JPH033644A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JPH033644A
JPH033644A JP13264189A JP13264189A JPH033644A JP H033644 A JPH033644 A JP H033644A JP 13264189 A JP13264189 A JP 13264189A JP 13264189 A JP13264189 A JP 13264189A JP H033644 A JPH033644 A JP H033644A
Authority
JP
Japan
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conductor pattern
brushless motor
rotor
pattern
insulating sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP13264189A
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English (en)
Inventor
Tomohito Yamashita
智史 山下
Naoko Tsuchiya
土屋 奈緒子
Tetsuo Ito
徹雄 伊東
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Video Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、VTRなどに用いて好適な小型のブラシレス
モータに係り、特に、エツチングやメツキなどによって
形成される駈動用のプリントコイルの構造に関する。
〔従来の技術〕
たとえば、VTRにおける回転ヘッドドラム装置の回転
ドラム北動モータが特開昭55−150125号公報に
記載されている。この駆動モータはブラシレスモータで
あって、固定した中心軸に回転可能に取りつけられた回
転ドラムにロータが、また、固定ドラムにステータが夫
々固定されて構成され。
回転ドラム装置に内蔵されている。ロータに多極に分割
着磁された円環状のロータマグネットを有し、ステータ
には、このロータマグネットに対向して、駆動コイルが
設けられており、駆動コイルに所定通電角だけ通電する
ことにより、ロータマグネットと駆動コイルとの間に反
発力、吸引力が生じてロータが、したがって1回転ドラ
ムが回転する。
また、この回転ヘッドドラム装置には、回転速度信号検
出用の周波数発電器(FG)と回転位置信号検出用のパ
ルス発電器(PG)とが設けられている。FGは、ブラ
シレスモータのロータなどの回転部材に取りつけられた
多極分割着磁のFGマグネットとこれに対向し、固定し
て設けられた感磁性素子とからなり、感磁性素子が回転
するFGマグネットの磁極を検出することにより、ロー
タ、したがって1回転ドラムの回転速度に比例した周波
数の回転周波数信号(FG倍信号を発生する。また、P
Gは、回転ヘッドドラム装置の回転ドラムなどの回転部
材に取りつけられた単磁極の単一のPGマグネットとこ
れと対向し、固定して設けらけたPGコイルとからなり
、PGコイルが回転するPGマグネットを検出すること
により、ロータ、したがって1回転ドラムの回転位置(
回転位相)を表す回転位置信号(PG倍信号を発生する
。FG倍信号回転ドラムの回転速度を規定速度にするた
めの制御に用いられ、PG倍信号回転ドラムの回転位相
を規定の位相にするための制御に用いられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記従来技術においては、FG、PGは互い
に独立に、かつブラシレスモータとも独立に設けられて
おり、しかも、FGマグネット。
PGマグネット、感磁性素子、PGコイルなどの部品で
もって構成されている。このために、これらFG、PC
を設置するためのスペースが必要となり1回転ヘッドド
ラム装置の構成が複雑になるし、規模が大きくなる。こ
れを防止するために。
これらFG、PGをブラシレスモータに配置しようとす
ると、ブラシレスモータの小型化、薄型化が阻害され、
同様にして、回転ヘッドドラムの小型化、薄型化が実現
できない。
また、FGやPGを設けるために、これらの部品の取付
作業や接続作業が必要となり、しかもこれら作業に長時
間を要してコスト高になるという問題があるし、取付部
品の性能不良や取付は精度などにより、FGやPGの性
能、信頼性が低下するという問題があった。
本発明の目的は、かかる問題を解消し、小型。
薄型で高信頼性、低コストのブラシレスモータを提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、エツチングやメ
ツキなどによって駆動用コイルの導体パターン、FG信
号検出用の導体パターンおよびPG信号検出用の導体パ
ターンが形成されている絶縁シートを、ロータのロータ
マグネットに対向して、ステータに設ける。
〔作用〕
エツチングやメツキなどによって絶縁シート上に駆動コ
イルの導体パターンとが設けられてなるプリントコイル
に、同じくエツチングやメツキなどで該絶縁シート上に
さらに導体パターンが形成されていることにより、該導
体パターンによるFGおよびPGの信号発生手段が設け
られている。
FG、PGは夫々ロータの回転によってFG倍信号発生
する。
これらFG、PGはブラシレスモータに内蔵され、しか
も、駆動コイルと同様にFG、PGの信号検出手段が極
めて薄い導体パターンでもって構成されるから、前述の
回転ヘッドドラム装置などのブラシレスモータで駆動さ
れる装置にFG、PGを設ける必要がなくて、この装置
でのFC,PGのためのスペースが必要ではなくなって
かつ構成が簡略化できるし、プリントコイルにFG、P
Gの信号発生手段を設けたとしても、該プリントコイル
は非常に薄いものであって、ブラシレスモータの小型化
、薄型化が実現できる。
また、駆動コイルやFG、PGの信号発生手段の導体パ
ターンはエツチングやメツキなどで同時に絶縁シート上
に形成される。このために、これら信号発生手段の性能
が良好であり、かつ絶縁シートをステータに設けると同
時にこれら信号発生なものとなるし、信頼性も向上する
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図(山)〜(乙)は本発明によるブラシレスモータ
の一実施例を示すものであって、同図(山)はプリント
シートを示す平面図、同図(b)は同図(0−)の一部
の拡大図、同図(c)はロータの磁極面を示す平面図、
同図(乙)はこの実施例のブラシレスモータを備えた回
転ヘッドシリンダ装置を示す断面図であり、1はプリン
トコイル。
2は絶縁シート、3は駆動コイル、4はFG導体パター
ン、5はPC導体パターン、6はリード線引出部、7A
、7Bはスルーホール、8はロータヨーク、9はロータ
マグネット、10はFGマグネット、11はPGマグネ
ット、12は回転ドラム、13は固定ドラム、14はロ
ータリトランス、15A、 15Bは軸受、I6は予圧
バネ、17はヘッドベース、18は回転ヘッド、19は
回転軸、20は回転ディスク、21はバックヨーク、2
2はアースブラシ、23はコイルホルダ、24は固定ア
ーム、25はロータである。
第1図(山)において、中心穴を有する円板状の絶縁シ
ート2上に駆動コイル3.FG導体パターン4.PG導
体パターン5が設けられてプリントコイル1が構成され
ている。これら駆動コイル3、FG導体パターン4.P
G導体パターン5はエツチングやメツキなどで形成され
た導体パターンであり、絶縁シート2の同一面上に同時
に形成されたものである。FG導体パターン4は絶縁シ
ート2上駆動コイル3よりも外周側に配置され、矩形波
状に折り曲げられた一周のパターンをなしている。PG
導体パターン5は駆動コイル3の内周側に一個配置され
ており、第1図(b)に示すように、所定回数巻回され
た渦巻状のパターンをなしている。このPG導体パター
ン5の一方の端子からのリード線は絶縁シート2のリー
ド線引出し部6に導出され、他方の端子からのリード線
は絶縁シートlでPG導体パターン5の中心部に設けら
れたスルーホール7Aを通して絶縁シートの裏面に一旦
引き出され1次いで、絶縁シート2でPG導体パターン
5の外側に設けられたスルーホール7Bを通してリード
線引出部6に導出される。
なお、駆動コイル3.FG導体パターン4の端子からの
リード線も夫々リード線引出し部6に導かれる。また、
絶縁シート2上の各導体パターン3.4.5やリード線
引出し部6の部分以外でリード線とが絶縁コート材で覆
われている。
第1図(C)において、ロータ25では、絶縁シート2
(第1図(山))と直径が略等しい中心穴を有する円板
状のロータヨーク8上に、周方向に多極分割着磁された
円環状のロータマグネット9が設けられ、さらに、この
ロータマグネット9よりも外周側に周方向に多極分割着
磁された円環状のFGマグネットが、ロータマグネット
9よりも内周側に単極性のPGマグネット11が夫々設
けられている。このFGマグネット10におけるN極。
S極の各磁極の長さは、第1図(山)におけるFG導体
パターン4の矩形波の隣り合う2つのエツジ間の長さに
等しく設定されている。
次に、第1図(山)に示したプリントコイル1と第1図
(C)に示したロータ25とからなるブラシレスモータ
を備えた回転ヘッドドラム装置を第1図(乙)により説
明する。
第1図(d、)において、固定ドラム13に軸レーけら
れた回転軸19の上端部に回転ディスク20が固定され
ており、この回転ディスク20に回転ドラム12がネジ
止め固定されている。この回転ドラム12の下面(固定
ドラム13側の面)にはへラドベース17が取りつけら
れ、このヘッドベース17に回転ヘッド18が搭載され
ている。
また、回転ドラム12と固定ドラム13との間にはロー
タリトランス14が配置されている。ロータリトランス
14の回転コア部は回転ディスク20の下面に取りつけ
られ、これに対向して固定コア部が固定ドラム13に取
りつけられている。このロータリトランス14が回転ヘ
ッド18と外部回路との間を電気的に接続する。
さらに、固定シリンダ13の外周面の一部に固定アーム
24が固定され、その先端にアースブラシ22とコイル
ホルダ23とがネジ止め固定されており、このアースブ
ラシ22の先端部の接触子が回転軸19に接触している
。なお、回転軸19の軸受15A、 15B間に予圧バ
ネ16が取りつけられ、これによって軸受15A、15
Bに予圧がかけられている。
かかる構成において、第1図(0−)、(b)に示した
プリントコイル1が、その中心穴に回転ディスク20が
嵌め込まれ、外周部がコイルホルダ23に固定されるよ
うにして、設けられている。また、このプリントコイル
1に対向して、回転ドラム12の上面に、第1図(C)
に示したロータ25が取りつけられている。これらプリ
ントコイル1とロータ25とがブラシレスモータを構成
しており1以上のように取りつけられた状態では、プリ
ントコイル1の駆動コイル3(第1図(山))がロータ
25のロータマグネット9に対向し、同様に、FG導体
パターン4がFGマグネット10に、PG導体パターン
5がPGマグネット11に夫々対向する。プリントコイ
ル1よりも上方に、回転ディスク20に固定されてバッ
クヨーク21が設けられており、ブラシレスモータのス
テータ側の磁路を形成している。
そこで、駆動コイル3に所定の通電角で駆動電流を流す
と、ロータマグネット9との間に反発力。
れにより1回転ドラム122回転ディスク202回転軸
19が一体となって回転し、したがって、回転ヘッド1
8も回転軸19を中心に回転する。記録、再生モード時
では図示しない磁気テープが回転ドラム12、固定ドラ
ム13夫々の外周面に当接して走行しており、この磁気
テープを回転ヘッド18が回転によって走査することに
より、信号の記録または再生が行われる。
また、ロータ25の回転時、プリントコイル1上のFG
導体パターンはロータ25上のFGマグネット10によ
る磁界変化を検出し、回転ドラム12の回転速度に応じ
た周波数のFG倍信号出力する。プリントコイル1上の
PG導体パターンはロータ25上のPCマグネット11
による磁界を検出し1回転ドラム12の回転位相を表す
PG倍信号発生する。
これらFG倍信号PG倍信号第1図(山)におけるリー
ド線引出し部6の各リード線から外部に取り出される。
これらリード線は外部回路に接続されている。
以上のように、この実施例では、FG、PGの信号検出
手段(FG導体パターン4.PG導体パターン)は、絶
縁シート上の導体パターンとして形成されるから、先に
説明した従来技術で用いた感磁性素子や巻線されたPG
コイルなどの大きなスペースを必要とする部品が不要と
なり、これら信号検出手段をブラシレスモータ内に設け
ても。
このブラシレスモータを小型、薄型にすることができる
また、上記信号検出手段は同一絶縁シート上に。
エツチングやメツキなどにより、駆動コイルと同時に形
成することができるから、これら信号検出手段の製造工
程が簡略となり、これらの寸法精度。
絶縁シート2上での配置精度が高まり、しかも、wA総
レシートモータのステータ側への取付けとともにこれら
信号検出手段がブラシレスモータ内に配置されることに
なり、これらの取付作業が大幅に簡略になる。さらに、
絶縁シート2のリード線引出し部6からは各導体パター
ンから引き出されたリード線が出されており、半田付け
などによるて、作業時間の大幅な短縮化が可能となって
生産性が向上し、−層の低コスト化が実現できるし、優
れた性能も得られることになる。
第2図〜第4図は夫々本発明によるブラシレスモータの
他の実施例でのプリントコイルを示す平面図であって、
第1図に対応する部分には同一符号をつけている。
第2図に示す具体例は、第1図(L:L)とは駆動コイ
ル3に対するFG導体パターン4.PG導体パターン5
の配置関係が異なり、FG導体パターン4が絶縁シート
2上卵動コイル3よりも内周側に、PG導体パターン5
が同じく駆動コイル3よりも外周側に夫々配置されてい
る。
また、第3図に示す具体例は、FG導体パターン4.P
G導体パターン5が絶縁シート2上恥動コイル3よりも
内周側に配置され、かつPG導体パターン5がFG導体
パターン4よりも内周側に配置されている。
さらに、第4図に示す具体例は、FG導体パターン4.
PG導体パターン5が絶゛縁シート2上暉パターン5が
FG導体パターンよりも外周側に配置されている。
以上、第2図〜第4図に示したように絶縁シート2上に
各導体パターン3〜5を配置しても、第1図(山)に示
したプリントコイルと同様の効果が得られる。なお、第
2図〜第4図に示した各々の配置関係に応じて、ロータ
25でのロータマグネット9.FGマグネット10. 
P Gマグネット11(第1図(C))の配置が異なる
ことはいうまでもない。
第5図は本発明によるブラシレスモータのさらに他の実
施例のプリントコイルを示す平面図であって、5A、5
Bは第1図(b)で示した構造のPG導体パターンであ
り、第1図に対応する部分には同一符号をつけて説明を
省略する。
この実施例では、2つのPG導体パターン5A。
5Bが絶縁シート2上180°ずれた位置に夫々配置さ
れている。これらPG導体パターン5A、5Bの渦巻方
向が互いに逆であり、これらが磁界を検出して出力する
信号は互いに逆極性となっている。また、これらPG導
体パターン5A、5Bは直列または並列に接続されてお
り、これらの出方信号が互いに逆極性であることがら、
これらがロータマグネット9から磁界を検出しても、こ
れらの出力信号が加算されてこの磁界によるノイズが大
幅に低減される。
また、PG導体パターン5A、5BはPGマグネット1
1を交互に検出するために、正極性のパルスと負極性の
パルスとが交互に配列されるPC信号が得られるが、コ
ンパレータ回路などによって一方の極性のパルスからな
るPG倍信号することができるし、PG倍信号しては不
要となる一方の極性のパルスをこのPG倍信号リセット
パルスとして用いることもできる。
なお、この実施例においても、絶縁シート2上での駆動
コイル、FG導体パターン、PG導体パターンの配置を
第2図〜第4図に示したようにしてもよい。
11g動コイル3.FG導体パターン4.PG導体パタ
ーン5を全て絶縁シート2の同一面上に設けたが、これ
らを絶縁シート2の表面、裏面にわけて設けるようにし
てもよい。
第6図は本発明によるブラシレスモータのさらに他の実
施例を示すものであって、同図(山)はプリントコイル
の表面図、同図(b)は同じく裏面図、同図(Q)はロ
ータを示す平面図であり、前出図面に対応する部分には
同一符号をつけている。
この実施例は、プリントコイル1において、絶縁シート
2の表面(ロータに対向する側の面)には、第6図(山
)に示すように、駆動コイル3のみが設けられ、その裏
面には、第6図(b)に示すように、FG導体パターン
4とPG導体パターン5とが設けられている。また、ロ
ータ25では、第6図(c)に示すように、ロータヨー
ク8に多極分割着磁された円環状のロータマグネット9
とそれより内周側に単磁極のPGマグネット11とが設
けられている。
かかるプリントコイル1とロータ25とは、第1図(d
、)で示したのと同様に、駆動コイル3がロータマグネ
ット9に対向するように、配置されるが。
これとともに、絶縁シート2の裏面側のFG導体パター
ン4.PG導体パターン5が夫々絶縁シート2を介して
ロータマグネット9.PGマグネット11と対向する。
ここで、FG導体パターン4は矩形波状に折り曲げられ
た1巻きの導体パターンであるが、この矩形波状の隣り
合う2つのエツジ間の距離がロータマグネット9の各磁
極の周方向の長さに等しく。
かつこのエツジの長さがロータマグネット9の幅に略等
しく設定されている。PG導体パターン11は第1図(
b)と同様の構造をなしている。
そこで、これらプリントコイル1.ロータ25が第1図
(d、)に示したように取りつけられ、駆動コイル3に
所定の通電角で電流を流してロータ25を回転させると
、PG導体パターン5はPGマグネット11を検出して
PG倍信号発生するが、FG出してFG倍信号発生する
以上のように、この実施例では、先の各実施例と同様の
効果が得られるが、さらにFGマグネットを省略できて
部品点数の削減によるより低コスト化が実現できる。
第7図は本発明によるブラシレスモータのさらに他の実
施例におけるプリントコイルを示す図であって、その表
面と裏面とを半分ずつ示しており、また、第6図(L)
、(b)に対応する部分には同一符号をつけている。
同図において、駆動コイル3.FG導体パターン4.P
G導体パターン5は第6図の夫々と同じ構造をなしてお
り、第6図に示した実施例と同様に、駆動コイル3を絶
縁シート2の表面に、FG導体パターン4とPG導体パ
ターン5とを絶縁シート2の裏面に夫々設けているが、
この裏面では、FG導体パターン4が内周側に、PG導
体パターン5が外周側に夫々設けられている。これとと
もに1図示しないが、ロータでは、第6図(C)の配置
とは逆にロータマグネット9が内周側に、PGマグネッ
ト11が外周側に夫々設けられる・この実施例において
も、FG導体パターン4がロータマグネットの磁界を検
出してFG倍信号発生する。
以上のように、この実施例は第6図に示した実施例とは
FG導体パターン4とPG導体パターン5との配置関係
が逆となっているにすぎず、したがって、第6図に示し
た実施例と同様の効果が得られる。
第8図は本発明によるブラシレスモータのさらに他の実
施例におけるプリントコイルを示す平面図であって、第
6図に対応する部分には同一符号をつけている。
同図において、絶縁シート2の同一面に、同一円周に沿
って駆動コイル3が配置されているが、この円周の一部
に駆動コイル3の代りに第6図(b)におけるFG導体
パターン4と同一形状をなすFG導体パターン4が配置
されている。PG導体パターン5はFG導体パターン4
よりも外周側に配置されている。ロータとしては、第6
図(c)において、ロータマグネット9とPGマグネッ
ト11との配置関係が逆となる構成がとられる。
この実施例においても、FG導体マグネット4はロータ
マグネットの磁界を検出してFG倍信号発生する。した
がって、第6図に示した実施例と同様の効果が得られる
。また、駆動コイル3.FG導体パターン4.PG導体
パターン5と絶縁シートの同一面上に配置することを可
能とし、プリントコイル1の表面を有効に利用すること
ができて、モータの性能を高めることができる。
第9図は本発明によるブラシレスモータのさらに他の実
施例のプリントコイルを示す平面図であって、第8図に
対応する部分に同一符号をつけている。
同図において、絶縁シート2の同一面に、同一円周全体
にわたって駆動コイル3が設けられ、この駆動コイル3
よりも内周側に、第6図(b)のFG導体パターン4と
同様の構造をなし、かつ円弧状のFG導体パターン4が
配置されている。ロータとしては、第6図(C)で駆動
コイル9とPGマグネット11との配置関係が逆となる
構成がとられる。FG導体パターン4と対向する駆動コ
イル3の幅(絶縁シート2の半径方向の長さ)はロータ
マグネットの幅よりも狭く設定され、この駆動コイル3
とFG導体パターン4とがロータマグネットに対向でき
るようにしている。FG導体パターン4が設けられてい
ない部分では、駆動コイル3はFG導体パターン4が配
置される円周部まで伸延し、その幅がロータマグネット
の幅を略等しくして、この駆動コイル3がロータマグネ
ットに幅方向全体にわたって対向するようにする。
以上のように、この実施例においても、FG導体パター
ン4がロータマグネットの磁界を検出することによって
FG倍信号発生することができ、第8図に示した実施例
と同様の効果が得られる。
第10図は本発明によるブラシレスモータのさらに他の
実施例を示し、同図(山)はプリントコイルを示す平面
図、同図(b)は同図(tL)におけるPG信号発生器
の拡大図であって、26はMR(磁性薄膜抵抗)パター
ン、27A、27Bは感知部。
28A、28Bは入力電極、29は出力電極、30は直
流電源であり、前出図面に対応する部分には同一符号を
つけている。
第10図(山)において、絶縁シート2の同一面上に、
第1図(山)と同様に、駆動コイル3.FG導体パター
ン4.MRパターン26からなるP(di号発生器が設
けられている。このプリントコイル1に対するロータと
しては、第1図(c)に示す構成のロータを用いること
ができる。
MRパターン26は、第10図(b)に示すように、2
つの感知部27A、27Bが出力電極29を共通として
接続されてなり、感知部27Aの入力電極28A。
感知部27Bの入力電極28B間に直流型130から直
流電圧が印加される。
第1図(Q)に示したロータ25の回転により、感知部
27A、27BにPGマグネット11(第1図(C))
からの磁界が変化すると、これら感知部27A、27B
の抵抗値が変化し、出力電極29における電圧が変化す
る。この場合、感知部27A、27Bはロータの回転方
向に配置されており、これにより、まず、感知部27A
、27Bの一方にPGマグネットからの磁界が印加され
、次いで、他方にこの磁界が印加される。そこで、感知
部27Aに磁界が印加されるとその抵抗値が変化し、感
知部27Bに磁界が印加されるとその抵抗値が変化する
から、PGマグネットが感知部27A、27Bの部分を
通過するとき。
出力電極29に生ずる電圧が略正弦波状に変化する。
このようにして、MRパターン26からFG倍信号得ら
れ、第1図に示した実施例と同様の効果が得られる。
なお、第10図に示した実施例は、第1図(山)におけ
るプリントコイル1のPG導体パターン5の代りにMR
パターン26を用いたものに相当するが、前出の各実施
例において、PG導体パターン5の代りにこのMRパタ
ーン26を用いてもよい。
MRパターン26を用いると、モータが低速回転する場
合においても、PG倍信号高レベルで発生させることが
でき、ロータ、したがって、回転ドラムの回転位相を精
度良く検出することができる。
なお、上記の各実施例では、モータに1枚のプリントコ
イルを用いるものとしたが、複数枚のプリントコイルを
重ね合わせ、これらプリントコイル間で対応するパター
ンを所望に接続してモータに取りつけるようにしてもよ
い。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明によれば、プリントコイル
として、同一絶縁シート上に駆動コイルと共にFGG号
発生器、PGG号発生器とを導体パターンとして設けた
ものであるから、これらFGG号発生器、PGG号発生
器を設けたとしても、プリントコイルが非常に薄いもの
であって、ステータを薄形にでき、モータの小型、薄形
化が達成できる。
また、これら駆動コイル、FGG号発生器、PGG号発
生器はエツチングやメツキなどによって同時に形成する
ことができるから、これらの配置精度も高くなり、生産
性が大幅に向上して低コスト化が可能となる。
さらに、絶縁シートをモータに取りつけることによって
FGG号発生器、PGG号発生器もモータに取りつけら
れたことになるから、これら信号発生器の取付は作業が
簡単となって作業時間を大幅に短縮できるし、駆動コイ
ルや各信号発生器の端末のリード線引き回しも全て導体
パターンで形成することができるから、リード線の接続
作業が不要となり、信頼性も大幅に向上する。
さらにまた、出力信号の極性が互いに異なるようにした
2つのPGG号発生器を用いることにより、PGG号発
生器がロータマグネットの磁界を検出することによって
PG倍信号混入する雑音成分を除去することができ、P
G倍信号S/Nが向上して回転位相の検出精度が向上す
る。
さらにまた、PGG号発生器としてMRパターンを用い
ることにより、モータの低速回転時でもPG借号を正確
に発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるブラシレスモータの一実施例を示
し、同図(山)はプリントコイルの平面図、同図(b)
は同図(山)におけるPG導導体間同図d、)はこの実
施例が取りつけられたVTRの回転ヘッドドラム装置の
断面図である。第2図〜第5図は夫々本発明によるブラ
シレスモータの他の実施例におけるプリントコイルを示
す平面図である。第6図は本発明によるブラシレスモー
タのさらに他の実施例を示し、同図(LL)はプリント
コイルの表面を示す平面図、同図(b)はその裏面を示
す平面図、同図(c)はロータの平面図である。第7図
〜第9図は夫々本発明によるブラシレスモータのさらに
他の実施例におけるプリントコイルを示す平面図である
。第10図は本発明によるブラシレスモータのさらに他
の実施例を示し、同図(山)はプリントコイルの平面図
、同図(b)は同図(山)におけるMRパターンの拡大
図である。 1・・・プリントコイル、  2川絶縁シート、3・・
・IHIコイル、   4・・・FGG体パターン。 5.5A、5B・・・PGG体パターン、9・・・ロー
タマグネット、 10・・・FGマグネット。 11・・・PGマグネット、 25・・・ロータ、26
・・・MRパターン。 ゐ 1 口 n1 第 乙 尾 す 目 見40 タ5 6 (幻 tb> 晃 呂 第 デ 圓 湊 乙 (C) 多 栴/θ目 (a) (bン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、多極に分割着磁された円環状のロータマグネットを
    有するロータと、該ロータマグネットに対向して駆動コ
    イルが設けられたステータとからなり、該駆動コイルに
    所定通電角だけ通電することにより該ロータが回転する
    ブラシレスモータにおいて、絶縁シート上に該駆動コイ
    ルとしての第1の導体パターンと回転速度信号検出用周
    波数発電器としての第2の導体パターンと回転位置信号
    検出用パルス発電機としての第3の導体パターンとが形
    成されてなるプリントコイルが該ステータに該ロータマ
    グネットに対向して設けられてなることを特徴とするブ
    ラシレスモータ。 2、請求項1において、前記第2の導体パターンは矩形
    波状に折り曲げられた環状パターンであって、前記第3
    の導体パターンは渦巻状パターンであることを特徴とす
    るブラシレスモータ。 3、請求項1または2において、出力極性が互いに異な
    る2個の前記第3の導体パターンを前記絶縁シート上に
    180°の角間隔で配置したことを特徴とするブラシレ
    スモータ。4、請求項1または2において、前記第2の
    導体パターンは、前記絶縁シート上において前記ロータ
    マグネットに対向する領域に設けられ、前記ロータマグ
    ネットからの磁界変化を検出して回転速度信号を発生す
    るように構成したことを特徴とするブラシレスモータ。 5、請求項4において、前記絶縁シートの一方の面に前
    記駆動コイルが、他方の面に前記第2、第3の導体パタ
    ーンが夫々設けられてなることを特徴とするブラシレス
    モータ。 6、請求項4において、前記絶縁シートの同一面に前記
    第1、第2、第3の導体パターンを設けたことを特徴と
    するブラシレスモータ。 7、多極に分割着磁された円環状のロータマグネットを
    有するロータと、該ロータマグネットに対向して駆動コ
    イルが設けられたステータとからなり、該駆動コイルに
    所定通電角だけ通電することにより該ロータが回転する
    ブラシレスモータにおいて、絶縁シート上に該駆動コイ
    ルとしての第1の導体パターンと回転速度信号検出用周
    波数発電器としての第2の導体パターンと回転位置信号
    検出用パルス発電機としての磁性薄膜抵抗パターンとが
    形成されてなるプリントコイルが該ステータに該ロータ
    マグネットに対向して設けられてなることを特徴とする
    ブラシレスモータ。 8、請求項7において、前記第2の導体パターンは矩形
    波状に折り曲げられた環境パターンであることを特徴と
    するブラシレスモータ。 9、請求項7または8において、出力極性が互いに異な
    る2個の前記磁性薄膜抵抗パターンを前記絶縁シート上
    に180゜の角間隔で配置したことを特徴とするブラシ
    レスモータ。
JP13264189A 1989-05-29 1989-05-29 ブラシレスモータ Pending JPH033644A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0610812U (ja) * 1992-07-08 1994-02-10 日本ビクター株式会社 回転位相検出機構付モータ
JP2006292534A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Daido Steel Co Ltd ブラシレスモータのロータ位置検出センサ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0610812U (ja) * 1992-07-08 1994-02-10 日本ビクター株式会社 回転位相検出機構付モータ
JP2006292534A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Daido Steel Co Ltd ブラシレスモータのロータ位置検出センサ

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