JP2021035510A5 - - Google Patents

Claims (17)

1. 第１の気孔率を有し、内部を通る空間を備えた概ね管状を形成する第１の織り込み層と；
   前記第１の気孔率よりも低い第２の気孔率を有し、前記管状の形状の内の前記空間の内に配置される第２の織り込み層（２０２）と
   を備え、
   前記第１および第２の層は、両方の層を通して織り込まれる接続部材（８１４）により形状記憶合金から構成されるワイヤ（１０２、２０２）から形成され；
   前記第１および第２の層は、実質的に同一のピッチを有し、実質的に前記層の間に隙間が無く；
   前記第２の織り込み層（２０２）は、前記第１の織り込み層の内径と等しい直径を有するように編み込まれかつヒートセットされる、装置。
2. 前記第１の織り込み層は、所望の固定力を提供するためのより大型のワイヤブレイド固定ステントであり、前記第２の織り込み層は、血液を方向転換させるためのより小型のワイヤブレイド流れ方向転換層（２０２）である、請求項１に記載の装置。
3. 前記第１の織り込み層および第２の織り込み層（２０２）は、実質的に同じ速度で拡張し、実質的に同一の量で縮小する、請求項１に記載の装置。
4. 前記第１の織り込み層および前記第２の織り込み層（２０２）は、前記装置の近位端の近くおよび前記装置の遠位端で互いに取付けられる、請求項1に記載の装置。
5. 前記第１の織り込み層および前記第２の織り込み層（２０２）は、前記第１の織り込み層と前記第２の織り込み層（０２０）の間に螺旋パターンで織り込まれたサポートワイヤにより互いに取付けられる、請求項１に記載の装置。
6. 前記装置は、２層ステント（２００、２００Ａ、２００Ｂ、２００Ｃ）であり：
   前記第１の織り込み層は、第１の径方向の力を有し、前記第１の織り込み層はそれを通る空間を備えた概ね管状を形成し；
   前記第２の織り込み層（２０２）は、第２の径方向の力を有し、前記第２の織り込み層（２０２）は、前記管状の内の前記空間内に配置され；
   前記２層ステント（２００、２００Ａ，２００Ｂ、２００Ｃ）の前記径方向の力は前記第１の層の前記第１の径方向の力および前記第２の層（２０２）の前記第２の径方向の力の算術的な合計よりも大きい、請求項１に記載の装置。
7. 前記２層ステント（２００、２００Ａ、２００Ｂ、２００Ｃ）の前記径方向の力は、前記第１の層の前記第１の径方向の力および前記第２の層（２０２）の前記第２の径方向の力の算術的な合計よりも少なくとも約３０％大きい、請求項６に記載の装置。
8. 前記装置は、体内で展開された場合に展開力を有する２層ステント（２００、２００Ａ、２００Ｂ、２００Ｃ）であり、前記２層ステントが：
   体内で展開された場合に、前記第１の層と独立した展開力および前記第１の気孔率よりも低い第２の気孔率を有し；
   前記第１および前記第２の織り込み層を含む前記２層ステント（２００、２００Ａ、２００Ｂ、２００Ｃ）の前記展開力は、前記第２の織り込み層（２０２）単独の展開力よりも小さい、請求項１に記載の装置。
9. 前記展開力は、約０．２から０．６ｌｂｓである、請求項８に記載の装置。.
10. 前記第２の織り込み層（２０２）は、１つまたはそれ以上の位置で前記第１の織り込み層に連結される、請求項１に記載の装置。
11. 前記第１の気孔率は、４５％から７０％である、請求項１０に記載の装置。
12. さらに前記接続部材は、前記装置の前記長さに沿った複数の位置で前記第１の織り込み層および前記第２の織り込み層（２０２）に織り込まれたサポートワイヤ（８１４）を備える、請求項１０に記載の装置。
13. 前記サポートワイヤ（８１２）は、螺旋パターンで織り込まれる、請求項１２に記載の装置。
14. 前記サポートワイヤ（８１４）の近位端と、前記サポートワイヤ（８１４）の遠位端は、前記第１の層の位置の周りでそれぞれコイル化される、請求項１２に記載の装置。
15. 前記装置の前記長さに沿った前記複数の位置は、前記装置の遠位端および前記装置の近位端を含む、請求項１０に記載の装置。
16. さらに、前記第１の層と前記第２の層（２０２）とを前記装置の前記長さに沿った前記複数の位置で連結する螺旋状に織り込まれた第２のサポートワイヤおよび第３のサポートワイヤを備える、請求項１２に記載の装置。
17. さらに前記第１の織り込み層および前記第２の織り込み層（２０２）を連結するため前記装置の近位端および中間に織り込まれた第１のサポートワイヤ、および前記第１の織り込み層および前記第２の織り込み層（２０２）を連結するため前記装置の第１の端部の近くおよび中間に織り込まれた第２のサポートワイヤを備える、請求項１０に記載の装置。