JPH09326159A - インデックス信号形成回路 - Google Patents

インデックス信号形成回路

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JPH09326159A
JPH09326159A JP8141786A JP14178696A JPH09326159A JP H09326159 A JPH09326159 A JP H09326159A JP 8141786 A JP8141786 A JP 8141786A JP 14178696 A JP14178696 A JP 14178696A JP H09326159 A JPH09326159 A JP H09326159A
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square wave
circuit
input
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JP8141786A
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Shigeru Furuki
茂 古木
Mikio Sekine
幹夫 関根
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/14Electronic commutators
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲温度の変動によっても、インデックス信
号の形成のタイミングが変動せず、高精度のインデック
ス信号形成が可能なインデックス信号形成回路を提供す
る。 【解決手段】 スピンドルモータ1のローター1R周縁
に装着されたマグネット2と、マグネット2の通過時の
磁束変化を検出する磁束検出素子3と、スピンドルモー
タ1の駆動コイル電流を切替えるホール素子4(1)〜
4(3)と、磁束検出素子3の検出出力を方形波整形す
る第1波形整形回路7と、ホール素子4(3)の出力を
方形波整形する第2波形整形回路6と、第1及び第2波
形整形回路7、6の各出力方形波の論理積を求める論理
回路8とからなり、論理回路8の論理積出力の変化時を
基準とするインデックス信号を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インデックス信号
形成回路に係わり、特に、フロッピディスク等の回転記
録媒体を回転駆動するスピンドルモータを回転させる際
に、スピンドルモータの回転状態に応じたインデックス
信号を形成するインデックス信号形成回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスク状記録媒体を用いて情報
の記録再生を行っている記録再生装置においては、ディ
スク状記録媒体を回転駆動するためにスピンドルモータ
が用いられ、同時に、スピンドルモータの回転状態を表
すインデックス信号を形成するためにインデックス信号
形成回路を設けている。
【0003】図10は、既知のインデックス信号形成回
路の概略構成の一例を示す構成図であり、図11は、図
10に図示のインデックス信号形成回路におけるインデ
ックス信号形成の原理を示す波形図であって、図中、実
線は周囲温度が常温時(例えば、約20℃)の特性、点
線は周囲温度が低温時の特性を示すものである。
【0004】図10に示されるように、インデックス信
号形成回路は、スピンドルモータのローター101の周
縁に取付けられた単極(NまたはS極)マグネット10
2と、ローター101に近接した位置に設けられ、ロー
ター101の回転時に単極マグネット102から受ける
磁束変化を検出するホール素子103と、第1及び第2
の入力がそれぞれホール素子103及び基準電圧源10
4に接続され、ホール素子103の検出出力と基準電圧
源104の基準電圧とを比較する比較回路105とから
なっている。
【0005】前記構成によるインデックス信号形成回路
の動作を、図11を用いて説明すると次のとおりであ
る。
【0006】スピンドルモータのローター101が回転
すると、その回転に伴って単極マグネット102が回転
移動し、ホール素子103から離間したり、ホール素子
103に近接したりする。ホール素子103は、単極マ
グネット102が離間していると、単極マグネット10
2の磁束を殆んど受けないため、検出出力がほぼ0であ
るが、単極マグネット102が近接すると、単極マグネ
ット102の磁束を受けることから、検出出力がその近
接の度合いに応じて増減する。その結果、ホール素子1
03から出力される検出出力VF は、図11の曲線aに
示すような特性になり、この検出出力VF が比較回路1
05の第1の入力に供給される。一方、比較回路105
の第2の入力には、基準電圧源104の基準電圧Vre
fが供給されるので、比較回路105は、検出出力VF
と基準電圧Vrefとを比較し、出力に図11の波形b
に示すような比較出力VC が得られる。そして、この比
較出力VC の一方のエッジ、例えば立ち上がりエッジを
インデックス信号の形成に利用し、インデックス信号を
形成するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記既知のインデック
ス信号形成回路は、スピンドルモータの回転状態をホー
ル素子103によって検出し、ホール素子103の検出
出力VF と基準電圧源104の基準電圧Vrefとを比
較回路105で比較し、その比較出力VC からインデッ
クス信号を形成するものであって、比較的簡単な構成の
インデックス信号形成回路を得ることができるものであ
る。
【0008】しかるに、前記既知のインデックス信号形
成回路に用いているホール素子103は、周囲温度変化
に対して磁束検出感度が変動するもので、周囲温度が常
温より低下すると、その低下の度合いに応じて磁束検出
感度が増大し、ホール素子103から出力される検出出
力VFHは、図11の曲線cに示すような特性になり、常
温時の検出出力VF に比べて大きな振幅なものになる。
そして、比較回路105において、大きな振幅の検出出
力VFHと基準電圧Vrefとを比較した場合、通常振幅
の検出出力VF と基準電圧Vrefとを比較した場合に
比べて一致点が前端側及び後端側の双方で拡がり、その
結果、低温時の比較出力VCHは、図11の波形dに示す
ように、常温時の比較出力VC に比べて一方のエッジ
(立ち上がりエッジ)及び他方のエッジ(立ち下がり)
エッジの双方が前端側及び後端側に拡がるようになる。
【0009】このように、前記既知のインデックス信号
形成回路は、ホール素子103が有する固有の温度特性
により、周囲温度の低下または上昇に伴ってインデック
ス信号を形成するタイミングがずれ、高精度のインデッ
クス信号を形成することができないという問題がある。
【0010】本発明は、かかる問題点を解決するもの
で、その目的は、周囲温度の変動によっても、インデッ
クス信号の形成のタイミングが変動せず、高精度のイン
デックス信号形成が可能なインデックス信号形成回路を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のインデックス信号形成回路の第1の手段
は、スピンドルモータのローターに装着されたマグネッ
トの磁束変化を検出する磁束検出素子と、スピンドルモ
ータに取付けられ、スピンドルモータの駆動コイル電流
を切替えるホール素子とを利用するもので、磁束検出素
子からの検出出力とホール素子の出力極性の反転点(ゼ
ロ交差点)とが一致したタイミングでインデックス信号
を形成するようにしている。
【0012】かかる第1の手段によれば、ホール素子の
温度特性により、ホール素子の出力振幅特性が変動して
も、ホール素子の出力極性の反転点(ゼロ交差点)の到
来のタイミングは、周囲温度変動に係わりなく一定であ
るので、このタイミングを利用してインデックス信号を
形成すれば、周囲温度変動に伴う発生タイミングの一定
なインデックス信号が形成される。
【0013】また、前記目的を達成するために、本発明
のインデックス信号形成回路の第2の手段は、第1の手
段と同様に、スピンドルモータのローターに装着された
マグネットの磁束変化を検出する磁束検出素子と、スピ
ンドルモータに取付けられ、スピンドルモータの駆動コ
イル電流を切替えるホール素子とを利用するもので、磁
束検出素子からの検出出力とホール素子の出力極性の反
転点(ゼロ交差点)とが一致したタイミングでインデッ
クス信号を形成するようにしている。
【0014】かかる第2の手段によれば、第1の手段と
同様に、ホール素子の温度特性により、ホール素子の出
力振幅特性が変動しても、ホール素子の出力極性の反転
点(ゼロ交差点)の到来のタイミングは、周囲温度変動
に係わりなく一定であるので、このタイミングを利用し
てインデックス信号を形成すれば、周囲温度変動に伴う
発生タイミングの一定なインデックス信号が形成され
る。
【0015】さらに、前記目的を達成するために、本発
明のインデックス信号形成回路の第3の手段は、スピン
ドルモータのローターに装着された2極マグネットの磁
束変化を検出する磁束検出コイルと、磁束検出コイルの
検出出力の2つの同極性ピークの1つをマスクするマス
ク電圧発生回路と、検出出力とマスク電圧を比較する帰
還型比較回路とを利用するもので、検出出力とマスク電
圧の発生とが一致したタイミングでインデックス信号を
形成するようにしている。
【0016】かかる第3の手段によれば、2極マグネッ
トの磁束変化を検出する磁束検出用素子に磁束検出コイ
ルを用いているので、周囲温度の変動に伴って磁束検出
コイルの検出出力が変動することはなく、周囲温度変動
に伴う発生タイミングの一定なインデックス信号が形成
される。また、検出出力の2つの同極性ピークの1つを
マスク電圧でマスクしているので、2つの同極性ピーク
が同程度のレベルのものであっても、インデックス信号
の形成のタイミングを誤ることがない。
【0017】また、前記目的を達成するために、本発明
のインデックス信号形成回路の第4の手段は、スピンド
ルモータのローターに装着された2極マグネットの磁束
変化を検出する磁束検出素子と、スピンドルモータに取
付けられ、スピンドルモータの駆動コイル電流を切替え
るホール素子と、磁束検出素子の検出出力とホール素子
の出力とを比較する帰還型比較回路とを利用しているも
ので、ホール素子の出力及び帰還型比較回路の出力の加
算出力によって検出出力の2つの同極性ピークの1つを
マスクし、帰還型比較回路におけるマスク機能が実行さ
れるタイミングでインデックス信号を形成するようにし
ている。
【0018】かかる第4の手段によれば、2極マグネッ
トの磁束変化を検出する磁束検出素子の検出出力の振幅
が周囲温度の変動に伴って変動しても、検出出力とホー
ル素子の出力及び帰還型比較回路の出力の加算出力との
一致点が変動することはなく、周囲温度変動に伴う発生
タイミングの一定なインデックス信号が形成される。ま
た、検出出力の2つの同極性ピークの1つをマスクする
ようにしているので、2つの同極性ピークが同程度のレ
ベルのものであっても、インデックス信号の形成のタイ
ミングを誤ることがない。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態におい
て、インデックス信号形成回路は、スピンドルモータの
ローター周縁に装着されたマグネットと、マグネット通
過時の磁束変化を検出する磁束検出素子と、スピンドル
モータの駆動コイル電流を切替えるホール素子と、磁束
検出素子の検出出力を方形波整形する第1波形整形回路
と、ホール素子の出力を方形波整形する第2波形整形回
路と、第1及び第2波形整形回路の各出力方形波の論理
積を求める論理回路とからなり、論理回路の論理積出力
の変化時を基準とするインデックス信号を形成するもの
である。
【0020】この第1の実施の形態によれば、磁束検出
素子の検出出力を整形した第1方形波信号と、ホール素
子の出力を整形した第2方形波信号との論理積出力を求
め、その論理積出力に基づいてインデックス信号を形成
するものであって、ホール素子の温度特性によってホー
ル素子の出力の振幅特性が変動したとしても、ホール素
子の出力極性の反転点(ゼロ交差点)の到来のタイミン
グが周囲温度変動に係わりなく不変であるので、このタ
イミングを利用してインデックス信号を形成することに
より、周囲温度変動に伴う発生タイミングの一定なイン
デックス信号を形成させることができる。
【0021】また、本発明の第2の実施の形態におい
て、インデックス信号形成回路は、スピンドルモータの
ローター周縁に装着されたマグネットと、マグネット通
過時の磁束変化を検出する磁束検出素子と、スピンドル
モータの駆動コイル電流を切替えるホール素子と、ホー
ル素子の出力を方形波整形する波形整形回路と、第1の
入力に供給された波形整形回路の出力方形波と第2の入
力に供給された磁束検出素子の検出出力とを比較して比
較出力を発生する帰還型比較回路と、第2の入力に供給
される磁束検出素子の磁束非検出時の出力レベルが出力
方形波の負極性レベルよりも小さく、出力方形波の負極
性の時に得られる磁束検出素子の検出出力が出力方形波
の負極性レベルよりも大きくなるように設定し、比較出
力の変化時を基準とするインデックス信号を形成するも
のである。
【0022】この第2の実施の形態によれば、磁束検出
素子の検出出力と、ホール素子の出力を整形した方形波
信号との比較出力を求め、その比較出力に基づいてイン
デックス信号を形成するものであって、ホール素子の温
度特性によってホール素子の出力の振幅特性が変動した
としても、ホール素子の出力極性の反転点(ゼロ交差
点)の到来のタイミングが周囲温度変動に係わりなく不
変であるので、このタイミングを利用してインデックス
信号を形成することにより、周囲温度変動に伴う発生タ
イミングの一定なインデックス信号を形成させることが
できる。
【0023】さらに、本発明の第3の実施の形態におい
て、インデックス信号形成回路は、スピンドルモータの
ローター周縁に装着された2極マグネットと、2極マグ
ネット通過時の磁束変化を検出し、2つの同極性ピーク
を有する検出出力を発生する磁束検出コイルと、第1の
入力に供給された直流電圧と第2の入力に供給された磁
束検出コイルの検出出力とを比較して比較出力を発生す
る帰還型比較回路と、比較出力が変化した時から一定時
間持続する検出信号を発生し、第1の入力にマスク電圧
として供給するマスク電圧発生回路とからなり、第1の
入力に供給される直流電圧を、磁束検出コイルの磁束非
検出時のレベルよりも大きくかつ磁束検出コイルの磁束
検出時の2つの同極性ピークよりも小さくなるように、
かつ、マスク電圧を第1の入力の信号レベルを2つの同
極性ピークよりも大きくなるように設定し、マスク電圧
の供給のタイミングを2つの同極性ピークの中の1つの
ピークをマスクするように選び、比較出力の変化時を基
準とするインデックス信号を形成するものである。
【0024】この第3の実施の形態によれば、磁束検出
コイルから得られた2つの同極性ピークを有する検出出
力と、帰還型比較回路の比較出力にマスク電圧発生回路
からのマスク電圧を重畳した加算出力との比較出力を求
め、その比較出力に基づいてインデックス信号を形成す
るものであって、2極マグネットの磁束変化を検出する
際に、温度特性を有しない検出出力を発生する磁束検出
コイルを用いているので、周囲温度変動に伴う発生タイ
ミングの不変なインデックス信号を形成させることがで
きる。
【0025】また、第3の実施の形態によれば、検出出
力の2つの同極性ピークの1つをマスク電圧でマスクす
るようにしているので、2つの同極性ピークが同程度の
レベルのものであっても、インデックス信号の形成のタ
イミングを誤ることがない。
【0026】また、本発明の第4の実施の形態におい
て、インデックス信号形成回路は、スピンドルモータの
ローター周縁に装着された2極マグネットと、2極マグ
ネットの通過時の磁束変化を検出し、2つの同極性ピー
クを有する検出出力を発生する磁束検出コイルと、スピ
ンドルモータの駆動コイル電流を切替えるホール素子
と、ホール素子の出力を方形波整形する波形整形回路
と、第1の入力に供給された波形整形回路の出力方形波
信号と第2の入力に供給された2極マグネットの検出出
力とを比較して比較出力を発生する帰還型比較回路とか
らなり、第1の入力に供給される方形波信号の負極性レ
ベルを、2極マグネットの磁束非検出時のレベルよりも
大きくかつ2極マグネットの磁束検出時の2つの同極性
ピークよりも小さくなるように設定し、第1の入力に供
給される方形波信号が正極性レベルに変化するタイミン
グを2つの同極性ピークの中の1つのピークをマスクす
るような時点に選び、比較出力の変化時を基準とするイ
ンデックス信号を形成するものである。
【0027】この第4の実施の形態によれば、磁束検出
素子から得られた2つの同極性ピークを有する検出出力
と、ホール素子の出力を整形した方形波信号に帰還型比
較回路の比較出力を加算した加算出力との比較出力を求
め、その比較出力に基づいてインデックス信号を形成す
るものであって、2極マグネットの磁束変化を検出する
磁束検出素子の検出出力の振幅が周囲温度の変動に伴っ
て変動しても、検出出力の振幅のゼロ交差点近傍で加算
出力とのレベル一致点を設定しているので、周囲温度の
変動に基づくレベル一致点が変動することはなく、周囲
温度変動に伴う発生タイミングの一定なインデックス信
号が形成される。
【0028】また、第4の実施の形態によれば、検出出
力の2つの同極性ピークの1つをマスク電圧でマスクす
るようにしているので、2つの同極性ピークが同程度の
レベルのものであっても、インデックス信号の形成のタ
イミングを誤ることがない。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0030】図1は、本発明によるインデックス信号形
成回路の第1の実施例を示す概略構成図、図2は、スピ
ンドルモータにおける駆動コイル電流を切替えるホール
素子を設けた状態を示す横断面図、図3(a)乃至
(e)及び(c’)乃至(d’)は、図1に図示の第1
の実施例の動作を説明するための各部の電圧波形を示す
波形図である。
【0031】図1に示されるように、第1の実施例は、
スピンドルモータ1のローター1Rの周縁に取付けられ
た単極マグネット2と、ローター1Rの周縁に近接配置
され、単極マグネット2の磁束を検出する磁束検出コイ
ル3と、スピンドルモータ1のステーター1Sに設けら
れ、駆動コイル1C(U)、1C(V)、1C(W)の
電流を切替える3個のホール素子4(1)、4(2)、
4(3)と、スピンドルモータ1を駆動するモータドラ
イバ5と、磁束検出コイル3の磁束検出出力を第1の方
形波信号に整形する第1の波形整形回路6と、3個のホ
ール素子4(1)乃至4(3)の中の1個のホール素
子、例えばホール素子4(3)の出力を第2の方形波信
号に整形する第2の波形整形回路7と、第1及び第2の
方形波信号の論理積出力を発生させる論理積(AND)
回路8と、インデックス信号を取り出す信号出力端子9
とからなる。
【0032】そして、モータドライバ5は、3個のホー
ル素子4(1)、4(2)、4(3)及びスピンドルモ
ータ1の3相駆動コイル1C(U)、1C(V)、1C
(W)に接続される。磁束検出コイル3は第1の波形整
形回路6の入力に接続され、1個のホール素子4(3)
は第2の波形整形回路7の入力に接続される。第1及び
第2の波形整形回路6、7の出力はAND回路8の入力
に接続され、AND回路8の出力は信号出力端子9に接
続される。
【0033】また、図2に示されるように、スピンドル
モータ1は、ローター1Rとステーター1Sとからなる
もので、この内、ローター1Rは、微小長さの無着磁領
域(記号なし)を介して規則的に8個のマグネット磁極
(同じく記号なし)を配置したものであり、ステーター
1Sは、基板上に、中心軸1Jと、中心軸1Jの周囲に
配置される軸受1U(1)及び軸受ケース1U(2)
と、中心軸1Jの周囲に等角度間隔で配置された6個の
傘状支持体1H(U)、1H(V)、1H(W)と、そ
れぞれの傘状支持体1H(U)、1H(V)、1H
(W)の基部に券回された3相駆動コイル1C(U)、
1C(V)、1C(W)とを備えているものである。そ
して、ステーター1Sには、それぞれ隣合った傘状支持
体1H(W)−1H(U)間、1H(U)−1H(V)
間、1H(V)−1H(W)間にそれぞれホール素子4
(1)、4(2)、4(3)が配置される。
【0034】前記構成のスピンドルモータ1において、
3相交流電源(図示なし)から3相交流を供給すると、
駆動コイル1C(U)にU相電流、駆動コイル1C
(V)にV相電流、駆動コイル1C(W)にW相電流が
それぞれ流れ、ローター1Rがステーター1Sの回りを
回転する。このとき、ホール素子4(1)は、8個のマ
グネット磁極の位置をローター1Rの無着磁領域の近接
に伴う磁束変化によって検出し、U相用駆動コイル1C
(U)に流れるU相電流の切替制御出力を発生し、同様
にして、ホール素子4(2)は、V相用駆動コイル1C
(V)に流れるV相電流の切替制御出力を発生し、ホー
ル素子4(3)は、W相用駆動コイル1C(W)に流れ
るW相電流の切替制御出力を発生する。
【0035】ここで、図3(a)乃至(e)及び
(c’)乃至(d’)に図示の電圧波形図を用い、第1
の実施例の動作について説明する。
【0036】スピンドルモータ1が回転している場合、
ローター1Rの回転に伴ってステーター1Sに配置され
ているホール素子4(3)が、前述のように、8個のマ
グネット磁極の位置を検出し、図3(a)に示されるよ
うな正負極性の電圧出力を発生する。また、ローター1
Rの回転に伴ってローター1Rの周縁に取付けられてい
る単極マグネット2の回転移動により、ローター1Rの
周縁に配置されている磁束検出コイル3が、単極マグネ
ット2の周期的な近接を磁束変化によって検出し、図3
(c)に示されるような磁束検出出力を発生する。ホー
ル素子4(3)から得られた電圧出力は、第1の波形整
形回路6で方形波に整形され、図3(b)に示されるよ
うに周期的に極性が変化する第1の方形波信号に変換さ
れ、磁束検出コイル3から得られた磁束検出出力は、第
2の波形整形回路7で方形波に整形され、図3(d)に
示されるような単発的な第2の方形波信号に変換され
る。AND回路8は、第1の方形波信号と第2の方形波
信号との論理積を取り、その出力に図3(e)に示され
るような第2の方形波信号よりも幅狭の単発的な方形波
信号(論理積出力)を発生させる。
【0037】この場合、論理積出力は、第2の方形波信
号の立ち上がりエッジ、即ち、ホール素子4(3)の電
圧出力のゼロ交差点の到来タイミングに一致した立ち上
がりエッジと、第1の方形波信号の立ち下がりエッジの
到来タイミングに一致した立ち下がりエッジとを有する
ものであって、論理積出力の立ち上がりエッジを利用し
てインデックス信号を形成するものである。
【0038】ところで、第1の実施例は、単極マグネッ
ト2の磁束を検出するために、磁束検出コイル3を用い
ているが、この磁束検出コイル3の代わりに、磁束検出
ホール素子(図示なし)を用いるようにしてもよい。こ
の場合は、磁束検出ホール素子の出力電圧が図3
(c’)に示すようなものになり、第1の波形整形回路
6から得られる第1の方形波信号が図3(d’)に示す
ようなものになる点を除けば、第1の実施例の動作と全
く同じである。
【0039】また、第1の実施例は、単極マグネット2
を用いているが、その代わりに2極マグネット(図示な
し)を用いるようにしてもよい。この場合は、磁束検出
ホール素子の出力電圧が正負両極性のものになり、第1
の波形整形回路6から得られる第1の方形波信号が2つ
のものになるが、1つの第1の方形波信号の到来タイミ
ングと第2の方形波信号の立ち上がりエッジの到来タイ
ミングが重なり合うように設定すれば、第1の実施例の
動作と同じになる。
【0040】このように、第1の実施例によれば、イン
デックス信号の形成に論理積出力の立ち上がりエッジの
タイミング、即ち、ホール素子4(3)の電圧出力のゼ
ロ交差点の到来タイミングを利用しているもので、ホー
ル素子4(3)の電圧出力の振幅に温度依存性があって
も、電圧出力のゼロ交差点に温度依存性がないことか
ら、周囲温度変動に伴い発生タイミングが不変なインデ
ックス信号を形成することができる。
【0041】次に、図4は、本発明によるインデックス
信号形成回路の第2の実施例を示す概略構成図、図5
(a)乃至(c)は、図4に図示の第2の実施例の動作
を説明するための各部の電圧波形を示す波形図である。
なお、図4において、図1に示された構成要素と同じ構
成要素については同じ符号を付けている。
【0042】図4に示されるように、第2の実施例は、
スピンドルモータ1のローター1Rの周縁に取付けられ
た単極マグネット2と、ローター1Rの周縁に近接配置
され、単極マグネット2の磁束を検出する磁束検出コイ
ル3と、スピンドルモータ1のステーター1Sに設けら
れ、駆動コイル1C(W)の電流を切替えるホール素子
4(3)と、ホール素子4(3)の出力を方形波信号に
整形する波形整形回路10と、波形整形回路10の出力
方形波信号をスイッチングするトランジスタ11と、磁
束検出コイル3の磁束検出出力とトランジスタ11の出
力を比較する比較回路12と、電源端子13と、バイア
ス電源14とからなる。
【0043】そして、波形整形回路10は、非反転入力
と出力間に帰還抵抗10fが接続され、非反転入力が抵
抗(記号なし)を介してホール素子4(3)の一端に、
反転入力が直接ホール素子4(3)の他端にそれぞれ接
続される。トランジスタ11は、ベースが抵抗(記号な
し)を介して波形整形回路10の出力に、エミッタが電
源端子13に、コレクタが比較回路12の非反転入力に
それぞれ接続される。比較回路12は、非反転入力と出
力間に帰還抵抗12fが接続され、非反転入力が抵抗
(記号なし)を介して磁束検出コイル3の他端に、反転
入力が直接磁束検出コイル3の一端に、出力が信号出力
端子9と抵抗(記号なし)を介して電源端子13にそれ
ぞれ接続される。バイアス電源14は、磁束検出コイル
3の他端と接地点間に接続される。
【0044】ここで、図5(a)乃至(c)に図示の電
圧波形図を用い、第2の実施例の動作について説明す
る。
【0045】スピンドルモータ1の回転時に、ローター
1Rの回転に伴ってステーター1Sに配置のホール素子
4(3)が8個のマグネット磁極の位置を検出し、図5
(a)に示されるような正負極性の電圧出力を発生す
る。また、ローター1Rの回転に伴ってローター1Rの
周縁に取付けられている単極マグネット2の回転移動に
より、ローター1Rの周縁に配置されている磁束検出コ
イル3が、単極マグネット2の周期的な近接を磁束変化
によって検出し、磁束検出出力を発生する。ホール素子
4(3)から得られた電圧出力は、波形整形回路10で
方形波信号に整形され、トランジスタ11でスイッチン
グされることにより、図5(b)の実線に示されるよう
に、周期的に電圧レベルがV1 とV2 の間で変化する方
形波信号に変換される。一方、磁束検出コイル3から得
られた磁束検出出力は、バイアス電源14によって直流
電圧が重畳され、図5(b)の一点鎖線に示されるよう
な電圧信号に変換される。この場合、磁束検出コイル3
で磁束検出が行われないときの電圧レベルは、方形波信
号の2つの電圧レベルV1 、V2 よりも小さく、しか
も、磁束検出コイル3で磁束検出が行われたときの正極
性方向の電圧レベルのピーク値は、2つの電圧レベルV
1 、V2 の間になるように、バイアス電源14の電圧値
や各種抵抗の抵抗値を設定している。比較回路12は、
電圧レベルがV1とV2 の間で変化する方形波信号(第
1入力)と直流電圧が重畳された電圧信号(第2入力)
とを比較し、その出力に図5(c)に示されるような幅
狭の単発的な負極性の方形波信号(比較出力)を発生さ
せ、得られた比較出力は信号出力端子9に供給される。
【0046】この場合、比較出力は、第2入力の電圧レ
ベルが第1入力の電圧レベルを超えた時点に一致した立
ち下がりエッジと、第1入力の電圧レベルが第2入力の
電圧レベルを超えた時点、即ち、ホール素子4(3)の
電圧出力のゼロ交差点の到来タイミングに一致した立ち
上がりエッジを有するものであって、比較出力の立ち上
がりエッジを利用してインデックス信号を形成するもの
である。
【0047】この第2の実施例は、単極マグネット2の
磁束を検出するために、磁束検出コイル3を用いている
が、この磁束検出コイル3の代わりに、磁束検出ホール
素子(図示なし)を用いるようにしてもよく、また、単
極マグネット2を用いる代わりに2極マグネット(図示
なし)を用いるようにしてもよい。そして、これらの動
作は、第2の実施例の動作と殆んど変わりがない。
【0048】このように、第2の実施例によれば、イン
デックス信号の形成に比較出力の立ち上がりエッジのタ
イミング、即ち、ホール素子4(3)の電圧出力のゼロ
交差点の到来タイミングを利用しているもので、ホール
素子4(3)の電圧出力の振幅に温度依存性があって
も、電圧出力のゼロ交差点に温度依存性がないことか
ら、周囲温度変動に伴い発生タイミングが不変なインデ
ックス信号を形成することができる。
【0049】続く、図6は、本発明によるインデックス
信号形成回路の第3の実施例を示す概略構成図、図7
(a)乃至(c)は、図6に図示の第3の実施例の動作
を説明するための各部の電圧波形を示す波形図であっ
て、マグネット2に2極マグネット2’を用いた場合、
磁束検出出力に得られる同極性の2つのピークの一方を
マスクする手段を備えるものである。なお、図6におい
て、図4に示された構成要素と同じ構成要素については
同じ符号を付けている。
【0050】図6に示されるように、第3の実施例は、
スピンドルモータ1のローター1Rの周縁に取付けられ
た2極マグネット2’と、ローター1Rの周縁に近接配
置され、2極マグネット2’の磁束を検出する磁束検出
コイル3と、磁束検出コイル3の磁束検出出力と後述す
るトランジスタ15の出力マスク信号を比較する比較回
路12と、電源端子13と、バイアス電源14と、比較
回路12の比較出力を受けた後、一定時間持続する方形
波信号を発生する単安定マルチバイブレータ(マスク電
圧発生回路)15と、単安定マルチバイブレータ15の
出力方形波信号をスイッチングし、マスク信号を発生す
るトランジスタ16とからなる。
【0051】そして、比較回路12は、非反転入力と出
力間に帰還抵抗12fが接続され、非反転入力が抵抗
(記号なし)を介して磁束検出コイル3の他端に、反転
入力が直接磁束検出コイル3の一端に、出力が信号出力
端子9と抵抗(記号なし)を介して電源端子13にそれ
ぞれ接続される。バイアス電源14は、磁束検出コイル
3の他端と接地点間に接続される。単安定マルチバイブ
レータ15は、入力が比較回路12の出力に、出力が抵
抗(記号なし)を介してトランジスタ16のベースにそ
れぞれ接続される。トランジスタ16は、ベースとエミ
ッタ間に抵抗(記号なし)が接続され、コレクタが比較
回路12の非反転入力に、エミッタが電源端子13にそ
れぞれ接続される。
【0052】ここにおいて、図7(a)乃至(c)に図
示の電圧波形図を用い、第3の実施例の動作について説
明する。
【0053】スピンドルモータ1の回転時に、ローター
1Rの回転に伴ってローター1Rの周縁に取付けられて
いる2極マグネット2’の回転移動により、ローター1
Rの周縁に配置されている磁束検出コイル3が、2極マ
グネット2’の周期的な近接を磁束変化によって検出
し、磁束検出出力を発生する。このとき得られた磁束検
出出力は、図6及び図7(a)の実線で示されるよう
に、磁束検出時に正極性の2つのピークP1 、P2 を有
している。比較回路12は、非反転入力に供給される図
7(a)の一点鎖線で示されるような電圧レベル(第1
入力)と、反転入力に供給される図7(a)の実線で示
されるような磁束検出出力(第2入力)とを比較し、図
7(b)に示されるように、第2入力の電圧レベルが第
1入力の電圧レベルを超えた時点に立ち下がり、第1入
力の電圧レベルが第2入力の電圧レベルを超えた時点に
立ち上がる負極性の比較出力を発生し、信号出力端子9
に供給する。単安定マルチバイブレータ15は、図7
(c)に示されるように、比較出力の立ち上がりエッジ
に応答し、一定時間持続する負極性の方形波信号を発生
し、トランジスタ16は、負極性の方形波信号の供給時
にオン状態になり、図7(a)の一点鎖線で示されるよ
うに、比較回路12の非反転入力に電源電圧Vccに近
い高電圧レベルVH を供給する。この高電圧レベルVH
が非反転入力に供給されている間、比較回路12は、第
1入力の電圧レベルが第2入力の電圧レベルよりも相当
に大きくなり、正極性の2つのピークP1 、P2 中の後
のピークP2がマスクされる。一方、正極性の2つのピ
ークP1 、P2 中の前のピークP1 の到来時には、トラ
ンジスタ16からマスク信号が供給されていないので、
比較回路12は、ピークP1 に対して前述のような電圧
レベルの比較が行われる。なお、これらの動作が行われ
るためには、磁束検出コイル3で磁束検出が行われない
ときの磁束検出出力の電圧レベルV2 が比較回路12の
非反転入力に供給される電圧レベルV1 よりも若干小さ
く、しかも、磁束検出コイル3で磁束検出が行われたと
きの正極性のピークP1 の値が電圧レベルV2よりも大
きくなるように、バイアス電源14の電圧値や各種抵抗
の抵抗値を設定している。
【0054】この場合、比較出力は、立ち上がりエッジ
が第2入力の電圧レベルが第1入力の電圧レベルを超え
た時点に一致した立ち下がりエッジと、第1入力の電圧
レベルが第2入力の電圧レベルを超えた時点、即ち、磁
束検出コイル3の電圧出力のゼロ交差点の到来タイミン
グに一致した立ち上がりエッジを有するものであって、
比較出力の立ち上がりエッジを利用してインデックス信
号を形成するものである。
【0055】このように、第3の実施例によれば、イン
デックス信号の形成に比較出力の立ち上がりエッジのタ
イミング、即ち、磁束検出コイル3の磁束検出出力のゼ
ロ交差点近傍の到来タイミングを利用しているもので、
磁束検出出力の振幅に何等温度依存性がないことから、
周囲温度変動に伴い発生タイミングが不変なインデック
ス信号を形成することができる。
【0056】また、第3の実施例によれば、磁束検出コ
イル3の磁束検出出力に同(正)極性の2つのピークP
1 、P2 が存在し、それらのピークP1 、P2 の値に大
きな差がないとしても、1つのピークP2 の到来時にマ
スク信号の供給によってマスクするようにしているの
で、インデックス信号の形成のタイミングを誤ることが
ない。
【0057】続いて、図8は、本発明によるインデック
ス信号形成回路の第4の実施例を示す概略構成図、図9
(a)乃至(c)は、図8に図示の第4の実施例の動作
を説明するための各部の電圧波形を示す波形図であっ
て、第3の実施例と同様に、マグネット2に2極マグネ
ット2’を用いた場合、磁束検出出力に得られる同極性
の2つのピークの一方をマスクする手段を備えるもので
ある。なお、図8において、図1及び図4に示された構
成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けてい
る。
【0058】図8に示されるように、第4の実施例は、
スピンドルモータ1のローター1Rの周縁に取付けられ
た2極マグネット2’と、ローター1Rの周縁に近接配
置され、2極マグネット2’の磁束を検出する磁束検出
コイル3と、スピンドルモータ1のステーター1Sに設
けられ、駆動コイル1C(U)、1C(V)、1C
(W)の電流を切替える3個のホール素子4(1)、4
(2)、4(3)と、スピンドルモータ1を駆動するモ
ータドライバ5と、ホール素子4(3)の出力を方形波
信号に整形する波形整形回路10と、波形整形回路10
の出力方形波信号をスイッチングするトランジスタ11
と、磁束検出コイル3の磁束検出出力とトランジスタ1
1の出力を比較する比較回路12と、電源端子13と、
バイアス電源14とからなる。
【0059】そして、モータドライバ5は、3個のホー
ル素子4(1)、4(2)、4(3)及びスピンドルモ
ータ1の3相駆動コイル1C(U)、1C(V)、1C
(W)に接続される。波形整形回路10は、非反転入力
と出力間に帰還抵抗10fが接続され、非反転入力が抵
抗(記号なし)を介してホール素子4(3)の一端に、
反転入力が直接ホール素子4(3)の他端にそれぞれ接
続される。トランジスタ11は、ベースが抵抗(記号な
し)を介して波形整形回路10の出力に、エミッタが電
源端子13に、コレクタが比較回路12の非反転入力に
それぞれ接続され、ベースとエミッタ間に抵抗(記号な
し)が接続される。比較回路12は、非反転入力と出力
間に帰還抵抗12fが接続され、非反転入力が抵抗(記
号なし)を介して磁束検出コイル3の他端に、反転入力
が直接磁束検出コイル3の一端に、出力が信号出力端子
9と抵抗(記号なし)を介して電源端子13にそれぞれ
接続される。バイアス電源14は、磁束検出コイル3の
他端と接地点間に接続される。
【0060】ここでも、図9(a)乃至(d)に図示の
電圧波形図を用い、第4の実施例の動作について説明す
る。
【0061】スピンドルモータ1が回転している時、ロ
ーター1Rの回転に伴ってステーター1Sに配置のホー
ル素子4(3)が8個のマグネット磁極の位置を検出
し、図9(a)に示されるような正負極性の電圧出力を
発生する。また、ローター1Rの回転に伴ってローター
1Rの周縁に取付けられている2極マグネット2’の回
転移動により、ローター1Rの周縁に配置されている磁
束検出コイル3が、2極マグネット2’の周期的な近接
を磁束変化によって検出し、磁束検出出力を発生する。
このとき得られた磁束検出出力も、図8に示されるよう
に、磁束検出時に正極性の2つのピークP1 、P2 を有
している。ホール素子4(3)から得られた電圧出力
は、波形整形回路10で図9(b)に示されるような方
形波信号に整形され、次いで、トランジスタ11でスイ
ッチングされることにより、図9(c)の一点鎖線に示
されるように、周期的に電圧レベルがV1 とV2 の間で
変化する方形波信号に変換される。一方、磁束検出コイ
ル3から得られた磁束検出出力は、バイアス電源14に
よって直流電圧が重畳され、図9(c)の実線に示され
るような電圧信号に変換される。この場合、磁束検出コ
イル3で磁束検出が行われないときの電圧レベルは、方
形波信号の2つの電圧レベルV1 、V2 よりも小さく、
しかも、磁束検出コイル3で磁束検出が行われたときの
正極性のピークP1 、P2 の値は、2つの電圧レベルV
1 、V2 の間になるように、バイアス電源14の電圧値
や各種抵抗の抵抗値を設定している。比較回路12は、
電圧レベルがV1 とV2 の間で変化する方形波信号(第
1入力)と直流電圧が重畳された電圧信号(第2入力)
とを比較し、図9(d)に示されるような幅狭の単発的
な負極性の方形波信号(比較出力)を発生し、得られた
比較出力は信号出力端子9に供給される。
【0062】この第4の実際においては、第1入力が低
い電圧レベルV2 である期間内に第2入力の1つのピー
クP1 が到来するように設定し、かつ、第1入力が高い
電圧レベルV1 である期間内に第2入力の他のピークP
2 が到来するように設定している。このため、第2入力
の1つのピークP1 は、第2入力の電圧レベルが第1入
力の電圧レベルを超えた時点及び第1入力の電圧レベル
が第2入力の電圧レベルを超えた時点の検出に利用され
ているのに対し、第2入力の他のピークP は、第1入
力の高い電圧レベルV1 によってマスクされ、第1入力
と第2入力との間で電圧レベルの反転は生じないもので
ある。
【0063】そして、比較出力は、第2入力の電圧レベ
ルが第1入力の電圧レベルを超えた時点に一致した立ち
下がりエッジと、第1入力の電圧レベルが第2入力の電
圧レベルを超えた時点に一致した立ち上がりエッジを有
するものであって、比較出力の立ち上がりエッジを利用
してインデックス信号を形成するものである。
【0064】このように、第4の実施例によれば、イン
デックス信号の形成に比較出力の立ち上がりエッジのタ
イミング、即ち、磁束検出コイル3の磁束検出出力のゼ
ロ交差点近傍の到来タイミングを利用しているもので、
磁束検出出力の振幅に何等温度依存性がないことから、
周囲温度変動に伴い発生タイミングが不変なインデック
ス信号を形成することができる。
【0065】また、第4の実施例によれば、磁束検出コ
イル3の磁束検出出力に同(正)極性の2つのピークP
1 、P2 が存在し、それらのピークP1 、P2 の値に大
きな差がない場合であっても、1つのピークP2 の到来
時に第1入力の高い電圧レベルV1 の供給によってマス
クするようにしているので、インデックス信号の形成の
タイミングを誤ることがない。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1及び2
に記載の発明によれば、ホール素子の温度特性によって
ホール素子の出力の振幅特性が変動したとしても、ホー
ル素子の出力極性の反転点(ゼロ交差点)の到来のタイ
ミングが周囲温度変動に係わりなく不変であるので、こ
のタイミングを利用してインデックス信号を形成するこ
とにより、周囲温度変動に伴う発生タイミングの一定な
インデックス信号の形成が可能になるという効果があ
る。
【0067】また、本発明の請求項3に記載の発明によ
れば、2極マグネットの磁束変化を検出する際に、温度
特性を有しない検出出力を発生する磁束検出コイルを用
いているので、周囲温度変動に伴う発生タイミングの不
変なインデックス信号の形成が可能になり、その上に、
検出出力の2つの同極性ピークの1つをマスク電圧でマ
スクするようにしているので、2つの同極性ピークが同
程度のレベルのものであっても、インデックス信号の形
成のタイミングを誤ることがないという効果がある。
【0068】さらに、本発明の請求項4に記載の発明に
よれば、2極マグネットの磁束変化を検出する磁束検出
素子の検出出力の振幅が周囲温度の変動に伴って変動し
ても、検出出力の振幅のゼロ交差点近傍で加算出力との
レベル一致点を設定しているので、周囲温度の変動に基
づくレベル一致点が変動することはなく、周囲温度変動
に伴う発生タイミングの一定なインデックス信号の形成
が可能になり、しかも、検出出力の2つの同極性ピーク
の1つをマスク電圧でマスクするようにしているので、
2つの同極性ピークが同程度のレベルのものであって
も、インデックス信号の形成のタイミングを誤ることが
ないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインデックス信号形成回路の第1
の実施例を示す概略構成図である。
【図2】スピンドルモータの駆動コイル電流を切替える
ホール素子を設けた状態を示す横断面図である。
【図3】図1に図示の第1の実施例の動作を説明するた
めの各部の電圧波形を示す波形図である。
【図4】本発明によるインデックス信号形成回路の第2
の実施例を示す概略構成図である。
【図5】図4に図示の第2の実施例の動作を説明するた
めの各部の電圧波形を示す波形図である。
【図6】本発明によるインデックス信号形成回路の第3
の実施例を示す概略構成図である。
【図7】図6に図示の第3の実施例の動作を説明するた
めの各部の電圧波形を示す波形図である。
【図8】本発明によるインデックス信号形成回路の第4
の実施例を示す概略構成図である。
【図9】図8に図示の第4の実施例の動作を説明するた
めの各部の電圧波形を示す波形図である。
【図10】既知のインデックス信号形成回路の概略構成
の一例を示す構成図である。
【図11】図10に図示のインデックス信号形成回路に
おけるインデックス信号形成の原理を示す波形図であ
る。
【符号の説明】
1 スピンドルモータ 1R ローター 1S ステーター 1C(U)、1C(V)、1C(W) 駆動コイル 1J 中心軸 1U(1) 軸受 1U(2) 軸受ケース 1H(U)、1H(V)、1H(W) 傘状支持体 2 単極マグネット 2’ 2極マグネット 3 磁束検出コイル 4(1)、4(2)、4(3) 駆動電流切替用ホール
素子 5 モータドライバ 6 第1の波形整形回路 7 第2の波形整形回路 8 AND回路(論理回路) 9 信号出力端子 10 波形整形回路 11、16 トランジスタ 12 比較回路 13 電源端子 14 バイアス電源 15 単安定マルチバイブレータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピンドルモータのローター周縁に装着
    されたマグネットと、前記マグネット通過時の磁束変化
    を検出する磁束検出素子と、前記スピンドルモータの駆
    動コイル電流を切替えるホール素子と、前記磁束検出素
    子の検出出力を方形波整形する第1波形整形回路と、前
    記ホール素子の出力を方形波整形する第2波形整形回路
    と、前記第1及び第2波形整形回路の各出力方形波の論
    理積を求める論理回路とからなり、前記論理回路の論理
    積出力の変化時を基準とするインデックス信号を形成す
    ることを特徴とするインデックス信号形成回路。
  2. 【請求項2】 スピンドルモータのローター周縁に装着
    されたマグネットと、前記マグネット通過時の磁束変化
    を検出する磁束検出素子と、前記スピンドルモータの駆
    動コイル電流を切替えるホール素子と、前記ホール素子
    の出力を方形波整形する波形整形回路と、第1の入力に
    供給された前記波形整形回路の出力方形波と第2の入力
    に供給された前記磁束検出素子の検出出力とを比較して
    比較出力を発生する帰還型比較回路と、前記磁束検出素
    子の磁束非検出時の出力レベルが前記出力方形波の負極
    性レベルよりも小さく、前記出力方形波の負極性の時に
    得られる前記磁束検出素子の検出出力が前記出力方形波
    の負極性レベルよりも大きくなるように設定し、前記比
    較出力の変化時を基準とするインデックス信号を形成す
    ることを特徴とするインデックス信号形成回路。
  3. 【請求項3】 スピンドルモータのローター周縁に装着
    された2極マグネットと、前記2極マグネット通過時の
    磁束変化を検出し、2つの同極性ピークを有する検出出
    力を発生する磁束検出コイルと、第1の入力に供給され
    た直流電圧と第2の入力に供給された前記磁束検出コイ
    ルの検出出力とを比較して比較出力を発生する帰還型比
    較回路と、前記比較出力が変化した時から一定時間持続
    する検出信号を発生し、前記第1の入力にマスク電圧と
    して供給するマスク電圧発生回路とからなり、前記第1
    の入力に供給される直流電圧を、前記磁束検出コイルの
    磁束非検出時のレベルよりも大きくかつ前記磁束検出コ
    イルの磁束検出時の2つの同極性ピークよりも小さくな
    るように、かつ、前記マスク電圧を前記第1の入力の信
    号レベルを前記2つの同極性ピークよりも大きくなるよ
    うに設定し、前記マスク電圧の供給のタイミングを前記
    2つの同極性ピークの中の1つのピークをマスクするよ
    うに選び、前記比較出力の変化時を基準とするインデッ
    クス信号を形成することを特徴とするインデックス信号
    形成回路。
  4. 【請求項4】 スピンドルモータのローター周縁に装着
    された2極マグネットと、前記2極マグネットの通過時
    の磁束変化を検出し、2つの同極性ピークを有する検出
    出力を発生する磁束検出素子と、前記スピンドルモータ
    の駆動コイル電流を切替えるホール素子と、前記ホール
    素子の出力を方形波整形する波形整形回路と、第1の入
    力に供給された前記波形整形回路の出力方形波信号と第
    2の入力に供給された前記2極マグネットの検出出力と
    を比較して比較出力を発生する帰還型比較回路とからな
    り、前記第1の入力に供給される方形波信号の負極性レ
    ベルを、前記2極マグネットの磁束非検出時のレベルよ
    りも大きくかつ前記2極マグネットの磁束検出時の2つ
    の同極性ピークよりも小さくなるように設定し、前記第
    1の入力に供給される方形波信号が正極性レベルに変化
    するタイミングを前記2つの同極性ピークの中の1つの
    ピークをマスクするような時点に選び、前記比較出力の
    変化時を基準とするインデックス信号を形成することを
    特徴とするインデックス信号形成回路。
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