JP7298598B2 - ステントデリバリーシステム - Google Patents

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Description

本発明は、体内に留置するステントを留置位置まで搬送するためのステントデリバリーシステムに関する。
胆管その他の消化器系管腔臓器の治療を目的として、各種のステントを体内に挿入・留置する手技が行われている。ステントには、拡張のタイプにより自己拡張型とバルーン拡張型があり、また、樹脂被覆の有無によりカバードステントとベアステントがあり、用途に応じて使い分けられる。また、ステントの形状等についても、単純な円筒状のものだけではなく、種々の形状を有するものが用いられている。たとえば、超音波内視鏡ガイド下胆道ドレナージ(EUS-BD)を施行する場合などにおいて、管腔臓器(たとえば、胃や十二指腸等の消化管)と他の管腔臓器(たとえば、胆管または胆嚢等)をバイパス接続するために用いられるステントにおいて、マイグレーションや体内管腔への穿孔を防止するために、端部にフック等の柔軟な部分を有するものが提案されている(特許文献1参照)。
ところで、自己拡張型のステントは、ステントデリバリーシステムの遠位端に搭載され、留置位置まで運ばれた後に、ステントデリバリーシステムから放出される。ステントデリバリーシステムの構造としては、たとえば、アウターシースを近位端側に相対移動させ、インナーシャフトの遠位端を露出させることで、インナーシャフトとアウターシースの間に搭載されたステントを放出するものが挙げられる。このようなステントデリバリーシステムからステントを放出する際、ステントは、アウターシースとの摩擦力によって生じる軸方向の力に抗して、インナーシャフトの所定位置に留まる必要がある。
しかし、特許文献1に記載されるような端部に柔軟な部分を有するステントをステントデリバリーシステムから放出しようとすると、放出動作の際に柔軟な部分が押しつぶされ、または、アウターシースとインナーシャフトの間に柔軟な部分が引っ掛かり、ステントが本来意図した位置に、適切な形状で放出できない問題が生じ得る。そこで、この問題を解決するためのステントデリバリーシステムとして、インナーシャフトに柔軟な部分を収容するための溝を形成したものが提案されている(特許文献2参照)。このステントデリバリーシステムによれば、ステントの柔軟な部分を溝に収容して、ステントの柔軟な部分以外の部分(円筒部)をインナーシャフトの端面に接触させることによって、端部に柔軟な部分を有するステントを適切に放出することができる。
特開2015-66221号公報 特開2017-176666号公報
しかしながら、特許文献2に記載されたステントデリバリーシステムに端部に柔軟な部分を有するステントを設置しようとするとき、インナーシャフトの溝にステントの柔軟な部分を収容する作業の困難性が高く、作業性の観点において、改良の余地があった。
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、端部に柔軟な部分を有するステントを良好な作業性で設置することができるステントデリバリーシステムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係るステントデリバリーシステムは、
第1の外径を有する第1の部分と、前記第1の部分の遠位端に接続しており前記第1の外径より小さい第2の外径を有する第2の部分と、を有するインナーシャフトと、
前記第1の部分および前記第2の部分に挿通されており、前記第2の部分を覆う第1の状態から、前記第2の部分を遠位端から露出させる第2の状態へ、前記インナーシャフトに対して軸方向に相対移動可能なアウターシースと、
前記第2の部分と前記アウターシースとの間に収容される円筒部と、前記円筒部の近位端に接続しており前記軸方向からの力に対して前記円筒部より変形しやすい柔軟部と、を有するステントと、を有しており、
前記インナーシャフトは、前記第1の部分と前記第2の部分との境界位置に、前記ステントに接触する接触部を有し、
前記接触部は、前記軸方向に垂直な断面において、前記第1の外径以上の外径を有する複数の頂部と、複数の前記頂部の間を直線的に接続する複数の辺部と、を有する。
本発明に係るステントデリバリーシステムは、インナーシャフトがステントに接触する接触部を有しており、接触部が頂部と辺部とを有する。辺部は頂部を直線的に接続しているため、端部に柔軟部を有するステントを設置する際に、辺部とアウターシースとの間に形成される隙間を、ステントの柔軟部が通過できる。これにより、ステントを押し出す際に、接触部の頂部は、ステントの円筒部の近位端に直接接触して、ステントをアウターシースから押し出すことができる。この際、複数の頂部が円筒部を押すことにより、確実かつバランス良くステントを押すことができる。また、辺部とアウターシースとの隙間を柔軟部が通過することにより、柔軟部がアウターシースとインナーシャフトに挟まれる問題を好適に防止でき、しかも、辺部とアウターシースとの隙間に柔軟部を収容する作業は、柔軟部をインナーシャフトに設けた溝に収容する作業等に比して容易であり、作業性が良好である。さらに、接続部に溝を形成する必要がないため、接続部の製造が容易であり、製造バラツキも抑制できる。
また、たとえば、前記軸方向に垂直な断面において、前記頂部の両端部と前記インナーシャフトの中心位置とがなす角θ1は、前記辺部の両端部と前記中心位置とがなす角θ2より小さくてもよい。
角θ1を角θ2より小さくすることにより、辺部とアウターシースとの間に、ステントの柔軟部を配置しやすくなる。
また、たとえば、前記インナーシャフトは、前記第1の外径を有する樹脂製の外管と、前記第2の外径を有しており、前記外管を挿通し、前記外管の遠位端から露出する遠位端が前記第2の部分を構成する内管と、を有してもよい。
内管と外管による2重管構造であるインナーシャフトは、外管の遠位端を加工するか、または外管の遠位端に金属リングを配置することなどにより接触部を形成しやすく製造が容易である。
また、たとえば、前記接触部は、金属リングで構成されていてもよい。
接触部を金属リングで構成することにより、ステント放出動作時において、ステントの円筒部は、比較的硬質の材料である金属リングの頂部に接触することで、より確実かつ安定的に第2の部分に留まることができる。また、接触部を金属リングとすることにより、ステント放出時において、接触部の頂部とアウターシースとの間に生じる摩擦力を抑制することができるため、このようなステントデリバリーシステムは、操作性に優れている。
図1は、本発明の一実施形態に係るステントデリバリーシステムの外観図である。 図2は、図1のステントデリバリーシステムに備えられるステントの一例を表す外観図である。 図3は、図1に示すステントデリバリーシステムの部分拡大図であり、ステントデリバリーシステムに収容されたステントおよびその周辺部分を表している。 図4は、ステントデリバリーシステムにおけるステントの収容部分を、ステントを非表示状態にして表したものである。 図5は、図1に示すステントデリバリーシステムの断面図である。 図6は、図1に示すステントデリバリーシステムに含まれる接触部の外観図である。 図7は、図1に示すステントデリバリーシステムに含まれるインナーシャフトにおける接触部周辺を表す部分拡大図である。 図8は、実施形態および変形例に係る接触部の断面形状を表す断面図である。
本発明のステントデリバリーシステムについて、図1~図8に示す実施形態を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るステントデリバリーシステム10の外観図であり、図1(a)はステント20を収容した第1状態のステントデリバリーシステム10を表しており、図1(b)はステント20を放出する第2状態のステントデリバリーシステム10の遠位端部分を表している。なお、本実施形態では、内視鏡の処置具チャネルを介して消化管に挿入されて、胃または十二指腸と胆管または胆嚢とをバイパス接続するステントを留置するためのステントデリバリーシステム10を例に説明を行うが、ステントデリバリーシステム10の用途は、これに限定されない。また、ステントデリバリーシステム10の説明においては、操作部30が配置される近位端から先端チップ80が配置される遠位端まで、ステントデリバリーシステム10が延在する方向を軸方向として、説明を行う。
図1に示すように、ステントデリバリーシステム10は、ステント20、操作部30、最外管40、アウターシース50、インナーシャフト60および先端チップ80等を有する。ステントデリバリーシステム10の全長は、ステント20の留置位置や搬送経路等によって異なるが、たとえば300~2500mm程度である。
図1(a)に示すように、ステント20は、ステントデリバリーシステム10の遠位端近傍に収容されている。ステントデリバリーシステム10の操作者は、図1(a)に示す第1状態でステント20を体内の留置位置まで搬送した後、ステントデリバリーシステム10を図1(b)に示す第2状態とすることにより、ステント20を放出して留置位置に留置する。
インナーシャフト60は、ステントデリバリーシステム10の近位端に備えられる操作部30から、ステントデリバリーシステム10の遠位端に備えられる先端チップ80まで、軸方向に延びている。図1(a)に示す第1の状態において、インナーシャフト60は、アウターシース50および操作部30のハウジング31等の内部に収容されている。
図1(b)に示すように、インナーシャフト60は、第1の外径を有する第1の部分60aと、第1の部分60aの外径より小さい第2の外径を有する第2の部分60bとを有する。アウターシース50が近位端側に移動した第2の状態では、遠位端にある第2の部分60bが露出する。
図5は、軸方向に垂直な断面によるステントデリバリーシステム10の断面図であり、後述する接続部66(図3参照)より近位端側の位置の断面を表している。図5に示すように、インナーシャフト60は、第1の外径を有する樹脂製の外管64と、第2の外径を有する樹脂製の内管62とを有しており、外管64のルーメンを内管62が挿通する2重管構造を有している。図1(b)および部分拡大図である図4に示すように、内管62の遠位端は、外管64の遠位端および接触部66から露出して、インナーシャフト60の第2の部分60bを構成している。
図5に示すように、内管62の内部には、ステントデリバリーシステム10を体内でガイドワイヤを用いてガイドする際にガイドワイヤが挿通するガイドワイヤルーメン62aが形成されている。図1(b)に示すように、インナーシャフト60の遠位端には、先端チップ80が設けられており、先端チップ80には、ガイドワイヤルーメン62aに連通する貫通孔が形成されている。先端チップ80は樹脂等で作製されており、体内管腔の管壁に接触した際に、これを傷つけることを防止できるように、丸みを帯びた外形状を有している。
図1(b)および図4に示すように、インナーシャフト60は、第1の部分60aと第2の部分60bとの境界位置に、ステントデリバリーシステム10が収容するステント20に接触する接触部66を有する。図4に示す接触部66は、第1の部分60aの遠位端に配置されており、内管62を挿通させる金属リングで構成される。接触部66の外径(半径)は、図8に示す頂部66aの表面からインナーシャフト60の中心位置60cまでの長さで表わされ、本実施形態では外管64(第1の部分60a)の外径(第1の外径)と一致している。ただし、接触部66の外径は、外管64(第1の部分60a)の外径(第1の外径)に対して、完全に一致する必要はなく、外管64(第1の部分60a)の外径(第1の外径)よりも大きい外径を有していてもよい。なお、接触部66を含むインナーシャフト60の詳細構造については後ほど述べる。
内管62および外管64は、可撓性を有しており、その材料としては、ある程度の剛性と摺動性を有する熱可塑性樹脂が好適に用いられる。本実施形態においては、内管62を高剛性の熱可塑性樹脂で形成して、外管64は摺動性に優れる熱可塑性樹脂で形成している。外管64の表面には、アウターシース50との摺動性の向上や、インナーシャフト60の剛性向上のために、コーティング等がなされていてもよい。外管64の外径は0.5~3.0mm程度であるが、特に限定されない。インナーシャフト60の全長は、ステントデリバリーシステム10の全長とほぼ同じである。
図1(a)および図4に示すように、第1の状態において、アウターシース50は、インナーシャフト60の第1の部分60aおよび第2の部分60bに挿通されている。断面図である図5に示すように、アウターシース50の内部には、外管64(第1の部分60a)の外径と略同一か、またはこれより大きい径のルーメンが形成されており、アウターシース50のルーメン内を、インナーシャフト60の内管62および外管64が挿通している。また、図4に示すように、外管64および接触部66が存在しないインナーシャフト60の第2の部分60bでは、内管62の外周面とアウターシース50の内壁との間に隙間が形成され、その隙間にステント20の円筒部22(図2参照)が収容される。
アウターシース50は、図1(a)に示す第1の状態から、図1(b)に示す第2の状態へ、インナーシャフト60に対して軸方向へ相対移動可能である。アウターシース50の近位端は、操作部30におけるハウジング31の内部に収容されている。操作部30は、ハウジング31に取り付けられた操作レバー33の操作に連動して、アウターシース50をインナーシャフト60に対して、軸方向の一方である近位端側に相対移動させる。これにより、ステントデリバリーシステム10は、アウターシース50がインナーシャフト60の第2の部分60bを覆う第1の状態から(図1(a))、ステント20および第2の部分60bを露出する第2の状態へ(図1(b))変化する。なお、操作部30の近傍には、アウターシース50の外周をさらに覆う最外管40が設けられている。操作者がアウターシース50を直接握ると、操作部30によるアウターシース50の移動が妨げられるおそれがあるが、最外管40がアウターシース50を覆うことにより、そのような問題を防止できる。
図5に示すように、アウターシース50は可撓性を有しており、高分子材料からなる樹脂層51と、この樹脂層51に埋設され、複数本の線材を螺旋状に編組してなる編組体52とを有している。編組体52は、アウターシース50のうち、インナーシャフト60の第2の部分60bを覆う遠位端部分を除く部分に設けられている。
樹脂層51を構成する材料としては、アウターシース50を透かしてその内部にあるステント20を目視できる透明な高分子材料が好ましい。たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、エチレン-酢酸ビニル共重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリアミド、ポリエーテルポリアミド、ポリエステルポリアミド、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素系樹脂等の各種樹脂材料や、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリブタジエン系等の各種熱可塑性エラストマーを使用することができる。これらのうち2種以上を組み合わせて使用することもできる。
編組体52は、金属製の線材を複数本編組することにより構成され、全体として管状体をなす。この編組体52において、各々の線材は、螺旋状に巻回された形状を有している。編組体52を構成する線材の材料は、たとえば、金、銀、白金、銅、イリジウム、ニッケル、チタン、タングステン、鉄、アルミニウム、錫、亜鉛などの金属単体、ステンレス鋼、ニクロム鋼、ニッケル-チタン合金、チタン系合金などの合金が挙げられる。なかでも、加工性、強度、耐食性の観点より、SUS304、SUS316等のステンレス鋼を用いることが好ましい。
図2は、ステントデリバリーシステム10に収容されるステント20の外観図である。ステント20は、径方向に向けて力が加えられて弾性変形することによって径方向に収縮し、その力が解除されると収縮状態から自己の弾性力によって径方向に拡張する自己拡張型のステントである。また、本実施形態では、ステント20として、胃または十二指腸と胆管または胆嚢とをバイパス接続する管腔臓器間バイパス用のカバードステントを例に説明を行うが、ステント20の用途および詳細形状については、これに限定されない。たとえば、ステントデリバリーシステム10に収容されるステントは、ベアステントであってもよい。
ステント20は、円筒部22と円筒部22の近位端および遠位端に接続している柔軟部24、28を有している。
図2に示すように、円筒部22は、ジグザグ円環状のストラットをブリッジで軸方向に連結してなるフレーム部22aと、フレーム部22aおよび円筒状のフレーム部22aの外周面を覆うカバー膜22bとを有する。フレーム部22aは、たとえばニッケルチタン合金やコバルトクロム合金などの超弾性合金あるいは形状記憶合金等で構成されるが、他の金属または樹脂で構成されてもよい。
カバー膜22bの材質は特に限定されないが、有機溶媒に溶解し、かつ毒性の少ないポリマー材料が好ましい。カバー膜22bに用いられるポリマー材料としては、たとえば非生体分解性ポリマーや生体分解性ポリマー等が挙げられ、ポリウレタンまたはシリコーン樹脂等の非生体分解性ポリマーが特に好ましい。
円筒部22の軸方向長さは、ステント20の用途によって適宜決定されるが、たとえば10~200mmとすることができる。また、円筒部22の拡張時の外径も、ステント20を留置する箇所などに応じて適宜決定されるが、たとえばφ2~20mm程度とすることができる。なお、円筒部22の縮径時(ステントデリバリーシステム10に収容されている時)の外径は、拡径時(ステントデリバリーシステム10から放出された時)の外径に対して、1/2~1/10程度である。
図2に示すように、円筒部22の近位端に接続する柔軟部24は、円筒部22に比べて柔軟であり、軸方向からの力に対して円筒部22より変形しやすい。柔軟部24は、円筒部22の近位端からのびる複数の線状部材25を有している。線状部材25の一方の端部である基端25aは、円筒部22におけるフレーム部22aに接続しており、他方の端部である先端25bは、基端25aから円筒部22の外側方向に湾曲するように伸びている。
図3等に示すように、ステント20の近位端側の柔軟部24は、ステント20がステントデリバリーシステム10に収容されている間は、線状部材25の先端25bが軸方向に伸ばされた状態で、アウターシース50と接触部66の辺部66bとの間に収容されている。そして、図1(b)に示すようにステントデリバリーシステム10から放出されると、線状部材25の先端25bは、基端25aから円筒部22の外側方向に湾曲するように弾性変形し、図2に示す状態となって体内に留置される。
図2に示すように、線状部材25の先端25bには、丸い先端保護部26が連結されている。先端保護部26は、2本の線状部材25の先端25bに連結されている。円筒部22の近位端に接続する柔軟部24は、円筒部22の円周方向に沿って略等間隔に接続する、合計6本の線状部材25を有しているが、線状部材25の数は特に限定されない。
線状部材25は、弾性変形可能な材料で構成され、たとえば円筒部22のフレーム部22aと同様の材料で構成される。線状部材25の長さは、特に限定されないが、たとえば、10~50mmの範囲で選択されることが好ましい。また、線状部材25の線径は、フレーム部22aを構成するストラットの線径より細いことが好ましい。また、先端保護部26は、線状部材25と同様の材料としてもよく、X線不透過材料で構成してもよい。先端保護部26をX線不透過材料で構成した場合、先端保護部26は、X線マーカーとして機能する。
円筒部22の遠位端に接続する柔軟部28は、円筒部22の近位端に接続する柔軟部24と、その接続位置および形状が対称であることを除き同様である。
ステント20の柔軟部24、28は、ステント20が管腔臓器間をバイパスするように留置された際、径方向に広がることにより管腔臓器の内壁に接触する。柔軟部24、28は、その弾性力によりステント20を支持することにより、ステント20のマイグレーションを効果的に防止できる。また、柔軟部24、28は、ステント20の留置時および留置後において、比較的硬質である円筒部22の遠位端または近位端が体内管腔に強く接触することを防止する緩衝部として機能し、ステント20が体内管腔を傷つける問題を防止できる。
図2に示すステント20の製造方法は、特に限定されないが、たとえばチューブ状若しくはパイプ状の母材を、YAGレーザー等で加工することによりフレーム部22aおよびその両端に接続する柔軟部24、28を一体に成形した後、フレーム部22aのみにカバー膜22bを被覆することにより作製することができる。この場合、線状部材25の湾曲形状は、加工後に癖付けすることにより形成される。なお、柔軟部24、28を構成する線状部材25は、フレーム部22aとは別途形成されたのち、溶接等によりフレーム部22aの遠位端および近位端に固定されてもよい。
図3は、図1(a)に示す第1状態において、ステントデリバリーシステム10に収容されたステント20の周辺部分を示す部分拡大図である。なお、図3では、説明を容易にするために、アウターシース50を透視している。図3に示すように、ステント20の円筒部22は、インナーシャフト60の第2の部分60bと、アウターシース50との間に収容される。また、円筒部22の遠位端に接続する柔軟部28(遠位端柔軟部)も、円筒部22と同様に、第2の部分60bと、アウターシース50との間に収容される。
これに対して、ステント20の近位端に接続される柔軟部24は、インナーシャフト60の第1の部分60aの遠位端に配置された接触部66の辺部66b(図3参照)とアウターシース50との間に収容されている。図4は、図3に示すステント20の収容部分を、ステント20を非表示状態にして表したものであり、図4と図3とを比較することにより、柔軟部24が、接触部66の辺部66b(図3参照)とアウターシース50との間に収容されることが理解できる。
図6は、接触部66を構成する金属リングの外観図である。接触部66は、軸方向に伸びる略多角柱状の外形状を有している。接触部66の中央には、軸方向に貫通する貫通孔66cが形成されている。図7に示すように、接触部66の貫通孔66cは、インナーシャフト60の内管62に挿通されている。
図7に示すように、接触部66は、外管64の遠位端から露出した内管62における近位端の外周面に形成されるリング設置部62bに取り付けられている。接触部66の近位端側の端面は、外管64の遠位端側の端面である外管遠位端面64bに接触している。これにより、接触部66がステント20を押し出す力は、外管遠位端面64bによって確実に受け止められる。
図8(a)は、接触部66の軸方向に垂直な断面を表している。図8(a)に示すように、接触部66は、軸方向に垂直な断面において、外管64(第1の部分60a)の外径と略一致した外径を有する3つの頂部66aを有する。頂部66aの外表面は、軸方向から見て外管64の外周面と略一致する円弧形状を有しており、3つの頂部66aは、周方向に等間隔(120°間隔)で配置されている。
図8(a)に示すように、接触部66は、3つの頂部66aの間を直線的に接続する3つの辺部66bを有している。頂部66aの両端部と中心位置60cとがなす角θ1は、辺部66bの両端部と中心位置60cとがなす角θ2より小さくなっており、ステントデリバリーシステム10が第1状態であるとき、辺部66bとアウターシース50との隙間が大きく確保される。θ1/θ2の値は、たとえば、0.1~0.9とすることができる。なお、本明細書において、「直線的に接続する」の「直線的に」は、厳密な意味で辺部が直線状であることを意味するものではなく、本発明を逸脱しない範囲において、より具体的には、辺部とアウターシースとの間に形成される隙間にステントの柔軟部が容易に収容できる限りにおいて、辺部の一部または全部が折れ線状や曲線状であることを妨げない。
接触部66の複数の頂部66aは、中心位置60cに対する配置が異なるが、互いに同じ形状を有する。また、複数の辺部66bについても、頂部66aと同様に、中心位置60cに対する配置が異なるが、互いに同じ形状を有する。ただし、複数の頂部66aまたは複数の辺部66bは、互いに異なる形状を有していてもよい。
図3に示すようにステントデリバリーシステム10内に収容されているステント20において、円筒部22の近位端に接続する柔軟部24は、接触部66における3つの辺部66bとアウターシース50との間に形成される隙間をそれぞれ通過して、近位端側に伸びている。ステントデリバリーシステム10が第1の状態である場合、接触部66の外側は、アウターシース50に覆われるため、図2のように外側に向けて湾曲する癖付けが施されている線状部材25であっても、線状部材25を弾性変形により伸ばして辺部66bに近づけ、その復元を外側からアウターシース50で押さえつけることにより、好適に辺部66bとアウターシース50の間に収容される。
近位端側の柔軟部24を構成する6本の線状部材25は、各辺部66bとアウターシース50との隙間に、2本ずつ均等に収容されている。ただし、各辺部66bとアウターシース50との隙間に収容される線状部材25の数は、互いに異なっていてもよい。
図3に示すように、円筒部22の近位端に接続する柔軟部24が、辺部66bとアウターシース50との間に形成される隙間を通過することにより、接触部66は、ステント20における円筒部22の近位端に対して、直接接触することができる。すなわち、図7に示す接触部66の頂部66aは、アウターシース50によって収縮状態に保たれているステント20の円筒部22の外径と略等しい外径を有する。このため、接触部66の頂部66a周辺における接触部遠位端面66dは、ステントデリバリーシステム10がステント20を放出するとき、ステント20の円筒部22の近位端に接触し、円筒部22に対して直接、ステント20を遠位端側に押す力を作用させることができる。
接触部66を構成する金属リングの材質は、外管64を構成する樹脂より硬質の金属または合金であれば特に限定されず、ステンレス、金、白金、タングステン等とすることができ、また、金、白金、タングステン等のX線不透過材料とすることにより、接触部66がX線不透過マーカーとなるため好ましい。接触部66は、角柱状または円柱状の材料を準備した後、これを機械加工することによって頂部66a、辺部66bおよび貫通孔66cを形成したり、図6に示す形状の金属リングを鋳造したりすることにより作製できるが、接触部66の作製方法は特に限定されない。
図7に示すように、接触部66は、たとえば接着等により内管62のリング設置部62bに固定されるが、接触部66の固定方法は特に限定されない。
上述したように、ステントデリバリーシステム10では、ステント20の円筒部22を設置する第2の部分60bの近位端側に配置される接触部66が、複数の頂部66aと複数の辺部66bとを有する。辺部66bは頂部66aを直線的に接続しているため、辺部66bとアウターシース50との間に形成される隙間を、柔軟部24が通過できる。これにより、接触部66の頂部66aは、ステント20を放出する際に、ステント20の円筒部22の近位端に直接接触して、ステント20をアウターシース50から押し出すことができる。この際、複数の頂部66aが円筒部22を押すことにより、確実かつバランス良くステント20を押すことができる。
ステントデリバリーシステム10は、ステント20の近位端側の柔軟部24を、インナーシャフト60における第1部分60aの遠位端部に配置される接触部66の辺部66bとアウターシース50との間に形成される隙間に収容できる。柔軟部24に含まれる線状部材25は、図3に示すように軸方向に沿って伸ばされた状態で収容されていてもよいが、線状部材25は、湾曲しているか、または折りたたまれた状態で、辺部66bとアウターシース50との間に収容されていてもよい。また、線状部材25の先端25bは、接触部66より近位端側に位置していてもよく、この場合、外管64の遠位端部に、線状部材25や先端保護部26を収容する溝や切り欠きなどが形成されていてもよい。
図7に示すような接触部66は、単純な形状を有しているため、成形や機械加工によって容易に製造することができ、また、寸法精度も良好である。なお、図8(a)に示すように、接触部66における頂部66aと辺部66bとは直接接続されているが、接触部66の形状はこれに限定されない。たとえば、接触部66における頂部66aと辺部66bとの間に、他のR形状、面取り形状または溝形状などが形成されていてもよい。
ステントデリバリーシステム10では、ステント20の放出動作の際に、円筒部22が近位端側へ向かう力を受けた場合であっても、円筒部22の近位端側端面が、接触部66の遠位端側端面に適切に押し当てられ、円筒部22は第2の部分60bに留まることができる。したがって、ステントデリバリーシステム10では、柔軟部24を押しつぶすことなく、ステント20の放出動作を円滑に行うことができる。また、図7に示すように、接触部66を外管64の外管遠位端面64bに接触させて配置することにより、ステント20の放出動作において、円筒部22からの力を、接触部66および外管64が安定して受け止めることができる。このため、ステントデリバリーシステム10は、ステント20の放出動作を円滑に行うことが可能である。また、ステントデリバリーシステム10に、ステント20を設置する際に、辺部66bとアウターシース50との隙間に柔軟部24を収容する作業は、良好な作業性で行うことができる。
以上、実施形態を示しつつ本発明の特徴を説明したが、本発明はこれらの実施形態に示される具体的態様に限定されるものではなく、様々な他の実施形態を含むことは言うまでもない。たとえば、ステントデリバリーシステム10では、図4に示すように、接触部66が金属リングで構成されているが、接触部66としてはこれに限定されず、接触部は樹脂製のリングを用いて構成してもよく、外管64などの第1の部分60aに含まれる部材の遠位端を加工して接触部を構成してもよい。
また、接触部66の形状は、図6および図8(a)に示すような3つの頂部66aと3つの辺部66bを有するもののみに限定されず、接触部は、三角柱状以外の角柱状の外形状を有していてもよい。図8(b)は、第1変形例に係る接触部166の軸方向に垂直な断面を示している。接触部166は、2つの頂部166aと2つの辺部166bとを有している。図8(c)は、第2変形例に係る接触部266の軸方向に垂直な断面を示している。接触部266は、4つの頂部266aと4つの辺部266bとを有している。接触部66の代わりに、第1または第2変形例に係る接触部166、266を用いたステントデリバリーシステムも、図1~図7に示すステントデリバリーシステム10と同様の効果を奏する。
図8(d)は、第3変形例に係る接触部366の軸方向に垂直な断面を示している。接触部366は、6つの頂部366aと6つの辺部366bとを有している。また、接触部366の頂部366aは、隣接する2つの辺部366bの接続点となっている。このような接触部366を、接触部66の代わりにステントデリバリーシステム10に適用することも可能である。
10…ステントデリバリーシステム
20…ステント
22…円筒部
22a…フレーム部
22b…カバー膜
24、28…柔軟部
25…線状部材
25a…基端
25b…先端
26…先端保護部
30…操作部
31…ハウジング
33…操作レバー
40…最外管
50…アウターシース
52…編組体
60…インナーシャフト
60a…第1の部分
60b…第2の部分
60c…中心位置
62…内管
62a…ガイドワイヤルーメン
62b…リング設置部
64…外管
64b…外管遠位端面
66…接触部
66a…頂部
66b…辺部
66c…貫通孔
66d…接触部遠位端面
θ1、θ2…角
80…先端チップ

Claims (3)

  1. 第1の外径を有する第1の部分と、前記第1の部分の遠位端に接続しており前記第1の外径より小さい第2の外径を有する第2の部分と、を有するインナーシャフトと、
    前記第1の部分および前記第2の部分に挿通されており、前記第2の部分を覆う第1の状態から、前記第2の部分を遠位端から露出させる第2の状態へ、前記インナーシャフトに対して軸方向に相対移動可能なアウターシースと、
    前記第2の部分と前記アウターシースとの間に収容される円筒部と、前記円筒部の近位端に接続しており前記軸方向からの力に対して前記円筒部より変形しやすい柔軟部と、を有するステントと、を有しており、
    前記インナーシャフトは、前記第1の部分と前記第2の部分との境界位置に、前記ステントに接触することができる接触部を有し、
    前記接触部は、前記軸方向に垂直な断面において、前記第1の外径以上の外径を有する複数の頂部と、複数の前記頂部の間を直線的に接続する複数の辺部と、を有し、
    前記ステントを前記第2の部分に配置して前記アウターシース内に収容した状態で、前記柔軟部は前記辺部と前記アウターシースとの間に形成される隙間に収容され、
    前記第1の状態から前記第2の状態となるように前記インナーシャフトに対して前記アウターシースを軸方向に相対移動して前記ステントを放出するときに、前記接触部の遠位端面は前記円筒部の近位端に近位端側から接触して前記ステントを押し出すことを特徴とするステントデリバリーシステム。
  2. 前記軸方向に垂直な断面において、前記頂部の両端部と前記インナーシャフトの中心位置とがなす角θ1は、前記辺部の両端部と前記中心位置とがなす角θ2より小さいことを特徴とする請求項1に記載のステントデリバリーシステム。
  3. 前記インナーシャフトは、前記第1の外径を有する樹脂製の外管と、前記第2の外径を有しており、前記外管を挿通し、前記外管の遠位端から露出する遠位端が前記第2の部分を構成する内管と、を有する請求項1又は請求項2に記載のステントデリバリーシステム。
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