JP3013982B2 - 回転体駆動装置 - Google Patents

回転体駆動装置

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JP3013982B2
JP3013982B2 JP7315209A JP31520995A JP3013982B2 JP 3013982 B2 JP3013982 B2 JP 3013982B2 JP 7315209 A JP7315209 A JP 7315209A JP 31520995 A JP31520995 A JP 31520995A JP 3013982 B2 JP3013982 B2 JP 3013982B2
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広志 坂下
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転体駆動装置に関す
るもので、例えば、3.5インチのフロッピーディスク
を回転駆動するディスクドライブ装置や、複写機やレー
ザービームプリンタ等に適用されるポリゴンミラーの回
転駆動装置等に適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、3.5インチのフロッピーデ
ィスクドライブや光ディスク、ポリゴンミラー等の回転
体を回転駆動する回転体駆動装置が知られている。この
ような回転体駆動装置には、フロッピーディスクや光デ
ィスク、ポリゴンミラー等の回転体を回転駆動するため
にスピンドルモータが設けられる。
【0003】このスピンドルモータを回転体駆動装置内
に組み付ける場合、例えば、3.5インチのフロッピー
ディスクを回転駆動するディスクドライブ装置を組み立
てる場合は、ディスクドライブ装置内に直接部品を組み
付けてスピンドルモータを構成するのではなく、通常、
図5に示すように完結したスピンドルモータ35をディ
スクドライブ装置基台37とは別のユニットとして構成
し、ディスクドライブ装置基台37に対して完結したス
ピンドルモータを組み付けている。これは、通常、モー
タを製造するメーカーとドライブ装置を製造するメーカ
ーとが異なるためこのような組立方法となる。
【0004】ディスクドライブ装置基台37とは別に構
成されるスピンドルモータ35は、ローターケース33
を有し、このロータケース33と一体に形成されたフロ
ッピーディスク(磁気ディスク)などが搭載されるハブ
台36と、上記ロータケース33内に収納された図示し
ないステータと、このステータと一体のモータ駆動用の
回路基板31から略構成されている。回路基板31に
は、スピンドルモータ35をディスクドライブ装置側に
取り付けるための取付孔31aを有しており、ディスク
ドライブ装置側の装置基台37に形成された図示しない
取付孔と、取付孔31を重ね合わせ、ねじ32で固定す
ることにより、ディスクドライブ装置へのスピンドルモ
ータ35の組付が完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記スピンドルモータ
に使用される回路基板31は、薄板状の板材が素材とし
て用いられるため、反りや曲がりが生じ易いという問題
点を有している。回路基板31に反りや曲がりが生じた
まま、スピンドルモータ35を装置基台37に組み付け
ると、装置基台37に対するハブ台36の高さが変動し
たり、あるいは、装置基台37のスピンドルモータ35
の取付面とディスクが載置されるハブ台36上面の平行
度が悪化するため、ディスクから情報を読みとる記録再
生ヘッドと、ハブ台36に載置されるディスクの位置精
度も悪化し、リードやライト時のエラーが発生しやすい
という問題点があった。
【0006】以上のような問題点は、上記回転体駆動装
置がポリゴンミラー駆動装置に用いられ、回転体がディ
スクではなくポリゴンミラーになっても同じである。回
路基板31に反りや曲がりが生じたまま、スピンドルモ
ータ35を装置基台37に組み付けると、ポリゴンミラ
ーの高さが変動したり、あるいは、傾きが生じることに
なるので、ポリゴンミラーによる走査光が設定通り光路
を通らず、回転体駆動装置としては、高精度な装置が得
られないといった問題が生じる。
【0007】本発明は、以上のような従来技術の問題点
を解消するためになされたもので、装置基台に対してス
ピンドルモータを取り付ける場合、スピンドルモータに
使用される回路基板を反りや曲がりが生ずることなく装
置基台に対して取り付けることができ、しかも、装置基
台平面に対する、回転体やスピンドルモータの取付面
(ハブ)の平行度および高さ精度を向上させた回転体駆
動装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
モータ駆動用の回路基板、この回路基板上に固定された
ステータコア、該ステータコアの突極に巻回されたコイ
ル、ステータコアと対向する駆動マグネットと回転体が
取り付けられる取付部とシャフトとを有するロータ、シ
ャフトが挿入されてロータを回転自在に支承する軸受を
備えたスピンドルモータと、スピンドルモータを固定す
る装置基台とを具備した回転体駆動装置であって、装置
基台はモータ取付用基準平面を有する凸状のモータ取付
部を有し、ステータコアからモータ取付部にかけて連通
する取付孔に締結部材が嵌挿され、該締結部材によりモ
ータ取付部にステータコアを締結固定することにより、
回路基板をモータ取付用基準平面に密着させるようにし
てモータ取付部とステータコアとの間で回路基板を挟持
し、スピンドルモータが装置基台に対して固定されてい
ることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、回転体がディスク
であることを特徴とする
【0010】請求項3記載の発明は、モータ取付用基準
平面が、装置基台平面に対して平行な平面であり、締結
部材によりモータ取付部にステータコアを締結固定する
ことにより、取付部が上記装置基台平面と平行となって
いることを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、装置基台には、上
記回転体を制御する回路部品が搭載された装置制御基板
が取り付けられていることを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、装置制御基板と、
回路基板とが別体となっていることを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明は、装置制御基板と、
回路基板とが同一の基板から構成されていることを特徴
とする。
【0014】請求項7記載の発明は、ステータコアと回
路基板の間にはスペーサが介在されており、締結部材に
よって、モータ取付部と回路基板とスペーサとステータ
コアとが締結固定されていることを特徴とする。
【0015】請求項8記載の発明は、モータ取付部の平
面形状は円形状で、締結部材は3本のねじであることを
特徴とする。
【0016】請求項9記載の発明は、軸受が、上記回路
基板上に配置され、しかも、上記ステータコアの中心孔
に保持されていることを特徴とする。
【0017】請求項10記載の発明は、回路基板が、金
属板の表面を絶縁層で覆うことによって構成されてお
り、しかも、絶縁層上には所定の回路パターンが形成さ
れていることを特徴とする。
【0018】装置基台に形成された凸状のモータ取付部
の端面に回路基板が密着され、回路基板はモータ取付部
とステータコアで挟持された形で締結部材により締結さ
れる。回路基板はモータ取付部の端面に倣うため反りや
曲がりが矯正され、装置基台のスピンドルモータ取付面
と、回転体との平行度が向上し、装置基台の平面と回転
体の平行度も向上する。さらに、平行度が向上すること
により傾きが無くなり、高さ精度も向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる回転体駆動
装置の実施の形態について図面を参照しながら説明す
る。なお、図1は、本発明にかかる回転体駆動装置をデ
ィスクドライブ装置に適用した場合の実施の形態を示し
ている。図1において、長方形状のスピンドルモータ駆
動用の回路基板1は金属板の表面を絶縁層で覆うことに
より形成されており、絶縁層上には適宜の形状の回路パ
ターンが形成されている。回路パターンの端部は、結合
用端子部15と接続されている。回路基板1上にはスラ
スト軸受14が取り付けられており、スラスト軸受14
の周りには3個の取付孔1aと、別の3個の取付孔1b
が形成されている。
【0020】各取付孔1aの中心を線で繋ぐと略正三角
形を描き、スラスト軸受14はこの略正三角形の中心に
位置している。また、上記略正三角形の各辺を構成する
隣り合った2つの取付孔1aの中間には取付孔1bが配
置されている。
【0021】回路基板1上にはスペーサ2が取り付けら
れる。スペーサ2は円盤状で中央に中心孔2cを有して
いる。また、中心孔2cの周りには3個の取付孔2a
と、3個の取付孔2bが形成されており、各取付孔2a
は回路基板1上の取付孔1aと、各取付孔2bは回路基
板1上の取付孔1bと対応している。スペーサ2を回路
基板1上に取り付けると、スラスト軸受14はスペーサ
2の中心孔2cの内部に収納されるとともに、スペーサ
2の各取付孔2aは取付孔1aと、各取付孔2bは取付
孔1bと上下で重なり合うように配置される。
【0022】回路基板1に取り付けられたスペーサ2の
上端面にはステータ26が取り付けられる。ステータ2
6は、ステータコア3と駆動コイル4とから構成されて
いる。ステータコア3は円環状で複数枚の磁性板を積層
することにより構成されており、外周には複数の突極を
有している。また、外周の各突極には駆動コイル4が巻
回されている。ステータコア3は中央に、スペーサ2の
中心孔2cと対応する中心孔3cが形成されており、こ
の中心孔3cの内周面には焼結材からなる軸受9が圧入
固定される。中心孔3cの外周には3個の取付孔3a、
別の3個の取付孔3bが形成されている。各取付孔3a
はスペーサ2の各取付孔2aと、各取付孔3bはスペー
サ2の各取付孔2bとそれぞれ対応している。
【0023】回路基板1の各取付孔1a、スペーサ2の
各取付孔2a、ステータコア3の各取付孔3aは、スピ
ンドルモータ25をモータ取付部13に対して固定する
ための孔であり、回路基板1にスペーサ2とステータ2
6を取り付けることにより、各取付孔1a、取付孔2
a、取付孔3aは上下で重なり連通する。また、各取付
孔1b、取付孔2b、取付孔3bも上下で重なり連通す
る。このうち、連通した3つの取付孔1b、取付孔2
b、取付孔3bからなる孔にはステータ26側から締結
部材であるねじ18が挿入され、ねじ18の先端が回路
基板1の取付孔1bにねじ込まれることにより、スペー
サ2及びステータ26が回路基板1上に固定される。回
路基板1上に構成されるスピンドルモータ25は、ロー
タ部を有しておらず製品としては半完成品であるが、こ
の状態でディスクドライブ装置に対して取り付けられ
る。
【0024】ディスクドライブ装置は、筺体27の内部
に装置基台12を具備しており、この装置基台12に
は、ディスクドライブ装置制御用の部品が搭載される装
置制御基板11が取り付けられている。また、装置基台
12のスピンドルモータ25が取り付けられる部分には
凸状のモータ取付部13が形成されている。モータ取付
部13は、装置基台12より所定の高さ突出しており、
上端面13bは装置基台12の平面と平行な平面となっ
ている。なお、上端面13bは、モータ取付用基準平面
の役割を果たしており、平面形状は円形状となってい
る。さらに、上端面13bは、この部分に取り付けられ
るスピンドルモータ25の回路基板1の面積よりも極端
に小さく、スペーサ2の端面の面積と略同じ程度となっ
ている。さらに、上端面13bには、3個の取付孔13
aが形成されており、各取付孔13aはスピンドルモー
タ25の回路基板1に形成された各取付孔1aの位置と
対応している。
【0025】上記モータ取付部13の上端面13bに対
して、前記半完成品のスピンドルモータ25の回路基板
1を搭載するとともに、回路基板1の取付孔1aと、モ
ータ取付部13の取付孔13aの位置を一致させること
により、ステータ26の各取付孔3a、スペーサ2の各
取付孔2a、回路基板1の各取付孔1a、モータ取付部
13の取付孔13aは、連通した3つの孔となり、この
連通した各孔には、ステータ26側から締結部材である
ねじ17が挿入される。ねじ17の先端を取付孔13a
内にねじ込むと、回路基板1は、モータ取付部13とス
テータコア3との間にスペーサ2の介在のもとに挟持さ
れ、しかも、回路基板1はモータ取付部13の上端面1
3bに密着して倣い、ロータを有さずに半完成品のスピ
ンドルモータ25が装置基台12に対して固定される。
【0026】装置基台12に対して固定された半完成状
態のスピンドルモータ25には、ロータ8が取り付けら
れる。ロータ8は、シャフト7と、シャフト7の先端に
嵌合固定されたカップ状のロータケース6と、ロータケ
ース6の上面よりも高い面を有し、その面に回転体(デ
ィスク)が搭載される取付部であるハブ台6aと、ロー
タケース6の周壁内面に取り付けられた図示しない駆動
マグネットから構成されている。ハブ台6aは、ロータ
ケース6に別部品としてのハブ台6aを取り付ける場合
の他、ロータケース6の中央部上面を突出させてケース
そのものを用いて形成してよいし、ケース上に配設した
ディスクチャッキング用マグネットの表面にシートを貼
り付けて構成したものでもよい。シャフト7は、軸受9
の中央孔に挿入され、下側先端部がスラスト軸受14と
当接して、ステータ26に対し回転自在となるように支
持されている。また、上側からステータコア3の外周を
覆うようにロータケース6の内周面に取り付けられた駆
動マグネットは、一定の間隙をおいてステータコア3の
突極と向かい合っている。従って、ステータコア3の突
極に巻回された駆動コイル4を通電制御することによ
り、駆動マグネットが付勢され、ロータケース6が回転
し、ディスクを載置するハブ台6aが回転駆動される。
【0027】以上のような構成のディスクドライブ装置
によれば、スピンドルモータ25が取り付けられる装置
基台12に凸状のモータ取付部13を形成し、このモー
タ取付部13の上端面13bにスピンドルモータ25の
回路基板1の下端面を当接させると共に、ステータ2
6、スペーサ2、回路基板1を貫通するねじ17の先端
をモータ取付部13の取付孔13aにねじ込んで、ステ
ータ26とモータ取付部13とにより回路基板1を挟持
しながらスピンドルモータ25が装置基台12に固定さ
れるような構成となっている。このようにして、スピン
ドルモータ25が装置基台12に対して固定されること
により、回路基板1が上記装置基台12の凸状のモータ
取付部13の上端面13bと密着し、回路基板1のスペ
ーサ2等が取り付けられる部分がモータ取付部13の端
面に倣うため、反りや曲がりなどが矯正される。さら
に、回路基板1に撓みが生じていても、回路基板1が取
り付けられる凸状のモータ取付部13の高さを充分な高
さにして充分な強度を持たせることにより、上記モータ
取付部13によって、回路基板1に生じた撓みを吸収す
ることもできる。
【0028】なお、モータ取付部13の上端面13b
は、モータ取付け用基準平面となっており、予め装置基
台12の平面部と平行となるように形成されている。従
って、モータ取付部13に対してスピンドルモータ25
を取り付けることにより、ディスクが載置されるハブ台
6aの高さが全周に渡って一定となり、モータ取付部1
3の端面や装置基台12の平面部と、ハブ台6aのディ
スクが搭載される面の平行度が向上し、ヘッドとディス
クの位置精度が向上する。このため、スピンドルモータ
25によって回転駆動されるディスクに対し、読み書き
(リード/ライト)する際のエラーを大幅に解消するこ
とができる。さらに、スピンドルモータ25を固定する
ための締結部材であるねじ17の先端部は、凸状のモー
タ取付部13の上端面13bの取付孔13aに対してね
じ込まれることから、ねじ17が筺体27の外部に突出
することも解消することができる。
【0029】上記モータ取付部13は、スピンドルモー
タ25を取り付けることができる大きさであればよい。
また、図示したように、平面形状を円形状とする他、例
えば、同じ高さの3つの凸部からなるように構成してよ
い。さらに、上端面13bの面積をスペーサ2の端面の
面積よりも大きくてもかまわない。さらに、上端面13
bと装置基台12の平行度が確保されていれば、上端面
13bの平面形状はどのような形状でもかまわない。な
お、必ずしも装置基台12に対して上端面13bを平行
とする必要はなく、スピンドルモータのディスク載置面
36aに対してモータ取付部13の上端面13bが平行
で有ればよい。
【0030】なお、上記実施の形態では、ステータ26
の回路基板1への固定と、スピンドルモータ25のモー
タ取付部13への固定には、それぞれ別のねじ18とね
じ17を使用していた。しかし、図2、図3に示すよう
に、直接ステータコア3に取付孔3aが形成されている
タイプの場合は、ステータ26の回路基板1への固定
と、スピンドルモータ25のモータの取付部13への固
定は、3本のねじ17のみ使用してもよい。ねじ17を
ステータコア3側から挿入し、ステータコア3の取付孔
3a、スペーサ2の取付孔2a、回路基板1の取付孔1
aを貫通させて、モータ取付部13の取付孔13aにね
じ込むことにより、ステータ26の回路基板1への固定
と、ステータ26と回路基板1からなるスピンドルモー
タ25の装置基台12への固定が同時に可能となるた
め、前述した効果に加えて、生産性の向上に寄与するこ
とができる。また、ステータ26を回路基板1に固定す
るためのねじや、これに関連する取付孔等が不要となる
ため、コストを低く抑えることもできる。なお、ねじの
数は3本に限られないことはいうまでもない。その他の
構成は、図1に示す実施例と同じであるから、同じ構成
部分には同一の符号を付して説明は省略する。
【0031】また、図1ないし図3のディスクドライブ
装置では、スピンドルモータ25が構成される回路基板
1と、ディスクドライブ装置制御用の装置制御基板11
は別体であった。しかし、図4に示すように、回路基板
と装置制御基板を一体化して制御回路基板21とし、こ
の制御回路基板21上にスピンドルモータ25及び、制
御用の各種部品を構成するようにしてもよい。回路基板
と装置制御基板を一体化した分、さらに生産性を向上さ
せることができる。その他の構成は、図1に示す実施の
形態と同じであるから、同じ構成部分には同一の符号を
付して説明は省略する。
【0032】回路基板と装置制御基板を一体化した制御
回路基板21は、スピンドルモータ25の取付の際にス
テータコア3の取付孔3a、スペーサ2の取付孔2a、
制御回路基板21の取付孔21aを貫通し、モータ取付
部13の取付孔13aにねじ込まれるねじ17により、
モータ取付部13と、ステータコア3及びスペーサ2等
で挟持され、モータ取付部13の上端面13bに密着さ
れる。従って、制御回路基板21のモータが構成される
部分が、モータ取付部13の端面に倣い、反りや曲がり
や撓み等を解消することができ、ハブ台6aのディスク
搭載面と、モータ取付部13の平行度を向上し、ヘッド
のディスクへのリード、ライト時のエラーを抑えること
ができる。さらに、回路基板1に撓みが生じていても、
回路基板1が取り付けられるモータ取付部13が凸状で
一定の高さを有していることから、回路基板1に生じた
撓みを吸収することもできる。
【0033】なお、上記実施の形態では、フロッピーデ
ィスク等の磁気ディスクが搭載されるディスク載置面を
有するハブ台を備えたスピンドルモータについて説明し
たが、磁気ディスクのかわりに光ディスク等の他の種類
のディスクが用いられるスピンドルモータで有ってもよ
い。また、ディスク搭載面を有するハブ台の代わりにポ
リゴンミラーを備えたスピンドルモータやその他の回転
体を備えたスピンドルモータであっても同様である。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、装置基台は凸状のモー
タ取付部を有し、このモータ取付部の上端面に対してス
ピンドルモータが取り付けられ、ステータコアからモー
タ取付部にかけて連通する取付孔に締結部材を嵌挿し、
モータ取付部とステータコアとで回路基板を挟持すりよ
うにして、スピンドルモータが上記装置基台に固定され
ているため、モータ取付部に回路基板が密着して反りや
曲がりが矯正され、モータ取付部の上端面に対し、スピ
ンドルモータに取り付けられる回転体の高さ精度や、平
行度を向上させることができ、リードやライト時のアク
セスエラーを抑えることが可能となる。さらに、回路基
板に撓みが生じていても、回路基板が取り付けられるモ
ータ取付部が凸状で一定の高さを有していることから、
回路基板1に生じた撓みを吸収することも可能となる。
なお、スピンドルモータの回路基板とディスクドライブ
装置制御基板とを同一の基板から形成すればコストダウ
ンに寄与することが可能となる。さらに、スピンドルモ
ータを固定するための締結部材の先端部は、凸状のモー
タ取付部に対してねじ込まれることから、締結部材が筺
体の外部に突出することも解消することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるディスクドライブ装置の実施例
を示す分解斜視図。
【図2】本発明にかかるディスクドライブ装置の別の実
施例を示す要部拡大断面図。
【図3】同上分解斜視図。
【図4】本発明にかかるディスクドライブ装置のさらに
別の実施例を示す分解斜視図。
【図5】従来のディスクドライブ装置の例を示す分解斜
視図。
【符号の説明】
1 回路基板 2 スペーサ 3 ステータコア 4 コイル 5 駆動マグネット 6 ロータケース 6a ハブ台 7 シャフト 8 ロータ 9 軸受 11 装置制御基板 25 スピンドルモータ 12 装置基台 13 モータ取付部 13b 上端面

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ駆動用の回路基板、この回路基板
    上に固定されたステータコア、該ステータコアの突極に
    巻回されたコイル、上記ステータコアと対向する駆動マ
    グネットと回転体が取り付けられる取付部とシャフトと
    を有するロータ、上記シャフトが挿入されてロータを回
    転自在に支承する軸受を備えたスピンドルモータと、 上記スピンドルモータを固定する装置基台とを具備した
    回転体駆動装置であって、 上記装置基台はモータ取付用基準平面を有する凸状のモ
    ータ取付部を有し、上記ステータコアから上記モータ取
    付部にかけて連通する取付孔に締結部材が嵌挿され、該
    締結部材により上記モータ取付部に上記ステータコアを
    締結固定することにより、上記回路基板を上記モータ取
    付用基準平面に密着させるようにして上記モータ取付部
    と上記ステータコアとの間で回路基板を挟持し、上記ス
    ピンドルモータが上記装置基台に対して固定されている
    ことを特徴とする回転体駆動装置。
  2. 【請求項2】 上記回転体はディスクであることを特徴
    とする請求項1記載の回転体駆動装置。
  3. 【請求項3】 上記モータ取付用基準平面は、上記装置
    基台平面に対して平行な平面であり、上記締結部材によ
    りモータ取付部に上記ステータコアを締結固定すること
    により、上記取付部が上記装置基台平面と平行となって
    いることを特徴とする請求項1又は2記載の回転体駆動
    装置。
  4. 【請求項4】 上記装置基台には、上記回転体を制御す
    る回路部品が搭載された装置制御基板が取り付けられて
    いることを特徴とする請求項3記載の回転体駆動装置。
  5. 【請求項5】 上記装置制御基板と、上記回路基板とが
    別体となっていることを特徴とする請求項4記載の回転
    体駆動装置。
  6. 【請求項6】 上記装置制御基板と、上記回路基板とが
    同一の基板から構成されていることを特徴とする請求項
    4記載の回転体駆動装置。
  7. 【請求項7】 上記ステータコアと上記回路基板の間に
    はスペーサが介在されており、上記締結部材によって、
    上記モータ取付部と上記回路基板と上記スペーサと上記
    ステータコアとが締結固定されていることを特徴とする
    請求項3記載の回転体駆動装置。
  8. 【請求項8】 上記モータ取付部の平面形状は円形状
    で、上記締結部材は3本のねじであることを特徴とする
    請求項7記載の回転体駆動装置。
  9. 【請求項9】 上記軸受は、上記回路基板上に配置さ
    れ、しかも、上記ステータコアの中心孔に保持されてい
    ることを特徴とする請求項3記載の回転体駆動装置。
  10. 【請求項10】 上記回路基板は、金属板の表面を絶縁
    層で覆うことによって構成されており、しかも、絶縁層
    上には所定の回路パターンが形成されていることを特徴
    とする請求項3記載の回転体駆動装置。
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