JP3006594B2 - 記録媒体駆動装置及びこれを備えた電子機器 - Google Patents

記録媒体駆動装置及びこれを備えた電子機器

Info

Publication number
JP3006594B2
JP3006594B2 JP10-224375A JP22437598A JP3006594B2 JP 3006594 B2 JP3006594 B2 JP 3006594B2 JP 22437598 A JP22437598 A JP 22437598A JP 3006594 B2 JP3006594 B2 JP 3006594B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
motor
drive
rotor
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10-224375A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11134754A (ja
Inventor
友衛 有賀
和義 藤森
秀弥 横内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Publication of JPH11134754A publication Critical patent/JPH11134754A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3006594B2 publication Critical patent/JP3006594B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えばコンピュー
タやワードプロセッサ等に用いる記録媒体駆動装置及び
これを備えた電子機器に関する。更に詳しくはフロッピ
ーディスク等の記録媒体に所望の情報を記録し若しくは
再生する記録媒体駆動装置(以下、記録再生装置とい
う)及びこれを備えた電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の記録再生装置は、一般に装置本
体フレーム内に、ディスク駆動用モータ、上ヘッドと下
ヘッドをもつキャリッジ、該キャリッジを移動するキャ
リッジ駆動用モータ、リードライトおよびモータの作動
をコントロールする回路をもつ回路基板等を備え、記録
媒体を装置内に装填することによって記録もしくは再生
を行うものである。そして最近はコンピュータ等の小型
化要求にともない記録再生装置の小型化・薄型化が望ま
れている。
【0003】従来、例えば実開昭62−147197号
公報には、図29・図30に示すような記録再生装置が
記載されている。図29は従来の記録再生装置の縦断側
面図、図30はその要部の拡大図である。
【0004】図に示すように、フレーム501の図で下
面側からディスク駆動用モータとしてのスピンドルモー
タ502を取付け、そのスピンドルモータ502の上面
に下ヘッドを取付けた下キャリッジ503を配置する。
その下キャリッジ503に回動支点を持って上ヘッド5
06を持つ上キャリッジ504を取付け、下キャリッジ
503と上キャリッジ504の間にジャケットを保持さ
せる。そして記録再生装置へジャケットJを挿入する位
置と、記録再生位置との間を移動するホルダ505を設
け、上ヘッドを取付けた上キャリッジ504に持ち上げ
部504aを設け、ジャケットJの挿入位置と記録再生
位置の間を移動するホルダ505の動きと係合させて上
キャリッジ504をジャケットJから離す構成である。
【0005】また前記のような記録再生装置におけるデ
ィスクの回転駆動機構は、例えば実開昭61−5235
1号公報に記載されている。その構成を図31〜図34
に示す。図31は、従来のディスク回転駆動装置の平面
図、図32はその底面図、図33は縦断面図、図34は
駆動ピン部の概略断面図である。
【0006】図においてDはディスク、Hはそのハブで
あり、図31・図32においては鎖線で表してある。5
10はディスクDの回転駆動軸であり、その駆動軸51
0と一体に回転する回転板511に、チャッキングレバ
ー512を支点513により枢支し、そのチャッキング
レバー512に取付けた駆動ピン514の軸方向の付勢
をスプリング515で、回動方向の付勢をスプリング5
16によって行っている。そのチャッキングレバー51
2は、ハブHをチャッキングする場合に於いてハブHが
セットされると、ハブHに設けた中心から偏心した位置
にある回転駆動穴h2と駆動ピン514の位置関係が一
致しない限り図34のごとくハブHに押されてチャッキ
ングレバー512が図中矢印r方向に逃げる。
【0007】次に図33に示すごとく、回転駆動軸51
0の端部に取付けられたディスク駆動用モータ517の
ロータ518の回転が開始されることによって駆動ピン
514も回転中心軸510とともに回転し、回転駆動穴
h2と駆動ピン514が一致したところで駆動ピン51
4はスプリング515の力によって回転駆動穴h2内に
突出する。図31に示すごとく支点513に対する駆動
ピン514の位置関係から駆動ピン514はハブHを回
転させる場合に図中矢印s方向の力とハブHを回転させ
る力を発生させ、この内の図中矢印s方向の力がハブH
の中心穴h1の内側の2点を回転駆動軸510に押し付
ける力になり、ハブHの中心出しを行いながら、回転駆
動するものであった。そしてディスクDに信号の記録再
生を行う下ヘッド519はモータ517のフレーム52
0とディスクDの間に配置されていた。
【0008】そのため、上述の従来技術では、記録再生
装置を薄型化しようとした場合に於いて、モータ517
のロータ518と下キャリッジ521、下ヘッド51
9、チャッキング機構のスペース等が厚さ方向の寸法を
決めてしまい、装置の薄型化を計る上での問題点となっ
ていた。特に図34に示すごとくハブHのチャッキング
時にハブHによって駆動ピン514が押され、図中矢印
rの方向に移動するため、無駄なスペースになってい
た。
【0009】さらに、日経エレクトロニクス誌1986
年5−5No.394号に記載されている記録再生装置
は、図35に示すように、記録媒体としてのディスクD
と同軸にディスク駆動用モータ525を設け、そのモー
タ525の軸受け部525aをフレーム526に開けた
位置決め穴526aと嵌め合わせ、モータ基板527を
フレーム526にネジ止め固定する構造であった。
【0010】また上下のヘッド528・529を搭載し
た上下のキャリッジ530・531をガイド軸532に
よりガイドし、図中矢印t方向にキャリッジ駆動用モー
タとしての不図示のステップモータによって移動位置決
めする構造であり、ガイド軸532の図中下面には、デ
ィスクドライブ装置の制御およびヘッドからの信号変換
用の回路基板が装着されていた。さらに、下キャリッジ
531は、ディスク駆動用モータ525のロータ525
bの図中上面まで移動する構造であった。
【0011】そのため、装置の厚みを薄型化しようとし
た場合において、フレームの下部にディスク駆動用モー
タを配置しているため、そのモータとフレームの両方を
薄くする必要があり、薄型化への対応が困難であった。
又キャリッジの下面に制御基板を配置することも、厚み
方向にキャリッジと制御基板が重なり、薄型化の妨げと
なっていた。さらに、キャリッジがディスク駆動用モー
タのロータ上面まで入り込むため、この部分でも厚み方
向にキャリッジとロータが重なり、薄型化への対応がで
きなかった。
【0012】以上のように従来の記録再生装置において
は、特に小型化(薄型化)する上でさまざまな支障があ
った。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
情況の下に提案されたもので、チャッキング機構および
ディスク駆動用モータを薄型化して記録再生装置を極力
小型化、特に薄型化することを目的とする。
【0014】さらに本発明は記録再生装置を小型化・薄
型化することによって、コンピュータ等の各種電子機器
に対する搭載スペースを削減することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による記録再生装置(記録媒体駆動装置)及
びこれを備えた電子機器は、以下の構成としたものであ
る。
【0016】即ち、中心穴とこの中心穴から離れた位置
に設けられた駆動穴を有する金属ハブを備えた記録媒体
と、前記中心穴と係合する回転駆動軸と、ロータを有
し、前記回転駆動軸を回転させる駆動モータと、一端が
前記ロータに軸支され、他端が前記駆動穴と係合する駆
動ピン部を有するチャッキングレバーと、を備えた記録
媒体駆動装置において、前記ロータに設けられた開口部
に前記チャッキングレバーの一部が配置された構成、も
しくは前記ロータ上に設けられ前記金属ハブを引き付け
るマグネットの切り欠き部に前記チャッキングレバーを
配置したことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明による記録再生装置
を添付の図面に基づいて具体的に説明する。図1〜図3
において1は記録再生装置、2は装置本体フレームであ
り、そのフレーム2は図3に示すように上面および前面
を開放した略箱状に形成され、底面の略中央部には後述
するディスク駆動用モータM1を配置するための円形の
開口3が設けられている。なお以下、便宜上図3で矢印
X1・X2の方向を装置の前後方向、矢印Y1・Y2の
方向を左右方向、Z1・Z2の方向を上下方向として説
明する。
【0018】上記フレーム2は左右一対のブラケット4
・4を介して図に省略したコンピュータ等の電子機器に
装着する構成であり、その各ブラケット4は図3に示す
取付孔4aに不図示のねじを挿通することによってフレ
ーム1に取付けられている。4bは電子機器に対するね
じ止め用の雌ねじ孔である。
【0019】フレーム2の前面(正面)には、図3に示
すように記録媒体としてのディスクDを収容したジャケ
ットJ(図4示)の挿入口6aを有する化粧板6が、そ
れと一体に設けた係止フック6bによりフレーム側面に
取付けられ、その化粧板6の内面側には上記のカートリ
ッジ挿入口6aを塞ぐ開閉シャッタ7が設けられてい
る。そのシャッタ7は、支軸7aをフレーム2に形成し
た孔8に挿通することによって回動可能に取付けられ、
支軸7aに嵌めたねじりコイルばね9によって上記挿入
口6aを常時閉じる方向に回動付勢されている。
【0020】フレーム2内には図2に示すようにジャケ
ットJを収納保持するホルダ10が設けられている。そ
のホルダ10は図3に示すように金属等よりなる板材の
左右両側部を内向き略コ字形に屈曲させた構成であり、
そのホルダ10の下面側は左右両側部を除く中央部の略
前面が開口している。そのホルダ10にジャケットJを
収納するに際してはジャケットJの左右両側辺を上記コ
字形屈曲部の内面に沿わせて挿入するもので、ホルダ1
0の内面寸法はジャケットJの外形幅寸法と略同等に形
成されている。
【0021】ホルダ10の左右両側面には、図3に示す
ようにそれぞれ一対の短筒状の突部10a・10aが一
体に形成され、その各突部10aにはローラ11が転動
可能に取付けられている。一方、フレーム2の左右両側
面には、上記4つのローラ11を介してホルダ10をジ
ャケット挿抜位置と記録再生位置とに選択的に位置決め
保持させるための段付のガイド溝12が、上記各ローラ
11に対応して設けられている。またホルダ10の左右
両側部に形成したばね受10bと、前記各ブラケット4
に形成したばね受4cとの間には、図3・図7に示すよ
うにそれぞれホルダ10を図で常時斜め前方下向きに付
勢する引張りコイルばね13が設けられ、ホルダ10の
各ローラ11を図5・図6に示すように前記段付ガイド
溝12の上側の段部12aまたは下側の段部12bの角
部に選択的に位置決め固定する構成である。
【0022】ホルダ10にジャケットJが挿入されてい
ないときは、ホルダ10がジャケット挿脱位置、すなわ
ち図5に示すように上記ローラ11が上側の段部12a
の角部に位置し、ホルダ10が前記化粧板6のジャケッ
ト挿入口6aと同じ高さ位置にあって、該挿入口6aを
介してホルダ10へのジャケットJの挿入が可能であ
る。
【0023】その状態でホルダ10にジャケットJを図
5矢示方向に挿入してフレーム内方に押し込むと、該ジ
ャケットJと共にホルダ10が図5で右方に移動し各ロ
ーラ11が上側の段部12aから図6のように下側の段
部12bに転動してホルダ10が所定の記録再生位置、
すなわちホルダ10内のジャケットJが後述するディス
ク駆動用モータM1上に位置するように構成されてい
る。
【0024】上記ホルダ10の上面には、図1・図2に
示すようにジャケット挿入時に該ジャケットJのシャッ
タJ1を図4矢示方向に押し動かして該シャッタを開放
位置に移動させるためのシャッタ開放レバー15が設け
られている。そのシャッタ開放レバー15は、それと一
体的に設けた支点ピン15aを、ホルダ10の切起し片
10cに形成した孔16に係合させることにより回動可
能に取付けられている。また上記開放レバー15の一端
にはジャケットJの上記シャッタJ1に係合して該シャ
ッタJ1を開くための操作突部15bが図で下向きに一
体的に設けられ、ホルダ10にジャケットJを挿入した
とき、その操作突部15bがシャッタJ1の縁部に当接
し開放レバー15が図1で反時計方向に回動することに
よってシャッタJ1を開く構成である。
【0025】上記シャッタ開放レバー15の他端には該
レバー15の戻しばね17が連結され、その戻しばね1
7の他端は、ホルダ10に軸18aで回動可能に取付け
たトリガ18に連結され、そのトリガ18を常時図1で
時計方向に回動付勢している。
【0026】そのトリガ18の一端には、下向きの突出
片18bが一体に設けられ、ジャケット装填時には該ジ
ャケットJの挿入方向先端と当接して前記戻しばね17
に抗してトリガ18が図1で反時計方向に回動され、ジ
ャケット排出時には戻しばね17の復元力により、上記
突出片18bおよび前記シャッタ開放レバー15が図1
で時計方向に回動してジャケットを排出方向に移動させ
る構成である。
【0027】また上記トリガ18の他端の自由端部18
cは、図2に示すジャケット装填時には、フレーム側面
に形成した前記溝部12の後面側の内面12cに当接
し、ジャケット排出時は図1のように上記溝部後面側の
斜面12dに当接するように構成され、振動等で不用意
にホルダ10が移動するのを防止している。そのホルダ
10の前部上面には、ホルダ10を前記図6の記録再生
位置から図5のジャケット挿抜位置に引上げるためのリ
フタ20が設けられている。
【0028】そのリフタ20は図3に示すように、金属
等の横長の板材の両端部を下向きに屈曲させた構成であ
り、その両端部に一体に設けた短筒状の突起20aを、
図1・図2に示すようにフレーム側面に形成した凹溝2
1に係合させることにより回動可能に保持されている。
図1において22は一方の短筒状の突起20aに挿通し
てフレーム側面にねじ込んだ抜け防止ねじであり、それ
によって装置が外部からの衝撃力を受けたときにホルダ
10が上方(図1で紙面手前側)に抜けないようにして
いる。
【0029】上記リフタ20の両側には、図3に示すよ
うにホルダ10に設けた前記ばね受10bを介してホル
ダ10を上昇移動させるための回動腕20bが、又その
一方の回動腕20bの下方には、リフタ20を前記突起
20aを中心に回動させるための操作腕20cがそれぞ
れ一体に設けられている。そのリフタ20は図7〜図9
に示すように上記操作腕20cに凹部23aを介して係
合するイジェクトアーム23と、それに取付けたイジェ
クトボタン24を介して回動操作する構成であり、その
イジェクトボタン24は前記化粧板6に形成した穴6c
に摺動可能に挿通されている。
【0030】上記リフタ20は、ホルダ10が前記図5
のジャケット挿抜位置にあるときは、図7の状態にあ
り、イジェクトボタン24は化粧板6の穴5c内にやや
引込んだ状態にある。なお上記図7の状態において、ホ
ルダ10の前記ばね受10bとリフタ20に形成した突
部20dとはガタをもって当接しているためリフタ20
の図7で時計方向の回動が阻止されている。
【0031】図7の状態でジャケットJを化粧板6のジ
ャケット挿入口6aからホルダ10内に挿入すると、ジ
ャケットJの先端がホルダ10の後端部に設けたストッ
パ10dに当接し、引き続きジャケットを押し込むとホ
ルダ10と共に装置本体フレーム2内に挿入され、図8
の記録再生位置にセットされる。そのとき前記ばね受1
0bを介してリフタ20が図7で時計方向に回動し、そ
れに連動して操作腕20cおよびイジェクトアーム23
を介してイジェクトボタン24が図8のように化粧板6
の前方に突出する。
【0032】その状態で記録再生操作を行い、その操作
が終了したところでイジェクトボタン24を押すと、イ
ジェクトアーム23および操作腕20cを介してリフタ
20が図8で反時計方向に回動し、リフタ20の回動腕
20bにより前記ばね受10bを介してホルダ10が押
し上げられて再び図7のジャケット挿抜位置に復帰する
構成である。
【0033】次にヘッドロード機構について説明する。
前記ホルダ10の後方には図1・図11に示すように上
ヘッド40とそのヘッドを保持する上キャリッジ41と
が設けられ、またホルダ10の後部上面には、図1・図
3および図11・図12に示すようにホルダ10の前記
引上げ動作に連動して上ヘッド40を上方に退避移動さ
せるためのヘッドロードアーム30が設けられている。
なお上記上ヘッド40と上キャリッジ41の下方には後
述する下ヘッド50と下キャリッジ51とが設けられて
いる。
【0034】上記ヘッドロードアーム30は、図3・図
12に示すようにそれと一体に設けた一対の突出ピン3
0a・30aを、ホルダ上面の一対の起立片31に形成
した係止孔31aに係合させることにより上下回動可能
に取付けられ、そのヘッドロードアーム30の略中央部
にねじ込んだ調整ねじ32の下端をホルダ上面に当接さ
せることにより所定の高さ位置に保持されている。33
はヘッドロードアーム30をホルダ上面に当接する方向
に常時回動付勢するねじりコイルばねである。
【0035】ホルダ10内のジャケットJが記録再生位
置にセットされた状態においてホルダ10は図12の実
線位置にあり、その状態でジャケットJを排出するとき
は前述のようにホルダ10が上昇し、それと共にヘッド
ロードアーム30も同図鎖線示のように上方に平行移動
する。それによってヘッドロードアーム30の自由端部
30bが上キャリッジ41の持ち上げ部41aに係合し
て上キャリッジ41と共に上ヘッド40を持ち上げ、上
ヘッド40とジャケットJとの間に所定のクリアランス
を確保する構成である。上記ヘッドロードアーム30の
傍には、図1に示すようにダンパ35が設けられ、その
ダンパ35はダンパアーム35aをヘッドロードアーム
30の一部30cに係合させた構成である。
【0036】次に上下のヘッド40・50およびキャリ
ッジ41・51の構成を、図13〜図16に基づいて説
明する。前記の上ヘッド40を保持する上キャリッジ4
1は、図4・図15に示すように下ヘッド50を保持す
る下キャリッジ51上に配置され、その下キャリッジ5
1をキャリッジ駆動用モータとしてのステップモータM
2によりキャリッジ案内軸60に沿って移動させること
により、上ヘッド40と下ヘッド50を、前記記録再生
位置にセットしたディスクに対して径方向に移動位置決
めする構成である。
【0037】下キャリッジ51の下面側には、図15に
示すように上記案内軸60に対する軸受部51aが一体
に設けられ、その軸受部51aに下キャリッジ51の移
動ガイドのための焼結メタル65が圧入してある。また
図14に示す下キャリッジ51の凹部51bには上記ス
テップモータM2に設けたリードスクリュ61の溝と係
合トレースするリードピン62が接着固定してある。こ
のリードピン62に予圧を与え、リードピン62がリー
ドスクリュ61の溝を正確にトレースするようにリード
ピン予圧スプリング63をねじ64により下キャリッジ
51の雌ねじ孔51cに取付けてある。また下キャリッ
ジ51には衝撃等による力が加わったときにリードピン
62がリードスクリュ61の溝から外れるのを防止する
ためのストッパ部51dを設けている。
【0038】さらに下キャリッジ51の先端には後述す
るディスク駆動用モータM1からの磁気漏洩を遮断する
ためのシールド板52とディスクに信号の記録再生を行
う下ヘッド50が、ヘッドとディスクの良好な接触状態
を保ためのジンバル構造を持つ板ばねで作られたジンバ
ル50aに取付けた状態で接着固定してある。また、下
キャリッジ51の一部には下キャリッジ51が規準位置
に移動したことを検知するための光センサ(図示してい
ない)を遮断するためのOOシャッタ53が図14中矢
印g方向に移動可能に取付けてある。
【0039】上キャリッジ41には、下ヘッド50と同
様に上ジンバル40aに取付けた上ヘッド40を接着し
てある。上キャリッジ41はジャケットJをセットした
りイジェクトする場合に於いて、前記持ち上げ部41a
を前述のヘッドロードアーム30によって持ち上げるた
め、上キャリッジ41には回動支点となる一対の支点部
41bが設けてあり、板ばねで造られたサスペンション
42によって下キャリッジ51に取付けている。43は
サスペンションホルダ、44は取付ねじで下キャリッジ
51の雌ねじ孔51fにねじ込まれている。
【0040】さらに、下ヘッド50と上ヘッド40に予
圧を付与しディスクとの接触圧を得るためにヘッドロー
ドスプリング54を下キャリッジ51のばね掛け部51
eと上キャリッジ41のばね掛け部41cとの間に掛け
ている。上下のヘッド40・50からは、制御回路とヘ
ッドを接続するためのフレキシブルプリント基板40b
・50bが出ているが厚さが薄く取扱い性が悪いため下
キャリッジ51に溝部51gを設けてガイドしている。
【0041】さらに下ヘッド用のフレキシブルプリント
基板50bについて説明すると、下キャリッジ51にク
ランプ部51hを設けフレキシブルプリント基板50b
を押さえている。また上ヘッド用のフレキシブルプリン
ト基板40bは、上キャリッジ41の引掛け部41dに
よりフレキシブルプリント基板40bをガイドし、フレ
キシブルプリント基板40bの形状を所定の形状に保っ
ている。
【0042】前記のキャリッジ案内軸60はクランプ6
6により、前述のフレーム2に下面側(後述するディス
ク駆動用モータの取付面と同一方向)からねじ67によ
り取付けてある。キャリッジを案内軸60に沿ってディ
スク径方向に移動位置決めするための前記のステップモ
ータM2は、1ステップ18度回転する。リードスクリ
ュ61は先端部をフレーム2に取付けたピポット軸受6
8、中央部を同じくフレーム2に設けたメタル軸受69
によりガイドし、スラスト方向とラジアル方向を受けて
いる。リードスクリュ61の先端及び後端には硬度の高
いボール70・71を埋め込み耐摩耗性の向上を図って
いる。
【0043】ステップモータM2のロータ磁石(ロータ
マグネット)72はリードスクリュ61に接着固定して
ある。そのロータ磁石72はネオジ鉄ボロンが用いら
れ、磁力が大きいので径を小さくしても充分なトルクが
得られるため、ステップモータの小型化が図られてい
る。上記リードスクリュ61にスラスト方向の予圧を与
えるためのスラストばね73は、ステップモータM2の
後端にセットして有り、モータキャップ74によりスラ
スト力を受けている。更にステップモータM2の外側に
はモータクランプ75があり、ステップモータM2をフ
レーム2にモータクランプ75のばね性により固定して
いる。
【0044】このような構造においては、キャリッジの
位置調整のために、ステップモータM2を回転して調整
を行う方法が一般的に行われている。ステップモータM
2を回転することによりリードスクリュ61も回転し、
リードスクリュの溝に係合しているリードピン62が移
動してキャリッジの位置調整が行われるものであるが、
モータクランプ75のモータM2との接触部分を凸形状
75aにしてあるため、ステップモータM2が回転し易
く調整が容易である。更に、ステップモータM2のフラ
ンジ76には歯が切ってあり治具による調整や、自動化
を容易にしてある。なお、ステップモータの中心出し
は、フレーム2に設けたメタル軸受69とステップモー
タM2のフランジ76との係合によって行っている。
【0045】次に、図13および図17に示すようにフ
レーム2には、前記キャリッジ51とほぼ同一面上に制
御基板80をねじ止め固定してある。その制御基板80
と前記キャリッジ案内軸60とは図13に示すように平
面においてずらして配置され、それによりキャリッジ4
1・51を極力低く配置できるようにして装置の薄型化
を図っている。また制御基板80とキャリッジ51は一
部重なる部分があるが、これは図17に示すごとく制御
基板80上の高さの高い部品80aと、キャリッジ51
との重なりを避け、高さの低い部品80bとキャリッジ
51の一部が重なるようにしたもので、記録再生装置の
厚み方向(図17で上下方向)においては、制御基板8
0とキャリッジ51との重なりを防止している。
【0046】次に、本発明の主たる特徴点である、ディ
スクをチャッキングし、回転駆動させるディスク駆動用
モータ及びディスクチャッキング機構を図13および図
18〜図21に基づいて説明する。
【0047】ディスク駆動用モータM1は、本実施例に
おいてはスピンドルモータを用いてダイレクトドライブ
を行うようにしたもので、そのモータM1は該モータの
制御基板が実装されたモータ基板81上に保持され、そ
の基板81を前記フレーム2に取付けることにより図1
3に示すように上記モータM1をフレーム2の前記開口
3内に配置する構成である。上記のモータ基板81上に
は、図18に示すように前述したジャケットJが記録再
生位置にセットされたことを検出したり、ジャケットJ
の状態を検出する検出スイッチ82a・82b、記録再
生装置の動作表示用LEDを取付けるためのコネクタ8
3が取付てある。モータ基板81の中央にはハウジング
84、およびコイルが巻回されたステータ85があり、
ナット板86と3本の皿ねじ87によって挟み込む構造
により固定してある。
【0048】ハウジング84にはメタル軸受88を圧入
したのちボールベアリング軸受89が接着してある。こ
れらの軸受88・89には、ステータ85に対向するロ
ータ磁石(駆動マグネット)92を接着固定し、モータ
M1の回転速度検出用の検出マグネット93と、ディス
クDのハブHを吸引位置決めするためのチャッキングマ
グネット94と、回転駆動軸91をプラスチックマグネ
ットにより同時成形したロータ90の回転駆動軸91が
軸方向の位置調整用のスペーサ95を通して挿入されて
いる。上記ロータ磁石92は希土類系の高性能マグネッ
トを用いることにより、該ロータ磁石92ひいてはディ
スク駆動用モータM1全体の径方向および軸方向の小型
化および薄型化が図られている。
【0049】上記ロータ90の上面には、チャッキング
マグネット94を成形固定してあるが、一部ロータ面が
見える円弧状の開口部94aを形成してある。この開口
部94a内には、ハブHの駆動穴h2と係合してハブH
を回転駆動および中心出しするためのチャッキングレバ
ー96に設けたバーリング加工による支点軸部96aと
係合してチャッキングレバー96の回動支点を構成する
支点穴90aと、チャッキングレバー96をガイドする
とともにロータ90に取付けるためのレバーピン97を
カシメ固定するカシメ穴90bを設けてある。さらに、
チャッキングマグネット94の上面にはハブHを受ける
ための摺動性の良い材質のスライドシート98を張付け
てある。81aは前記モータ基板81をフレーム2に取
付けるためのねじであり、図示例においてはフレーム2
の下方から3本の皿ねじ81aにより取付けてある。
【0050】図19においてチャッキングマグネット9
4は図で多数の点を付した部分が着磁されており、回転
駆動軸91の中心に対してハブHの吸着力が均一になる
ような形状にしてある。また図19・図20に示すよう
にレバーピン97のガイド径97aよりチャッキングレ
バー96のガイド穴96bの径のほうが幾分大きくなっ
ており、チャッキングレバー96は図19中の矢印j方
向に必要量移動することができる。一方、図20中の矢
印k方向にはレバーピン97とチャッキングレバー96
の僅かなクリアランスしか移動することはできず、チャ
ッキングレバー96に設けたバーリング加工による支点
軸部96aと、チャッキングレバー96の回動支点を構
成するための支点穴90aとの係合が外れることはない
構造である。
【0051】このような構成にすることにより、ハブH
を図20に示すごとくチャッキングマグネット94によ
ってスライドシート98上に吸着し、図19のようにハ
ブHの駆動穴h2とチャッキングレバー96の位置関係
を合わせて係合させ、ハブHを回転方向及び半径方向に
位置決めを行う場合、最初はハブHの駆動穴h1とチャ
ッキングレバーの位置が合っていないためハブHはやや
傾くが、モータM1の回転によりチャッキングレバー9
6とハブHの駆動穴h2が一致しハブHは図20の位置
にセットされるものである。なお、このときのハブHの
傾きを小さくし、安定したチャッキングを行うために
は、図20におけるチャッキングレバー96とハブHの
係合量L1を0.78mm以下にすることが実験上最も
良好であった。
【0052】また、図21に示すように前記モータM1
のロータ90の上面90cは、フレーム2の上面2dと
ほぼ一致するものの幾分低く構成してあり、ロータ90
と、ディスクDを収納したジャケットJとの干渉が防止
されている。
【0053】さらに、図21に示すようにモータM1の
軸受部は、ロータ90に固定した回転駆動軸91がボー
ルベアリング89、メタル軸受88の中心穴に差し込ま
れている構造のため、たとえば外部から大きな衝撃が加
わった場合に、回転駆動軸91がモータ基板81と反対
方向すなわち図で上方に移動するおそれがある。そのた
め、ロータ外周面に設けた速度検出マグネット93をフ
レーム2の開口3の穴径より大きく形成し、前述の衝撃
が加わった場合において、ロータ90が図で上方に移動
しても、速度検出マグネット93が上記開口3の縁部と
当接して回転駆動軸91およびロータ90の抜けを防止
する構造である。
【0054】また、少なくとも下側のキャリッジ51
は、モータM1のロータ90の外形より半径方向外方に
配置してあり、キャリッジ51がディスクDの最内周に
移動しても、ロータ90とキャリッジ51の厚み方向
(図21で上下方向)での重なりを防止する構造であ
る。特に図の実施例においては、ロータ90の外形は直
径38mmであり、キャリッジ51がロータ側に最も移
動したときの先端の位置はモータM1の中心から19.
5mmであり、ロータ90とキャリッジ51が干渉する
とはない。
【0055】なお、速度検出マグネット93の外形は直
径42mmであり、キャリッジ51と部分的に厚み方向
に重なるが、速度検出マグネット93は厚み方向に薄く
造ってあり、前述の図17における制御基板80とキャ
リッジ51の部分的重なりと同様に、記録再生装置の厚
み方向に影響を与えるものではない。その結果、実施例
においてはモータ基板81の下面からロータ上面までの
厚さを6mmにすることができた。
【0056】また、実際の記録再生装置全体の厚みを決
める要素としては、図18・図20に示すようにモータ
M1の上に、ディスクを取付けたハブHを吸着し、図1
5のようにディスクと良好な接触を得るために、記録再
生面をディスクと略同一面に構成した上ヘッド40を配
置し、さらに上ヘッド40を支持する上キャリッジ41
がある。そして、ディスクを収納したジャケットJを記
録再生装置から取出すためには、上ヘッド40をジャケ
ットJの厚みのおよそ半分だけ持ち上げ、ジャケットJ
を逃げる必要がある。
【0057】記録再生装置の厚みを決める要素としての
モータM1の厚みを前述のごとく6mmにすることがで
き、その他、モータM1の厚み以外で記録再生装置の厚
みを決める要素として、チャッキング部分の厚みの0.
8mm、ハブHからディスク面までの高さのおよそ1.
4mm、ジャケットJの厚みの3.3mm(いずれもAm
erican National StandardX3B8−84−201に記
載されている)があり、さらに上ヘッド40と上キャリ
ッジ41の厚みがある。上ヘッド40は、フレキシブル
ディスクドライブ装置用として業界での標準化がなされ
ており、2.7mmである。また、上キャリッジ41
は、形状を造るために少なくとも0.5mmの厚みが必
要となる。
【0058】従って、装置全体として最小限必要な厚さ
はモータM1の厚さ6mm、チャッキング部分の厚さ
0.8mm、ディスクの厚さ1.4mm、ジャケットの
半分の厚さ1.65mm、上ヘッドの厚さ2.7mm、
上キャリッジの厚さ0.5mmを加えた13.55mm
とすることができる。
【0059】実際には、各部分の公差があり、干渉を防
止するためにクリアランスを取る必要があり、また外部
からのノイズを防止するためのシールド等が付加される
ため、装置全体の厚みとしては16mm程度にすること
が可能であり、実際に本実施例においてはモータM1の
厚みを薄型化することができるので、それと同程度の厚
さを達成することができた。
【0060】図22〜図28はチャッキング機構の変形
例を示すもので、前記実施例と同一の機能を有する部材
には同一の符号を付して再度の説明を省略する。
【0061】チャッキングレバー96は、図22に示す
ようにその一端をチャッキングレバーピン99aにより
ロータ90に回動自在に固定してあり、チャッキングレ
バー96の自由端には駆動ピン99bがかしめ固定して
ある。又そのチャッキングレバー96は、チャッキング
マグネット94に設けた開口部94aに配置してあり、
その開口部94aに対応してロータ上面にも開口部が設
けられている。
【0062】ディスクDをロータ上に装着していない状
態においては、図23に示すように駆動ピン99bがス
ライドシート98よりも上方に突出した状態にある。そ
の状態でディスクDのハブHをスライドシート98上に
チャッキングマグネット94により吸着保持させると、
通常はハブHに設けた駆動穴h2と、駆動ピン99bと
の位置関係が一致する確率は小さく、駆動ピン99bは
ハブHに押されチャッキングレバー96が撓むことによ
って下降移動する。なお本実施例におけるチャッキング
レバー96は板厚が0.15mm程度のばね板材が用い
られている。
【0063】次いで、モータ駆動信号により、ロータ9
0が回転すると、ハブHの駆動穴h2と、駆動ピン99
bとが一致し、図25に示すように駆動穴h2内に駆動
ピン99bがチャッキングレバー96の復元力により突
出する。
【0064】さらに、駆動ピン99bは図26に示すよ
うに駆動穴h2の2面h2a・h2bに当接係合するこ
とにより、チャッキングレバー96がディスクの回転力
により図中矢印m方向に回転移動し、図27に示すよう
にハブHの中心穴h1の2面h1a・h1bを回転駆動
軸91に押付け、ハブHの中心出しを行うものである。
【0065】なお、駆動穴h2と、駆動ピン99bが確
実に係合するように、図28に示すようにロータおよび
チャッキングマグネット94に設けた円弧状の開口部9
4aの半径方向に対向する内壁面94a1と94a2と
によりチャッキングレバー96の回動範囲を規制してい
る。又、図23に示すようにチャッキングレバーピン9
9aは、チャッキングレバー96の図で上下方向の動き
を規制するように、0.1mm以下のクリアランスを保
って、チャッキングレバー96を保持している。そし
て、駆動ピン99bのスライドシート98上面からの飛
び出し量L2を、ロータ90とチャッキングマグネット
94およびスライドシート98とを加えた厚みL3以下
にすることにより、チャッキング時には図24のように
チャッキングレバー96はロータ90の内部に突出する
ことなく、また、ハブHと駆動ピン99bの摺動力も小
さくでき、チャッキング機構の薄型化とともに、チャッ
キング時のハブHと駆動ピン99bのすれ傷を小さくで
きるようにしている。
【0066】従って上記図22〜図28の実施例におい
ても前記例の場合と同様にモータM1を薄型化でき、ひ
いては記録再生装置全体を薄型化できるものである。
【0067】以上のように記録再生装置1のチャッキン
グ機構の構造を前述のように構成したことにより、装置
全体の厚さを薄くすることができる。特に前記実施例に
おいては前述のように16mm程度にまで薄型化できた
もので、例えばコンピュータ等の電子機器への配置スペ
ースを大幅に削減できるものである。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
中心穴とこの中心穴から離れた位置に設けられた駆動穴
を有する金属ハブを備えた記録媒体と、前記中心穴と係
合する回転駆動軸と、ロータを有し、前記回転駆動軸を
回転させる駆動モータと、一端が前記ロータに軸支さ
れ、他端が前記駆動穴と係合する駆動ピン部を有するチ
ャッキングレバーとを備えた記録媒体駆動装置におい
て、前記ロータに設けられた開口部に前記チャッキング
レバーの一部が配置された構成、あるいは前記ロータ上
に設けられ前記金属ハブを引き付けるマグネットの切り
欠き部に前記チャッキングレバーを配置したことによっ
て、記録再生装置を従来のものよりも著しく小型化、と
りわけ薄型化できるものである。又それによって、例え
ばコンピュータ等の電子機器に外部記憶装置として用い
る場合に、その配置スペースを極力小さくすることがで
き、電子機器全体を小型化できると共に、電子機器に対
する記録再生装置の配置の自由度や設計デザインの自由
度を増大させることができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録再生装置の一実施形態を示す平面
図。
【図2】その記録再生装置に記録媒体としてのディスク
を収納してなるジャケットを装填した状態の平面図。
【図3】本発明の記録再生装置の一部を省略した分解斜
視図。
【図4】ジャケットの斜視図。
【図5】ジャケットを保持するホルダの動作状態を示す
一部の概略側面図。
【図6】ジャケットを保持するホルダの動作状態を示す
一部の概略側面図。
【図7】イジェクト機構の動作状態を示す一部の縦断側
面図。
【図8】イジェクト機構の動作状態を示す一部の縦断側
面図。
【図9】イジェクト機構の動作状態を示す一部の縦断側
面図。
【図10】ジャケットを誤って装填した状態の平面図。
【図11】ヘッドロード部の斜視図。
【図12】ヘッドロード部の断面図。
【図13】ホルダを外した状態の記録再生装置の平面
図。
【図14】ヘッドとキャリッジおよびその駆動機構の分
解斜視図。
【図15】ヘッドおよびキャリッジの配置構成を示す縦
断側面図。
【図16】キャリッジ駆動用モータの配置構成を示す縦
断側面図。
【図17】制御基板とキャリッジの配置構成を示す縦断
正面図。
【図18】ディスク駆動用モータおよびディスクチャッ
キング機構の分解斜視図。
【図19】チャッキング機構の平面図。
【図20】図19A−A線拡大断面図。
【図21】ディスク駆動用モータの配置構成を示す断面
図。
【図22】チャッキング機構の変形例を示す斜視図。
【図23】そのチャッキング機構の動作状態を示す断面
図。
【図24】そのチャッキング機構の動作状態を示す断面
図。
【図25】そのチャッキング機構の動作状態を示す断面
図。
【図26】チャッキング状態の平面図。
【図27】チャッキング状態の平面図。
【図28】チャッキング機構の拡大平面図。
【図29】従来の記録再生装置におけるキャリッジ部の
断面図。
【図30】上記キャリッジ部の要部の拡大図。
【図31】従来の記録再生装置におけるチャッキング機
構の平面図。
【図32】上記チャッキング機構の底面図。
【図33】上記従来のチャッキング機構を備えたディス
ク駆動用モータの縦断面図。
【図34】その駆動ピン部の拡大図。
【図35】他の従来例におけるディスク駆動用モータの
配置構成を示す縦断面図。
【符号の説明】 1 記録再生装置 2 フレーム 4 ブラケット 6 化粧板 7 シャッタ 10 ホルダ 15 シャッタ開放レバー 18 トリガ 20 リフタ 23 インジェクトアーム 24 インジェクトボタン 30 ヘッドロードアーム 40 上ヘッド 41 上キャリッジ 42 サスペンション 43 サスペンションホルダ 50 下ヘッド 51 下キャリッジ 60 案内軸 61 リードスクリュ 62 リードピン 75 モータクランプ 80 制御基板 81 モータ基板 85 ステータ 90 ロータ 91 回転駆動軸 92 ロータ磁石 93 検出マグネット 94 チャッキングマグネット 96 チャッキングレバー 97 レバーピン D ディスク H ハブ h1 中心穴 h2 駆動穴 J ジャケット M1 ディスク駆動用モータ M2 ステップモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願平1−120728 (32)優先日 平成1年5月15日(1989.5.15) (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平1−195871 (32)優先日 平成1年7月28日(1989.7.28) (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平1−195874 (32)優先日 平成1年7月28日(1989.7.28) (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平1−222040 (32)優先日 平成1年8月29日(1989.8.29) (33)優先権主張国 日本(JP) (56)参考文献 特開 昭64−78462(JP,A) 特開 昭62−20163(JP,A) 実開 昭60−3950(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 17/028

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心穴とこの中心穴から離れた位置に設
    けられた駆動穴を有する金属ハブを備えた記録媒体と、 前記中心穴と係合する回転駆動軸と、 ロータを有し、前記回転駆動軸を回転させる駆動モータ
    と、 一端が前記ロータに軸支され、他端が前記駆動穴と係合
    する駆動ピン部を有するチャッキングレバーと、を備え
    た記録媒体駆動装置において、 前記ロータに設けられた開口部に前記チャッキングレバ
    ーの一部が配置されていることを特徴とする記録媒体駆
    動装置。
  2. 【請求項2】 中心穴とこの中心穴から離れた位置に設
    けられた駆動穴を有する金属ハブを備えた記録媒体と、 前記中心穴と係合する回転駆動軸と、 ロータを有し、前記回転駆動軸を回転させる駆動モータ
    と、 一端が前記ロータに軸支され、他端が前記駆動穴と係合
    する駆動ピン部を有するチャッキングレバーと、を備え
    た記録媒体駆動装置において、 前記ロータ上に設けられ前記金属ハブを引き付けるマグ
    ネットの切り欠き部に前記チャッキングレバーを配置し
    たことを特徴とする記録媒体駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のいずれかに記載の記
    録媒体駆動装置を備えたことを特徴とする電子機器。
JP10-224375A 1989-08-29 1989-09-01 記録媒体駆動装置及びこれを備えた電子機器 Expired - Lifetime JP3006594B2 (ja)

Applications Claiming Priority (14)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22186488 1988-09-05
JP2464789 1989-02-02
JP12072789 1989-05-15
JP12072889 1989-05-15
JP19587189 1989-07-28
JP19587489 1989-07-28
JP1-24647 1989-08-29
JP1-195871 1989-08-29
JP63-221864 1989-08-29
JP1-120727 1989-08-29
JP1-222040 1989-08-29
JP22204089 1989-08-29
JP1-195874 1989-08-29
JP1-120728 1989-08-29

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1509511A Division JP2850431B2 (ja) 1988-09-05 1989-09-01 記録媒体駆動装置及びこれを備えた電子機器

Related Child Applications (4)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11235062A Division JP3087755B2 (ja) 1988-09-05 1999-08-23 記録媒体駆動装置及びこれを備えた電子機器
JP11235061A Division JP3095017B2 (ja) 1988-09-05 1999-08-23 記録媒体駆動装置及びこれを備えた電子機器
JP11235063A Division JP3087756B2 (ja) 1988-09-05 1999-08-23 記録媒体駆動装置及びこれを備えた電子機器
JP11235064A Division JP2000076761A (ja) 1988-09-05 1999-08-23 記録媒体駆動装置及びこれを備えた電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11134754A JPH11134754A (ja) 1999-05-21
JP3006594B2 true JP3006594B2 (ja) 2000-02-07

Family

ID=

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3447722B2 (ja) 記録媒体駆動装置及びこれを備えた電子機器
JP2781496B2 (ja) スピンドルモータ
JP3006594B2 (ja) 記録媒体駆動装置及びこれを備えた電子機器
US20010006441A1 (en) Floppy disk drive in which an eject lever is attached to a projection formed integral with a main frame thereof
JP2916914B2 (ja) ディスク駆動装置
JP2597577Y2 (ja) ディスク装置
JP2598397Y2 (ja) フロッピーディスクドライブ装置のコレット支持構造
JP3477708B2 (ja) ディスク装置
JPH06139676A (ja) ディスク駆動装置
JPH0620368A (ja) 磁気ディスク装置
JPS62162272A (ja) 磁気デイスク装置
JPS62212978A (ja) キヤリツジ移送装置
JPS62162271A (ja) 記録又は再生装置
JPS62162270A (ja) 記録又は再生装置
JPH0630999U (ja) ディスク駆動装置
JP2001043610A (ja) ディスク装置
JPS6242361A (ja) 記録又は再生装置