JP2781496B2 - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JP2781496B2
JP2781496B2 JP4205754A JP20575492A JP2781496B2 JP 2781496 B2 JP2781496 B2 JP 2781496B2 JP 4205754 A JP4205754 A JP 4205754A JP 20575492 A JP20575492 A JP 20575492A JP 2781496 B2 JP2781496 B2 JP 2781496B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスピンドルモータに
係り、ディスク駆動装置等に使用される薄型のスピンド
ルモータに関する。
【0002】
【従来の技術】3.5インチ径フロッピディスクのよう
な情報記録ディスク(以下、磁気ディスクと称する)が
装填されるディスク駆動装置は、パーソナルコンピュー
タやワードプロセッサの外部記憶装置などとして今日広
く用いられており、薄型化や軽量化も促進されている。
図23は従来の磁気ディスク駆動装置に使用されるスピ
ンドルモータを示す説明図、図24は図23の要部分解
斜視図である。これらの図に示すように、このスピンド
ルモータはボール軸受60の内輪に嵌装して軸支された
スピンドル軸81並びにロータ82、及びロータ82に
取り付けた駆動用マグネット83と、ボール軸受(第2
の軸受部)60の下輪が固定されるステータヨーク84
に配設される駆動コイル85とを備え、駆動コイル85
に流れる電流と駆動用マグネット83の磁界とによって
ロータ82に働く力を利用し、ロータ82及びスピンド
ル軸81をボール軸受60に軸支して回転させている。
このロータ82にはスピンドル台86が一体に設けら
れ、スピンドル台86にはスピンドル軸81を嵌装固定
する貫通孔が穿設されている。87はFPC、88はス
テータヨーク84に固設されているメタル含油ブッシュ
(第1の軸受部)、89はブッシュ88に設けられたス
ピンドル軸挿入用の孔である。このステータヨーク8
4、ブッシュ88等によりベースユニットが構成されて
いる。組み込みに際しては、ブッシュ88を固設してあ
るステータヨーク84にボール軸受60を載置し、この
ボール軸受60の内輪から突出しているブッシュ88の
孔89に、スピンドル台86(ロータ82)と一体のス
ピンドル軸81の下端を挿入して組み込む。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
スピンドルモータでは、スピンドル台86と、ステータ
ヨーク84は、かしめ又は接着により一体部品のユニッ
トとして形成され最終アセンブル(ベースユニットとの
合わせ工程)されている。しかしながら、スピンドル軸
81を、ブッシュ88の孔89に挿入して組み込むと、
駆動用マグネット83の強い吸着力の影響を受けるの
で、ロータ82が引っ張られる。したがって、ベースユ
ニットを水平に近付け、スピンドル軸81を小さな径の
孔89に挿入するのは困難であり、高精度の合わせ治具
等を必要とし、作業性も悪かった。そして、ロータヨー
ク84とベースユニットが斜めの状態で組み込むとブッ
シュ88の孔89の内径がこじれ、芯振れ等を生じ寿命
に悪影響を与えていた。
【0004】本発明は前記従来技術の課題に鑑み、これ
を解決すべくなされたもので、その目的は、高精度の合
わせ治具を必要とせずに、スピンドル軸に、スピンドル
台及びロータを容易に組み込むことができるスピンドル
モータを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、スピンドル軸と、このスピンドル軸に支
持されて回転するスピンドル台と、このスピンドル台と
一体に回転するロータと、このロータに取り付けられ
駆動用マグネツトと、この駆動用マグネツトに対向して
配置された駆動コイルと、この駆動コイル取り付け
るとともに、前記スピンドル軸を支持する第1の軸受
が設けられたステータヨークと、このステータヨーク
と前記スピンドル台との間に介在され、前記スピンドル
軸を支持する第2軸受部とを備えスピンドルモータに
おいて、前記スピンドル台と前記ロータとを別体として
構成し、前記ロータには嵌合孔を穿設し、この嵌合孔に
前記スピンドル台を嵌合させるとともに、前記第2の軸
受部の内側に前記第1の軸受部を位置させ、前記第2の
軸受部を前記スピンドル台及び前記ステータヨークに当
接させた構成にしてある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。図1ないし図22は本発明の一実施例
に係るディスク駆動装置を説明するためのもので、図1
は本発明の実施例に係るスピンドルモータの要部分解斜
視図、図2は本発明の実施例に係るスピンドルモータの
縦断面図、図3は図2の平面図、図4(a)、(b)は
スピンドルモータをディスク駆動装置のシャーシに取り
付けた状態を示す平面図及び正面図、図5は図4(a)
の状態でベースユニット部分の平面図、図6は本発明の
一実施例に係るディスク駆動装置を示す平面図、図7は
本発明の一実施例に係るディスク駆動装置のカートリッ
ジホルダ及びディスクカートリッジを透過して示す平面
図、図8は本発明の一実施例に係るディスク駆動装置の
カートリッジホルダを取り除いて示す平面図、図9
(a),(b),(c)は本発明の一実施例に係るディ
スク駆動装置のディスクカートリッジの挿入動作を示す
説明図、図10は本発明の一実施例に係るディスク駆動
装置の分解斜視図、図11は本発明の一実施例に係るデ
ィスク駆動装置の分解斜視図、図12は本発明の一実施
例に係るディスク駆動装置に使用するディスクカートリ
ッジの底面図である。
【0007】これらの図において、ディスク駆動装置1
は、図10,図11に示すように、下カバー2と、下絶
縁シート3と、スピンドルモータ4に接続されたフレキ
シブルプリント基板(FPC)5と、FPC5上に配設
された上絶縁シート6と、上絶縁シート6を介して配設
されたシャーシ7と、このシャーシ7上に設けられ、
側磁気ヘッド9が搭載されたホールドケース29を揺動
自在に支持すると共に、先端に下側磁気ヘッド8を備え
たキャリッジ10を後述の磁気ディスク11の半径方向
に移送するキャリッジ移送装置12と、シャーシ7上に
突出しシャーシ7に取付られたスピンドルモータ4によ
って回転駆動されるスピンドル台13と、ディスクカー
トリッジ14を装置内で保持するとともに、シャーシ7
に対して垂直な方向に昇降自在に支持されたカートリッ
ジホルダ15と、カートリッジホルダ15を昇降動作さ
せるスライド板18と、ディスクカートリッジ14をロ
ード位置まで導入し、ロード位置から排出位置まで押し
出すエジェクトレバー16と、上カバー17とから主に
構成されている。シャーシ7は、アルミ合金のプレス加
工によって形成され、図において上側にあたるディス
ク駆動装置1の後部側にキャリッジ移送装置12が設け
られ、下側にあたる前部側に図7,図8に示すように、
スピンドル台13が設けられ、さらにこのスピンドル台
13を中心として図6に示すように、カートリッジホル
ダ15およびスライド板18が設けられている。また、
シャーシ7には、図11に示すように、スピンドルモー
タ4を露出する開口部92が設けられている。
【0008】回路基板として、図1,図11に示すよう
に、従来のプリント基板に換えてフレキシブルプリント
基板(FPC)5を使用すると共に、このFPC5にス
ピンドルモータ4のスピンドル軸39と軸受部(ベアリ
ング)60を貫通する開口部(図示せず)を設け、下カ
バー2にはスピンドルモータ4を外部へ露出する開口部
28を設け、図2に示すように、FPC5を挾持してス
テータヨーク(モータヨーク)22がシャーシ7に固設
されている。このスピンドルモータ4のステータヨーク
22を下カバー2の開口部28内に挿入して組み込むよ
うにしてある。このFPC5は例えば両面テープ等によ
ってステータヨーク22の上面に貼着すればよい。図8
に示す20はシャーシ7に突出形成したFPC押え部、
21はシャーシ7とステータヨーク22を締結している
ネジ、図8,図11に示す23はIC素子、図11に示
24はチップ部品である。また、FPC5をステータ
ヨーク22に貼着させているので、ステータヨーク22
にFPC5を取付けられるようにしておく必要がなく、
したがって、ステータヨーク22を小型化でき、下カバ
ー2に開口部28を形成してこの開口部28にスピンド
ルモータ4の小さくしたステータヨーク22を一部入れ
ているので、高さを低くできる。
【0009】キャリッジ移送装置12は、図6、図8に
示すように、下側磁気ヘッド8を搭載したキャリッジ1
0と、このキャリッジ10の反磁気ヘッド搭載端で揺動
自在に支持され、上側磁気ヘッド9を搭載したホールド
ケース29と、キャリッジ10の中央下部でこのキャリ
ッジ10を支持する図7に示すガイドシャフト30と、
ガイドシャフト30と平行に配設され、外周部に螺旋状
の送り溝31が刻設されたスクリューシャフト32と、
図10に示すようにキャリッジ10に突設され、フオロ
ワピン33とフオロワバネ34を支持する支持部材35
とから主に構成されている。このキャリッジ10は、軸
受を介してガイドシャフト30に摺動自在に支持され、
スピンドル台13に装着された磁気ディスク11の半径
方向に沿って移動自在になっている。
【0010】スクリューシャフト32は、図6に示すよ
うに、一端側がステッピングモータ25に連結され、ス
テッピングモータ25の回転と同期して回転するように
なっている。そして、スクリューシャフト32が回転す
ると、フオロワピン33がその回転運動を直線運動に変
換し、キャリッジ10はスクリューシャフト32の回転
量に応じてガイドシャフト30に沿って往復動し、指令
された磁気ディスク11のトラック位置に移送される。
【0011】カートリッジホルダ15は図10に示すよ
うに、両側にコの字状のカートリッジ保持部40と、カ
ートリッジ保持部40を連結する薄板からなる上面部4
1とから一体的に形成され、カートリッジ保持部40の
下側部分でディスクカートリッジ14の下面を支持し、
その他の下面部分は全て開放され、スピンドル台13と
磁気ディスク11の後述のハブ42とが対向できるよう
になっており、また、カートリッジ挿入側Aに、カート
リッジ挿入口43を備えている。カートリッジホルダ1
5のカートリッジ保持部40には、図6に示すように、
さらに後述するシャーシ7の案内溝部44及び案内切欠
部45に係合する突起46,46とが形成されている。
また、カートリッジホルダ15はコイルばね(図示せ
ず)により常時シャーシ7方向へ弾性付勢されている。
【0012】シャーシ7の側板47,48の内面には、
に示すように、カートリッジホルダ15のカートリ
ッジ保持部40に配設された突起46を案内する案内溝
部44および案内切欠部45がそれぞれ形成され、カー
トリッジホルダ15はこの案内溝部44および案内切欠
部45のガイドに沿ってシャーシ7に対し略垂直に移動
して磁気ディスク11のローディングおよびアンローデ
ィングを行なうことが可能になっている。この移動は、
カートリッジホルダ15の上面に配設され、その上面に
沿って平行に移動可能なスライド板18の動作に応じて
垂直移動させるような後述するカム機構によって行わ
れ、カートリッジホルダ15がロード状態あるとき
スライド板18に連結されているエジェクトボタン91
をシャーシ7の奥行き方向に押し込むと、その移動にと
もなってカートリッジホルダ15が上方すなわちアンロ
ーディング方向に押し上げられる。
【0013】スライド板18は、図に示すように、カ
ートリッジホルダ15の上面に装着されており、カート
リッジホルダ15(シャーシ7)に対して前後方向のス
ライド運動が許容されている。このスライド板18は
10に示すように上面板49と、その上面板49の両側
縁から下方に折り曲げ形成された側板50,50が設け
られている。そのスライド板18の側板50,50の一
方には、図9,図10に示すように、非ロード時に上記
突起46が当接し摺動するシャーシ7の上面に平行な平
行カム部51,52と、ローディング動作時にカートリ
ッジホルダ15を下降させ、エジェクト動作時に上昇さ
せるためのシャーシ7に対しキャリッジ移送装置12が
設けられた後部(奥)側に下り勾配に形成された傾斜カ
ム部53,54が前、後2ヵ所に設けられている。この
前、後の平行カム部51,52は、カートリッジ挿入側
Aに近い方(平行カム部51)が、奥側(平行カム部5
2)より高く設定され、後述するように、ディスクカー
トリッジ14は斜めに挿入され、その後、カートリッジ
ホルダ15が下降されてロード位置となるとディスクカ
ートリッジ14は水平状態となる。また、スライド板1
8は、図6に示すように、スライドスプリング55によ
り常時カートリッジ挿入側Aに付勢されている。この平
行カム部51,52、傾斜カム部53,54、案内溝部
44、案内切欠部45、および突起46等によってカム
機構が構成されている。このスライド板18には図10
に示すようなエジェクトボタン取付部56が一体に設け
られている。
【0014】カートリッジホルダ15の図6右上の部分
には、エジェクトレバー16がその揺動端をエジェクト
スプリング57により常時エジェクト方向(反時計方
向)に弾性付勢された状態で支軸58により揺動自在に
支持されている。このエジェクトレバー16の揺動
、そのエジェクトレバー16の回動動作と共に、ディ
スクカートリッジ14のシヤッタ59の側端に当接して
のシヤッタ59を開放するようになっている。尚、エ
ジェクトレバー16は、ディスクカートリッジ14を挿
入してカートリッジホルダ15が降下すると、図示して
いないロック部材に係合し、これによりエジェクトレバ
ー16の矢印C方向の回動が阻止され、エジェクトレバ
ー16が押し込まれた状態でロックされることになる。
【0015】ディスクカートリッジ14は、図12に示
すように、合成樹脂製の硬質のケース64内に可撓性を
有する磁気ディスク11を収納したもので、このケース
64の一方の端部には金属製のシヤッタ59が内蔵する
ばね(図示せず)により常時閉鎖方向(矢印D方向)に
弾性付勢された状態で、往復動自在に装着されている。
このシヤッタ59の所定位置には、ケース64に形成さ
れたヘッド挿入孔65とほぼ同形状の開口66が設けら
れており、シヤッタ59開放時に、ヘッド挿入孔65と
上記開口66とが一致して、ケース64外から磁気ヘッ
ド8,9が磁気ディスク11に摺接できるようになって
いる。このケース64の底面には、さらに、磁気ディス
ク11のハブ42がケース外に露出するためのハブ突出
孔67と、ディスクカートリッジ14の位置決め用の位
置決め穴68、および側面側にも開口したローディング
用の係合溝69が形成されている。
【0016】次に、上記のように大略構成された磁気デ
ィスク駆動装置1のローディングおよびアンローディン
グの動作について説明する。図9(a)に示すカートリ
ッジホルダ15がアンロード位置の状態において、カー
トリッジ挿入口43からディスクカートリッジ14を
ートリッジホルダ15内に挿入すると、最初、カートリ
ッジホルダ15はシャーシ7に対して斜めに設けられて
いるので、アンロード位置ではディスクカートリッジ1
4はシャーシ7に対して斜め状態で挿入される。そし
て、ディスクカートリッジ14の先端のシヤッタ59の
側面にエジェクトレバー16の動端が当接し、さらに
ディスクカートリッジ14を押し込むと、エジェクトレ
バー16はその支軸58を中心として矢印C方向と反対
方向に回動し、このエジェクトレバー16の動端によ
ってシヤッタ59が解放されながら奥に進む。そして、
ディスクカートリツジ14がカートリッジホルダ15の
最奥部まで挿入されると、図示しないが、スライド板1
8のロックが外れ、スライドスプリング55の弾性力に
よってスライド板18が図6下(磁気ディスク駆動装
置1の前部側)に移動する。このスライド板18のロッ
が解除された時点でシヤッタ59は全開となる。ま
た、スライドスプリング55の弾性力によってスライド
板18矢印B方向(図6下側)にスライド移動さ
ディスクカートリッジ14のハブ42がスピンドル台1
3の真上に位置し、これ以上ディスクカートリッジ14
を導入できない位置にきたときに、図9(b)に示すよ
うに、丁度カートリッジホルダ15の突起46がスライ
ド板18の側板47に形成された傾斜カム部53,54
の上部に位置するように設定してある。これにより、ス
ライド移動させられたスライド板18は、カートリッジ
ホルダ15をベースユニット方向に付勢する弾性力と、
スライド板18の側面に形成した傾斜カム部53,54
との作用により矢印B方向にさらに移動し、図9(c)
に示すように、カートリッジホルダ15はディスクカー
トリッジ14を保持した状態で案内溝部44および案内
切欠部45に沿ってシャーシ7側に垂直に降下してディ
スクカートリッジ14が磁気ディスク駆動装置1内に装
着され、磁気ディスク11がスピンドル台13にロード
され、磁気ヘッド8,9がヘッド挿入孔65からケース
64内に侵入して磁気ディスク11に当接し、記録/再
生が可能となる。このようにして、ホールドケース29
側の上側磁気ヘッド9が磁気ディスク11にタッチし、
キャリッジ10側の下側磁気ヘッド8との間で磁気ディ
スク11を挾み、ローディング状態となり、磁気ディス
ク11のローディングが完了する。記録または再生が終
了し、ディスクカートリッジ14を取り出す際には、エ
ジェクト動作を行うことになるが、このときには、前述
のエジェクトボタン91をシャーシ7の奥側(磁気ディ
スク駆動装置1の後部側)に押し込むと、スライド板1
8がこれにともなって同じく奥側に矢印B方向と反対向
きに移動し、カートリッジホルダ15の突起46を傾斜
カム部53,54に沿って押し上げ、突起46を平行カ
ム部51,52に位置させ、カートリッジホルダ15が
上方(シャーシ7から離間する方向)に移動してアンロ
ード状態になる。さらに押し込むことにより、スライド
板18が奥側位置でロックされ、また、スライド板18
の移動により、エジェクトレバー16のロックも外れて
エジェクトレバー16はエジェクトスプリング57の弾
性力により支軸58を中心にして図6反時計方向(矢印
C方向)に回動され、ディスクカートリッジ14を矢印
B方向に磁気ディスク駆動装置1の外へエジェクトす
る。このエジェクトする過程で、エジェクトレバー16
に係合しているディスクカートリッジ14のシヤッタ5
9も前述した図示せぬ内蔵ばねにより閉鎖方向に移動
し、エジェクトされたときには当然に閉鎖されることに
なる。したがって、エジェクトレバー16はシヤッタ開
閉レバーとしても機能している。このようにして、エジ
ェクトされてはじめてディスクカートリッジ14を手で
取り出すことが可能となる。
【0017】また、前述したように、スライド板18の
平行カム部51,52は、平行カム部51が平行カム部
52より高く設定されているので、カートリッジホルダ
15は、アンロード時(非ロード時)において、図9
(a)に示すように、その突起46,46が平行カム部
51,52に当接して載置され、シャーシ7の奥側に向
かって下るように配設されており、上下側磁気ヘッド
8,9が磁気ディスク11の最内周にある位置で、磁気
ディスク11の上面が上側磁気ヘッド9に突き当たら
ず、かつ上下側磁気ヘッド8,9が磁気ディスク11の
最外周にある位置で、磁気ディスク11の下面が下側磁
気ヘッド8に突き当たらないように、磁気ディスク11
を斜めに傾けて挿入・エジェクトするようにしてある。
【0018】次に、本発明の特徴部分を説明する。スピ
ンドルモータ4は、図5に示すように、FPC5の上方
に、駆動コイル36が周方向に配設されている。そして
図2に示すように、FPC5がステータヨーク22上に
載置され、この駆動コイル36を覆うようにして、ロー
タ37が配設されていて、ロータ37の外周壁内側には
駆動用マグネット38が固設されている。ロータ37は
スピンドル台13を介してスピンドル軸39に固定され
ていて、スピンドル軸39はボール軸受部(第2の軸受
部)60に支持されている。ロータ37とスピンドル台
13とで、スピンドルモータ4の回転体を構成してい
る。このスピンドル台13とロータ37とは別部材とし
て構成され、スピンドル台13には周面下縁に鍔部13
aが延設されている。この鍔部13aはスピンドル台1
3がロータ37の嵌合孔61に組み込まれた時にロータ
37を受けるものである。ロータ37にスピンドル台1
3を下方から嵌合させる嵌合孔61が穿設され、ステー
タヨーク22のブッシュ(第1の軸受)62にスピンド
軸39が組み込まれ、ロータ37の嵌合孔61にスピ
ンドル台13組込まれて、駆動用マグネット38の磁
力によりロータ37をステータヨーク22に吸引させて
ロータ 37とスピンドル台13とが一体化された状態と
なっている。ロータ37の天面側の内周部には、磁気デ
ィスク11の中央部の金属ハブ42を磁気的にチャッキ
ングするためのチャックマグネットや、減摩用のポリス
ライダや、金属ハブ42の位置決めホール内に嵌入して
磁気ディスク11を直接駆動する駆動ピン63等が一体
化されている。なお、図5に示す70はFG(周波数発
電用)コイル、図2に示す71はFGマグネットであ
る。
【0019】このような前記実施例における組み込み作
業を説明する。図2に示すように、ボール軸受部60の
内側にブッシュ62を位置させてステータヨーク22上
ボール軸受部60を載置し、このボール軸受部60を
介してステータヨーク22のメタル含油ブッシュ62に
スピンドル台13を嵌め込むとともに、スピンドル軸3
9をブッシュ62の貫通孔72に挿入して組み込む。そ
して、ロータ37をスピンドル台13組み込む。この
際、スピンドル台13の外周部分にロータ37の嵌合
61を嵌め込んでおり、これらスピンドル台13の外径
及びロータ37の嵌合孔61の内径は大きなものである
ので嵌め込みが容易である。そして、駆動用マグネット
38の磁力によりロータ37をステータヨーク22に吸
引させてスピンドル台13がロータ37とボール軸受
60に挾持されて一体化されている。そして、図2に示
すように、ボール軸受部60にスピンドル台13が当接
し、スピンドル台13がボール軸受部60に載置された
状態になり、スピンドル台13は、ブッシュ62及びボ
ール軸受部60に支持されて、回転できるようになって
いる。
【0020】このように構成された前記実施例にあって
は、スピンドル軸39と、このスピンドル軸39と一体
に回転するスピンドル台13と、このスピンドル台13
と一体に回転するロータ37と、このロータ37に取り
付けた駆動用マグネット38と、この駆動用マグネット
38に対向して配置した駆動コイル36と、駆動コイル
36を取り付けるとともに、スピンドル軸39を回転自
在に支持するブッシュ62を有するステータヨーク22
を備えてなるスピンドルモータ4において、スピンドル
台13とロータ37とを別部材で構成し、ロータ37に
スピンドル台13を下方から嵌合させる嵌合孔61を穿
設し、ステータヨーク22のブッシュ62にスピンドル
台13を組み込んでロータ37をスピンドル台13を介
在して組込み、駆動用マグネット38の磁力によりロー
タ37をステータヨーク22に吸引させてスピンドル台
13を一体化させたため、スピンドル台13の外周部分
にロータ37の嵌合孔61を嵌め込むので、これらスピ
ンドル台13の外径及びロータ37の嵌合孔61の内径
の径の大きな部分で嵌め込めばよく、組み込み作業が容
易である。
【0021】また、前記実施例によるスピンドルモータ
4の組立にあっては、ベースユニットとして図5に示す
ようにFPC5が載置されたステータヨーク22上に、
ボール軸受部60(第2の軸受部)、スビンドル軸39
(スピンドル台13)、そして、ロータ37の順で積み
重ねて組立てる、積み重ね方式のため、手組みで容易に
アッセンブルできる。また、前記実施例にあっては、
ピンドル台13をロータ37の嵌合孔61に入れる前に
スピンドル軸39(スピンドル台13)をブッシュ62
に組み込むので駆動用マグネット38の強い吸着力の影
響を受けることがないためブッシュ62に無理な力がか
からず、ブッシュ内径のこじれ、芯振れ等が生じない。
また、前記実施例にあっては、かしめまた、接着をしな
いため、無理な応力(変形)、接着層による高さ、振れ
のバラツキが安定する。また、前記実施例にあっては、
スピンドルモータがアキシャル構造(吸引力1.5〜
2.0kg)のため、ロータ37の抜けもラジアルに比
べて有利である。
【0022】次に、図13(a),(b)は本発明の一
実施例に係るディスク駆動装置のメディアイジェクト
時、及びメディアロード時のカートリッジホルダの変形
例を示す斜視図、図14は図13(a)の状態の正面図
である。ところで、前記実施例では、ロータ37等を積
み重ねて組み込んでスピンドルモータ4を構成してお
り、ロータ37等は駆動マグネツト38の吸引力のみで
組み込み状態を保持されている。しかしながら、現状の
吸引力では110G程度の衝撃でロータ37スピンド
ル台13から抜ける虞れがある。これを防止するために
抜け止めを設けることが考えられるがスピンドルモータ
4のコストを考慮すると困難である。そこで、カートリ
ッジホルダにロータ押え板を設け、このロータ押え板は
メディアアンロード時はバネで下に降りていてメディア
をロードするとメディアによって上に上がるようになっ
ている。このロータ押え板によりアンロード時はカート
リッジホルダの剛性向上に寄与し、衝撃によるヘツドク
ラッシュの防止にも役立つ。即ち、図13(a),
(b)、図14に示すように、カートリッジホルダ10
の上面部には押さえ手段であり押圧手段でもあるロー
タ押え板101が回動自在に設けられている。102は
カートリッジホルダ100の上面部に形成された開口
部、103はロータ押え板101の回動軸、104はロ
ータ押え板101をカートリッジホルダ100内に位置
(図13(a)の状態)する方向に付勢するコイルば
ね、105はロータ押え板101の回動範囲を規制する
回動軸103に形成されたストッパである。ロータ押え
板101は、ディスクカートリッジ14がカートリッジ
ホルダ100に挿入されたとき、ディスクカートリッジ
14の先端が突き当たって、コイルばね104に抗して
回動されて押し上げられるようになっている。なお、ロ
ータ押え板101の遊端部にはその中央部分に切欠きが
形成されて2個のロータ押え部106,106が突設さ
れている。
【0023】次に、図13(a),(b)に示すカート
リッジホルダの動作について説明する。メディアイジェ
クト時には、図13(a)、及び図14に示すように、
ロータ押え板101はスピンドルモータ4のロータ37
と対向する位置に設けられており、コイルばね104に
よりロータ押え板101は、ストッパ105がカートリ
ッジホルダ100の上面に当たった位置でカートリッジ
ホルダ100内に下降して保持され、そのロータ押え部
106,106がロータ37に接触あるいは近接されて
いる。したがって、前述したように、ロータ37がスピ
ンドル台13から外れるような衝撃が加わっても、ロー
タ押え部106,106によりロータ37は外れること
がない。図13(a)の状態から、ディスクカートリッ
14をカートリッジホルダ100に挿入すると、ディ
スクカートリッジ14の先端がロータ押え板101に突
き当たって、コイルばね104に抗してロータ押え板1
01を回動させて押し上げるようになっている(図13
(b)参照)。そして前述と同様にカートリッジホルダ
100がシャーシ側に垂直に降下して、磁気ディスク1
1がスピンドル台13にロードされたときには、コイル
ばね104の付勢力により、ロータ押え板101がディ
スクカートリッジ14の上面の中央部付近をスピンドル
モータ4側へ押圧し、ディスクカートリッジ14を押さ
えるようになっている。
【0024】図15(a),(b)は本発明の一実施例
に係るディスク駆動装置のブッシュの変形例を示す平面
図、及び斜視図、図16は図15の実施例の変形例を示
す説明図、図17は図16の比較のために従来の磁気デ
ィスク駆動装置に使用されるスピンドルモータを示す説
明図である。ところで、アキシャルタイプのスピンドル
モータの軸受構造は、従来、図17に示すように、スピ
ンドル軸81の径φAとメタルブッシュ88の孔の径φ
Bにはクリアランスがあった。そのため、スピンドル軸
81がそのクリアランス分必ず動いてしまう。したがっ
て、キャリッジ10とホールドケース29の位置合わせ
であるMDSA調整において、調整完了時と取付ネジの
ネジ締め後とでアライメント変化が上記の理由により生
じてしまい、ネジ締めにより変化していないものを、変
化したと誤り、工数が増えてしまう。そこで、メタルブ
ッシュを図15のように構成してもよい。図15におい
て、110はメタルブッシュで、このメタルブッシュ1
10には貫通孔111が図15(a)に示すように扇形
に形成されており、また、その上面から弧状部を横切る
ように溝112が形成されている。この溝112に板バ
ネ113が差し込まれるようになっている。この板バネ
113を溝112に差し込んだ状態では、スピンドル軸
39の外周面はメタルブッシュ110の貫通孔111の
内面の2ヵ所と、板バネ113の1ヵ所とで接触されて
いる。したがつて、スピンドル軸39は板バネ113に
よりメタルブッシュ110の貫通孔111の内面に押さ
れ、クリアランスが0となつている。なお、板バネ11
4は図16に示すようにメタルブッシュ115の外周に
嵌装するようにしてもよい。
【0025】図18は本発明の一実施例に係るディスク
駆動装置の軸受の更に別の変形例を示す説明図、図19
は図18の比較のために従来の磁気ディスク駆動装置に
使用される更に別のスピンドルモータを示す説明図であ
る。ところで、図19に示すように、従来はスピンドル
軸81の外径を含油メタルブッシュ88で受けてシャフ
トセンターを位置決めしていた。しかしながら、この方
式では、含油メタルブッシュ88の径が小さく寸法公差
を小さくするのが難しい。また、含油メタルブッシュ8
8の体積が小さいので含油量が少ない。そこで、図18
に示すように、ステータヨーク22に、ステンレスある
いは鉄等からなる下輪部120を嵌合して固定されてい
る。この下輪部120はボール121を介在して上輪部
122とともにベアリングが構成されている。上輪部1
22はスピンドル台123の下面に対向されている。1
24は含油メタルからなるスピンドル軸で、このスピン
ドル軸124は、その下端部125が下輪部120の孔
に嵌装されるとともに、その上端部126がスピンドル
台123の孔に圧入されている。127はスピンドル軸
124の頂部に被せられた硬い金属からなる保護用キャ
ップである。したがって、下輪部120によって支えら
れてスピンドル軸124は回転されるようになってお
り、センター位置決めする輪の径を大きくすることがで
きるので、寸法公差を小さくすることができ、また、含
油メタルの体積を大きくできるので、含油量をふやすこ
とができる。
【0026】図20(a),(b)は本発明の一実施例
に係るディスク駆動装置の軸受の更に別の変形例を示
し、図20(a)はかしめ前の状態を示す説明図、図2
0(b)はかしめ後の状態を示す説明図、図21
(a),(b)は図20(a),(b)の一実施例の変
形例を示し、図21(a)はかしめ前の状態を示す説明
図、図21(b)はかしめ後の状態を示す説明図、図2
2(a),(b),(c)は図20の比較のために従来
の磁気ディスク駆動装置に使用される更に別のスピンド
ルモータを示し、図22(a)はかしめ前の状態を示す
説明図、図22(b)はかしめ後の状態を示す説明図、
図22(c)はロータ組込後の状態を示す説明図であ
る。ところで、従来、図22(a)の状態から鉄製の基
板からなるステータヨーク130を黄銅ブッシュ131
にかしめる時、図22(b)に示すように、ステータヨ
ーク130が沿って内周部132のみ黄銅ブッシュ13
1と接触し、黄銅ブッシュ131の外周側が浮き、点接
触のような状態になっていた。よって、図22(c)に
示すように、ステータヨーク130が、ロータ37に配
設された駆動用マグネット38の磁力によって撓みやす
かった。また、かしめた時の反り量も、磁力による撓み
も不安定であった。そこで、変形例では、図20
(a)、(b)に示すように、ブッシュ140のかしめ
部の下面外周部に突起141が設けられている。あるい
は、図21(a)、(b)に示すように、ブッシュ14
2のかしめ部の下面外周部にテーパ143が設けられて
いる。このように構成することにより、ステータヨーク
130のかしめ部は、ブッシュ140,142のかしめ
部の内周側と外周側の2点で接触して支持されるので、
ステータヨーク130は撓みにくくなる。また、撓み量
も安定する。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、スピンド
ル軸を第1,第2の軸受部で支持することに加え、スピ
ンドル台を第2の軸受部で支持することにより、スピン
ドル台を安定して回転させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るスピンドルモータの要部
分解斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係るスピンドルモータの縦断
面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】スピンドルモータをディスク駆動装置のシャー
シに取り付けた状態を示す説明図である。
【図5】図4(a)の状態でベースユニット部分の平面
図である。
【図6】本発明の一実施例に係るディスク駆動装置を示
す平面図である。
【図7】本発明の一実施例に係るディスク駆動装置のカ
ートリッジホルダ及びディスクカートリッジを透過して
示す平面図である。
【図8】本発明の一実施例に係るディスク駆動装置のカ
ートリッジホルダを取り除いて示す平面図である。
【図9】本発明の一実施例に係るディスク駆動装置のデ
ィスクカートリッジの挿入動作を示す説明図である。
【図10】本発明の一実施例に係るディスク駆動装置の
全体の分解斜視図である。
【図11】本発明の一実施例に係るディスク駆動装置の
全体の分解斜視図である。
【図12】本発明の一実施例に係るディスク駆動装置に
使用するディスクカートリッジの底面図である。
【図13】本発明の一実施例に係るディスク駆動装置の
メディアイジェクト時、及びメディアロード時のカート
リッジホルダの斜視図である。
【図14】図13(a)の状態の正面図である。
【図15】本発明の一実施例に係るディスク駆動装置の
軸受の変形例を示す説明図である。
【図16】図15の実施例の変形例を示す説明図であ
る。
【図17】図16の比較のために従来の磁気ディスク駆
動装置に使用されるスピンドルモータを示す説明図であ
る。
【図18】本発明の一実施例に係るディスク駆動装置の
軸受の更に別の変形例を示す説明図である。
【図19】図18の比較のために従来の磁気ディスク駆
動装置に使用される更に別のスピンドルモータを示す説
明図である。
【図20】本発明の一実施例に係るディスク駆動装置の
軸受の更に別の変形例を示す説明図である。
【図21】図20(a),(b)の一実施例の変形例を
示す説明図である。
【図22】図20、図21の比較のために従来の磁気デ
ィスク駆動装置の更に別のスピンドルモータを示す説明
図である。
【図23】従来の磁気ディスク駆動装置に使用されるス
ピンドルモータを示す説明図である。
【図24】図23の要部分解斜視図である。
【符号の説明】
4 スピンドルモータ 5 FPC 11 磁気ディスク 13 スピンドル台 13a 鍔部 14 ディスクカートリッジ 15 カートリッジホルダ 22 ステータヨーク 36 駆動コイル 37 ロータ 38 駆動用マグネット 39 スピンドル軸 60 軸受部(第2の軸受部) 61 嵌合孔 62 ブッシュ(第1の軸受部)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピンドル軸と、 このスピンドル軸に支持されて回転するスピンドル台
    と、 このスピンドル台と一体に回転するロータと、 このロータに取り付けられた駆動用マグネツトと、 この駆動用マグネツトに対向して配置された駆動コイル
    と、 この駆動コイル取り付けられるとともに、前記スピン
    ドル軸を支持する第1の軸受部が設けられたステータヨ
    ークと、 このステータヨークと前記スピンドル台との間に介在さ
    、前記スピンドル軸を支持する第2軸受部とを備え
    スピンドルモータにおいて、 前記スピンドル台と前記ロータとを別体として構成し、前記ロータには嵌合孔を穿設し、この嵌合孔に前記スピ
    ンドル台を嵌合させるとともに、 前記第2の軸受部の内側に前記第1の軸受部を位置さ
    せ、前記第2の軸受部を前記スピンドル台及び前記ステ
    ータヨークに当接させた ことを特徴とするスピンドルモ
    ータ。
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