JPH11238278A - 光ディスク装置のディスクチャッキング装置 - Google Patents

光ディスク装置のディスクチャッキング装置

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JPH11238278A
JPH11238278A JP3859998A JP3859998A JPH11238278A JP H11238278 A JPH11238278 A JP H11238278A JP 3859998 A JP3859998 A JP 3859998A JP 3859998 A JP3859998 A JP 3859998A JP H11238278 A JPH11238278 A JP H11238278A
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disk
chucking
pulley
optical disk
optical
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JP3859998A
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Kiyoshi Omori
清 大森
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Original Assignee
Sony Corp
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスク装置の縦置き使用時に、光ディス
クがプーリ支持部材に接触してすり傷等が発生しないよ
うにすること。 【解決手段】 上カバー26から垂下したセンターリン
グピン74に、チャッキングプーリ63の中心に形成し
た中心穴75を挿入して、センターリングピン74で、
チャッキングプーリ63の中央を支持させたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクをディ
スクトレーによってローディングし、そのローディング
された光ディスクをディスクテーブル上にチャッキング
プーリによってチャッキングするようにした光ディスク
装置のディスクチャッキング装置の技術分野に属するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ここで、本発明の出願人が先に出願して
いるこの種光ディスク装置を図8〜図15によって説明
する。即ち、図14に示すように、光ディスク1をディ
スクトレー2の上面に形成された凹所3内に水平に載置
した後に、ディスクトレー2のフロントパネル2aを矢
印a1 方向に軽く押すと、ローディングスイッチ(図示
せず)がONとなり、後述するローディング機構によっ
て、図15に示すように、ディスクトレー2がトレー出
入口4から光ディスク装置5内にローディング方向であ
る矢印a1 方向から水平に引き込まれて、後述するよう
に光ディスク1がスピンドルモータのディスクテーブル
上に水平に自動的にローディングされる。
【0003】そして、このローディング後に、ホストコ
ンピュータからの記録及び/又は再生指令信号等によっ
て、スピンドルモータによって光ディスク1が高速で回
転駆動され、光学ピックアップによって光ディスク1の
データが記録及び/又は再生される。そして、この光デ
ィスク1の再生後に、ホストコンピュータからのアンロ
ーディング指令信号等によって、図14に示すように、
ディスクトレー2がトレー出入口4から光ディスク装置
5外にアンローディング方向である矢印a2 方向に自動
的にアンローディングされる。
【0004】次に、図8〜図13に示すように、まずデ
ィスクトレー2は合成樹脂によって成形されていて、そ
の凹所3の中央部から後端部2b側にかけてトレーセン
ターP1 に沿った長穴状の底面開口8が形成されてい
る。また、このディスクトレー2の左右両側縁にはトレ
ーセンターP1 と平行な左右一対のガイドレール9が一
体に成形されている。そして、このディスクトレー2の
底面の一側部にはほぼJ形で、平行状のラック10及び
ガイド溝11が一体に成形されている。なお、これらラ
ック10及びガイド溝11の直線部10a、11aはト
レーセンターP1と平行に形成されていて、フロントパ
ネル2a側の端部に円弧部10b、11bが形成されて
いる。
【0005】次に、光ディスク装置5の内部には合成樹
脂によって成形されたほぼ箱型で浅いシャーシ14が設
けられていて、ディスクトレー2の左右一対のガイドレ
ール9がこのシャーシ14の左右両側板14aの内側に
一体成形されている複数のトレーガイド15によって案
内されて矢印a1 、a2 方向に水平にスライドされるよ
うに構成されている。そして、このシャーシ14の底部
14b上に合成樹脂等によって成形された昇降フレーム
16が取り付けられている。この昇降フレーム16に
は、後端部16a側の左右両側の2箇所と、前端部16
b側の中央部との3箇所にインシュレータ取付部17、
18が一体に成形されていて、これらのインシュレータ
取付部17、18にゴム等の弾性部材で構成された緩衝
器である3つのインシュレータ19、20が取り付けら
れている。
【0006】そして、昇降フレーム16の後端部16a
に取り付けられた左右一対のインシュレータ19がこれ
らの中央に挿通された止ネジ21によってシャーシ14
の底部14b上に取り付けられて、昇降フレーム16の
前端部16bに取り付けられた1つのインシュレータ2
0がその中央に挿通された止ネジ22によって昇降駆動
レバー23の先端上に取り付けられている。なお、この
昇降駆動レバー23はトレーセンターP1 に対して直角
状に配置されていて、その昇降駆動レバー23の基部が
左右一対の水平な支点ピン24によってシャーシ14の
底部14b上に上下方向である矢印b1 、b2 方向に回
転自在に取り付けられている。
【0007】従って、昇降駆動レバー23によって、昇
降フレーム16がその後端部16a側の左右一対のイン
シュレータ19を回動支点にした上下方向の回転運動に
よって矢印c1 、c2 方向に昇降駆動されるように構成
されている。なお、この昇降フレーム16の上面には浅
い凹所25が形成されている。
【0008】そして、ローディング機構27は、シャー
シ14の底部14b上で、昇降フレーム16の前端部1
6b側の一側部に取り付けられている。そして、このロ
ーディング機構27は、ローディングモータ28と、そ
のローディングモータ28によって正逆回転駆動するピ
ニオン29と、そのピニオン29の中心軸29aを垂直
な支点軸30の周囲に水平面内で矢印d1 、d2 方向に
首振り運動させるピニオンレバー31と、そのピニオン
レバー31によって一対の部分ギア32を介して駆動さ
れて、垂直な支点軸33の周りに水平面内で矢印e1
2 方向に回転駆動されるカムレバー34と、そのカム
レバー34の支点軸33の周囲に円弧状に形成されて、
上下方向の段差を有するカム溝35と、昇降駆動レバー
23の先端の一側部に一体に成形されて、カム溝35内
に遊嵌されたカム従動ピン36とによって構成されてい
る。そして、ピニオン29がディスクトレー2のラック
10に噛合され、ピニオン29の中心軸29aがガイド
溝11内に遊嵌されている。
【0009】そして、このローディング機構27は、ピ
ニオン29の中心軸29aをディスクトレー2のほぼJ
形のガイド溝11で誘導することによって、ピニオン2
9をディスクトレー2のほぼJ形のラック10に沿わせ
るようにしている。即ち、ディスクトレー2のローディ
ング時には、ローディングモータ28によって正回転駆
動されるピニオン29でラック10の直線部10aをデ
ィスクトレー2の後端部2b側からフロントパネル2a
側に向けて直線的に駆動することによって、ディスクト
レー2を光ディスク装置5内に矢印a方向に水平に引き
込むものである。そして、ローディングモータ28によ
るピニオン29の引き続きの正回転駆動によって、ピニ
オン29をラック10の円弧部10bに沿って矢印d方
向に首振り運動させて、その際に、ピニオンレバー31
によって一対の部分ギア32を介してカムレバー34を
矢印e1 方向に回転駆動する。
【0010】そして、カムレバー34のカム溝35で昇
降駆動レバー23のカム従動ピン36を上方である矢印
1 方向に上昇駆動して、その昇降駆動レバー23でイ
ンシュレータ20を介して昇降フレーム16を図12に
示す斜め下方に傾斜された下降位置から図13に示すよ
うに上昇されて水平となる上昇位置まで左右一対のイン
シュレータ19を中心に矢印c1 方向に上昇駆動する。
そして、ディスクトレー2のアンローディング時には、
ローディング時の逆動作で、ローディングモータ28に
よって逆回転駆動されるピニオン29をラック10の円
弧部10bに沿って矢印d2 方向に首振り運動させる間
に、カムレバー34を矢印e2 方向に回転駆動して、カ
ム溝35でカム従動ピン36を下方である矢印b2 方向
に下降駆動して、昇降駆動レバー23でインシュレータ
20を介して昇降フレーム16を左右一対のインシュレ
ータ19を中心に図13に示す上昇位置から図12に示
す下降位置まで矢印c2 方向に下降駆動する。そして、
ローディングモータ28によるピニオン29の引き続き
の逆回転駆動によって、ピニオン29でラック10の直
線部10aをディスクトレー2のフロントパネル2a側
から後端部2b側に向けて直線的に駆動するようにし
て、ディスクトレー2を光ディスク装置5外へ矢印a2
方向に押し出すものである。
【0011】次に、昇降フレーム16の凹所25内で、
前端部16b側に偏位された位置に形成されているモー
タ取付部38にスピンドルモータ39が垂直状に取り付
けられていて、そのモータ軸39aの上端にステンレス
等の金属である磁性部材で構成されたディスクテーブル
40が水平状に固着されている。なお、ディスクテーブ
ル40の上部中央には光ディスク1の中心穴1aが嵌合
される円錐台形状のセンターリングガイド40aが一体
に形成されている。また、昇降フレーム16の凹所25
内でスピンドルモータ39より後方側に光学ピックアッ
プ41が水平状に取り付けられている。そして、この光
学ピックアップ41は、対物レンズ42及び光反射型の
スキューセンサー43が上向きで垂直状に取り付けられ
たキャリッジ44を有しており、対物レンズ42に対し
てレーザービームを送信する光学ブロック45がそのキ
ャリッジ44の側面に一体に取り付けられている。
【0012】そして、昇降フレーム16には、キャリッ
ジ44を左右一対のガイド軸46に沿って矢印a1 、a
2 方向に直線移動させるキャリッジ移動機構47が取り
付けられていて、このキャリッジ移動機構47は、キャ
リッジ駆動モータ48によってギアトレイン49を介し
て正逆回転駆動されるピニオン50と、キャリッジ44
の一側面に取り付けられて、ピニオン50によって直線
駆動されるラック51とを備えている。なお、スピンド
ルモータ39及び対物レンズ42はトレーセンターP1
上に配置されていて、対物レンズ42はそのトレーセン
ターP1 に沿って矢印a1 、a2 方向に移動されるよう
に構成されている。
【0013】そして、光ディスク1をディスクテーブル
40上にチャッキングするディスクチャッキング装置6
1は次のように構成されている。即ち、ディスクトレー
2の上部を横切るようにして、シャーシ14の左右両側
板14aの上端部間に合成樹脂によって成形されたプー
リ支持部材62が水平に架設されていて、合成樹脂によ
ってほぼ円盤状に成形されたチャッキングプーリ63が
プーリ支持部材62の中央位置で、ディスクテーブル4
0の真上位置に形成された円形穴64内に上下、左右及
び前後に一定範囲内で移動自在に水平に保持されてい
る。なお、チャッキングプーリ63の上端の外周に一体
成形された水平なフランジ63aを下方から受け止める
水平なプーリ受け62aがプーリ支持部材62の円形穴
64の外周に一体成形されている。そして、このチャッ
キングプーリ63の中央部には円板状のマグネット65
が水平に埋設されている。また、シャーシ14の上部に
はプーリ支持部材62の上部を跨ぐようにして板金等の
磁性部材で構成された上カバー26が取り付けられてい
る。
【0014】従って、ローディング時には、図12に示
すように、チャッキングプーリ63を自重によってプー
リ支持部材62の下方に下降させて、チャッキングプー
リ63のフランジ63aをプーリ支持部材62のプーリ
受け62a上に当接させた吊下状態にしておき、ディス
クトレー2の凹所3内に光ディスク3を水平に載置し
て、そのディスクトレー2によって光ディスク1を光デ
ィスク装置5内に矢印a1 方向から水平にローディング
する。そして、このローディング後に、図13に示すよ
うに、昇降フレーム16が上昇位置まで矢印c1 方向に
上昇されて水平になった時、ディスクテーブル40がデ
ィスクトレー2の底面開口8から上方に挿通されて、そ
のディスクテーブル40のセンターリングガイド40a
が光ディスク1の中心穴1aに下方から嵌合される。そ
して、そのディスクテーブル40によって光ディスク1
がディスクトレー2の凹所3内で上方へ矢印b1 方向に
浮かされると共に、光ディスク1と一緒にチャッキング
プーリ63も上方へ矢印b1方向に押し上げられて、そ
のフランジ63aがプーリ支持部材62のプーリ受け6
2aの上方に浮かされるが、この時に、チャッキングプ
ーリ63のマグネット65によるディスクテーブル40
への磁気吸引力によって、チャッキングプーリ63が光
ディスク1をディスクテーブル40上に矢印b2 方向か
ら水平にチャッキングする。
【0015】そして、ホストコンピュータからの記録及
び/又は再生指令信号等によって、スピンドルモータ3
9によって光ディスク1が高速で回転駆動されると共
に、キャリッジ移動機構47によって光学ピックアップ
41のキャリッジ44が矢印a1 、a2 方向に移動され
て、対物レンズ42がトレーセンターP1 に沿って矢印
1 、a2 方向に移動される。そして、光学ブロック4
5から送信されるレーザービームが対物レンズ42によ
って光ディスク1の下面に照射されると共に、その反射
光が対物レンズ42を通して光学ブロック45で受信さ
れて、光ディスク1のデータが記録及び/又は再生され
る。
【0016】なお、キャリッジ移動機構47は、キャリ
ッジ駆動モータ48によってギアトレイン49を介して
正逆回転駆動されるピニオン50がラック51を直線駆
動することによって、キャリッジ44を左右一対のガイ
ド軸46に沿って矢印a1 、a2 方向に移動する。そし
て、光ディスク1の記録及び/又は再生後に、ホストコ
ンピュータからのアンローディング指令信号等によっ
て、図12に示すように、昇降フレーム16が下降位置
まで矢印c2 方向に下降されて、ディスクテーブル40
が光ディスク1及びチャッキングプーリ63から下方に
離脱された後に、光ディスク1がディスクトレー2の凹
所3内に水平に載置されて、光ディスク1がディスクト
レー2によって光ディスク装置5外に矢印a2 方向に水
平にアンローディングされる。なお、この時には、ディ
スクテーブル40が矢印c2 方向に下降されると、チャ
ッキングプーリ63のフランジ63aがプーリ支持部材
62のプーリ受け62aに矢印b2 方向から当接されて
引き止められるので、マグネット65の磁気吸引力に抗
してディスクテーブル40がチャッキングプーリ63か
ら強制的に引き離される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この先願例
のディスクチャッキング装置61では、図12に示すよ
うに、ディスクトレー2による光ディスク1の矢印a
1 、a2 方向への水平なローディング及びアンローディ
ング時には、チャッキングプーリ63を自重によってプ
ーリ支持部材62の下方に下降させて、チャッキングプ
ーリ63のフランジ63aをプーリ支持部材62のプー
リ受け62a上に当接させた吊下状態にしていたので、
このローディング及びアンローディング時には、光ディ
スク1がチャッキングプーリ63と干渉しないように、
その吊下状態のチャッキングプーリ63の下面とディス
クトレー2の凹所3内に水平に載置されている光ディス
ク1の上面との間にクリアランスL1 を確保しておかな
ければならなかった。従って、この光ディスク装置5の
先願例では、ローディング及びアンローディング時に、
チャッキングプーリ63がプーリ支持部材62からクリ
アランスL2 分下降された状態で、更に、そのチャッキ
ングプーリ63と光ディスク1との間にクリアランスL
1 を確保しなければならないために、プーリ支持部材6
2と光ディスク1の上面との間にL1 +L2 なる大きな
スペースが必要になり、この光ディスク装置5全体の厚
さT1 が厚くなると言う問題があった。
【0018】また、この先願例のディスクチャッキング
装置61では、シャーシ14の上部に架設して上カバー
26の下部に水平に配置したプーリ支持部材62の中央
に円形穴64を形成して、その円形穴64内にチャッキ
ングプーリ63を上下、左右及び前後に一定範囲内で移
動自在に挿入しており、プーリ支持部材がチャッキング
プーリの外周を支持する構造が採用されていた。一方、
この種、光ディスク装置5はディスク上等に水平に載置
して使用される横置き使用と、ディスク上等に垂直に立
てて使用する縦置き使用との2通りの使用方法が実用さ
れていて、特に、縦置き使用時には、ディスクトレー2
による光ディスク1のローディング及びアンローディン
グ時に、光ディスク1がディスクトレー2からチャッキ
ングプーリ63側に大きく浮き上って(横ずれするこ
と)その光ディスク1の上面(チャッキングプーリ側の
面)がチャッキングプーリ63やプーリ支持部材62に
接触することがある。そして、光ディスク1の上面がシ
ャーシ14に固定されているプーリ支持部材62に接触
されるようなことがあると、大きな接触抵抗によってそ
の光ディスク1の上面にすり傷等が簡単に発生してしま
う。特に、上下両面が情報記録面に構成されているDV
D(デジタルビデオカメラ)等の光ディスク1では、プ
ーリ支持部材62との接触によって、その上面の情報記
録面にすり傷等が発生すれば、情報の記録及び/又は再
生が不能になることがあり、重大問題を発生する。
【0019】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、光ディスク装置の縦置き使用時に
おいて、ローディング及びアンローディング時に光ディ
スクがディスクトレーから大きく浮き上るようなことが
あっても、その光ディスクの上面がプーリ支持部材に接
触してすり傷等が発生することが全くないようにした光
ディスク装置のディスクチャッキング装置を提供するこ
とを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の光ディスク装置のディスクチャッキング装
置は、光ディスクのローディング後に、ディスクテーブ
ルが下降位置から上昇位置へ上昇された時に、チャッキ
ングプーリをディスクテーブル側へ引き下げる第1の磁
気吸引手段と、光ディスクのアンローディング時に、デ
ィスクテーブルが上昇位置から下降位置へ下降された時
に、チャッキングプーリをプーリ支持部材に対して上方
へ引き上げる第2の磁気吸引手段とを備え、更に、プー
リ支持部材をチャッキングプーリの中央を支持するセン
ターリングガイドに構成したものである。
【0021】上記のように構成された本発明の光ディス
ク装置のディスクチャッキング装置は、光ディスクのア
ンローディング状態では、第2の磁気吸引手段でチャッ
キングプーリをプーリ支持部材に対して上方へ引き上げ
ておくことができるので、ディスクトレーによって光デ
ィスクをローディングする際に、光ディスクがチャッキ
ングプーリに干渉されることがない。そして、光ディス
クのローディング後に、ディスクテーブルが下降位置か
ら上昇位置へ上昇された時に、第1の磁気吸引手段によ
ってチャッキングプーリをプーリ支持部材に対して下方
へ強く引き下げることができるので、そのチャッキング
プーリによって光ディスクをディスクテーブル上に強力
にチャッキングすることができる。それでいて、アンロ
ーディング時に、チャッキングプーリをプーリ支持部材
に対して上方へ引き上げておくことができるので、アン
ローディング時に確保すべきチャッキングプーリと光デ
ィスクとの間のクリアランスを、先願例のL1 +L2
りも十分に小さいクリアランスL8 に縮小することがで
きる。しかも、プーリ支持部材がチャッキングプーリの
中央を支持するセンターリングガイドで構成したので、
光ディスク装置の縦置き使用時において、ローディング
及びアンローディング時に光ディスクがディスクトレー
から大きく浮き上るようなことがあっても、その光ディ
スクの上面がセンターリングガイドに接触してすり傷等
が発生することが全くない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した光ディス
ク装置のディスクチャッキング装置の実施の形態を図1
〜図7によって説明する。なお、図8〜図15と同一構
造部には同一の符号を付して説明の重複を省く。
【0023】「ディスクチャッキング装置の第1の実施
形態」まず、図1〜図5によって、本発明のディスクチ
ャッキング装置61の第1の実施形態について説明す
る。即ち、本発明のディスクチャッキング装置61は、
チャッキングプーリ63をプーリ支持部材62に対して
下方である矢印b2 方向へ強い磁気吸引力によって引き
下げるための第1の磁気吸引手段67と、チャッキング
プーリ63をプーリ支持部材62に対して上方である矢
印b1 方向へ弱い磁気吸引力によって引き上げるための
第2の磁気吸引手段72とを備えている。
【0024】そして、第1の磁気吸引手段67をほぼ同
径状の環状に構成された第1のマグネット68と第1の
ヨーク69とによって構成し、第1のヨーク69を第1
のマグネット68の上面上に水平に密着させて配置させ
た状態で、これら第1のマグネット68と第1のヨーク
69をチャッキングプーリ63の中央部63bで、中心
2 の外周に同心円形状で、水平状に埋設している。そ
して、第2の磁気吸引手段71を第1のマグネット68
より小径の円板状の第2のマグネット72で構成し、こ
の第2のマグネット72をチャッキングプーリ63の中
央部63bの中心P2 で、第1のヨーク69より上方位
置に水平状に埋設したものである。
【0025】そして、第1のマグネット68のS極であ
るSとN極であるNを直径方向fの両端に着磁したこと
によって、その第1のマグネット68のマグネット力で
ある磁気吸引力を強く構成している。そして、第2のマ
グネット72の磁気吸引力は第1のマグネット68の磁
気吸引力よりも弱く構成されている。そして、第1の磁
気吸引手段67の磁気吸引対象物が、ステンレス等の金
属である磁性部材で構成されていて、チャッキングプー
リ63の下方位置に配置されているディスクテーブル4
0であり、第2の磁気吸引手段71の磁気吸引対象物が
板金等の磁性部材で構成されていて、チャッキングプー
リ63の上方位置に水平に固定されている上カバー26
で兼用されている。なお、チャッキングプーリ63の中
央部63bの下面には、ディスクテーブル40のセンタ
ーリングガイド40aより大径で、円錐台形状の中央凹
部63cが形成されていて、その中央凹部63cの中心
2 に中心ピン63dが下向きの垂直状に一体成形され
ており、ディスクテーブル40のセンターリングガイド
40aの中心P2 には中心穴40bが形成されている。
【0026】本発明のディスクチャッキング装置61の
第1の実施形態は以上のように構成されていて、図1及
び図4に示すように、光ディスク1のアンローディング
状態では、第2の磁気吸引手段71の第2のマグネット
72と磁性部材で構成されている上カバー26との間に
磁束密度が低い磁束φ2 によって発生される上向きであ
る矢印b1 方向への磁気吸引力F2 を発生させて、その
弱い磁気吸引力F2 によってチャッキングプーリ63が
支持部材62に対して上方である矢印b1 方向に引き上
げられている。この時、チャッキングプーリ63がプー
リ支持部材62に対してクリアランスL3 だけ矢印b1
方向に上昇されていて、このチャッキングプーリ63の
下面とディスクトレー2上に水平に載置されている光デ
ィスク1の上面との間にはクリアランスL4 が形成され
ている。
【0027】従って、図1及び図4に示すように、光デ
ィスク1のローディング時には、ディスクトレー2によ
って光ディスク1が光ディスク装置5内に矢印a1 方向
から水平にローディングされるが、この時、クリアラン
スL4 の存在により、光ディスク1をチャッキングプー
リ63に何等干渉させることなく、安全にローディング
することができる。そして、この光ディスク1のローデ
ィング後に、図2及び図5に示すように、昇降フレーム
16によってスピンドルモータ39と一体にディスクテ
ーブル40が下降位置から上昇位置まで矢印c1 方向に
上昇されて水平になった時、ディスクテーブル40のセ
ンターリングガイド40aが光ディスク1の中心穴1a
に下方から嵌合されて、そのディスクテーブル40によ
って光ディスク1がディスクトレー2の凹所3内で矢印
1 方向にクリアランスL5 だけ浮かされ、チャッキン
グプーリ63の中心ピン63dにセンターリングガイド
40aの中心穴40bが矢印b1 方向から嵌合される。
【0028】すると、この時、磁性部材で構成されてい
るディスクテーブル40のセンターリングガイド40a
が第1の磁気吸引手段67の第1のマグネット68に近
接されて、この第1のマグネット68と、第1のヨーク
67と、センターリングガイド40aとの間に磁束密度
が高い磁束φ1 によって発生される下向きである矢印b
2 方向への強い磁気吸引力F1 が発生する。そして、こ
の第1の磁気吸引手段67の磁気吸引力F1 は第2の磁
気吸引手段71に打ち勝つ強い磁気吸引力F1であるこ
とから、チャッキングプーリ63がプーリ支持部材62
に対して下方である矢印b2 方向にクリアランスL6
け強く引き下げられて、そのチャッキングプーリ63に
よって光ディスク1がディスクテーブル40上に強力
に、かつ、安定良く水平状にチャッキングされる。但
し、この光ディスク1のチャッキング状態でも、チャッ
キングプーリ63のフランジ63aはプーリ支持部材6
2のプーリ受け62aの上方にクリアランスL7 だけ浮
かされている。
【0029】そして、このように、光ディスク1をディ
スクテーブル40上に強力にチャッキングすることがで
きるので、スピンドルモータ39のディスクテーブル4
0によって光ディスク1を高速で回転駆動しても、光デ
ィスク1にスリップ等が全く発生せず、光ディスク1を
高速で安定良く回転駆動することができるので、DVD
−ROM等の光ディスク1の高速回転による高密度の記
録及び/又は再生を高精度に行うことができる。
【0030】そして、この光ディスク1の記録及び/又
は再生後のアンローディング時には、図1及び図4に示
すように、昇降フレーム16によってスピンドルモータ
39と一体にディスクテーブル40が上昇位置から下降
位置まで矢印c2 方向に下降されて、ディスクテーブル
40が光ディスク1から矢印c2 方向に離脱される。す
ると、チャッキングプーリ63とディスクテーブル40
との間に発生していた第1の磁気吸引手段67による矢
印b2 方向への強い磁気吸引力F1 が切断されて、第2
の磁気吸引手段71による矢印b1 方向への弱い磁気吸
引力F2 によってチャッキングプーリ63が再びプーリ
支持部材62に対してクリアランスL3だけ矢印b1
向に上昇されて、そのチャッキングプーリ63の下面と
ディスクトレー2上の光ディスク1の上面との間にクリ
アランスL4 が再び形成される。従って、この後、光デ
ィスク1がディスクトレー2によって光ディスク装置5
の外部へ矢印a2 方向に水平にアンローディングされる
際に、光ディスク1をチャッキングプーリ63に何等干
渉させることなく、安全にアンローディングすることが
できる。
【0031】以上のように、本発明のディスクチャッキ
ング装置61によれば、図1及び図4に示すように、光
ディスク1のアンローディング状態で、第2の磁気吸引
手段71による矢印b1 方向へのの弱い磁気吸引力F2
によってチャッキングプーリ63をプーリ支持部材62
に対して矢印b1 方向にクリアランスL3 だけ引き上げ
た状態で、そのチャッキングプーリ63の下面と光ディ
スク1の上面との間にクリアランスL4 を形成するよう
にしたので、図1に示すように、ディスクトレー2の凹
所3内に水平に載置されてローディング及びアンローデ
ィングされる光ディスク1の上面とプーリ支持部材62
の下面との間のクリアランスL8 を、プーリ支持部材6
2に対するチャッキングプーリ63の上方への引き上げ
量であるクリアランスL3 だけ、先願例の同クリアラン
スL1 +L2 よりも小さくすることができる。そして、
このように、クリアランスをL8 <L1 +L2 構成でき
たことによって、光ディスク装置全体の厚さT2 を先願
例の厚さT1 よりもクリアランスL3 だけ薄くすること
ができる。即ち、T2 =T1 −L3 となる。なお、第2
の磁気吸引手段71の磁性部材を上カバー26で兼用す
ることによって、部品点数及び組立工数の削減による低
コスト化と、光ディスク装置5全体のより一層の薄型化
を実現できる。
【0032】また、本発明のディスクチャッキング装置
61によれば、図2及び図5に示すように、光ディスク
1のローディング後に、チャッキングプーリ63をディ
スクテーブル40側へ矢印b2 方向に磁気吸引する第1
の磁気吸引手段67を環状の第1のマグネット68と、
環状で、第1のマグネット68の上面に水平に密着され
た第1のヨーク69とによって構成し、かつ、第1のマ
グネット68のS極であるSとN極であるNを直径方向
fの両端に着磁したことによって、その第1のマグネッ
ト68とディスクテーブル40のセンターリングガイド
40aとの間に漏洩磁束の少ない、強い磁気吸引力を確
実に発生させることができる。従って、第1の磁気吸引
手段67の磁気吸引力F1 は第2の磁気吸引手段71の
磁気吸引力F2 に対して確実に打ち勝つ強い磁気吸引力
となり、その強い磁気吸引力F1によってチャッキング
プーリ63を矢印b2 方向に強く引き下げることができ
て、光ディスク1をディスクテーブル40上に強力に、
かつ、安定良く水平にチャッキングすることができる。
【0033】そして、第1及び第2の磁気吸引手段6
7、71にそれぞれ独立したマグネットである第1及び
第2のマグネット68、72を設けたことによって、こ
れらの第1及び第2のマグネット68、72の磁束密度
の調整等によって磁気吸引力F1 、F2 を自由に、か
つ、簡単に調整することができるので、光ディスク1の
ローディング後のチャッキング動作及び光ディスク1の
アンローディング時のチャッキングプーリ63の引き上
げ動作をそれぞれ確実に行うことができる。
【0034】「ディスクチャッキング装置の第2の実施
形態」次に、図6及び図7によって、本発明のディスク
チャッキング装置61の第2の実施形態について説明す
る。即ち、本発明のディスクチャッキング装置61は、
上カバー26から垂下されたセンターリングピン74に
よってセンターリング部材を構成し、このセンターリン
グ部材でプーリ支持部材を構成したものである。つま
り、上端が上カバー26に固着されて、その上カバー2
6の下方に垂下されたセンターリングピン74の下端側
をチャッキングプーリ63の上面の中心に形成した中心
穴75内に挿入する。そして、チャッキングプーリ63
には中心穴75の下側に大径穴76を形成して、センタ
ーリングピン74の下端の外周に抜け落ち防止用フラン
ジ77を形成する。そして、センターリングピン74の
直径に対する中心穴75の直径、フランジ77に対する
大径穴76の直径及びフランジ77の上下方向の厚みに
対する大径穴76の上下方向の深さを大きく構成するこ
とによって、センターリングピン74によってチャッキ
ングプーリ63を上下、左右及び前後に一定範囲内で移
動自在に支持したものである。なお、磁気吸引力が弱い
第2のマグネット72はチャッキングプーリ63の上面
側で中心穴75の外周に同心円形状に埋設されている。
【0035】以上のように、本発明のディスクチャッキ
ング装置61の第2の実施形態は、プーリ支持部材を構
成しているセンターリングピン74でチャッキングプー
リ63の中央を支持しているので、光ディスク装置5を
ディスク上等に垂直に立てて使用する縦置き使用時にお
いて、ローディング及びアンローディング時に、光ディ
スク1がディスクトレー2から上方(チャッキングプー
リ側)に大きく浮き上って、その光ディスク1の上面1
bがチャッキングプーリ63に接触されることがあって
も、上カバー26に固着されているセンターリングピン
74に光ディスク1の上面1bが接触して、その上面1
bにすり傷等が発生することが全くない。なお、光ディ
スク1の上面1bがチャッキングプーリ63に接触して
も、チャッキングプーリ63は合成樹脂で成形されてお
り、かつ、その接触時に、チャッキングプーリ63は上
下、左右及び前後にある程度逃げることができるので、
光ディスク1の上面1bにすり傷等が発生する危険が殆
んどない。
【0036】従って、本発明のディスクチャッキング装
置61の第2の実施形態によれば、上下両面が情報記録
面に構成されているDVD等の光ディスク1を使用して
も、その光ディスク1のローディング及びアンローディ
ング時に、その光ディスク1の上面1bにすり傷等が発
生することがなく、その光ディスク1の上面1bにも下
面1cと同様に情報を高精度に記録及び/又は再生する
ことができて、高性能、高信頼性の光ディスク装置5を
実現することができる。
【0037】しかも、図7に示すディスクチャッキング
時には、センターリングピン74によるチャッキングプ
ーリ63のセンターリング効果によって、チャッキング
プーリ63の中心ピン63dをディスクテーブル40の
中心穴40a内にスムーズに、かつ、確実に嵌合させ
て、ディスクテーブル40に対するチャッキングプーリ
63のセンターリングを確実に行える。従って、ディス
クテーブル40に対するチャッキングプーリの芯ずれに
よる偏心荷重が全く発生せず、光ディスク1を安定回転
して、情報の記録及び/又は再生を高精度に行うことが
できる。
【0038】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。
【0039】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の光ディ
スク装置のディスクチャッキング装置は、次のような効
果を奏する。
【0040】請求項1は、光ディスクのアンローディン
グ状態では、第2の磁気吸引手段でチャッキングプーリ
をプーリ支持部材に対して上方へ引き上げておくように
して、ディスクトレーによって光ディスクをローディン
グする際に、光ディスクがチャッキングプーリに干渉さ
れることがないようにし、光ディスクのローディング後
に、ディスクテーブルが下降位置から上昇位置へ上昇さ
れた時に、第1の磁気吸引手段によってチャッキングプ
ーリをプーリ支持部材に対して下方へ強く引き下げるよ
うにして、そのチャッキングプーリによって光ディスク
をディスクテーブル上に強力にチャッキングすることが
できるようにし、そして、アンローディング時に、チャ
ッキングプーリをプーリ支持部材に対して上方へ引き上
げておくことができるようにしたことにより、アンロー
ディング時に確保すべきチャッキングプーリと光ディス
クとの間のクリアランスを、先願例のL1 +L2 よりも
十分に小さいクリアランスL8 に縮小することができる
ようにしたので、光ディスクのディスクテーブル上への
チャッキングを強力に行えるものでありながら、光ディ
スク装置全体の薄型化を図ることができ、光ディスクの
ディスクテーブル上へのチャッキングを強力に行えるこ
とによって、スピンドルモータで光ディスクを高速で、
安定良く回転駆動することができて、DVD−ROM等
の光ディスクの高密度の記録及び/又は再生を高精度に
行うことができる。そして、第1及び第2の磁気吸引手
段のマグネットをそれぞれ独立して設けたことによっ
て、光ディスクのローディング後に、チャッキングプー
リを下方へ引き下げる第1の磁気吸引手段の磁気吸引力
と、光ディスクのアンローディング時に、チャッキング
プーリを上方へ引き上げる第2の磁気吸引手段の磁気吸
引力を自由に、かつ、簡単に調整することができる。
【0041】請求項1は、プーリ支持部材がチャッキン
グプーリの中央を支持するセンターリングガイドで構成
したので、光ディスク装置の縦置き使用時において、ロ
ーディング及びアンローディング時に光ディスクがディ
スクトレーから大きく浮き上るようなことがあっても、
その光ディスクの上面がセンターリングガイドに接触し
てすり傷等が発生することが全くないようにしたので、
両面が情報記録面に構成されているDVD等の光ディス
クを使用する場合でも、光ディスクの上面の情報記録面
にすり傷等が発生して、情報の記録及び/又は再生が不
能になるような不都合が全く発生せず、高性能で、高信
頼性の光ディスク装置を実現することができる。
【0042】請求項2は、センターリングガイドを上カ
バーから垂下されたセンターリングピンで構成し、チャ
ッキングプーリの中心に形成した中心穴をセンターリン
グピンに少なくとも上下方向に移動自在に挿入したの
で、構造が簡単で、低コストなディスクチャッキング装
置を実現することができる。
【0043】請求項3は、ディスクチャッキング時に、
センターリングガイドによるチャッキングプーリのセン
ターリング効果によって、チャッキングプーリの下面の
中心から垂下させた中心ピンをディスクテーブルのセン
ターリングガイドの中心に形成した中心穴内に上方から
スムーズに、かつ、確実に嵌合させることができるの
で、ディスクチャッキング時に、ディスクテーブルに対
するチャッキングプーリのセンターリングを確実に行え
て、ディスクテーブルに対するチャッキングプーリの芯
ずれによる偏心荷重の発生を未然に防止し、光ディスク
を安定回転して、情報の記録及び/又は再生を高精度に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した光ディスク装置のディスクチ
ャッキング装置における第1の実施形態を説明するため
のアンローディング時における要部を拡大して示した断
面側面図である。
【図2】同上のディスクチャッキング装置のディスクチ
ャッキング時における要部を拡大して示した断面側面図
である。
【図3】同上のディスクチャッキング装置のチャッキン
グプーリの一部切欠き平面図である。
【図4】同上の光ディスク装置全体のアンローディング
時の断面側面図である。
【図5】同上の光ディスク装置全体のディスクチャッキ
ング時の断面側面図である。
【図6】本発明を適用した光ディスク装置のディスクチ
ャッキング装置における第2の実施形態を説明するアン
ローディング時における要部を拡大して示した断面側面
図である。
【図7】同上のディスクチャッキング装置のチャッキン
グ時における要部を拡大して示した断面側面図である。
【図8】先願例の光ディスク装置を説明する一部切欠き
平面図である。
【図9】同上の光ディスク装置のチャッキングプーリ、
クランパー支持板、ディスクトレー、ディスクテーブル
を説明する分解斜視図である。
【図10】同上の光ディスク装置のヘッド移動機構と昇
降フレームを説明する分解斜視図である。
【図11】同上の光ディスク装置のローディング機構と
シャーシを説明する分解斜視図である。
【図12】同上の光ディスク装置のアンローディング時
の断面側面図である。
【図13】同上の光ディスク装置のディスクチャッキン
グ時の断面側面図である。
【図14】同上の光ディスク装置全体のアンローディン
グ時の斜視図である。
【図15】同上の光ディスク装置全体のローディング時
の斜視図である。
【符号の説明】 1は光ディスク、2はディスクトレー、5は光ディスク
装置、26は磁性部材を兼用する上カバー、40は磁性
部材であるディスクテーブル、40aはセンターリング
ガイド、40bは中心穴、61はディスクチャッキング
装置、62はプーリ支持部材、63はチャッキングプー
リ、63dは中心ピン、67は第1の磁気吸引手段、6
8は第1のマグネット、69は第1のヨーク、71は第
2の磁気吸引手段、72は第2のマグネット、74はセ
ンターリング部材であるセンターリングピン、75は中
心穴、76は大径穴、77はフランジである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクを載置してローディング及びア
    ンローディングするディスクトレーと、 上記光ディスクのローディング後に下降位置から上昇位
    置へ上昇されて、その光ディスクの中心穴内に下方から
    嵌合され、かつ、その光ディスクを上記ディスクトレー
    の上方に浮上させる磁性部材からなるディスクテーブル
    と、 プーリ支持部材によって上記光ディスクより上方位置に
    支持されていて、上記光ディスクの中心穴内に下方から
    嵌合された上記ディスクテーブルによって、上記プーリ
    支持部材の上方に浮上されると共に、上記光ディスクを
    上記ディスクテーブル上にチャッキングするチャッキン
    グプーリとを備えた光ディスク装置のディスクチャッキ
    ング装置において、 上記光ディスクのローディング後に、上記ディスクテー
    ブルが下降位置から上昇位置へ上昇された時に、上記チ
    ャッキングプーリを上記ディスクテーブル側へ引き下げ
    る第1の磁気吸引手段と、 上記光ディスクのアンローディング時に、上記ディスク
    テーブルが上昇位置から下降位置へ下降された時に、上
    記チャッキングプーリを上記プーリ支持部材に対して上
    方へ引き上げる第2の磁気吸引手段とを備え、 上記プーリ支持部材を上記チャッキングプーリの中央を
    支持するセンターリング部材で構成したことを特徴とす
    る光ディスク装置のディスクチャッキング装置。
  2. 【請求項2】上記センターリング部材を磁性部材で構成
    された上カバーから垂下されたセンターリングピンで構
    成し、 上記チャッキングプーリの中心に形成された中心穴を上
    記センターリングピンに少なくとも上下方向に移動自在
    に挿入したことを特徴とする請求項1に記載の光ディス
    ク装置のディスクチャッキング装置。
  3. 【請求項3】上記チャッキングプーリの下面の中心から
    垂下させた中心ピンと、 上記ディスクテーブルのセンターリングガイドの上面の
    中心に形成され、上記中心ピンが上方から嵌合される中
    心穴を備えたことを特徴とする請求項1に記載の光ディ
    スク装置のディスクチャッキング装置。
JP3859998A 1997-11-25 1998-02-20 光ディスク装置のディスクチャッキング装置 Pending JPH11238278A (ja)

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US09/196,509 US6438087B2 (en) 1997-11-25 1998-11-20 Chucking device for disc drive
KR1019980050783A KR19990045581A (ko) 1997-11-25 1998-11-25 디스크 드라이브용 처킹 장치

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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