JP2002133747A - ディスクドライブ装置 - Google Patents

ディスクドライブ装置

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JP2002133747A
JP2002133747A JP2000327020A JP2000327020A JP2002133747A JP 2002133747 A JP2002133747 A JP 2002133747A JP 2000327020 A JP2000327020 A JP 2000327020A JP 2000327020 A JP2000327020 A JP 2000327020A JP 2002133747 A JP2002133747 A JP 2002133747A
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tray
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stopper
optical disk
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JP2000327020A
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English (en)
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Kiyoshi Omori
清 大森
Shoichi Usui
正一 碓井
Harumichi Nayuki
晴充 名雪
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクトレーのイジェクトエンドで、ディ
スクトレーのストッパー用突起がディスクドライブ装置
本体内のストッパー部に後方から当接された時に、その
ストッパー用突起をストッパー部に対する係合方向に撓
ませること。 【解決手段】 合成樹脂によって成形されたディスクト
レー7の後端部に一体成形されて、後方側が可動端10
4aに構成されたアーム長L1の長い主アーム部104
と、主アーム部104の後方側の可動端104aに一体
成形されて、前方側が可動端105aに構成されたアー
ム長L2の短い副アーム部105と、副アーム部105
に一体成形されたストッパー用突起102と、光ディス
クドライブ装置本体2内に設けられて、ディスクトレー
7のイジェクトエンド位置でストッパー用突起102が
後方から当接されるストッパー部103を備えたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDやDVD等の
光ディスクの記録及び/又は再生を行う光ディスクドラ
イブ装置等に適用するのに最適なトレー方式のディスク
ドライブ装置に関し、ディスクトレーをディスクドライ
ブ装置本体外へイジェクト完了した時のストッパー機構
の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、トレー方式の光ディスクドラ
イブ装置は、ディスクトレーに形成されたほぼ円形状の
凹所内に光ディスクを水平状に載置して、ローディング
モータによってそのディスクトレーを駆動して光ディス
クを光ディスクドライブ装置本体内にローディングした
後、スピンドルモータ及び光学ピックアップが搭載され
た光学ピックアップユニットを下降位置から上昇位置へ
上昇駆動して、光ディスクをスピンドルモータにチャッ
キングする。そして、この後に、光学ピックアップによ
って光ディスクに対するデータの記録及び/又は再生を
行うように構成されている。
【0003】ところで、この種、光ディスクドライブ装
置では、ディスクトレーを合成樹脂で成形して、そのデ
ィスクトレーの後端部にストッパー用突起を一体成形し
て、ローディングモータによって駆動されるディスクト
レーのイジェクトエンドで、そのストッパー用突起を光
ディスクドライブ装置本体内の固定のストッパー部に後
方から当接させて、そのディスクトレーを機械的に停止
させるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこの
種、光ディスクドライブ装置における一般的なストッパ
ー機構は、図11に示すように、ディスクトレー7のイ
ジェクトエンドで、ディスクトレー7に弾性アーム部1
11を介して一体成形されているストッパー用突起10
2が光ディスクドライブ装置本体内のストッパー部に後
方から当接された時に、そのストッパー用突起102が
ストッパー部103に対して外れ方向に撓む構造に構成
されていた。このため、従来は、ストッパー部103に
対するストッパー用突起102の上下方向における係合
深さを大きくしたり、ストッパー部103に対するスト
ッパー用突起103の外れ方向への撓みを防止するスト
ッパー押え部113を別に設ける等によって、ストッパ
ー部103に対するストッパー用突起102の外れ防止
対策を講じていた。しかし、その結果、光ディスクドラ
イブ装置本体に対するディスクトレーの脱着が不便にな
ると言う弊害が発生していた。
【0005】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、ディスクトレーのイジェクトエン
ドで、ディスクトレーのストッパー用突起がディスクド
ライブ装置本体内のストッパー部に後方から当接された
時に、そのストッパー用突起をストッパー部に対する係
合方向に撓ませることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のディスクドライブ装置は、ディスク状記録
媒体をディスクドライブ装置本体に対してローディング
及びイジェクトするディスクトレーを備えたディスクド
ライブ装置において、合成樹脂によって成形されたディ
スクトレーの後端部に一体成形されて、後方側が可動端
に構成されたアーム長の長い主アーム部と、上記主アー
ム部の後方側の可動端に一体成形されて、前方側が可動
端に構成されたアーム長の短い副アーム部と、上記副ア
ーム部に一体成形されたストッパー用突起と、上記ディ
スクドライブ装置本体内に設けられて、上記ディスクト
レーのイジェクトエンド位置で上記ストッパー用突起が
後方から当接されるストッパー部を備えたものである。
【0007】上記のように構成された本発明のディスク
ドライブ装置は、ディスクトレーに一体成形されて、後
方側が可動端に構成されたアーム長の長い主アーム部を
設け、その主アーム部の後方側の可動端に一体成形され
て、前方側が可動端に構成されたアーム長の短い副アー
ム部を設け、その副アーム部にストッパー部を一体成形
したストッパー用突起をディスクドライブ装置本体内の
ストッパー部に後方から当接させるように構成したの
で、ストッパー用突起がストッパー部に後方から当接さ
れた時に、アーム長の長い主アーム部の可動端がストッ
パー部に対する係合方向に撓み、ストッパー用突起がス
トッパー部に対する係合方向へ可動する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明をトレー方式の光デ
ィスクドライブ装置に適用した実施の形態を以下の順序
で説明する。 (1) ・・・ ディスクトレーのイジェクトエンドで
のストッパー機構の説明 (2) ・・・ 光ディスクドライブ装置の垂直使用時
における光ディスク脱落防止機構の説明 (3) ・・・ 光ディスクドライブ装置の概要説明 (4) ・・・ メインシャーシ及びディスクトレーの
説明 (5) ・・・ 光学ピックアップユニットの説明 (6) ・・・ ローディング機構の説明
【0009】(1) ・・・ ディスクトレーのイジェ
クトエンドでのストッパー機構の説明 まず、図1〜図11によって、後述するディスクトレー
7のイジェクトエンドで、そのディスクトレー7を停止
するためのストッパー機構101について説明する。こ
のストッパー機構101は、合成樹脂で成形されたディ
スクトレー7のトレー本体7aにおける後端部7dの左
側部の下面に一体成形されたストッパー用突起と、後述
するスライドカム41の左側端部から上方に起立された
垂直状のストッパー部103とによって構成されてい
る。そして、ストッパー用突起101はトレー本体7a
に一体成形された主アーム部104と、副アーム部10
5とによって支持されている。
【0010】この際、主アーム部104はトレー本体7
aに成形されたほぼコ字状の外側切欠き部106によっ
てトレー本体7aに対して切り欠かれていて、後方側で
ある矢印a方向側の左右両端部が固定端104aに構成
され、前方側である矢印b方向側の端部が可動端104
bに構成されている。そして、副アーム部105は主ア
ーム部104の内側に切り欠かれていて、外側切欠き部
106とは前後逆向きに形成されている内側切欠き部1
07によって主アーム部104の内側に前後逆向きに一
体成形されている。そして、この副アーム部105の前
方側である矢印b方向側の接続端105aが主アーム部
104の可動端104bに一体に接続されていて、この
副アーム部105の可動端105bは後方側である矢印
a方向側の端部で構成されている。
【0011】そして、この副アーム部105の可動端1
05bの下面に矢印a、b方向に対して直角状で、垂直
状のストッパー用突起102が一体成形されていて、そ
のストッパー用突起102の後側である矢印a方向側に
そのストッパー用突起102に直交されて矢印a、b方
向に配置され、かつ、30°前後に傾斜されたカム部1
08が一体成形されている。そして、主アーム部104
の固定端104aと可動端104bとの間のアーム長L
1が長く構成されていて、副アーム部105の接続端1
05aと可動端105bとの間のアーム長L2は短く構
成されている。主アーム部104の可動端104bが固
定端104aを中心に上下方向である矢印a1、a2方
向に弾性変形可能に構成されていて、副アーム部105
は主アーム部104の可動端104bと一体に上下動さ
れるように構成されている。なお、副アーム部105は
その下面に一体成形されたストッパー用突起102とカ
ム部108によって主アーム部104のような弾性変形
機能は殆んど発生しない。
【0012】一方、図1及び図2に示すように、ディス
クトレー7の底面開口部7eより後方側である矢印a方
向側の位置には矢印a、b方向に対して直角状の架橋部
7jが一体成形されているが、この架橋部7jは巾A=
約18mm(正しくは18.4mm)で、厚みB=約1
mm(正しくは1.2mm)の小幅、薄肉の弾性アーム
構造に構成されている。そして、その架橋部109の後
方は右側部の切欠き部7fにつながる大きな開放部7k
に形成されている。
【0013】以上のように構成されたストッパー機構に
よれば、図3〜図7に示すように、後述するようにロー
ディングモータによってディスクトレー7を矢印b方向
へイジェクトする際、そのイジェクトエンドで、ストッ
パー用突起102がスライドカム41のストッパー部1
03に矢印b方向から当接されて、ディスクトレー7が
停止される際、まず、図7の(A)に示す浅い係合深さ
T1でストッパー用突起102がストッパー部103に
当接開始される。
【0014】すると、図7の(B)(C)に示すよう
に、主アーム部104の可動端104bにストッパー用
突起102とストッパー部103との当接部を中心とし
た下向きの回転モーメントM1が発生して、その主アー
ム部104の可動端104bが固定端104aを中心と
してストッパー部103に対する係合方向である下方、
即ち、矢印a1方向に撓み量T2だけ弾性に抗して撓
む。
【0015】この結果、図7の(B)(C)に示すよう
に、ストッパー用突起102がストッパー部103に対
する係合方向である下方、即ち、矢印a1方向に可動し
て、そのストッパー用突起102のストッパー部103
に対する係合深さが図7の(A)に示した浅い係合深さ
T1から図7の(B)(C)に示した深い係合深さT3
に拡大されて、ディスクトレー7を強固に停止させるこ
とができる。
【0016】従って、後述するローディングモータによ
るディスクトレー7の矢印b方向へのイジェクト力が強
ければ強いほど、ストッパー部103に対するストッパ
ー用突起102の係合深さT2が拡大されて、ディスク
トレー7を安全に、かつ、強力に停止させることができ
る。
【0017】なお、ディスクトレー7の後述するローデ
ィング時には、図7の(A)に示すように、主アーム部
104の可動端104bがストッパー部103に対する
外れ方向である上方、即ち、矢印a2方向に弾性復帰し
て、ストッパー用突起102はストッパー部103に対
する浅い係合深さT1となる上昇位置まで復帰される。
【0018】そして、このように、ディスクトレー7が
イジェクト完了位置以外の位置にある時に、ストッパー
用突起102のストッパー部103に対する係合量を浅
い係合深さT2に保持させるようにし、かつ、図1〜図
10に示すように、ディスクトレー7の架橋部7jを弾
性アーム構造に構成したことにより、後述する光ディス
クドライブ装置本体2に対するディスクトレー7の脱着
操作を容易に行うことができる。
【0019】即ち、図9の(A)(B)(C)及び図1
0に示すように、ディスクトレー7の後述する左右一対
のガイドレール部7gをメインシャーシ3の左右一対の
ガイド溝部3h内に矢印b方向に挿入するようにして、
ディスクトレー7を光ディスクドライブ装置本体2内に
矢印a方向から挿入して組立てる際、図9の(A)
(B)(C)に示すように、カム部108によってスト
ッパー用突起102をストッパー部103に対して矢印
b方向に容易に乗り越えさせることができる。そして、
この時、ディスクトレー7の架橋部7jの弾性アーム構
造によってディスクトレー7全体が上方である矢印a2
方向に弓状に湾曲して、ストッパー用突起102が図9
の(A)に示すストッパー部103に対する係合高さH
1から図9の(B)に示す乗り越え高さH2まで自動的
に引き上げられるので、ストッパー用突起102をスト
ッパー部103に対して矢印a方向により一層容易に乗
り越えさせることができて、光ディスクドライブ装置本
体2内へのディスクトレー7の挿入を容易に行える。
【0020】なお、光ディスクドライブ装置本体2内か
らディスクトレー7を矢印b方向に抜き取る時には、デ
ィスクトレー7を手で左右両側から押圧すると、図10
に示すように、ディスクトレー7全体を上方である矢印
a2方向に弓状に容易に湾曲させて、ストッパー用突起
102を図9の(C)に示すストッパー部103に対す
る係合高さH1から図9の(B)に示す乗り越え高さH
2まで引き上げた後、図9の(A)に示すように、ディ
スクトレー7を光ディスクドライブ装置本体2外へ矢印
b方向に容易に抜き取ることができる。
【0021】なお、図11は、上記した本発明のストッ
パー機構101と対比される一般的なストッパー機構を
示したものであって、ディスクトレー7に弾性アーム部
111の前端である固定端111aを一体成形し、その
弾性アーム部111の後端である可動端111bの下面
にストッパー用突起102を一体成形したものである。
そして、ディスクトレー7の矢印b方向へのイジェクト
エンドで、図11の(B)に示すように、ストッパー用
突起102をストッパー部111に当接させて、ディス
クトレー7を停止させるようにしたものである。
【0022】しかし、この一般的なストッパー機構で
は、ローディングモータによるディスクトレー7のイジ
ェクトが強い場合には、図11の(B)に示すように、
弾性アーム部111の可動端111bが固定端111a
を中心にストッパー部102に対する外れ方向である上
方、即ち、矢印a2方向に弾性に抗して撓んでしまい、
ストッパー用突起102がストッパー部103から矢印
a2方向に外れ易く、ディスクトレー7をイジェクトエ
ンドで正確に停止させることが困難になる。
【0023】そこで、図11の(C)に示すように、弾
性アーム部111の可動端111b側の上部に突起11
2を一体成形して、ディスクトレー7のイジェクトエン
ドで、光ディスクドライブ装置本体2内に設けたストッ
パー押え部113で、その突起112を介してストッパ
ー用突起102を上方から押え込むようにして、ストッ
パー部103に対してストッパー用突起103が上方で
ある矢印a2方向に外れないようにしている。しかし、
この結果、光ディスクドライブ装置本体2に対するディ
スクトレー7の脱着が著しく不便になると言う弊害を招
いていた。これに対して、上記した本発明のストッパー
機構101はそのような弊害を一切招くことがなく、光
ディスクドライブ装置本体2に対するディスクトレー7
の脱着を容易に行える。
【0024】(2) ・・・ 光ディスクドライブ装置
の垂直使用時におけるディスク脱落防止機構の説明 次に、図1、図2、図12〜図17によって、後述する
光ディスクドライブ装置1の垂直使用時におけるディス
ク脱落防止機構121について説明する。まず、図1、
図2、図12〜図17に示すように、合成樹脂で成形さ
れたディスクトレー7のほぼ円形状の凹所7c内の水平
状の底部122上で、その最外周位置には、その凹所7
cの中心に向って下り傾斜に形成されているテーパ部1
23が同心円形状に一体成形されている。そして、その
底部122で、テーパ部123の内周に12cmの光デ
ィスクDの外周を位置決めするディスク外周位置決め部
124が一体成形されている。
【0025】そして、凹所7cの上部開放部125で、
テーパ部123の外周の複数箇所に左右各一対、合計4
つのディスク嵌合用突起126が左右対称状に一体成形
されていて、これら合計4つのディスク嵌合用突起12
6の内側対向面部分には凹所7cの外方に向って凹まさ
れたコ字状のディスク外周嵌合溝127が水平状に形成
されている。但し、凹所7cの外周面128が水平な底
部122に対して垂直状に立ち上げられていて、合計4
つのディスク外周嵌合溝127の外周面127aはその
外周面128と面一状(同一直径)に形成されている。
【0026】そして、これら合計4つのディスク嵌合用
突起126の内側先端の上部には、それぞれディスク脱
落防止用突起129が上方及び内側への段差部130を
有する状態に一体成形されている。なお、図1及び図2
に示すように、凹所7cの外周面128の上部外周には
複数の円弧状リブ131がその外周面128と面一状に
一体成形されていて、その外周面128の上下方向の巾
が部分的に拡大されている。また、凹所7cの底部12
2の外周部分の4箇所には合計4つのディスク嵌合用突
起126及びディスク脱落防止用突起129をアンダー
カット加工する際に発生する加工穴132が形成されて
いる。また、凹所7cの底部122の内周位置には8c
mの光ディスクDを位置決めするための浅い環状の凹所
133と、その環状凹所133の更に内周に形成された
浅い円形凹部134が同心円形状に一体成形されてい
る。
【0027】ところで、12cmの光ディスクDは直径
C=120.0mmであり、厚さE=1.2〜1.4m
mである。そして、合計4つのディスク脱落防止用突起
129の内接円の直径E=約121mm(正しくは12
1.4mm)に構成され、これらディスク脱落防止用突
起129の各ディスク嵌合用突起126に対する内側へ
の突出量F=約0.9mm以下(正しくは0.8mm)
に構成され、これらディスク脱落防止用突起129の各
ディスク嵌合用突起126に対する上方への段差G=約
1mm(正しくは1.05mm)に構成されている。そ
して、合計4つのディスク嵌合用突起126の内接円の
直径H=約122mm以上(正しくは123.0mm)
に構成され、合計4つのディスク外周嵌合溝127の外
周面127aと面一状の凹所7cの外周面128の直径
I=約126mm以上(正しくは127.0mm)に構
成され、これらディスク嵌合用溝127の上下最大巾J
=約1.4mm以上(正しくは1.50mm)に構成さ
れている。そして、合計4つのディスク脱落防止用突起
129の下面と合計4つのディスク外周嵌合溝127の
下面との上下方向の段差K=約2.5mm(正しくは
2.55mm)に構成され、合計4つのディスク嵌合用
突起126の内接円とディスク外周位置決め部124の
最内周との隙間L=約3.45mmに構成され、そのデ
ィスク外周位置決め部124の最外周とディスク外周嵌
合溝127の下面との段差M=約1.6mmに構成さ
れ、ディスクトレー7の浅い円形凹部134の厚みN=
約0.9mmに構成されている。
【0028】以上のように構成されたディスク脱落防止
機構121によれば、光ディスクドライブ装置1の水平
使用時には、12cmの光ディスクDが合計4つのディ
スク脱落防止用突起129の間から凹所7c内に水平状
に挿入され、テーパ部123の内周のディスク外周位置
決め部124部分で位置決めされて、その凹所7c内の
底部122上に水平状に保持され、後述するようにディ
スクトレー7によっても光ディスクドライブ装置本体2
内に対して水平状にローディング及びイジェクトされ
る。なお、8cmの光ディスクDは凹所7c内の底部1
22の浅い環状凹部133内に水平状に位置決めされ
る。
【0029】そして、光ディスクドライブ装置1の垂直
使用時には、12cmの光ディスクDをディスクトレー
7の凹所7c内に垂直状に安全、かつ、確実に保持して
ローディング及びイジェクトすることができる。即ち、
図14〜図17に示すように、光ディスクドライブ装置
本体2の左右両側面のうちの何れか一方を下向きにし
て、その光ディスクドライブ装置本体2を机上に垂直状
に立てて、ディスクトレー7を垂直状の姿勢で、光ディ
スクドライブ装置本体2に対して矢印a、b方向にロー
ディング及びイジェクトすることを垂直使用時と称す
る。
【0030】そして、この光ディスクドライブ装置1の
垂直使用時における光ディスクDのローディング時に
は、図16及び図17に1点鎖線で示すように、光ディ
スクDを合計4つのディスク脱落防止用突起129の内
側から凹所7c内に垂直状態のまま横方向から矢印w方
向に挿入した後、図16及び図17に実線で示すように
自重で下方である矢印x方向にずらせると、この光ディ
スクDの外周の下側の2箇所が凹所7cの外周の下側に
配置されている前後方向(矢印a、b方向)の2箇所の
ディスク外周嵌合溝127内に図16に実線で示す嵌合
量T4分だけ矢印x方向から嵌合されて、この光ディス
クDが凹所7c内で、テーパ部123より開放部125
側に少し浮き上った状態で、その凹所7cの底部122
とほぼ平行な垂直状に保持される。なお、この時に、図
16に実線で示すように、光ディスクDの外周の上側の
2箇所と、凹所7cの外周の上側に配置されている前後
方向の2箇所のディスク脱落防止用突起129との間に
隙間T5が形成される。
【0031】そして、後述するように、ローディングモ
ータによってディスクトレー7を矢印a方向に駆動し
て、光ディスクDをディスクトレー7によって光ディス
クドライブ装置本体2内に図16で矢印a方向にローデ
ィングする。そして、図17に示すように、横方向から
矢印g方向に上昇(水平移動)されるスピンドルモータ
68におけるディスクテーブル69の中央上部のほぼ円
錐台形状のセンターリング部69aを光ディスクDの中
心穴Daに嵌合させるようにして、光ディスクDを上方
である矢印y方向に上昇させつつ、その光ディスクDを
ディスククランパー(図示せず)によってディスクテー
ブル69に垂直状態のまま、平行状にチャッキングさせ
ることができる。
【0032】この際、光ディスクDの外周の下側の2箇
所が凹所7cの下側の前後方向の2箇所のディスク外周
嵌合溝127内に嵌合されていて、光ディスクDの図1
6で矢印z方向の傾きが規制されていることから、ディ
スクテーブル69に対する光ディスクDのチャッキング
を確実に行える。そして、この光ディスクDのチャッキ
ング完了後に、後述するように光ディスクDへのデータ
の記録及び/又は再生を行うことになる。
【0033】そして、光ディスクDへのデータの記録及
び/又は再生後の光ディスクDのイジェクト時には、図
17に示すように、スピンドルモータ68を横方向であ
る矢印h方向に下降(水平移動)させて、ディスクテー
ブル69のセンターリング部69aを光ディスクDの中
心穴Daから矢印h方向に抜き取ってチャッキング解除
し、光ディスクDを凹所7c内で再び下方である矢印x
方向に自重で下降させて、図16に示すように、再びそ
の光ディスクDの外周の下側の2箇所を凹所7cの外周
の下側の前後方向の2箇所のディスク外周嵌合溝127
内に矢印x方向から嵌合させて、その光ディスクDを凹
所7c内に再び垂直状に保持する。そして、後述するよ
うに、ローディングモータによってディスクトレー7を
図16で矢印b方向に駆動して、光ディスクDをディス
クトレー7によって光ディスクドライブ装置本体2外へ
イジェクトする。そして、ディスクトレー7がイジェク
トエンドまで矢印b方向にイジェクトされた時、前述し
たストッパー機構101によってディスクトレー7が停
止されて、光ディスクDのイジェクトが完了する。
【0034】ところで、この種、光ディスクドライブ装
置1では、この光ディスクDのイジェクト途中で、ディ
スクトレー7のトレーフロントパネル7bが使用者の手
等の障害物に衝突して、ディスクトレー7の矢印b方向
への移動が阻害されたようなことがあると、光ディスク
ドライブ装置1のマイクロコンピュータは、異常を感じ
て、ローディングモータによるディスクトレー7のイジ
ェクト力を増大させて、ディスクトレー7を強いイジェ
クト力で矢印b方向に押し出すようにパワーイジェクト
動作が実行されるように構成されている。
【0035】そして、このような、パワーイジェクト動
作が実行された場合(特に、光ディスクドライブ装置1
が凹所7c側に少しでも傾いている場合)には、図16
に示すイジェクトエンドで前述したストッパー機構10
1のストッパー用突起102がストッパー部103に衝
撃的に当接されて、ディスクトレー7に矢印b方向の大
きな衝撃Fが発生する。そして、その大きな衝撃Fによ
って凹所7c内に垂直状に保持されている光ディスクD
が凹所7cの開放部125から凹所7c外に不用意に脱
落し易い大きな危険が発生する。
【0036】しかし、上述した本発明のディスク脱落防
止機構121は、合計4つのディスク嵌合用突起126
の内側先端の上部にそれぞれディスク脱落防止用突起1
29を上方及び内側への段差部130を有する状態に一
体成形しているので、このような光ディスクDの脱落を
未然に防止することができる。即ち、図13及び図14
に1点鎖線で示すように、イジェクトエンドでディスク
トレー7に発生した矢印b方向の大きな衝撃Fによって
凹所7c内の光ディスクDには、その光ディスクDの外
周Dbと凹所7cの外周面128との矢印b方向側で、
下側の接触点P1を中心とした半径Rの回転モーメント
M2が加えられて、光ディスクDが矢印b方向に回転さ
れて、光ディスクDの外周Dbが凹所7cの外周面12
8の矢印b方向側で、上側の接触点P2に矢印b方向か
ら衝撃的に衝突される。
【0037】そして、この時の反力M3によって図13
及び図14に実線で示すように、光ディスクDは凹所7
c内で矢印a方向に衝撃的に弾かれて回転するが、この
時、光ディスクDの外周Dbの矢印a方向側で、下側が
凹所7cの外周の矢印a方向側で、下側のディスク嵌合
用突起126とディスク脱落防止用突起129との間の
段差部130内に入り込むことができ、ディスク脱落防
止用突起129によってそのディスクDの外周Dbが図
13で矢印g方向である凹所7cの開放部125外への
飛び出しを未然に防止することができる。そして、この
後、光ディスクDは図16に実線で示すように、凹所7
c内で矢印x方向に自重で下降して、凹所7cの外周の
下側に配置されている前後方向の2箇所のディスク外周
嵌合溝127内に矢印x方向から再び嵌合されて、凹所
7c内に光ディスクDが垂直状に安定良く保持されるこ
とになる。
【0038】ところで、合計4つのディスク嵌合用突起
126の内側先端の上部にそれぞれ脱落防止用突起12
9を上方及び内側への段差部130を有する状態に一体
成形しているので、光ディスクドライブ装置1の水平使
用時及び垂直使用時を問わず、後述するように、スピン
ドルモータ68のディスクテーブル69上に光ディスク
Dがチャッキングされて、図12に示すように、光ディ
スクDが凹所7cの底部122から上方である矢印g方
向に所定高さまで押し上げられても、その光ディスクD
の外周が合計4つのディスク脱落防止用突起129に干
渉されることが全くなく、スピンドルモータ68への光
ディスクDのチャッキングを安全に行える。
【0039】なお、図18〜図20は、本発明のディス
ク脱落防止用突起129を有していない凹所7c内のデ
ィスク垂直保持機構における光ディスクDの凹所7c外
への脱落要領を説明するものである。即ち、前述したよ
うに、パワーイジェクト動作が実行されて、図19〜図
20に示すように、イジェクトエンドでディスクトレー
7に矢印b方向の大きな衝撃Fが発生し、凹所7c内の
光ディスクDが半径Rの回転モーメントM2によって矢
印b方向に回転された時に、光ディスクDの外周Dbの
矢印a方向側の下側部分が、凹所7cの外周の矢印a方
向側で、下側のディスク嵌合用突起126の内側先端と
の間に隙間T6が発生してしまう。
【0040】そして、この後、回転モーメントM2の反
力M3によってそでDが弾かれて矢印a方向側に回転さ
れた時に、図19で実線で示し、図20で点線で示し、
図21に実線で示すように、光ディスクDの外周Dbで
矢印a方向側の下側部分が、凹所7cの外周の矢印a方
向側で、下側のディスク嵌合用突起126の外側へ矢印
g方向に脱落し、そのまま光ディスクDが凹所7cの開
放部125からM3方向に不用意に脱落してしまうこと
になる。前述した本発明のディスク脱落防止機構121
は、このような凹所7c外への光ディスクDの脱落を未
然に防止することができるものである。
【0041】(3) ・・・ 光ディスクドライブ装置
の概要説明 次に、図37〜図45によって、ディスクドライブ装置
である光ディスクドライブ装置1の概要について説明す
ると、この光ディスクドライブ装置1の光ディスクドラ
イブ装置本体2は、板金でプレス加工されたメインシャ
ーシ3と、合成樹脂で成形されたフロントパネル4と、
板厚が薄めの板金で形成された上カバー5とによって扁
平な箱型に構成されている。そして、フロントパネル4
の上部側に形成された横長の開口であるトレー出入口6
から矢印a、b方向に水平状に出し入れされるディスク
トレー7によってディスク状記録媒体である光ディスク
Dが光ディスクドライブ装置本体2内に矢印a、b方向
にローディング及びイジェクトされるように構成されて
いる。そして、フロントパネル4の下部側にはメモリス
ティック(ソニー株式会社の商品名)等のフラッシュメ
モリが内蔵されたカード型記録媒体の挿入口8、イジェ
クト釦9、ボリューム10、ヘッドホンジャック11、
イマージェンシーイジェクト用穴12、動作状態表示用
LED(発光ダイオード)13等が配置されている。
【0042】そして、図38に示すように、メインシャ
ーシ3は鉄板等の厚手の板金でプレス加工されたもので
あって、このメインシャーシ3には水平壁部3aと、そ
の水平壁部3aの左右両側と後端から上方に垂直状に立
ち上げられた左右一対の垂直壁部3bと後端側垂直壁部
3cとが備えられていて、左右一対の水平壁部3aの前
端側が前端開放部3dによって開放されている。そし
て、その水平壁部3aのほぼ中央部には方形状で大型の
中央開口部3eが形成されている。また、水平壁部3a
の外周から下方に立ち下げられた複数のスタンド部3f
も備えられている。
【0043】そして、このメインシャーシ3内に組み込
まれるユニットや部品等としては、ローディング機構2
1を構成するローディングギアユニット22、スライド
カム41、昇降駆動フレーム51、ピックアップユニッ
トである光学ピックアップユニット61やディスククラ
ンパーユニット91等がある。そして、スライドカム4
1、昇降駆動フレーム51、光学ピックアップユニット
61のピックアップ搭載フレームであるユニットフレー
ム62等はメインシャーシ3と同様に板金等の厚手の板
金によってプレス加工されていて、ディスククランパー
ユニット91のクランパー支持フレーム92は板金等の
薄手の板金でプレス加工されている。
【0044】ここで、光ディスクドライブ装置本体2の
組立て順序について説明すると、まず、図38及び図3
9に示すように、メインシャーシ3の水平壁部3aの前
端側の搭載位置P1にローディングギアユニット22を
上方から嵌め込む。この際、ローディングギアユニット
22は入力プーリ23と、その入力プーリ25にゴムベ
ルト24を介して連動されたギア付プーリ25と、その
ギア付プーリ25に連動された減速ギアである中間ギア
26と出力ギアである全周ギア27及び扇形ギア28と
によって構成されていて、これら入力プーリ23、ギア
付プーリ25、中間ギア26、全周ギア27及び扇形ギ
ア28の合計5枚のギア部品をメインシャーシ3の水平
壁部3a上の搭載位置P1上に垂直状に取り付けられて
いるモータ軸29及び3本の支軸31、32、33に上
方から挿入するように嵌め込む。この際、全周ギア27
と扇形ギア28は同一の支軸33に上下2段に重ねられ
て嵌め込まれている。なお、図33及び図36に示すよ
うに、モータ軸29は水平壁部3aの下部にネジ止めさ
れたローディングモータ30のモータ軸である。
【0045】次に、図39〜図41に示すように、スラ
イドカム41をローディングギアユニット22の上部に
上方から嵌め込んで、その一部をメインシャーシ3の中
央開口部3e内の前端側に挿入する。この際、スライド
カム41は水平板部41aとその水平板部41aの後端
から下方に垂直状に折り曲げられた垂直板部41bとに
よって側面形状がL型に形成されている。そこで、この
スライドカム41の水平板部41aに形成された合計3
本のガイド溝42を水平板部41a上に垂直状に切り起
された2本のガイド突起43と1本の支軸31の上端に
上方から嵌合させて、垂直板部41bを中央開口部3e
内の前端側に垂直状に挿入する。すると、このスライド
カム41は2本のガイド突起43と1本の支軸31の上
端部分に形成されている溝部44で水平状に支持され
て、ディスクトレー7のローディング及びアンローディ
ング方向である矢印a、b方向に対して直角な横方向で
ある矢印c、d方向に水平にスライド自在に組み立てら
れる。そして、図31〜図36に示すように、このスラ
イドカム41の垂直板部41bの一端側の前面に一体に
プレス加工されたラック45がローディングギアユニッ
ト22の全周ギア26の下部の扇形ギア28に噛合可能
になる。なお、このスライドカム41の水平板部41a
の左右両端部分の上部には左右一対のガイドピン46が
垂直状に固着されていて、図33及び図35に示すよう
に垂直板部41bにはほぼZ形の左右一対のカム溝47
が平行状に形成されている。
【0046】次に、図40及び図41に示すように、昇
降駆動フレーム51を中央開口部3eの前端側の組込み
位置P2に嵌め込んで、その昇降駆動フレーム51をメ
インシャーシ3に上下方向である矢印c、d方向に回動
自在に取り付けると共に、スライドカム41で昇降駆動
フレーム51をその矢印e、f方向に駆動できるように
連結する。この際、この昇降駆動フレーム51は、水平
板部51aと、その水平板部51aの左右両側から後方
へ平行状に延出された左右両側アーム部51bと、その
水平板部51aの前端から上方に垂直状に立ち上げられ
た高さが低い前端縁部51cとによって平面形状がほぼ
コ字状に形成されている。そして、左右両側アーム部5
1bの後端部の左右両側と、前端側の左右両側とにそれ
ぞれ同一中心状に配置された左右各一対の支点ピン52
とガイドピン53が水平状に突設されている。そして、
前端縁部51cの前面には左右一対のカム従動ピン54
が水平状に突設されている。
【0047】そこで、左右一対の支点ピン52とガイド
ピン53をメインシャーシ3の中央開口部3eの左右両
側から下方に垂直状に立ち上げられている左右一対の内
側垂直壁部3gに形成されている左右一対の支点ピン嵌
合穴55と、左右一対の円弧状ガイド溝56に嵌め込ん
で、昇降駆動フレーム51をメインシャーシ3にその左
右一対の支点ピン52を中心に上下方向である矢印c、
d方向に回動自在に取り付ける。そして、この後、後述
するように、左右一対のカム従動ピン54をスライドカ
ム41の垂直板部41bに形成されている左右一対のほ
ぼZ形のカム溝47の上端部47a内に挿入して係合さ
せる。
【0048】すると、スライドカム41の矢印c、d方
向のスライド運動によって左右一対のカム従動ピン54
が左右一対のカム溝47によって上下方向である矢印
e、f方向に昇降駆動されて、昇降駆動フレーム51が
左右一対の支点ピン52を中心に中央開口部3e内で矢
印e、f方向に昇降駆動されるように、これらスライド
カム41と昇降駆動フレーム51とが連結される。
【0049】次に、図41及び図42に示すように、光
学ピックアップユニット61のユニットフレーム62の
後端部62aと前端部62bの左右両側部に形成されて
いる左右各一対、合計4つのインシュレータ嵌合部63
に、ゴム等の弾性部材によってほぼダルマ形状に成形さ
れているそれぞれ左右一対、合計4つのインシュレータ
64、65をこれらの中間部によって垂直状に嵌合させ
る。そして、後端側の左右一対のインシュレータ64の
中心に上方から挿通した左右一対のフランジ付止ネジ6
6、67をメインシャーシ3の水平壁部3aの中央開口
部3eの後端側の上部の搭載位置P3に上方から捩じ込
んで取り付けるようにして、そのユニットフレーム62
の後端部62aをメインシャーシ3の水平壁部3aの後
端側の上部に左右一対のインシュレータ64を介して弾
性的に取り付ける。また、前端側の左右一対のインシュ
レータ65の中心に上方から挿通した左右一対の止ネジ
67を昇降駆動フレーム51の水平板部51aの上部の
搭載位置P4に上方から捩じ込んで取り付けるようにし
て、そのユニットフレーム62の前端部62bを昇降駆
動フレーム51の上部に左右一対のインシュレータ13
4を介して弾性的に取り付ける。
【0050】以上により、光学ピックアップユニット6
1がメインシャーシ3の中央開口部3e内で、メインシ
ャーシ3の水平壁部3aの後端側と、昇降駆動フレーム
51との上部間に跨がるようにして合計4つのインシュ
レータ64、65を介して弾性的に取り付けられる。そ
して、昇降駆動フレーム51の矢印e、f方向の昇降駆
動によつて、光学ピックアップユニット131が後端側
の左右一対のインシュレータ64を回動支点として、矢
印g、h方向にスイング運動によって昇降駆動すること
ができるように組立てられる。
【0051】次に、図42及び図43に示すように、デ
ィスクトレー7をメインシャーシ3の前端開放部3dか
ら水平壁部3aの上部の左右両側位置に矢印a方向から
水平状に挿入して取り付ける。この際、ディスクトレー
7は合成樹脂によって成形されていて、水平状のトレー
本体7aの前端に垂直状で横長形状のトレーフロントパ
ネル7bが一体に結合されている。そして、トレー本体
7aの前端側の上部にほぼ円形状の凹所7cが形成され
ていて、その凹所7cの中央部から後端部7d側に向け
てトレーセンターに沿った大型の長穴である底面開口部
7eが形成されている。また、後端部7dの一側部には
後述するスレッド移動機構81のスレッド駆動モータ8
2に対する逃げ用の切欠き部7fが形成されている。そ
して、トレー本体7aは前後方向(矢印a、b方向)に
対して直角な方向の断面形状が下向きの浅いほぼコ字状
に形成されていて、そのトレー本体7aの左右両側で、
最下端位置に沿って左右一対の平行状のガイドレール部
7gが一体成形されている。
【0052】そこで、このディスクトレー7の左右一対
のガイドレール部7gをメインシャーシ3の左右一対の
垂直壁部3bの内側で、水平壁部3aの左右両側位置上
に形成されている左右一対のガイド溝部3h内に矢印a
方向に水平状に挿入する。すると、ディスクトレー7が
ローディングギアユニット22及びスライドカム41の
上部を左右方向に跨ぐようにして、メインシャーシ3内
に矢印a方向に水平状に挿入されて取り付けられる。そ
して、メインシャーシ3内に矢印a方向から挿入された
ディスクトレー7の下面に形成されている後述するラッ
ク及びガイド溝がローディングギアユニット22の全周
ギア27とスライドカム41のガイドピン46の1つに
噛合及び挿入されることになる。
【0053】次に、図43及び図44に示すように、メ
インシャーシ3の左右一対の垂直壁部3bに水平状に折
り曲げ加工されている左右一対のディスククランパーユ
ニット取付け部3iの上部に、ディスククランパーユニ
ット91のディスククランパー支持フレーム92の左右
両端部92aを水平状に載置して、左右各一対の位置決
めピン93と止ネジ94によって位置決めしてネジ止め
する。そして、ディスククランパー支持フレーム92の
中央部に形成されている円形凹所95内に合成樹脂で成
形された円板状のディスククランパー96が挿入され
て、このディスククランパー96が円形凹所95内に回
転自在及び上下方向に移動自在となるように遊びを有す
る状態で水平状に支持されている。そして、ディスクク
ランパー96が光学ピックアップユニット61のスピン
ドルモータ68の真上位置に遊びを有する状態で水平状
に架設されている。
【0054】そして、次に、図45に示すように、鉄板
等の薄手の板金で下向きのほぼコ字状にプレス加工され
ている上カバー5をメインシャーシ3の左右一対の垂直
壁部3b及び後端の垂直壁部3cの外側に被せるように
して、その上カバー5をメインシャーシ3に上方から嵌
め込んで、その上カバー5をメインシャーシ3に係止爪
構造やネジ止め等によって取り付ける。そして、最後
に、図37に示すように、合成樹脂で成形されているフ
ロントパネル4をメインシャーシ3の左右一対の垂直壁
部3bの前端部の外側及び上カバー5のコ字状の前端部
の外側に嵌め込んで複数の係止部(図示せず)によって
係止すれば、図36に示された光ディスクドライブ装置
1の組立てが完了する。
【0055】ところで、この光ディスクドライブ装置1
は、光ディスクDのローディング時には、光ディスクド
ライブ装置本体2外に矢印b方向にイジェクトされてい
るディスクトレー7の凹所7c内に光ディスクDを水平
状に載置する。そして、ディスクトレー7のトレーフロ
ントパネル7bを矢印a方向に軽く押すと、ローディン
グスイッチがONされて、ローディング機構21のロー
ディングモータ30が正回転駆動されて、ローディング
ギアユニット22の全周ギア27が正回転駆動される。
すると、全周ギア27によってディスクトレー7の後述
する直線ラック16が駆動されて、ディスクトレー7が
光ディスクドライブ装置本体2内の矢印a方向にローデ
ィングされて、光ディスクDが光学ピックアップユニッ
ト61のスピンドルモータ68の真上位置で、ディスク
クランパー96の真下位置まで取り込まれる。
【0056】そして、ディスクトレー7のローディング
が完了すると、全周ギア27がディスクトレー7の直線
ラック16から外れて、ディスクトレー7が後述する位
置決め手段によってローディング完了位置にそのまま位
置決めされると共に、スライドカム41のラック45が
ローディング機構21の扇形ギア28に噛合され、この
扇形ギア28によってスライドカム41が図40の位置
で矢印d方向にスライド駆動される。
【0057】すると、スライドカム41の左右一対のカ
ム溝47によって昇降駆動フレーム51の左右一対のカ
ム従動ピン54が上昇駆動されて、昇降駆動フレーム5
1が左右一対の支点ピン52を中心に図41で矢印e方
向に回動駆動されて、光学ピックアップユニット61が
後端側の左右一対のインシュレータ64を中心にして、
図42で矢印g方向に上昇されて、光学ピックアップユ
ニット61のスピンドルモータ68の上端のディスクテ
ーブル69上に光ディスクDがディスククランパー96
によってチャッキングされて、その光ディスクDがディ
スクトレー7の凹所7cの上方に水平状に浮上される。
そして、この時点でローディングモータ30が自動停止
する。
【0058】そして、ホストコンピュータからの記録及
び/又は再生の指令信号が入力されて、後述するスピン
ドルモータ68によって光ディスクDが回転駆動され、
光学ピックアップユニット61の光学ピックアップ71
によって光ディスクDのデータの記録及び/又は再生が
行われる。
【0059】そして、光ディスクDのデータの記録及び
/又は再生の終了後に、イジェクト釦9が押されると、
ローディングモータ30が逆回転駆動されて、ローディ
ングギアユニット22の全周ギア27及び扇形ギア28
が逆回転駆動される。すると、ローディング時の逆動作
で、スライドカム41が図41で矢印c方向にスライド
駆動されて、昇降駆動フレーム51が図41で矢印f方
向に回動駆動されて、光学ピックアップユニット61が
図42で矢印h方向に下降駆動される。そして、ディス
クテーブル69がディスククランパー96から下方へ離
脱されて、光ディスクDがディスクトレー7の凹所7c
内に載置される。そして、この後、ローディングギアユ
ニット22の全周ギア27によってディスクトレー7が
図37で矢印b方向にイジェクトされて、光ディスクD
が光ディスクドライブ装置本体2外へ取り出されるよう
に構成されている。
【0060】(4) ・・・ メインシャーシ及びディ
スクトレーの説明 次に、図26〜図30によって、メインシャーシ3及び
ディスクトレー7について説明する。前述したように、
まず、ディスクトレー7は合成樹脂によって成形されて
いて、水平状のトレー本体7aの前端に垂直状で横長形
状のトレーフロントパネル7bが一体に結合されてい
る。そして、トレー本体7aの前端側の上部にほぼ円形
状の凹所7cが形成されていて、その凹所7cの中央部
から後端部7d側に向けてトレーセンターに沿った大型
の長穴である底面開口部7eが形成されている。また、
後端部7dの一側部には後述するスレッド移動機構81
のスレッド駆動モータ82に対する逃げ用の切欠き部7
fが形成されている。そして、トレー本体7aは前後方
向(矢印a、b方向)に対して直角な方向の断面形状が
下向きの浅いほぼコ字状に形成されていて、そのトレー
本体7aの左右両側で、最下端位置に沿って左右一対の
平行状のガイドレール部7gが一体成形されている。そ
して、このディスクトレー7の後端部7dで、他方の側
部側に偏位された位置に前述したストッパー機構101
のストッパー用突起102が一体成形されていて、その
後端部7dの他方の側部側に偏位された位置には弾性ア
ーム部7iが一体成形されている。
【0061】そして、このディスクトレー7の底面で、
左側(図27で矢印c方向側を言う)のガイドレール部
7gの下面に沿ってトレーセンターと平行な矢印a、b
方向の直線ガイド溝部15が一体成形されていて、その
直線ガイド溝部15がの右横(図27で矢印d方向側の
横位置を言う)に沿って直線ラック16と直線ガイド溝
部17が平行状に一体成形されている。なお、直線ガイ
ド溝部17の前端側(図27で矢印b方向側を言う)に
はほぼ45°に傾斜された傾斜ガイド溝部18を介して
直角状に屈曲された直角ガイド溝部19が一体に接続さ
れた形状に一体成形されている。また、ディスクトレー
7の底面で右側(図27で矢印d方向側を言う)の位置
には傾斜ガイド溝部18及び直角ガイド溝部19と同じ
形状で、かつ、同一位相状態の傾斜ガイド部18aと直
角ガイド溝部19aが一体成形されていて、その傾斜ガ
イド部18aの後端(図27で矢印a方向側の端部を言
う)は開放部18bによって開放されている。
【0062】そして、図26及び図30に示すように、
このディスクトレー7はメインシャーシ3の前端開放部
3dから左右一対のガイド溝部3h内に左右一対のガイ
ドレール部7gを矢印a方向に挿入させるようにして、
そのメインシャーシ3の水平壁部3a上に水平状に挿入
されている。そして、前述したように、板金でプレス加
工されているメインシャーシ3の左右一対のガイド溝部
3hは水平壁部3aの左右両端と、左右一対の垂直壁部
3bと、その左右一対の垂直壁部3bから内側に水平状
に切り起された複数の突片3jとによってコ字状に囲ま
れた左右対称状の空間内に形成されている。従って、こ
れら左右一対のガイド溝部3hの内側対向部は開放部3
hによって開放されている。
【0063】そして、メインシャーシ3の水平壁部3a
の左側の端部(図30で左側の端部を言う)上に絞り加
工等にて一体に形成された副数個(例えば3個)のガイ
ドピン部3mが矢印a、b方向に沿った一列状に配置さ
れている。そして、この複数のガイドピン部3mによっ
てディスクトレー7の左側のガイドレール部7gを案内
する片側ガイド機構が構成されていて、この片側ガイド
機構によってディスクトレー7がメインシャーシ3に対
して矢印a、b方向にスムーズにスライドできるように
構成されている。なお、ディスクトレー7の矢印a方向
へのローディング完了時点では、このディスクトレー7
の弾性アーム部7iがメインシャーシ3の後端垂直壁部
3cに矢印a方向から弾性に抗して押圧されて停止され
るように構成されている。そして、ディスクトレー7の
イジェクトエンド位置では、前述したストッパー機構1
01によって、ディスクトレー7が停止されるように構
成されている。
【0064】(5) ・・・ 光学ピックアップユニッ
トの説明 次に、図22〜図25によって、光学ピックアップユニ
ット61について説明する。前述したように、この光学
ピックアップユニット61は板金でプレス加工されたユ
ニットフレーム62の前端部62b側位置にスピンドル
モータ68が下方からのビス止め方式によって垂直状に
固着されていて、そのスピンドルモータ68のロータの
上端に一体に形成されて回転駆動されるディスクテーブ
ル69がユニットフレーム62の上方の所定高さ位置に
配置されている。
【0065】そして、ピックアップ手段である光学ピッ
クアップ71はスレッド72に搭載されていて、このス
レッド72には対物レンズが2軸アクチュエータ73に
よって上向きの垂直状に取り付けられている。そして、
このスレッド72はユニットフレーム62のほぼ中央部
に沿って形成された中央開口部75内に配置されてい
て、ユニットフレーム62の下面に平行状に取り付けら
れたステンレス等の金属製の左右一対のガイド軸である
ガイド主軸76とガイド副軸77によって案内されて矢
印a、b方向に水平移動(シーク動作)されるように構
成されている。そして、スピンドルモータ68及び対物
レンズ73はトレーセンターと同一位相のスキャニング
センターPo 上に配置されている。なお、スレッド72
はガイド主軸76の外周に一対のスラスト軸受72aに
よって遊び(ガタツキ)の全くない状態にスライド自在
に挿通されていて、ガイド副軸77に対してはU型溝7
2bによって遊びを有する状態にスライド自在に係合さ
れている。
【0066】そして、この光学ピックアップユニット6
1にはスレッド移動機構81が取り付けられている。こ
のスレッド移動機構81はユニットフレーム62の右側
端部(図22で矢印d方向側の端部を言う)に沿ってガ
イド主軸76と平行状に取り付けられていて、スレッド
駆動モータ82と、合計4枚の減速ギアで構成されたギ
アトレイン83とを有していて、そのギアトレイン83
の最終段の出力ギアがピニオン84に構成されていて、
そのピニオン84がスレッド72の右側端部に固着され
てスキャニングセンターPo と平行状に配置されたラッ
ク85に噛合されている。そして、スレッド駆動モータ
82によってギアトレイン83を介してピニオン84を
正逆回転駆動することにより、そのピニオン84でラッ
ク85を介してスレッド72をガイド主軸76及びガイ
ド副軸77に沿って矢印a、b方向にシーク駆動される
ように構成されている。
【0067】そして、前述したように、ユニットフレー
ム62の前後両端部62a、62bには、そのユニット
フレーム62の左右両側面62cから切り込まれた合計
4つのほぼΩ形状のインシュレータ嵌合部63が形成さ
れている。そして、ゴム等の弾性部材によってほぼダル
マ形状に成形されている合計4つのインシュレータ6
4、65が、これらの上下軸方向のほぼ中央部分に形成
されている環状凹部64a、65aによってユニットフ
レーム62の合計4つのインシュレータ嵌合部63に左
右両側方から弾性に抗して水平状に挿入されて嵌合され
ている。そして、これらのインシュレータ64、65の
中空部に上方から垂直状に挿通された合計4つのフラン
ジ付止ネジ66、67をメインシャーシ3の水平壁部3
aの後端部と昇降駆動フレーム51に上方から捩じ込ん
で垂直状に取り付けることによって、このユニットフレ
ーム62の後端部62aと前端部62bがメインシャー
シ3の水平壁部3aの後端部分の上部と、昇降駆動フレ
ーム51の上部とにその合計4つのインシュレータ6
4、65を介して弾性的(振動的に浮かされているこ
と)に取り付けられている。
【0068】そして、図24及び図25に示すように、
昇降駆動フレーム51が左右一対の支点ピン52を中心
にメインシャーシ3に対して上下方向である矢印e、f
方向に回転駆動されることによって、ユニットフレーム
62が上昇されて水平となる上昇位置と斜め前方下方に
傾斜された下降位置との間で後端部62aの左右一対の
インシュレータ64部分を回動支点にしてメインシャー
シ3に対して矢印g、h方向に上下方向に回転駆動され
るように構成されている。
【0069】(6) ・・・ ローディング機構の説明 次に、図22〜図36によって、ローディング機構21
について説明する。このローディング機構21のローデ
ィングギアユニット22は前述したようにローディング
モータ30によって入力プーリ23、ゴムベルト24、
ギア付プーリ25及び中間ギア26を介して正逆回転駆
動される上下2段の出力ギアである全周ギア27と、扇
形ギア28を備えている。但し、ギア付プーリ25、中
間ギア26、上下2段に重ねられている全周ギア27及
び扇形ギア28は水平壁部3a上に垂直状に固着されて
いる3本の支軸31、32、33の外周に取り付けられ
ている。そして、ディスクトレー駆動機構34が全周ギ
ア27とディスクトレー7の直線16とによって構成さ
れ、光学ピックアップユニット駆動機構35が扇形ギア
28とスライドカム41のラック45とによって構成さ
れ、ディスクトレー駆動機構34と光学ピックアップユ
ニット駆動機構35との駆動状態を順次自動的に切り替
える差動機構36がディスクトレー7の直線ガイド溝部
17、傾斜ガイド溝部18、18a及び直角ガイド溝部
19、19aとスライドカム41の左右一対のガイドピ
ン46とによって構成されている。なお、図31〜図3
6に示すように、メインシャーシ3の水平壁部3aの前
端部の上部で、全周ギア27の下部位置には扇形ギア2
8のストッパーピン37と、扇形ギア28の位置決め基
準ピン29が絞り加工等によって一体に成形されてい
る。また、中間ギア26の下段の小径ギア26aが全周
ギア27と扇形ギア28に共通に噛合されている。
【0070】そして、図26〜図30に示すように、メ
インシャーシ3の水平壁部3aの上部で、左右両側壁部
3bの内側の左右一対のガイド溝部3h内にディスクト
レー7の左右一対のガイドレール部3gを水平状に挿入
させるようにして、そのディスクトレー7をメインシャ
ーシ3内に矢印a方向から挿入することによって、全周
ギア27が直線ラック16に噛合され、スライドカム4
1の右側のガイドピン46が直線ガイド溝部17内に挿
入される。
【0071】図32及び図35に示すように、板金のプ
レス加工によってほぼL型に成形されているスライドカ
ム41の垂直板部41bには左右一対のカム溝42が平
行状に形成されていて、これら左右一対のカム溝42は
水平状の上端部42aと、ほぼ45°に傾斜された傾斜
部42bと、水平状の下端部42cとによってほぼZ形
に形成されていて、上端部42aの先端の上部に切り欠
かれた開放部42dが水平板部41aに開放されてい
る。そして、図35に示すように、昇降駆動フレーム5
1の前端の左右一対のカム従動ピン54が左右一対のカ
ム溝42の上端の開放部42dを通して上端部42a内
に水平状に挿入されている。
【0072】ここで、ローディング機構21の動作につ
いて説明すると、まず、ディスクトレー7がメインシャ
ーシ3外へ矢印b方向にイジェクトされたイジェクトエ
ンド状態では、前述したように、ストッパー機構101
によって停止されていて、このイジェクト完了状態で
は、図27に1点鎖線で示す位置にてローディングギア
ユニット22の全周ギア27が直線ラック16に噛合さ
れている。そして、このイジェクト完了状態では、図3
4〜図36に示すように、扇形ギア28が矢印i方向に
回転されて停止されていて、この扇形ギア28がその入
力側のギアである中間ギア25の下段の小径ギア26a
から矢印i方向に離脱されている。そして、このイジェ
クト完了状態では、扇形ギア28によってスライドカム
41がラック45を介して駆動されて、矢印c方向にス
ライドされている。そして、このスライドカム41の矢
印c方向へのスライドによって、昇降駆動フレーム51
の左右一対のカム従動ピン54がそのスライドカム41
の左右一対のカム溝42の上端部42aから傾斜部42
bを経て下端部42cまで矢印f方向に下降され、図2
5に示すように、光学ピックアップユニット61が後端
部の左右一対のインシュレータ64部分を回動支点にし
て下降位置まで矢印h方向に下降されている。
【0073】そこで、前述したように、ディスクトレー
7の凹所7c内に光ディスクDを水平状に載置した後
に、トレーフロントパネル7aが後方である矢印a方向
に軽く押されてローディングスイッチがONされると、
ローディングモータ30が正回転駆動されて、図31〜
図33に示すように、ローディングギアユニット22の
中間ギア26が矢印j方向に正回転駆動されて、その下
段の小径ギア26aによって全周ギア27が矢印k方向
に正回転駆動される。この際、全周ギア27と扇形ギア
28が1つの支軸33の外周に挿入されて水平壁部3a
上に上下2段に重ねられている関係で、矢印k方向に正
回転駆動される全周ギア27の摩擦トルクによって扇形
ギア28も矢印k方向に従動回転されようとするが、図
27に1点鎖線で示すように、スライドカム41の左側
のガイドピン46がディスクトレー7の直線ガイド溝部
17内に係合されているために、ラック45を介してそ
の扇形ギア28の矢印k方向の回転が禁止されている。
従って、この時点では、全周ギア27のみが矢印k方向
に回転駆動される。
【0074】つまり、この時点では、図27に示した差
動機構36によってディスクトレー駆動機構34側がO
Nとなり、光学ピックアップ駆動機構35側がOFFと
なるように切り替えられている。そして、ディスクトレ
ー駆動機構34を構成している全周ギア27によってデ
ィスクトレー7の直線ラック16が矢印a方向に駆動さ
れて、ディスクトレー7がメインシャーシ3の外部のイ
ジェクト完了位置から、図26に示すローディング完了
位置まで矢印a方向に引き込まれて、ディスクトレー7
の凹所7c内に水平状に載置されている光ディスクDが
スピンドルモータ68の真上位置まで矢印a方向に取り
込まれて、ディスクトレー7のローディング動作が終了
して、ローディングエンドとなる。
【0075】そして、そのディスクトレー7のローディ
ング動作の終了直前に、図27に示されている差動機構
36を構成しているスライドカム41の左側のガイドピ
ン46がディスクトレー7の直線ガイド溝部17内から
傾斜ガイド溝部18内に矢印b方向に相対的に入り込
む。また、この時、スライドカム41の右側のガイドピ
ン46もディスクトレー7の右側の傾斜ガイド溝部18
a内に開放部18bから矢印b方向に相対的に入り込
む。そして、これとほぼ同時に、図27に2点鎖線で示
すように、全周ギア27が直線ラック16から矢印b方
向に相対的に離脱して、以後、全周ギア27は空回りす
ることになる。すると、この時の左右一対の傾斜ガイド
溝部18、18aとガイドピン46とによるカム作用に
よって、左右一対のガイドピン46を介してスライドカ
ム41が図34の位置から矢印d方向に少しスライド駆
動されて、そのスライドカム41のラック45によって
扇形ギア28が矢印k方向に少し回転駆動され、その扇
形ギア28が中間ギア26の下段の小径ギア26aに矢
印k方向から噛合される。
【0076】すると、この時点で、図27に示した差動
機構36によってディスクトレー駆動機構34側がOF
Fとなり、光学ピックアップ駆動機構35側がONとな
るように駆動状態が自動的に切り替えられる。そして、
中間ギア26の小径ギア26aによって、全周ギア27
を空回ししながら、扇形ギア28が図32で矢印k方向
に回転駆動される。すると、図31〜図33に示すよう
に、扇形ギア28によってラック45を介してスライド
カム41が矢印d方向に所定のストローク分スライド駆
動され、昇降駆動フレーム51の左右一対のカム従動ピ
ン54がスライドカム41の左右一対のカム溝42の下
端部42cから傾斜部42bを経て上端部42aまで矢
印e方向に上昇駆動される。そして、図24に示すよう
に、昇降駆動フレーム51が左右一対の支点ピン52を
中心に下降位置から上昇位置まで矢印e方向に上昇駆動
されて、光学ピックアップユニット61が後端部の左右
一対のインシュレータ64を回動支点にして下降位置か
ら上昇位置まで矢印g方向に上昇駆動されて、この光学
ピックアップユニット61が水平状態になる。
【0077】すると、スピンドルモータ68のディスク
テーブル69がディスクトレー7の凹所7c内の光ディ
スクDの中心孔Daに下方から嵌合されて、この光ディ
スクDを凹所7c内で上方に少し持ち上げて浮かせる。
そして、これとほぼ同時に、ディスククランパー96が
光ディスクDに上方から圧着されて、光ディスクDがデ
ィスクテーブル69上に水平状にチャッキング(マグネ
ットチャッキング)される。そして、この時点で光ディ
スクDの一連のローディング動作が完了して、ローディ
ング完了検出スイッチによってローディングモータ30
が自動停止される。
【0078】なお、図5に示すように、ディスクトレー
7のメインシャーシ3内への矢印a方向のローディング
動作の完了時点で、そのディスクトレー7の後端部7d
の弾性アーム部7iがメインシャーシ3の後端垂直壁部
3cに矢印a方向から弾性に抗して圧着される。そし
て、この後に、前述したように、扇形ギア28によって
スライドカム41が矢印d方向にスライド駆動されるこ
とによって、図27に2点鎖線で示すように、スライド
カム41の左右一対のガイドピン46が左右一対の傾斜
ガイド溝部18、18aから直角ガイド溝部19、19
aの奥位置まで矢印d方向に入り込んで、ディスクトレ
ー7が完了停止され、その弾性アーム部7iの弾性反発
力によってディスクトレー7が左右一対のガイドピン4
6に対するガタツキの全くない状態に高精度に位置決め
されることになる。
【0079】そして、スピンドルモータ68のディスク
テーブル69上への光ディスクDのチャッキング完了後
に、ホストコンピュータから記録及び/又は再生の指令
信号が入力されると、図24及び図26に示すように、
光学ピックアップユニット61のスピンドルモータ68
によって光ディスクDが高速で回転駆動されると共に、
光学ピックアップ71の対物レンズ73から上向きの垂
直状に出射されたレーザビームのスポットが光ディスク
Dの下面に収束される。そして、スレッド移動機構81
のスレッド駆動モータ82の正逆回転駆動によってギア
トレイン83のピニオン84が正逆回転駆動され、ラッ
ク85を介してスレッド72がガイド主軸76とガイド
副軸77で案内されて、矢印a、b方向に駆動されて、
対物レンズ73が光ディスクDの内外周方向にシーク駆
動されて、光ディスクDに対するデータの記録及び/又
は再生が行われる。
【0080】なお、光ディスクDのデータ記録及び/又
は再生後の光ディスクDのイジェクト時には、フロント
パネル4のイジェクト釦9を押す。すると、前述した光
ディスクDのローディング動作の逆動作が実行される。
即ち、ローディング機構21のローディングモータ30
が逆回転駆動されて、図31に示すように、ローディン
グギアユニット22の中間ギア26が矢印m方向に逆回
転駆動されて、その小径ギア26aによって扇形ギア2
8及び全周ギア27が矢印i方向に逆回転駆動される。
この時、全周ギア27は空回りし、扇形ギア28がラッ
ク45を介してスライドカム41を矢印c方向に駆動し
て、図34及び図35に示すように、スライドカム41
が矢印c方向にスライド駆動される。すると、図25に
示すように、昇降駆動フレーム51が左右一対の支点ピ
ン52を中心に下降位置まで矢印f方向に下降駆動され
て、光学ピックアップユニット61が後端部の左右一対
のインシュレータ64を回動支点にして下降位置まで矢
印h方向に下降駆動される。すると、光ディスクDがデ
ィスクテーブル69及びディスククランパー96からチ
ャッキング解除されて、その光ディスクDがディスクト
レー7の凹所7c上に落し込まれて水平状に載置され
る。
【0081】そして、図34に示すように、スライドカ
ム41が矢印c方向に所定のストローク分スライド駆動
された時に、扇形ギア28が中間ギア26の小径ギア2
6aから離脱されて停止され、以後、その小径ギア26
aによって全周ギア27のみが矢印i方向に逆回転駆動
される。そして、スライドカム41が矢印c方向にスラ
イド駆動されると、図27に示す差動機構36の左右一
対のガイドピン46がディスクトレー7の左右一対の直
角ガイド溝部19、19aから傾斜ガイド溝部18、1
8aを経て直線ガイド溝部17及び開放部18bへ至
る。すると、左右一対のガイドピン46と左右一対の傾
斜ガイド溝部18、18aによるカム作用によって、デ
ィスクトレー7が矢印b方向に少しスライド駆動され
て、ディスクトレー7の直線ラック16が図27に1点
鎖線で示されている全周ギア27に自動的に噛合され
る。
【0082】すると、この後の全周ギア27の引き続き
の矢印j方向への逆回転駆動によって直線ラック16が
駆動されて、ディスクトレー7が矢印b方向にスライド
駆動されて、このディスクトレー7がメインシャーシ3
内から矢印b方向にイジェクトされる。そして、ディス
クトレー7が前述したストッパー機構101によって停
止されるイジェクトエンド位置までイジェクトされた時
に、イジェクト完了検出スイッチ(図示せず)がONさ
れてローディングモータ30が自動停止される。
【0083】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。例えば、本発明は光ディスク以外の各種のディス
ク状記録媒体を記録及び/又は再生する各種のディスク
ドライブ装置に適用可能である。
【0084】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のディス
クドライブ装置は、ディスクトレーに一体成形されて、
後方側が可動端に構成されたアーム長の長い主アーム部
を設け、その主アーム部の後方側の可動端に一体成形さ
れて、前方側が可動端に構成されたアーム長の短い副ア
ーム部を設け、その副アーム部にストッパー部を一体成
形したストッパー用突起をディスクドライブ装置本体内
のストッパー部に後方から当接させるように構成して、
ストッパー用突起がストッパー部に後方から当接された
時に、アーム長の長い主アーム部の可動端がストッパー
部に対する係合方向に撓み、ストッパー用突起がストッ
パー部に対する係合方向へ可動するようにしたので、デ
ィスクトレーのイジェクト力が大きい時でも、ディスク
トレーをイジェクトエンド位置で常に安全、かつ、確実
に停止させることができる。しかも、ストッパー用突起
とストッパー部との係合深さを浅く設計することがで
き、ストッパー用突起と直交するカム部を一体成形した
り、ディスクトレーの後端側の架橋部を弾性アーム構造
に構成することによって、ディスクドライブ装置本体内
に対するディスクトレーの脱着操作を簡単に行えること
から、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した光ディスクドライブ装置の
実施の形態におけるディスクトレーを示した斜視図であ
る。
【図2】 図1のディスクトレーの平面図である。
【図3】 本発明を適用した光ディスクドライブ装置の
実施の形態におけるストッパー機構を説明する要部の拡
大平面図である。
【図4】 図3の底面図である。
【図5】 同上のストッパー機構の主アーム部の撓みを
説明する上視状態の斜視図である。
【図6】 同上のストッパー機構の主アーム部の撓みを
説明する下視状態の斜視図である。
【図7】 同上のストッパー機構によるディスクトレー
のイジェクトエンドでの停止動作を説明する図5のM−
M矢視及びN−N矢視での断面側面図である。
【図8】 同上のストッパー機構のディスクトレーのイ
ジェクトエンドでの停止を説明する平面図である。
【図9】 光ディスクドライブ装置本体内に対するディ
スクトレーの脱着操作時における同上のストッパー機構
の自動組立及び自動分解の動作を説明する断面側面図で
ある。
【図10】 図9に対応するディスクトレーの断面背面
図である。
【図11】 光ディスクドライブ装置の一般的なストッ
パー機構を説明する断面側面図である。
【図12】 本発明を適用した実施の形態におけるディ
スクトレーのディスク脱落防止機構を説明するディスク
トレーの図2でO−O矢視での断面側面図である。
【図13】 光ディスクドライブ装置の垂直使用時にお
ける同上のディスク脱落防止機構による光ディスクの凹
所外への脱落防止機能を説明する図13と同様の断面側
面図である。
【図14】 光ディスクドライブ装置の垂直使用時にお
ける同上のディスク脱落防止機構による光ディスクの凹
所外への脱落防止機能を説明する側面図である。
【図15】 光ディスクドライブ装置の垂直使用時にお
ける同上のディスク脱落防止機構による光ディスクの凹
所外への脱落防止機構を説明する斜視図である。
【図16】 光ディスクドライブ装置の垂直使用時にお
ける側面図である。
【図17】 光ディスクドライブ装置の垂直使用時にお
ける光ディスクのスピンドルモータに対するチャッキン
グ及びチャッキング解除の動作を説明する断面正面図で
ある。
【図18】 光ディスクドライブ装置の同上のディスク
脱落防止機構を備えていないディスクトレーを説明する
図12と同様の断面側面図である。
【図19】 図18のディスクトレーによる光ディスク
の凹所外への脱落動作を説明する図13と同様の断面側
面図である。
【図20】 図18のディスクトレーによる光ディスク
の凹所外への脱落動作を説明する図14と同様の側面図
である。
【図21】 図18のディスクトレーによる光ディスク
の凹所外への脱落動作を説明する図15と同様の斜視図
である。
【図22】 本発明を適用した光ディスクドライブ装置
の実施の形態を説明する光学ピックアップユニット部分
の平面図である。
【図23】 図22の底面図である。
【図24】 図22のA−A矢視での側面図であって、
光学ピックアップユニットの上昇状態を示した図面であ
る。
【図25】 図22のA−A矢視での側面図であって、
光学ピックアップユニットの下降状態を示した図であ
る。
【図26】 メインシャーシ内にディスクトレーがロー
ディングされた状態を示した平面図である。
【図27】 ディスクトレーの底面図である。
【図28】 図27のB−B矢視での断面図である。
【図29】 図27のC−C矢視での断面図である。
【図30】 図27のD−D矢視での断面図である。
【図31】 ローディング機構における光学ピックアッ
プユニットの上昇時におけるスライドカム、昇降駆動フ
レーム及びローディングギアユニットの位置関係を示し
た平面図である。
【図32】 図31のE−E矢視での断面図である。
【図33】 図31のF−F矢視での断面図である。
【図34】 ローディング機構における光学ピックアッ
プユニットの下降時におけるスライドカム、昇降駆動フ
レーム及びローディングギアユニットの位置関係を示し
た図面である。
【図35】 図34のG−G矢視での断面図である。
【図36】 図34のH−H矢視での断面図である。
【図37】 光ディスクドライブ装置の外観を説明する
斜視図である。
【図38】 光ディスクドライブ装置のローディングギ
アユニットの組立てを説明する斜視図である。
【図39】 光ディスクドライブ装置のスライドカムの
組立てを説明する斜視図である。
【図40】 光ディスクドライブ装置の昇降駆動フレー
ムの組立てを説明する斜視図である。
【図41】 光ディスクドライブ装置の光学ピックアッ
プユニットの組立てを説明する斜視図である。
【図42】 光ディスクドライブ装置のディスクトレー
の組立てを説明する斜視図である。
【図43】 光ディスクドライブ装置のディスククラン
パーユニットの組立てを説明する斜視図である。
【図44】 光ディスクドライブ装置のディスククラン
パーの組立てを説明する斜視図である。
【図45】 光ディスクドライブ装置の上カバーの組立
てを説明する斜視図である。
【符号の説明】
1はディスクドライブ装置である光ディスクドライブ装
置、2はディスクドライブ装置本体である光ディスクド
ライブ装置本体、7はディスクトレー、7cはディスク
トレーの凹所、7jはディスクトレーの架橋部、101
はストッパー機構、102はストッパー用突起、103
はストッパー部、104は主アーム部、104aは主ア
ーム部の固定端、104bは主アーム部の可動端、10
5は副アーム部、105aは副アーム部の可動端、10
6はほぼコ字状の外側切欠き部、107はほぼコ字状の
内側切欠き部、108はカム部、L1は長いアーム長、
L2は短いアーム長、Dはディスク状記録媒体である光
ディスクである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 名雪 晴充 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D046 AA16 CB11 FA08 HA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク状記録媒体をディスクドライブ装
    置本体に対してローディング及びイジェクトするディス
    クトレーを備えたディスクドライブ装置において、 合成樹脂によって成形されたディスクトレーの後端部に
    一体成形されて、後方側が可動端に構成されたアーム長
    の長い主アーム部と、 上記主アーム部の後方側の可動端に一体成形されて、前
    方側が可動端に構成されたアーム長の短い副アーム部
    と、 上記副アーム部に一体成形されたストッパー用突起と、 上記ディスクドライブ装置本体内に設けられて、上記デ
    ィスクトレーのイジェクトエンド位置で上記ストッパー
    用突起が後方から当接されるストッパー部を備えたこと
    を特徴とするディスクドライブ装置。
  2. 【請求項2】上記ディスクトレーの上記副アーム部に上
    記ストッパー用突起と直交するカム部を一体成形したこ
    とを特徴とする請求項1に記載のディスクドライブ装
    置。
  3. 【請求項3】上記ディスクトレーの後端部側の架橋部を
    弾性アーム構造に構成したことを特徴とする請求項2に
    記載のディスクドライブ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007058167A1 (ja) * 2005-11-18 2007-05-24 Pioneer Corporation ディスク装置
US7334239B2 (en) * 2004-03-19 2008-02-19 Funai Electric Co., Ltd. Optical disc apparatus

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