JPH0563877B2 - - Google Patents

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JPH0563877B2
JPH0563877B2 JP27416686A JP27416686A JPH0563877B2 JP H0563877 B2 JPH0563877 B2 JP H0563877B2 JP 27416686 A JP27416686 A JP 27416686A JP 27416686 A JP27416686 A JP 27416686A JP H0563877 B2 JPH0563877 B2 JP H0563877B2
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Japan
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cassette
shutter
spring
view
latch
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Masahiro Kato
Juichi Tsunoda
Juji Yokota
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Canon Electronics Inc
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Canon Electronics Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この出願の発明は概して記録又は再生装置、あ
るいはこれを含む電子機器、ないし、これらに好
適な諸機構の改良に関するものである。
例えば、フロツピーデイスクドライブ(以下
FDD)のような磁気デイスク記録又は再生装置
にあつては、磁気デイスクカセツトを収容するホ
ルダが設けられている。このホルダはカセツトが
所定位置まで挿入されると自動的に降下させら
れ、これによつてカセツトが所定の記録又は再生
用の位置に装着されるように構成されているもの
が多い。
ところで、この種のFDDに用いられる検出ス
イツチ、操作スイツチの類は複数個設置されるこ
とは常であり、この場合、従来にあつては、複数
個のそれぞれを全く独立して設けることが多かつ
た。
しかしながら、これによると、部品点数が増
え、組み付けの作業性、コストの面で不都合を生
ずるものであつた。
従つて、この出願の発明は、複数個のスイツチ
を構成する場合に、部品点数の削減を図り、作業
性及びコストの双方の面で優れたスイツチ機構を
提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、可動接片を導電
性板バネで構成し、かつそのほぼ中央部において
これを固定支持するとともに、所定の電位に接続
し、板バネの自由端に対応する付近にそれぞれ所
定の電位に接続された固定接点を配し、さらに自
由端に対応する付近にそれぞれ操作部材を設けた
構造を採用した。
このようにすると、少なくとも2つのスイツチ
に対し、可動接片が共通化されることで部品点数
の削減が図られる。
ちなみに、3つ、ないしそれよりも大きい数の
スイツチを設ける場合において、可動接片を共通
化することももとより可能である。すなわち、そ
の場合には、例えば可動接片の自由端をフオーク
上に形成したり、あるいは放射状の腕部を有する
ように形成して、その各腕部と、これに対向する
固定接点とで1つのスイツチを構成するようにす
ればよい。
また、上記板バネは、その中央部付近に爪部を
設け、この爪部を回路基板に形成したスリツトを
挿通させた後、折り曲げることにより板バネを回
路基板に取り付けるのを可とし、これにより作業
の効率が図られる。
この出願の上記の発明、ないし上記以外の発明
の目的、構成、作用効果、特徴点は、以下に続く
添付の図面を参照した実施例の説明に関する記載
から明らかになるであろう。
以下、この出願の発明の好ましい実施例につい
て、添付の図面を参照して説明する。
第4図a及びbは、3.5″規格マイクロフロツピ
ーデイスクの表裏を示すものであり、シヤツタの
開いた状態を示す。
10はデイスクカートリツジ(略称カセツト)
であり、10aはカセツト内のメデイア11とド
ライブ側磁気ヘツド(不図示)がコンタクトする
ためのヘツドウインドウである。10b,10
b′は、カセツトをドライブ内に位置決めするため
の基準孔であり、10c,10c′は他機能(例え
ばオートイジエクト)用の予備孔である。
11は記録媒体(メデイア)で、12は前記メ
デイアを位置決め、回転させるためのメタルハブ
であり、メデイアとメタルハブは不図示の両面テ
ープまたは接着剤によつて結合されている。前記
メタルハブにはドライブ側の動力源を受けるため
のスピンドルホール12aと駆動ピンホール12
bが設けられている。
14,15(破線図示)はドライブ側モータス
ピンドル及び駆動ピンを参考図示したものであ
る。
10dはシヤツタV溝、10eはシヤツタV溝
角、13はシヤツタである。
第1図は実施例装置の全体平面図であり、同図
において10はカセツト、20はカセツト10を
保持するカセツトホルダ、20aはカセツトホル
ダ20の点の一部を切り起して形成した加締め足
で2個で一対を成す。21はカセツト10に適宜
な押圧を与えるカセツト押圧用板ばねで、第5図
a,bに示すように、2個の加締め足20aを矢
印A,B方向に倒すことによつてカセツトホルダ
20上に固定されている。
22,22aはそれぞれコロ23をカセツトホ
ルダ20に回転自在に軸承するコロ軸で、2個の
コロ軸22,22aには第6図に示すようにバネ
30,31がコロ23にこすれることがないよう
に溝22bが形成されている。
カセツトホルダ20上に固定された軸26を支
点としてシヤツタレバー24及びラツチ25が回
動自在に取り付けられている。取り付け部の詳細
を第7図に示す。シヤツタレバー24には他端を
カセツトホルダ20の一部を切り起して形成した
スプリングフツク24aに固定されたシヤツタス
プリング24bが張架されている。
一方、ラツチ25はモールド部材であり、一体
成形された薄肉片25bの先端がカセツトホルダ
20を切り起して形成したフツク25aに当接し
て弓なりにたわまされている。シヤツタレバー2
4の先端下面にはシヤツタピン24cが設けられ
ている。
シヤツタピン24cは第8図に示すように、円
筒面の一部が平面を成しており、シヤツタ13を
完全に開いたときにシヤツタV溝10d内にシヤ
ツタピン24cが全部入り込むことなくシヤツタ
V溝角10eとシヤツタピン24cの平面部が接
している。
このときシヤツタピン24cの中心は、シヤツ
タ13の端面13a内に位置する大きさになつて
おり、シヤツタ13の閉まる力(矢印D方向)を
受けてもシヤツタピン24cがシヤツタV溝10
dから抜けてしまうことはない。第8図において
シヤツタピン24cはシヤツタスプリング24b
によつて矢印C方向に付勢されている。
27,27は側板、28はコの字状を成したリ
フトプレートである。
27aは側板の一部を切り起して形成した規制
タブで、バネ30が誤つて第9図の矢印E方向に
異常に曲げられて永久変形するのを防止してい
る。
第9図において40はスピンドルモータのロー
タ、41はロータ軸、42はスピンドルモータ回
路基板、43はモータのコイル、44は基板を止
めるためのフツクで合成樹脂性で、シヤーシ1に
射出成形(アウトサートモールド)されている。
45はスイツチ片、46はシヤーシ1にアウトサ
ートモールドされたスリーブ、47はスイツチノ
ブであり、これらの拡大断面図を第10図に示
す。スイツチノブ47はスイツチ片45のバネ力
で押し上げられており、カセツト10の上下動に
応じて上下動する。
上述した部材はカセツト検出スイツチを構成し
ているが、このほかにもライトプロテクト検出ス
イツチ、インジエクシヨンエンド検出スイツチ等
が同様の構成で設けられる。
本実施例においては、上記3つの検出スイツチ
は、第11図a,bに示すごとく、一体的に構成
されている。
すなわち、同図においてスイツチ片45は、各
スイツチ用に3つの腕部45a,45b,45c
を有して導電性の弾性板バネにより形成され、そ
の中央部の下方折曲部45d,45eは先端が爪
部となつていて、回路基板42に形成されたスリ
ツトを挿通して裏面側で折り曲げられることによ
り基板42に取り付けられ、かつ回路上ではグラ
ンドに接続されている。
各腕部45a,45b,45cは、それぞれ接
点45′a,45′b,45′cを有し、それぞれ
は基板42上の固定接点42′a,42′b,4
2′cと対向している。また、各腕部45a,4
5b,45cに対し、それぞれノブ47a,47
b,47cが設けられている。なお、第11図b
で42a,42b,42cはそれぞれ信号ライン
用導体パターン、42dはグランド用導体パター
ンである。
上記において、接点45′a−42′a,45′
b−42′b,45′c−42′cにより3つのス
イツチのそれぞれが構成されるものであり、従つ
て、ノブ47a,47b,47cはカセツトの有
無、ライトプロテクトの有無及びイジエクトの終
了の有無に応じて上下動して各接点間を接触ない
し不接触とするものである。
第12図に上下3つのスイツチを含む要部回路
を示す。80a,80b,80cはプルアツプ用
抵抗、81a,81b,81cはコンデンサ、8
2a,82b,82cはインバータで、各スイツ
チのオン、オフはハイ、ローの信号として各イン
バータ82a,82b,82cから出力される。
第1図に戻つて、29は装着されたカセツトを
操作者が押して取り出すためのボタンである。ボ
タン29はリフトプレート28に固定されてお
り、その固定方法を第13図a,bに示す。すな
わち、リフトプレート28の溝28aにボタン2
9の耳29aの溝に入り込むと同時に、リフトプ
レート28から突き出された凸部28bがボタン
29の肉ニゲ溝29bに入り込み結合される。第
14図a,bは、操作ボタン29の取り付け方法
の変形例で、凸部28bの代りに窓28cにボタ
ン29に成形されたノツチ部29cが入り込み結
合している。
一方、第1図において符号32はモールド形成
されたイジエクトレバー、32aはイジエクトレ
バー32に一体成形された薄肉片、32bはシヤ
ーシ1に成形された突起部で薄肉片32aを支持
している。イジエクトレバー32は、シヤーシ1
に成形された軸32cに回動自在に支持されてい
る。
第1図において符号50で示すものは磁気ヘツ
ド、ヘツド押圧バネ、ヘツド担体等からなるヘツ
ドキヤリツジ部材、51はヘツドケーブル、52
はヘツドキヤリツジ部材50の摺動ガイドとなる
ところのガイドバー、53,53はガイドバー5
2をシヤーシ1に固定するガイドバー押え、5
4,54はガイドバー押え53の固定ネジ、5
5,56はキヤリツジ部材50の0位置ストツパ
とその固定ネジ、57,58はトラツク0検出用
センサとその固定ネジ、59はトラツク0検出用
センサ57の取付位置を調整移動させるための調
整カム、60,61はステツプモータ及びその固
定ネジ、62はステツプモータ60の取付位置を
調整移動させるための偏心ダボ、63はリードス
クリユー、70は電気回路基板、71は電気回路
基板70上に固定されたI/Oコネクタで、その
詳細は第15図に示す通りである。すなわち、コ
ネクタ70のコネクタピン71aは、基板70に
対し直立関係にあり、従来の横向きピンの場合に
比べて小型化を図つている。
2はベゼル、3,4は取り付け用部材で、共に
シヤーシ1に固定されている。
ここで、キヤリツジガイドバー52に対するキ
ヤリツジ部材50側の軸受部の詳細について、第
16図により説明する。
キヤリツジ部材50はバー52に対する摺動部
50a,50bを有し、これらには軸受83,8
4が設けられている。ここで摺動部50a,50
bに嵌合された軸受83,84にガイドバー52
を挿入する際、軸受83,84間の通り誤差をな
くすために、初期に通常使用されるガイドバー5
2よりも若干太い基準ガイドバーを軸受83,8
4に挿入し、この時、圧入固定されている軸受8
3を基準にしてゆるく圧入されている軸受84を
通り、誤差を小さくする方向に動かし、位置決め
した後、接着剤85にて摺動部50bに固定す
る。
そして、接着剤85にて完全に軸受84が固定
された後、通常のガイドバー52を挿通して組み
立てることにより、常に同じ通り誤差条件の軸受
83,84が得られる。
なお、上記の調整を可能にするため、摺動部5
0aの円孔を有するシリンダ部となつているのに
対し、摺動部50bにはU字孔が設けられてい
る。
本実施例ではアウトサート成形によりキヤリツ
ジガイドバー52を位置決めし、押える樹脂機能
部材を形成するようにしている。
従来はAlDC(アルミニウムダイカスト)ベー
ス等を2次加工し、精度を出した部分にガイドバ
ーをのせ、プレス加工されたバネ性の薄板によ
り、ネジ締固定されていた。
本実施例よりアウトサート成形によりガイドバ
ーを位置決め保持する部分と、ガイドバー押え部
分をワンシヨツトで加工できるために、2次加工
の廃止、部品の削減が可能になり、大幅なコスト
ダウンが可能となつた。
次に、第17図a〜dにより、その説明を行
う。
第17図aはアウトサート成形直後の図であ
る。
53は押え部材で、シヤーシ1にその軸部53
aを回動自在にアウトサート成形されている。
86はガイドバー位置決め保持部材で、これと
対向してシヤーシ1にはタツプ孔87が形成され
ている。
88は86をシヤーシに固定している部材、8
9はネジである。
第17図bは第17図aのb−b線断面図であ
る。
第17図cはガイドバー52を固定している状
態を示す。
ガイドバー52を保持部材86にのせたあとガ
イドバー53を回転させ、ガイドバー53の先端
部のタワミにより発生した力によりガイドバー5
2を押えつけた状態であり、押え部材53はネジ
89により固定している。
第17図dは第17図cのd−d線の断面図
で、保持部材86によりガイドバー52の高さ方
向を出している 横方向の位置精度は、シヤーシ1の開口部1a
の突出した端縁1bにより出している。
本実施例では、キヤリツジ50の0位置ストツ
パをもアウトサート成形により形成し、かつ調整
を可能とするようにしている。
従来、0位置ストツパは別部材が使用されてお
り、コスト、組み立てで問題があつた。
本実施例では、アウトサート成形により0位置
ストツパを形成することにより調整の簡便化、コ
ストの削減が可能となつた。
これを第18図a,bで説明する。
第18図aに示すように、シヤーシ1にはアウ
トサート成形された0位置ストツパ55が回動自
在に取り付けられており、その一部には長孔55
aが形成されている。73はシヤーシ1に加工さ
れたタツプ孔である。
第18図bはヘツドキヤリツジ50の0位置ス
トツパとして固定された状態を示し、長孔55a
で調整する。56は0位置ストツパ固定用ネジで
ある。
本実施例では、アウトサート成形によりキヤリ
ツジドライブ用ステツプモータ及びリードスクリ
ユー並びにトラツク00検出用フオトカプラの位置
調整をベースに形成した偏心ダボにより行うよう
にしている。
従来、上記調整には別部材を使用するか治具を
使用する必要があり、コスト等の面で問題があつ
た。
本実施例では、アウトサート成形により偏心ダ
ボを形成することにより、調整の簡便化、コスト
の削減が可能となつた。
これについて第19図〜第21図により説明す
る。
第19図aはシヤーシ1にアウトサート成形法
により形成された偏心ダボ62を示す。第19図
bはその断面図である。
第20図はキヤリツジドライブ用ステツプモー
タ60及びリードスクリユー63の前後方向の位
置調整に使用した例である。図において60はス
テツプモータ、74はプレス加工されたホルダ、
75はアウトサート成形された位置決めダボ、6
3はリードスクリユーである。
第21図はトラツク00検出用フオトカプラの位
置調整に使用した例である。図において66はフ
オトカプラ、67は固定用ネジ、68は位置決め
ダボ、62は偏心ダボである。
次に、第22図によりデイスクドライブモータ
について説明する。
図において91はロータヨークで、その内側に
は92で示される永久磁石が取り付けられてい
る。
93はダイレクトドライブ(DD)モータの制
御回路及び駆動コイル94を載せるためのプリン
ト基板である。
ここでシヤーシ1は、例えば硅素鋼板から成
り、上記モータのステータヨークに兼用されてい
る。
このように、DDモータのステータヨークと
FDDのシヤーシを兼用することにより、DDモー
タの取り付け工程を省けるとともに、位置精度を
向上させることができる。さらに構造が単純化す
るため、自動組立への適応もしやすくなる。
96はハウジング、97は軸受、98はフラン
ジ、99は回転軸、101は前記ステータ兼シヤ
ーシ1に取り付けられたカセツト位置決めピン、
102はカセツト高さ決めピンである。
次に、第23,24図により磁気ヘツドアセン
ブリついて説明する。
第23図において50は0面ヘツド112が搭
載されているヘツドキヤリヅジ部材で、例えばポ
リカーボネート等の合成樹脂から成形されてい
る。
113は1面ヘツド(不図示)が搭載されてい
るヘツドアームで、ヘツドアーム113とヘツド
キヤリツジ50はヘツドアーム113と一体とな
つた板バネ114を介してビス115によつて連
結されている。
また、116は0面、1面ヘツドを記録媒体で
あるメデイアに押し付けるための力(ヘツド圧)
を生じさせるためヘツドアームスプリング118
を取り付けるためのスプリング取付アームであ
る。
また、117はスプリング取付アーム116を
引つかけるためのフツクアームである。そして、
このスプリング取付アーム116、フツクアーム
117はヘツドキヤリツジ50と一体成形されて
いる。
第24図a,bにその詳細を示す。第24図a
はスプリング118を取り付ける以前の状態を示
したものである。
第24図bはスプリング118を取り付けた状
態を示している。
第24図bにおいて、ヘツドアームスプリング
118をスプリング取付アーム116に入れ、図
のようにヒンジ部116aで曲げ、フツクアーム
117を矢印P方向へわずかにずらし、フツク部
に引つかける。
フツクアーム117はモールド材のバネ性によ
り元の状態に戻るので、スプリング取付アーム1
16は第24図bの状態となり、ヘツドアームス
プリング118は外れることはない。
このように、従来のごとくスプリング支持用の
別部材を用いることなくスプリング取り付けが可
能になるもので、作業性に富み、かつコストダウ
ンに大きく貢献できる。
次に、以上の構成の装置における、特にカセツ
トの装着、排出動作を第2,3図を用いて説明す
る。
各図は部分側面図とその部分平面図で構成され
ている。第2図a,bはカセツト装着待ち状態
で、カセツト10を矢印G方向にスライドさせて
挿入する。シヤツタレバー24、ラツチ25及び
イジエクトレバー32はバネ力によりそれぞれの
原点位置に位置している。
カセツト10をさらにスライドさせるとシヤツ
タピン24cがシヤツタ13に当接してシヤツタ
レバー24の回動動作(第2図cの矢印H方向)
に応じてシヤツタ13を開くとともに、カセツト
10の先端面がラツチ25の下面に形成したラツ
チピン部25cに当接する。
さらに、カセツト10をスライドさせると、ラ
ツチ25は第2図c中矢印方向に回動する。
ラツチ25の先端のR部が側板27の曲げ部の
角部27bをはずれると、バネ31(ねじりトー
シヨンバーバネで図の反時計方向にねじられてい
る)の力(矢印J)で、第2図dに示すように、
カセツトホルダ20が矢印K方向にスライドす
る。
側板27のコロ23が転動する面は、一部が切
り欠かれており、カセツトホルダ20がスライド
してコロ23が切り欠き部27aまで転動する
と、カセツトホルダ20は今度はバネ31の力で
矢印L方向に下降する。
この時、カセツト10はカセツトホルダ20に
上下方向の規制を受けているので、カセツトホル
ダ20と一緒に降下して、カセツト10の装着動
作が完了する(第2図e,f)。
一方、カセツト10を排出させるには、操作者
がボタン29を押すことにより、リフトプレート
28が矢印M方向にスライドすると、リフトプレ
ート28に形成された斜面部28bがコロ23に
接し、コロ23を矢印N方向に押し上げる(第2
図g,h)。
さらに、リフトプレート28を押し続けると、
リフトプレート28の先端部28cがイジエクト
レバー32の片方の腕に接し、リフトプレート2
8のスライド動作がイジエクトレバー32に伝達
され、イジエクトレバー32は矢印O方向に回動
し、イジエクトレバー32の一方の腕の先端に押
されてカセツトホルダ20は矢印P方向にスライ
ドする(第2図i,j)。
カセツトガイド20のスライド動作が、ラツチ
25の先端R部が側板26の曲げ部の角部27b
を乗り越える位置まで達すると、ラツチ25は薄
肉片25bのバネ力で矢印Q方向に回動し、操作
者がボタンを押す動作を中止してもカセツトホル
ダ20がバネ31の力でスライド作動しないよう
にロツクする(第2図k,l)。
一方、ラツチ25の構造は、第3図に示すよう
にカセツト10をその予備孔10c′をラツチフツ
ク部25dでホールドするようになつている。
すなわち、カセツト10の先端がラツチピン部
25cに接しないときは、ラツチフツク部25d
はカセツト10の側面と干渉しない位置にある
(第3図a)。
カセツト10に押されてラツチ25が矢印R方
向に回動すると、ラツチフツク部25dは予備孔
10c′に入り込み、カセツト10をホールドする
(第3図b)。
排出するときはラツチ25は矢印Rの逆方向に
回動するため、カセツト10をフリーにする。従
つて、ラツチ25から解放されたカセツト10、
シヤツタスプリング24bに付勢されたシヤツタ
レバー24の回動動作(矢印S)で矢印T方向に
スライドされ、排出動作は完了する(第2図k,
l)。
この出願の発明の実施例は以上の通りである。
以上、説明したように本発明によれば、可動接
片を導電性板バネで構成し、かつそのほぼ中央に
おいてこれを固定支持するとともに、所定の電位
に接続し、概板バネの自由端に対応する付近にそ
れぞれ所定の電位に接続された固定接点を配し、
さらに該自由端に対応する付近にそれぞれ操作部
材を設けるようにしたことにより、複数個のスイ
ツチを構成する場合に、部品点数の削減を図り、
作業性及びコストの双方の面で優れたスイツチ機
構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの出願の発明をフロツピーデイスク
装置に適用した場合の同装置の全体平面図、第2
図a〜lは第1図に示した装置のカセツトの装填
及び排出動作を説明する動作状態図、第3図a,
bはラツチ動作を説明する要部拡大図、第4図
a,bは磁気デイスクカセツトの表裏を示す平面
図及び底面図、第5図a,bはカセツトホルダ上
でのカセツト押え用板バネの取り付け方法を説明
するための部分拡大断面図、第6図はカセツトホ
ルダ側面のコロの取り付け部の詳細を示す部分拡
大断面図、第7図はカセツトホルダ上でのシヤツ
タレバー及びラツチの取り付け部の詳細を示す部
分拡大断面図、第8図はシヤツタピンとカセツト
及びそのシヤツタとの関係をシヤツタ開放状態で
示す部分平面図、第9図は第1図紙面上で上方の
側面の要部を示す側面図、第10図は検出スイツ
チ部の構成の詳細を示す部分拡大断面図、第11
図a,bは一体化された3つの検出スイツチの機
械的構成を示す平面図及び側面図、第12図は第
11図に示したスイツチを含む要部回路図、第1
3図a,bは操作ボタンの取り付け方法を説明す
るための分解斜視図及び取り付け状態での断面
図、第14図a,bは操作ボタンの他の取り付け
方法を説明するための分解斜視図及び取り付け状
態での断面図、第15図はコネクタの詳細を示す
斜視図、第16図はキヤリツジ部材の軸受部の詳
細を示す部分拡大斜視図、第17図aはシヤーシ
の要部の平面図、同図bは同図aのb−b線断面
図、同図cはキヤリツジガイドバーの取り付け状
態を説明するシヤーシの要部の平面図、同図dは
同図cのd−d線断面図、第18図a,bはキヤ
リツジのo位置ストツパのシヤーシへの取り付け
調整を説明するための部分拡大図、第19図a,
bはシヤーシ上の位置調整用ダボを示す部分拡大
図及び断面図、第20図はキヤリツジドライブ用
ステツプモータ及びリードスクリユーの位置調整
機構を示す平面図、第21図はヘツドのトラツク
00位置検出用フオトカプラの位置調整機構を示す
平面図、第22図はデイスクドライブモータの構
造を示す断面図、第23図は磁気ヘツドアセンブ
リの全体斜視図、第24図a,bはヘツドアーム
スプリングの取り付け方法を説明するための説明
図である。 1……シヤーシ、10……カセツト、20……
カセツトホルダ、23……コロ、24……シヤツ
タレバー、25……ラツチ、27……側板、28
……リフトプレート、29……ボタン、32……
イジエクトレバー、44……フツク、45……ス
イツチ片、46……スリーブ、47……スイツチ
ノブ、50……ヘツドキヤリツジ部材、52……
ガイドバー、53……押え部材、55……0位置
ストツパ、59……センサ、60……ステツプモ
ータ、63……リードスクリユー、83,84…
…軸受。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 可動接片を導電性板バネで構成し、かつその
    ほぼ中央部においてこれを固定支持するととも
    に、所定の電位に接続し、該板バネの自由端に対
    応する付近にそれぞれ所定の電位に接続された固
    定接点を配し、さらに該自由端に対応する付近に
    それぞれ操作部材を設けるようにしたことを特徴
    とするスイツチ機構。 2 上記板バネの上に中央部付近に爪部を設け、
    この爪部を回路基板に形成したスリツトを挿通さ
    せた後、折り曲げることにより該板バネを該回路
    基板に取り付けるようにした特許請求の範囲第1
    項に記載のスイツチ機構。
JP27416686A 1986-11-19 1986-11-19 スイツチ機構 Granted JPS62162294A (ja)

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JPS62162294A JPS62162294A (ja) 1987-07-18
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