穴と、 上記マグネットスライド穴内に挿入されて、そのマグネ
    ットスライド穴内で上下方向にスライド自在に構成され
    たマグネットと、 上記チャッキングプーリの上部に配置された磁性部材と
    を備えたことを特徴とする光ディスク装置のディスクチ
    ャッキング装置。
  2. 【請求項2】光ディスクを載置してローディング及びア
    ンローディングするディスクトレーと、 上記光ディスクのローディング後に下降位置から上昇位
    置へ上昇されて、その光ディスクの中心穴内に下方から
    嵌合され、かつ、その光ディスクを上記ディスクトレー
    の上方に浮上させる磁性部材からなるディスクテーブル
    と、 プーリ支持部材によって上記光ディスクより上方位置に
    支持されていて、上記光ディスクの中心穴内に下方から
    嵌合された上記ディスクテーブルによって、上記プーリ
    支持部材の上方に浮上されると共に、上記光ディスクを
    上記ディスクテーブル上にチャッキングするチャッキン
    グプーリとを備えた光ディスク装置のディスクチャッキ
    ング装置において、 上記チャッキングプーリ内に埋設され、上面に小幅のリ
    ングが一体成形された1つのマグネットと、 上記リングの内側又は外側で、上記マグネットの上面に
    重ねられたヨークと、 上記チャッキングプーリの上部に配置された磁性部材と
    を備えたことを特徴とする光ディスク装置のディスクチ
    ャッキング装置。
  3. 【請求項3】上記チャッキングプーリをチャッキングプ
    ーリ本体と、ディスク圧着板との2部品で構成し、 これらチャッキングプーリ本体とディスク圧着板との間
    で上記マグネット及びヨークを挟み込んだことを特徴と
    する請求項2に記載の光ディスク装置のディスクチャッ
    キング装置。
JP10038600A 1998-02-20 1998-02-20 光ディスク装置のディスクチャッキング装置 Withdrawn JPH11238274A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1094457A2 (en) * 1999-10-18 2001-04-25 Sony Computer Entertainment Inc. Disk device
CN112270940A (zh) * 2020-09-22 2021-01-26 深圳云宣科技有限公司 蜗杆式光盘取放装置及取放方法

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