JPS648555B2 - - Google Patents
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- JPS648555B2 JPS648555B2 JP55000819A JP81980A JPS648555B2 JP S648555 B2 JPS648555 B2 JP S648555B2 JP 55000819 A JP55000819 A JP 55000819A JP 81980 A JP81980 A JP 81980A JP S648555 B2 JPS648555 B2 JP S648555B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P6/00—Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
- H02P6/14—Electronic commutators
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K29/00—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
- H02K29/06—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices
- H02K29/08—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices using magnetic effect devices, e.g. Hall-plates, magneto-resistors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電気的および磁気的に互いに90゜ず
らして配置され、かつ回転子の位置に応じたホー
ル信号を発生する2つのホール素子と、このホー
ル素子のホール信号から整流装置のスイツチング
素子用制御信号を導出する評価回路とを備え、評
価回路は信号結合回路およびこれに後置された論
理回路を含み、信号結合回路は2つのデイジタル
制御信号を出力し、論理回路は、両デイジタル制
御信号が入力として与えられその出力端子に整流
装置のスイツチング素子用制御信号を出力する1
アウト・オブ・4論理回路として構成された無整
流子電動機の整流装置用制御信号発信器に関す
る。
らして配置され、かつ回転子の位置に応じたホー
ル信号を発生する2つのホール素子と、このホー
ル素子のホール信号から整流装置のスイツチング
素子用制御信号を導出する評価回路とを備え、評
価回路は信号結合回路およびこれに後置された論
理回路を含み、信号結合回路は2つのデイジタル
制御信号を出力し、論理回路は、両デイジタル制
御信号が入力として与えられその出力端子に整流
装置のスイツチング素子用制御信号を出力する1
アウト・オブ・4論理回路として構成された無整
流子電動機の整流装置用制御信号発信器に関す
る。
このような制御信号発信器はドイツ連邦共和国
特許出願公告第2403432号明細書により公知であ
る。この制御信号発信器は、ホール素子のホール
信号の零点通過を評価し、デイジタル制御信号を
2つの比較器の出力端に供給する。この両比較器
は入力端でそれぞれホール発信器の両端子と接続
されている。この場合、両ホール素子は固定子巻
線の単位巻線に対し45゜ずらして配置されている。
この公知の制御信号発信器は信号結合回路を有
し、これは正弦波状のホール信号の2つの極値の
間にそれぞれ存在する半波に、一定直流電圧レベ
ルを時間的に交番して加えるか、次の半波から引
くのに用いられる。したがつて非常に高速の無整
流子直流電動機の場合には効率上の問題が減少す
る。
特許出願公告第2403432号明細書により公知であ
る。この制御信号発信器は、ホール素子のホール
信号の零点通過を評価し、デイジタル制御信号を
2つの比較器の出力端に供給する。この両比較器
は入力端でそれぞれホール発信器の両端子と接続
されている。この場合、両ホール素子は固定子巻
線の単位巻線に対し45゜ずらして配置されている。
この公知の制御信号発信器は信号結合回路を有
し、これは正弦波状のホール信号の2つの極値の
間にそれぞれ存在する半波に、一定直流電圧レベ
ルを時間的に交番して加えるか、次の半波から引
くのに用いられる。したがつて非常に高速の無整
流子直流電動機の場合には効率上の問題が減少す
る。
類似の電子式直流電動機用制御信号発信器は
「シーメンス、ツアイトシユリフト(Siemens−
Zeitschrift)」1971年4月、第206〜208ページ、
特に第2図および第5図によつても公知である。
ここでも固定子巻線は4つの単位巻線を備えてい
る。また、ここでも空間的に互いに90゜ずらして
配置された2つのホール素子が用いられている。
これらのホール素子は、固定子巻線の単位巻線間
の半分の角度に配置されており、その結果いわゆ
る「45゜ずれ方式」である。整流装置用の制御信
号は、ここでは評価回路により、交点から導出さ
れるのでなく、回転子磁束によつて励起されるホ
ール信号の零点通過から導出される。ここでは電
子式電動機のデイジタル制御が行われる。その場
合H信号とL信号のみが用いられ、各単位巻線は
次の単位巻線が投入されると、遮断される。
「シーメンス、ツアイトシユリフト(Siemens−
Zeitschrift)」1971年4月、第206〜208ページ、
特に第2図および第5図によつても公知である。
ここでも固定子巻線は4つの単位巻線を備えてい
る。また、ここでも空間的に互いに90゜ずらして
配置された2つのホール素子が用いられている。
これらのホール素子は、固定子巻線の単位巻線間
の半分の角度に配置されており、その結果いわゆ
る「45゜ずれ方式」である。整流装置用の制御信
号は、ここでは評価回路により、交点から導出さ
れるのでなく、回転子磁束によつて励起されるホ
ール信号の零点通過から導出される。ここでは電
子式電動機のデイジタル制御が行われる。その場
合H信号とL信号のみが用いられ、各単位巻線は
次の単位巻線が投入されると、遮断される。
この制御信号発信器は、ホール素子が固定子巻
線の単位巻線間の半分の角度に配置され、したが
つて45゜ずれを有する無整流子電動機のデイジタ
ル制御にのみ適している。
線の単位巻線間の半分の角度に配置され、したが
つて45゜ずれを有する無整流子電動機のデイジタ
ル制御にのみ適している。
そのほかに、回転子位置発信器が単位巻線の軸
長手方向に配置されている無整流子電動機も存在
する。それに適する制御信号発信機は“VDE−
Fachberichten”、第25巻、1968、第147〜151ペ
ージ、特に第7図により公知である。この制御信
号発信器は、固定子巻線が4つの単位巻線からな
り、しかもそれらの単位巻線は巻枠の巻線室内に
対をなして存在し、互いに直角に配置されるよう
な電子式電動機に使用される。その場合、固定子
巻線は2極形の回転子磁石を取囲んでいる。回転
子磁石の位置監視のための回転子位置検出器とし
て2つの磁気感応素子が設けられ、しかもそれら
は互いに空間的に90゜だけずらして固定配置され
た2つのホール素子として構成されている。各ホ
ール素子は単位巻線対の下に配置されている。こ
れは、いわゆる「0゜ずれ方式」である。回転する
回転子の磁界によつて両ホール素子は、一方のホ
ール信号が正弦波状に変化し、他方のホール信号
が余弦波状に変化するように制御される。評価回
路(同誌、第9図)は両ホール素子の4つのホー
ル信号から整流装置用の制御或いは切換信号を導
出する。この導出はホール信号の交点から行われ
る。整流装置は、単位巻線に直列に接続されたス
イツチング素子としての4つのパワートランジス
タを装備している。各パワートランジスタには前
記トランジスタが接続されている。前置トランジ
スタの全エミツタ電流は共通の直列抵抗を流れる
ので、両ホール素子による制御は、付属の前置ト
ランジスタが最も高いホール信号による大きさの
信号を得るパワートランジスタのみが電流を引受
けるように作用する。前置トランジスタを介して
パワートランジスタが、またこのパワートランジ
スタを介して単位巻線内の電流が制御される。そ
の場合、アナログ制御が行われ、転流位置におい
て2つの単位巻線が同時に電流を流すことがあり
得る。
長手方向に配置されている無整流子電動機も存在
する。それに適する制御信号発信機は“VDE−
Fachberichten”、第25巻、1968、第147〜151ペ
ージ、特に第7図により公知である。この制御信
号発信器は、固定子巻線が4つの単位巻線からな
り、しかもそれらの単位巻線は巻枠の巻線室内に
対をなして存在し、互いに直角に配置されるよう
な電子式電動機に使用される。その場合、固定子
巻線は2極形の回転子磁石を取囲んでいる。回転
子磁石の位置監視のための回転子位置検出器とし
て2つの磁気感応素子が設けられ、しかもそれら
は互いに空間的に90゜だけずらして固定配置され
た2つのホール素子として構成されている。各ホ
ール素子は単位巻線対の下に配置されている。こ
れは、いわゆる「0゜ずれ方式」である。回転する
回転子の磁界によつて両ホール素子は、一方のホ
ール信号が正弦波状に変化し、他方のホール信号
が余弦波状に変化するように制御される。評価回
路(同誌、第9図)は両ホール素子の4つのホー
ル信号から整流装置用の制御或いは切換信号を導
出する。この導出はホール信号の交点から行われ
る。整流装置は、単位巻線に直列に接続されたス
イツチング素子としての4つのパワートランジス
タを装備している。各パワートランジスタには前
記トランジスタが接続されている。前置トランジ
スタの全エミツタ電流は共通の直列抵抗を流れる
ので、両ホール素子による制御は、付属の前置ト
ランジスタが最も高いホール信号による大きさの
信号を得るパワートランジスタのみが電流を引受
けるように作用する。前置トランジスタを介して
パワートランジスタが、またこのパワートランジ
スタを介して単位巻線内の電流が制御される。そ
の場合、アナログ制御が行われ、転流位置におい
て2つの単位巻線が同時に電流を流すことがあり
得る。
本発明は、電子式電動機、特に非制御の電子式
電動機においては、デイジタル制御の方がアナロ
グ制御よりも安価であるという考えから出発して
いる。コストの問題は流れ生産、特にたとえばフ
アンのような小形機器における大きな問題であ
る。
電動機においては、デイジタル制御の方がアナロ
グ制御よりも安価であるという考えから出発して
いる。コストの問題は流れ生産、特にたとえばフ
アンのような小形機器における大きな問題であ
る。
したがつて本発明の目的は、初めに述べたよう
な制御信号発信器を、単位巻線に対し軸方向に配
置された「0゜ずれ方式」の2つのホール素子を備
えた無整流子電子式電動機をもデイジタル制御で
きるように構成することにある。
な制御信号発信器を、単位巻線に対し軸方向に配
置された「0゜ずれ方式」の2つのホール素子を備
えた無整流子電子式電動機をもデイジタル制御で
きるように構成することにある。
この目的は本発明によれば、冒頭に述べた無整
流子電動機の整流装置用制御信号発信器におい
て、両ホール素子は電動機の単位巻線に対し軸方
向に配置され、信号結合回路は、入力側が抵抗回
路を介してホール素子のホール電圧端子と接続さ
れた2つの比較器を含んでおり、信号結合回路に
よつて供給される制御信号のスイツチング時点
は、ホール信号の接続する2つの零点通過間の時
間間隔の半分だけずれていることにより構成され
る。
流子電動機の整流装置用制御信号発信器におい
て、両ホール素子は電動機の単位巻線に対し軸方
向に配置され、信号結合回路は、入力側が抵抗回
路を介してホール素子のホール電圧端子と接続さ
れた2つの比較器を含んでおり、信号結合回路に
よつて供給される制御信号のスイツチング時点
は、ホール信号の接続する2つの零点通過間の時
間間隔の半分だけずれていることにより構成され
る。
この場合デイジタルの信号結合回路によつて電
気的に45゜ずれが得られる。そうすることによつ
てホール素子の空間的ずれは不必要である。言い
換えるならば、公知の電子式電動機を、それに何
の構造的変更を加えることなしに、本発明による
制御信号発信器を用いることによつてデイジタル
制御をすることが可能になる。それにより、従来
のアナログ素子を用いる場合に対して価格的に有
利となる。デイジタル制御によつて、整流装置に
はわずかなスイツチング損失しか生じない。
気的に45゜ずれが得られる。そうすることによつ
てホール素子の空間的ずれは不必要である。言い
換えるならば、公知の電子式電動機を、それに何
の構造的変更を加えることなしに、本発明による
制御信号発信器を用いることによつてデイジタル
制御をすることが可能になる。それにより、従来
のアナログ素子を用いる場合に対して価格的に有
利となる。デイジタル制御によつて、整流装置に
はわずかなスイツチング損失しか生じない。
本発明による信号結合回路の構成は比較的わず
かで安価な部品によつて実施できる。原理的に
は、これとは異なり、ホール素子の制御電流回路
の並列接続も可能である。この並列接続は2倍の
制御電流を必要とすることになるが、それは制御
電流源に付加的な負担を強いることになる。
かで安価な部品によつて実施できる。原理的に
は、これとは異なり、ホール素子の制御電流回路
の並列接続も可能である。この並列接続は2倍の
制御電流を必要とすることになるが、それは制御
電流源に付加的な負担を強いることになる。
信号結合回路は演算増幅器を用いて構成するの
がよい。なぜならば、そうすることによつて特に
安価な構造となるからである。その場合、演算増
幅器は付属接続の無い増幅器として構成される
か、またはヒステリシススイツチとして構成する
ことができる。
がよい。なぜならば、そうすることによつて特に
安価な構造となるからである。その場合、演算増
幅器は付属接続の無い増幅器として構成される
か、またはヒステリシススイツチとして構成する
ことができる。
特に有利な実施態様は、一方のホール素子の各
ホール電圧端子は直列接続された2つの抵抗を介
して他方のホール素子の各ホール電圧端子と接続
され、比較器はその入力端子がそれぞれ一方の抵
抗直列回路の中間接続点に接続されることによつ
て与えられる。抵抗値を適当に選定することによ
つて、この実施態様では必要な信号マツチングが
得られる。流れ生産にとつては、この実施態様は
特に適している。というのは、製作過程において
個々の部品を正確な特性値にすることは必要がな
く、調整作業によつて正確な信号調整が達成でき
るからである。
ホール電圧端子は直列接続された2つの抵抗を介
して他方のホール素子の各ホール電圧端子と接続
され、比較器はその入力端子がそれぞれ一方の抵
抗直列回路の中間接続点に接続されることによつ
て与えられる。抵抗値を適当に選定することによ
つて、この実施態様では必要な信号マツチングが
得られる。流れ生産にとつては、この実施態様は
特に適している。というのは、製作過程において
個々の部品を正確な特性値にすることは必要がな
く、調整作業によつて正確な信号調整が達成でき
るからである。
僅かな抵抗を用いた簡単な構成によつて特徴づ
けられる他の実施態様は、一方のホール素子の一
方のホール電圧端子は他方のホール素子の一方の
ホール電圧端子と直列接続された2つの抵抗を介
して接続され、比較器はそれぞれ一方の入力端子
が両抵抗直列回路の一方の中間接続点に接続さ
れ、他方の入力端子がそれぞれ両ホール素子の共
通の制御電流端子に接続されることによつて与え
られる。この実施態様の場合の調整をとることは
前述の実施態様におけるよりはいささか困難であ
る。実際上は、この実施態様の場合、特殊なホー
ル素子を用いなければならないということが示さ
れた。
けられる他の実施態様は、一方のホール素子の一
方のホール電圧端子は他方のホール素子の一方の
ホール電圧端子と直列接続された2つの抵抗を介
して接続され、比較器はそれぞれ一方の入力端子
が両抵抗直列回路の一方の中間接続点に接続さ
れ、他方の入力端子がそれぞれ両ホール素子の共
通の制御電流端子に接続されることによつて与え
られる。この実施態様の場合の調整をとることは
前述の実施態様におけるよりはいささか困難であ
る。実際上は、この実施態様の場合、特殊なホー
ル素子を用いなければならないということが示さ
れた。
本発明の他の実施態様は特許請求の範囲第2項
以下に記載されているとおりである。
以下に記載されているとおりである。
次に図面を参照して本発明の実施例を詳細に説
明する。
明する。
第1図の制御信号発信器は、信号結合回路Zと
協動する2つのホール素子H1およびH2を含ん
でいる。信号結合回路Zは第14図に例示されて
いる論理回路Lに2つデイジタル制御信号Aおよ
びBを供給する。信号結合回路Zおよび論理回路
Lは評価回路の構成部分であり、この評価回路
は、無整流子電動機の整流装置のスイツチング素
子用の制御信号を発する。
協動する2つのホール素子H1およびH2を含ん
でいる。信号結合回路Zは第14図に例示されて
いる論理回路Lに2つデイジタル制御信号Aおよ
びBを供給する。信号結合回路Zおよび論理回路
Lは評価回路の構成部分であり、この評価回路
は、無整流子電動機の整流装置のスイツチング素
子用の制御信号を発する。
第1図において、両ホール素子H1およびH2
の両ホール電圧端子は1,3ないし5,7で示さ
れている。制御電流端子は符号2,4ないし4,
6で示されている。図から判るように、制御電流
端子4は互いに直接接続されている(制御電流直
列回路)。さらに一方のホール素子H1の両ホー
ル電圧端子1,3は他方のホール素子H2の両ホ
ール電圧端子5,7と抵抗回路を介して接続され
ている。この抵抗回路は、すべて少なくともほぼ
等しい抵抗値を有する8個の抵抗R1を含んでい
る。より具体的には、ホール電圧端子1は直列接
続された2つの抵抗R1を介してホール電圧端子
7に接続されるとともに、直列接続された2つの
抵抗R1を介してホール電圧端子5に接続されて
いる。同様にしてホール電圧端子3は互いに直列
接続された2つの抵抗R1を介してホール電圧端
子5に接続されるとともに、互いに直列接続され
た2つの抵抗R1を介してホール電圧端子7に接
続されている。これら4つの抵抗直列回路の中間
接続端子は互いに接続されたホール電圧端子に対
応してそれぞれ15,17,35,37で示され
ている。4つの抵抗R1は調整可能のものとして
示されている。これらの抵抗R1で他の抵抗R1
の抵抗値誤差が補償される。
の両ホール電圧端子は1,3ないし5,7で示さ
れている。制御電流端子は符号2,4ないし4,
6で示されている。図から判るように、制御電流
端子4は互いに直接接続されている(制御電流直
列回路)。さらに一方のホール素子H1の両ホー
ル電圧端子1,3は他方のホール素子H2の両ホ
ール電圧端子5,7と抵抗回路を介して接続され
ている。この抵抗回路は、すべて少なくともほぼ
等しい抵抗値を有する8個の抵抗R1を含んでい
る。より具体的には、ホール電圧端子1は直列接
続された2つの抵抗R1を介してホール電圧端子
7に接続されるとともに、直列接続された2つの
抵抗R1を介してホール電圧端子5に接続されて
いる。同様にしてホール電圧端子3は互いに直列
接続された2つの抵抗R1を介してホール電圧端
子5に接続されるとともに、互いに直列接続され
た2つの抵抗R1を介してホール電圧端子7に接
続されている。これら4つの抵抗直列回路の中間
接続端子は互いに接続されたホール電圧端子に対
応してそれぞれ15,17,35,37で示され
ている。4つの抵抗R1は調整可能のものとして
示されている。これらの抵抗R1で他の抵抗R1
の抵抗値誤差が補償される。
信号結合回路Zはさらに2つの比較器C1およ
びC2を含んでいる。ここでは特に付属接続のな
い、又はヒステリシススイツチとして接続構成さ
れた演算増幅器が示されている。比較器C1のP
入力端子は中間接続端子17と接続され、N入力
端子は中間接続端子35と接続されている。比較
器C1はその出力端子にデイジタル制御信号Aを
与える。比較器C2のP入力端子は中間接続端子
37と接続され、N入力端子は中間接続端子15
と接続されている。比較器C2はその出力端子に
デイジタル制御信号Bを与える。
びC2を含んでいる。ここでは特に付属接続のな
い、又はヒステリシススイツチとして接続構成さ
れた演算増幅器が示されている。比較器C1のP
入力端子は中間接続端子17と接続され、N入力
端子は中間接続端子35と接続されている。比較
器C1はその出力端子にデイジタル制御信号Aを
与える。比較器C2のP入力端子は中間接続端子
37と接続され、N入力端子は中間接続端子15
と接続されている。比較器C2はその出力端子に
デイジタル制御信号Bを与える。
第1図の制御信号発信器においては、ホール素
子H1およびH2の制御電流回路は並列接続にし
てもよいし、また直列接続にしてもよい。そのた
めの各実施例は第2図および第3図に示されてい
る。
子H1およびH2の制御電流回路は並列接続にし
てもよいし、また直列接続にしてもよい。そのた
めの各実施例は第2図および第3図に示されてい
る。
第2図において、両ホール素子H1,H2の制
御電流端子2および6にはそれぞれ各一端で直列
抵抗r2ないしr6が接続されている。これらの
直列抵抗r2およびr6はその他端が共通に負入
力端子e2に接続されている。共通の制御電流端
子4は共通の直列抵抗r4の一端に接続されてい
る。この直列抵抗r4の他端は正入力端子e1に
接続されている。入力端子e1,e2には、たと
えば10Vの電圧が加えられる。直列抵抗r2,r
4およびr6は、たとえばそれぞれ約100オーム
の値である。正確な値は用いられるホール素子H
1,H2のタイプに依存する。
御電流端子2および6にはそれぞれ各一端で直列
抵抗r2ないしr6が接続されている。これらの
直列抵抗r2およびr6はその他端が共通に負入
力端子e2に接続されている。共通の制御電流端
子4は共通の直列抵抗r4の一端に接続されてい
る。この直列抵抗r4の他端は正入力端子e1に
接続されている。入力端子e1,e2には、たと
えば10Vの電圧が加えられる。直列抵抗r2,r
4およびr6は、たとえばそれぞれ約100オーム
の値である。正確な値は用いられるホール素子H
1,H2のタイプに依存する。
第3図においては、制御電流端子2は直列抵抗
r2′を介して正入力端子e1に接続されている。
同様に制御電流端子6は他の直列抵抗r6′を介
して負入力端子e2に接続される。両入力端子e
1,e2間には、たとえば16Vの電圧がかけられ
る。両直列抵抗r2′およびr6′は同じ抵抗値の
ものでよい。その抵抗値は例えばそれぞれ620オ
ームである。場合によつては両直列抵抗r2′お
よびr6′の一方は無くてもよい。
r2′を介して正入力端子e1に接続されている。
同様に制御電流端子6は他の直列抵抗r6′を介
して負入力端子e2に接続される。両入力端子e
1,e2間には、たとえば16Vの電圧がかけられ
る。両直列抵抗r2′およびr6′は同じ抵抗値の
ものでよい。その抵抗値は例えばそれぞれ620オ
ームである。場合によつては両直列抵抗r2′お
よびr6′の一方は無くてもよい。
第4図には制御信号発信器の他の実施例が示さ
れている。この実施例はすべて少なくともほぼ等
しい抵抗値を有する4個の抵抗R4のみを有する
抵抗回路を用いて実現されている。ここではそれ
ぞれ2つの抵抗R4からなる2組の抵抗直列回路
が示されている。直列回路の一方の抵抗R4はそ
れぞれ可調整に構成されている。一方の直列回路
はホール電圧端子1および7間に接続され、他方
の直列回路はホール電圧端子1および5間に接続
されている。ここではホール素子H1,H2とし
て、その制御電流抵抗特性が磁気的付勢の際ごく
僅かしか変わらないようなものを用いるのがよ
い。そうすれば制御電流端子4にわずかな電位変
動しか生じないようにすることができる。
れている。この実施例はすべて少なくともほぼ等
しい抵抗値を有する4個の抵抗R4のみを有する
抵抗回路を用いて実現されている。ここではそれ
ぞれ2つの抵抗R4からなる2組の抵抗直列回路
が示されている。直列回路の一方の抵抗R4はそ
れぞれ可調整に構成されている。一方の直列回路
はホール電圧端子1および7間に接続され、他方
の直列回路はホール電圧端子1および5間に接続
されている。ここではホール素子H1,H2とし
て、その制御電流抵抗特性が磁気的付勢の際ごく
僅かしか変わらないようなものを用いるのがよ
い。そうすれば制御電流端子4にわずかな電位変
動しか生じないようにすることができる。
この実施例の場合も2つの比較器C3およびC
4が設けられている。第1の比較器C3のP入力
端子は一方の抵抗直列回路の中間接続端子17に
接続され、N入力端子は共通の制御電流端子4に
接続されている。同様に比較器C4のP入力端子
は共通の制御電流端子4に接続され、そのN入力
端子は他方の抵抗直列回路の中間接続端子15に
接続されている。両比較器C3およびC4はその
出力端子に制御信号AないしBを与える。
4が設けられている。第1の比較器C3のP入力
端子は一方の抵抗直列回路の中間接続端子17に
接続され、N入力端子は共通の制御電流端子4に
接続されている。同様に比較器C4のP入力端子
は共通の制御電流端子4に接続され、そのN入力
端子は他方の抵抗直列回路の中間接続端子15に
接続されている。両比較器C3およびC4はその
出力端子に制御信号AないしBを与える。
第1図または第4図の比較器C1,C2または
C3,C4は、P入力端子とN入力端子との間の
電圧がその極性を変えると直ちに出力がL信号か
らH信号へ、またはその逆に変わるように構成さ
れている。
C3,C4は、P入力端子とN入力端子との間の
電圧がその極性を変えると直ちに出力がL信号か
らH信号へ、またはその逆に変わるように構成さ
れている。
第5〜7図は制御電流端子4の電位を基準とし
た各部の電圧波形を示すものである。
た各部の電圧波形を示すものである。
第5図には、第1のホール素子H1のホール電
圧端子1ないし3のホール信号a1およびa3が
制御電流端子4の電位を基準として示されてい
る。ホール信号a1およびa3は逆位相状態にあ
り、それぞれ正弦波形をしている。
圧端子1ないし3のホール信号a1およびa3が
制御電流端子4の電位を基準として示されてい
る。ホール信号a1およびa3は逆位相状態にあ
り、それぞれ正弦波形をしている。
同様に第6図には第2のホール素子H2のホー
ル電圧端子5ないし7のホール信号a5およびa
7が示されている。これらのホール信号a5,a
7も逆位相状態にあり、それぞれ余弦波形をして
いる。2つの連続する零点通過はt1およびt2
(第5図)で示されている。
ル電圧端子5ないし7のホール信号a5およびa
7が示されている。これらのホール信号a5,a
7も逆位相状態にあり、それぞれ余弦波形をして
いる。2つの連続する零点通過はt1およびt2
(第5図)で示されている。
第7図は、制御電流端子4の電位を基準とし
て、第1図および第4図の抵抗直列回路の中間接
続端子15,17,35ないし37の電圧a1
5,a17,a35およびa37の波形を示すも
のである。この図から、それぞれ正弦波状に変化
する電圧a15,a17,a35およびa37に
おいては、その零点通過がホール信号a1,a
3,a5およびa7の零点通過に対して±0.5・
(t2−t1)=±45゜(電気角)だけずれていることが
判る。制御信号AおよびBの立上りおよび立下り
はこれらの零点通過によつて起こるので、特に重
要なことである。
て、第1図および第4図の抵抗直列回路の中間接
続端子15,17,35ないし37の電圧a1
5,a17,a35およびa37の波形を示すも
のである。この図から、それぞれ正弦波状に変化
する電圧a15,a17,a35およびa37に
おいては、その零点通過がホール信号a1,a
3,a5およびa7の零点通過に対して±0.5・
(t2−t1)=±45゜(電気角)だけずれていることが
判る。制御信号AおよびBの立上りおよび立下り
はこれらの零点通過によつて起こるので、特に重
要なことである。
このことは第8,9図から明らかになる。ここ
では制御信号AないしBの変化が時間tに関して
示されている。両制御信号A,Bのパルス幅は電
気角180゜である。制御信号Aは電圧a17が電圧
a35よりも正側にある限りH信号となり、電圧
a17が電圧a35よりも負側にある限りL信号
となる。電圧a15およびa37に関して制御信
号Bについても同じことが成立する。制御信号B
は制御信号Aに対して右側に電気角90゜だけずれ
ている。
では制御信号AないしBの変化が時間tに関して
示されている。両制御信号A,Bのパルス幅は電
気角180゜である。制御信号Aは電圧a17が電圧
a35よりも正側にある限りH信号となり、電圧
a17が電圧a35よりも負側にある限りL信号
となる。電圧a15およびa37に関して制御信
号Bについても同じことが成立する。制御信号B
は制御信号Aに対して右側に電気角90゜だけずれ
ている。
第14図に例示されている論理回路Lは制御信
号AおよびBから整流装置のスイツチング素子用
の制御信号を、第10〜13図に示されている巻
線電流i1〜i4が生ずるように発生する。各単
位巻線が順次電気角90゜だけ電流を流すことは明
らかである。その場合、オン時点およびオフ時点
は制御信号AおよびBの立上りおよび立下りによ
つて与えられる。たとえば第10図において、第
1の単位巻線の巻線電流i1は、制御信号Aの立
上りによつて始まり、制御信号Bの立上りによつ
て終る電流パルスを示す。
号AおよびBから整流装置のスイツチング素子用
の制御信号を、第10〜13図に示されている巻
線電流i1〜i4が生ずるように発生する。各単
位巻線が順次電気角90゜だけ電流を流すことは明
らかである。その場合、オン時点およびオフ時点
は制御信号AおよびBの立上りおよび立下りによ
つて与えられる。たとえば第10図において、第
1の単位巻線の巻線電流i1は、制御信号Aの立
上りによつて始まり、制御信号Bの立上りによつ
て終る電流パルスを示す。
第14図には、たとえばフアンやその他の小型
機器の駆動に用いることのできる電子式電動機M
が示されている。この電動機Mは速度調整が行な
われない。速度調整は、たとえば供給電圧を変え
ることによつて行なうことができる。電動機M
は、N極およびS極を有し図示矢印方向に回転す
る永久磁石回転子Pと、4つの単位巻線W1,W
2,W3およびW4からなる固定子巻線とを備え
ている。単位巻線W1〜W4は互いに直角角に対
をなして配置されており、それらの一方の巻線端
は星形結線され、他方の巻線端はそれぞれ整流装
置Kに接続されている。整流装置Kは電子スイツ
チング素子T1〜T4、特にパワートランジスタ
を含む電子的整流子であつて、各スイツチング素
子T1〜T4はそれぞれ単位巻線W1〜W4の1
つに直列に接続されている。電流を供給するため
にスイツチング素子T1〜T4は共通に電圧源の
負極に接続され、単位巻線W1〜W4の中性点は
電圧源の正極に接続されている。
機器の駆動に用いることのできる電子式電動機M
が示されている。この電動機Mは速度調整が行な
われない。速度調整は、たとえば供給電圧を変え
ることによつて行なうことができる。電動機M
は、N極およびS極を有し図示矢印方向に回転す
る永久磁石回転子Pと、4つの単位巻線W1,W
2,W3およびW4からなる固定子巻線とを備え
ている。単位巻線W1〜W4は互いに直角角に対
をなして配置されており、それらの一方の巻線端
は星形結線され、他方の巻線端はそれぞれ整流装
置Kに接続されている。整流装置Kは電子スイツ
チング素子T1〜T4、特にパワートランジスタ
を含む電子的整流子であつて、各スイツチング素
子T1〜T4はそれぞれ単位巻線W1〜W4の1
つに直列に接続されている。電流を供給するため
にスイツチング素子T1〜T4は共通に電圧源の
負極に接続され、単位巻線W1〜W4の中性点は
電圧源の正極に接続されている。
整流装置Kを制御するために、両ホール素子H
1およびH2、信号結合回路Z(特に第1図また
は第4図による)、およびそれに後置された論理
回路Lを含む制御信号発信器が用いられる。その
場合、両ホール素子H1およびH2は互いに磁気
的および電気的に90゜だけずらして固定配置され
ており、単位巻線W1ないしW2に対し軸方向に
あり、回転子Pによつて発生された、回転子位置
に応じた磁界を感知する。
1およびH2、信号結合回路Z(特に第1図また
は第4図による)、およびそれに後置された論理
回路Lを含む制御信号発信器が用いられる。その
場合、両ホール素子H1およびH2は互いに磁気
的および電気的に90゜だけずらして固定配置され
ており、単位巻線W1ないしW2に対し軸方向に
あり、回転子Pによつて発生された、回転子位置
に応じた磁界を感知する。
両制御信号AおよびBが導かれる論理回路Lは
「1・アウト・オブ4」論理回路として構成され
ている。図示の例では、この論理回路はデイスク
リート素子を含み、それぞれ1つの入力端子を有
する2つの反転回路U1およびU2と、それぞれ
2つの入力端子を有する4つのANDゲートG1
〜G4を持つている。デイスクリート素子の代り
に論理回路Lとして市販のIC回路、たとえば
Motorola Semiconductors社(Phoenix、
Arizona、USA)のIC回路MC14555B
(Broschu¨re “Semiconductor Data
Library”、第5巻、シリーズB、第5〜420ペー
ジ、Motorola Semiconductors社参照)を用い
ることもできる。
「1・アウト・オブ4」論理回路として構成され
ている。図示の例では、この論理回路はデイスク
リート素子を含み、それぞれ1つの入力端子を有
する2つの反転回路U1およびU2と、それぞれ
2つの入力端子を有する4つのANDゲートG1
〜G4を持つている。デイスクリート素子の代り
に論理回路Lとして市販のIC回路、たとえば
Motorola Semiconductors社(Phoenix、
Arizona、USA)のIC回路MC14555B
(Broschu¨re “Semiconductor Data
Library”、第5巻、シリーズB、第5〜420ペー
ジ、Motorola Semiconductors社参照)を用い
ることもできる。
第14図において、反転回路U1により制御信
号Aから反転制御信号が形成され、反転回路U
2により制御信号Bから反転制御信号が形成さ
れる。各2つの制御信号A,およびB,は図
示の回路結合においてANDゲートG1〜G4に
導かれる。図示の回路結合は前述の「1・アウ
ト・オブ4」論理回路Lを実現するものである。
すなわち、1・アウト・オブ4論理回路は、4ビ
ツトで構成され、かつ4ビツト中必ず0は3個、
1は1個あるように組み合わされたコード、
1000、0100、0010、0001を作る論理回路である。
信号結合回路Zの両出力端子から取り出された制
御信号A,Bは0と1のあらゆる組み合わせであ
り、その各組み合わせに対し論理回路LのAND
ゲートG1〜G4の出力端には次のような信号が
得られる。
号Aから反転制御信号が形成され、反転回路U
2により制御信号Bから反転制御信号が形成さ
れる。各2つの制御信号A,およびB,は図
示の回路結合においてANDゲートG1〜G4に
導かれる。図示の回路結合は前述の「1・アウ
ト・オブ4」論理回路Lを実現するものである。
すなわち、1・アウト・オブ4論理回路は、4ビ
ツトで構成され、かつ4ビツト中必ず0は3個、
1は1個あるように組み合わされたコード、
1000、0100、0010、0001を作る論理回路である。
信号結合回路Zの両出力端子から取り出された制
御信号A,Bは0と1のあらゆる組み合わせであ
り、その各組み合わせに対し論理回路LのAND
ゲートG1〜G4の出力端には次のような信号が
得られる。
A=1、B=0の場合 1000
A=1、B=1の場合 0100
A=0、B=1の場合 0010
A=0、B=0の場合 0001
これに代えて、ANDゲートG1〜G4の代り
にORゲートを用いることもでき、その場合には
もちろん信号結合回路Zの出力端子において反転
制御信号およびが取出されなければならな
い。
にORゲートを用いることもでき、その場合には
もちろん信号結合回路Zの出力端子において反転
制御信号およびが取出されなければならな
い。
各ANDゲートG1〜G4の出力端子は、ここ
では符号を付けていない結合抵抗を介して上述の
終段トランジスタT1〜T4の1つのベースに接
続されている。巻線電流i1〜i4が大きい場合
は、終段トランジスタT1〜T4のベース端子と
論理回路Lの4つの論理出力端子との間にドライ
バトランジスタまたは他の増幅器を挿入すること
ができる。終段トランジスタT1〜T4の代りに
ダーリントントランジスタ回路を用いることもで
きる。
では符号を付けていない結合抵抗を介して上述の
終段トランジスタT1〜T4の1つのベースに接
続されている。巻線電流i1〜i4が大きい場合
は、終段トランジスタT1〜T4のベース端子と
論理回路Lの4つの論理出力端子との間にドライ
バトランジスタまたは他の増幅器を挿入すること
ができる。終段トランジスタT1〜T4の代りに
ダーリントントランジスタ回路を用いることもで
きる。
第15図から明らかなように、制御信号発信器
は1よりも大きい磁極対数pの回転子と組合せて
用いることもできる。同一構成部分は第14図に
おけると同じ符号で示されている。永久磁石回転
子Pは、ここではp=4対のN、Sを持つてい
る。各単位巻線W1〜W4は、それぞれ空間的に
360゜/p=90゜だけ互いにずらして配置され、a,
b,cおよびdを付けて示された4つの部分巻線
の直列回路からなつている。ホール素子H1は部
分巻線W1aに対し軸方向に配置されている。そ
れに対してホール素子H2は、ここでは空間的分
布を好ましくする理由から、部分巻線W2aに対
し軸方向にその近傍に直接配置されるのではな
く、部分巻線W2cの所に配置されている。しか
し、それは部分巻線W2a,W2b又はW2dに
対し軸方向におくこともできる。ホール素子H
1,H2の信号接続端子は信号結合回路Zに導か
れる。この信号結合回路Zにはやはり論理回路L
が後置され、論理回路Lは整流装置Kをデイジタ
ル制御する。例えば部分巻線W1a,W1b,W
1c,W1dの直列回路には巻線電流i1が通流
する。図示の制御信号発信器の機能は第14図の
制御信号発信器の機能に対応するものである。
は1よりも大きい磁極対数pの回転子と組合せて
用いることもできる。同一構成部分は第14図に
おけると同じ符号で示されている。永久磁石回転
子Pは、ここではp=4対のN、Sを持つてい
る。各単位巻線W1〜W4は、それぞれ空間的に
360゜/p=90゜だけ互いにずらして配置され、a,
b,cおよびdを付けて示された4つの部分巻線
の直列回路からなつている。ホール素子H1は部
分巻線W1aに対し軸方向に配置されている。そ
れに対してホール素子H2は、ここでは空間的分
布を好ましくする理由から、部分巻線W2aに対
し軸方向にその近傍に直接配置されるのではな
く、部分巻線W2cの所に配置されている。しか
し、それは部分巻線W2a,W2b又はW2dに
対し軸方向におくこともできる。ホール素子H
1,H2の信号接続端子は信号結合回路Zに導か
れる。この信号結合回路Zにはやはり論理回路L
が後置され、論理回路Lは整流装置Kをデイジタ
ル制御する。例えば部分巻線W1a,W1b,W
1c,W1dの直列回路には巻線電流i1が通流
する。図示の制御信号発信器の機能は第14図の
制御信号発信器の機能に対応するものである。
第1図は電子整流式直流電動機用の本発明によ
る制御信号発信器の第1の実施例を示す接続図、
第2図は第1図の装置で用いられるホール素子の
制御電流回路の並列接続構成の一例を示す接続
図、第3図はホール素子の制御電流回路の直列接
続構成の一例を示す接続図、第4図は本発明によ
る制御信号発信器の第2の実施例を示す接続図、
第5図および第6図は第1図および第4図に示す
ホール素子の出力信号の波形図、第7図はホール
素子の出力信号から論理結合によつて得られる電
圧の波形図、第8図および第9図は第1図または
第4図の制御信号発信器から与えられる制御信号
の時間線図、第10〜13図は電動機巻線電流の
時間線図、第14図は制御信号発信器を有する電
子整流式直流電動機の接続図、第15図は多極回
転子を有する電子整流式直流電動機の接続図であ
る。 M……電子整流式直流電動機、P……永久磁石
回転子、W1〜W2……固定子単位巻線、H1,
H2……ホール素子、K……整流装置、T1〜T
4……スイツチング素子、Z……信号結合回路、
L……論理回路、C1,C2;C3,C4……比
較器。
る制御信号発信器の第1の実施例を示す接続図、
第2図は第1図の装置で用いられるホール素子の
制御電流回路の並列接続構成の一例を示す接続
図、第3図はホール素子の制御電流回路の直列接
続構成の一例を示す接続図、第4図は本発明によ
る制御信号発信器の第2の実施例を示す接続図、
第5図および第6図は第1図および第4図に示す
ホール素子の出力信号の波形図、第7図はホール
素子の出力信号から論理結合によつて得られる電
圧の波形図、第8図および第9図は第1図または
第4図の制御信号発信器から与えられる制御信号
の時間線図、第10〜13図は電動機巻線電流の
時間線図、第14図は制御信号発信器を有する電
子整流式直流電動機の接続図、第15図は多極回
転子を有する電子整流式直流電動機の接続図であ
る。 M……電子整流式直流電動機、P……永久磁石
回転子、W1〜W2……固定子単位巻線、H1,
H2……ホール素子、K……整流装置、T1〜T
4……スイツチング素子、Z……信号結合回路、
L……論理回路、C1,C2;C3,C4……比
較器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電気的および磁気的に互いに90゜ずらして配
置され、かつ回転子の位置に応じたホール信号を
発生する2つのホール素子と、このホール素子の
ホール信号から整流装置のスイツチング素子用制
御信号を導出する評価回路とを備え、評価回路は
信号結合回路およびこれに後置された論理回路を
含み、前記信号結合回路は2つのデイジタル制御
信号を出力し、前記論理回路は、前記両制御信号
が入力として与えられその出力端子に整流装置の
スイツチング素子用制御信号を出力する1アウ
ト・オブ・4論理回路として構成された無整流子
電動機の整流装置用制御信号発信器において、両
ホール素子H1,H2は電動機Mの単位巻線W
1,W2に対し軸方向に配置され、信号結合回路
Zは、入力側が抵抗回路R1,R4を介して前記
ホール素子H1,H2のホール電圧端子1,3,
5,7と接続された2つの比較器C1,C2;C
3,C4を含んでおり、信号結合回路Zによつて
供給される制御信号A,Bのスイツチング時点
は、ホール信号a1,a3,a5,a7の連続す
る2つの零点通過間の時間間隔t2−t1の半分
だけずれていることを特徴とする無整流子電動機
用制御信号発信器。 2 特許請求の範囲第1項記載の制御信号発信器
において、両ホール素子H1,H2はその制御電
流に関して互いに直列に接続されていることを特
徴とする無整流子電動機用制御信号発信器。 3 特許請求の範囲第2項記載の制御信号発信器
において、比較器C1,C2;C3,C4とし
て、開放形増幅器またはヒステリシススイツチと
して接続構成された演算増幅器が設けられている
ことを特徴とする無整流子電動機用制御信号発信
器。 4 特許請求の範囲第2項または第3項記載の制
御信号発信器において、一方のホール素子H1の
各ホール電圧端子1,3は直列に接続された2つ
の抵抗R1を介して他方のホール素子H2の各ホ
ール電圧端子5,7と接続され、前記比較器C
1,C2はその入力端子がそれぞれ一方の抵抗直
列回路R1の中間接続点15,17,35,37
と接続されていることを特徴とする無整流子電動
機用制御信号発信器。 5 特許請求の範囲第2項または第3項記載の制
御信号発信器において、一方のホール素子H1の
一方のホール電圧端子1は他方のホール素子H2
の一方のホール電圧端子7と2つの直列接続抵抗
R4を介して接続され、前記比較器C3,C4は
それぞれ一方の入力端子が両抵抗直列回路R4の
一方の中間接続点15,17と接続され、他方の
入力端子がそれぞれ両ホール素子H1,H2の共
通の制御電流端子4と接続されていることを特徴
とする無整流子電動機用制御信号発信器。 6 特許請求の範囲第2項ないし第5項のいずれ
か1項に記載の制御信号発信器において、抵抗回
路の各抵抗R1,R4はすべて少なくともほぼ等
しい抵抗値を持つていることを特徴とする無整流
子電動機用制御信号発信器。 7 特許請求の範囲第2項ないし第6項のいずれ
か1項に記載の制御信号発信器において、抵抗回
路の少なくとも1つの抵抗R1;R4が調整可能
であることを特徴とする無整流子電動機用制御信
号発信器。 8 特許請求の範囲第1項ないし第7項のいずれ
か1項に記載の制御信号発信器において、論理回
路Lが2つの反転回路U1,U2と4つのAND
ゲートG1〜G4を含んでいることを特徴とする
無整流子電動機用制御信号発信器。 9 特許請求の範囲第1項ないし第7項のいずれ
か1項に記載の制御信号発信器において、論理回
路Lが集積回路であることを特徴とする無整流子
電動機用制御信号発信器。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE2900547A DE2900547C2 (de) | 1979-01-08 | 1979-01-08 | Steuersignalgeber für die Kommutierungseinrichtung eines kollektorlosen Elektronikmotors |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5594592A JPS5594592A (en) | 1980-07-18 |
JPS648555B2 true JPS648555B2 (ja) | 1989-02-14 |
Family
ID=6060201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP81980A Granted JPS5594592A (en) | 1979-01-08 | 1980-01-08 | Control signal generator for rectifier of commutatorless motor |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5594592A (ja) |
DE (1) | DE2900547C2 (ja) |
NL (1) | NL8000080A (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5734200U (ja) * | 1980-07-31 | 1982-02-23 | ||
DE3218740A1 (de) * | 1982-05-18 | 1983-11-24 | Ebm Elektrobau Mulfingen Gmbh & Co, 7119 Mulfingen | Steuerschaltung fuer einen kollektorlosen gleichstrommotor |
DE3414312A1 (de) * | 1984-04-16 | 1985-10-24 | Magnet-Motor Gesellschaft für magnetmotorische Technik mbH, 8130 Starnberg | Elektrisch gesteuerter elektromotor |
DE3543047A1 (de) * | 1985-12-05 | 1987-06-11 | Teldix Gmbh | Kollektorloser gleichstrommotor |
DE4019778A1 (de) * | 1990-06-21 | 1992-01-02 | Bosch Gmbh Robert | Schaltungsanordnung zum betreiben eines mehrphasigen synchronmotors an einem gleichspannungsnetz |
DE4333465A1 (de) * | 1993-09-30 | 1995-04-06 | Thomson Brandt Gmbh | Schaltung zur Steuerung mit mehreren Sensoren |
DE19500900A1 (de) * | 1995-01-13 | 1996-07-18 | Thomson Brandt Gmbh | Motorantrieb |
JP2002243407A (ja) * | 2001-02-14 | 2002-08-28 | Yaskawa Electric Corp | 回転角度検出器およびその装置 |
EP3859873A1 (en) | 2016-10-04 | 2021-08-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Pressure relief case |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2403432B2 (de) * | 1974-01-24 | 1975-11-13 | Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen | Gleichstrommotor mit mehrphasiger Ständerwicklung und durch n Hallgeneratoren gesteuerter elektronischer Kommutierungseinrichtung |
JPS5140517A (en) * | 1974-10-01 | 1976-04-05 | Sekoh Giken Kk | Ichikenshutsusoshi 2 konyoru koritsuno ryokona handotaimootaa |
-
1979
- 1979-01-08 DE DE2900547A patent/DE2900547C2/de not_active Expired
-
1980
- 1980-01-07 NL NL8000080A patent/NL8000080A/nl not_active Application Discontinuation
- 1980-01-08 JP JP81980A patent/JPS5594592A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5594592A (en) | 1980-07-18 |
DE2900547A1 (de) | 1980-07-10 |
NL8000080A (nl) | 1980-07-10 |
DE2900547C2 (de) | 1981-10-01 |
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